JPH0474312B2 - - Google Patents

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JPH0474312B2
JPH0474312B2 JP63228161A JP22816188A JPH0474312B2 JP H0474312 B2 JPH0474312 B2 JP H0474312B2 JP 63228161 A JP63228161 A JP 63228161A JP 22816188 A JP22816188 A JP 22816188A JP H0474312 B2 JPH0474312 B2 JP H0474312B2
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fertilizer
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、植物の栄養に供すること、または、
植物の栽培に資するために使用する化成肥料に関
するものである。 〔従来技術およびその問題点〕 肥料は、農業にとつて不可欠の基礎資材であ
り、窒素、リン酸、加里に代表される肥料成分
は、その塩の粉末を原料として、数種類の成分を
目的によつて配合量を定め、混合して製造する。 粉末肥料は、製造後流通時における成分の偏
析、吸湿による固結、および施肥時の飛散等の問
題が生ずるので、近年、所定の配合量で粉末を混
合した後、造粒したものが化成肥料という名前で
使用されている。 ところが、化成肥料は、成分の偏析、施肥時の
飛散は解決しても、固結については依然として問
題を残したままである。 化成肥料の固結とは、流通貯蔵中に粒と粒の間
に水を媒体として新しい塩の結晶が生じ、これが
積み重ね圧力と相まつて粒と粒をつなぐことによ
つて起こり、固結した化成肥料は、菓子にある岩
おこしのような状態となり施肥不可能となる。 固結の原因となる水分は、粒が接している外気
の湿度と化成肥料自体が内蔵している1%前後と
いわれる水分であり、外気とは、袋詰された化成
肥料の空〓に存在する空気である。 固結防止方法としては、造粒乾燥後、シリカフ
ラワー、珪藻土等の比表面積の大きい微粉末を
0.1〜1.0%程度、餅のトリ粉のように化成肥料の
表面に付着させることによつて、大部分は解決さ
れている。 ところが、数多く存在する化成肥料の配合の中
で、例えば尿素のようなものは、微量の水分が存
在しても表面が溶解し、結晶を生成させ固結につ
ながるものであり、前記固結防止方法は効果がな
く、依然として問題点を残したまま現在に至つて
いるのが現状である。 〔問題点を解決するための手段〕 固結の原因は、接する外気の湿度と化成肥料自
体が保有する水分であることは前述したが、発明
者等は、鋭意研究の結果、外気の湿度は、水分の
絶対量が極めて微量でほとんど無視しても良い程
度の原因でしかなく、肥料自体が保有する水分が
最大の原因であることをつきとめた。 すなわち、造粒された肥料は、水分1%前後に
乾燥され袋詰めされるが、当然表面は乾燥度が高
く低水分であり、内部ほど乾燥度が低く高水分で
ある。 その後、流通貯蔵中に水分は、高濃度の中心部
から低濃度の表面へ移動を始め、表面へ出たもの
は、昼間の気温の高い時に蒸発し、袋内部の空〓
に湿度として存在する。夜間、気温が下がると結
露し、水となつて肥料表面に再付着し表面の溶解
がはじまる。 この繰り返しによつて結晶が析出し、粒と粒の
固結が起こるのである。 表面にまぶしたシリカフラワー、珪藻土等の固
結防止剤は、水分の蒸発と、結露した水分の肥料
表面への再付着をある程度防止するが、保水性が
劣るため、移動する水分量が多い場合あるいは水
との反応速度が大きい肥料成分の場合は、充分に
対応しきれず結晶が生成し、固結のトラブルが起
こることがままある。 発明者等は、固結の原因を究明し、この対策を
鋭意研究の結果、多孔質であり保水性に優れたホ
ルマイト系鉱物の粉末を化成肥料の粒内部に点在
させることによつて、固結をほとんど完全に防止
できることを知見した。 本発明の化成肥料は、原料粉末にホルマイト系
鉱物の粉末を1.0〜15.0%混合し、水を加えなが
ら造粒したもので、製造工程は従来と何ら変わる
ことはなく、表面にシリカフラワー等従来の固結
防止剤をまぶせば更に良く、従来の化成肥料は、
固結防止剤の外添による固結防止であり、本発明
は内添および内添と外添を組み合わせた固結防止
であることを特徴とするものである。 すなわち、本発明は、化成肥料にホルマイト系
鉱物の粉末を重量比で1.0〜15.0%含有させ、耐
固結性を著しく向上させたものであり、第2発明
は第1発明にバインダーを8.0%以下含有させて、
造粒工程における造粒収率の向上を狙つたもので
ある。 第3発明は、第1発明および第2発明の化成肥
料にそれぞれシリカフラワー、珪藻土等の固結防
止剤を0.1〜1.0%外添し、化成肥料の表面に付着
させて第1発明および第2発明の化成肥料の耐固
結性をさらに改善したものである。 なお、ホルマイト系鉱物は、1.0%未満では固
結防止の効果が小さいのでその下限を1.0%とす
ると良い。また15.0%を越えて含有させると粘性
が高くなり、造粒工程中での流動性が阻害され、
