JPH0476249A - 内燃機関のノッキング検出装置及び点火時期補正装置 - Google Patents

内燃機関のノッキング検出装置及び点火時期補正装置

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JPH0476249A
JPH0476249A JP18521590A JP18521590A JPH0476249A JP H0476249 A JPH0476249 A JP H0476249A JP 18521590 A JP18521590 A JP 18521590A JP 18521590 A JP18521590 A JP 18521590A JP H0476249 A JPH0476249 A JP H0476249A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は内燃機関のノッキング検出装置及び点火時期補
正装置に関し、詳しくは、機関振動の検出信号からノッ
キング発生を精度良く検出し得るノッキング検出装置及
び該装置を用いた点火時期補正装置に関する。
〈従来の技術〉 内燃機関において、所定レベル以上のノッキングか発生
すると、出力を低下させるのみならず、衝撃により吸・
排気バルブやピストンに悪影響を及はすため、ノッキン
グを検出して点火時期を補正することにより速やかにノ
ッキングを回避するようにした点火時期制御装置を備え
ているものかある(特開昭58−105036号公報等
参照)。
かかるノッキング発生による点火時期補正のためのノッ
キング検出は以下のようにして行っていた。
即ち、第8図に示すように、圧電素子によって振動レベ
ルに応じた検出信号を出力するノックセンサ11を機関
12のシリンダブロック等に取付け、このノックセンサ
11からの検出信号をバンドパスフィルタ13に入力さ
せてノッキング特有の中心周波数付近の信号のみを通過
させ、半波整流を行った後、積分器14で所定の積分区
間(例えばATDCIO°〜60°)だけ積分し、かか
る積分器14における積分値のピーク値(積分区間にお
ける特定周波数成分強度の累積)をA/D変換田15て
A/D変換してマイクロコンピュータ16に入力させる
マイクロコンピュータ16では、ノッキング発生時にお
ける前記積分値のピークと、ノッキング非発生時におけ
る積分値のピークとの差に基づいて、ノッキングか発生
しているか否かを判別する。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところで、上記のようにノッキング発生を、積分値のピ
ークレベルで判別する構成では、ノッキング発生の有無
による積分値のピークレベルの差が充分にあることが望
ましいが、実際には、機関の形状やノックセンサの取付
位置によって特に信号レベルの小さい領域で前記差を充
分に確保することができない場合かあり、この場合ノッ
キング発生の有無によって積分値のピークレベルに明確
な差異が発生しないために、ノッキングを誤検出してし
まうことかあった。
また、従来は、前記積分値に基づいてノッキング有無の
判定かオン・オフ的に行われていたために、ノッキング
の強弱とは関係無く一定角度ずつ点火時期を進・遅角補
正するようにしているため、ノッキングを応答性良く回
避しつつ過剰な補正を回避することか困難であった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、ノッキ
ングセンサからの信号レベルが小さい場合あっても、ノ
ッキングを精度良く検出でき、然も、ノッキング強度の
判定か行えて、点火時期補正か適性に行われるようにす
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明にかかる内燃機関のノッキング検出装置
は第1図に示すように構成される。
第1図において、振動センサは、機関本体に付設されて
機関振動を検出する。強度検出手段は、前記振動センサ
の検出信号の特定周波数成分の強度を検出し、一方、強
度変化検出手段は特定周波数成分の強度変化のパターン
を検出する。
そして、ノッキング判別手段は、前述のように検出され
る振動センサの特定周波数成分の強度及び強度変化のパ
ターンに基づいてノッキング発生を判別する。
ここで、強度検出手段及び強度変化検出手段が、複数種
の特定周波数成分についてそれぞれに強度及び強度変化
のパターンを検出するよう構成することかできる。
上記のように構成される本発明にかかるノッキング検出
