JPH0475931B2 - - Google Patents
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- JPH0475931B2 JPH0475931B2 JP59173772A JP17377284A JPH0475931B2 JP H0475931 B2 JPH0475931 B2 JP H0475931B2 JP 59173772 A JP59173772 A JP 59173772A JP 17377284 A JP17377284 A JP 17377284A JP H0475931 B2 JPH0475931 B2 JP H0475931B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L7/00—Compositions of natural rubber
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08L9/02—Copolymers with acrylonitrile
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L25/00—Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L25/02—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
- C08L25/04—Homopolymers or copolymers of styrene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
a 産業上の利用分野
本発明は、良好な機械的性質を有する耐油性ゴ
ム組成物に関する。 b 従来の技術 2種以上のエラストマーをブレンドすることに
より、単一エラストマーでは得られない性能をひ
き出す手法は古くから実施されている。 さらに、新規な性能を付与すること以外にも、
加工性の向上や原材料費を低減する目的にもブレ
ンド手法が用いられている。 このような手法による代表例として、タイヤの
トレツド用素材としてのスチレン−ブタジエンゴ
ム(以下SBRと略す)とポリブタジエンゴム
(以下BRと略す)とのブレンド組成物、タイヤ
のサイドウオール用素材としてのSBRとエチレ
ン−プロピレン−非共役ジエンゴム(以下
EPDMと略す)のブレンド組成物などが挙げら
れる。 しかし、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
(以下NBRと略す)と極性の低いゴムとのブレン
ド物、あるいはEPDMとジエン系ゴムとのブレ
ンド物の場合、ブレンド物の機械的性質がブレン
ドすることにより低下する傾向にあるのが一般的
であつた。 EPDMとジエン系ゴムとのブレンド物におけ
る、このような欠点を改良するため、R.T.
MorrisseryはEPDMをハロゲン化する方法
(Rubber Chem.Technal.,44,1025(1971))を、
また、R.P.Mastromatteoらは長鎖のアルキル基
を有するジアルキルジチオカーバメート塩やテト
ラアルキルチウラムジスルフイドを加硫促進剤と
して用いる方法(Rubber.Chem.Technal.,44,
1065(1971))を提案している。 また、橋本らはEPDMと硫黄や加硫促進剤を
反応させてペンダント硫黄を有するEPDMとし
たのち他のゴムとブレンドする方法(日本ゴム協
会誌,49,236,246(1976))を提案している。 c 発明が解決しようとする課題 しかし、これらの方法は、ジエン系ゴムが極性
の低い天然ゴム、SBR、BRなどの場合にはかな
りの効果を発揮しているが、極性の高いNBRの
場合にはその効果が少なく、ブレンドゴムの機械
的性質の低下傾向が著しいため、実用に供し得な
いものであつた。 本発明者らはこれらの点に鑑み、鋭意研究した
結果、ガラス転移点温度の分布巾(ΔTg)の広
いNBRを使用すれば、極性の低いゴムとのブレ
ンド物であつても、良好な機械的性質を有する耐
油性ゴム組成物を製造し得ることを見い出したも
のである。 d 課題を解決するための手段 すなわち本発明は、ΔTgが58℃以上であり、
平均結合ニトリル量が15〜50重量%である不飽和
ニトリル−共役ジエンゴム(A)90〜10重量部と、エ
チレン−プロピレン系共重合ゴムまたは天然ゴム
およびポリイソプレンゴムから選ばれた少なくと
も1種のゴム(B)10〜90重量部を含有してなる耐油
性ゴム組成物を提供するものである。 本発明において(A)成分として用いる不飽和ニト
リル−共役ジエンゴムとしては、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリルなどの不飽和ニトリル
とブタジエン、イソプレンなどの共役ジエンとの
