JPH0475604A - 難燃化面フアスナー - Google Patents
難燃化面フアスナーInfo
- Publication number
- JPH0475604A JPH0475604A JP19171690A JP19171690A JPH0475604A JP H0475604 A JPH0475604 A JP H0475604A JP 19171690 A JP19171690 A JP 19171690A JP 19171690 A JP19171690 A JP 19171690A JP H0475604 A JPH0475604 A JP H0475604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- hook
- fastener
- loop fastener
- retardant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B18/00—Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
- A44B18/0069—Details
- A44B18/0092—Details flame retardant
Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、7オギング性の改良された難燃化面ファスナ
ーに関するものである。
ーに関するものである。
従来、相互に無作為な保合あるいは圧入嵌合により保合
固定する面ファスナーは簡便な係合材料として多方面に
使用されており、例えば、表皮材とシートバットを面フ
ァスナーで保合固定した車両用座席などが実開昭57−
20257号公報、実開昭6054498号公報、実開
昭61−79964号公報、特開昭61176390号
公報、特開昭63−15983号公報などに提案されて
いる。
固定する面ファスナーは簡便な係合材料として多方面に
使用されており、例えば、表皮材とシートバットを面フ
ァスナーで保合固定した車両用座席などが実開昭57−
20257号公報、実開昭6054498号公報、実開
昭61−79964号公報、特開昭61176390号
公報、特開昭63−15983号公報などに提案されて
いる。
従来の面ファスナーは難燃性が付与されていないため、
自動車用、航空機用あるいは列車用の座席や内装、ホテ
ル、大衆の利用するホールやデパートなどの内装や家具
、インテリアなど防燃性が必要な用途への適応が困難で
ある。かかる用途に用いる面ファスナーは難燃剤で処理
すればよいが1、難燃性を向上させるために難燃剤の添
加量を増大させると、通常、使用中に難燃剤などが昇華
や揮発して出る物質でガラス面などが曇る、いわゆる「
フォギング」が問題になる。しかし、7オギングを生じ
ない難燃剤の使用では、難燃処理後の柔軟性が損なわれ
て面ファスナーの保合機能を低下させ、保合を繰り返し
たり、屈曲が加わると難燃剤が脱落して防燃効果が損な
われるなどの問題がある。 本発明者らは、種々の難燃剤が付与された面7アスナー
のフォギング値について検討したところ、特定の難燃剤
を付与した面ファスナーが長期間繰り返し使用において
難燃性を保持し、7オギング値が小さく、面ファスナー
の保合機能の低下がないことを見出し、本発明に到達し
た。 従って、本発明の目的は、柔軟性と難燃性を両立させ、
かつフォギング性を改良した難燃化面ファスナーを提供
するにある。
自動車用、航空機用あるいは列車用の座席や内装、ホテ
ル、大衆の利用するホールやデパートなどの内装や家具
、インテリアなど防燃性が必要な用途への適応が困難で
ある。かかる用途に用いる面ファスナーは難燃剤で処理
すればよいが1、難燃性を向上させるために難燃剤の添
加量を増大させると、通常、使用中に難燃剤などが昇華
や揮発して出る物質でガラス面などが曇る、いわゆる「
フォギング」が問題になる。しかし、7オギングを生じ
ない難燃剤の使用では、難燃処理後の柔軟性が損なわれ
て面ファスナーの保合機能を低下させ、保合を繰り返し
たり、屈曲が加わると難燃剤が脱落して防燃効果が損な
われるなどの問題がある。 本発明者らは、種々の難燃剤が付与された面7アスナー
のフォギング値について検討したところ、特定の難燃剤
を付与した面ファスナーが長期間繰り返し使用において
難燃性を保持し、7オギング値が小さく、面ファスナー
の保合機能の低下がないことを見出し、本発明に到達し
た。 従って、本発明の目的は、柔軟性と難燃性を両立させ、
かつフォギング性を改良した難燃化面ファスナーを提供
するにある。
本発明は、難燃剤が付与され、かつフォギング値が0.