装置を用いた本発明にかかる点火時期補正装置において
、点火時期補正手段は、ノッキング判別手段によるノッ
キング発生の判別結果に基づいて内燃機関の点火時期を
進・遅角補正する。
ところで、前記ノッキング判別手段を、第1図示の各手
段を含んで構成させることができる。
ここで、第1判別値設定手段は、強度検出手段で検出さ
れた強度と所定値とを比較することによってノッキング
発生に属する度合いを示す第1判別値を設定し、また、
第2判別値設定手段は、強度変化検出手段で検出された
強度変化のパターンと所定の規範変化特性とを比較する
ことによってノッキング発生に属する度合いを示す第2
判別値を設定する。
そして、最終判別値設定手段は、第1判別値設定手段及
び第2判別値設定手段でそれぞれに設定された第1判別
値及び第2判別に基づいてノッキング発生に属する度合
いを示す最終判別値を設定する。
上記のように構成される本発明にかかるノッキング検出
装置におけるノッキング検出の結果を受け、点火時期を
補正する装置として、第1図に示す点火時期補正量設定
手段は、前記最終判別値設定手段て設定された最終判別
値に応じて点火時期の進・遅角補正量を可変設定し、判
別値レベルによる点火時期補正手段は、上記点火時期補
正量設定手段で設定された点火時期の進・遅角補正量に
基づいて点火時期を進・遅角補正する。
〈作用〉 かかる構成によると、振動センサの特定周波数成分の強
度の他に、特定周波数成分の強度変化のパターンをノッ
キング判別の情報として用いるようにしてあり、前記強
度変化のパターンは、検出信号の絶対レベルに関係しな
いので、強度のみに基づいてノッキング検出を行う場合
に比べ、たとえ検出信号レベルが全体的に低いときでも
ノッキング検出の精度を上げることか可能となり、かか
る検出結果に基づく点火時期の進・遅角補正か適切に行
われることになる。
更に、特定周波数成分の強度及び強度変化のパターンか
らそれぞれにノッキング発生に属する度合いを示す第1
判別値及び第2判別値を演算させ、これらを用い最終的
な判別値を設定させるようにすれば、ノッキング発生に
属する度合いに応じて点火時期補正量を増減させて点火
時期を補正することが可能となり、点火時期補正による
ノッキング回避制御の応答性や精度が一層改善される。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例を示す第2図において、図示しない内燃機関の
シリンダブロックに付設されたノックセンサ(振動セン
サ)1は、圧電素子を内蔵し、機関振動に応じた波形の
検出(電圧)信号を出力する。
前記ノックセンサ1の検出信号(アナログ信号)は、A
/D変換器2でA/D変換されてくし形フィルタ3に入
力される。
前記くし形フィルタ3は、複数段の単位遅延素子からな
る遅延回路4と、この遅延回路4を迂回したデータから
遅延回路4の出力データを減算する加算器5とから構成
されており、このくし形フィルタ3には、ノックセンサ
1の検出信号から抽出したい周波数の数に対応する数の
共振器6a〜6eが並列接続された回路が縦接接続され
ている。
前記共振器6a〜6eは、相互に異なる周波数成分に共
振するようにしてあり、本実施例では、かかる共振周波
数を、ノッキング振動が顕著に表れるとされている周波
数域7kHz〜9kHzに従って7kHz、8kHz、
9kH2,10kHz。
11kHzとしである。
前記くし形フィルタ3において、遅延回路4をバイパス
させたデータから遅延回路4で遅延されたデータを減算
することによって、検出信号レベルを全体的に減衰させ
ると共に、特に遅延時間に対応する周波数を加算器5て
消し合わせて、周波数特性として所謂くし形となる結果
か得るようになっている。
これにより、加算器5て消し合わされる信号に基づいて
各共振器6a〜6eか共振し続けることを抑止でき、各
周波数成分の強度か逐次得られるものである。
尚、本実施例では、上記のようにくし形フィルタ3と共
振器6a〜6eとの構成によってノックセンサlからの
信号から特定周波数成分を抽出するようにしたが、アナ
ログのバンドパスフィルターを必要とする周波数の数に
対応させて設け、各バンドパスフィルターの出力をA/
D変換してマイクロコンピュータ7に読み込ませるよう
にしても良い。
前記各共振器6a〜6eの出力、即ち、各周波数成分毎
の強度信号は、マイクロコンピュータ7に入力されるよ
うになっており、マイクロコンピュータ7は、クランク
角センサ8からの検出信号に基づいて検出される所定の