共重合体などが挙げられる。 このうち特にアクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム(NBR)が好ましい。 上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)は、
ΔTgが58℃以上、好ましくは63〜90℃である。 ΔTgが58℃より狭いと他種ゴムとの相溶性が
悪化するため、ブレンド物の機械的強度が著しく
低下する。 また、上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)
としては、ガラス転移点温度(Tg)が−73℃以
下の成分の重量割合が5%以上、好ましくは8%
以上であるものが好ましい。上限は耐油性の観点
から50%以下が好ましい。 Tgが−73℃以下の成分を含有する(A)成分を用
いることによつて、極性の低いゴムとの相溶性が
向上し、その成分が5%以上あれば、引張強さ、
伸び、耐屈曲性などの機械的性質がさらに好まし
いものとなる。 また、上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)
としては、各成分の平均ガラス転移点温度(平均
Tg)が、−63〜−10℃のものが好ましい。 さらに、上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム
(A)の平均結合ニトリル量は、耐油性および耐寒性
の観点から、15〜50重量%、好ましくは20〜45重
量%である。 本発明においては、(A)成分のガラス転移点温度
の分布巾(ΔTg)および平均ガラス転移点温度
(平均Tg)は、以下のようにして求められる。 低温DSC(理学電気(株)製)を使用し、20℃/
minの昇温速度で比熱の温度変化を測定する。 得られた曲線から第1図に示す方法で求めら
れるC点の温度が平均Tgである。 すなわち、不飽和ニトリル−共役ジエンゴム
(A)について、DSCによつて測定した昇温速度
で比熱の温度変化を測定し、得られたDSC曲
線においてその比熱の変化開始点(第1図のA
点)の比熱と比熱の変化終了点(第1図のB
点)の比熱を平均した比熱を表わす点(第1図
のC点)を求める。そして、この点(C点)に
おける温度を、不飽和ニトリル−共役ジエンゴ
ム(A)の平均ガラス転移点温度(平均Tg)とす
る。 また、第1図におけるA点の温度とB点の温
度の巾がΔTgである。 すなわち、本発明において用いる不飽和ニト
リル−共役ジエンゴム(A)は、結合ニトリル量が
異なる成分からなる(すなわち、結合ニトリル
量の組成分布を持つ)不飽和ニトリル−共役ジ
エンゴムである。このため、各成分のガラス転
移点(Tg)が、連続的に分布しており、例え
ば第1図、第4図〜第7図に示すように、
DSC曲線はブロードになる。 なお、一般のNBRにおいても、必ずしも組成
は均一でないので、例えば第3図に示すように、
温度に対して比熱が急激に変化せず、DSC曲線
はブロードになるのが普通である。 したがつて、組成分布に起因するガラス転移点
温度の分布巾(ΔTg)は、DSC曲線における比
熱の変化開始点(第1図のA点)と比熱の変化終
了点(第1図のB点)との温度差、すなわち第1
図のA点とB点との温度の幅として表わされる。 前述のとおり、上記不飽和ニトリル−共役ジエ
ンゴム(A)としては、Tgが−73℃以下の成分の重
量割合が5%以上であるものが好ましい。 ここで、Tgが−73℃以下の成分の重量割合は、
第2図に示す方法によつて求められる。すなわ
ち、Tgが−73℃以下の成分の重量割合とは、
DSC曲線における比熱の変化開始点(第2図の
A点)からTgが−73℃である点(第2図のD点)
までに存在する成分の、比熱の変化開始点(第2
図のA点)から比熱の変化終了点(第2図のB
点)までに存在する全成分に対する重量割合で表
されたものである。 現在市販されている低ニトリルNBR(JSR
N250S:日本合成ゴム(株)製)と高ニトリルNBR
(JSR N220S:日本合成ゴム(株)製)のΔTgを上
記の方法で測定したところ、低ニトリルNBRで
53℃、高ニトリルNBRで35℃であつた。また第
3図イ(低ニトリルNBR)およびロ(高ニトリ
ルNBR)に示すように、一般的に低ニトリル
NBRのほうが高ニトリルNBRよりも広いΔTgを
持つ。 本発明の不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)を
製造する方法については特に制限はなく、後述す
る重合の面での工夫や、Tgの異なる不飽和ニト
リル−共役ジエンゴムを混合することによつて製
造することができる。また、重合様式そのものに
ついては特に制限がなく、乳化重合、懸濁重合、
溶液重合、塊状重合のいずれでもよいが、特に乳
化重合が一般的である。 不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)のΔTgを
広くするためには、重合の際、例えばモノマーで
ある共役ジエンと不飽和ニトリルおよび分子量調
節剤を重合系に分割して添加すればよい。その添
加時期および添加量は、目的とする不飽和ニトリ
ル−共役ジエンゴム(A)の平均TgおよびΔTgによ
