JPH0475812B2 - - Google Patents
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- JPH0475812B2 JPH0475812B2 JP325785A JP325785A JPH0475812B2 JP H0475812 B2 JPH0475812 B2 JP H0475812B2 JP 325785 A JP325785 A JP 325785A JP 325785 A JP325785 A JP 325785A JP H0475812 B2 JPH0475812 B2 JP H0475812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin pipe
- extrusion
- lined
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/38—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor by liberation of internal stresses
- B29C63/42—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor by liberation of internal stresses using tubular layers or sheathings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
- B29C63/34—Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、中実棒状をなす被ライニング部材の
外周面、あるいは中空管状をなす被ライニング部
材の外周面または内周面に合成樹脂をライニング
する方法に関する。
外周面、あるいは中空管状をなす被ライニング部
材の外周面または内周面に合成樹脂をライニング
する方法に関する。
(従来技術)
合成樹脂を中実棒状または中空管状をなす被ラ
イニング部材にライニングする方法として、従来
種々の方法が開発されている。例えば、架橋した
合成樹脂のフイルムを延伸し、このフイルムを被
ライニング部材の外周面に被せた状態で加熱して
収縮させることにより、ライニングする方法があ
る。しかし、この方法では中空管状の被ライニン
グ部材の内周面をライニングすることができず、
ライニング層を厚くすることもできない。
イニング部材にライニングする方法として、従来
種々の方法が開発されている。例えば、架橋した
合成樹脂のフイルムを延伸し、このフイルムを被
ライニング部材の外周面に被せた状態で加熱して
収縮させることにより、ライニングする方法があ
る。しかし、この方法では中空管状の被ライニン
グ部材の内周面をライニングすることができず、
ライニング層を厚くすることもできない。
接着剤または粘着剤を用いて、合成樹脂管を被
ライニング部材の外周面または内周面に取り付け
る方法もある。しかし、この方法では接着剤の塗
布工程が必要であり、また接着剤および粘着剤を
被ライニング部材の材料の種類に対応して選択し
なければならない。さらに、ライニング部材が非
接着性のフツ素樹脂やポリオレフイン系樹脂であ
る場合には、特別な表面処理が必要である。この
ように、ライニング作業が煩雑であつた。
ライニング部材の外周面または内周面に取り付け
る方法もある。しかし、この方法では接着剤の塗
布工程が必要であり、また接着剤および粘着剤を
被ライニング部材の材料の種類に対応して選択し
なければならない。さらに、ライニング部材が非
接着性のフツ素樹脂やポリオレフイン系樹脂であ
る場合には、特別な表面処理が必要である。この
ように、ライニング作業が煩雑であつた。
合成樹脂の粉体を吹き付け等で被ライニング部
材に付着した後、焼成してライニング層を形成す
る方法もある。しかし、この方法では一回のライ
ニング工程ではライニング層を厚くすることがで
きず、これを厚くするためには上述の工程を多数
回繰り返さなければならない。
材に付着した後、焼成してライニング層を形成す
る方法もある。しかし、この方法では一回のライ
ニング工程ではライニング層を厚くすることがで
