JPH0476788B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0476788B2 JPH0476788B2 JP1037343A JP3734389A JPH0476788B2 JP H0476788 B2 JPH0476788 B2 JP H0476788B2 JP 1037343 A JP1037343 A JP 1037343A JP 3734389 A JP3734389 A JP 3734389A JP H0476788 B2 JPH0476788 B2 JP H0476788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- resin
- back sheet
- powder
- manufactured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は、インクジエツト(以下IJという)プ
リンターおよびワイヤードツトマトリツクス(以
下WDという)プリンターにおいて特に連続単票
自動給排紙ができるプリンターにおいてもプリン
トすることが可能なオーバーヘツドプロジエクタ
ー(以下OHPという)用被記録体に関する。 <従来の技術> 周知のように、OHP用被記録体は各種プリン
ターから出力された情報をスクリーンに投影する
ための媒体として会議、講演、学習、活動に広く
利用されている。このようなOHP用被記録体と
しては、透明シート材単体のものと、透明シート
材の一端に裏面シート材を接合した2重のシート
からなる2種類のものがある。 透明シート材単体のものは、PPC用として広
く使用されており、一般的であり、また連続単票
自動給排紙の可能なプリンターにも対応すること
ができる。しかし、表面に表示された情報が見に
くいし、表面に傷が付きやすい。 それに対して2重のシートのものの効果として
は、 裏面シート材(通常は紙)があるので透明シ
ート材に記録した情報が紙の上に有るのと同じ
状態にみられるので見やすい。 裏面シート材があるので、搬送において透明
シート材に傷が付きにくい。 等がある。 <発明が解決しようとする問題点> しかし、上記した2重のシートのものは、搬送
性に問題があるため連続単票自動給排紙の可能な
プリンターには未だ対応できるものがないという
欠点である。 <問題点を解決するための手段> 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、透明
シート材と裏面シート材とが重合状になつている
シートであつて、透明シート材に対向しない裏面
シート材の外面が滑性で、かつ非ブロツキング性
であることを特徴とするOHP用被記録体に関す
るものである。 即ち、本発明のOHP用被記録体は、透明シー
ト材と裏面シート材とから構成され、裏面シート
材として滑性で、かつ非ブロツキング性の性質を
有するシート材を用いることを特徴とするもので
ある。 本発明のOHP用被記録体が、連続単票自動給
排紙の可能なプリンターに対応できる条件は、摩
擦抵抗において以下の(A)式が成り立つものであ
る。 F2>F1>F4>F3 ……(A) F1:プリンタの送りローラと裏面シート材の
外面との摩擦抵抗 F2:裏面シート材の内面と透明シート材の内
面との摩擦抵抗 F3:透明シート材のプリント面と裏面シート
材の外面との摩擦抵抗 F4:透明シート材のプリント面とプリンタの
ホツパー本体凸部との摩擦抵抗 尚、摩擦抵抗の大きさは例えば次のようにして
測定することができる。 水平な位置に固定した材料の上に可動させる材
料を載置し、一定面積(例えば10cm2)で一定荷重
(例えば100g)を垂直方向にかけておき、載置し
た材料を水平方向に引つ張り動かすのに必要な力
を摩擦抵抗として測定する。 上記した式(A)が成り立たない場合は、例えばカ
ツトシートフイーダーに複数枚のOHP用被記録
体をセツトして自動給紙する際、全く搬送されな
いか、或いは透明シート材と裏面シート材がめく
れて搬送されたり、重送したりする。 即ち、式(A)においてF2が最大である理由は、
透明シート材と裏面シート材が常に一体として給
紙されるようにするためであり、その方法として
は透明シート材と裏面シート材との間に粘着層を
設けることにより一部又は全面を貼りあわせれば
よい。 また、式(A)においてF1>F4である理由は、送
りローラが空転することがなくOHP用被記録体
を繰り出せるようにするためであり、その方法と
しては、例えば送りローラに硬いゴムを用い、ホ
ツパー本体凸部に柔らかいスポンジゴムを用いる
ようにすればよい。 さらに、式(A)においてF3が最小である理由は、
OHP用被記録体が複数枚重なつて重送すること
なく各紙葉ごとにスムーズに繰り出されるように
するためであり、その方法としては、透明シート
材のプリント面を平滑にして、裏面シート材の外
面が滑性を有するようにすればよい。尚、裏面シ
ート材の外面が滑性を有するようにするには、基
材シートに粉体と樹脂とからなる多孔質層を形成
する方法がある。 まず、本発明における裏面シート材が、基材シ
ートと基材シート外面に形成した粉体と樹脂とか
らなる多孔質層とから構成されるものの詳細な構
成を説明する。 上記した基材シートの厚さは5〜500μmであ
り、望ましくは20〜200μmである。 一般に基材シートの厚さが薄すぎると、腰が弱
すぎて搬送性に問題が生じることがあり、厚すぎ
ると反対に腰が強すぎて可撓性がなくなり搬送性
に問題が生じることがある。又、使用するプリン
ターによつては、被記録体の厚みを制限するもの
があり、厚すぎるものはプリントできないことも
ある。従つて、基材シートとして使用する材質
(基材シートの腰は、材質によつて異なるので)
とプリンターに合せて基材シートの厚みを設定す
る必要がある。 また、上記したように、多孔質層は粉体と樹脂
とを組合せて形成したものであり、粉体の配合量
を多くすると粗になり強度は低下する。反対に少
なくすると密になり強度は向上する。 従つて、多孔質層の多孔質性の程度はインクの
乾燥性に影響を及ぼすものであり、粉体の配合量
を多くして多孔質層を粗にしすぎるとインクの乾
燥性が速くなり、例えばWDプリンターでは油性
インクを用いるため乾燥が極端に遅く、またIJプ
リンターでは水性インクを用いるが目詰まり防止
のためインクの乾燥性を遅くするが、このような
場合にもインクのブロツキングを生じることなく
乾燥性を向上することができる。しかし、強度が
低下するためにプリント面に多孔質層の一部又は
全部が搬送中に破壊されることもある。 一方、粉体の配合量を少なくして多孔質性を密
にしすぎると強度は高くなるが、インクの乾燥性
が妨げられ、結果的にはインクの表面張力により
プリント面のインクと付着し、プリントの鮮明さ
を損なうこともある。 上記した多孔質層に使用される粉体は、無機粉
体としては、シリカ、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、硅藻土、タルク、カオリン、粘
土、ベントナイト、酸化ジルコニウム、酸化アル
ミニウム、ガラスビーズ、炭酸バリウム、セリナ