つて変えることができる。 不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)の混合方法
についても特に制限はなく、2種以上のラテツク
ス状態の不飽和ニトリル−共役ジエンゴムを混合
してもよく、また2種以上の固形不飽和ニトリル
−共役ジエンゴムを混合してもよい。さらにまた
2種以上の固形不飽和ニトリル−共役ジエンゴム
を他種ゴムやカーボンブラツク、可塑剤、加硫剤
などとともに混練してもよい。 本発明において(B)成分として用いるエチレン−
プロピレン系共重合ゴムとしては、エチレンとプ
ロピレンの共重合ゴムあるいは、エチリデンノル
ボルネン、シクロペンタジエン、1,4−ヘキサ
ジエン、メチレンノルボルネン、4,7,8,9
−テトラヒドロインデンのうち1種または2種以
上を非共役ジエンとして含むエチレン−プロピレ
ン非共役ジエン共重合ゴムなどが挙げられる。 上記(B)成分としては、エチレン−プロピレン−
非共役ジエン共重合ゴムが好ましい。 本発明における(A)/(B)成分のブレンド比は、90
〜10/10〜90、好ましくは80〜20/20〜80(重量
部)である。 (B)成分がエチレン−プロピレン系共重合ゴムの
場合は、10重量部未満では耐候性が劣り、90重量
部をこえると耐油性が悪化するため好ましくな
い。 また(B)成分が天然ゴム又はポリイソプレンゴム
の場合は、10重量部未満では引張り強さや伸びの
ような機械的強度が劣り、90重量部をこえると耐
油性が悪化するため好ましくない。 本発明の耐油性ゴム組成物においては、(A)成分
90〜10重量部と(B)成分10〜90重量部との合計100
重量部に対して、スチレン系ポリマーおよび/ま
たはポリアルケナマー(C)を5〜20重量部含有する
ことにより引裂強度、き裂伸長強度などの機械的
性質をさらに向上することができる。 本発明において(C)成分として用いるスチレン系
ポリマーとしては、ポリスチレン、アクリロニト
リル−スチレン樹脂、アクリロニトリル−エチレ
ンプロピレン系ゴム−スチレン樹脂(以下、
AES樹脂と略す。)、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン樹脂、スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロツク共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンブロツク共重合体およびその水添物な
どが挙げられる。 このうち特にAES樹脂、スチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロツク共重合体およびその水添物
が好ましい。 上記ポリアルケナマーとしては、トランス−
1.5ポリペンテナマー、トランスポリオクテナマ
ーなどが挙げられ、特にトランスポリオクテナマ
ーが好ましい。 (C)成分であるスチレン系ポリマーおよび/また
はポリアルケナマーの添加量は、(A)成分と(B)成分
の合計100重量部に対して、好ましくは5〜20重
量部である。 (C)成分は0重量部でも機械的強度は十分向上す
るが、(C)成分の添加によつてさらに良好となる。 (C)成分の量が50重量部をこえると硬度が増加
し、ゴム弾性に乏しくなるため好ましくない。 本発明の組成物は、(A),(B)および(C)成分のほか
に、さらにカーボンブラツク、イオウ、可塑剤、
プロセス油、加硫促進剤などの通常のゴム配合剤
を加えて、ロール、バンバリーミキサー等の通常
の混合機によつて混練し、さらに所望により加硫
成形を行なうことにより、得ることができる。 本発明の組成物の物性については、主として
JISK6301に従つて評価した。 その結果、本発明の組成物は、すぐれた機械的
性質を有し、加工性にすぐれていることがわかつ
た。 本発明の組成物は、こうしたすぐれた機械的強
度を利用してホース類、パツキン、ガスケツト、
オイルシール、ベルト、ブーツ類など各種工業用
品として使用することができる。 さらに、本発明の組成物は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル等とブレンドし
て、必要に応じて動的架橋を行ない、熱可塑性エ
ラストマーとしてブロー成型品用等に用いること
ができる。 e 実施例 次に本発明の実施例を示すが、本発明はその要
旨を越えない限り、これらの実施例によつて限定
されるものではない。 実施例 1〜6 ガラス製オートクレーブ中に、水1500g、ロジ
ン酸カリウム36g、ブタジエン(以下BDと略す)
51.1g、アクリロニトリル(以下ANと略す)5.7g
およびt−ドデシルメルカプタン(以下TDMと
略す)0.11gを仕込み、P−メンタンヒドロペル
オキシド−硫酸第1鉄を開始剤として5℃で重合
を開始した。 2時間重合させたのち、AN7.6g、BD26.5gお
よびTDM0.14gを追添した。(これを第1回追添
と称し、最初のAN、BDおよびTDMの添加を初