きず、これを厚くするためには上述の工程を多数
回繰り返さなければならない。
被ライニング部材に合成樹脂管を塑性変形させ
ながら圧入するライニング方法もある。しかし、
この方法ではライニングの速度が非常に遅い。
ながら圧入するライニング方法もある。しかし、
この方法ではライニングの速度が非常に遅い。
(発明の目的)
本発明は上記事情に基づきなされたもので、そ
の目的は、短時間で簡単にライニングを行なうこ
とができるとともに、ライニング層の厚さを任意
に選択できる合成樹脂のライニング方法を提供す
ることにある。
の目的は、短時間で簡単にライニングを行なうこ
とができるとともに、ライニング層の厚さを任意
に選択できる合成樹脂のライニング方法を提供す
ることにある。
(発明の要旨)
本発明の要旨は、素材ビレツトの密度よりも低
い密度になるように固相状態で押出成形された合
成樹脂管を、被ライニング部材の外側に被せるか
または内側に挿入し、この合成樹脂管をその押出
成形温度よりも高い温度で加熱することにより、
合成樹脂管の径を変化させて被ライニング部材の
外周面または内周面に密着させることを特徴とす
る合成樹脂のライニング方法にある。
い密度になるように固相状態で押出成形された合
成樹脂管を、被ライニング部材の外側に被せるか
または内側に挿入し、この合成樹脂管をその押出
成形温度よりも高い温度で加熱することにより、
合成樹脂管の径を変化させて被ライニング部材の
外周面または内周面に密着させることを特徴とす
る合成樹脂のライニング方法にある。
(発明の構成)
以下、本発明を詳細に説明する。まず、ライニ
ングすべき合成樹脂管について説明する。合成樹
脂管は、素材ビレツトを固相状態のまま押出成形
することによつて得られる。重要なことは、成形
された合成樹脂管の密度が素材ビレツトの密度よ
り低いことである。
ングすべき合成樹脂管について説明する。合成樹
脂管は、素材ビレツトを固相状態のまま押出成形
することによつて得られる。重要なことは、成形
された合成樹脂管の密度が素材ビレツトの密度よ
り低いことである。
従来の合成樹脂の固相押出成形方法では、例え
ば特公昭52−26789号に見られるようにように、
成形物の寸法精度、寸法安定性、機械強度の向上
を目的として種々の技術開発を行なつている。後
述する押出比を大きくすれば押出方向の機械的強
度が向上し、後述する拡張比を大きくすれば押出
方向と直交する方向の機械的強度が向上する。ま
た、固相押出成形された成形物は、一般に熱に対
する寸法安定性が良好であり、特に高い押出比で
成形された場合には熱に対する寸法安定性が長期
間維持されることが明らかになつている。
ば特公昭52−26789号に見られるようにように、
成形物の寸法精度、寸法安定性、機械強度の向上
を目的として種々の技術開発を行なつている。後
述する押出比を大きくすれば押出方向の機械的強
度が向上し、後述する拡張比を大きくすれば押出
方向と直交する方向の機械的強度が向上する。ま
た、固相押出成形された成形物は、一般に熱に対
する寸法安定性が良好であり、特に高い押出比で
成形された場合には熱に対する寸法安定性が長期
間維持されることが明らかになつている。
これに対して本発明者等は、固相押出成形物で
も、素材ビレツトの密度よりも低い密度になるよ
うに固相成形された場合には、成形温度より高い
温度で加熱することによつて変形することを発見
した。この変形は、成形温度以上の温度での加熱
により、成形の際に生じた配向の度合が低下する
ように内部構造が変化ために生じるものと推定さ
れる。本発明者等はこの成形物をライニング層と
して用いることを発案するに至つた次第である。
も、素材ビレツトの密度よりも低い密度になるよ
うに固相成形された場合には、成形温度より高い
温度で加熱することによつて変形することを発見
した。この変形は、成形温度以上の温度での加熱
により、成形の際に生じた配向の度合が低下する
ように内部構造が変化ために生じるものと推定さ
れる。本発明者等はこの成形物をライニング層と
して用いることを発案するに至つた次第である。
以下、上記の知見に基づく本発明の方法につい
て説明するに、まず素材ビレツトより密度が低い
合成樹脂間を押出成形する方法について説明す
る。
て説明するに、まず素材ビレツトより密度が低い
