JPH0475191B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0475191B2 JPH0475191B2 JP59172613A JP17261384A JPH0475191B2 JP H0475191 B2 JPH0475191 B2 JP H0475191B2 JP 59172613 A JP59172613 A JP 59172613A JP 17261384 A JP17261384 A JP 17261384A JP H0475191 B2 JPH0475191 B2 JP H0475191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mgo
- present
- castable
- single crystal
- fluidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ceramic Products (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、流動性、耐消化性に優れたキヤスタ
ブル耐火物に関する。 従来の技術及び問題点 キヤスタブル耐火物には、良好な流動性が必要
とされており、この流動性は、使用する原料の形
状、粒度分布、表面性状、下純物等により影響を
受ける。 従来、耐食性を向上させる為、鋳込み用或いは
流し込み用のセメント系キヤスタブル耐火物に使
用されている多結晶MgOは、強い水和性を有す
るために、凝集性が大きく、特に、形状が球でな
い多結晶MgOを添加したキヤスタブル耐火物は、
凝集し易く、流動性は悪くなる。 また、多結晶のMgOは、その粒界に水分が浸
透しやすく、それがキヤスタブル耐火物の乾燥時
に膨張するなどして消化の原因となり、水酸化マ
グネシウム等が生成され、施工体の強度が低下す
るという問題点がある。 問題点を解決するための手段 本発明者は、上記した点に鑑みて種々研究を重
ねた結果、多結晶のMgOに代えて単結晶のMgO
を使用することにより問題点を解決できることを
見出し、ここに本発明を完成した。 即ち、本発明は、結晶成長法で製造された単結
晶MgOを0.5〜30重量%含有して成るキヤスタブ
ル耐火物に係る。 本発明に於いて使用する単結晶MgOとは、通
常粒度1mm以下程度であり、MgOの粒子中に全
く粒界のないものである。そして、本発明に於い
ては、溶融法などの結晶成長法によつて製造され
た単結晶MgOを使用する必要がある。また使用
する単結晶MgOは、高純度で形状が球形のもの
が好ましい。 本発明では、単結晶MgOの使用量は、キヤス
タブル耐火物中に0.5〜30重量%とする。単結晶
MgOを使用することにより、多結晶MgOを使用
する場合に比して、キヤスタブル耐火物の流動性
が向上し、施工性が良くなる。また、単結晶であ
るために結晶粒界がなく、従つて粒界に浸透した
水分に起因するMgOの消化が起きず、焼成体は、
高強度を有する。単結晶MgOの使用量が、0.5重
量%より少ないと、施工性の向上、消化防止の効
果がなく、30重量%より多くなると耐スポーリン
グ性が低下するので好ましくない。 本発明キヤスタブル耐火物において、単結晶
MgO以外の耐火物原料としては、アルミナ、ム
ライト、スピネル、シヤモツト、ロー石、クロム
鉱、ジルコン、炭化珪素、炭素、金属粉等の従来
公知の原料を適当に組み合わせて使用でき、夫々
の使用量も従来公知の範囲で目的に合わせて適当
に選ぶことができる。 バインダーとしても従来公知のものが使用で
き、例えば、アルミナセメント、リン酸アルミニ
ウム、珪酸ソーダなどが使用できる。その他少量
の分散剤を添加することもできる。 本発明キヤスタブル耐火物の組成の例を第1表
に示す。
ブル耐火物に関する。 従来の技術及び問題点 キヤスタブル耐火物には、良好な流動性が必要
とされており、この流動性は、使用する原料の形
状、粒度分布、表面性状、下純物等により影響を
受ける。 従来、耐食性を向上させる為、鋳込み用或いは
流し込み用のセメント系キヤスタブル耐火物に使
用されている多結晶MgOは、強い水和性を有す
るために、凝集性が大きく、特に、形状が球でな
い多結晶MgOを添加したキヤスタブル耐火物は、
凝集し易く、流動性は悪くなる。 また、多結晶のMgOは、その粒界に水分が浸
透しやすく、それがキヤスタブル耐火物の乾燥時
に膨張するなどして消化の原因となり、水酸化マ
グネシウム等が生成され、施工体の強度が低下す
るという問題点がある。 問題点を解決するための手段 本発明者は、上記した点に鑑みて種々研究を重
ねた結果、多結晶のMgOに代えて単結晶のMgO
を使用することにより問題点を解決できることを
見出し、ここに本発明を完成した。 即ち、本発明は、結晶成長法で製造された単結
晶MgOを0.5〜30重量%含有して成るキヤスタブ
ル耐火物に係る。 本発明に於いて使用する単結晶MgOとは、通
常粒度1mm以下程度であり、MgOの粒子中に全
く粒界のないものである。そして、本発明に於い
ては、溶融法などの結晶成長法によつて製造され
た単結晶MgOを使用する必要がある。また使用
する単結晶MgOは、高純度で形状が球形のもの
が好ましい。 本発明では、単結晶MgOの使用量は、キヤス
タブル耐火物中に0.5〜30重量%とする。単結晶
MgOを使用することにより、多結晶MgOを使用
する場合に比して、キヤスタブル耐火物の流動性
が向上し、施工性が良くなる。また、単結晶であ
るために結晶粒界がなく、従つて粒界に浸透した
水分に起因するMgOの消化が起きず、焼成体は、
高強度を有する。単結晶MgOの使用量が、0.5重
量%より少ないと、施工性の向上、消化防止の効
果がなく、30重量%より多くなると耐スポーリン
グ性が低下するので好ましくない。 本発明キヤスタブル耐火物において、単結晶
MgO以外の耐火物原料としては、アルミナ、ム
ライト、スピネル、シヤモツト、ロー石、クロム
鉱、ジルコン、炭化珪素、炭素、金属粉等の従来
公知の原料を適当に組み合わせて使用でき、夫々
の使用量も従来公知の範囲で目的に合わせて適当
に選ぶことができる。 バインダーとしても従来公知のものが使用で
き、例えば、アルミナセメント、リン酸アルミニ
ウム、珪酸ソーダなどが使用できる。その他少量
の分散剤を添加することもできる。 本発明キヤスタブル耐火物の組成の例を第1表
に示す。
【表】
【表】
本発明キヤスタブル耐火物の施工方法としては
公知の方法のいずれによつても良く、振動鋳込
み、流し込み施工のほか吹付施工、プレパクト施
工も採用することができる。 本発明キヤスタブル耐火物のうち、特にアルミ
ナ質キヤスタブル耐火物に単結晶MgOを添加し
たものは、焼成体の強度が高く、稼動面が緻密で
