JPH0475321B2 - - Google Patents

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JPH0475321B2
JPH0475321B2 JP14187384A JP14187384A JPH0475321B2 JP H0475321 B2 JPH0475321 B2 JP H0475321B2 JP 14187384 A JP14187384 A JP 14187384A JP 14187384 A JP14187384 A JP 14187384A JP H0475321 B2 JPH0475321 B2 JP H0475321B2
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cable
synthetic resin
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lip
buffer
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ケーブルの定着部、特に斜張橋マ
ルチケーブルの定着部における角折れを緩和する
角折れ緩衝装置に関するものである。
[従来の技術] 斜張橋ケーブルは、斜張橋の桁を高強度のケー
ブルで吊り上げる荷重を分散させるために重要な
役割をもつ。
斜張橋ケーブルの定着構造は、使用するストラ
ンドの径、本数、ケーブル端部を固定するための
ソケツト型式、引込み方法等を考慮したものとな
つているが、活荷重載荷による桁、塔の弾性変
形、ケーブルのサグ(SAG)変化、振動等に伴
うケーブルの定着部の角度変化によつて、ソケツ
トに定着したケーブル端部に曲げモーメントが生
じ、ケーブルの耐久性が低下する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これに対する対策として、この発明に至る過程
で開発された角折れ緩衝装置Bfの構成を第3図
と第4図に示す。すなわち、この緩衝装置Bfは、
合成樹脂5のみを緩衝部本体内面に充填した角折
れ緩衝装置であり、カバー1にて固定される緩衝
部本体と、ケーブル管2aにて被覆されたケー
ブル2との間に、合成樹脂5を注入して硬化させ
ることにより、緩衝部本体とケーブル2との一
体化を図り、ケーブルの角折れ緩衝効果を得よう
としたものである。
緩衝部本体の材質としては、クロロプレンゴ
ム、その他の弾性高分子物質の耐候性エラストマ
ーが用いられ、また、合成樹脂5としては液状エ
ポキシ樹脂等の液状の樹脂が用いられる。
しかしながら、ケーブル2は必ずしも緩衝部本
とセンターに位置するものではなく、一方に
片寄る場合が多く、その片寄りも大小さまざまで
あるために、液状の樹脂を空間部に注入して緩衝
部本体とケーブル管2aとを一体的に固着させ
る場合、ケーブル管2aと緩衝部本体との隙間
より液状樹脂の漏れが生じるため、液状の樹脂を
注入する場合に注入樹脂の漏れ防止対策が必要と
なる。通常の手段として、シーリング材等による
目張り処理が考えられ、また、さらに速硬性パテ
状樹脂の注入を先行させる等の方法も考えられる
が、いずれも十分な機能を期待できるものではな
い。ましてや片寄りの大きい場合は、その漏洩防
止に困難をきわめていたものである。
そこで、この発明は、このセンターからの片寄
りの大小にかかわらず、常に有効な漏れ防止効果
を発揮してケーブルと緩衝部本体とを均一に一体
化することができ、有効な角折れ緩衝効果を達成
し得る角折れ緩衝装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、この発明は、易
変形性のセルラーラバーやセルラープラスチツク
フオーム等からなる連続気泡フオームが液状樹脂
の漏洩防止材料として好適であることを解明し、
また、さらに漏洩防止材としての連続気泡フオー
ムと、注入樹脂側すなわち合成樹脂との接触面で
ある内方側面に、スキン層(皮膜層)を形成した
連続気泡フオームが、ケーブルの片寄りの大きい
場合には特に、必要条件であることを見出したも
のである。
すなわち、この発明は、ケーブル管で被覆され
たケーブルと、緩衝部本体の円筒状の胴部との空
間部に液状の合成樹脂が注入され、硬化した合成
樹脂層によつてケーブル管と胴部とを一体化する
角折れ緩衝装置であつて、ケーブルが胴部に対し
偏心状態に位置しても緩衝部本体との先端隙間か
ら液状樹脂の漏洩が防止され、容易且つ迅速にそ
の取付操作ができる角折れ緩衝装置を提供したも
ので、ケーブル管で被覆されたケーブルを包囲す
る円筒状の胴部と、胴部から先端部に向かつて先
細り状態とした唇状部とからなる二つ割り分割体
