JPH0715422B2 - 筒内圧センサの異常判別装置 - Google Patents
筒内圧センサの異常判別装置Info
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- JPH0715422B2 JPH0715422B2 JP60173769A JP17376985A JPH0715422B2 JP H0715422 B2 JPH0715422 B2 JP H0715422B2 JP 60173769 A JP60173769 A JP 60173769A JP 17376985 A JP17376985 A JP 17376985A JP H0715422 B2 JPH0715422 B2 JP H0715422B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の内燃機関に発生する燃焼圧力振動
を検出している筒内圧センサの異常を判別する装置に関
する。
を検出している筒内圧センサの異常を判別する装置に関
する。
(従来の技術) 近時、エンジンにより他界燃料経済性、運転性が要求さ
れる傾向にあり、かかる観点からマイクロコンピュータ
等を応用して燃焼状態を最適に制御することが行われ
る。
れる傾向にあり、かかる観点からマイクロコンピュータ
等を応用して燃焼状態を最適に制御することが行われ
る。
燃焼状態を監視する方法の1つとしてシリンダ内におけ
る燃焼ガスの圧力(以下、筒内圧という)を検出する方
法があり、そのための手段として従来、実開昭58-26631
号公報に記載されるような圧電セラミックを用いた筒内
圧センサ(振動センサ)がある。この圧電セラミックは
機械−電気変換動率が高い、センサの構造が簡単であ
る、小型にできる等の利点を有するため広く使用される
傾向にある。
る燃焼ガスの圧力(以下、筒内圧という)を検出する方
法があり、そのための手段として従来、実開昭58-26631
号公報に記載されるような圧電セラミックを用いた筒内
圧センサ(振動センサ)がある。この圧電セラミックは
機械−電気変換動率が高い、センサの構造が簡単であ
る、小型にできる等の利点を有するため広く使用される
傾向にある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような圧電セラミックはいわゆるセンサ
として使用されるものであるから、そのセンサ情報に信
頼性が要求される。かかる信頼性を欠く場合、すなわち
センサが異常である場合は例えばノッキングが発生して
いるにも拘らず発生していないと判断され、エンジンの
正常な点火時期制御が困難になっていた。
として使用されるものであるから、そのセンサ情報に信
頼性が要求される。かかる信頼性を欠く場合、すなわち
センサが異常である場合は例えばノッキングが発生して
いるにも拘らず発生していないと判断され、エンジンの
正常な点火時期制御が困難になっていた。
このような課題を解決するものとしては、例えば第6図
に示すような筒内圧センサの異常判別装置を考えること
ができる(以下の比較例の内容は本出願人による先願
(特願昭60-117913号)にかかるものである)。
に示すような筒内圧センサの異常判別装置を考えること
ができる(以下の比較例の内容は本出願人による先願
(特願昭60-117913号)にかかるものである)。
同図において、1はエンジンの燃焼圧力振動を検出する
筒内圧センサであり、筒内圧センサ1は気筒内の燃焼圧
力を圧電セラミックによって電荷に変換し電荷出力S1を
出力する。筒内圧センサ1は具体的にはエンジンのシリ
ンダヘッドに螺着される点火プラグの座金として締付、
固定される。また、筒内圧センサ1には並列に抵抗R1、
R2が介挿され、各抵抗R1、R2の中点には抵抗R3を介して
電源Vccが提供される。これは、上記抵抗R1、R2の介挿
によって等価的に筒内圧センサ1の直流インピーダンス
を低くし、筒内圧センサ1の出力信号線の断線、接地側
への短絡および供給電源Vccへの短絡等の異常状態を図
中A点の電位で検出するためである。
筒内圧センサであり、筒内圧センサ1は気筒内の燃焼圧
力を圧電セラミックによって電荷に変換し電荷出力S1を
出力する。筒内圧センサ1は具体的にはエンジンのシリ
ンダヘッドに螺着される点火プラグの座金として締付、
固定される。また、筒内圧センサ1には並列に抵抗R1、
R2が介挿され、各抵抗R1、R2の中点には抵抗R3を介して
電源Vccが提供される。これは、上記抵抗R1、R2の介挿
によって等価的に筒内圧センサ1の直流インピーダンス
