JPH047549Y2 - - Google Patents

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JPH047549Y2
JPH047549Y2 JP1981017021U JP1702181U JPH047549Y2 JP H047549 Y2 JPH047549 Y2 JP H047549Y2 JP 1981017021 U JP1981017021 U JP 1981017021U JP 1702181 U JP1702181 U JP 1702181U JP H047549 Y2 JPH047549 Y2 JP H047549Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマトリクス・スイツチにおける配線構
造に関する。
IC製造におけるプロセスの評価等では、多く
の供試端子を順次切換えてウエハ上の多数の受動
素子や能動素子の電気的諸特性が測定される。こ
の場合、供試端子の数だけ測定器を用意すること
は多大の費用を要し、且つ測定系の構成も増大し
て実用に供することが困難である。この点よりマ
トリクス・スイツチを使用し、このマトリクス・
スイツチを通じて測定器と選択された供試端子と
の電気的接続を達成していた。しかして、かかる
マトリクス・スイツチとしては通信関係で用いら
れているクロスバ・スイツチ又は電子交換機に用
いられる半導体スイツチ素子等があるが、前者は
機械的寿命の点から漸次廃止の傾向にあり、又後
者はスイツチ素子におけるオン(閉成時)の接触
抵抗が高く、そしてオフ(開放時)の絶縁抵抗が
低いので、一般に高絶縁形のリード・リレーが用
いられていた。
しかしながら、ウエハ上の供試端子間における
微少容量や微小電流を測定する場合に、マトリク
ス・スイツチ素子のオフ時における接点間の漏洩
抵抗(前記の絶縁抵抗と同意義)や漂遊容量(以
下これらを不要成分という)により洩れ電流が生
ずる。ましてや供試端子、測定器の数が多くてマ
トリクス・スイツチの規模が増大すると、前記の
不要成分はいずれも測定器端子間に並列的に挿入
されたと同じ結果になり、微少容量、微小電流の
測定に際してはその誤差が増大する。
したがつて本考案の目的は、上記マトリクス・
スイツチにおける不要成分の影響を極力減少させ
て、測定器本来の性能が十分発揮できるような配
線構造を提供するにある。本考案によれば測定器
駆動線と供試端子駆動線との交差点に接続された
スイツチ素子に新たにトランスフア形スイツチを
直列に接続する。そして例えば供試端子駆動線側
に生ずる洩れ電流は上記トランスフア形スイツチ
を介して駆動線のガード線に側路されて測定器駆
動線側には全く影響を与えない。
次に図面を参照して説明する。
第1図は本考案の説明に供するためのマトリク
ス・スイツチの接続図で、複数のスイツチ素子が
行・列に配されている。すなわち、一対のスイツ
チ素子K11,K11′,K12,K12′,K13,K13′が第1
行に、第2行にはK21,K21′,K22,K22′,K23
K23′がそして第3行にはK31,K31′,K32,K32′,
K33,K33′がそれぞれ配列される。第1行目のス
イツチ素子K11,K11′,K12,K12′,K13,K13′は
測定器端子21の駆動線201に接続され、2行
目のK21,K21′,K22,K22′,K23,K23′は測定器
端子22の駆動線202に、3行目のK31
K31′,K32,K32′,K33,K33′は電圧源端子23
の駆動線203にそれぞれ接続される。同様にし
て第1列目のスイツチ素子K11,K11′,K21
K21′,K31,K31′は供試端子11の駆動線101
に、第2列目のK12,K12′,K22,K22′,K32
K32′は供試端子12の駆動線102に、第3列
目のK13,K13′,K23,K23′,K33,K33′は供試端
子13の駆動線103にそれぞれ接続される。な
お、上記の各交差点に接続されたスイツチ素子の
表記において、ダツシユ記号′がつけられている
スイツチ素子はガード線用スイツチ素子を、また
ダツシユ記号が付けられていないスイツチ素子は
芯線用スイツチ素子を表す。
この例においては、行駆動線201には電圧測
定器Vが、202には電流測定器A、203には
電圧源Eがそれぞれ接続されている。そしてスイ
ツチ素子K13,K13′,K21,K21′,K32,K32′をオ
ンにし、他のスイツチ素子をすべてオフにした場
合、列駆動線101と102の間に接続された被
測定端子Yには電圧源Eの出力電圧E203が印加さ
れ、そして該素子Yに流れる電流は電流測定器A
にて測定され、また、素子Yの端子間電圧(これ
を等価的に供試端子13と接地点との電位E103
示す)は電圧測定器Vで測定される。この場合、
各駆動線は第2図に示す如く芯線a又はbとガー
ド線a′又はb′より成り、各一対のスイツチ素子の
うち、例えばK11は行、列の各芯線a,b間に、
そしてK11′は前記芯線と同電位にある行、列の
各ガード線a′,b′間に挿入されている。しかし
て、各芯線a,bは芯線用スイツチ素子K11の接
続部分を除いてガード線a′,b′により被覆されて
いるので、該スイツチ部分を除いては外部よりの
雑音誘導や洩れ電流を考慮する必要がない。しか
しながら、スイツチ素子のオフ時においてはその
接点間に生ずる漏洩抵抗や漂遊容量により例えば
芯線bよりa側に洩れ電流が流れる。そしてマト
リクスの構成が大きくなつてオフ時のスイツチ素
子の数が増加すれば、それにつれて単一スイツチ
素子におけるそれぞれの漏洩抵抗、漂遊容量が並
列的に合成されることになる。
たとえば、測定器等が接続される行駆動線を10
本そして供試端子に接続される列駆動線を60本と
してマトリクスを構成すれば、各交差点(但し芯