イト、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、
水酸化カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリ
ウム等である。 また、有機粉体としては、シリコン、ポリエチ
レン、ベンゾグアナミン、ナイロン、ポリスチレ
ン、アクリル、尿素ホルムアルデヒド、フエノー
ル、エポキシ等の樹脂を使用することができる。 上記した粉体の形状は、摩擦抵抗の少ない球状
のものが望ましい。特に粒径の大きな粉体を使用
する場合には球状に近いものを使用することが必
要である。例えば、針状の粉体や鋭角な部分を有
する粉体では摩擦抵抗が大きく、あたかもサンド
ペーパーを裏面シート材として使用する状態にな
るものであり重送したり、搬送系を損傷してプリ
ントすることができない。 従つて、上記した粉体中、有機粉体或いは合成
した無機粉体は球状に近い形状のものが多いので
好ましい材料として挙げることができる。 尚、重送を防ぐためには、摩擦により発生する
静電気を除去する必要があるので、導電性を有す
る粉体を使用すると効果的で、例えば導電性酸化
錫、導電性酸化亜鉛等を使用することができる。 また、上記した粉体の粒径は0.1〜100μmが使
用可能であるが、粒径が0.1μmより小さいと粉体
間の空隙が少なく、インクの乾燥を促進する効果
は少ない。また、100μmより大きいと多孔質層
が厚くなり、接触する表面積が大きくなるので摩
擦抵抗も大きくなるという問題が生ずる。したが
つて、上記した範囲の、特に平均粒径0.2〜20μm
の粉体が良好である。一次粒子が1μm以下のも
ので二次粒子として上記した範囲にある粉体は特
に効果的である。その理由は、空隙率が多く且つ
強度を出すことができるからである。 また、上記した多孔質層に使用される樹脂とし
てはエマルジヨンタイプ、溶剤可溶タイプの樹脂
が使用可能である。例えばポリエステル、エポキ
シ、ウレタン、アクリル、酢酸ビニル、フエノー
ル、石油樹脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジ
エン、ナイロン、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルアセタール、アルキド等の樹脂或いは上記し
た樹脂の併用又は変性又は架橋した樹脂が使用で
きる。 しかし、上記した樹脂は、インクに溶解しない
ものである必要がある。即ち、未乾燥のインクが
多孔質層に接触することによつて多孔質層中の樹
脂を溶解すると、樹脂はあたかも再活性型の接着
剤として機能するようになり、透明シート材のプ
リント面に接着して重送を生じることとなる。 従つて、多孔質層に使用される樹脂には上記し
たようにインクに溶解されない樹脂を選定する
か、若しくは硬化剤等により硬化して、三次元架
橋させることにより溶剤不溶性の樹脂としてもよ
い。 上記した粉体と樹脂との配合割合は、多孔質の
程度と強度のバランスをとることが必要であるた
め重量比で1:3〜3:1が良好である。 また、粉体が充分に多孔質層に固定していない
と或いは過剰な量の粉体を使用すると、搬送等に
おいて粉体が脱離して未乾燥のプリント面を汚し
たりするような支障が生じるので、粉体の量或い
は樹脂と粉体との密着等においても考慮が必要で
ある。即ち、樹脂及び粉体の選定において、樹脂
が充分粉体を固定できるようなものを選定し使用
しなければならない。 また、多孔質層の厚さは1〜100μmであり、
好ましくは3〜50μmである。厚さ1μm以下では
薄すぎてインクの乾燥性を向上する効果が少な
く、100μm以上の厚すぎるものは強度が不足し
やすく経済的にも悪くなる。 多孔質層は、上記したような粉体と樹脂とを含
有するものであるが、塗工性を考慮して、分散
剤、粘度調整剤、消泡剤、界面活性剤等を添加し
てもよいし、多孔質層の強度或いは、柔軟性を考
慮して硬化剤、触媒等を添加してもよい。その他
にも裏面シート材の基材シートによく密着して剥
離しないような樹脂を選定するか若しくは密着向
上剤(例えばカツプリング剤)等の添加剤を添加
してもよい。 本発明のOHP用被記録材における裏面シート
材を作製するには、上記した基材シートの外面に
上記したような粉体及び樹脂よりなる多孔質層を
通常の塗工方法により形成する。 通常の塗工方法とは、例えば、ワイヤーバー、
リバースコーター、キスコーター、コンマコータ
ー、グラビアコーター等の塗工機を使用して塗工
し、乾燥或いは硬化するものである。 以上説明したように、本発明における裏面シー
ト材は、基材シートに樹脂と粉体とからなる多孔
質層を形成して作製し、該裏面シート材を一側に
おいて粘着剤等を介して透明シート材と貼り合せ
てOHP用被記録体を作製するものである。 上記した透明シート材は各種プリンターに応じ
たものでよく、市販の単紙葉のOHPシートでも
よい。 粘着剤は、通常再剥離用として使用される弱粘
着性(180゜ピール接着力20〜1000g/25mm程度)
のものでよく、水系、溶剤系、ホツトメルト系、
UV系、EB系の何れでもよい。また、両面粘着
テープを使用してもよい。樹脂の種類も、アクリ
ル系、ゴム系等通常使用される何れのものでもよ
いが、使用するプリンターの特性や使用する透明
シート材及び裏面シート材の材質によつて適応す
る粘着剤を選定する。 そして、本発明のOHP用被記録体は、透明シ
ート材と裏面シート材とが通常の取り扱い或いは
プリンターにおける搬送中に剥離しないように重
合し保持することができ、裏面シート材を透明シ
ート材から剥離したい際には容易に剥離可能であ
り、且つ透明シート材に粘着層が移行しないもの
であり、再び透明シート材と裏面シート材とを貼
り合せることも可能であるようなものであればよ
いので、粘着層若しくは透明シート材、裏面シー
ト材に処理を加えるようにしてもよい。 そして、透明シート材と裏面シート材とを一側
縁において粘着層で貼着してもよい。また、裏面
シート材は透明シート材の半分の大きさとし、透
明シート材の裏面に2枚あてがい、左右の側縁に
おいて各裏面シート材を貼着して裏面シート材を
観音開きできるようにしてもよい。 また、高温度になることが想定されるプリンタ
ーにおいては、耐熱性を有する粘着剤を選定する
必要があり、アクリル系の粘着剤を使用するか或
いは耐熱安定剤、充填剤を添加して粘着層の高温
時の凝集力を向上する等の処方を検討すればよ
い。 また、裏面シート材にポリエステルフイルムを
使用する場合は、投錨性に問題があることが想定
されるので、ポリエステルフイルムにプライマー
処理またはコロナ処理を行うことによりポリエス
テルフイルムと粘着層との投錨性を向上するか或
いは透明シート材にシリコン等により剥離処理を
行い透明シート材に対する接着力を低下する等の
処方を検討すればよい。 以上説明したように、本発明のOHP用被記録
体は、裏面シート材が基材シートに粉体と樹脂と
からなる多孔質層を形成したものであり、その特
性としては滑性で、かつ非ブロツキング性を有す
るものである。 従つて、本発明のOHP用被記録体は、通常の
プリンターは言うまでもなく、連続単票自動給排
