JPH0472650B2 - - Google Patents
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- JPH0472650B2 JPH0472650B2 JP59024789A JP2478984A JPH0472650B2 JP H0472650 B2 JPH0472650 B2 JP H0472650B2 JP 59024789 A JP59024789 A JP 59024789A JP 2478984 A JP2478984 A JP 2478984A JP H0472650 B2 JPH0472650 B2 JP H0472650B2
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- JP
- Japan
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- wire electrode
- tension
- brake
- machining
- wire
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はワイヤカツト放電加工装置に係わり、
特にワイヤカツト放電加工に於いて所定速度で軸
線方向に走行移動する加工部ワイヤ電極に所定張
力を付与するためのブレーキ装置に関する。
特にワイヤカツト放電加工に於いて所定速度で軸
線方向に走行移動する加工部ワイヤ電極に所定張
力を付与するためのブレーキ装置に関する。
貯蔵リールから引き出したワイヤ電極を一対の
位置決めガイドに装架し、該一対の位置決めガイ
ド間のワイヤ電極に微小間隙を介して被加工体を
対向配置し、被加工体と対向する加工部のワイヤ
電極に引張り駆動装置とブレーキ装置とにより所
定の張力を付与した状態で該ワイヤ電極を軸線方
向に走行移動させ、被加工体とワイヤ電極間の加
工間隙に加工液を介在させた状態で両者間に電圧
パルスを印加して繰り返し放電を発生させると共
に前記対向方向と直交する方向の予定加工形状の
相対的な加工送りを与えて所望輪郭形状の切抜
き、切取り加工を行なうワイヤカツト放電加工装
置に於いて、所定速度で走行移動する加工部のワ
イヤ電極に所定張力を付与する手段としては、従
来からワイヤ電極走行経路に於ける一対の位置決
めガイドの前側と後側にワイヤ電極を挾持するキ
ヤプスタンとピンチローラとを夫々設け、ワイヤ
電極送り出し側のキヤプスタンの回転速度をワイ
ヤ電極巻取側のキヤプスタンの回転速度よりも所
定速度遅くしてブレーキ力を作用させたり、或い
はワイヤ電極巻取側はキヤプスタンによつて引張
り、送り出し側にはブレーキローラを配置して、
ピンチローラとの間にワイヤ電極を挾持させるか
ブレーキローラにワイヤ電極を巻回して張力を発
生させる方法が用いられており、いずれの方法に
於いても、ブレーキ力を作用させるブレーキ装置
は一個設けられるのが普通である。
位置決めガイドに装架し、該一対の位置決めガイ
ド間のワイヤ電極に微小間隙を介して被加工体を
対向配置し、被加工体と対向する加工部のワイヤ
電極に引張り駆動装置とブレーキ装置とにより所
定の張力を付与した状態で該ワイヤ電極を軸線方
向に走行移動させ、被加工体とワイヤ電極間の加
工間隙に加工液を介在させた状態で両者間に電圧
パルスを印加して繰り返し放電を発生させると共
に前記対向方向と直交する方向の予定加工形状の
相対的な加工送りを与えて所望輪郭形状の切抜
き、切取り加工を行なうワイヤカツト放電加工装
置に於いて、所定速度で走行移動する加工部のワ
イヤ電極に所定張力を付与する手段としては、従
来からワイヤ電極走行経路に於ける一対の位置決
めガイドの前側と後側にワイヤ電極を挾持するキ
ヤプスタンとピンチローラとを夫々設け、ワイヤ
電極送り出し側のキヤプスタンの回転速度をワイ
ヤ電極巻取側のキヤプスタンの回転速度よりも所
定速度遅くしてブレーキ力を作用させたり、或い
はワイヤ電極巻取側はキヤプスタンによつて引張
り、送り出し側にはブレーキローラを配置して、
ピンチローラとの間にワイヤ電極を挾持させるか
ブレーキローラにワイヤ電極を巻回して張力を発
生させる方法が用いられており、いずれの方法に
於いても、ブレーキ力を作用させるブレーキ装置
は一個設けられるのが普通である。
ワイヤカツト放電加工に於いて加工部のワイヤ
電極の張力が変動すると該ワイヤ電極に振動が生