1〜2.0mgである難燃化面ファスナーである。 また、本発明は、難燃剤を含有する樹脂組成物または該
樹脂組成物を含有した繊維質シートを、面ファスナーの
裏面に付与し、かつフォギング値が0.1〜2.0mg
である難燃化面ファスナーである。 かかる難燃化面ファスナーは、例えば、自動車、列車、
船舶、航空機など(以下、これらを総称して車両用とい
う)の難燃性が要求される車両内装品、表皮材、座席、
カーペットなどの固定、壁面またはパネルに張設して展
示物の固定、壁装材あるいは天井材の固定、ソファ−1
椅子、ベットなどの家具へのカバーの固定などに好まし
く用いられる。 本発明で使用する面ファスナーは、例えば、ポリエステ
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維、ポリ塩
化ビニル系繊維、アクリル系繊維、再生セルロース繊維
などの繊維を製編織して得たループ状保合素子を有する
雌面ファスナーであっても、雌面ファスナーと係合する
鉤状係合素子を有する編・織製の雄面ファスナー また
はポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ塩
化ビニル、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、あるいは
硬化性樹脂を成塑して得た成形雄面ファスナーであって
もよい。また、基材の他の面には必要に応じて成形体に
埋設するための埋設素子群を設けてもよい。 本発明の難燃化面ファスナーのフォギング値は0.1〜
2.0mgである。フォギング値が2.0 mgを趣え
るとガラス面や金属面に曇りを生ずるばかりではなく、
面ファスナー構成素材を柔軟化させて保合機能を低下さ
せる。また、0.1 mg未渦では面ファスナーを硬化
させて耐屈曲性、繰り返し係合機能性を低下させる。面
ファスナーの難燃化に使用する7オギング値0.1〜2
.0mgの難燃剤としては、常温で実質的に流動性のな
い難燃剤と常温で実質的に液体の難燃剤を、組成比1:
O,1〜1.0の範囲で混合して使用する。常温で実質
的に流動性のない難燃剤だけでは面ファスナーを硬化さ
せ、係合性や耐屈曲性を損なう。また、常温で実質的に
液体の難燃剤を多用すると、面ファスナーに使用してい
るバインダー樹脂など面ファスナー構成素材を軟化させ
て保合機能を低下させたり、着色堅牢度を低下させ、更
にマイグレーション性、フォギング性を大きくするので
好ましくない。その他、常圧で少なくとも 180℃の
高沸点または分解点を有する液体の難燃剤、常温で液体
で被処理物に固着する難燃剤などを使用することが好ま
しい。難燃剤としては、例えば、有機リン酸エステル、
有機亜リン酸エステル、含ハロゲン有機リン酸エステル
、含ハロゲン有機層リン酸エステル、およびそれら化合
物の縮合物、有機ハロゲン化合物、なとから選ばれた1
種類あるいは2種類以上の難燃剤である。 難燃剤を面ファスナーに付与する方法は、難燃剤の溶液
あるいは分散液またはそれらにバインダー樹脂を添加し
た組成液に面ファスナーを浸漬処理または塗布処理で付
与する方法、難燃剤を、例えば、ウレタン樹脂、アクリ
ル系樹脂、アクリロニトリル・ブタ、ジエン系樹脂、シ
リコン系弾性樹脂などの弾性樹脂を主体とした樹脂の溶
液あるいは分散液に添加して得た難燃性樹脂組成物、ま
たは上記難燃性樹脂組成物を織布、編布あるいは不織布
などの布帛に含浸し、固化して得た繊維質シートを面フ
ァスナーの裏面に付与して難燃化樹脂層または難燃化繊
維質層を形成する方法などがある。難燃剤の付与量は使
用する難燃剤の効果によって決められるが、15〜10
0g/m”が適当である。 本発明でいうフォギング値とは、第3図に示した、広口
のガラス器(8)内に面積50cm ”の試料(S)を
入れ、ガラス器の上開口部にガラス板(9)を載置して
密閉し、そのガラス板の上部にガラス板を冷却する冷却
器(10)を当接した後、ガラス器を加温してガラス器
内部を100±0.5°ci=16時間保ち、試料から
発生した物質をガラス板に付着させ、その付着物の重量
(mg)で表した値である( DIN 75201)
。 次に、本発明の難燃化面ファスナーを接合した物品の一
