JPH0477049B2 - - Google Patents

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JPH0477049B2
JPH0477049B2 JP58185121A JP18512183A JPH0477049B2 JP H0477049 B2 JPH0477049 B2 JP H0477049B2 JP 58185121 A JP58185121 A JP 58185121A JP 18512183 A JP18512183 A JP 18512183A JP H0477049 B2 JPH0477049 B2 JP H0477049B2
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JP
Japan
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rolled
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cold
temperature
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JP58185121A
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English (en)
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JPS6077956A (ja
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Norisuke Takasaki
Akio Tosaka
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 この発明は、強度レベルが50kgf/mm2以上の高
張力冷延鋼板における、曲げ特性ならびに伸びフ
ランジ成形性の改善技術に関するものである。 背景技術 引張り強度が50kgf/mm2以上程度の高張力冷延
鋼板になると、一般に表面硬度が急激に上昇する
ため、プレス成形時に型かじりによつて表面にク
ラツクがはいり易く、曲げ割れや伸びフランジ割
れが発生し易いという問題があつた。またこの種
の鋼板は、強度の確保のためにSi,MnおよびP
などの強化元素を比較的多量に添加するので、非
金属介在物の生成量が多くなり易く、かような介
在物に起因した割れの発生頻度が高いところにも
問題を残していた。 発明の目的 この発明は、上記の諸問題を有利に解決するも
ので、プレス成形時においても曲げ割れや伸びフ
ランジ割れなどの発生がない、50kgf/mm2級以上
の高張力冷延鋼板の有利な製造方法を提案するこ
とを目的とする。 発明の構成 この発明は、プレス割れに関する綿密な研究の
末開発されたもので、所期した目的達成のために
は、鋼板表面に薄い脱炭層を形成させると共に、
不可避不純物中とくにS量を抑制することが、極
めて有効であることの知見に立脚する。 すなわちこの発明は、C:0.05〜0.20重量%
(以下単に%で示す)、Si:0.05〜1.50%、Nn:
1.00〜3.50%、P:0.020〜0.100%およびS:
0.010%以下を含有し、ときにはさらにNb:0.010
〜0.050%、Ti:0.010〜0.150%のうちから選んだ
一種又は二種を含み、残部は鉄および不可避的不
純物の組成になるスラブを、熱間圧延したのちコ
イルに巻取り、ついで冷間圧延を施してから再結
晶温度以上の温度範囲で連続焼鈍を施す一連の工
程よりなる高張力冷延鋼板の製造方法において、 熱間圧延に引続く巻取りを680℃を超え、850℃
以下の温度で行うことにより、鋼板表面に厚み1
〜200μmの脱炭層を形成させることを特徴とす
る、曲げ特性および伸びフランジ成形性に優れ
た、強度レベル50kgf/mm2以上の高張力冷延鋼板
の製造方法である。 以下この発明を具体的に説明する。 まずこの発明において鋼板の成分組成を上記の
範囲に限定した理由について説明する。 C:0.05〜0.20% C量が、0.05%未満では、連続焼鈍後に引張り
強さ(T.S.)が低くなるため、その補償の意味で
Si,Mn,P,Ti,NbおよびVなどの強度元素
を大量に必要とする不利が生じ、一方0.20%を超
えるとスポツト溶接継手の疲労強度や静的強度が
低下するので、C含有量は0.05〜0.20%の範囲に
限定した。 S:0.010%以下 Si:0.05〜1.50% Siは、曲げ性及び伸びフランジ性の改善に有効
に寄与するが、その効果が発揮されるのは0.05%
以上添加した場合であり、一方1.50%を超えて添
加された場合はその効果が飽和に達するだけでな
く、かえつて鋼が硬化し、熱間圧延や冷間圧延に
困難となるので、0.05〜1.50%の範囲に限定し
た。 Mn:1.00〜3.50% Mnは、強度の向上に寄与する有用元素である
が、1.00%未満ではその添加効果に乏しく、一方
3.50%を超えると強度向上が飽和に達し、また熱
延母板が顕著に硬化し、とくに冷間圧延が困難と
なるので、1.00〜3.50%の範囲に限定した。 P:0.020〜0.100% Pは、微量の添加で鋼の強化に有効に寄与する
有用元素であるが、0.020%未満ではその添加効
果に乏しく、一方0.100%を超えるとその効果が
飽和に達するだけでなく、偏析が顕在化し、加工
性が劣化するおそれが大きいので、0.020〜0.100
%の範囲に限定した。 Sが多量に含有されると、プレス成形時に伸び
割れや曲げ割れが発生するので、Sは極力低減す
ることが好ましいが、0.010%までなら許容でき
る。 さらにこの発明では、鋼の強化元素としてNb
及びTiのうちから選んだ一種又は二種を、下記
