JPH0473640A - 表裏判別の可能なハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

表裏判別の可能なハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0473640A
JPH0473640A JP18554590A JP18554590A JPH0473640A JP H0473640 A JPH0473640 A JP H0473640A JP 18554590 A JP18554590 A JP 18554590A JP 18554590 A JP18554590 A JP 18554590A JP H0473640 A JPH0473640 A JP H0473640A
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Satoru Nagasaki
長崎 悟
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関する。
更に詳しくは、本発明は、支持体の一方の側に感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有し、他方の側は非感光性となって
いるハロゲン化銀写真感光材料に関するものである。
〔発明の背景〕
高感度、及び高濃度を得るために、支持体の両側に感光
性乳剤層を形成した写真感光材料が知られているが、か
かる感光材料は、画像鮮鋭性が劣るという問題を有する
。その理由の一つは、支持体の一方の側の乳剤層のみを
感光させようとしても、支持体を透過した光(クロスオ
ーバー光)が反対の側の乳剤層をも感光させることによ
る。これはクロスオーバー効果として古くから知られて
いる。クロスオーバー効果は鮮鋭性を著しく低下させる
上記支持体の両側に感光性乳剤層を有する写真感光材料
の例としては、放射線感光材料、特に直接X線感光材料
がある。
近年、鮮鋭性向上の追求が激しく、特に、高い鮮鋭性の
要求される乳房、耳骨等の直接撮影や、あるいは断層撮
影用には、支持体の一方の側にのみ感光性乳剤層が形成
された感光材料(以下適宜「片面感光材料」ということ
もある)が用いられるようになっている。
片面感光材料は、支持体の片側にのみハロゲン化銀乳剤
層が塗設されているため、X線感光材料について蛍光増
感紙(該蛍光増感紙の発光により乳剤層が感光する)も
片方の側のみに用いられている。よって増感紙は、1枚
だけでよい。
ところで、通常、このように蛍光増感紙を用いる片面感
光材料の使用の際には、一般に暗室内でカセッテヘフィ
ルムを装填するが、この場合、感光材料のフィルム感光
面と増感紙の発光面とは正しく密着している必要がある
。即ち、表裏判別の必要性がある。
このため、従来のこの種のものにあっては、表裏判別の
ために感光材料の特定の箇所にノツチ(切り込み)を設
けているのが一般的である。しかしノツチの形状、位置
は感光材料(フィルム)の種類や、メーカーによりまち
まちで、暗室内ではその判別が必ずしも容易ではない。
よってこれは暗室装填の際の誤装填につながり、重大な
ミスを招くおそれがある。
〔発明の目的] 本発明は上記問題点を解決して、画像の鮮鋭性が良好で
ある片面感光材料であって、かつ表裏判別が容易でカセ
ツテへの誤装填をなくすことができるハロゲン化銀写真
感光材料を提供することが目的である。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、支持体上の一方の側に、少なくと
も1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層と少なくとも1層の
非感光性層を有し、かつ、蛍光増感紙を有する撮影用カ
セツテに装填して撮影が行われるハロゲン化銀写真感光
材料であって、該感光材料の感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有する側のマット農がそれと反対の側のマット農より
も低い値であり、その差が50anHg以上であること
を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって、達成
された。
本発明者は上述した問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
て、支持体の一方の側に感光性乳剤層を有する感光材料