造粒収率が低下するのでその上限を15.0%とする
と良い。また、バインダーは8.0%を越えて含有
させると、粘性が高くなり、造粒工程中での流動
性が阻害され、収率が著しく低下するので上限を
8.0%とすると良い。さらに、外添する固結防止
剤としてはシリカフラワー、珪藻土を用いるが、
0.1%未満では固結防止の効果が小さく、1.0%を
越えて外添してもその効果が飽和すためその上限
を1.0%とすると良い。 〔作用〕 本発明は、非常に比表面積の大きい粉末、つま
りホルマイト系鉱物と総称されるセピオライト、
アタパルジヤイトの粉末を化成肥料内部に均一に
点在させることにより、水分濃度の高い中心部よ
り水分濃度の低い表面へ水分が移動する途中で水
分が吸着捕捉され、水分が表面に出ないようにす
る。その結果、袋内の空〓への水分の蒸発が少な
く、従つて結露して肥料表面へ再付着する水分の
量が少なく、固結の可能性が極めて小さい化成肥
料を得ることに成功した。 使用するホルマイト系鉱物は、繊維状の結晶構
造を有し、結晶の中に10Å〜300Åの細孔が無数
に分布しており、その比表面積は300〜350m2/g
といわれ天然の鉱産物では最大の比表面積を有す
るものである。 また、細孔の表面に沢山の水酸基を有するた
め、水分を捕捉する性能に優れ、自重の100〜200
%の保水性を有するため化成肥料内に残存する1
%前後の水分を固定する保水性は、充分に保有す
るものである。 実施例 1 使用した化成肥料の配合を第1表に示す。ホル
マイト系鉱物は、米国ネバダ産セピオライトを使
用した。
【表】 評価方法は次の(1)〜(5)の通りである。 (1) 7cm×10cmのポリエチレン製チヤツク付サン
プル袋に、サンプルをそれぞれ100gを入れ密
封する。 (2) 化成肥料粒内の水分を放出させるため50℃で
3.5時間加温する。 (3) 1袋当たり10Kgの荷重のかかるよう耐火レン
ガの重しをのせる。 (4) 7日間放置後荷重を除去し評価する。 (5) 評価は第2表に従つて行う。
【表】 従来品と第1発明品にそれぞれ従来の固結防止
剤であるシリカフラワーと珪藻土を0.3%粒表面
にまぶしたものと、固結防止剤をまぶしていない
ブランクをサンプルとして使用した。 評価方法の通り実験を進め、第3表の結果を得
た。 なお実験は2回繰り返して行つた。
【表】 第3表の結果から、従来品が、シリカフラワ
ー、珪藻土をまぶしても完全に固結しているのに
対して、第1発明品には固結は全く認められず、
ブランクにおいても、指で押すとくずれる程度に
固結しているに過ぎなく、本発明が優れているこ
とが明らかである。 実施例 2 使用した化成肥料の配合を第4表に示す。ホル
マイト系鉱物は米国ジヨージア産アタパルジヤイ
トを使用し、バインダーはベントナイトを使用し
た。
【表】 従来品と第2発明品にそれぞれ従来の固結防止
剤であるシリカフラワーを0.3%粒表面にまぶし
たものと、固結防止剤をまぶしていないブランク
をサンプルとして使用した。 評価方法は、実施例1の加温時間を変化させた
以外は、同じ方法で評価し、第5表の結果を得
た。なお、実験は2回繰り返して行つた。
〔発明の効果〕
実施例1、実施例2ともセピオライト、または
アタパルジヤイトを内添しているものが、従来品
よりも固結防止に優れていることが明確に判別で
きる。 特に、セピオライト、またはアタパルジヤイト
を内添したものにシリカフラワー等の固結防止剤
を外添すると、苛酷な条件にあつても固結が起こ
りにくいことを示しており、従来技術では得られ
ない効果を発揮する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量比で、ホルマイト系鉱物粉末を1.0〜
    15.0%含有することを特徴とする耐固結性に優れ
    た化成肥料。 2 重量比で、ホルマイト系鉱物粉末を1.0〜
    15.0%、バインダー8.0%以下を含有することを
    特徴とする耐固結性に優れた化成肥料。 3 化成肥料表面に固結防止剤を重量比で、0.1
    〜1.0%付着させたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1、2項記載の耐固結性に優れた化成肥
    料。 4 ホルマイト系鉱物は、セピオライト、アタパ
    ルジヤイトの繊維状含水マグネシウム珪酸質粘土
    鉱物であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1、2、3項記載の化成肥料。
JP63228161A 1988-09-12 1988-09-12 化成肥料 Granted JPH0280388A (ja)

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JPH0280388A JPH0280388A (ja) 1990-03-20
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INDUSTRIAL AND ENGENEERING CHEMISTRY=1967 *
PALYGORSKITE-SEPIOLITE=1984 *

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