周波数分析区間において前記各共振器6a〜6eを介し
て入力されるノックセンサ1の特定周波数成分に基づき
、図示しない内燃機関におけるノッキング発生を検出す
る一方、該検出結果に基づいて点火装置9における点火
時期を補正制御する。
かかるノッキング発生検出及びこれに伴う点火時期補正
手段の内容を、第3図のフローチャートに従って次に説
明する。尚、本実施例において、強度検出手段2強度変
化検出手段、ノッキング判別手段、第1判別値設定手段
、第2判別値設定手段、最終判別値設定手段1点火時期
補正手段1点火時期補正量設定手段2判別値レベルによ
る点火時期補正手段としての機能は、前記第3図のフロ
ーチャートに示すように前記マイクロコンピュータ7か
ソフトウェア的に備えている。
第3図のフローチャートに示すノッキング発生検出は、
所定の周波数分析区間において行われるものであり、前
記所定の周波数分析区間とは、例えば点火雑音を避けて
各気筒の燃焼振動をサンプリングできる区間であり、例
えば6気筒機関においてはA T D C10’〜A 
T D C600とし、クランク角センサ8からの検出
信号に基づいてかかる所定の周波数分析区間を検出する
まず、周波数分析区間に入ったことか検出されると、各
共振器6a〜6eを介して入力される第5図に示すよう
な各周波数成分の強度dB(振幅)をそれぞれ初期値と
して記憶する(Sl)。
そして、各周波数成分毎に記憶された初期値がそれぞれ
変わらず、前記周波数分析区間において一定レベルの強
度が続くと仮定し、このときの前記強度の積分値の時間
軸変化を、共振器6a〜6eからの出力間隔(標本周期
)と前記初期値とに基づいて設定し、これをノッキング
非発生時における規範変化特性とする(S2)。
次に、前記周波数分析区間において所定時間毎に入力さ
れることになる各周波数成分毎の強度を記憶し、各周波
数成分毎に強度の時間的推移(強度変化のパターン)を
検出する(第6図参照)。
そして、かかる検出に基づいて強度をそれぞれに時間軸
上に標本周期毎に積分し、周波数分析区間内における強
度変化のパターンか積分値の傾きとして観察されるよう
にする(S3)。
そして、前述のように強度か不変であると仮定して得た
各周波数成分毎の規範変化特性と、実際に検出された各
周波数成分毎の強度積分値の変化の特性とを比較し、両
者のズレ量を規範変化特性に対する増大側でプラス、減
少側でマイナスとして強度のサンプリング間隔毎に求め
て累積させ、該累積値Eが規範変化特性に対する実際の
変化のずれ量を表すようにする(S4)。
ここて、規範変化特性は、強度変化かないことを前提と
しているのでリニアに増大することになるが、これに対
し、実際の検出信号に基づいて得た強度積分値の変化パ
ターンか合致しない場合には、その周波数成分にノッキ
ング振動か含まれているために、一定の強度で安定して
いないものと推定されるが、実際の検出信号に基づく強
度積分値も前記規範変化特性と同様に略リニアに増大変
化する場合には、その周波数成分については機械振動の
みであると推定できる(第4図参照)。
即ち、第4図に示すように、同じ周波数成分において、
ノッキング振動か含まれるときには、異常燃焼によるノ
ッキング振動が除々に減衰するから、前記周波数成分の
強度も最初は大きく除々に減衰して機械振動のみのレベ
ルに戻ることになり、逆にノッキング振動か含まれない
ときには、略−定の機械振動レベルで強度か推移するこ
とになる。
このため、ノッキング振動か含まれないときには、分析
区間の初期の強度を略維持して、強度の積分値は略リニ
アに上昇することになる。
従って、前述のように、分析区間の初期の強度かその後
変化しないと仮定して、強度の積分値の時間軸変化を推
定すれば、この変化特性(所定の規範変化特性)は、ノ
ッキング非発生時のものとなり、ノッキングか発生して
いるときに、実際の強度を時間軸上で積分していくと、
第4図に示すように、前記ノッキング非発生時に対応す
るものとして推定した変化特性に合致しない変化パター
ンを示すことになり、ノッキング強度か大きいときほど
変化特性に大きな差異を示すことになる。
このため、実際の強度の時間軸上での積分値を求めて前
記ノッキング非発生時のものと比較し、その差異を累積
することてノッキング強度か検出できるものである。
このように、特定周波数成分の強度変化パターンに基づ
いてノッキングを検出てきるから、信号レベルか小さい
ときてあっても識別か可能であり、また、機械振動か強