じ、この振動が不規則的に発生すると、短絡を起
こして断線したり、加工溝幅が不均一となつて加
工精度を悪化させると共に加工除去量が増大する
ことにより、加工速度も低下することになる。こ
のため、高精度、高速度の加工を行なうためには
加工部のワイヤ電極の張力を変動幅の少ない安定
した所定の張力に保持することが必要である。
電極の張力が変動すると該ワイヤ電極に振動が生
じ、この振動が不規則的に発生すると、短絡を起
こして断線したり、加工溝幅が不均一となつて加
工精度を悪化させると共に加工除去量が増大する
ことにより、加工速度も低下することになる。こ
のため、高精度、高速度の加工を行なうためには
加工部のワイヤ電極の張力を変動幅の少ない安定
した所定の張力に保持することが必要である。
然し、ブレーキ力を作用するキヤプスタン又は
ブレーキローラのワイヤ電極圧設面に於いて微小
な断続的な滑り(ステイツクスリツプ)が常に生
じており、この断続的な滑りによつて張力が変動
しワイヤ電極に振動を生起させることになる。そ
して、このようにして生じるワイヤ電極の振動を
従来のブレーキ装置では防止することは出来な
い。
ブレーキローラのワイヤ電極圧設面に於いて微小
な断続的な滑り(ステイツクスリツプ)が常に生
じており、この断続的な滑りによつて張力が変動
しワイヤ電極に振動を生起させることになる。そ
して、このようにして生じるワイヤ電極の振動を
従来のブレーキ装置では防止することは出来な
い。
又、加工部のワイヤ電極には放電圧力が作用し
て加工進行方向後ろ側に湾曲し易く、このような
撓みが生じると特に角部の加工精度を悪化させる
ことになるため、ワイヤ電極にはなるべく高い張
力を付与して撓みを防止することが望ましい。
又、張力を高くすれば、放電圧力や加工屑を含有
する加工液の流れによつて生ずるワイヤ電極の振
動の振幅を小さく抑えることができる。一方ワイ
ヤ電極としては通常0.05〜0.5mmφ程度の細線が
加工目的に応じて用いられ、使用するワイヤ電極
の径と材質によつて付与張力の実用上の限界が
夫々異なる。このため、ブレーキ装置としては広
範囲の張力を付与し得る装置が要求されるが、一
個のブレーキ装置で広範囲の張力を付与し得るよ
うに構成すると、低い張力範囲に於いては付与張
力が不安定になりがちで、又、高い張力範囲では
前記ステイツクスリツプによる張力の変動が大き
くなるため、従来のブレーキ装置ではこのような
要請に対応することは困難であつた。
て加工進行方向後ろ側に湾曲し易く、このような
撓みが生じると特に角部の加工精度を悪化させる
ことになるため、ワイヤ電極にはなるべく高い張
力を付与して撓みを防止することが望ましい。
又、張力を高くすれば、放電圧力や加工屑を含有
する加工液の流れによつて生ずるワイヤ電極の振
動の振幅を小さく抑えることができる。一方ワイ
ヤ電極としては通常0.05〜0.5mmφ程度の細線が
加工目的に応じて用いられ、使用するワイヤ電極
の径と材質によつて付与張力の実用上の限界が
夫々異なる。このため、ブレーキ装置としては広
範囲の張力を付与し得る装置が要求されるが、一
個のブレーキ装置で広範囲の張力を付与し得るよ
うに構成すると、低い張力範囲に於いては付与張
力が不安定になりがちで、又、高い張力範囲では
前記ステイツクスリツプによる張力の変動が大き
くなるため、従来のブレーキ装置ではこのような
要請に対応することは困難であつた。
本発明は、このような従来技術の有する問題点
に鑑みブレーキ力を作用するキヤプスタンやブレ
ーキローラのワイヤ電極圧接面に於いて常に発生
している微小な断続的な滑りによる張力の変動を
できるだけ小さく抑えてワイヤ電極の振動を防止
することのできるブレーキ装置を具備したワイヤ
カツト放電加工装置の提供を目的とする。又、低
い張力も安定して付与することができると共に高
い張力状態に於いても張力の変動を小さく抑える
ことができ、低い張力から高い張力まで広範囲の
付与張力に対応し得るブレーキ装置を具備したワ
イヤカツト放電加工装置の提供を目的とする。
に鑑みブレーキ力を作用するキヤプスタンやブレ
ーキローラのワイヤ電極圧接面に於いて常に発生
している微小な断続的な滑りによる張力の変動を
できるだけ小さく抑えてワイヤ電極の振動を防止
することのできるブレーキ装置を具備したワイヤ
カツト放電加工装置の提供を目的とする。又、低
い張力も安定して付与することができると共に高