を低くし、筒内圧センサ1の出力信号線の断線、接地側
への短絡および供給電源Vccへの短絡等の異常状態を図
中A点の電位で検出するためである。
センサ出力S1はチャージアンプ2に入力されており、チ
ャージアンプ2はオペアンプOP、抵抗R4、R5からなるい
わゆる電荷−電圧変換増幅器を構成し、センサ出力S1お
よびA点の電位を電圧信号S2に変換してバンドパスフィ
ルタ(BPE)3およびマイクロコンピュータ4に出力す
る。バンドパスフィルタ3は信号S2のうちノッキング振
動に対応する周波数帯(例えば、6KHz〜19KHz)の信号
のみを通過させる抽出手段であり、信号S3として整流積
分器5に出力する。整流積分器5は抽出された信号S3を
整流するとともに、その整流値を積分して燃焼振動エネ
ルギ量(前記所定周波数帯の振動成分のエネルギ量)相
当の信号Sをマイクロコンピュータ4に出力する。マイ
クロコンピュータ4は整流積分器5からの信号Sに基づ
いてノッキングの発生を判断するとともに、チャージア
ンプ2からの信号S2を直接監視して筒内圧センサ1の異
常を検出する。例えば、筒内圧センサ1が接地側に短絡
すると、チャージアンプ2の入力信号S1が0〔V〕とな
るのでその異常状態が検出される。
ャージアンプ2はオペアンプOP、抵抗R4、R5からなるい
わゆる電荷−電圧変換増幅器を構成し、センサ出力S1お
よびA点の電位を電圧信号S2に変換してバンドパスフィ
ルタ(BPE)3およびマイクロコンピュータ4に出力す
る。バンドパスフィルタ3は信号S2のうちノッキング振
動に対応する周波数帯(例えば、6KHz〜19KHz)の信号
のみを通過させる抽出手段であり、信号S3として整流積
分器5に出力する。整流積分器5は抽出された信号S3を
整流するとともに、その整流値を積分して燃焼振動エネ
ルギ量(前記所定周波数帯の振動成分のエネルギ量)相
当の信号Sをマイクロコンピュータ4に出力する。マイ
クロコンピュータ4は整流積分器5からの信号Sに基づ
いてノッキングの発生を判断するとともに、チャージア
ンプ2からの信号S2を直接監視して筒内圧センサ1の異
常を検出する。例えば、筒内圧センサ1が接地側に短絡
すると、チャージアンプ2の入力信号S1が0〔V〕とな
るのでその異常状態が検出される。
しかしながら、このような従来の筒内圧センサの異常判
別装置にあっても、次のような未解決の課題がある。す
なわち、この装置では、チャージアンプ2の出力S2をマ
イクロコンピュータ4により常時監視してセンサの異常
を判断する構成であるため、筒内圧センサ1のショート
状態は精度よく検出できるものの、オープン状態は必ず
しも精度よく検出できない。また、センサ感度が異常に
劣化したような場合の検出は困難である。
別装置にあっても、次のような未解決の課題がある。す
なわち、この装置では、チャージアンプ2の出力S2をマ
イクロコンピュータ4により常時監視してセンサの異常
を判断する構成であるため、筒内圧センサ1のショート
状態は精度よく検出できるものの、オープン状態は必ず
しも精度よく検出できない。また、センサ感度が異常に
劣化したような場合の検出は困難である。
(発明の目的) そこで本発明は、ノッキングが本来確率現象であり、前
述したエネルギ量相当信号Sの値が所定の分散傾向を有
することに着目し、この分散の程度を適切に判断するこ
とにより、センサの異常形態に拘らずそれを的確に判別
して異常判別の精度を向上させることを目的としてい
る。
述したエネルギ量相当信号Sの値が所定の分散傾向を有
することに着目し、この分散の程度を適切に判断するこ
とにより、センサの異常形態に拘らずそれを的確に判別
して異常判別の精度を向上させることを目的としてい
る。
(発明の構成) 本発明による筒内圧センサの異常判別装置はその基本概
念図を第1図に示すように、エンジンの燃焼圧力振動を
検出する振動検出手段aと、振動検出手段の出力から所
定周波数帯の振動成分を抽出する抽出手段bと、抽出手
段の出力に基づいてエンジンの1燃焼サイクル毎に、該
燃焼サイクル中の所定期間における前記振動成分のエネ
ルギ量に相当する第1の値を演算する演算手段cと、前
記第1の値を平均化した第2の値を演算するとともに、
第1の値と第2の値に基づいて第1の値の分散値を演算
する変動状態演算手段dと、前記分散値が所定の基準値
より小さいときは振動検出手段が異常であると判別する
異常判別手段eと、エンジンの運転状態が、低回転かつ
低負荷運転であることを検出する運転状態検出手段f
と、運転状態が低回転かつ低負荷運転であるときは、前
記異常判別を禁止する禁止手段gと、を備えており、セ
