JPH0472949B2 - - Google Patents

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JPH0472949B2
JPH0472949B2 JP60123211A JP12321185A JPH0472949B2 JP H0472949 B2 JPH0472949 B2 JP H0472949B2 JP 60123211 A JP60123211 A JP 60123211A JP 12321185 A JP12321185 A JP 12321185A JP H0472949 B2 JPH0472949 B2 JP H0472949B2
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JP
Japan
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columnar body
vibration
arc plate
circular arc
column
Prior art date
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Application number
JP60123211A
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English (en)
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JPS61282561A (ja
Inventor
Shigeo Akimoto
Takeshi Yoshimura
Hitoshi Tada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumikin Kozai Kogyo KK
Original Assignee
Sumikin Kozai Kogyo KK
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、照明柱や避雷針、電話柱、鋼管パイ
ル、煙突、柱等の振動防止機能を有する円柱状体
に関する。
〔従来の技術〕
この種の柱状体においては、風や潮流などの流
体によつて共振現象を生じ大きく揺れ、照明柱で
あれば、照明灯および照明柱部材を損する原因と
なり、柱全般においてはまた鋼材の疲労現象によ
り、切損、倒壊等の原因ともなることがある。
外面円形柱状体が気流中に置かれると、カルマ
ン渦によつて振動(渦励振)することが知られて
いる。このカルマン渦による振動を防止する対策
として次のようないくつかの方法が知られてい
る。
(1) 第13図および第14図のように、柱状体P
にロープ50やリブ51をスパイラル状に巻付
ける方法。
(2) 第15図のように、ひれ状の突起60を断続
的に取付ける方法。
(3) 第16図のように、柱状体Pの片側に平板7
0を母線と平行的に所定間隔d、具体的にはd
=D/24〜D/2(Dは管径)をあけて連続的
に取付ける方法(特開昭53−88227号公報参照。
以下先行技術という)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記(1)および(2)の方法では、照明柱の
ような美感を要求される構造物の場合、突状物の
存在が異和感を与え、外観がきわめて悪くなると
ともに、抗力係数が大幅に増大され好ましくな
い。
一方で、(3)の方式においても、平板を円柱体の
全長に渡つて取付けなければならず、その製作に
手間を要するとともに、製作工費も高いものとな
る。また平板が柱状体の一側のみに取付けられて
いるので、外観上アンバランスであるし、運搬時
等において平板の両側縁が当るなど取扱性が悪
い。また、前記公報の第9図にて明らかなよう
に、風の迎え角αが−4゜<α<4゜で効果があるの
みで、広い範囲の迎え角に対しては有効ではない
と考えられる。
そこで、本発明の主たる目的は、外観を損うこ
とがなく、また取扱い性にも優れ、さらに広い範
囲の迎え角に有効であり、しかも大きな制振効果
をもたらす、製作工費が安価でかつ製作容易な柱
状体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題を解決するために、本発明装置は、単
体の外面円形柱状体が振動する振動モードの下
で、振幅の大きくなる長手方向位置であつて、か
つ該位置の両側の外方対称位置に、柱状体外面よ
り所定距離離間して二つの制振用円弧板を、その
円弧が柱状体の実質的に同心円上に位置するよう
取付けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明では、円弧板の形状を開き角度が小さい
と制振効果が小さく、また開き角度が大きいと外
観を損なうことから、その中心角を80〜90゜の範
囲に限定している。したがつて、円弧板は柱状体
と一体化しているように見えるので、外観がほと
んど損なわれない。また、柱状体を円弧板が取り
囲んでいるので、運搬の際などにおけるハンドリ
ング性に優れている。
前述した円弧板の形状の下で、後述する風洞実
験を行つた結果、二つの制振用円弧板を、その円
弧が柱状体の実質的に同心円上に位置し、かつ前
記円弧板と柱状体表面との離間距離dを前記柱状
体の外径Dとの比(d/D)で15〜28%となるよ
うに、取り付けることによつて、円柱体回りを流
れる流体の剥離せん断層の速度勾配を緩慢にする
ことによりカルマン渦への巻き込みを少なくする
ため、円弧板の無い場合に比して、その振幅を1/
10〜1/20に低減することができるとともに、広い
風向き範囲での抑制効果が望める。
前記円弧板の柱状体の長手方向の取付け位置に
ついては、後述する試験結果の知見に基づき、た
とえば想定する振動モードにおける振動振幅の大
きい箇所のみへの取り付けで充分な効果を奏する
ことができ、製作が簡易になるとともに、外観的
に優れる結果となる。
〔発明の具体例〕
以下本発明を図面を参照しながらさらに詳説す
る。
本発明の制振装置Xの取付位置は、第3図に示
すように、たとえば照明柱1の変位振幅が大きい
個所、2個所に配設される。2は外面円形のたと
えば管体からなる柱状体(以下柱ともいう)、3
は照明灯である。
本発明では、第1図および第2図に示すよう
に、柱2の両側の外方対称位置に、柱2外面より