くなる高回転域であっても、容易にノッキング振動と機
械振動とを区別してノッキング検出を行えるものである
尚、周波数によっては、ノッキングの発生によって機関
振動レベルよりも強度が弱くなり、ノッキング振動の減
衰に伴って機関振動レベルに戻るような特性を示す周波
数域もあるが、この場合にも、前記ノッキング非発生時
の変化特性であるリニアな変化を示さないから、ノッキ
ングを検出できる。また、周波数分析区間の初期におけ
る強度を一定としてノッキング非発生時の変化特性を設
定するようにしたが、予めそれぞれの周波数成分毎にノ
ッキング振動を含んだ場合の強度変化(減少変化又は増
大変化)の特性を求めておいて、このノッキング発生時
に表れると予測される強度の変化特性と、実際の検出信
号から求めた各周波数成分毎の強度変化パターンとを比
較し、非ノ、ツキング度合いを示すことになる両者のず
れ量の累積を求めるようにしても良い。
各共振器6a〜6eに対応する周波数成分毎に、周波数
分析区間における実強度変化の非ノツク時に対応する規
範変化特性に対するずれ量の累積値Eを上記のようにし
て求めると、各周波数成分毎に求めた累積値Eの絶対値
の総和、又は、平均値、更には、最大値などを求めて、
かかる各周波数別のずれ量累積値Eから最終的に設定さ
れたずれ量累積値Eの絶対値に基づいて、ノッキング発
生に属する度合いを示す第1判別値f1を設定する(S
5)。
前記ずれ量の累積値Eは、非ノツク時の特性に対するズ
レの大きさを示すから、一般的に累積値Eが大きいとき
ほどノッキング強度が大きいと推定され、逆に、累積値
Eが小さいときには、それたけ非ノツク時に近い変化特
性を周波数成分が示したことになるからノッキングか発
生−していない状態に近いものと推定される。
このため、前記累積値Eか小さいときほど前記第1判別
値f1は小さく設定され、逆に、累積値Eか大きいとき
には第1判別値f1か大きく設定されるようにしてあり
、この第1判別値f1のレベルによって発生しているノ
ッキングの強度か判別できるようにしである。
前記累積値Eを第1判別値f1に変換する際には、単純
に累積値Eに比例して第1判別値f1か増大するものと
しても良いが、実際には累積値Eとノッキング強度とは
比例しないので、前記累積値Eに対する実際のノッキン
グ強度を実験・経験的に予め求めておいて、累積値Eを
ノッキング強度という人間の主観的なあいまさに変換す
るメンバーシップ関数を設定し、所謂フィジイ集合によ
ってノッキング強度を表す第1判別値f、(メンバーシ
ップ値)を設定させるようにすることが好ましい。
尚、上記のように所定の周波数分析区間における特定周
波数成分の強度変化に基づいてノッキング強度を示す第
1判別値f、を設定させる場合には、ノッキング振動か
特に顕著に表れると見込まれる1つの周波数成分のみを
検出信号から抽出させて、この周波数成分の強度変化の
みから前記第1判別値f1を設定させるようにしても良
い。
かかる周波数分析区間内における各周波数成分の強度変
化パターンに基づいてノッキング強度を示す第1判別値
f1を設定すると共に、同様にしてノッキング強度を示
すことになる第2判別値f2を、各周波数成分の強度レ
ベルに基づいて設定する処理が並行して行われる。
前記共振器6a〜6eからは、所定周期毎に第5図に示
すような周波数スペクトルか出力されることになるので
、周波数分析区間で得られたかかる周波数スペクトルを
逐次記憶させる(S6)。
そして、周波数分析区間内で求められた強度の各周波数
成分毎の積分値を第7図に示すように求め(S7)、各
周波数成分毎の強度積分値と、各周波数成分毎に演算さ
れているバックグラウンドレベルBGLとを比較する(
S8)。
前記バックグラウンドレベルBGLは、周波数分析区間
毎に求められる各周波数成分の強度積分値の加重平均値
であり、過去のデータに対する重み付けを重くして加重
平均されるようにしであると共に、ノッキング判別され
た強度積分値か加重平均されないようにしである。従っ
て、前記バックグラウンドレベルBGLは、ノッキング
の非発生状態における機械振動のみを示す強度積分値の
レベルであると見做すことができ、このバックグラウン
ドレベルBGLを今回の周波数分析区間で求めた強度積
分値か越えた場合には、ノッキング発生によるものと推
定される。
このため、各周波数成分毎に今回の周波数分析区間で求
めた強度積分値が、前記バックグラウンドレベルBGL
を越える量を求め、その総和、平均値、又は最大値に基
づいて、ノッキング発生に属する度合い、換言すれば、