合成樹脂間を押出成形する方法について説明す
る。
合成樹脂材料
本発明に適用できる合成樹脂材料は、結晶性を
有するものであれば特に制限はない。例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリオキシメチレ
ン、ナイロン等を用いる。
有するものであれば特に制限はない。例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリオキシメチレ
ン、ナイロン等を用いる。
また、ポリフツ化ビニリデン、ポリテトラフル
オロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプ
ロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体等の
フツ素樹脂を用いてもよい。
オロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプ
ロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体等の
フツ素樹脂を用いてもよい。
さらに、主鎖結合にチオエーテル結合を有する
重合体例えばポリフエニレンサルフアイドや、主
鎖結合にエーテル結合を有する重合体例えばポリ
エーテルエーテルケトン等の耐熱性、結晶性の樹
脂を用いてもよい。
重合体例えばポリフエニレンサルフアイドや、主
鎖結合にエーテル結合を有する重合体例えばポリ
エーテルエーテルケトン等の耐熱性、結晶性の樹
脂を用いてもよい。
成形温度
成形温度は、固相成形が可能な温度、すなわち
ガラス転移点以上、融点以下の温度範囲で、かつ
部分溶融、再結晶化の起こる温度以下の温度範囲
である。最適範囲は樹脂の種類および他の成形条
件によつて決定される。
ガラス転移点以上、融点以下の温度範囲で、かつ
部分溶融、再結晶化の起こる温度以下の温度範囲
である。最適範囲は樹脂の種類および他の成形条
件によつて決定される。
成形速度
成形速度は、図6および図7にそれぞれ示すよ
うに、速い方が合成樹脂管の密度が低くなる傾向
にある。ただし、成形速度を過度に速くすると、
樹脂の破壊が生じてしまう。成形速度の最適範囲
は、樹脂の破壊が生じない範囲において、樹脂の
種類および他の成形条件によつて決定される。
うに、速い方が合成樹脂管の密度が低くなる傾向
にある。ただし、成形速度を過度に速くすると、
樹脂の破壊が生じてしまう。成形速度の最適範囲
は、樹脂の破壊が生じない範囲において、樹脂の
種類および他の成形条件によつて決定される。
なお、第6図および第7図の特性曲線は、それ
ぞれ後述する実施例1、実施例2に示す条件の下
に成形速度を変えて密度を実測したものであり、
第6図において符号イで示す点で実験例1と同一
の成形速度で成形した場合の密度を示し、第7図
において符号ロで示す点が実験例2と同一の成形
速度で成形した場合の密度を示している。
ぞれ後述する実施例1、実施例2に示す条件の下
に成形速度を変えて密度を実測したものであり、
第6図において符号イで示す点で実験例1と同一
の成形速度で成形した場合の密度を示し、第7図
において符号ロで示す点が実験例2と同一の成形
速度で成形した場合の密度を示している。
押出比
押出比は、以下の式で与えられる値である。
押出比=S0/S
S0=素材ビレツトの押出方向に垂直な断面積
S=成形された合成樹脂管の押出方向に垂直な断
面積 押出比は1を越えると値から限界押出比まで特
に制限はない。上記樹脂の種類、成形温度および
成形速度により、密度の低下が生じる押出比の範
囲が変わるため、上記の条件との関係で最適の範
囲が決定される。なお、限界押出比の約70%以下
とするのが好ましい。この値を越えると固相成形
の際に構造安定化に進み、後述する径の膨張、収
縮効果が低下するからである。例えば、ポリエチ
レンを材料として選択する場合には、押出比を約
3.0〜10の範囲で選択する。またフツ素樹脂の場
合には、1.5〜8.0の範囲で選択する。
面積 押出比は1を越えると値から限界押出比まで特
に制限はない。上記樹脂の種類、成形温度および
成形速度により、密度の低下が生じる押出比の範
囲が変わるため、上記の条件との関係で最適の範