について、その両側の面のマット農を異ならせることに
より、表裏判断の容易な感光材料を得るようにしたもの
であり、かつその場合、両側のマット農の差を上記とす
ることにより本発明の目的に合致した感光材料が得られ
ることを見い出し、本発明を完成したものである。
以下本発明について更に詳述する。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、支持体の一方の
側に、少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層と、
少なくとも1層の非感光性層を有する。支持体の他方の
側は、例えばバッキング層を有していてよい。ここで「
バッキング層」とは、感光性ハロゲン化銀乳剤層を有す
る側と逆の側に形成される非感光性親水性コロイド層の
ことを言う。バッキング層は1層でもよいし、上下の2
層から成っていてもよく、更に多層をなしていてもよい
。(尚本明細書中、「下」とは支持体に近い側、「上」
とは支持体から遠い側を意味する)。
感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する側は、非感光性層と
して、少なくとも1層の表面保護層を有することが好ま
しい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、その感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層の塗設されている側(以下この側の面を
適宜「A面」と称することもある)のマット農がそれと
反対の側(以下この側の面を適宜「B面」と称すること
もある)のマット農よりも低い値である。このようにA
面、B面のマット農を異ならせると、それにより各面の
成る種の物性、例えば各面の表面粗さが異なり、また光
の反射率などが異なるようになって、両面の判別が容易
になる。
本発明において、マット農とはフィルム表面の粗さを表
すもので、以下のように測定できる。
即ち、本明細書において、マット農とは、温度23°C
1湿度48%RHの条件で4時間調湿を行った未露光の
感光材料(いわゆる生フィルム)について、調湿後、同
一条件下で吸引圧を測定し、mmHgで表した数値をい
う。この値が大きい程マット度が高いことを示している
。後記実施例において吸引圧の測定には、スムースター
(東英電子工業■製)を用いた。
通常、感光材料にマット度を付与するためには、マット
剤を用いる。マット剤は、一般に、水不溶性の有機また
は無機化合物の微粒子である。マット剤としては任意の
ものを使用でき、例えば当業界で良く知られたものを用
いることができる。例えば、有機マット剤としては、米
国特許第L 939213号、同2.322.037号
、同2.701.245号、同3262、782号、同
3.539.344号、同3,767.448号等の各
明細書に記載のものを用いることができる。
無機マット剤としては、同第1260.772号、同2
192、241号、同3,257,206号、同3,3
70.951号、同3,523,022号、同3.76
9.020号等の各明細書に記載のものを用いることが
できる。
例えば具体的には、マット剤として用いることができる
有機化合物の例としては、水分散性ビニル重合体の例と
してポリメチルアクリレート、ポリメチルメタアクリレ
ート、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリル−α−
メチルスチレン共重合体、ポリスチレン、スチレンージ
ビニルヘンゼン共重合体、ポリビニルアセテート、ポリ
エチレンカーボネート、ポリテトラフルオロエチレンな
ど、セルロース誘導体の例としてはメチルセルロース、
エチルセルロース、セルロースアセテート、セルロース
アセテートプロピオネートなど、澱粉誘導体の例として
カルボキシ澱粉、カルボキシニトロフェニル澱粉、尿素
−ホルムアルデヒド−澱粉反応物など、公知の硬化剤で
硬化したゼラチン及びコアセルベート硬化して微少カプ
セル中空粒体とした硬化ゼラチンなどを好ましく用いる
ことができる。無機化合物の例としては二酸化珪素、二
酸化チタン、二酸化マグ7シウム、酸化アルミニウム、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、公知の方法で減感した
塩化銀、同じく臭化銀、ガラス、ケイソウ土などを好ま
しく用いることができる。