あり、溶融金属、スラグ等の浸透を防止する効果
が大きい。 発明の効果 本発明に係る単結晶MgOを含有するキヤスタ
ブル耐火物は、流動性に優れているため、施工性
が良く、また耐消化性に優れているため高強度で
ある。 実施例 次に実施例を示して本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 第2表に示す組成の本発明キヤスタブル耐火物
と従来品の多結晶MgOを含有するキヤスタブル
耐火物について、水を加えて混練した場合の流動
性について試験を行なつた。試験は、JIS−R−
5201のフロー試験に準じて行ない、フロー値
(mm)を測定した。この場合、フロー値が大きい
ほど混練物の流動性は大となる。結果を第3表に
示す。
公知の方法のいずれによつても良く、振動鋳込
み、流し込み施工のほか吹付施工、プレパクト施
工も採用することができる。 本発明キヤスタブル耐火物のうち、特にアルミ
ナ質キヤスタブル耐火物に単結晶MgOを添加し
たものは、焼成体の強度が高く、稼動面が緻密で
あり、溶融金属、スラグ等の浸透を防止する効果
が大きい。 発明の効果 本発明に係る単結晶MgOを含有するキヤスタ
ブル耐火物は、流動性に優れているため、施工性
が良く、また耐消化性に優れているため高強度で
ある。 実施例 次に実施例を示して本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 第2表に示す組成の本発明キヤスタブル耐火物
と従来品の多結晶MgOを含有するキヤスタブル
耐火物について、水を加えて混練した場合の流動
性について試験を行なつた。試験は、JIS−R−
5201のフロー試験に準じて行ない、フロー値
(mm)を測定した。この場合、フロー値が大きい
ほど混練物の流動性は大となる。結果を第3表に
示す。
【表】
【表】
第3表から、本発明キヤスタブル耐火物は、従
来品と比べて流動性に優れていることが明らかで
ある。また耐消化性のテストとして110℃で24時
間乾燥後、及びオートクレーブ中で3気圧、152
℃、3時間保持後の曲げ強さの測定を行なつた。
結果を第4表に示す。
来品と比べて流動性に優れていることが明らかで
ある。また耐消化性のテストとして110℃で24時
間乾燥後、及びオートクレーブ中で3気圧、152
℃、3時間保持後の曲げ強さの測定を行なつた。
結果を第4表に示す。
【表】
オートクレーブテストは、MgOの消化を極端
に進行させる条件で行なつているので、第4表か
ら、本発明キヤスタブル耐火物が耐消化性に優れ
ていることが明らかである。
に進行させる条件で行なつているので、第4表か
ら、本発明キヤスタブル耐火物が耐消化性に優れ
ていることが明らかである。
Claims (1)
- 1 結晶成長法で製造された単結晶MgOを0.5〜
30重量%含有して成るキヤスタブル耐火物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59172613A JPS6153173A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | キヤスタブル耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59172613A JPS6153173A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | キヤスタブル耐火物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6153173A JPS6153173A (ja) | 1986-03-17 |
| JPH0475191B2 true JPH0475191B2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15945119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59172613A Granted JPS6153173A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | キヤスタブル耐火物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6153173A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE42773E1 (en) | 1992-06-17 | 2011-10-04 | Round Rock Research, Llc | Method of manufacturing an enclosed transceiver |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10109267B9 (de) * | 2001-02-26 | 2004-09-23 | Refratechnik Holding Gmbh | Versatz, insbesondere zur Herstellung eines Feuerfesten Formkörpes mit erhöter Alkalibeständigkeit und Verfahren zum Herstellen eines Versatzes |
| CN104338893B (zh) * | 2013-07-26 | 2016-08-17 | 沈阳铸造研究所 | 一种具有高流动性的水玻璃砂及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144773A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-04 | 鶴海合成炉材株式会社 | 練土状塩基性スタンプ材 |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP59172613A patent/JPS6153173A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE42773E1 (en) | 1992-06-17 | 2011-10-04 | Round Rock Research, Llc | Method of manufacturing an enclosed transceiver |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6153173A (ja) | 1986-03-17 |
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