期仕込みと称す。) 第1回追添ののち、2時間重合させ、表−5に
示す配合で第2回追添を行なつた。次に、2時間
重合を続行させたのち、第3回追添を行なつた。
このようにして7回の追添を行なつたのち、2時
間後に重合を停止した。 次いで、生成ラテツクスにオクチル化ジフエニ
ルアミンを加え、加熱水蒸気を用いて未反応モノ
マーを除去し、硫酸アルミニウム水溶液に沈澱さ
せることによりゴムを析出させて、水洗乾燥し
た。 得られたNBRの平均TgとΔTgを前記の方法に
よつて求めた。 このNBR(以下NBR−1と呼ぶ)の平均Tg
は、−47℃であつた。 NBR−1のΔTgは第4図に示すように、71℃
であつた。 Tgが−73℃以下の成分の重量割合は8%であ
つた。 また、コールマン窒素分析計により求めた平均
結合ニトリル量は、35重量%であつた。 さらに得られたNBR−1を表−1に示す配合
処方に従つて混練りしたのち、160℃で20分間加
硫し、得られた加硫物の物性を評価した。 結果を表−8に示す。 実施例 7〜11 実施例1で得られたNBR−1を使用し、表−
2に示す配合処方に従つて加硫剤以外のポリマ
ー、配合剤を、バンバリーミキサーで混合し、排
出後ロール機で加硫剤を添加した。 バンバリーミキサーから排出したときのコンパ
ウンドの温度は175℃であつた。 得られたゴム配合物を160℃で20分間加硫し、
加硫物の物性を評価した。 結果を表−9に示す。 実施例 12 実施例1〜6と同様の条件で、表−6に従つて
重合を行なつた。得られたゴムをNBR−2と呼
ぶ。 このNBR−2の平均Tgは−53℃であり、ΔTg
は第5図に示すように72℃であつた。 また、Tgが−73℃以下の成分の重量割合は18
%であつた。また、平均結合ニトリル量は、32重
量%であつた。 NBR−2を用いて表−3に示す配合処方に従
つてゴム組成物を得、その物性を測定した。 結果を表−10に示す。 実施例 13 実施例1〜6と同様の条件下で、表−7に従つ
て重合を行なつた。得られた共重合体をNBR−
3と呼ぶ。 NBR−3の平均Tgは−49℃であり、ΔTgは第
6図に示すように83℃であつた。 また、NBR−3はTgが低い成分を多く含んで
おり、Tgが−73℃以下の成分の重量割合が約20
%と多い点が特徴的である。また、平均結合ニト
リル量は33重量%であつた。 NBR−3を用いて表−3に示す配合処方に従
つてゴム組成物を作製し、その物性を測定した。 結果を表−10に示す。 実施例 14,15 実施例1〜6と同一の条件下で、AN160g、
BD840gおよびTDM2.2gを仕込み重合を開始し、
転化率が70%に達したとき、重合を停止した。生
成したNBRラテツクスをラテツクスAと呼ぶ。
これを凝固乾燥して得られた固形ゴムをNBR−
Aと呼ぶ。 NBR−Aの平均Tgは−64℃であり、平均結合
ニトリル量は21重量%であつた。 別に、実施例1と同一の条件で、AN400g、
BD600gおよびTDM3.3gを仕込み、重合を開始
し、転化率が70%に達したとき重合を停止した。
生成したNBRラテツクスをラテツクスBと呼ぶ。
これを凝固乾燥して得られる固形ゴムをNBR−
Bと呼ぶ。 NBR−Bの平均Tgは−34℃であり、平均結合
ニトリル量は40重量%であつた。 ラテツクスA40重量部とラテツクスB60重量部
を混合したのち、共凝固させて得られる固形ゴム
をNBR−A,Bと呼ぶ。 このNBR−A,BのΔTgは、第7図に示すよ
うに77℃であつた。Tgが−73℃以下の成分の重
量割合は14%であつた。また、平均結合ニトリル
量は32重量%であつた。 NBR−A,B/EPDM=50/50およびNBR−
A/NBR−B/EPDM=20/30/50の混合比で
表−3に示す配合処方によりゴム組成物とし、そ
の物性を測定した。 結果を表−10に示す。 比較例 1〜3 表−4に示す配合処方に従つて混練りしたの
ち、160℃で20分間加硫し、得られた加硫物の物
性を評価した。 結果を表−11に示す
ム組成物に関する。 b 従来の技術 2種以上のエラストマーをブレンドすることに
より、単一エラストマーでは得られない性能をひ
き出す手法は古くから実施されている。 さらに、新規な性能を付与すること以外にも、
加工性の向上や原材料費を低減する目的にもブレ
ンド手法が用いられている。 このような手法による代表例として、タイヤの
トレツド用素材としてのスチレン−ブタジエンゴ
ム(以下SBRと略す)とポリブタジエンゴム
(以下BRと略す)とのブレンド組成物、タイヤ
のサイドウオール用素材としてのSBRとエチレ
ン−プロピレン−非共役ジエンゴム(以下
EPDMと略す)のブレンド組成物などが挙げら
れる。 しかし、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
(以下NBRと略す)と極性の低いゴムとのブレン
ド物、あるいはEPDMとジエン系ゴムとのブレ
ンド物の場合、ブレンド物の機械的性質がブレン
ドすることにより低下する傾向にあるのが一般的
であつた。 EPDMとジエン系ゴムとのブレンド物におけ
る、このような欠点を改良するため、R.T.