上記のマット剤は必要に応じて異なる種類の物質を混合
して用いることができる。
マット剤の大きさ、形状に特に限定はなく、任意の粒径
のものを用いることができる。本発明の実施に際しては
、0.1μm〜15μmの粒径のものを用いるのが好ま
しい。
用いられるマット剤の粒子サイズ分布は狭くても広くて
もよく、単分散でも多分散でもよい。ここで単分散マッ
ト剤とは、平均粒子径の±20%以内の粒子径の粒子の
数が全粒子数の90%以上であるものをいう。
本発明において、A面のマット度はB面のマット度より
低く、その差は50睡Hg以上あればよいが、55mm
Hg以上の差があることが好ましく 、60mmHg以
上の差があることが更に好ましい。具体的には、各面は
次のようなマット度をとることができる。
即ち、A面のマット農は、10〜90皿lagであるこ
とが好ましく、15〜7 Q wn Hgであることが
より好ましく、更に20〜5 Q mm Hgであるこ
とが特に好ましい。
また、B面のマット農は、100〜300 mmHgで
あることが好ましく、120〜250 mmHgである
ことがより好ましく、更に150〜230 mmHgで
あることが特に好ましい。
但し、上記A面、B面のマット度の値は、使用するマッ
ト剤の粒径(種類)、及び使用量で、適宜調整してよい
ものである。
本発明において、マット剤は、感光材料の最外表面層も
しくは最外表面層として機能する層、乃至は外表面に近
い層に含有されるのが好ましく、またいわゆる保護層と
して作用する層に含有されるのが好ましい。即ち、A面
においては非感光性層である保護層に含有されるのが好
ましく、B面においては、バンキング層に含有されるの
が好ましく、バンキング層が2層以上の場合、表面の側
(上層側)の層に含有されるのが好ましい。
マット剤の含有量は、A面、B面につき、マット度の差
が本発明の範囲にあるように定めるとともに、各面につ
いて上記好ましいマット度になるように含有させるのが
よい。
また2層以上に同種の、または別種のマット剤を含有す
るようにしてもよく、その場合マット剤を添加する層は
乳剤層、保護層、あるいは必要に応して設けられる下引
き層、中間層のいずれでもよい。
本発明の感光材料は、その感光性乳剤層を有する側(A
面側)に、媒染層を設けていてもよい。
これにより、鮮鋭性を更に高めることができる。
また、本発明の感光材料は、B面側に、染料を含有する
のが好ましい。染料はその感光材料の感光性に合わせた
ものを適宜任意に用いてよく、特に種類の制限はない。
本発明の感光材料を構成するために感光性ハロゲン化銀
乳剤層に用いるハロゲン化銀粒子は、特に限定はなく、
任意である。平板粒子も好ましく用いられる。
即ち、ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、塩臭化銀
、及び塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される
任意のものを適宜用いることができる。好ましくは、沃
臭化銀を用いる。
ハロゲン化銀粒子の晶癖や粒径も限定はなく、任意であ
る。
用いるハロゲン化銀乳剤は、分光増感されていてよい。
例えば、オルソ増感、パンクロ増感、更には赤外分光増
感を行うことができる。
ハロゲン化銀写真乳剤としては、粒子サイズ分布の広い
多分散乳剤、粒子サイズ分布の狭い単分散乳剤など任意
のものを用いることができ、それぞれが単独であっても
、これらを数種類混合したものであってもよい。単分散
乳剤は好ましく使用できる。
本発明の感光材料の感光性ハロゲン化銀乳剤層、保護層
等の非感光性層、その他の親水性コロイド層に用いられ
るバインダー(結合剤即ち保護コロイド)としては、例
えば、石炭処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、誘導体ゼラ
チン、ゼラチン・グラフトポリマーなどのゼラチンを用
いるのがよい。
その他ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルイミダゾール等の親水性コロイドをも
用いることができる。
本発明の感光材料において、乳剤層その他の層が塗布さ
れる支持体は、感光材料に通常用いられている可撓性支
持体(ポリエチレンテレフタレート、三酢酸セルロース
、紙等)を用いることが、好ましい。可撓性支持体とし
て有用なものは、硝酸セルロース、酢酸セルロース、酢