囲が決定される。なお、限界押出比の約70%以下
とするのが好ましい。この値を越えると固相成形
の際に構造安定化に進み、後述する径の膨張、収
縮効果が低下するからである。例えば、ポリエチ
レンを材料として選択する場合には、押出比を約
3.0〜10の範囲で選択する。またフツ素樹脂の場
合には、1.5〜8.0の範囲で選択する。
外周の拡張比
外周の拡張比は、以下の式で与えられる値であ
る。
る。
外周の拡張比=L/L0
L0=素剤ビレツトの押出方向に垂直な断面を囲
む外周長 L=成形された合成樹脂管の押出方向に垂直な断
面を囲む外周長 拡張比は、押出比で述べた構造安定化防止の観
点から、上限の限界外周の拡張比の約70%以下、
限界押出比の70%以下とするのが好ましい。
む外周長 L=成形された合成樹脂管の押出方向に垂直な断
面を囲む外周長 拡張比は、押出比で述べた構造安定化防止の観
点から、上限の限界外周の拡張比の約70%以下、
限界押出比の70%以下とするのが好ましい。
外周の拡張比の膨張、収縮との関係
外周長の拡張比が1以下の時、後述する加熱時
に合成樹脂管の径が膨張、外周長の膨張比が1よ
り大きいと、加熱時に合成樹脂管の径が収縮す
る。したがつて、外周の拡張比と膨張、収縮の関
係は、合成樹脂管の用途によつて決定される。す
なわち合成樹脂管が被ライニング部材の内周面に
ライニングされるか、外周面にライニングされる
かによつて決定される。
に合成樹脂管の径が膨張、外周長の膨張比が1よ
り大きいと、加熱時に合成樹脂管の径が収縮す
る。したがつて、外周の拡張比と膨張、収縮の関
係は、合成樹脂管の用途によつて決定される。す
なわち合成樹脂管が被ライニング部材の内周面に
ライニングされるか、外周面にライニングされる
かによつて決定される。
素材ビレツトより密度が低い合成樹脂管の押出成
形 合成樹脂管を固相状態で押出成形するに際し、
素材ビレツトより合成樹脂管の密度を低くするた
めの条件は、用いられる合成樹脂材料毎に、それ
も上記の要件、特に成形温度、成形速度および押
出比毎に異なつており、上記各要件を満たす範囲
において適宜実験に基づいて決定される。一般的
には、上記各要件を満足する範囲において限界押
出比の70%以下の押出比で成形することにより、
素材ビレツトより密度が低い合成樹脂管を押出成
形することができる。
形 合成樹脂管を固相状態で押出成形するに際し、
素材ビレツトより合成樹脂管の密度を低くするた
めの条件は、用いられる合成樹脂材料毎に、それ
も上記の要件、特に成形温度、成形速度および押
出比毎に異なつており、上記各要件を満たす範囲
において適宜実験に基づいて決定される。一般的
には、上記各要件を満足する範囲において限界押
出比の70%以下の押出比で成形することにより、
素材ビレツトより密度が低い合成樹脂管を押出成
形することができる。
ここで、押出成形された合成樹脂管の密度を素
材ビレツトの密度より低くするのは、次の理由に
よる。
材ビレツトの密度より低くするのは、次の理由に
よる。
すなわち、素材ビレツトを固相状態で押出成形
した場合には、樹脂の分子鎖が押出方向に配列す
る。このような合成樹脂管を加熱すると、配向し
た分子鎖が押出成形前の状態に戻ろうとするた
め、合成樹脂管の外径が拡大するか、内径が縮小
する。これによつて、ライニングか可能になる。
ただし、これは押出成形後の合成樹脂管の密度を
素材ビレツトの密度より低くした場合であり、合
成樹脂管の密度を素材ビレツトを密度と同等以上
になるように押出成形した場合には、樹脂の構造
が熱的に安定してしまうため、合成樹脂管を加熱
してもほとんど拡大または縮小することがない。
それ故、押出成形後の合成樹脂後管の密度を素材
ビレツトの密度より低くする必要があるのであ
る。この点は、後述する実施例1に対する比較例
1、2から明らかになるであろう。
した場合には、樹脂の分子鎖が押出方向に配列す
る。このような合成樹脂管を加熱すると、配向し
た分子鎖が押出成形前の状態に戻ろうとするた
め、合成樹脂管の外径が拡大するか、内径が縮小
する。これによつて、ライニングか可能になる。
ただし、これは押出成形後の合成樹脂管の密度を
素材ビレツトの密度より低くした場合であり、合
成樹脂管の密度を素材ビレツトを密度と同等以上
になるように押出成形した場合には、樹脂の構造