MorrisseryはEPDMをハロゲン化する方法
(Rubber Chem.Technal.,44,1025(1971))を、
また、R.P.Mastromatteoらは長鎖のアルキル基
を有するジアルキルジチオカーバメート塩やテト
ラアルキルチウラムジスルフイドを加硫促進剤と
して用いる方法(Rubber.Chem.Technal.,44,
1065(1971))を提案している。 また、橋本らはEPDMと硫黄や加硫促進剤を
反応させてペンダント硫黄を有するEPDMとし
たのち他のゴムとブレンドする方法(日本ゴム協
会誌,49,236,246(1976))を提案している。 c 発明が解決しようとする課題 しかし、これらの方法は、ジエン系ゴムが極性
の低い天然ゴム、SBR、BRなどの場合にはかな
りの効果を発揮しているが、極性の高いNBRの
場合にはその効果が少なく、ブレンドゴムの機械
的性質の低下傾向が著しいため、実用に供し得な
いものであつた。 本発明者らはこれらの点に鑑み、鋭意研究した
結果、ガラス転移点温度の分布巾(ΔTg)の広
いNBRを使用すれば、極性の低いゴムとのブレ
ンド物であつても、良好な機械的性質を有する耐
油性ゴム組成物を製造し得ることを見い出したも
のである。 d 課題を解決するための手段 すなわち本発明は、ΔTgが58℃以上であり、
平均結合ニトリル量が15〜50重量%である不飽和
ニトリル−共役ジエンゴム(A)90〜10重量部と、エ
チレン−プロピレン系共重合ゴムまたは天然ゴム
およびポリイソプレンゴムから選ばれた少なくと
も1種のゴム(B)10〜90重量部を含有してなる耐油
性ゴム組成物を提供するものである。 本発明において(A)成分として用いる不飽和ニト
リル−共役ジエンゴムとしては、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリルなどの不飽和ニトリル
とブタジエン、イソプレンなどの共役ジエンとの
共重合体などが挙げられる。 このうち特にアクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム(NBR)が好ましい。 上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)は、
ΔTgが58℃以上、好ましくは63〜90℃である。 ΔTgが58℃より狭いと他種ゴムとの相溶性が
悪化するため、ブレンド物の機械的強度が著しく
低下する。 また、上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)
としては、ガラス転移点温度(Tg)が−73℃以
下の成分の重量割合が5%以上、好ましくは8%
以上であるものが好ましい。上限は耐油性の観点
から50%以下が好ましい。 Tgが−73℃以下の成分を含有する(A)成分を用
いることによつて、極性の低いゴムとの相溶性が
向上し、その成分が5%以上あれば、引張強さ、
伸び、耐屈曲性などの機械的性質がさらに好まし
いものとなる。 また、上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)
としては、各成分の平均ガラス転移点温度(平均
Tg)が、−63〜−10℃のものが好ましい。 さらに、上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム
(A)の平均結合ニトリル量は、耐油性および耐寒性
の観点から、15〜50重量%、好ましくは20〜45重
量%である。 本発明においては、(A)成分のガラス転移点温度
の分布巾(ΔTg)および平均ガラス転移点温度
(平均Tg)は、以下のようにして求められる。 低温DSC(理学電気(株)製)を使用し、20℃/
minの昇温速度で比熱の温度変化を測定する。 得られた曲線から第1図に示す方法で求めら
れるC点の温度が平均Tgである。 すなわち、不飽和ニトリル−共役ジエンゴム
(A)について、DSCによつて測定した昇温速度
で比熱の温度変化を測定し、得られたDSC曲
線においてその比熱の変化開始点(第1図のA
点)の比熱と比熱の変化終了点(第1図のB
点)の比熱を平均した比熱を表わす点(第1図
のC点)を求める。そして、この点(C点)に
おける温度を、不飽和ニトリル−共役ジエンゴ
ム(A)の平均ガラス転移点温度(平均Tg)とす
る。 また、第1図におけるA点の温度とB点の温
度の巾がΔTgである。 すなわち、本発明において用いる不飽和ニト
リル−共役ジエンゴム(A)は、結合ニトリル量が
異なる成分からなる(すなわち、結合ニトリル
量の組成分布を持つ)不飽和ニトリル−共役ジ
エンゴムである。このため、各成分のガラス転
移点(Tg)が、連続的に分布しており、例え
ば第1図、第4図〜第7図に示すように、
DSC曲線はブロードになる。 なお、一般のNBRにおいても、必ずしも組成
は均一でないので、例えば第3図に示すように、
温度に対して比熱が急激に変化せず、DSC曲線
はブロードになるのが普通である。 したがつて、組成分布に起因するガラス転移点
温度の分布巾(ΔTg)は、DSC曲線における比
熱の変化開始点(第1図のA点)と比熱の変化終
了点(第1図のB点)との温度差、すなわち第1
図のA点とB点との温度の幅として表わされる。 前述のとおり、上記不飽和ニトリル−共役ジエ
ンゴム(A)としては、Tgが−73℃以下の成分の重
量割合が5%以上であるものが好ましい。 ここで、Tgが−73℃以下の成分の重量割合は、
第2図に示す方法によつて求められる。すなわ
ち、Tgが−73℃以下の成分の重量割合とは、
DSC曲線における比熱の変化開始点(第2図の
A点)からTgが−73℃である点(第2図のD点)
までに存在する成分の、比熱の変化開始点(第2
図のA点)から比熱の変化終了点(第2図のB
点)までに存在する全成分に対する重量割合で表