い張力状態に於いても張力の変動を小さく抑える
ことができ、低い張力から高い張力まで広範囲の
付与張力に対応し得るブレーキ装置を具備したワ
イヤカツト放電加工装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明のワイヤカツ
ト放電加工装置は、加工部のワイヤ電極に所定の
張力を付与するためのブレーキ装置を、貯蔵リー
ルから位置決めガイドに到るワイヤ電極走行経路
に設けた複数個のブレーキ装置から構成し、該複
数個のブレーキ装置のブレーキ力を制御する制御
装置を設けて成ることを特徴とする。
ト放電加工装置は、加工部のワイヤ電極に所定の
張力を付与するためのブレーキ装置を、貯蔵リー
ルから位置決めガイドに到るワイヤ電極走行経路
に設けた複数個のブレーキ装置から構成し、該複
数個のブレーキ装置のブレーキ力を制御する制御
装置を設けて成ることを特徴とする。
貯蔵リールから位置決めガイドに到るワイヤ電
極走行経路に複数N個のブレーキ装置を設けるこ
とにより、一個のブレーキ装置による所要付与張
力が従来の1/Nと小さくなるため、各ブレーキ
装置に於ける前記ステイツクスリツプによる張力
の変動が小さく、且つ、張力の変動は各ブレーキ
装置に於いて同期して発生するわけではなく、ラ
ンダムに発生するものであるから、全ブレーキ装
置に於いて生じる張力の変動が従来よりも小さく
抑えられ、加工部のワイヤ電極の振動が防止され
る。又、一個のブレーキ装置に於ける張力の変動
により生じたワイヤ電極の振動は隣接する次のブ
レーキ装置によつて大部分が吸収され、それより
後段の走行経路のワイヤ電極にまで振動が伝播ん
することは殆んど無いから、ブレーキ装置に於け
る前記ステイツクスリツプを原因とする加工部の
ワイヤ電極の振動を従来よりも防止することがで
きる。又、各ブレーキ装置としては比較的低い張
力を繊細に精度良く付与し得るものを使用するこ
とにより、全ブレーキ装置としては高い張力の付
与にも対応することができるから低張力から高張
力まで精度良く安定した張力付与を行うことがで
きる。又、前記制御装置により複数個のブレーキ
装置の適宜個数を選択作動させ、低張力の場合は
一個又は少数個を、高張力の場合は多数個を選択
して作動させるようにしても、低い張力に於いて
繊細な安定した張力付与を行うことができると共
に、高い張力に於いても変動の少ない張力付与を
行うことができ、低い張力から高い張力まで広範
囲の付与張力に良好に対応し得る。
極走行経路に複数N個のブレーキ装置を設けるこ
とにより、一個のブレーキ装置による所要付与張
力が従来の1/Nと小さくなるため、各ブレーキ
装置に於ける前記ステイツクスリツプによる張力
の変動が小さく、且つ、張力の変動は各ブレーキ
装置に於いて同期して発生するわけではなく、ラ
ンダムに発生するものであるから、全ブレーキ装
置に於いて生じる張力の変動が従来よりも小さく
抑えられ、加工部のワイヤ電極の振動が防止され
る。又、一個のブレーキ装置に於ける張力の変動
により生じたワイヤ電極の振動は隣接する次のブ
レーキ装置によつて大部分が吸収され、それより
後段の走行経路のワイヤ電極にまで振動が伝播ん
することは殆んど無いから、ブレーキ装置に於け
る前記ステイツクスリツプを原因とする加工部の
ワイヤ電極の振動を従来よりも防止することがで
きる。又、各ブレーキ装置としては比較的低い張
力を繊細に精度良く付与し得るものを使用するこ
とにより、全ブレーキ装置としては高い張力の付
与にも対応することができるから低張力から高張
力まで精度良く安定した張力付与を行うことがで
きる。又、前記制御装置により複数個のブレーキ
装置の適宜個数を選択作動させ、低張力の場合は
一個又は少数個を、高張力の場合は多数個を選択
して作動させるようにしても、低い張力に於いて
繊細な安定した張力付与を行うことができると共
に、高い張力に於いても変動の少ない張力付与を
行うことができ、低い張力から高い張力まで広範
囲の付与張力に良好に対応し得る。
図面に基づき本発明の一実施例を説明する。第
1図はワイヤ電極の走行経路の概略説明図であ
り、第2図はブレーキ装置の概略側面図である。
1図はワイヤ電極の走行経路の概略説明図であ
り、第2図はブレーキ装置の概略側面図である。
図面に於いて、1はワイヤ電極、2は被加工
体、3はワイヤ電極貯蔵リール、3′はワイヤ電
極巻取リール、4a,4b,4c,4dはブレー