が熱的に安定してしまうため、合成樹脂管を加熱
してもほとんど拡大または縮小することがない。
それ故、押出成形後の合成樹脂後管の密度を素材
ビレツトの密度より低くする必要があるのであ
る。この点は、後述する実施例1に対する比較例
1、2から明らかになるであろう。
上記の条件で固相成形された合成樹脂管を中実
棒状、中空管状の被ライニング部材の外周面また
は内周面にライニングする。被ライニング部材と
しては特に制約はないが、例えばアルミ管、鋼管
等の金属管が用いられる。
棒状、中空管状の被ライニング部材の外周面また
は内周面にライニングする。被ライニング部材と
しては特に制約はないが、例えばアルミ管、鋼管
等の金属管が用いられる。
第1図に示すように、中空管状の被ライニング
部材10の内周面に合成樹脂管20をライニング
する場合について説明する。この場合には、合成
樹脂管20は外周の拡張比が1より小さい条件で
成形される。合成樹脂管20の外径は、被ライニ
ング部材10の内径より若干小さくなつている。
まず、第1図aに示すように、被ライニング部材
10の内側に合成樹脂管20を挿入する。次に、
合成樹脂管20を前述した固相成形温度以上の温
度で加熱する。これにより、第1図bに示すよう
に合成樹脂管20の外径が膨張して被ライニング
部材10の内周面に密着する。なお、合成樹脂管
20の内径も膨張するが、外径の膨張よりも小さ
い。したがつて、合成樹脂管20の厚みは増大す
る。
部材10の内周面に合成樹脂管20をライニング
する場合について説明する。この場合には、合成
樹脂管20は外周の拡張比が1より小さい条件で
成形される。合成樹脂管20の外径は、被ライニ
ング部材10の内径より若干小さくなつている。
まず、第1図aに示すように、被ライニング部材
10の内側に合成樹脂管20を挿入する。次に、
合成樹脂管20を前述した固相成形温度以上の温
度で加熱する。これにより、第1図bに示すよう
に合成樹脂管20の外径が膨張して被ライニング
部材10の内周面に密着する。なお、合成樹脂管
20の内径も膨張するが、外径の膨張よりも小さ
い。したがつて、合成樹脂管20の厚みは増大す
る。
次に、第2図に示すように、中空管状の被ライ
ニング部材10の外周面に合成樹脂管20をライ
ニングする場合について説明する。この場合に
は、合成樹脂管20は外周の拡張比が1より大き
い条件で成形される。合成樹脂管20の内径は、
被ライニング部材10の外径より若干大きくなつ
ている。第2図aに示すよう、中空管状の被ライ
ニング部材10を合成樹脂管20の内側に挿入す
る。次に、合成樹脂管20を固相成形温度以上の
温度で加熱すると、第2図bに示すように合成樹
脂管20の内径が縮小して被ライニング部材10
の外周面に密着する。なお、合成樹脂管20の外
径も収縮するが、内径の収縮よりも小さい。した
がつて、合成樹脂管20の厚みは増大する。
ニング部材10の外周面に合成樹脂管20をライ
ニングする場合について説明する。この場合に
は、合成樹脂管20は外周の拡張比が1より大き
い条件で成形される。合成樹脂管20の内径は、
被ライニング部材10の外径より若干大きくなつ
ている。第2図aに示すよう、中空管状の被ライ
ニング部材10を合成樹脂管20の内側に挿入す
る。次に、合成樹脂管20を固相成形温度以上の
温度で加熱すると、第2図bに示すように合成樹
脂管20の内径が縮小して被ライニング部材10
の外周面に密着する。なお、合成樹脂管20の外
径も収縮するが、内径の収縮よりも小さい。した
がつて、合成樹脂管20の厚みは増大する。
合成樹脂管20は、固相成形されるため耐薬品
性、耐候性を有し、ライニング層として適してい
る。また、合成樹脂管20は、肉厚が薄いものか
ら厚いものまで比較的自由に設定することができ
るので、ライニング層の厚さの選択の自由度を架
橋した合成樹脂フイルムを用いてライニングする
場合に比して大幅に広くすることができる。特
に、合成樹脂フイルムの場合には厚いライニング
層を形成することが困難であるが、この発明によ
れば合成樹脂管20の厚さを厚くすることができ
るので、厚いライニング層を容易に形成すること
ができる。
性、耐候性を有し、ライニング層として適してい
る。また、合成樹脂管20は、肉厚が薄いものか
ら厚いものまで比較的自由に設定することができ