ンサの異常を的確に判別するものである。
念図を第1図に示すように、エンジンの燃焼圧力振動を
検出する振動検出手段aと、振動検出手段の出力から所
定周波数帯の振動成分を抽出する抽出手段bと、抽出手
段の出力に基づいてエンジンの1燃焼サイクル毎に、該
燃焼サイクル中の所定期間における前記振動成分のエネ
ルギ量に相当する第1の値を演算する演算手段cと、前
記第1の値を平均化した第2の値を演算するとともに、
第1の値と第2の値に基づいて第1の値の分散値を演算
する変動状態演算手段dと、前記分散値が所定の基準値
より小さいときは振動検出手段が異常であると判別する
異常判別手段eと、エンジンの運転状態が、低回転かつ
低負荷運転であることを検出する運転状態検出手段f
と、運転状態が低回転かつ低負荷運転であるときは、前
記異常判別を禁止する禁止手段gと、を備えており、セ
ンサの異常を的確に判別するものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜5図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において、1〜3は第6
図に示した従来例と同一構成部分を示し、同一番号が付
されている。そして、本実施例では筒内圧センサ1は振
動検出手段、バンドパスフィルタ3は抽出手段としての
機能を有する。
図に示した従来例と同一構成部分を示し、同一番号が付
されている。そして、本実施例では筒内圧センサ1は振
動検出手段、バンドパスフィルタ3は抽出手段としての
機能を有する。
バンドパスフィルタ3の出力S3は演算手段11に入力され
ており、演算手段11は整流回路12、積分器13、クランク
角センサ14および積分タイミングコントローラ15により
構成される。クランク角センサ14はエンジンのクランク
角を検出しし、例えば、6気筒エンジンの場合、クラン
ク角120°毎に基準信号Ciを、クランク角1°毎に位置
信号C1を出力する。積分タイミングコントローラ15はク
ランク角センサ14からの信号Ci、C1に基づいて1燃焼サ
イクル毎における積分タイミングを設定し区間信号Skを
積分器13に出力する。これは、ノッキングの発生し得る
区間に対応するのが好ましく、例えば上死点後10°〜45
°に設定する。整流回路12は信号S3を整流して積分器13
に出力し、積分器13はこの整流信号を区間信号Skの入力
されている間、すなわち上死点後10°〜45°の区間にお
いて積分し積分値Sとしてマイクロコンピュータ16に出
力する。マイクロコンピュータ16にはさらにクランク角
センサ14からの信号Ci、C1が入力される。マイクロコン
ピュータ16は変動状態演算手段および異常判別手段とし
ての機能に加えて、運転状態検出手段および禁止手段と
しての機能を有し、内部のプログラムに従って筒内圧セ
ンサ1の異常判別とその判別の禁止を行うとともにノッ
キング抑制のための点火制御を行う。なお、マイクロコ
ンピュータ16はクランク角センサ14および図示しない水
温やエアフローメータ等の公知の手段からの検出情報に
基づいてエンジンの運転状態を検出するようになってい
る。
ており、演算手段11は整流回路12、積分器13、クランク
角センサ14および積分タイミングコントローラ15により
構成される。クランク角センサ14はエンジンのクランク
角を検出しし、例えば、6気筒エンジンの場合、クラン
ク角120°毎に基準信号Ciを、クランク角1°毎に位置
信号C1を出力する。積分タイミングコントローラ15はク
ランク角センサ14からの信号Ci、C1に基づいて1燃焼サ
イクル毎における積分タイミングを設定し区間信号Skを
積分器13に出力する。これは、ノッキングの発生し得る
区間に対応するのが好ましく、例えば上死点後10°〜45
°に設定する。整流回路12は信号S3を整流して積分器13
に出力し、積分器13はこの整流信号を区間信号Skの入力
されている間、すなわち上死点後10°〜45°の区間にお
いて積分し積分値Sとしてマイクロコンピュータ16に出
力する。マイクロコンピュータ16にはさらにクランク角
センサ14からの信号Ci、C1が入力される。マイクロコン
ピュータ16は変動状態演算手段および異常判別手段とし
ての機能に加えて、運転状態検出手段および禁止手段と
しての機能を有し、内部のプログラムに従って筒内圧セ
ンサ1の異常判別とその判別の禁止を行うとともにノッ
キング抑制のための点火制御を行う。なお、マイクロコ
ンピュータ16はクランク角センサ14および図示しない水
温やエアフローメータ等の公知の手段からの検出情報に
基づいてエンジンの運転状態を検出するようになってい