キローラ、4a1は軸、4a2はブレーキデイスク、
4a31,4a32は磁芯、4a41,4a42は磁気流体又
は磁気粉末、4a51,4a52,4b51,4c51,4
d51,は励磁線輪、5a,5b,5c,5d,5
eはピンチローラ、6a,6b,6c,6dは前
記各ブレーキローラに夫々ブレーキ力を付与する
装置,7a,7b,7eはガイドローラ,7c,
7dは一対の位置決めガイド、8は制御装置、9
は回転角検出エンコーダ,10はキヤプスタン,
11はモータである。
体、3はワイヤ電極貯蔵リール、3′はワイヤ電
極巻取リール、4a,4b,4c,4dはブレー
キローラ、4a1は軸、4a2はブレーキデイスク、
4a31,4a32は磁芯、4a41,4a42は磁気流体又
は磁気粉末、4a51,4a52,4b51,4c51,4
d51,は励磁線輪、5a,5b,5c,5d,5
eはピンチローラ、6a,6b,6c,6dは前
記各ブレーキローラに夫々ブレーキ力を付与する
装置,7a,7b,7eはガイドローラ,7c,
7dは一対の位置決めガイド、8は制御装置、9
は回転角検出エンコーダ,10はキヤプスタン,
11はモータである。
貯蔵リール3から引き出されたワイヤ電極1
は、ガイドローラ7aからブレーキローラ4a〜
4dとピンチローラ5a〜5d間を圧接通過しガ
イドローラ7bを経て一方の位置決めガイド7c
に到り、被加工体2と対向する加工部を通過した
後、他方の位置決めガイド7dからガイドローラ
7eを経てキヤプスタン10とピンチローラ5e
間を圧接通過し巻取リール3′に回収される走行
経路に装架され、キヤプスタン10とピンチロー
ラ5eから構成される引張り駆動装置により引張
られれて軸線方向に走行移動する。そして、被加
工体と対向する加工間隙に加工液が供給されると
共にワイヤ電極と被加工体間に図示しない加工電
源から電圧パルスが印加され、両者間に対向方向
と直交する方向の相対的な加工送りが与えられて
予定加工形状のカツト加工が行われる。
は、ガイドローラ7aからブレーキローラ4a〜
4dとピンチローラ5a〜5d間を圧接通過しガ
イドローラ7bを経て一方の位置決めガイド7c
に到り、被加工体2と対向する加工部を通過した
後、他方の位置決めガイド7dからガイドローラ
7eを経てキヤプスタン10とピンチローラ5e
間を圧接通過し巻取リール3′に回収される走行
経路に装架され、キヤプスタン10とピンチロー
ラ5eから構成される引張り駆動装置により引張
られれて軸線方向に走行移動する。そして、被加
工体と対向する加工間隙に加工液が供給されると
共にワイヤ電極と被加工体間に図示しない加工電
源から電圧パルスが印加され、両者間に対向方向
と直交する方向の相対的な加工送りが与えられて
予定加工形状のカツト加工が行われる。
引張り駆動装置による引張り力に対してブレー
キ力を作用して加工部のワイヤ電極に所定の張力
を付与するブレーキ装置は、ブレーキローラ4a
〜4d,ピンチローラ5a〜5d,及びブレーキ
力付与装置6a〜6dによつて構成され、この実
施例では貯蔵リール3から位置決めガイド7cに
到るワイヤ電極走行経路に四個のブレーキ装置が
設けられている。第2図に示すように、ブレーキ
付与装置6aによるブレーキ力の付与は、ブレー
キローラ4aの軸4a1に固着されたブレーキデイ
スク4a2を磁芯4a31,4a32の各磁極間隙に磁気
流体又は磁気粉末4a41,4a42を介在させた状態
で配置し、励磁線輪4a51,4a52に接続したスイ
ツチングトランジスタTr1のオン・オフ状態を制
御装置8で制御して励磁電流を制御し、ブレーキ
ローラ4aの前記磁極間隙に於ける摺動抵抗を制
御することによつて行なわれる。その他のブレー
キ力付与装置6b〜6dについても同様であるの
で、図では略記し説明は省略する。
キ力を作用して加工部のワイヤ電極に所定の張力
を付与するブレーキ装置は、ブレーキローラ4a
〜4d,ピンチローラ5a〜5d,及びブレーキ
力付与装置6a〜6dによつて構成され、この実
施例では貯蔵リール3から位置決めガイド7cに
到るワイヤ電極走行経路に四個のブレーキ装置が
設けられている。第2図に示すように、ブレーキ
付与装置6aによるブレーキ力の付与は、ブレー
キローラ4aの軸4a1に固着されたブレーキデイ
スク4a2を磁芯4a31,4a32の各磁極間隙に磁気
流体又は磁気粉末4a41,4a42を介在させた状態
で配置し、励磁線輪4a51,4a52に接続したスイ