紙ができるプリンターにおいても、透明シート材
のプリント面と裏面シート材の外面との滑性がよ
く、即ち摩擦抵抗が少ないので、重送することな
く連続してプリントを行うことができる。 また、油性インクを使用しているインパクトド
ツトプリンターや水性インクを使用しているイン
クジエツトプリンターのように特にインクの乾燥
が遅いタイプのプリンターを使用する際にも、プ
リント後、透明シート材のプリント面と対向する
裏面シート材の外面には多孔質層を形成している
か或いは裏面シート材の空隙率を高くしているの
で、インクの乾燥性を向上するものである。 <実施例> 以下に本発明の実施例を説明する。 実施例1〜4,比較例1〜3。 ポリエステルの透明シート材に下記のようにし
て作製した裏面シート材を同一寸法にカツトし、
重ね合せてホツトメルト接着剤を用いて二辺で貼
りつけ、裏面シート材の中央を添付方向と同一方
向で切断してOHP用被記録体とした。 合成紙FPG80(王子油化合成紙)に、以下の実
施例1〜4及び比較例1〜3に示す配合の処理液
(以下には固形分の配合のみを記載した)を所定
膜厚になるようにワイヤーバーでコートし、70℃
で1分間乾燥して裏面シート材とした。 実施例 1 炭酸カルシウム(平均粒径1.8μm) 20wt% (ホワイトンSB系、白石カルシウム社製) ポリエステル樹脂(ケミツトK) 10wt% (ケミツトK1089、(株)東レ製) コート層の厚み:20μm 実施例 2 カオリン(平均粒径1.4μm) 15wt% (TRANSLINK445) ポリエステル樹脂 10wt% (ケミツトK1089、(株)東レ製) コート層の厚み:30μm 実施例 3 ベンゾグアナミン樹脂粉 10wt% (平均粒径1〜2μm) (エポスターM、日本触媒化学社製) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:20μm 実施例 4 ポリエチレン樹脂粉(平均粒径12μm) 5wt% (フロービーズCL−2080、製鉄化学社製) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:50μm 比較例 1 ベンゾグアナミン樹脂粉 40wt% (平均粒径1〜2μm) (エポスターM、日本触媒化学社製) ポリエステル樹脂 10wt% (バイロン20、東洋紡社製) コート層の厚み:50μm 比較例 2 ベンゾグアナミン樹脂粉 1wt% (平均粒径1〜2μm) (日本触媒化学社製) ポリエステル樹脂 10wt% (ケミツトK1294、(株)東レ製) コート層の厚み:30μm 比較例 3 シリカ(平均粒径50μm) 10wt% (ケイ砂) ポリエステル樹脂 10wt% (バイロン20、東洋紡社製) コート層の厚み:150μm (評価方法) 給紙性 上記したOHP用被記録体をワイヤードツトマ
トリツクスプリンターのカツトシートフイーダー
の給紙部分に10枚セツトして、連続して文字をプ
リントしてスタツカーへ積み重ねた。給紙部分か
らプラテンまでの工程において、 スムーズに給紙されたものを ……〇 曲つたり、裏面シート材と剥離して給紙され
たものを ……× と判定し、結果を表1に示した。 重送性 上記したにおいてOHP用被記録体が各紙
葉ごとに給紙されて重送のないものを ……〇 重送のあるものを ……× と判定し、結果を表1に示した。 スタツク性 上記したにおいてOHP用被記録体が、プリ
ント後にスタツカーにスムーズに積み重ねられた
かを評価した。 10枚共に積み重ねられたものを ……〇 1〜10枚が乱れて積み重ねられたものを……Δ 1〜10枚がスタツカーから落下したものを…× と判定し、結果を表1に示した。 粉おち性 上記したにおいて、多孔質層の粉体の一部又
は全部がスタツカーに積み重ねられた後も 全部を保持していたものを ……〇 脱落したものを ……× と判定し、結果を表1に示した。
リンターおよびワイヤードツトマトリツクス(以
下WDという)プリンターにおいて特に連続単票
自動給排紙ができるプリンターにおいてもプリン
トすることが可能なオーバーヘツドプロジエクタ
ー(以下OHPという)用被記録体に関する。 <従来の技術> 周知のように、OHP用被記録体は各種プリン
ターから出力された情報をスクリーンに投影する
ための媒体として会議、講演、学習、活動に広く
利用されている。このようなOHP用被記録体と
しては、透明シート材単体のものと、透明シート
材の一端に裏面シート材を接合した2重のシート
からなる2種類のものがある。 透明シート材単体のものは、PPC用として広
く使用されており、一般的であり、また連続単票
自動給排紙の可能なプリンターにも対応すること
ができる。しかし、表面に表示された情報が見に
くいし、表面に傷が付きやすい。 それに対して2重のシートのものの効果として
は、 裏面シート材(通常は紙)があるので透明シ
ート材に記録した情報が紙の上に有るのと同じ
状態にみられるので見やすい。 裏面シート材があるので、搬送において透明
シート材に傷が付きにくい。 等がある。 <発明が解決しようとする問題点> しかし、上記した2重のシートのものは、搬送
性に問題があるため連続単票自動給排紙の可能な
プリンターには未だ対応できるものがないという
欠点である。 <問題点を解決するための手段> 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、透明
シート材と裏面シート材とが重合状になつている
シートであつて、透明シート材に対向しない裏面
シート材の外面が滑性で、かつ非ブロツキング性
であることを特徴とするOHP用被記録体に関す
るものである。 即ち、本発明のOHP用被記録体は、透明シー
ト材と裏面シート材とから構成され、裏面シート
材として滑性で、かつ非ブロツキング性の性質を
有するシート材を用いることを特徴とするもので
ある。 本発明のOHP用被記録体が、連続単票自動給
排紙の可能なプリンターに対応できる条件は、摩
擦抵抗において以下の(A)式が成り立つものであ
る。 F2>F1>F4>F3 ……(A) F1:プリンタの送りローラと裏面シート材の
外面との摩擦抵抗 F2:裏面シート材の内面と透明シート材の内
面との摩擦抵抗 F3:透明シート材のプリント面と裏面シート
材の外面との摩擦抵抗 F4:透明シート材のプリント面とプリンタの
ホツパー本体凸部との摩擦抵抗 尚、摩擦抵抗の大きさは例えば次のようにして
測定することができる。 水平な位置に固定した材料の上に可動させる材
料を載置し、一定面積(例えば10cm2)で一定荷重
(例えば100g)を垂直方向にかけておき、載置し
た材料を水平方向に引つ張り動かすのに必要な力
を摩擦抵抗として測定する。 上記した式(A)が成り立たない場合は、例えばカ
ツトシートフイーダーに複数枚のOHP用被記録
体をセツトして自動給紙する際、全く搬送されな
いか、或いは透明シート材と裏面シート材がめく
れて搬送されたり、重送したりする。 即ち、式(A)においてF2が最大である理由は、
透明シート材と裏面シート材が常に一体として給
紙されるようにするためであり、その方法として
は透明シート材と裏面シート材との間に粘着層を
設けることにより一部又は全面を貼りあわせれば