酸酪酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリカーボネート等の半合
成または合成高分子から成るフィルム、バライタ紙また
はα−オレフィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン/ブテン共重合体)等を塗布また
はラミネートした紙等である。
支持体は染料や顔料を用いて着色されてもよい。
遮光の目的で黒色にしてもよい。これらの支持体の表面
は、乳剤層等との接着をよくするために下塗処理されて
よい。支持体表面は下塗処理の前または後に、コロナ放
電、紫外線照射、火焔処理等を施してもよい。
本発明の感光材料には、その他任意の添加剤が含有され
ていてよ(、これらはリサーチ・ディスクロージャー1
76巻、Nα17643(I978年12月)及び同1
87巻、Nα18716 (I976年11月)に記載
されており、その該当箇所を次の表にまとめた。
本発明の感光材料の乳剤の調製に当たり使用できる公知
の写真用添加剤も上記2つのリサーチ・ディスクロージ
ャーに記載されており、次の表に記載箇所を示した。
本発明の感光材料は、例えば、印刷用、Xレイ用、−t
Cネガ用、一般すハ゛−サル用、一般ボジ用、直接ポジ
用等の各種感光材料として具体化することができる。
本発明の感光材料は、X線写真感光材料に好適に適用す
ることができる。その場合、X線の照射方向から見て、
前側となる面に1枚の蛍光増悪紙を有するカセツテによ
り露光されるものであるX線写真用ハロゲン化銀写真感
光材料として好適に具体化することができる。
即ち、第1図に例示するのはカセツテの一例であり、符
号1がカセツテ裏蓋、符号Fで示すのがフロント側(X
線の照射方向から見て、前側となる面)であるが、この
ような場合、第2図に示すように、増感紙2は、その発
光面20を裏蓋側に向くようにセットする。これにより
、上記好ましい構成とすることができる。尚第2図中、
21は蛍光増感紙の支持体、22は蛍光体層、23は表
面保護層である。
本発明の感光材料は、下記式(I)で表される条件のも
とに現像処理されることが好ましい。
弐(I) 1°’ 7sX T =50〜150 0.7〈尼<4.0 但しlは感光材料を処理する際の処理長さ(単位二m)
であり、Tは2を通過するのに要する時間(単位二秒)
を表す。
また、下記に相当する条件でローラー搬送式自動現像機
により処理を行うことが好ましい。
式(I) %式% 但しlはローラー搬送式自動現像機の挿入口の第10−
ラーの芯から、乾燥出口の最終ローラーの芯までの長さ
(単位:m)であり、Tは上記pを通過するのに用いる
時間(単位二秒)である。
上記iは、例えば厚さ175μmのポリエチレンテレフ
タレート支持体上に写真構成層を有する感光材料を基準
にして求めることができる。
また上記Tは、自動現像機を用いる場合、その挿入口の
第10−ラーの芯の部分にフィルムの先端を挿入してか
ら、現像槽、渡り部分、定着槽、渡り部分、水洗槽、渡
り部分、乾燥部分を通過して、フィルムの先端が乾燥出
口の最終ローラーから出てくるまでの全時間〔換言すれ
ば、処理ラインの全長(m)をライン搬送速度(m/s
ec、)で割った商(sec、) )ということができ
る。
ここで渡り部分の時間を含めるべき理由は、当業界では
よく知られていることであるが、渡り部分においてもそ
の前のプロセスの液がゼラチン等の膜中に膨潤している
ために実質上処理工程が進行しているとみなせるためで
ある。
本発明の処理方法に用いる自動現像機の全搬送ローラー
の本数は、自動現像機の処理部であるiをローラー本数
で割った値が0.01〜0.04の範囲になるものであ
ることが好ましい。また各処理部位の時間は次のような
ものであることが好ましい。
また各処理部位の時間は次のような範囲が好ましい。
挿入士現像十渡り 定着+渡り 水洗+渡り スクイズ士乾燥 25〜40% 1゛2〜25% 10〜25% 25〜45% 使用されるローラーは、搬送部の直径が12mm〜60
an、長さが30CI11〜110CI11の間が好ま
しく、材質は様々なものが使用でき、例えば現像、定着
、水洗、乾燥の部位ではベークライト系(ガラス粉、金
属粉、プラスチック粉を含んでもよい)のものや、ゴム
系(ネオブレン、イソプレン、シリコンゴム等)のもの
を使用することができる。渡り部やスクイズ部には、撥
水性で弾力性のあるシリコンゴム等や、吸水性の大きい
合成皮革である商品名「タラリーノ」 (クラレ■製)