ツチングトランジスタTr1のオン・オフ状態を制
御装置8で制御して励磁電流を制御し、ブレーキ
ローラ4aの前記磁極間隙に於ける摺動抵抗を制
御することによつて行なわれる。その他のブレー
キ力付与装置6b〜6dについても同様であるの
で、図では略記し説明は省略する。
このように、加工部のワイヤ電極に所定の張力
を付与するブレーキ装置が複数(四個)のブレー
キ装置によつて構成されるので、例えば加工部の
ワイヤ電極に800gの張力を付与する場合、四個
の各ブレーキ装置により夫々200gの張力を付与
するように制御すれば事足り、各ブレーキ装置に
よる付与張力が少なくて済み、各ブレーキ装置に
於ける前記ステイツクスリツプによる張力の変動
が小さく抑えられるため、加工部のワイヤ電極の
振動を防止或は低減することができる。又各ブレ
ーキ装置の最高付与張力はそれほど大きくなくて
も、例えば最高付与張力が500gのブレーキ装置
を四個配置すれば合計で2Kgの張力を付与するこ
とができるから、低い張力を繊細に正確に安定し
て付与することができると共に高い張力状態に於
いても張力の変動を小さく抑えることができ、低
張力から高張力まで広範囲の付与張力に良好に対
応することができる。又制御装置8により複数の
ブレーキ装置の内の適宜個数を選択作動させるよ
うにすることにより、更に広範囲の付与張力に良
好に対応することができる。又各ブレーキ装置に
よつて同じブレーキ力を作用させるだけでなく、
必要に応じて各ブレーキ装置によるブレーキ力を
異ならせるように構成して繊細なブレーキ力制御
を行うこともできる。又更に、制御装置8により
各トランジスタTr1〜Tr4のオン・オフを周期的
に制御し励磁線輪に電流パルスを流してブレーキ
力をパルス的に制御することも可能である。又各
トランジスタTr1〜Tr4の制御パルスを位相をず
らせて供給するようにしても良い。又エンコーダ
9は図示したがガイドローラ7bとピンチローラ
5eの他に各ブレーキ装置のピンチローラ5a〜
5dにも夫々設けられており、これ等エンコーダ
9により検出される各ローラの回転角信号から各
ローラに於けるワイヤ電極の走行速度が検知さ
れ、走行経路の各部に於けるワイヤ電極の走行状
態が監視される。又、ピンチローラ5eと各ピン
チローラ5a〜5dに於けるワイヤ電極の走行速
度の差から各ブレーキ装置に於て付与されている
張力が検知され、この検知信号に基づいて制御装
置8により各ブレーキ装置の制御が行われる。そ
して複数のブレーキ装置を同時に制御することに
より、加工部のワイヤ電極の張力を所定値に短時
間に調整することができ、加工部のワイヤ電極の
張力の変化に対して、応答性良く対応して所要張
力に保持することができる。
を付与するブレーキ装置が複数(四個)のブレー
キ装置によつて構成されるので、例えば加工部の
ワイヤ電極に800gの張力を付与する場合、四個
の各ブレーキ装置により夫々200gの張力を付与
するように制御すれば事足り、各ブレーキ装置に
よる付与張力が少なくて済み、各ブレーキ装置に
於ける前記ステイツクスリツプによる張力の変動
が小さく抑えられるため、加工部のワイヤ電極の
振動を防止或は低減することができる。又各ブレ
ーキ装置の最高付与張力はそれほど大きくなくて
も、例えば最高付与張力が500gのブレーキ装置
を四個配置すれば合計で2Kgの張力を付与するこ
とができるから、低い張力を繊細に正確に安定し
て付与することができると共に高い張力状態に於
いても張力の変動を小さく抑えることができ、低
張力から高張力まで広範囲の付与張力に良好に対
応することができる。又制御装置8により複数の
ブレーキ装置の内の適宜個数を選択作動させるよ
うにすることにより、更に広範囲の付与張力に良
好に対応することができる。又各ブレーキ装置に
よつて同じブレーキ力を作用させるだけでなく、
必要に応じて各ブレーキ装置によるブレーキ力を
異ならせるように構成して繊細なブレーキ力制御
を行うこともできる。又更に、制御装置8により
各トランジスタTr1〜Tr4のオン・オフを周期的
に制御し励磁線輪に電流パルスを流してブレーキ
力をパルス的に制御することも可能である。又各
トランジスタTr1〜Tr4の制御パルスを位相をず
らせて供給するようにしても良い。又エンコーダ
9は図示したがガイドローラ7bとピンチローラ
5eの他に各ブレーキ装置のピンチローラ5a〜
5dにも夫々設けられており、これ等エンコーダ