例を図面で説明する。 第1図は難燃剤を含浸付与した難燃化面ファスナーを接
着剤による接着、縫製による縫い付け、超音波または高
周波による溶着などにより接合した物品の断面図、第2
図は難燃剤を含有した難燃性樹脂組成物層またはその難
燃性樹脂組成物を含浸した繊維質層を、面ファスナーの
裏面に付与した難燃化面ファスナーを接合した物品の断
面図であり、■および2は面ファスナーを接合した物品
、3はループ状保合素子からなる面ファスナー4は鉤状
係合素子からなる面ファスナー5は難燃剤、6は難燃剤
含有樹脂層または難燃剤含有樹脂を含浸した繊維質層か
らなる裏打ち層、7は接着剤層である。
1〜2.0mgである難燃化面ファスナーである。 また、本発明は、難燃剤を含有する樹脂組成物または該
樹脂組成物を含有した繊維質シートを、面ファスナーの
裏面に付与し、かつフォギング値が0.1〜2.0mg
である難燃化面ファスナーである。 かかる難燃化面ファスナーは、例えば、自動車、列車、
船舶、航空機など(以下、これらを総称して車両用とい
う)の難燃性が要求される車両内装品、表皮材、座席、
カーペットなどの固定、壁面またはパネルに張設して展
示物の固定、壁装材あるいは天井材の固定、ソファ−1
椅子、ベットなどの家具へのカバーの固定などに好まし
く用いられる。 本発明で使用する面ファスナーは、例えば、ポリエステ
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維、ポリ塩
化ビニル系繊維、アクリル系繊維、再生セルロース繊維
などの繊維を製編織して得たループ状保合素子を有する
雌面ファスナーであっても、雌面ファスナーと係合する
鉤状係合素子を有する編・織製の雄面ファスナー また
はポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ塩
化ビニル、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、あるいは
硬化性樹脂を成塑して得た成形雄面ファスナーであって
もよい。また、基材の他の面には必要に応じて成形体に
埋設するための埋設素子群を設けてもよい。 本発明の難燃化面ファスナーのフォギング値は0.1〜
2.0mgである。フォギング値が2.0 mgを趣え
るとガラス面や金属面に曇りを生ずるばかりではなく、
面ファスナー構成素材を柔軟化させて保合機能を低下さ
せる。また、0.1 mg未渦では面ファスナーを硬化
させて耐屈曲性、繰り返し係合機能性を低下させる。面
ファスナーの難燃化に使用する7オギング値0.1〜2
.0mgの難燃剤としては、常温で実質的に流動性のな
い難燃剤と常温で実質的に液体の難燃剤を、組成比1:
O,1〜1.0の範囲で混合して使用する。常温で実質
的に流動性のない難燃剤だけでは面ファスナーを硬化さ
せ、係合性や耐屈曲性を損なう。また、常温で実質的に
液体の難燃剤を多用すると、面ファスナーに使用してい
るバインダー樹脂など面ファスナー構成素材を軟化させ
て保合機能を低下させたり、着色堅牢度を低下させ、更
にマイグレーション性、フォギング性を大きくするので
好ましくない。その他、常圧で少なくとも 180℃の
高沸点または分解点を有する液体の難燃剤、常温で液体
で被処理物に固着する難燃剤などを使用することが好ま
しい。難燃剤としては、例えば、有機リン酸エステル、
有機亜リン酸エステル、含ハロゲン有機リン酸エステル
、含ハロゲン有機層リン酸エステル、およびそれら化合
物の縮合物、有機ハロゲン化合物、なとから選ばれた1
種類あるいは2種類以上の難燃剤である。 難燃剤を面ファスナーに付与する方法は、難燃剤の溶液
あるいは分散液またはそれらにバインダー樹脂を添加し
た組成液に面ファスナーを浸漬処理または塗布処理で付
与する方法、難燃剤を、例えば、ウレタン樹脂、アクリ
ル系樹脂、アクリロニトリル・ブタ、ジエン系樹脂、シ
リコン系弾性樹脂などの弾性樹脂を主体とした樹脂の溶
液あるいは分散液に添加して得た難燃性樹脂組成物、ま
たは上記難燃性樹脂組成物を織布、編布あるいは不織布
などの布帛に含浸し、固化して得た繊維質シートを面フ
ァスナーの裏面に付与して難燃化樹脂層または難燃化繊
維質層を形成する方法などがある。難燃剤の付与量は使
