JPH047219Y2 - - Google Patents

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JPH047219Y2
JPH047219Y2 JP1985044836U JP4483685U JPH047219Y2 JP H047219 Y2 JPH047219 Y2 JP H047219Y2 JP 1985044836 U JP1985044836 U JP 1985044836U JP 4483685 U JP4483685 U JP 4483685U JP H047219 Y2 JPH047219 Y2 JP H047219Y2
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wave
mooring
seabed
inclined wall
force
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JP1985044836U
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JPS61164316U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、沖合の大水深ないしは中水深位置に
係留して設置する浮防波堤に関する。
(従来の技術) 従来、浮防波堤としては空気タンク状をした浮
きを水面上に浮かべアンカーによつて海底に係留
し、その浮きを波の上下に抵抗させて波の進行を
遮断させるようにしたものや(実開昭49−79039
号)同様の浮きの上下に波遮閉用の板材等を突設
したもの(特公昭42−14029号)が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の浮防波堤ではアンカーによつ
て浮きの上昇を阻止させる構造であるため係留の
信頼性に問題があり、また消波できる波の範囲が
限られたものであり、年間を通して充分な消波効
果が得られないという問題があつた。
本考案はこのような従来の問題にかんがみ、海
底に設置した重力式の防波堤と略同様の消波効果
が得られ、しかも係留の信頼性が充分な浮防波堤
の提供を目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 上述の如き問題点を解決するための本考案の構
成は、海底に構築した係留基礎体に対して回動自
在に連結させた傾斜壁を備え、該傾斜壁はその前
面を波の進行側に対向させるとともに上側を後方
にねかせた状態に傾斜させ、上端が水面上に突出
する長さとなし、かつ下端が海底の近傍まで延設
し、該傾斜壁の上部背面に該傾斜壁と一体に成形
した浮力体を備えてなる浮防波堤に存する。
(作用) 而して、この浮防波堤は後方に傾斜した傾斜壁
の前面に打ち寄せた波は、その傾斜面をかけ上
り、自らのエネルギーを消費し、その戻り時に、
次の波の谷部を埋め、あるいは次の波頭と衝突し
てエネルギーを減衰させる。
また、このとき波力は浮力体に対しては水平方
向と、垂直下向き方向とに分けられ、浮力体の浮
力がこれに対抗することとなり、係留基礎に対し
ては水平方向の力しか作用しない。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を図面について説明す
る。
この浮防波堤は、海底に構築した係留基礎体1
を有している。この基礎体1は海底に埋設した基
礎杭1aの上面にコンクリート基礎1bが一体に
設けられ、その上面にヒンジ2を構成する係留具
2aが突設されている。
この係留基礎体1には傾斜壁3の下端が係留さ
れている。傾斜壁3はコンクリートをもつて成形
され、その下端面に係留金具2bが突出され、こ
れが前述した係留具2aに対して回転自在なヒン
ジ2として連結することにより、傾斜壁3の下端
が海底の近防まで延設されている。
また傾斜壁3は水平に対して略30°程度の角度
に上方を後部へ傾斜させた状態で、高潮位時にも
上端が消波に充分なだけ水面上に突出する長さに
形成され、その上端に波返し4が一体に成形され
ている。
傾斜壁3の背面にはこれと一体に中空状の浮力
体5が成形されている。
この浮力体5は前述した潮位状態のとき傾斜壁
3が略30度程度の角度を保持できる浮力が得られ
るように成形されている。
このように構成される傾斜壁3及び浮力体5か
らなる耐波構造体は、ケーソンヤード、ドライド
ツク、グレイヴイングドツグ、フローテイングド
ツグ等において建造される。
建造された構造体は、自己浮遊状態でタグボー
トにより洩航するかバージに積載して運搬する。
これを据付場所で進水させ、係留基礎体1とヒ
ンジ結合させる。なお耐波構造体の内部は水密区
画で分割され、注排水により沈降、浮上ができる
ものとする。
なお、上述の実施例では傾斜壁及び浮力体をコ
ンクリートをもつて建造しているがこの他、鋼材
をもつて製作してもよく、また傾斜面に凹凸を設
けて消波させるようにしてもよいものである。
このように構成される浮防波堤の波力に対する
力の釣合を第2図について説明すると、 図中 Hは水平浮力の合力 hは水深 α・hは水平波力の作用位置 Wは構造体の重量 Uは構造体に働く浮力 eは重量と浮力の作用点間隔 Rhは基礎の水平反力 Rvは基礎の鉛直反力 huは浮力の作用高さ を示している。
このときの水平方向の力の釣合は H−Rh=OよりRh=H 鉛直方向の力の釣合は U−W+Ru=OよりRu=W−U ヒンジ点のまわりのモーメントの釣合は Hαh−Uhucotθ+W(hucotθ−e)=O よりU=Hαh/hutanθ+(1−e/hutanθ)W となる 今仮に h≒hu=10m H=60t/m α=0.7 θ=30° e=0 と仮定すると、このときの必要浮力は U=60×0.7×0.577+W=24.2+W(t/m)とな
る。
(考案の効果) 本考案の浮防波堤は上述の如く構成され、傾斜
壁を前面を波の進行側に対向させて後方にねかせ
た状態にして背面の浮力体により支持させるとと
もに、下端を海底近傍まで延設して海底の係留基
礎体に係留させたことにより、波力は係留基礎体
に対して水平方向の分力が、また浮力体に対して
下向きの分力が作用することとなり、係留基礎に
対して上向き力が作用しなくなり係留の信頼性が
著しく高くなつたものであり、また波力は傾斜壁
前面の斜面にて重力式の防波堤と略同様の消波効
果が得られ広範囲の波高の波に対して良好な消波
作用が得られることとなつたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は縦断面図、第2図は力の釣合い状態を示す線
図である。 1……係留基礎体、2……ヒンジ、3……傾斜
壁、5……浮力体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海底に構築した係留基礎体に対して回動自在に
    連結させた傾斜壁を備え、該傾斜壁はその前面を
    波の進行側に対向させるとともに上側を後方にね
    かせた状態に傾斜させ、上端が水面上に突出する
    長さとなし、かつ下端が海底の近傍まで延設し、
    該傾斜壁の上部背面に該傾斜壁と一体に成形した
    浮力体を備えてなる浮防波堤。
JP1985044836U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH047219Y2 (ja)

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JP1985044836U JPH047219Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP1985044836U JPH047219Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61164316U JPS61164316U (ja) 1986-10-11
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JP5067703B1 (ja) * 2011-11-21 2012-11-07 隆章 渡島 海上浮揚式消波装置及びこれを用いた海波減衰システム

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JPS61164316U (ja) 1986-10-11

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