9により検出される各ローラの回転角信号から各
ローラに於けるワイヤ電極の走行速度が検知さ
れ、走行経路の各部に於けるワイヤ電極の走行状
態が監視される。又、ピンチローラ5eと各ピン
チローラ5a〜5dに於けるワイヤ電極の走行速
度の差から各ブレーキ装置に於て付与されている
張力が検知され、この検知信号に基づいて制御装
置8により各ブレーキ装置の制御が行われる。そ
して複数のブレーキ装置を同時に制御することに
より、加工部のワイヤ電極の張力を所定値に短時
間に調整することができ、加工部のワイヤ電極の
張力の変化に対して、応答性良く対応して所要張
力に保持することができる。
又、複数のブレーキ装置によるワイヤ電極の走
行経路をジグザグに形成することにより、ワイヤ
電極の貯蔵リールに於ける巻き癖等の歪みを除去
することができる。又、この実施例に於てブレー
キローラに電磁的にブレーキ力を付与しているの
に代えて、ブレーキローラにブレーキシユーを押
し付け、その押圧力の制御を電磁石の励磁線輪の
励磁電流を制御することによつて行うようにして
も良い。
行経路をジグザグに形成することにより、ワイヤ
電極の貯蔵リールに於ける巻き癖等の歪みを除去
することができる。又、この実施例に於てブレー
キローラに電磁的にブレーキ力を付与しているの
に代えて、ブレーキローラにブレーキシユーを押
し付け、その押圧力の制御を電磁石の励磁線輪の
励磁電流を制御することによつて行うようにして
も良い。
このように、本発明によれば、貯蔵リールから
位置決めガイドに到るワイヤ電極走行経路に複数
個のブレーキ装置を設けたことにより、ブレーキ
装置全体として前記ステイツクスリツプによつて
生じる張力の変動が小さく抑えられ、又、一個の
ブレーキ装置に於いて張力の変動により生じたワ
イヤ電極の振動は隣接する次のブレーキ装置によ
つて大部分が吸収されることになるため、加工部
のワイヤ電極の振動を従来よりも防止することが
できる。又、各ブレーキ装置としては比較的低い
張力を繊細に精度良く付与し得るものを使用する
ことにより、全ブレーキ装置として高い張力の付
与にも対応する事ができるから、低張力から高張
力まで精度良く安定した張力付与を行うことがで
きる。又、複数個のブレーキ装置の内、低張力の
場合は一個又は少数個を高張力の場合は多数個を
制御装置により選択して作動させるようにして
も、低い張力に於いて繊細な安定した張力付与を
行うことができると共に高い張力に於いても変動
の少ない張力付与を行うことができ、低い張力か
ら高い張力まで高範囲の付与張力に良好に対応す
ることができる。
位置決めガイドに到るワイヤ電極走行経路に複数
個のブレーキ装置を設けたことにより、ブレーキ
装置全体として前記ステイツクスリツプによつて
生じる張力の変動が小さく抑えられ、又、一個の
ブレーキ装置に於いて張力の変動により生じたワ
イヤ電極の振動は隣接する次のブレーキ装置によ
つて大部分が吸収されることになるため、加工部
のワイヤ電極の振動を従来よりも防止することが
できる。又、各ブレーキ装置としては比較的低い
張力を繊細に精度良く付与し得るものを使用する
ことにより、全ブレーキ装置として高い張力の付
与にも対応する事ができるから、低張力から高張
力まで精度良く安定した張力付与を行うことがで
きる。又、複数個のブレーキ装置の内、低張力の
場合は一個又は少数個を高張力の場合は多数個を
制御装置により選択して作動させるようにして
も、低い張力に於いて繊細な安定した張力付与を
行うことができると共に高い張力に於いても変動
の少ない張力付与を行うことができ、低い張力か
ら高い張力まで高範囲の付与張力に良好に対応す
ることができる。
第1図はワイヤ電極の走行経路の概略説明図で
あり、第2図はブレーキ装置の概略側面図であ
る。 1はワイヤ電極、2は被加工体、3はワイヤ電
極貯蔵リール、3′はワイヤ電極巻取リール、4
a,4b,4c,4dはブレーキローラ、4a1は
軸、4a2はブレーキデイスク、4a31,4a32は磁
芯、4a41,4a42は磁気流体又は磁気粉末、4
a51,4a52,4b51,4c51,4d51は励磁線輪、5
a,5b,5c,5d,5eはピンチローラ、6
a,6b,6c,6dは前記各ブレーキローラに
夫々ブレーキ力を付与する装置、7a,7b,7
eはガイドローラ、7c,7dは一対の位置決め
ガイド、8は制御装置、9は回転角検出エンコー