されたものである。 現在市販されている低ニトリルNBR(JSR
N250S:日本合成ゴム(株)製)と高ニトリルNBR
(JSR N220S:日本合成ゴム(株)製)のΔTgを上
記の方法で測定したところ、低ニトリルNBRで
53℃、高ニトリルNBRで35℃であつた。また第
3図イ(低ニトリルNBR)およびロ(高ニトリ
ルNBR)に示すように、一般的に低ニトリル
NBRのほうが高ニトリルNBRよりも広いΔTgを
持つ。 本発明の不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)を
製造する方法については特に制限はなく、後述す
る重合の面での工夫や、Tgの異なる不飽和ニト
リル−共役ジエンゴムを混合することによつて製
造することができる。また、重合様式そのものに
ついては特に制限がなく、乳化重合、懸濁重合、
溶液重合、塊状重合のいずれでもよいが、特に乳
化重合が一般的である。 不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)のΔTgを
広くするためには、重合の際、例えばモノマーで
ある共役ジエンと不飽和ニトリルおよび分子量調
節剤を重合系に分割して添加すればよい。その添
加時期および添加量は、目的とする不飽和ニトリ
ル−共役ジエンゴム(A)の平均TgおよびΔTgによ
つて変えることができる。 不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)の混合方法
についても特に制限はなく、2種以上のラテツク
ス状態の不飽和ニトリル−共役ジエンゴムを混合
してもよく、また2種以上の固形不飽和ニトリル
−共役ジエンゴムを混合してもよい。さらにまた
2種以上の固形不飽和ニトリル−共役ジエンゴム
を他種ゴムやカーボンブラツク、可塑剤、加硫剤
などとともに混練してもよい。 本発明において(B)成分として用いるエチレン−
プロピレン系共重合ゴムとしては、エチレンとプ
ロピレンの共重合ゴムあるいは、エチリデンノル
ボルネン、シクロペンタジエン、1,4−ヘキサ
ジエン、メチレンノルボルネン、4,7,8,9
−テトラヒドロインデンのうち1種または2種以
上を非共役ジエンとして含むエチレン−プロピレ
ン非共役ジエン共重合ゴムなどが挙げられる。 上記(B)成分としては、エチレン−プロピレン−
非共役ジエン共重合ゴムが好ましい。 本発明における(A)/(B)成分のブレンド比は、90
〜10/10〜90、好ましくは80〜20/20〜80(重量
部)である。 (B)成分がエチレン−プロピレン系共重合ゴムの
場合は、10重量部未満では耐候性が劣り、90重量
部をこえると耐油性が悪化するため好ましくな
い。 また(B)成分が天然ゴム又はポリイソプレンゴム
の場合は、10重量部未満では引張り強さや伸びの
ような機械的強度が劣り、90重量部をこえると耐
油性が悪化するため好ましくない。 本発明の耐油性ゴム組成物においては、(A)成分
90〜10重量部と(B)成分10〜90重量部との合計100
重量部に対して、スチレン系ポリマーおよび/ま
たはポリアルケナマー(C)を5〜20重量部含有する
ことにより引裂強度、き裂伸長強度などの機械的
性質をさらに向上することができる。 本発明において(C)成分として用いるスチレン系
ポリマーとしては、ポリスチレン、アクリロニト
リル−スチレン樹脂、アクリロニトリル−エチレ
ンプロピレン系ゴム−スチレン樹脂(以下、
AES樹脂と略す。)、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン樹脂、スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロツク共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンブロツク共重合体およびその水添物な
どが挙げられる。 このうち特にAES樹脂、スチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロツク共重合体およびその水添物
が好ましい。 上記ポリアルケナマーとしては、トランス−
1.5ポリペンテナマー、トランスポリオクテナマ
ーなどが挙げられ、特にトランスポリオクテナマ
ーが好ましい。 (C)成分であるスチレン系ポリマーおよび/また
はポリアルケナマーの添加量は、(A)成分と(B)成分
の合計100重量部に対して、好ましくは5〜20重
量部である。 (C)成分は0重量部でも機械的強度は十分向上す
るが、(C)成分の添加によつてさらに良好となる。 (C)成分の量が50重量部をこえると硬度が増加
し、ゴム弾性に乏しくなるため好ましくない。 本発明の組成物は、(A),(B)および(C)成分のほか
に、さらにカーボンブラツク、イオウ、可塑剤、
プロセス油、加硫促進剤などの通常のゴム配合剤
を加えて、ロール、バンバリーミキサー等の通常
の混合機によつて混練し、さらに所望により加硫
成形を行なうことにより、得ることができる。 本発明の組成物の物性については、主として
JISK6301に従つて評価した。 その結果、本発明の組成物は、すぐれた機械的
性質を有し、加工性にすぐれていることがわかつ
た。 本発明の組成物は、こうしたすぐれた機械的強
度を利用してホース類、パツキン、ガスケツト、
オイルシール、ベルト、ブーツ類など各種工業用
品として使用することができる。 さらに、本発明の組成物は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル等とブレンドし
て、必要に応じて動的架橋を行ない、熱可塑性エ
ラストマーとしてブロー成型品用等に用いること
ができる。 e 実施例 次に本発明の実施例を示すが、本発明はその要
旨を越えない限り、これらの実施例によつて限定