を用いることが好ましい。
本発明において好ましくは、上記lは0.7を超え、4
.0未満の範囲であり、これにより好ましい結果が得ら
れる。!が0.7より小さい場合、各処理工程が小さく
なり、使用するローラー本数も小さくなり、感度が低下
したり搬送性が悪くなったりする。逆にlが4.0より
大きい場合は、搬送スピードが大きくなりすぎ、フィル
ムにスリ傷が出やすくなり、また自動現像機の耐久性が
劣化する。
また2°・75とTとの積が50未満である場合は、処
理フィルムの感度が低下し、また、増感色素を支持体の
片面当たり100mg/rrr以上使用するようなフィ
ルムでは色残りも問題となる。この問題は本発明者の検
討によりわかったことである。好ましくはI!0・7S
とTとの積が76以上であることである。
以下余白゛ 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。なお、当然の
ことではあるが、本発明は以下述べる実施例により限定
されるものではない。
実施例−1 下引き処理された厚さ175μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム支持体の片面(A面となる面)上に、
沃化銀を2.3モル%含有する直接X線用高感度沃臭化
銀乳剤、及びその上層に保護層塗布液を塗布し、更に反
対の側(B面となる面)にバンキング上層液及びバッキ
ング下層液を塗布して、A面に怒光性ハロゲン化銀乳剤
層及びその上層の保護層、B面にバッキング下層及び上
層を有する本発明に係るハロゲン化銀写真窓光材料を作
成した。但し、保護層にはマット荊として、平均粒径が
1.5μmの二酸化珪素の微粒子を、また、バンキング
上層には平均粒径が4.3μmのポリメチルメタクリレ
ート微粒子をそれぞれ添加した。
各々の添加量は、マット農が表−1に示す値となるよう
に調整した。
得られた感光材料を1iff125.4cm、横30.
5cmのサイズに加工して、本発明に係る片面直接X線
撮影用フィルム試料とした。
乳剤層、保護層、バッキング上層・下層の各層に用いる
添加剤、ないし各層形成用の塗布液組成は、下記に示す
とおりとした。
(乳剤添加剤) 感光性ハロゲン化銀乳剤層への添加剤として、次の化合
物を用いた。即ち、ハロゲン化銀1モル当たり t−ブチル−カテコール 40011g、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a、7−チトラザインデン
 3g。
ポリビニルピロリドン(分子量10.000) 1.0
g、スチレン・無水マレイン酸共重合体 2.5g、ト
リメチロールプロパン 10g1 ジエチレングリコール 5g、 ニトロフェニル−トリフェニルフォスフオニウムクロラ
イド 50mg、 1.3−ジヒドロキシベンゼン−4−スルホン酸アンモ
ニウム 4g。
2−メルカブトヘンツイミダゾール−5−スルホン酸ソ
ーダ 15mg、 H 1,1−ジメチロール−1−フロム−1−二トロメタン
 10mg、 等を加えて乳剤層塗布液を調製した。
(保護層添加剤) また保護層添加剤として、下記の化合物を加え、保護膜
層塗布液を調製した。即ちゼラチン1g当たり、 C,F、SO,K             3mg。
CJ+、0(CHzCHzO+]CHzC)IzOH5
11g、塩化ナトリウム        3mg、ホル
マリン       20mg。
グリオキザール     30mg、 平均粒径1.5μmの二酸化珪素の微粒子(マット剤)
   表−1のマット度となる量等を加えた。
以下余白′ co2COO(CHz)9CH) C)ICOO(CH2)zCH(CH,)z7mg、 OJa (バッキング層) また、バッキング要用の塗布液は、 を用いた。
(バッキング下層塗布液) 以下のもの (バンキング上層塗布液) バッキング染料A o3Na バッキング染料B 以下余白 また、該フィルム用のカセツテとしてフロント側(X線
の照射側)にのみ蛍光増感紙をセントしたものを用意し
た(第1図、第2図参照)。
こうして得られたカセツテに暗室内で前記フィルム試料
各々を装填し、次いで管電圧90kvp、管電流120
 mAの条件で胸部ファンドーム(京都科学■製)を撮
影した後、5RX−501自動現像機を用い、XD−3
R及びXF−SR処理液(いずれもコニカ■社製)にて
現像処理を行った。尚、撮影は各フィルムとも30回繰
り返した。
こうして得られた各30枚の試料について正しく撮影さ