よい。 また、式(A)においてF1>F4である理由は、送
りローラが空転することがなくOHP用被記録体
を繰り出せるようにするためであり、その方法と
しては、例えば送りローラに硬いゴムを用い、ホ
ツパー本体凸部に柔らかいスポンジゴムを用いる
ようにすればよい。 さらに、式(A)においてF3が最小である理由は、
OHP用被記録体が複数枚重なつて重送すること
なく各紙葉ごとにスムーズに繰り出されるように
するためであり、その方法としては、透明シート
材のプリント面を平滑にして、裏面シート材の外
面が滑性を有するようにすればよい。尚、裏面シ
ート材の外面が滑性を有するようにするには、基
材シートに粉体と樹脂とからなる多孔質層を形成
する方法がある。 まず、本発明における裏面シート材が、基材シ
ートと基材シート外面に形成した粉体と樹脂とか
らなる多孔質層とから構成されるものの詳細な構
成を説明する。 上記した基材シートの厚さは5〜500μmであ
り、望ましくは20〜200μmである。 一般に基材シートの厚さが薄すぎると、腰が弱
すぎて搬送性に問題が生じることがあり、厚すぎ
ると反対に腰が強すぎて可撓性がなくなり搬送性
に問題が生じることがある。又、使用するプリン
ターによつては、被記録体の厚みを制限するもの
があり、厚すぎるものはプリントできないことも
ある。従つて、基材シートとして使用する材質
(基材シートの腰は、材質によつて異なるので)
とプリンターに合せて基材シートの厚みを設定す
る必要がある。 また、上記したように、多孔質層は粉体と樹脂
とを組合せて形成したものであり、粉体の配合量
を多くすると粗になり強度は低下する。反対に少
なくすると密になり強度は向上する。 従つて、多孔質層の多孔質性の程度はインクの
乾燥性に影響を及ぼすものであり、粉体の配合量
を多くして多孔質層を粗にしすぎるとインクの乾
燥性が速くなり、例えばWDプリンターでは油性
インクを用いるため乾燥が極端に遅く、またIJプ
リンターでは水性インクを用いるが目詰まり防止
のためインクの乾燥性を遅くするが、このような
場合にもインクのブロツキングを生じることなく
乾燥性を向上することができる。しかし、強度が
低下するためにプリント面に多孔質層の一部又は
全部が搬送中に破壊されることもある。 一方、粉体の配合量を少なくして多孔質性を密
にしすぎると強度は高くなるが、インクの乾燥性
が妨げられ、結果的にはインクの表面張力により
プリント面のインクと付着し、プリントの鮮明さ
を損なうこともある。 上記した多孔質層に使用される粉体は、無機粉
体としては、シリカ、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、硅藻土、タルク、カオリン、粘
土、ベントナイト、酸化ジルコニウム、酸化アル
ミニウム、ガラスビーズ、炭酸バリウム、セリナ
イト、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、
水酸化カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリ
ウム等である。 また、有機粉体としては、シリコン、ポリエチ
レン、ベンゾグアナミン、ナイロン、ポリスチレ
ン、アクリル、尿素ホルムアルデヒド、フエノー
ル、エポキシ等の樹脂を使用することができる。 上記した粉体の形状は、摩擦抵抗の少ない球状
のものが望ましい。特に粒径の大きな粉体を使用
する場合には球状に近いものを使用することが必
要である。例えば、針状の粉体や鋭角な部分を有
する粉体では摩擦抵抗が大きく、あたかもサンド
ペーパーを裏面シート材として使用する状態にな
るものであり重送したり、搬送系を損傷してプリ
ントすることができない。 従つて、上記した粉体中、有機粉体或いは合成
した無機粉体は球状に近い形状のものが多いので
好ましい材料として挙げることができる。 尚、重送を防ぐためには、摩擦により発生する
静電気を除去する必要があるので、導電性を有す
る粉体を使用すると効果的で、例えば導電性酸化
錫、導電性酸化亜鉛等を使用することができる。 また、上記した粉体の粒径は0.1〜100μmが使
用可能であるが、粒径が0.1μmより小さいと粉体
間の空隙が少なく、インクの乾燥を促進する効果
は少ない。また、100μmより大きいと多孔質層
が厚くなり、接触する表面積が大きくなるので摩
擦抵抗も大きくなるという問題が生ずる。したが
つて、上記した範囲の、特に平均粒径0.2〜20μm
の粉体が良好である。一次粒子が1μm以下のも
ので二次粒子として上記した範囲にある粉体は特
に効果的である。その理由は、空隙率が多く且つ
強度を出すことができるからである。 また、上記した多孔質層に使用される樹脂とし
てはエマルジヨンタイプ、溶剤可溶タイプの樹脂
が使用可能である。例えばポリエステル、エポキ
シ、ウレタン、アクリル、酢酸ビニル、フエノー
ル、石油樹脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジ
エン、ナイロン、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルアセタール、アルキド等の樹脂或いは上記し
た樹脂の併用又は変性又は架橋した樹脂が使用で
きる。 しかし、上記した樹脂は、インクに溶解しない
ものである必要がある。即ち、未乾燥のインクが
多孔質層に接触することによつて多孔質層中の樹
脂を溶解すると、樹脂はあたかも再活性型の接着
剤として機能するようになり、透明シート材のプ
リント面に接着して重送を生じることとなる。 従つて、多孔質層に使用される樹脂には上記し
たようにインクに溶解されない樹脂を選定する
か、若しくは硬化剤等により硬化して、三次元架
橋させることにより溶剤不溶性の樹脂としてもよ
い。 上記した粉体と樹脂との配合割合は、多孔質の
程度と強度のバランスをとることが必要であるた
め重量比で1:3〜3:1が良好である。 また、粉体が充分に多孔質層に固定していない
と或いは過剰な量の粉体を使用すると、搬送等に
おいて粉体が脱離して未乾燥のプリント面を汚し
たりするような支障が生じるので、粉体の量或い
は樹脂と粉体との密着等においても考慮が必要で
ある。即ち、樹脂及び粉体の選定において、樹脂
が充分粉体を固定できるようなものを選定し使用
しなければならない。 また、多孔質層の厚さは1〜100μmであり、
好ましくは3〜50μmである。厚さ1μm以下では
薄すぎてインクの乾燥性を向上する効果が少な
く、100μm以上の厚すぎるものは強度が不足し
やすく経済的にも悪くなる。 多孔質層は、上記したような粉体と樹脂とを含
有するものであるが、塗工性を考慮して、分散
剤、粘度調整剤、消泡剤、界面活性剤等を添加し
てもよいし、多孔質層の強度或いは、柔軟性を考
慮して硬化剤、触媒等を添加してもよい。その他
にも裏面シート材の基材シートによく密着して剥
離しないような樹脂を選定するか若しくは密着向
上剤(例えばカツプリング剤)等の添加剤を添加
してもよい。 本発明のOHP用被記録材における裏面シート
材を作製するには、上記した基材シートの外面に
上記したような粉体及び樹脂よりなる多孔質層を