されるものではない。 実施例 1〜6 ガラス製オートクレーブ中に、水1500g、ロジ
ン酸カリウム36g、ブタジエン(以下BDと略す)
51.1g、アクリロニトリル(以下ANと略す)5.7g
およびt−ドデシルメルカプタン(以下TDMと
略す)0.11gを仕込み、P−メンタンヒドロペル
オキシド−硫酸第1鉄を開始剤として5℃で重合
を開始した。 2時間重合させたのち、AN7.6g、BD26.5gお
よびTDM0.14gを追添した。(これを第1回追添
と称し、最初のAN、BDおよびTDMの添加を初
期仕込みと称す。) 第1回追添ののち、2時間重合させ、表−5に
示す配合で第2回追添を行なつた。次に、2時間
重合を続行させたのち、第3回追添を行なつた。
このようにして7回の追添を行なつたのち、2時
間後に重合を停止した。 次いで、生成ラテツクスにオクチル化ジフエニ
ルアミンを加え、加熱水蒸気を用いて未反応モノ
マーを除去し、硫酸アルミニウム水溶液に沈澱さ
せることによりゴムを析出させて、水洗乾燥し
た。 得られたNBRの平均TgとΔTgを前記の方法に
よつて求めた。 このNBR(以下NBR−1と呼ぶ)の平均Tg
は、−47℃であつた。 NBR−1のΔTgは第4図に示すように、71℃
であつた。 Tgが−73℃以下の成分の重量割合は8%であ
つた。 また、コールマン窒素分析計により求めた平均
結合ニトリル量は、35重量%であつた。 さらに得られたNBR−1を表−1に示す配合
処方に従つて混練りしたのち、160℃で20分間加
硫し、得られた加硫物の物性を評価した。 結果を表−8に示す。 実施例 7〜11 実施例1で得られたNBR−1を使用し、表−
2に示す配合処方に従つて加硫剤以外のポリマ
ー、配合剤を、バンバリーミキサーで混合し、排
出後ロール機で加硫剤を添加した。 バンバリーミキサーから排出したときのコンパ
ウンドの温度は175℃であつた。 得られたゴム配合物を160℃で20分間加硫し、
加硫物の物性を評価した。 結果を表−9に示す。 実施例 12 実施例1〜6と同様の条件で、表−6に従つて
重合を行なつた。得られたゴムをNBR−2と呼
ぶ。 このNBR−2の平均Tgは−53℃であり、ΔTg
は第5図に示すように72℃であつた。 また、Tgが−73℃以下の成分の重量割合は18
%であつた。また、平均結合ニトリル量は、32重
量%であつた。 NBR−2を用いて表−3に示す配合処方に従
つてゴム組成物を得、その物性を測定した。 結果を表−10に示す。 実施例 13 実施例1〜6と同様の条件下で、表−7に従つ
て重合を行なつた。得られた共重合体をNBR−
3と呼ぶ。 NBR−3の平均Tgは−49℃であり、ΔTgは第
6図に示すように83℃であつた。 また、NBR−3はTgが低い成分を多く含んで
おり、Tgが−73℃以下の成分の重量割合が約20
%と多い点が特徴的である。また、平均結合ニト
リル量は33重量%であつた。 NBR−3を用いて表−3に示す配合処方に従
つてゴム組成物を作製し、その物性を測定した。 結果を表−10に示す。 実施例 14,15 実施例1〜6と同一の条件下で、AN160g、
BD840gおよびTDM2.2gを仕込み重合を開始し、
転化率が70%に達したとき、重合を停止した。生
成したNBRラテツクスをラテツクスAと呼ぶ。
これを凝固乾燥して得られた固形ゴムをNBR−
Aと呼ぶ。 NBR−Aの平均Tgは−64℃であり、平均結合
ニトリル量は21重量%であつた。 別に、実施例1と同一の条件で、AN400g、
BD600gおよびTDM3.3gを仕込み、重合を開始
し、転化率が70%に達したとき重合を停止した。
生成したNBRラテツクスをラテツクスBと呼ぶ。
これを凝固乾燥して得られる固形ゴムをNBR−
Bと呼ぶ。 NBR−Bの平均Tgは−34℃であり、平均結合
ニトリル量は40重量%であつた。 ラテツクスA40重量部とラテツクスB60重量部
を混合したのち、共凝固させて得られる固形ゴム
をNBR−A,Bと呼ぶ。 このNBR−A,BのΔTgは、第7図に示すよ
うに77℃であつた。Tgが−73℃以下の成分の重
量割合は14%であつた。また、平均結合ニトリル
量は32重量%であつた。 NBR−A,B/EPDM=50/50およびNBR−
A/NBR−B/EPDM=20/30/50の混合比で
表−3に示す配合処方によりゴム組成物とし、そ
の物性を測定した。 結果を表−10に示す。 比較例 1〜3 表−4に示す配合処方に従つて混練りしたの
ち、160℃で20分間加硫し、得られた加硫物の物
性を評価した。 結果を表−11に示す
【表】
【表】
*2: 〃 ポリ
イソプレンゴム
イソプレンゴム
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
f 発明の効果
本発明によれば、機械的強度、特に引張強度、
耐伸長疲労性および耐き裂伸長性にすぐれた耐油
性ゴム組成物を提供することができる。
耐伸長疲労性および耐き裂伸長性にすぐれた耐油
性ゴム組成物を提供することができる。
第1図は、本発明における平均TgとΔTgを求
めるための図、第2図は、本発明における不飽和
ニトリル−共役ジエンゴムのTgが−73℃以下の
成分の重量割合を求めるための図である。第3図
イは市販の低ニトリルNBRのΔTg、第3図ロは
市販の高ニトリルNBRのΔTgを示す。第4図
は、実施例1のNBR−1のΔTg、第5図は実施
例12のNBR−2のΔTg、第6図は、実施例13の
NBR−3のΔTg、第7図は実施例14,15のNBR
−A,BのΔTgを示す図である。
めるための図、第2図は、本発明における不飽和
ニトリル−共役ジエンゴムのTgが−73℃以下の
成分の重量割合を求めるための図である。第3図
イは市販の低ニトリルNBRのΔTg、第3図ロは
市販の高ニトリルNBRのΔTgを示す。第4図
は、実施例1のNBR−1のΔTg、第5図は実施