る。
次に作用を説明するが、最初に本発明の基本原理につい
て述べる。
て述べる。
エンジンの運転中には、筒内圧センサ1の出力からバン
ドパスフィルタ3によって所定周波数帯の振動成分が抽
出され、エンジンの1燃焼サイクル毎にその振動成分の
エネルギ量に相当する値として前記積分値S(第1の
値)が演算されるが、このSはその態様に応じて第3図
に示すように分布する。すなわち、ノッキングが発生し
ていない場合には図中破線で示すようにSの値は比較的
小さい値に集中する。一方、ノッキングが発生すると図
中実線で示すように大きな値を持つSが現れるようにな
り、例えば斜線部で示すようなSの値をノッキングと判
別する。さらに、センサのオープン、ショート状態等の
異常が発生すると、Sの値は電気的ノイズ等の成分のみ
となり図中一点鎖線で示すような分布となる。
ドパスフィルタ3によって所定周波数帯の振動成分が抽
出され、エンジンの1燃焼サイクル毎にその振動成分の
エネルギ量に相当する値として前記積分値S(第1の
値)が演算されるが、このSはその態様に応じて第3図
に示すように分布する。すなわち、ノッキングが発生し
ていない場合には図中破線で示すようにSの値は比較的
小さい値に集中する。一方、ノッキングが発生すると図
中実線で示すように大きな値を持つSが現れるようにな
り、例えば斜線部で示すようなSの値をノッキングと判
別する。さらに、センサのオープン、ショート状態等の
異常が発生すると、Sの値は電気的ノイズ等の成分のみ
となり図中一点鎖線で示すような分布となる。
ここで、例えばSの平均値を考えてみると、異常時の
Sの平均値a1とノックなしの場合の平均値a2とはかなり
近い値となっとおり、ノック発生時の平均値a3は離れた
大きい値となっている。したがって、センサの出力感度
の経時変化等を考えると、異常時とノックなしの場合と
の判別はかなり困難になることが予想される。
Sの平均値a1とノックなしの場合の平均値a2とはかなり
近い値となっとおり、ノック発生時の平均値a3は離れた
大きい値となっている。したがって、センサの出力感度
の経時変化等を考えると、異常時とノックなしの場合と
の判別はかなり困難になることが予想される。
そこで、上記両者の判別を適切なものとするために、例
えば(S−)2という値に着目してみると、第4図に
示すように、各態様におけるそれらの平均値b1、b2、b3
に大きな差が現れる。さらに、(S−)2の加重平均
値▲▼、すなわちSの分散はSの値のばらつき度合
を表わすことから、この▲▼によればセンサの出力
感度の経時変化等の影響を受けずに各態様の判別が可能
となる。
えば(S−)2という値に着目してみると、第4図に
示すように、各態様におけるそれらの平均値b1、b2、b3
に大きな差が現れる。さらに、(S−)2の加重平均
値▲▼、すなわちSの分散はSの値のばらつき度合
を表わすことから、この▲▼によればセンサの出力
感度の経時変化等の影響を受けずに各態様の判別が可能
となる。
本発明ではかかる原理に基づいて上述した判別機能を第
5図に示すプログラムで実現している。本プログラムは
所定時間毎に一度実行され、図中Pi(i=1、2、3…
…)はフローの各ステップを示す。
5図に示すプログラムで実現している。本プログラムは
所定時間毎に一度実行され、図中Pi(i=1、2、3…
…)はフローの各ステップを示す。
P1は各燃焼サイクル毎にノッキングに起因する高周波成
分の整流積分値Sを読み込み、P2で次式に従って差値
SWを求める。
分の整流積分値Sを読み込み、P2で次式に従って差値
SWを求める。
SW=S− … 但し、:前回のルーチンまでのSの平均値次いで、P3
で差値SWを2乗した値SF{SF=(S−)2}を求め、P
4でSFの加重平均値▲▼を整流積分値Sの時系列的
な変動状態を表すパラメータとして次式に従って演算
する。
で差値SWを2乗した値SF{SF=(S−)2}を求め、P
4でSFの加重平均値▲▼を整流積分値Sの時系列的
な変動状態を表すパラメータとして次式に従って演算
する。
但し、▲▼:前回のルーチンの▲▼、 P5では差値SWをノックの有無を判別するためのスライス
レベルSLと比較する。差値SWは第3図に示すような分布
特性をもっているため同図中の斜線部にスライスレベル
SLを設定すればノック有無の判定ができるからである。
SW>SLのときはノック発生と判断してP6で点火時期を遅
角側に補正し、SW≦SLのときはノック無しと判断してP7
で点火時期を進角側に補正した後、P8で今回のSの平均
値Sを次式に従って演算する。