線のみを考える)に挿入される芯線用スイツチ素
子は600個となる。
そこで、2個のスイツチ素子のみをオンにして
行、列各駆動線の2本づつを活性化し、そして他
の598個をすべてオフにした場合を仮定する。い
まスイツチ素子の単体におけるオフ時の接点間漂
遊容量を1PFとし、その絶縁抵抗が1×1012Ωと
すれば、前記活性化された行駆動線間の漂遊容量
は約35PFと増大する。又、その絶縁抵抗値は約
1.4×1010Ωと大幅に低下し、したがつて行駆動
線間に100Vの電圧を印加すれば、それだけでそ
の線間には約7×10-9Aの漏洩電流が流れる。
本考案は上記の欠点を除去するためになされた
もので、スイツチ素子のオフ時に生ずる漏洩電流
はすべてガード線に側路させたもので、本考案を
前述の例に適用した場合にその漂遊容量値は
2PF、そして漏洩電流はほぼ1/35にそれぞれ減少
させることができる。すなわち、第3図Aに示す
如く、行駆動線の芯線aと列駆動線bとの交差点
に接続されているスイツチ素子例えばK11に直列
にトランスフア形スイツチ素子K10を付加し、そ
して芯線用スイツチ素子K11とガード線用スイツ
チ素子K11′がオフのときにK10のリードはガード
線a′に接続される構造に配置される。かかる構成
によるマトリクス・スイツチによれば、漂遊容量
は零となり、又、芯線用スイツチ素子K11を介し
て列駆動線b側からの漏洩電流iが芯線用スイツ
チ素子K11とトランスフア形スイツチK10との間
の導体(第3図A中ではこれらのスイツチ素子の
間の太線で示されている部分)に矢印で示すよう
に流れ込んでも、前記トランスフア形スイツチ素
子K10によりすべてガード線a′に側路されるので、
行駆動線a側にはその影響がまったく現れない。
また、第3図Bは前記トランスフア形スイツチ
素子K10の他に更に同種のスイツチ素子K10′を直
列に付加したものであり、この場合にはオフ時に
おけるスイツチ素子K11による漏洩電流は行及び
列のいずれの駆動線にも影響を与えない。すなわ
ち第3図Bにおいては、芯線用素子K11及びガー
ド線用スイツチ素子K11′の対と行駆動線a,a′と
の間に行側トランスフア形スイツチ素子K10を設
けることに加えて、ここでは更にK11及びK11′の
対と列駆動線b,b′との間に列側トランスフア形
スイツチ素子K10′を設けている。これにより、
スイツチ素子K11,K11′の対が開いている、つま
りオフになつている場合には、芯線用スイツチ素
子K11と行側トランスフア形スイツチ素子K10
の間の行側導体及び芯線用スイツチ素子K11と列
側トランスフア形スイツチ素子K10′との間の列
側導体は、第3図Bからわかるように、夫々行側
のガード線a′及び列側のガード線b′の一部となる
ように接続される。このような接続により、行側
の芯線aの先端部及び列側の芯線bの先端部は、
夫々行側導体及び列側導体によつてガードされ、
反対側の駆動線から芯線用スイツチ素子K11を介
して漏洩電流が流れ込んできたとしても、これら
導体によつて夫々のガード線a′,b′に側路され
る。
したがつて、本考案によればマトリクス・スイ
ツチを用いて多数の供試端子からある選択された
素子の電気的な特性、特に微少電流や微少容量を
測定する場合に顕著な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明に供するためのマトリク
ス・スイツチの接続図、第2図は行、列駆動線の
交差点に挿入されたスイツチ素子の模形的説明
図、第3図A,Bは本考案の一実施例によるマト
リクス・スイツチの一部接続構造図である。 201,202,203……行駆動線、10
1,102,103……列駆動線、E……電圧
源、A……電流測定器、V……電圧測定器、Y…
…供試素子、K11,K11′……K33,K33′……スイ
ツチ素子、K10,K10′……トランスフア形スイツ
チ素子、a,b……芯線、a′,b′……ガード線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の行駆動線及び列駆動線のそれぞれはガー
    ド線で被覆された芯線から成り、行、列の各駆動
    線の交差点に接続されて前記駆動線の芯線同士の
    接続及びガード線同士の接続のオンオフを行なう
    スイツチを備えたマトリクス・スイツチにおい
    て、 前記交差点に接続されたスイツチの各々は 接続すべき前記行駆動線と前記列駆動線の間に
    行側導体及び列側導体を有すると共に、 前記行側導体を、前記行駆動線及び前記列駆動
    線の接続のオン時には前記行駆動線の芯線に接続
    し、前記列駆動線と前記行駆動線の接続のオフ時
    には前記行駆動線のガード線に接続する行側トラ
    ンスフア形スイツチ素子と、 前記行側導体と前記列側導体を、前記オン時に
    は接続し、前記オフ時には切離す芯線用スイツチ
    素子と、 前記行駆動線と前記列駆動線のガード線同士
    を、前記オン時には接続し、前記オフ時には切離
    すガード線用スイツチ素子と、 前記列側導体を、前記オン時には前記列駆動線
    の芯線に接続し、前記オフ時には前記列駆動線の
    ガード線に接続する列側トランスフア形スイツチ
    素子と を有することにより、 前記オン時には、前記行駆動線と前記列駆動線
    の芯線を前記行側導体と前記列側導体を介して接
    続すると共に、前記行駆動線と前記列駆動線のガ
    ード線を接続し、 前記オフ時には、前記行側導体を前記行駆動線
    のガード線の一部とし、前記列側導体を前記列駆
    動線のガード線の一部とする ことを特徴とするマトリクス・スイツチ。
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