例12のNBR−2のΔTg、第6図は、実施例13の
NBR−3のΔTg、第7図は実施例14,15のNBR
−A,BのΔTgを示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス転移点温度の分布巾(ΔTg)が58℃
以上であり、平均結合ニトリル量が15〜50重量%
である不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)90〜10
重量部と、エチレン−プロピレン系共重合ゴム、
天然ゴムおよびポリイソプレンから選ばれた少な
くとも1種のゴム(B)10〜90重量部を含有してなる
耐油性ゴム組成物。 2 上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)90〜
10重量部と上記ゴム(B)10〜90重量部との合計100
重量部に対して、スチレン系ポリマーおよび/ま
たはポリアルケナマー(C)を5〜20重量部含有して
なる特許請求の範囲第1項記載の耐油性ゴム組成
物。 3 上記不飽和ニトリル−共役ジエンゴム(A)とし
て、ガラス転移点温度(Tg)が−73℃以下の成
分の重量割合が5%以上であるものを用いる特許
請求の範囲第1項または第2項に記載の耐油性ゴ
ム組成物。 4 上記スチレン系ポリマーが、スチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロツク共重合体である特許請
求の範囲第2項記載の耐油性ゴム組成物。 5 上記ポリアルケナマーが、トランスポリオク
テナマーである特許請求の範囲第2項記載の耐油
性ゴム組成物。 6 上記ポリマー成分(A)〜(C)を、それらの融点ま
たは軟化点以上の温度で混合してなる特許請求の
範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の耐油
性ゴム組成物。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59173772A JPS6153340A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 耐油性ゴム組成物 |
| KR1019850005955A KR890003359B1 (ko) | 1984-08-21 | 1985-08-19 | 내유성 고무 조성물 |
| EP85305957A EP0173546B1 (en) | 1984-08-21 | 1985-08-21 | Oil-resistant rubber composition |
| DE8585305957T DE3580326D1 (de) | 1984-08-21 | 1985-08-21 | Oelbestaendige kautschukmischung. |
| US07/158,037 US4849478A (en) | 1984-08-21 | 1988-02-16 | Oil-resistant rubber composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59173772A JPS6153340A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 耐油性ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6153340A JPS6153340A (ja) | 1986-03-17 |
| JPH0475931B2 true JPH0475931B2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=15966858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59173772A Granted JPS6153340A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 耐油性ゴム組成物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4849478A (ja) |
| EP (1) | EP0173546B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6153340A (ja) |
| KR (1) | KR890003359B1 (ja) |
| DE (1) | DE3580326D1 (ja) |
Cited By (1)
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| WO2007100064A1 (ja) | 2006-03-01 | 2007-09-07 | Jsr Corporation | ゴム組成物、架橋ゴム、及び成形品 |
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- 1984-08-21 JP JP59173772A patent/JPS6153340A/ja active Granted
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- 1985-08-21 EP EP85305957A patent/EP0173546B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-08-21 DE DE8585305957T patent/DE3580326D1/de not_active Expired - Lifetime
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