レベルSLと比較する。差値SWは第3図に示すような分布
特性をもっているため同図中の斜線部にスライスレベル
SLを設定すればノック有無の判定ができるからである。
SW>SLのときはノック発生と判断してP6で点火時期を遅
角側に補正し、SW≦SLのときはノック無しと判断してP7
で点火時期を進角側に補正した後、P8で今回のSの平均
値Sを次式に従って演算する。
但し、▲▼:前回のルーチンの平均値 これにより、ノッキングを抑制しつつ最適点火時期でエ
ンジンを運転することができる。
ンジンを運転することができる。
なお、P8でノッキングが発生していない場合にのみSの
平均値を求めているのは、ノッキング発生時の大きな
Sの値を平均値算出のデータに加えるとの値が過度に
大きくなって正常なノッキングの検出ができなくなるか
らである。
平均値を求めているのは、ノッキング発生時の大きな
Sの値を平均値算出のデータに加えるとの値が過度に
大きくなって正常なノッキングの検出ができなくなるか
らである。
次いで、P9でエンジンが所定の運転条件で運転されてい
るか否かを判別する。低回転、低負荷域で運転されてい
るときはセンサの異常判断を行わずに今回のルーチンを
終了する。このような運転域ではSの値が正常時でも非
常に小さくなって判別が困難であること、さらにこの領
域ではノッキングが殆ど発生していないためセンサの異
常判別を行う必要がないという理由による。一方、P9で
低回転、低負荷域以外の運転域で運転されているときは
P10で加重平均値▲▼を所定値ALと比較する。この
▲▼は、第4図に示した分布特性を有しているた
め、▲▼の値を所定値と比較すれば筒内圧センサ1
の異常判断が可能だからである。▲▼<ALのときは
筒内圧センサ1が異常であると判断してP11で異常フラ
グALFをセット(ALF=1)して今回のルーチンを終了す
る。異常フラグALFのセットにより、例えば外部警報表
示等を行ってもよく、これにより筒内圧センサ1の異常
に対応して適切な処理を取ることができる。また、この
異常時において点火時期を遅角側に補正して点火時期制
御の安全性を確保するようにしてもよい。一方、P10で
▲▼≧ALのときは筒内圧センサ1が異常ではないと
判断してP11をジャンプして今回のルーチンを終了す
る。
るか否かを判別する。低回転、低負荷域で運転されてい
るときはセンサの異常判断を行わずに今回のルーチンを
終了する。このような運転域ではSの値が正常時でも非
常に小さくなって判別が困難であること、さらにこの領
域ではノッキングが殆ど発生していないためセンサの異
常判別を行う必要がないという理由による。一方、P9で
低回転、低負荷域以外の運転域で運転されているときは
P10で加重平均値▲▼を所定値ALと比較する。この
▲▼は、第4図に示した分布特性を有しているた
め、▲▼の値を所定値と比較すれば筒内圧センサ1
の異常判断が可能だからである。▲▼<ALのときは
筒内圧センサ1が異常であると判断してP11で異常フラ
グALFをセット(ALF=1)して今回のルーチンを終了す
る。異常フラグALFのセットにより、例えば外部警報表
示等を行ってもよく、これにより筒内圧センサ1の異常
に対応して適切な処理を取ることができる。また、この
異常時において点火時期を遅角側に補正して点火時期制
御の安全性を確保するようにしてもよい。一方、P10で
▲▼≧ALのときは筒内圧センサ1が異常ではないと
判断してP11をジャンプして今回のルーチンを終了す
る。
このように、第4図に示すような分布特性を有するSF
(=(S−)2)を用いることで、筒内圧センサ1の
感度低下等についての誤判断を防止することができ、そ
の平均値▲▼(第1の値の分散)を用いることで、
センサ感度のばらつきにより1回のSFの演算結果が所定
値以下になったような場合にも誤判断を防止することが
できる。この結果、筒内圧センサ1のオープン,ショー
ト状態あるいはセンサの経時変化等に伴う出力感度の異
常低下などセンサとしての正常な機能を果たし得ない異
常状態をすべて的確に精度よく判別することができる。
また、エンジンの運転状態が、低回転かつ低負荷運転で
あるときに筒内圧センサ1の異常を判別しないようにし
ているので、筒内圧センサ1の上述した異常状態をより
一層的確に判別することができる。すなわち、エンジン
の運転状態が低回転かつ低負荷運転のような領域では平
均値の値が正常値でも非常に小さくなり、演算される
加重平均値▲▼が非常に小さくなって判別が困難と
なり、センサ1の異常状態を的確に判別することができ
なくなる。本実施例では、エンジンの運転状態が、加重
平均値▲▼が小さくなる低回転かつ低負荷運転時に