の緩衝部本体と;当該唇状部の内周面に接着され
ケーブル管の外周面に沿つて圧縮状態で裁頭円錐
形状に組み合わせられる連続気泡フオームと; 上記胴部の空間部に充填形成されケーブル管と
胴部とを一体化した合成樹脂層とからなり、前記
連続気泡フオームは合成樹脂層との境界面にスキ
ン層を有することを特徴としている。
[作用] 上記のとおり、易変形性の連続気泡フオームを
唇状部に設け、この連続気泡フオームがケーブル
管の外周面に沿つて圧縮状態で裁頭円錐形状に組
み合わせられるようにしたので、ケーブル管が胴
部に対し偏心状態にない場合は勿論、たとえ偏心
状態にあつても、圧縮された連続気泡フオームお
よび境界面に形成したスキン層によつて液状合成
樹脂の浸透が適度に抑制され、各種のセンターか
らの片寄りに確実に対応することができる。
緩衝部本体とケーブルとは常に均質な充填合成
樹脂層によつて一体化することができ、良好な角
折れ緩衝効果を発揮する緩衝装置を好適な作業性
をもつて実現化し得るものである。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
図において、1はカバー、2はケーブル管2a
で被覆されたケーブルである。緩衝部本体は、
円筒状の胴部3aと、胴部3aから先端部に向つ
て先細りになつた唇状部3bとからなり、弾性高
分子物質であるエラストマーを用いて二つ割り分
割体として構成される。エラストマー材質として
は、耐候性、耐老化性、耐熱性、耐低温性にすぐ
れたゴム状弾性体が好ましい。
緩衝部本体とケーブル管2aにて被覆された
ケーブル2との空間において、胴部3aにおいて
は、低粘度の液状体として注入口6から注入して
硬化させた合成樹脂層5が形成され、また、唇状
部3bの内周面には、合成樹脂の注入時における
漏れを防止するため、二つ割り分割体として構成
される緩衝部本体の組み合わせ時、ケーブル管
の外周面に沿つて圧縮状態で裁頭円錐形状に組み
合わせられる易変形性の連続気泡フオームが接
着固定されており、合成樹脂層5と接触する側面
にはスキン層4aが形成されている。
連続気泡フオームの見掛比重は、0.01〜0.2
の範囲が好ましく、特に0.015〜0.1が好適であ
る。0.01未満では軽く軟らかすぎて液状合成樹脂
の注入圧に対して耐えきれない。また、0.2を越
えるとやや硬すぎて、圧縮変形性が低く、円滑な
易変形性が得られず作業が不安定かつ困難を伴う
ものである。かかる材質として好適なものとして
は、スキン層を形成したポリウレタンフオームを
あげることができる。7は液状合成樹脂を注入す
る際の排気口である。
合成樹脂層5を構成する液状の合成樹脂として
は、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂等の硬質化合成樹脂の液状体をあ
げることができる。
ケーブルに対する取付作業はきわめて簡単であ
り、唇状部3bの内周面に接着した連続気泡フオ
ームをケーブル管の外周面に沿つて押圧圧縮し
ながら二つ割り分割体としての緩衝部本体を組
み合わせ、カバー1で組み合わせ状態を確保した
上、胴部3aの空間部に液状合成樹脂を注入口6
から注入して硬化させ、合成樹脂層5を形成する
ことによつて胴部とケーブル管とを一体化すれば
良い。
第2図は、ケーブル2が緩衝部本体に偏心状
態にて設定された場合の断面図を示したものであ
り、大きく偏心状態となると、図示のとおり、唇
状部3bはケーブルで押し付けられて、一方側で
は圧接面部PFを形成し、他方側では偏心開口部
EOを形成する。このように、緩衝部本体の両
端部が偏心のため大きく開口すると、目張り対策
のようなシーリング材では、液状の合成樹脂を注
入する時の漏れを完全に防止することは不可能で
あつた。
因つて、唇状部3bとケーブルの位置変動に対
応可能な方法として、連続気泡フオーム4を、唇
状部3bとケーブルとの間に圧縮状態下に設定す
るものである。
その圧縮程度は、片寄りの発生状態およびフオ
ームの見掛け比重、注入樹脂の粘度等を勘案して
圧縮の最大〜最小の範囲が決定されるため変動性
を有するものであるが、比較的片寄りの大きい場
合の実施の一例としては、連続気泡フオーム4の
肉厚を、緩衝部本体の中央位置にケーブルが設
定された場合の緩衝部本体の胴部3aとケーブ
ル管2aとの空間部の約2倍程度とすれば良い。
すなわち、唇状部3bの内面に沿つて接着され
る連続気泡フオーム4は、二つ割り分割体として
提供され、ケーブル管2aの外周面に沿つて圧縮
状態で裁頭円錐形状に組み合わせられるが、その
裁頭円錐形状をなす連続気泡フオーム4の底面の
直径を、ケーブル管2aと胴部3aとの空間部に
充填される合成樹脂層5の直径、言い換えれば胴
部3aの内径の約2倍の大きさとするものであ