通常の塗工方法により形成する。 通常の塗工方法とは、例えば、ワイヤーバー、
リバースコーター、キスコーター、コンマコータ
ー、グラビアコーター等の塗工機を使用して塗工
し、乾燥或いは硬化するものである。 以上説明したように、本発明における裏面シー
ト材は、基材シートに樹脂と粉体とからなる多孔
質層を形成して作製し、該裏面シート材を一側に
おいて粘着剤等を介して透明シート材と貼り合せ
てOHP用被記録体を作製するものである。 上記した透明シート材は各種プリンターに応じ
たものでよく、市販の単紙葉のOHPシートでも
よい。 粘着剤は、通常再剥離用として使用される弱粘
着性(180゜ピール接着力20〜1000g/25mm程度)
のものでよく、水系、溶剤系、ホツトメルト系、
UV系、EB系の何れでもよい。また、両面粘着
テープを使用してもよい。樹脂の種類も、アクリ
ル系、ゴム系等通常使用される何れのものでもよ
いが、使用するプリンターの特性や使用する透明
シート材及び裏面シート材の材質によつて適応す
る粘着剤を選定する。 そして、本発明のOHP用被記録体は、透明シ
ート材と裏面シート材とが通常の取り扱い或いは
プリンターにおける搬送中に剥離しないように重
合し保持することができ、裏面シート材を透明シ
ート材から剥離したい際には容易に剥離可能であ
り、且つ透明シート材に粘着層が移行しないもの
であり、再び透明シート材と裏面シート材とを貼
り合せることも可能であるようなものであればよ
いので、粘着層若しくは透明シート材、裏面シー
ト材に処理を加えるようにしてもよい。 そして、透明シート材と裏面シート材とを一側
縁において粘着層で貼着してもよい。また、裏面
シート材は透明シート材の半分の大きさとし、透
明シート材の裏面に2枚あてがい、左右の側縁に
おいて各裏面シート材を貼着して裏面シート材を
観音開きできるようにしてもよい。 また、高温度になることが想定されるプリンタ
ーにおいては、耐熱性を有する粘着剤を選定する
必要があり、アクリル系の粘着剤を使用するか或
いは耐熱安定剤、充填剤を添加して粘着層の高温
時の凝集力を向上する等の処方を検討すればよ
い。 また、裏面シート材にポリエステルフイルムを
使用する場合は、投錨性に問題があることが想定
されるので、ポリエステルフイルムにプライマー
処理またはコロナ処理を行うことによりポリエス
テルフイルムと粘着層との投錨性を向上するか或
いは透明シート材にシリコン等により剥離処理を
行い透明シート材に対する接着力を低下する等の
処方を検討すればよい。 以上説明したように、本発明のOHP用被記録
体は、裏面シート材が基材シートに粉体と樹脂と
からなる多孔質層を形成したものであり、その特
性としては滑性で、かつ非ブロツキング性を有す
るものである。 従つて、本発明のOHP用被記録体は、通常の
プリンターは言うまでもなく、連続単票自動給排
紙ができるプリンターにおいても、透明シート材
のプリント面と裏面シート材の外面との滑性がよ
く、即ち摩擦抵抗が少ないので、重送することな
く連続してプリントを行うことができる。 また、油性インクを使用しているインパクトド
ツトプリンターや水性インクを使用しているイン
クジエツトプリンターのように特にインクの乾燥
が遅いタイプのプリンターを使用する際にも、プ
リント後、透明シート材のプリント面と対向する
裏面シート材の外面には多孔質層を形成している
か或いは裏面シート材の空隙率を高くしているの
で、インクの乾燥性を向上するものである。 <実施例> 以下に本発明の実施例を説明する。 実施例1〜4,比較例1〜3。 ポリエステルの透明シート材に下記のようにし
て作製した裏面シート材を同一寸法にカツトし、
重ね合せてホツトメルト接着剤を用いて二辺で貼
りつけ、裏面シート材の中央を添付方向と同一方
向で切断してOHP用被記録体とした。 合成紙FPG80(王子油化合成紙)に、以下の実
施例1〜4及び比較例1〜3に示す配合の処理液
(以下には固形分の配合のみを記載した)を所定
膜厚になるようにワイヤーバーでコートし、70℃
で1分間乾燥して裏面シート材とした。 実施例 1 炭酸カルシウム(平均粒径1.8μm) 20wt% (ホワイトンSB系、白石カルシウム社製) ポリエステル樹脂(ケミツトK) 10wt% (ケミツトK1089、(株)東レ製) コート層の厚み:20μm 実施例 2 カオリン(平均粒径1.4μm) 15wt% (TRANSLINK445) ポリエステル樹脂 10wt% (ケミツトK1089、(株)東レ製) コート層の厚み:30μm 実施例 3 ベンゾグアナミン樹脂粉 10wt% (平均粒径1〜2μm) (エポスターM、日本触媒化学社製) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:20μm 実施例 4 ポリエチレン樹脂粉(平均粒径12μm) 5wt% (フロービーズCL−2080、製鉄化学社製) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:50μm 比較例 1 ベンゾグアナミン樹脂粉 40wt% (平均粒径1〜2μm) (エポスターM、日本触媒化学社製) ポリエステル樹脂 10wt% (バイロン20、東洋紡社製) コート層の厚み:50μm 比較例 2 ベンゾグアナミン樹脂粉 1wt% (平均粒径1〜2μm) (日本触媒化学社製) ポリエステル樹脂 10wt% (ケミツトK1294、(株)東レ製) コート層の厚み:30μm 比較例 3 シリカ(平均粒径50μm) 10wt% (ケイ砂) ポリエステル樹脂 10wt% (バイロン20、東洋紡社製) コート層の厚み:150μm (評価方法) 給紙性 上記したOHP用被記録体をワイヤードツトマ
トリツクスプリンターのカツトシートフイーダー
の給紙部分に10枚セツトして、連続して文字をプ
リントしてスタツカーへ積み重ねた。給紙部分か
らプラテンまでの工程において、 スムーズに給紙されたものを ……〇 曲つたり、裏面シート材と剥離して給紙され
たものを ……× と判定し、結果を表1に示した。 重送性 上記したにおいてOHP用被記録体が各紙
葉ごとに給紙されて重送のないものを ……〇 重送のあるものを ……× と判定し、結果を表1に示した。 スタツク性 上記したにおいてOHP用被記録体が、プリ
ント後にスタツカーにスムーズに積み重ねられた
かを評価した。 10枚共に積み重ねられたものを ……〇 1〜10枚が乱れて積み重ねられたものを……Δ 1〜10枚がスタツカーから落下したものを…× と判定し、結果を表1に示した。 粉おち性 上記したにおいて、多孔質層の粉体の一部又
は全部がスタツカーに積み重ねられた後も 全部を保持していたものを ……〇 脱落したものを ……× と判定し、結果を表1に示した。
【表】
【表】
実施例5〜10,比較例4〜7
市販のインクジエツトプリンター用OHPフイ
ルムに下記のようにして作製した裏面シート材を
同一寸法にカツトし、重ね合せて両面粘着テープ
を用いて二片で貼りつけ、裏面シートの中央を添
付方向と同一方向で切断してOHP用被記録体と
した。 基材シート(以下に記載した)に、以下実施例
5〜8及び比較例4,5,7に示す配合の処理液