筒内圧センサ1の異常を判別しないようにしているの
で、筒内圧センサ1の異常状態をより一層的確に判別す
ることができる。
(=(S−)2)を用いることで、筒内圧センサ1の
感度低下等についての誤判断を防止することができ、そ
の平均値▲▼(第1の値の分散)を用いることで、
センサ感度のばらつきにより1回のSFの演算結果が所定
値以下になったような場合にも誤判断を防止することが
できる。この結果、筒内圧センサ1のオープン,ショー
ト状態あるいはセンサの経時変化等に伴う出力感度の異
常低下などセンサとしての正常な機能を果たし得ない異
常状態をすべて的確に精度よく判別することができる。
また、エンジンの運転状態が、低回転かつ低負荷運転で
あるときに筒内圧センサ1の異常を判別しないようにし
ているので、筒内圧センサ1の上述した異常状態をより
一層的確に判別することができる。すなわち、エンジン
の運転状態が低回転かつ低負荷運転のような領域では平
均値の値が正常値でも非常に小さくなり、演算される
加重平均値▲▼が非常に小さくなって判別が困難と
なり、センサ1の異常状態を的確に判別することができ
なくなる。本実施例では、エンジンの運転状態が、加重
平均値▲▼が小さくなる低回転かつ低負荷運転時に
筒内圧センサ1の異常を判別しないようにしているの
で、筒内圧センサ1の異常状態をより一層的確に判別す
ることができる。
(効果) 本発明によれば、所定周波数帯の振動成分を抽出し、エ
ンジンの1燃焼サイクル毎に、該燃焼サイクル中の所定
期間における前記振動成分のエネルギ量に相当する第1
の値を演算し、さらに、この第1の値を平均化した第2
の値を演算するとともに、第1の値と第2の値に基づい
て第1の値の分散値を演算し、この分散値が所定の基準
値より小さいときは振動検出手段が異常であると判別し
ているので、振動検出手段のオープン、ショート状態あ
るいは振動検出手段の経時劣化等に伴う出力感度の異常
低下等のような振動検出手段の正常な機能を果たし得な
い異常状態を、すべて的確に精度良く判別することがで
きる。
ンジンの1燃焼サイクル毎に、該燃焼サイクル中の所定
期間における前記振動成分のエネルギ量に相当する第1
の値を演算し、さらに、この第1の値を平均化した第2
の値を演算するとともに、第1の値と第2の値に基づい
て第1の値の分散値を演算し、この分散値が所定の基準
値より小さいときは振動検出手段が異常であると判別し
ているので、振動検出手段のオープン、ショート状態あ
るいは振動検出手段の経時劣化等に伴う出力感度の異常
低下等のような振動検出手段の正常な機能を果たし得な
い異常状態を、すべて的確に精度良く判別することがで
きる。
また、エンジンの運転状態が、低回転かつ低負荷運転で
あるときに異常判別を禁止しているので、演算して分散
値が小さくなるような低回転かつ低負荷運転域で振動検
出手段のショート、オープン状態といった異常状態を判
別できなくなるような事態が発生するのを防止すること
ができる。この結果、振動検出手段の異常状態をより一
層的確に判別することができる。
あるときに異常判別を禁止しているので、演算して分散
値が小さくなるような低回転かつ低負荷運転域で振動検
出手段のショート、オープン状態といった異常状態を判
別できなくなるような事態が発生するのを防止すること
ができる。この結果、振動検出手段の異常状態をより一
層的確に判別することができる。
第1図は本発明の基本概念図、第2〜5図は本発明の一
実施例を示す図であり、第2図はそのブロック構成図、
第3図はその積分値Sの分布特性を示す図、第4図はそ
の(S−)2の分布特性を示す図、第5図はそのセン
サ異常判別のプログラムを示すフローチャート、第6図
は従来の筒内圧センサの異常判別装置を示すその回路図
である。 1……筒内圧センサ、3……バンドパスフィルタ(抽出
手段)、11……演算手段、16……マイクロコンピュータ
(変動状態演算手段、異常判別手段、運転状態検出手
段、禁止手段)。
実施例を示す図であり、第2図はそのブロック構成図、
第3図はその積分値Sの分布特性を示す図、第4図はそ
の(S−)2の分布特性を示す図、第5図はそのセン
サ異常判別のプログラムを示すフローチャート、第6図
は従来の筒内圧センサの異常判別装置を示すその回路図
である。 1……筒内圧センサ、3……バンドパスフィルタ(抽出
手段)、11……演算手段、16……マイクロコンピュータ
(変動状態演算手段、異常判別手段、運転状態検出手
段、禁止手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】a)エンジンの燃焼圧力振動を検出する振