れたものの枚数を数え、表−1に示した。(表裏を取り
違えてカセツテに装填されたものは画像にならず、問題
であった。) 以下余白 表 表−1より明らかなように、本発明に係る試料は、A面
とB面のマット農を本発明の範囲で異ならしめることに
より、表裏判別が容易で、間違えることな。
く感光材料フィルムの感光面と増感紙の発光面とを確実
に合わせて、カセツテに装填できることが判る。
また、本発明に係る試料を、上記露光後に次のように処
理したところ、良好な画像が得られた。
現  像  液: XD−3R(現像温度=35°C)
定  着  液:XF−3R(定着温度:35℃)処理
時間:45秒 使用自動現像機: 5RX−501 (現像液、定着液、自動現像機は いずれもコニカ■製) 上記条件は、前掲の式(I)のT=45(秒)、l−2
,72(m)の条件に該当する処理である。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、片面
感光材料としての鮮鋭性良好等の効果を保ち、かつ、表
裏の判別が容易で、カセツテへの誤装填等のおそれが解
決されたものである。
【図面の簡単な説明】 第1図はカセツテの一例を示す構成図であり、第1図(
a)は上面図、第1図(b)は側面図である。 第2図はカセツテへの蛍光増感紙のセットを示す説明図
である。 1・・・カセツテの裏蓋、2・・・蛍光増感紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上の一方の側に、少なくとも1層の感光性ハ
    ロゲン化銀乳剤層と少なくとも1層の非感光性層を有し
    、かつ、蛍光増感紙を有する撮影用カセッテに装填して
    撮影が行われるハロゲン化銀写真感光材料であって、 該感光材料の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する側のマ
    ット度がそれと反対の側のマット度よりも低い値であり
    、その差が50mmHg以上であることを特徴とするハ
    ロゲン化銀写真感光材料。 2、該感光材料がX線写真感光材料であり、X線の照射
    方向から見て、前側となる面に1枚の蛍光増感紙を有す
    るカセッテにより露光されるものである請求項1に記載
    のハロゲン化銀写真感光材料。 3、下記式( I )で表される条件下で現像処理される
    ものである請求項1または2に記載のハロゲン化銀写真
    感光材料。 式( I ) l^0^.^7^5×T=50〜150(0.7<l<
    4.0) 但しlは感光材料を処理する際の処理長さ(単位:m)
    であり、Tはlを通過するのに要する時間(単位:秒)
    である。 4、下記式( I )で表される条件下で、ローラー搬送
    型自動現像機により処理されるものである請求項1また
    は2に記載のハロゲン化銀写真感光材料。 式( I ) l^0^.^7^5×T=50〜150(0.7<l<
    4.0) 但しlはローラー型自動現像機の挿入口の第1ローラー
    から出口ローラーまでの長さ(単位:m)であり、Tは
    lを通過するのに要する時間(単位:秒)である。
JP18554590A 1990-07-13 1990-07-13 表裏判別の可能なハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0473640A (ja)

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JP18554590A JPH0473640A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 表裏判別の可能なハロゲン化銀写真感光材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716936U (ja) * 1993-08-30 1995-03-20 コニカ株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0716936U (ja) * 1993-08-30 1995-03-20 コニカ株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料

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