用する難燃剤の効果によって決められるが、15〜10
0g/m”が適当である。 本発明でいうフォギング値とは、第3図に示した、広口
のガラス器(8)内に面積50cm ”の試料(S)を
入れ、ガラス器の上開口部にガラス板(9)を載置して
密閉し、そのガラス板の上部にガラス板を冷却する冷却
器(10)を当接した後、ガラス器を加温してガラス器
内部を100±0.5°ci=16時間保ち、試料から
発生した物質をガラス板に付着させ、その付着物の重量
(mg)で表した値である( DIN 75201)
。 次に、本発明の難燃化面ファスナーを接合した物品の一
例を図面で説明する。 第1図は難燃剤を含浸付与した難燃化面ファスナーを接
着剤による接着、縫製による縫い付け、超音波または高
周波による溶着などにより接合した物品の断面図、第2
図は難燃剤を含有した難燃性樹脂組成物層またはその難
燃性樹脂組成物を含浸した繊維質層を、面ファスナーの
裏面に付与した難燃化面ファスナーを接合した物品の断
面図であり、■および2は面ファスナーを接合した物品
、3はループ状保合素子からなる面ファスナー4は鉤状
係合素子からなる面ファスナー5は難燃剤、6は難燃剤
含有樹脂層または難燃剤含有樹脂を含浸した繊維質層か
らなる裏打ち層、7は接着剤層である。
本発明は、フォギング値が0.1〜2.0mgである難
燃化面ファスナーを使用することにより、ガラス面など
の曇りのない、良好な係合状態を有する難燃化面ファス
ナーが提供できる。
燃化面ファスナーを使用することにより、ガラス面など
の曇りのない、良好な係合状態を有する難燃化面ファス
ナーが提供できる。
次に、本発明の難燃化面ファスナーを実施例にて説明す
る。なお、実施例中の郡および%は断りのない限り重量
に関するものである。 実施例1 ポリエステル繊維を製編して一面にループ状係合素子用
出糸を形成した平均重量350g/m”の編製面ファス
ナーを作り、染色した後、この面ファスナーをジクロロ
プロピルホスフェート系縮合物と臭素系有機化合物を配
合した難燃剤組成物の10%乳化液中で浸漬処理し、絞
液、乾燥して平均付着量21 g / m”の難燃剤を
付与した。次いで、有機リン酸エステル縮合系難燃剤3
部、着色剤1.5部、無黄変性ポリウレタン15部、お
よび混合溶剤80.5部からなるポリウレタン組成液を
面ファスナーの裏面に固形分で平均重量35g/m2の
量を塗布し、乾燥してパイルの固定と難燃性の強化を行
って、ループ状保合素子を有する難燃化面ファスナー(
1−A)を得た。 一方、ポリエステル繊維を製織して一面に鉤状係合素子
を有する面ファスナーを作り、上記と同様に染色、難燃
化処理して鉤状係合素子を有する難燃化面ファスナー(
1−B)を得た。 比較のために、難燃剤を含まないポリウレタンを用いて
着色樹脂加工処理した面ファスナー(未処理面ファスナ
ー)を得た。 また、実施例1の難燃剤に替えて、トリフェニルホスフ
ェートとトリスクロロエチルホスフェートをl:lで混
合した難燃剤を用いて、同様に処理してループ状保合素
子を有する難燃化面ファスナー(I[−A)を得た。 次に、各面ファスナーのフォギング値、および燃焼性を
測定した結果、さらに係合−離脱を10回繰り返したと
きの保合強力の相対的比較を表1に示した。 表1 1 ) JIS D−120−1r自動車室内用有機
資材の燃焼性試験方法」 2 ) DIN 75201 実施例の製品はガラス面の曇りが問題にならなかったが
、比較例2の製品はガラス面を曇らせ、保合強力を低下
させたものであった。 実施例2 実施例1の面ファスナー(I−B)を自動車座席のクツ
ション体に装著した。一方、面ファスナー(I−A)を
表皮材の裏材としたトリムヵバーヲ作り、上記クツショ
ン体に被覆した座席を作り、自動車内に設置した。 比較のために、比較例2の面ファスナー(I[−A)を
裏材としたトリムカバーを作り、実施例2と同様にして
自動車座席を作り、自動車内に設置した。 それぞれの自動車を屋外に3日間駐車したところ、実施
例の座席を装着した自動車は、ガラス面の曇り状態に問
題はなかったが、比較例の座席を装着した自動車は、ガ
ラス面に曇りが認められた。 実施例3 実施例1の面ファスナー(I−A)および面ファス)−