(以下には固形分の配合のみを記載した)を所定
膜厚になるようにワイヤーバーでコートし、70℃
で1分間乾燥して裏面シート材とした。 実施例 5 シリカ(平均粒径3μm) 5wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:15μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 実施例 6 アルミナ(平均粒径20μm) 10wt% (アルミニウムオキサイドC、日本アエロジー
ル社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:20μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 実施例 7 尿素ホルムアルデヒド樹脂粉 5wt% (パーガパツクM−2、チバガイギー社製) ポリエステル樹脂 10wt% (ケミツトK1089、(株)東レ社製) コート層の厚み:20μm 基材シート:合成紙FPG60 実施例 8 シリコン樹脂(平均粒径4μm) 5wt% (トスパール、東芝シリコン社製) ポリエステル樹脂 10wt% コート層の厚み:35μm 基材シート:合成紙FPG60 比較例 4 シリカ(平均粒径3μm) 40wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:30μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 比較例 5 シリカ(平均粒径3μm) 1wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:20μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 比較例 6 シリカ(平均粒径3μm) 5wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂(L513) 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:2μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム (評価方法) 前記した給紙性、重送性、スタツク性、
粉おち性と同様にプリントして評価した。 但し、プリンターは前記ワイヤードツトマトリ
ツクスプリンターの替わりにインクジエツトプリ
ンター(シヤープIO−735)を用いた。 各試験の結果は表2に示した。
ルムに下記のようにして作製した裏面シート材を
同一寸法にカツトし、重ね合せて両面粘着テープ
を用いて二片で貼りつけ、裏面シートの中央を添
付方向と同一方向で切断してOHP用被記録体と
した。 基材シート(以下に記載した)に、以下実施例
5〜8及び比較例4,5,7に示す配合の処理液
(以下には固形分の配合のみを記載した)を所定
膜厚になるようにワイヤーバーでコートし、70℃
で1分間乾燥して裏面シート材とした。 実施例 5 シリカ(平均粒径3μm) 5wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:15μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 実施例 6 アルミナ(平均粒径20μm) 10wt% (アルミニウムオキサイドC、日本アエロジー
ル社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:20μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 実施例 7 尿素ホルムアルデヒド樹脂粉 5wt% (パーガパツクM−2、チバガイギー社製) ポリエステル樹脂 10wt% (ケミツトK1089、(株)東レ社製) コート層の厚み:20μm 基材シート:合成紙FPG60 実施例 8 シリコン樹脂(平均粒径4μm) 5wt% (トスパール、東芝シリコン社製) ポリエステル樹脂 10wt% コート層の厚み:35μm 基材シート:合成紙FPG60 比較例 4 シリカ(平均粒径3μm) 40wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:30μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 比較例 5 シリカ(平均粒径3μm) 1wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:20μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム 比較例 6 シリカ(平均粒径3μm) 5wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂(L513) 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:2μm 基材シート:ポリエステル75μmフイルム (評価方法) 前記した給紙性、重送性、スタツク性、
粉おち性と同様にプリントして評価した。 但し、プリンターは前記ワイヤードツトマトリ
ツクスプリンターの替わりにインクジエツトプリ
ンター(シヤープIO−735)を用いた。 各試験の結果は表2に示した。
【表】
実施例 9〜11,比較例7〜9
ポリエステル75μmフイルムを基材シートとし
て、以下実施例11〜13及び比較例7に示す配合の
処理液(以下には固形分の配合のみを記載した)
を所定膜厚になるようにワイヤーバーでコート
し、110℃で1分間乾燥して裏面シート材とした。 比較例8,9は以下に記載した基材シート自体
をそのまま裏面シート材とした。 実施例 9 シリカ(平均粒径3μm) 7wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:15μm 実施例 10 尿素ホルムアルデヒド樹脂粉 7wt% (パーガパツクM−2、チバガイギー社製) ポリエステル樹脂 10wt% (バイロン30、東洋紡社製) コート層の厚み:20μm 実施例 11 ポリエチレン樹脂粉(平均粒径4μm) 10wt% (フロービーズCL−2080、製鉄化学社製) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:50μm 比較例 7 シリカ(平均粒径50μm) 10wt% (ケイ砂) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:150μm 比較例 8 基材シート:ゴムシートSBR 比較例 9 基材シート:スポンジゴムシート (評価方法) 滑性 水平位置に固定したポリエステルフイルム(透
明シート材)の上に、上記のように作製した裏面
シート材を多孔質層を下にして(比較例9,10は
そのまま)重ね、その上に10cm2のガラス板を載せ
さらに50gの分銅を載せた。裏面シート材の一端
に水平方向に引つ張り力を加えて、裏面シート材
が動き始めるのに最低必要な力を、滑車を用いて