ノッキング強度を示す第2判別値f2を設定する(S9
)。
大きなノッキングか発生すると、それたけノッキング振
動が表れる周波数成分の強度が、ノッキングの非発生時
に比へて高くなって、バックグラウンドレベルBGLを
大きく上回ることになるから、検出された強度積分値か
BGLを大きく上回っているときほど大きな第2判別値
f2か設定されるようにしてあり、この第2判別値f2
も第1判別値f、と同様レベルに比較できるノッキング
強度を示す値となる。
尚、ここでも、1つの周波数成分の強度積分値のみを求
めて、この強度積分値と、該強度積分値を加重平均して
求められるバックグラウンドレベルBGLとを比較して
前記第2判別値f2を設定させることもてきる。更に、
前述のように第1判別値f1をファジィ集合を用いて設
定させる場合には、上記第2判別値f2についてもファ
ジィ集合を用いて設定させるようにする。
このようにして設定された各判別値f+、f2それぞれ
に基づいてノッキングが発生しているか否が、また、詳
しくは、ノッキング強度を検出することか可能であるが
、特に、ノッキング強度レベルに基づいて設定される第
2判別値f2は、ノッキング発生気筒からノックセンサ
1まての距離か遠く信号レベルか低いときに精度良くノ
ッキング強度を示すことかできないため、上記の各判別
値fi、f2を両方用いて最終的なノッキング強度を推
定することで、一方の検出結果のみに基づいてノッキン
グ判別する場合よりも検出精度を高めるようにする。
上記各判別値f4.fxに基づく最終的なノッキング強
度の推定(最終的な判別値fの設定)は、例えば各判別
値f、、f2の加算値を求めたり、平均値を求めたり、
大小比較によって一方を選択したりすれば良く、このよ
うにして各判別値fl+f2から最終的に導き出される
判別値fに基づいて、ノッキング発生の有無だけではな
く高精度なノッキング強度の判定が行える。
尚、ファジィ集合を用いてメンバーシップ値となる各判
別値f、、f2を設定させた場合には、各判別値fl、
fzから最終的にノッキング発生に属する度合いを示す
判別値を設定させる際に、再びファジィ集合を用いても
良い。
上記のようにして、ノッキング強度を示す判別値fか最
終的に求められれば、そのときのノッキング強度に応じ
て点火時期を補正することか可能となるから、例えば第
3図のフローチャート中に示すように、判別値fか所定
以上であるときにはノッキング発生を判別し、判別値の
増大に応じて点火時期の遅角補正量を増大させ、また、
判別値fがはっきりしたノッキング発生を示していない
が非ノツキング時とも言えないようなレベルであるとき
には、点火時期の補正量をゼロとして点火時期の補正か
行われないようにし、更に、判別値fのレベルが充分に
小さく非ノツキング時と認められるときには、機関出力
を得るべく判別値fの値が小さくなるほど大きな進角補
正量が設定されるようにする( S 10)。
ここで、判別値fに基づいて例えば「ノッキング発生」
、「ノッキング発生の可能性有り」、「ノッキング非発
生」の3つ状態に分け、それぞれに状態に対応して点火
時期の進・遅各補正量か選択されるようにしても良い。
また、各判別値f、、f2をファジィ集合を用いて設定
させたときには、各判別値f、、f2を点火時期補正量
にそれぞれ変換する非ファジィ化を行って、それぞれの
判別値fl+  f2から求められる点火時期補正量の
重心点を最終的な点火時期補正量として設定させること
もてきる。
上記のようにして点火時期の補正量かノッキング強度レ
ベルに基づいて設定されると、マイクロコンピュータ7
は、予め運転条件に対応して記憶されている基本点火時
期を前記補正量に基づいて進・遅角補正し、該補正後の
点火時期に基づいて点火装置9に点火信号を出力し、補
正された点火時期に基づく点火処理を実行させる。ここ
で、ノックセンサ1の検出信号の特定周波数成分の強度
レベル及び強度変化パターンから、精度良くノッキング
強度が検出されており、ノッキング強度に応じて点火時
期補正量か設定されるから、精度の高いノッキング制御
か可能となり、速やかなノッキング回避と、MB T 
(Minimum 5park Advancefor
 Be5tTorque)付近での点火を確保できる。
尚、本実施例では、ノックセンサ1の検出信号から7k
Hz、8 kHz、9 kHz、10kHz。
11kHzの5種類の周波数成分を抽出するようにした
が、抽出する周波数を限定するものではなく、周波数の