−(I−B) ハJIs Z−215Or薄い材料の防
炎性試験方法(45°メツケルバーナー法)」に基づく
防炎性の防炎1級に合格したものである。この面ファス
ナー(I−A)を絵画展示室壁面に張設した。 一方、額の裏面に面ファスナー(I−B)を貼着した絵
画を壁面に固定して2週間展示した。 比較のために、面ファスナー(n−A)を絵画展示室の
壁面に張設し、一方、額の裏面に面ファスナー(n−B
)を貼着した絵画を壁面に固定して2週間展示した。 2週間展示後の絵画類のガラス面を比較すると、実施例
の額のガラス面には曇りは認められないが、比較例のも
のには額のカラス面にうつすらとした曇りが認められた
。
る。なお、実施例中の郡および%は断りのない限り重量
に関するものである。 実施例1 ポリエステル繊維を製編して一面にループ状係合素子用
出糸を形成した平均重量350g/m”の編製面ファス
ナーを作り、染色した後、この面ファスナーをジクロロ
プロピルホスフェート系縮合物と臭素系有機化合物を配
合した難燃剤組成物の10%乳化液中で浸漬処理し、絞
液、乾燥して平均付着量21 g / m”の難燃剤を
付与した。次いで、有機リン酸エステル縮合系難燃剤3
部、着色剤1.5部、無黄変性ポリウレタン15部、お
よび混合溶剤80.5部からなるポリウレタン組成液を
面ファスナーの裏面に固形分で平均重量35g/m2の
量を塗布し、乾燥してパイルの固定と難燃性の強化を行
って、ループ状保合素子を有する難燃化面ファスナー(
1−A)を得た。 一方、ポリエステル繊維を製織して一面に鉤状係合素子
を有する面ファスナーを作り、上記と同様に染色、難燃
化処理して鉤状係合素子を有する難燃化面ファスナー(
1−B)を得た。 比較のために、難燃剤を含まないポリウレタンを用いて
着色樹脂加工処理した面ファスナー(未処理面ファスナ
ー)を得た。 また、実施例1の難燃剤に替えて、トリフェニルホスフ
ェートとトリスクロロエチルホスフェートをl:lで混
合した難燃剤を用いて、同様に処理してループ状保合素
子を有する難燃化面ファスナー(I[−A)を得た。 次に、各面ファスナーのフォギング値、および燃焼性を
測定した結果、さらに係合−離脱を10回繰り返したと
きの保合強力の相対的比較を表1に示した。 表1 1 ) JIS D−120−1r自動車室内用有機
資材の燃焼性試験方法」 2 ) DIN 75201 実施例の製品はガラス面の曇りが問題にならなかったが
、比較例2の製品はガラス面を曇らせ、保合強力を低下
させたものであった。 実施例2 実施例1の面ファスナー(I−B)を自動車座席のクツ
ション体に装著した。一方、面ファスナー(I−A)を
表皮材の裏材としたトリムヵバーヲ作り、上記クツショ
ン体に被覆した座席を作り、自動車内に設置した。 比較のために、比較例2の面ファスナー(I[−A)を
裏材としたトリムカバーを作り、実施例2と同様にして
自動車座席を作り、自動車内に設置した。 それぞれの自動車を屋外に3日間駐車したところ、実施
例の座席を装着した自動車は、ガラス面の曇り状態に問
題はなかったが、比較例の座席を装着した自動車は、ガ
ラス面に曇りが認められた。 実施例3 実施例1の面ファスナー(I−A)および面ファス)−
−(I−B) ハJIs Z−215Or薄い材料の防
炎性試験方法(45°メツケルバーナー法)」に基づく
防炎性の防炎1級に合格したものである。この面ファス
ナー(I−A)を絵画展示室壁面に張設した。 一方、額の裏面に面ファスナー(I−B)を貼着した絵
画を壁面に固定して2週間展示した。 比較のために、面ファスナー(n−A)を絵画展示室の
壁面に張設し、一方、額の裏面に面ファスナー(n−B
)を貼着した絵画を壁面に固定して2週間展示した。 2週間展示後の絵画類のガラス面を比較すると、実施例
の額のガラス面には曇りは認められないが、比較例のも
のには額のカラス面にうつすらとした曇りが認められた
。
本発明の難燃化面ファスナーは柔軟性で、保合機能を損
なわずに難燃性を付与し、7オギング性を改良した面フ
ァスナーである。この難燃化面ファスナーを使用した保
合物品はガラス面なとを曇らせることのないものとなる
。とりわけ、車両用座席のカバーやトリムカバー、内装