垂直方向の荷重として測定した。結果は表3に示
した。
て、以下実施例11〜13及び比較例7に示す配合の
処理液(以下には固形分の配合のみを記載した)
を所定膜厚になるようにワイヤーバーでコート
し、110℃で1分間乾燥して裏面シート材とした。 比較例8,9は以下に記載した基材シート自体
をそのまま裏面シート材とした。 実施例 9 シリカ(平均粒径3μm) 7wt% (フアインシールX−37、徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 10wt% (L513、旭化成社製) コート層の厚み:15μm 実施例 10 尿素ホルムアルデヒド樹脂粉 7wt% (パーガパツクM−2、チバガイギー社製) ポリエステル樹脂 10wt% (バイロン30、東洋紡社製) コート層の厚み:20μm 実施例 11 ポリエチレン樹脂粉(平均粒径4μm) 10wt% (フロービーズCL−2080、製鉄化学社製) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:50μm 比較例 7 シリカ(平均粒径50μm) 10wt% (ケイ砂) エポキシ樹脂 10wt% (エピコートEP1255、シエル社製) コート層の厚み:150μm 比較例 8 基材シート:ゴムシートSBR 比較例 9 基材シート:スポンジゴムシート (評価方法) 滑性 水平位置に固定したポリエステルフイルム(透
明シート材)の上に、上記のように作製した裏面
シート材を多孔質層を下にして(比較例9,10は
そのまま)重ね、その上に10cm2のガラス板を載せ
さらに50gの分銅を載せた。裏面シート材の一端
に水平方向に引つ張り力を加えて、裏面シート材
が動き始めるのに最低必要な力を、滑車を用いて
垂直方向の荷重として測定した。結果は表3に示
した。
【表】
まず、表1及び表2より本発明の構成を満足す
る実施例1〜8は、連続単票自動給排紙ができる
2種類のプリンターにおいて何等問題なくプリン
ト及び給排紙が可能であつた。 それに対して比較例1,4は、粉体の量が過剰
であるため粉体が脱離し、給紙の状態が悪かつ
た。また、比較例2,5は、粉体の量が少なすぎ
てインクの乾燥が悪いのでスタツカーに載置する
際にプリント面と裏面シート材の外面とが付着し
て配列が乱れた。また、比較例3は多孔質層の厚
みが厚すぎて給紙及び排紙ができない上に重送し
た。さらに、比較例6は多孔質層の厚みが薄すぎ
て、インクの乾燥が悪く、共にスタツク性が悪か
つた。 次に、表3より本発明の実施例9〜11は、比較
例7〜9に比べて著しい滑性を有することが明ら
かである。 <発明の効果> 以上説明したように、本発明のOHP用被記録
体は、通常のプリンターは言うまでもなく、連続
単票自動給排紙ができるプリンターにおいても、
透明シート材のプリン面と裏面シート材の外面と
の滑性がよく、即ち摩擦抵抗が少ないので、重送
することなく連続してプリントを行うことができ
る。 従つて、OHP用被記録体を透明シート材と裏
面シート材とを重合状に構成した効果が充分に発
揮できる。即ち、透明シート材に記録した情報が
紙の上に有るのと同じ状態にみれるので見やすく
搬送においても透明シート材に傷が付きにくいと
いう効果を有するものである。 また、油性インクを使用しているインパクトド
ツトプリンターや水性インクを使用しているイン
クジエツトプリンターのように特にインクの乾燥
が遅いタイプのプリンターを使用する際にも、プ
リント後、透明シート材のプリント面と対向する
裏面シート材の外面には多孔質層を形成している
か或いは裏面シート材の空隙率を高くしているの
で、インクの乾燥性を向上することができる。 従つて、本発明のOHP用被記録体は多種のプ
リンターに対して対応することができ、良好なプ
リントを行うことができるものである。
る実施例1〜8は、連続単票自動給排紙ができる
2種類のプリンターにおいて何等問題なくプリン
ト及び給排紙が可能であつた。 それに対して比較例1,4は、粉体の量が過剰
であるため粉体が脱離し、給紙の状態が悪かつ
た。また、比較例2,5は、粉体の量が少なすぎ
てインクの乾燥が悪いのでスタツカーに載置する
際にプリント面と裏面シート材の外面とが付着し
て配列が乱れた。また、比較例3は多孔質層の厚
みが厚すぎて給紙及び排紙ができない上に重送し
た。さらに、比較例6は多孔質層の厚みが薄すぎ
て、インクの乾燥が悪く、共にスタツク性が悪か
つた。 次に、表3より本発明の実施例9〜11は、比較
例7〜9に比べて著しい滑性を有することが明ら
かである。 <発明の効果> 以上説明したように、本発明のOHP用被記録
体は、通常のプリンターは言うまでもなく、連続
単票自動給排紙ができるプリンターにおいても、
透明シート材のプリン面と裏面シート材の外面と
の滑性がよく、即ち摩擦抵抗が少ないので、重送
することなく連続してプリントを行うことができ
る。 従つて、OHP用被記録体を透明シート材と裏
面シート材とを重合状に構成した効果が充分に発
揮できる。即ち、透明シート材に記録した情報が
紙の上に有るのと同じ状態にみれるので見やすく
搬送においても透明シート材に傷が付きにくいと
いう効果を有するものである。 また、油性インクを使用しているインパクトド
ツトプリンターや水性インクを使用しているイン
クジエツトプリンターのように特にインクの乾燥
が遅いタイプのプリンターを使用する際にも、プ
リント後、透明シート材のプリント面と対向する
裏面シート材の外面には多孔質層を形成している
か或いは裏面シート材の空隙率を高くしているの
で、インクの乾燥性を向上することができる。 従つて、本発明のOHP用被記録体は多種のプ
リンターに対して対応することができ、良好なプ
リントを行うことができるものである。
Claims (1)
- 1 透明シート材と裏面シート材とが、その端面
部を再剥離可能に粘着剤により重合状に接着さ
れ、裏面シート材は基材シートの透明シート材に
対向しない面に樹脂と粒径0.2〜20μmの略球状粉
体とを1:3〜3:1の割合で配合してなる組成
物を被覆した多孔質処理層を形成して滑性で非ブ
ロツキング性に処理したことを特徴とするインク
ジエツトプリンターおよびワイヤードツトマトリ
ツクスプリンターに適用するオーバーヘツドプロ
ジエクター用被記録体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1037343A JPH02217283A (ja) | 1989-02-18 | 1989-02-18 | インクジェットプリンターおよびワイヤードットマトリックスプリンターに適用するオーバーヘッドプロジェクター用被記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1037343A JPH02217283A (ja) | 1989-02-18 | 1989-02-18 | インクジェットプリンターおよびワイヤードットマトリックスプリンターに適用するオーバーヘッドプロジェクター用被記録体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02217283A JPH02217283A (ja) | 1990-08-30 |