るので、ライニング層の厚さの選択の自由度を架
橋した合成樹脂フイルムを用いてライニングする
場合に比して大幅に広くすることができる。特
に、合成樹脂フイルムの場合には厚いライニング
層を形成することが困難であるが、この発明によ
れば合成樹脂管20の厚さを厚くすることができ
るので、厚いライニング層を容易に形成すること
ができる。
実施例 1
合成樹脂管を第3図に示すラム式押出成形機を
用いて成形する。図中1はシリンダーであり、こ
のシリンダー1の先端部には金型2が固定されて
いる。シリンダー1は加熱手段(図示しない)を
有している。シリンダー1内にはラム3が移動自
在に挿入されている。金型2内にはコア4が挿入
されている。そして、素材ビレツト5をシリンダ
ー1に装填し、ラム3で加圧して金型2に押し込
むことにより、固相押出成形する。この際、コア
4によつて合成樹脂管の中空部が形成される。
用いて成形する。図中1はシリンダーであり、こ
のシリンダー1の先端部には金型2が固定されて
いる。シリンダー1は加熱手段(図示しない)を
有している。シリンダー1内にはラム3が移動自
在に挿入されている。金型2内にはコア4が挿入
されている。そして、素材ビレツト5をシリンダ
ー1に装填し、ラム3で加圧して金型2に押し込
むことにより、固相押出成形する。この際、コア
4によつて合成樹脂管の中空部が形成される。
(イ) 素材ビレツト
材料……ポリエチレン
外径……15mm
密度……0.953g/cm3
(ロ) 成形機
金型出口内径……8mm
コア外径……6mm
(ハ) 固相成形条件
押出速度……19mm/min
成形温度……70℃
(ニ) 合成樹脂管
外径……8.430mm
内径……6.0mm
押出比……6.4
外周の拡張比……0.56
密度……0.949g/cm3
上記合成樹脂管を内径9.2mmのアルミ管の内側
に挿入し、オイルバス中において約100℃で30分
間加熱したところ、アルミ管の内周面に強固な合
成樹脂のライニング層を形成することができた。
に挿入し、オイルバス中において約100℃で30分
間加熱したところ、アルミ管の内周面に強固な合
成樹脂のライニング層を形成することができた。
実施例 2
合成樹脂管を第4図に示す静水圧式押出成形機
を用いて成形する。図中第3図に対応する部材に
は同番号に付して、その説明を省略する。この押
出成形機では、ラム3と素材ビレツト5との間に
液体からなる圧力媒体6が介在されている。
を用いて成形する。図中第3図に対応する部材に
は同番号に付して、その説明を省略する。この押
出成形機では、ラム3と素材ビレツト5との間に
液体からなる圧力媒体6が介在されている。
(イ) 素材ビレツト
材料……ポリテトラフルオロエチレン
外径……10mm
密度……2.148g/cm3
(ロ) 成形機
金型出口内径……8mm
コア外径……6mm
(ハ) 固相成形条件
押出速度……10mm/min
成形温度……120℃
(ニ) 合成樹脂管
外径……8.80mm
内径……6.0mm
押出比……1.5
外周の拡張比……0.88
密度……2.142g/cm3
上記合成樹脂管を内径9mmのアルミ管の内側に
挿入し、炉中において約200℃で30分間加熱した
ところ、アルミ管の内周面に強固な合成樹脂のラ
イニング層を形成することができた。
挿入し、炉中において約200℃で30分間加熱した
ところ、アルミ管の内周面に強固な合成樹脂のラ
イニング層を形成することができた。
実施例 3
合成樹脂管を第5図に示すラム式押出成形機を
用いて成形する。図中第3図に対応する部材には
同番号を付して、その説明を省略する。
用いて成形する。図中第3図に対応する部材には
同番号を付して、その説明を省略する。
(イ) 素材ビレツト
材料……ポリエチレン
外径……20mm
密度……0.968g/cm3
(ロ) 成形機
金型出口内径……60mm
コア外径……58mm
(ハ) 固相成形条件
押出速度……15mm/min
成形温度……90℃
(ニ) 合成樹脂管
外径……60mm
内径……58mm
押出比……1.7
外周の拡張比……3.0
密度……0.960g/cm3
上記合成樹脂管を内側に外径56mmのアルミ管を
挿入し、オイルバス中において110℃で30分間加
熱したところ、アルミ管の外周面に強固な合成樹