ダ、10はキヤプスタン、11はモータ。
あり、第2図はブレーキ装置の概略側面図であ
る。 1はワイヤ電極、2は被加工体、3はワイヤ電
極貯蔵リール、3′はワイヤ電極巻取リール、4
a,4b,4c,4dはブレーキローラ、4a1は
軸、4a2はブレーキデイスク、4a31,4a32は磁
芯、4a41,4a42は磁気流体又は磁気粉末、4
a51,4a52,4b51,4c51,4d51は励磁線輪、5
a,5b,5c,5d,5eはピンチローラ、6
a,6b,6c,6dは前記各ブレーキローラに
夫々ブレーキ力を付与する装置、7a,7b,7
eはガイドローラ、7c,7dは一対の位置決め
ガイド、8は制御装置、9は回転角検出エンコー
ダ、10はキヤプスタン、11はモータ。
Claims (1)
- 1 貯蔵リールより引き出したワイヤ電極を一対
の位置決めガイドに装架し、該一対の位置決めガ
イド間のワイヤ電極に微小間隙を介して被加工体
を対向配置し、被加工体と対向する加工部のワイ
ヤ電極に引張り駆動装置とブレーキ装置により所
定の張力を付与した状態で該ワイヤ電極を軸線方
向に走行移動させ、被加工体とワイヤ電極間の加
工間隙に加工液を介在させた状態で両者間に電圧
パルスを印加して繰返し放電を発生させると共に
前記対向方向と直交する方向の予定加工形状の相
対的な加工送りを与えて所望輪郭形状の切抜き、
切取り加工を行なうワイヤカツト放電加工装置に
於いて、加工部のワイヤ電極に所定の張力を付与
するための前記ブレーキ装置を貯蔵リールから位
置決めガイドに到るワイヤ電極走行経路に設けた
複数個のブレーキ装置から構成し、該複数個のブ
レーキ装置のブレーキ力を制御する制御装置を設
けて成ることを特徴とするワイヤカツト放電加工
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2478984A JPS60172422A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2478984A JPS60172422A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172422A JPS60172422A (ja) | 1985-09-05 |
| JPH0472650B2 true JPH0472650B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=12147948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2478984A Granted JPS60172422A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172422A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08336B2 (ja) * | 1987-05-29 | 1996-01-10 | ファナック株式会社 | ワイヤ張力付与装置 |
| JPH01199728A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-11 | Fanuc Ltd | ワイヤ放電加工機におけるワイヤブレーキ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54159797A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-17 | Inoue Japax Res Inc | Wire-cut spark machine |
| JPS56126534A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cut spark machining device |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP2478984A patent/JPS60172422A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60172422A (ja) | 1985-09-05 |
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