る。なお、この大きさの範囲は、通常は約1.5倍
〜約2倍程度の範囲を基準とし、状況に応じてあ
る程度変動されるものである。液状合成樹脂の浸
透を抑制するために合成樹脂層5との境界面に形
成されるスキン層4aは、フオームのモールド成
形において形成する。
この連続気泡フオームは、前述のとおり見掛け
比重の低いものであるために、きわめて易変形性
であつて発生するすべての偏心度によく適合する
ように圧縮されうるものである。偏心による唇状
部3bの先端の圧設面部PFは、高圧縮のために
十分な漏れ防止機能を有することは当然である
が、偏心開口部EOは適度の圧縮とスキン層4a
とによつて、液状の合成樹脂の硬化までの浸透が
抑制され、すべての偏心に対する漏れを防止する
ことができる。
また、合成樹脂の硬化の進行途中において未硬
化の合成樹脂が連続気泡フオームの気泡内に仮
に含浸した場合においても、合成樹脂の充填密度
が外方に向つて漸減状態に硬化され、漏洩は完全
に防止され、且つ唇状部3bも好適な強度と緩衝
性を有する安定状態に設定され、好適な緩衝機能
を発揮する状態となる。
特に、唇状部の内側が連続気泡フオームとこ
れに含浸した合成樹脂5との複合体で、かつ、唇
状部3bの先端に向かつて、合成樹脂の密度が漸
減状態に形成される場合には、唇状部3bは安定
強度を有する好適な緩衝部を形成するという特徴
をも有するものである。
[発明の効果] 以上のとおり、この発明の緩衝装置は、ケーブ
ルの片寄りの大小にかかわらず、常に注入硬化す
る液状合成受理の有効な漏れ防止効果が得られ、
ケーブルと緩衝部本体とが均質な合成樹脂層によ
つて結合一体化されるものであり、有効な角折れ
緩衝効果を発揮し得る角折れ緩衝装置を良好な作
業性を持って迅速に実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る斜張橋ケーブルの角
折れ緩衝装置の一実施例を示す正面図、第2図
は、ケーブルが緩衝部本体に対し偏心状態で設定
された場合の実施例を示す断面図、第3図は、初
期に開発した角折れ緩衝装置を使用してケーブル
を定着した状態を示す正面図で、一部断面にて示
す。第4図は、第3図の−線断面図である。 1……カバー、2……ケーブル、2a……ケー
ブル管、……緩衝部本体、3a……胴部、3b
……唇状部、……連続気泡フオーム、4a……
スキン層、5……合成樹脂層、6……注入口、7
……排気口、Bf……緩衝装置、EO……偏心開口
部、PF……圧接面部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーブル管で被覆されたケーブルを包囲する
    円筒状の胴部と、胴部から先端部に向かつて先細
    り状態とした唇状部とからなる二つ割り分割体の
    緩衝部本体と;当該唇状部の内周面に接着されケ
    ーブル管の外周面に沿つて圧縮状態で裁頭円錐形
    状に組み合わせられる連続気泡フオームと; 上記胴部の空間部に充填形成されケーブル管と
    胴部とを一体化した合成樹脂層とからなり、前記
    連続気泡フオームは合成樹脂層との境界面にスキ
    ン層を有することを特徴とする斜張橋ケーブルの
    角折れ緩衝装置。
JP14187384A 1984-07-09 1984-07-09 斜張橋ケーブルの角折れ緩衝装置 Granted JPS6121211A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14187384A JPS6121211A (ja) 1984-07-09 1984-07-09 斜張橋ケーブルの角折れ緩衝装置

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JP14187384A JPS6121211A (ja) 1984-07-09 1984-07-09 斜張橋ケーブルの角折れ緩衝装置

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JPS6121211A JPS6121211A (ja) 1986-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5707149B2 (ja) * 2011-01-25 2015-04-22 株式会社フジクラ 筒状保護被覆体及びその製造方法

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JPS6121211A (ja) 1986-01-29

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