材などの取り付け、建築物の壁装材の取り付け、室内展
示用パネルや壁面の構築、家具用留め具に使用するのに
好適である。
なわずに難燃性を付与し、7オギング性を改良した面フ
ァスナーである。この難燃化面ファスナーを使用した保
合物品はガラス面なとを曇らせることのないものとなる
。とりわけ、車両用座席のカバーやトリムカバー、内装
材などの取り付け、建築物の壁装材の取り付け、室内展
示用パネルや壁面の構築、家具用留め具に使用するのに
好適である。
第1図および第2図は本発明の難燃化面ファスナーを貼
着した物品の断面図であり、第3図はフォギング値の測
定に使用する測定装置の断面図である。 1.2・・・面ファスナー貼着物、 3・・・ループ状係合素子の面ファスナー4・・・鉤状
係合素子の面ファスナー 5・・・難燃剤、 6・・・難燃剤含有裏打ち
層、7・・・接着剤層、 8・・・ガラス器、9
・・・ガラス板、 10・・・冷却器、S・・・試
料。 第1図 第2図
着した物品の断面図であり、第3図はフォギング値の測
定に使用する測定装置の断面図である。 1.2・・・面ファスナー貼着物、 3・・・ループ状係合素子の面ファスナー4・・・鉤状
係合素子の面ファスナー 5・・・難燃剤、 6・・・難燃剤含有裏打ち
層、7・・・接着剤層、 8・・・ガラス器、9
・・・ガラス板、 10・・・冷却器、S・・・試
料。 第1図 第2図
Claims (2)
- (1)難燃剤が付与され、かつフオギング値が0.1〜
2.0mgである難燃化面ファスナー。 - (2)難燃剤を含有する樹脂組成物または該樹脂組成物
を含有した繊維質シートを、面ファスナーの裏面に付与
した請求項1記載の難燃化面ファスナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19171690A JPH0475604A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 難燃化面フアスナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19171690A JPH0475604A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 難燃化面フアスナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0475604A true JPH0475604A (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=16279294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19171690A Pending JPH0475604A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 難燃化面フアスナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0475604A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997031549A1 (en) * | 1996-02-28 | 1997-09-04 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Flame retardant fastener and method for making the same |
| WO1998041573A1 (fr) * | 1997-03-14 | 1998-09-24 | Toray Industries, Inc. | Corps en mousse, materiau interieur compose de celui-ci, ou moulages destines au revetement interieur de vehicules, et procede de fabrication associe |
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