| JPH0476788B2 true JPH0476788B2 (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=12494950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1037343A Granted JPH02217283A (ja) | 1989-02-18 | 1989-02-18 | インクジェットプリンターおよびワイヤードットマトリックスプリンターに適用するオーバーヘッドプロジェクター用被記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02217283A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11786307B2 (en) | 2018-10-19 | 2023-10-17 | Canon U.S.A., Inc. | Visualization and manipulation of results from a device-to-image registration algorithm |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5462911A (en) | 1993-09-24 | 1995-10-31 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image-receiving sheet |
| JP3440344B2 (ja) * | 1994-06-17 | 2003-08-25 | 大日本印刷株式会社 | 透過原稿作成用被記録シートおよびその製造方法 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60219090A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-01 | Toshiba Corp | 熱転写記録用紙 |
| JPS6135986A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-20 | Canon Inc | 被記録材 |
| JPS61106293A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 透過原稿作成用被熱転写シ−ト |
| JPS61135791A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 感熱転写記録用シ−ト |
| JP2548909B2 (ja) * | 1985-08-31 | 1996-10-30 | 大日本印刷株式会社 | 滑性を付与した被熱転写シ−ト |
| JPH0655549B2 (ja) * | 1985-10-15 | 1994-07-27 | 王子油化合成紙株式会社 | 熱転写記録用画像受容シ−ト |
| JPS6345083A (ja) * | 1985-12-18 | 1988-02-26 | Canon Inc | 透光性被記録材及びそれを用いた画像形成方法 |
| JP2540494B2 (ja) * | 1986-01-30 | 1996-10-02 | 大日本印刷株式会社 | 透過原稿作成用被熱転写シ−ト |
| JPS62278087A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-02 | Oji Paper Co Ltd | 熱転写受容シ−ト |
-
1989
- 1989-02-18 JP JP1037343A patent/JPH02217283A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11786307B2 (en) | 2018-10-19 | 2023-10-17 | Canon U.S.A., Inc. | Visualization and manipulation of results from a device-to-image registration algorithm |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02217283A (ja) | 1990-08-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH068649A (ja) | カード及びその製造方法 | |
| JP2591952B2 (ja) | 被熱転写シート | |
| US5560980A (en) | Stack of recording sheets with cleaning sheets dispersed therein and method of maintaining recording apparatus | |
| JPH0476788B2 (ja) | ||
| JP3565527B2 (ja) | 記録シート | |
| WO2006080410A1 (ja) | 熱転写受容シート | |
| JP3651062B2 (ja) | 熱転写受容シート | |
| JP2001199172A (ja) | 染料熱転写受容シート | |
| JP3670861B2 (ja) | 粘着剤組成物、再剥離性粘着テープ、及び印刷用シート | |
| JP2022149883A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
| JP2001018521A (ja) | インクジェット記録用ラベル及びインクジェット記録用シート | |
| JP2000335120A (ja) | 染料熱転写受容シート | |
| JP3136662B2 (ja) | 染料熱転写受像シート | |
| JP3738513B2 (ja) | 染料熱転写受容シート | |
| JPH10166742A (ja) | 染料熱転写受容シート | |
| JP3487140B2 (ja) | ラベル用記録メディア | |
| JP2699285B2 (ja) | インパクトプリンターによるオーバーヘッドプロジェクターシートの作製方法及び被記録体 | |
| JPH03128292A (ja) | 受像シート | |
| JPH11221962A (ja) | インクジェット記録用ラベル及びインクジェット記録用シート | |
| JP2003064325A (ja) | 緩衝機能を具備する再剥離性粘着シート | |
| JP2017217793A (ja) | 熱転写受像シート及び熱転写印画物 | |
| JPH0876687A (ja) | 熱転写記録ラベル | |
| JP2001183982A (ja) | 記録用粘着シート | |
| JPH03128289A (ja) | 熱転写受像シート | |
| JP2838875B2 (ja) | 配送伝票用シート |