脂のライニング層を設けることができた。
挿入し、オイルバス中において110℃で30分間加
熱したところ、アルミ管の外周面に強固な合成樹
脂のライニング層を設けることができた。
実施例 4
合成樹脂管を第5図に示すラム式押出成形機を
用いて成形する。
用いて成形する。
(イ) 素材ビレツト
材料……ポリテトラフルオロエチレン
外径……10mm
密度……2.148g/cm3
(ロ) 成形機
金型出口内径……15mm
コア外径……13mm
(ハ) 固相成形条件
押出速度……10mm/min
成形温度……120℃
(ニ) 合成樹脂管
外径……15mm
内径……12.8mm
押出比……1.6
外周の拡張比……1.5
密度……2.145g/cm3
上記合成樹脂管の内側に外径12.0mmのアルミ管
を挿入し、炉において200℃で30分間加熱したと
ころ、アルミ管の外周面に強固な合成樹脂のライ
ニング層を設けることができた。
を挿入し、炉において200℃で30分間加熱したと
ころ、アルミ管の外周面に強固な合成樹脂のライ
ニング層を設けることができた。
次に、上記の実施例1に対する比較例を挙げる
ことによつてこの発明をより一層明らかにする。
ことによつてこの発明をより一層明らかにする。
比較例 1
この比較例1は、実験例1に対して成形温度だ
けを次のように変えたものである。
けを次のように変えたものである。
成形温度……110°
このような成形温度の下で合成樹脂管を押出成
形したところ、合成樹脂管の密度は、次のように
素材ビレツトの密度(0.953g/cm3)より高くな
つた。
形したところ、合成樹脂管の密度は、次のように
素材ビレツトの密度(0.953g/cm3)より高くな
つた。
合成樹脂管の密度……0.955g/cm3
また、このような密度を有する合成樹脂管を実
験例1と同一の条件でアルミ管に挿入して加熱し
たところ、合成樹脂管の直径が十分には変化せ
ず、このためライニング層を形成することができ
なかつた。
験例1と同一の条件でアルミ管に挿入して加熱し
たところ、合成樹脂管の直径が十分には変化せ
ず、このためライニング層を形成することができ
なかつた。
比較例 2
この比較例2は、実験例1に対し、素材ビレツ
トの外径、合成樹脂管の外径、押出比および外周
の拡張比だけを次のように変えたものである。
トの外径、合成樹脂管の外径、押出比および外周
の拡張比だけを次のように変えたものである。
素材ビレツトの外径……18.0mm
合成樹脂管の外形……8.20mm
押出比……10.4
外周の拡張比……0.46
なお、押出比10.4は、限界押出比(この場合
14)の70%強になるように設定したものである。
14)の70%強になるように設定したものである。
このような条件の下に合成樹脂管を押出成形し
たところ、合成樹脂管の密度は次のように素材ビ
レツトの密度より高くなつた。
たところ、合成樹脂管の密度は次のように素材ビ
レツトの密度より高くなつた。
合成樹脂管の密度……0.954g/cm3
また、このような密度を有する合成樹脂管を実
験例1と同一の条件でアルミ管に挿入して加熱し
たところ、合成樹脂管の直径が十分には変化せ
ず、このためライニング層を形成することができ
なかつた。
験例1と同一の条件でアルミ管に挿入して加熱し
たところ、合成樹脂管の直径が十分には変化せ
ず、このためライニング層を形成することができ
なかつた。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、素材ビレツト
より密度が低くなるように固相成形された合成樹
脂管を用いたライニングするものであり、この合
成樹脂管を成形温度以上に加熱するだけの簡単な
作業でライニングを行なうことができる。また、
合成樹脂管が固相押出成形されたものであるた
め、耐薬品性、耐候性を有するライニング層を形
成できる。さらに、ライニング層の厚さの選択の
自由度を広くすることができる。特に、合成樹脂
フイルムを用いた場合に比して厚さの厚いライニ
ング層を形成することができる。
より密度が低くなるように固相成形された合成樹
脂管を用いたライニングするものであり、この合
成樹脂管を成形温度以上に加熱するだけの簡単な
作業でライニングを行なうことができる。また、
合成樹脂管が固相押出成形されたものであるた