動検出手段と、 b)振動検出手段の出力から所定周波数帯の振動成分を
抽出する抽出手段と、 c)抽出手段の出力に基づいてエンジンの1燃焼サイク
ル毎に、該燃焼サイクル中の所定期間における前記振動
成分のエネルギ量に相当する第1の値を演算する演算手
段と、 d)前記第1の値を平均化した第2の値を演算するとと
もに、第1の値と第2の値に基づいて第1の値の分散値
を演算する変動状態演算手段と、 e)前記分散値が所定の基準値より小さいときは振動検
出手段が異常であると判別する異常判別手段と、 f)エンジンの運転状態が、低回転かつ低負荷運転であ
ることを検出する運転状態検出手段と、 g)運転状態が低回転かつ低負荷運転であるときは、前
記異常判別を禁止する禁止手段と、 を備えたことを特徴とする筒内圧センサの異常判別装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60173769A JPH0715422B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 筒内圧センサの異常判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60173769A JPH0715422B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 筒内圧センサの異常判別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234028A JPS6234028A (ja) | 1987-02-14 |
| JPH0715422B2 true JPH0715422B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=15966804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60173769A Expired - Lifetime JPH0715422B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 筒内圧センサの異常判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715422B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0820609B2 (ja) * | 1987-03-10 | 1996-03-04 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用光源装置 |
| JPS63249815A (ja) * | 1987-04-07 | 1988-10-17 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 電子スコ−プシステム |
| DE3901564A1 (de) * | 1989-01-20 | 1990-08-02 | Audi Ag | Verfahren zum betreiben einer klopfgeregelten brennkraftmaschine |
| JP4833825B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2011-12-07 | 本田技研工業株式会社 | 圧力センサのチャージアンプ |
| JP5218913B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2013-06-26 | トヨタ自動車株式会社 | 筒内圧センサの劣化判定装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5810296A (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-20 | 小平 均 | 異常検知装置 |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP60173769A patent/JPH0715422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6234028A (ja) | 1987-02-14 |
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