所定距離d離間して二つの制振用円弧板4,4
が、その円弧が柱2つの同心円上に位置するよう
取付けられる。
この取付け方式としては、たとえば第4図に示
すように、柱2の外面に平面視コ字状の取付座1
0を溶接等により固定し、その取付座10のウエ
ブ部および円弧板4にそれぞれ形成した挿通孔を
通してボルト11を締結することができる。
また、第5図のように、扇状片12を介在さ
せ、その外周縁および内周縁をそれぞれ円弧板4
および柱2に溶接等により固着するようにしても
よい。
第6図のように、円弧板4,4それぞれが固着
された両側一対のバンド13,13をボルト11
締結することでもよい。
第7図に示すように、バンド14,14の外面
に扇状片15,15を介して円弧板4,4を固定
し、バンド14,14をボルト11締結すること
によつて柱2の外周に固定することもできる。
さらに、第8図のように、張出板16,16を
張出し、それらの両端にそれぞれ半円板17,1
7をボルト11により固定し、半円板17,17
の内周縁に円弧板4を固着する例もある。
その他、種々の取付態様が可能である。
ところで、第1図に示した符号において、後述
のように、d/Dは15〜28%が好ましく、開き角
θは80〜90度が好ましい。開き角θが小さいと制
振効果が小さくなり、また開き角が大きいと柱か
ら円弧板が突出し外観を損う。しかし用途によつ
ては、45〜135度の範囲で許容できることもある。
第17図は、用途例として、海上作業足場30の
各支持柱31に、制振用円弧板4を取付けた例を
示したものである。
〔実施例〕
次に実験例を示し本発明の効果をさらに明らか
にする。
実験例 1 柱状体と円弧板との最適間隙を決定し、制振効
果を実証するために、2次元剛体ばね支持模型を
用いて風洞実験を行つた。この実験法は、剛体模
型の両端を風洞測定部に支持して振動できるよう
にセツトし、気流を作用させる一般的な方法であ
る。
結果を第9図および第10図に示す。第9図
は、中心角80〜90゜の円弧板とし、d/D(d:〓
間、D:柱状体の直径)を変化させたときの、風
速V〜変位応答振幅(y/D)の例である。風向
はα=0である。この結果から、各ケースにおけ
る最大変位振幅(ymax/D)を求めてプロツト
すると、第10図の通りとなる。同図における
δamaxは、各ケースにおける励振空気力の最大
値である(負値が大きいほど、励振力は大)。
これらの結果によれば、本発明範囲であるd/
Dが15〜28%の範囲で変位振幅および励振空気力
が小さくなるとともに、d/D≒21%のとき、極
小値となつている。また、この値は、円弧板なし
の場合と比較して1/10〜1/20にもなり、本発明に
したがつて円弧板を取付けることが大きな制振効
果をもたらすことが明らかであろう。
実験例 2 d/D=21%のときの風向αの影響を調べたと
ころ、第11図の結果が得られた。−30゜<α<
30゜の広い風向範囲で制振効果がみられる。
実験例 3 第12図に、同図中に示すように、高さ12mで
1/100テーパの照明柱について、1/10縮尺の弾性
模型を用いた風洞実験で得られた結果を示した。
照明灯部における加速度(Y¨)と変位(Y)の応
答振幅を縦軸に図示している。
同図の結果から、円弧板なしの場合、α=0゜の
風向の風を受けると、面外4次振動の加速度応答
最大振幅が1.5gにもなり、照明灯に悪影響を与
える。一方、振動モードの腹にあたる2個所に円
弧板を取付けると、−45゜<α<45゜の風向範囲で、
加速度応答最大振幅は上記の1/6以下に低下する
ことが判る。このように本発明においては、単体
の柱状体が振動する振動モードを計算し、この際
の振動振幅の大きくなる位置に本発明に係る制振
装置を配設することで、充分な振動抑制効果が期
待できることが判明される。したがつて、円弧板
は外面円形柱状体の長手方向の一部分への取付け
で済み、製作が簡易になるとともに、外観的にも
優れたものとなる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、外観に優れ、し
かも制振効果に優れたものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制振装置の概略平面図、第2
図は斜視図、第3図は柱状体としての照明柱の正
面図、第4図〜第8図は円弧板の取付例を示した
もので、それぞれa図は横断面図、b図は半破断
正面図、第9図〜第12図は実験結果を示す相関
図、第13図〜第16図は従来例を示すもので、
第13図は斜視図、第14図は正面図、第15図
aは平面図、bは正面図、第16図は斜視図、第
17図は海上作業足場斜視図である。 1……照明柱、2,P……柱状体、4……制振
用円弧板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単体の外面円形柱状体が振動する振動モード
    の下で、振幅の大きくなる長手方向位置であつ
    て、かつ該位置の両側の外方対称位置に、柱状体
    外面からの離間距離dを前記柱状体の外径Dとの
    比(d/D)で15〜28%とし、中心角が80〜90゜
    の二つの制振用円弧板を、その円弧が柱状体の実
    質的に同心円上に位置するよう取付けたことを特
    徴とする振動防止機能を有する円柱状体。
JP12321185A 1985-06-06 1985-06-06 振動防止機能を有する円柱状体 Granted JPS61282561A (ja)

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JP12321185A JPS61282561A (ja) 1985-06-06 1985-06-06 振動防止機能を有する円柱状体

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JP12321185A JPS61282561A (ja) 1985-06-06 1985-06-06 振動防止機能を有する円柱状体

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JPS61282561A JPS61282561A (ja) 1986-12-12
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