め、耐薬品性、耐候性を有するライニング層を形
成できる。さらに、ライニング層の厚さの選択の
自由度を広くすることができる。特に、合成樹脂
フイルムを用いた場合に比して厚さの厚いライニ
ング層を形成することができる。
図面は本発明方法を説明するものであり、第1
図は被ライニング部材の内周面に合成樹脂管をラ
イニングする場合を示し、aは加熱前、bは加熱
後の状態をそれぞれ示す。第2図は被ライニング
部材の外周面に合成樹脂管をライニングする場合
を示し、aは加熱前、bは加熱後の状態をそれぞ
れ示す。第3図〜第5図は合成樹脂管の成形機を
それぞれ示す。第6図および第7図は成形速度と
密度との関係それぞれ示す図である。 10……被ライニング部材、20……合成樹脂
管。
図は被ライニング部材の内周面に合成樹脂管をラ
イニングする場合を示し、aは加熱前、bは加熱
後の状態をそれぞれ示す。第2図は被ライニング
部材の外周面に合成樹脂管をライニングする場合
を示し、aは加熱前、bは加熱後の状態をそれぞ
れ示す。第3図〜第5図は合成樹脂管の成形機を
それぞれ示す。第6図および第7図は成形速度と
密度との関係それぞれ示す図である。 10……被ライニング部材、20……合成樹脂
管。
Claims (1)
- 1 素材ビレツトの密度よりも低い密度になるよ
うに固相状態で押出成形された合成樹脂管を、被
ライニング部材の外側に被せるかまたは内側に挿
入し、この合成樹脂管をその押出成形温度よりも
高い温度で加熱することにより、合成樹脂管の径
を変化させて被ライニング部材の外周面または内
周面に密着させることを特徴とする合成樹脂のラ
イニング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP325785A JPS61162323A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | 合成樹脂のライニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP325785A JPS61162323A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | 合成樹脂のライニング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61162323A JPS61162323A (ja) | 1986-07-23 |
| JPH0475812B2 true JPH0475812B2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=11552414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP325785A Granted JPS61162323A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | 合成樹脂のライニング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61162323A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE370831T1 (de) * | 1999-10-29 | 2007-09-15 | Samsonite Corp | Direkte formung von nicht-textile gewebenelementen aus thermoplastischen pellets oder dergleichen |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP325785A patent/JPS61162323A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61162323A (ja) | 1986-07-23 |
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Legal Events
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