数を限定するものでもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、振動センサから
の検出信号の特定周波数成分の強度及び強度変化パター
ンに基づいてノッキング発生を判別させることにより、
ノッキング検出の精度か向上するから、かかる検出結果
に基づいてノッキングを回避するための点火時期補正制
御を行わせることで、ノッキングを良好に回避でき、特
に、ノッキング発生に属する度合いを示す判別値を設定
させるようにすれば、そのときのノッキング強度に応じ
て点火時期の補正量を設定させることができ、より一層
ノッキング制陣が精度良く行えるという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すシステムブロック図、第3図は同上
実施例におけるノッキング検出及び点火時期補正の制御
内容を示すフローチャート、第4図は特定周波数の強度
変化パターンに基つくノッキング判別を説明するための
タイムチャート、第5図〜第7図はそれぞれ同上実施例
における特定周波数毎のデータの様子を示す線図、第8
図は従来のノッキング検出装置の一例を示すブロック図
である。 1・・・ノックセンサ(振動センサ)   2・・・A
/D変換器  3・・・くし形フィルタ  4・・・遅
延回路  5・・・加算器  6a〜6e・・・共振器
7・・・マイクロコンピュータ  8・・・クランク角
センサ  9・・・点火装置 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 富二雄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機関本体に付設されて機関振動を検出する振動セ
    ンサと、 該振動センサの検出信号の特定周波数成分の強度を検出
    する強度検出手段と、 前記振動センサの検出信号の特定周波数成分の強度変化
    のパターンを検出する強度変化検出手段と、 前記検出された特定周波数成分の強度及び強度変化のパ
    ターンに基づいてノッキング発生を判別するノッキング
    判別手段と、 を含んで構成された内燃機関のノッキング検出装置。
  2. (2)前記強度検出手段及び強度変化検出手段が、複数
    種の特定周波数成分についてそれぞれに強度及び強度変
    化のパターンを検出するよう構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の内燃機関のノッキング検出装置。
  3. (3)前記ノッキング判別手段が、 前記強度検出手段で検出された強度と所定値とを比較す
    ることによってノッキング発生に属する度合いを示す第
    1判別値を設定する第1判別値設定手段と、 前記強度変化検出手段で検出された強度変化パターンと
    所定の規範変化特性とを比較することによってノッキン
    グ発生に属する度合いを示す第2判別値を設定する第2
    判別値設定手段と、 前記第1判別値設定手段及び第2判別値設定手段でそれ
    ぞれに設定された第1判別値及び第2判別に基づいてノ
    ッキング発生に属する度合いを示す最終判別値を設定す
    る最終判別値設定手段と、を含んで構成されることを特
    徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の内燃機関の
    ノッキング検出装置。
  4. (4)請求項1又は2のいずれかに記載の内燃機関のノ
    ッキング検出装置におけるノッキング判別手段によるノ
    ッキング発生の判別結果に基づいて内燃機関の点火時期
    を進・遅角補正する点火時期補正手段を含んで構成され
    たことを特徴とする内燃機関の点火時期補正装置。
  5. (5)請求項3記載の内燃機関のノッキング検出装置に
    おける最終判別値設定手段で設定された最終判別値に応
    じて点火時期の進・遅角補正量を可変設定する点火時期
    補正量設定手段と、 該点火時期補正量設定手段で設定された点火時期の進・
    遅補正量に基づいて内燃機関の点火時期を進・遅角補正
    する判別値レベルによる点火時期補正手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の点火時
    期補正装置。
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