の範囲で添加することができる。 Nb:0.010〜0.050% Nbは、微量の添加で効果的に鋼の強度を向上
させることができる元素であり、そのためには少
なくとも0.010%の添加を必要とするが、0.050%
を超えるとその効果は飽和に達するので、0.010
〜0.050%の範囲で添加するものとした。 Ti:0.010〜0.150% Tiも、Nbと同様、微量の添加で効果的に鋼の
強度を向上させることができる元素であるが、
0.010%に満たないとその添加効果に乏しく、一
方0.150%を超えるとその効果は飽和に達するの
で、0.010〜0.150%の範囲で添加するものとし
た。 第1図に、C:0.08%、Si:1.10%、Mn:1.90
%、P:0.095%、Al:0.050%およびO:0.0021
%の他、Sを0.001から0.018%までの範囲にわた
つて変化させた、種々の成分組成になる鋼板のS
量と清浄度との関係について調べた結果を示す。
なお清浄度の測定は、JIS G 0555に準拠して行
つた。 同図より明らかなように、S量が0.010%を超
えると清浄度の急激な悪化を招いているが、清浄
度が悪くなるということは、曲げ割れや伸びフラ
ンジ割れが発生し易くなつたことを意味する。 さてこの発明では、鋼板表面に脱炭層を形成さ
せることが最大の特長であり、かような脱炭層の
形成によつて、50kgf/mm2級以上の高張力冷延鋼
板においても、そのプレス成形時に発生が懸念さ
れた曲げ割れや伸びフランジ割れの効果的な防止
が可能になつたのである。しかしながら脱炭層の
厚みが1μmに満たないと、軟質層の厚さが薄す
ぎるため曲げ性および型かじり性の改善効果に乏
しく、一方200μmを超えると目標とする強度が
得難くなるだけでなく、脱炭層を形成させるため
の処理時間が長くなるなど経済性も損うので、脱
炭層は1〜200μmの範囲に限定した。 かかる脱炭層の形成は、熱延後の巻取りを高温
で行い、熱延コイルの状態で表面に脱炭層を形成
させることにより行う。 なおこのとき、巻取り温度が680℃以下では、
鋼中Cの拡散速度が小さくなり、脱炭するのに好
ましいFeOがすぐにFe3O4に変態してしまうため
十分な脱炭層が形成されにくいので、巻取り温度
は680℃超とすることが必要である。また熱間圧
延の仕上げスタンド出側における温度は950〜850
℃程度であるので、その後の巻取温度の上限は工
業的に850℃以下で十分である。 実施例 以下この発明の実施例について説明する。 第1表に示した化学成分になる6種の鋼スラブ
を、熱間圧延したのち一旦コイルに巻取り、つい
で冷間圧延、連続焼鈍を施すことにより高張力冷
延鋼板を作成した。なお6種の鋼A〜Fのうち鋼
Eを除いた6種の鋼については、その製造過程に
おいて第1表に示したとおりの厚みの脱炭層を形
成させたが、かような脱炭層の形成は、 熱延後に720℃の高温で巻取ることによつて行
つた。なお比較例については、露点:10℃の焼鈍
雰囲気で連続焼鈍することにより、脱炭した。 ついで得られた各鋼板の機械的性質については
調査した。その結果を第1表に併記する。 なお降伏応力、引張り強度および伸びについて
は、JIS Z 2201に従う5号試験片を作成し、
JIS Z 2241に基いて試験を行つた。ここに試験
片は、圧延方向に対して0°(L方向)、90°(C方
向)および45°(D方向)の三ヶ所から採取し、試
験結果はL+C+2D/4の平均値で示した。ま
た曲げ特性については、JIS Z 2204により曲げ
試験片を作成し、JIS Z 2248に準拠した金属材
料曲げ試験方法によつて調べた。この曲げ特性
は、C曲げによる内側の曲げ半径が、板厚をtと
した場合それぞれ、8.0t、2.5t、2.0t、1.5t、1.0t、
0.5tおよび0tとなる各場合について曲げ試験を行
い、わん曲部の外側のさけ疵の有無を観察し、さ
け疵の発生しない限界の曲げ半径で評価した。さ
らに伸びフランジ成形性については、穴拡げ試験
によつて評価した。
【表】
【表】 第1表に示した試験結果から明らかなように、
この発明に従い得られた鋼板(A〜C)はいずれ
も、比較例(D〜F)に比べて、曲げ特性および
伸びフランジ成形性とも格段に優れている。 発明の効果 以上述べたようにこの発明によれば、従来プレ
ス成形時に曲げ割れや伸びフランジ割れの発生が
懸念された強度レベル50kgf/mm2以上の高張力冷
延鋼板において、上記の如き割れの発生を完全に
防止することができ、有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、鋼中S量と清浄度との関係を示した
グラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 C:0.05〜0.20重量% Si:0.05〜1.50重量% Mn:1.00〜3.50重量% P:0.020〜0.100重量%および S:0.010重量%以下 を含有し、残部は鉄および不可避的不純物の組成
    になるスラブを、熱間圧延したのちコイルに巻取
    り、ついで冷間圧延を施してから再結晶温度以上
    の温度範囲で連続焼鈍を施す一連の工程よりなる
    高張力冷延鋼板の製造方法において、 熱間圧延に引続く巻取りを680℃を超え、850℃
    以下の温度で行うことにより、鋼板表面に厚み1
    〜200μmの脱炭層を形成させることを特徴とす
    る、曲げ特性および伸びフランジ成形性に優れ
    た、強度レベル50kgf/mm2以上の高張力冷延鋼板
    の製造方法。 2 C:0.05〜0.20重量% Si:0.05〜1.50重量% Mn:1.00〜3.50重量% P:0.020〜0.100重量%および S:0.010重量%以下 を含有し、さらに Nb:0.010〜0.050%、 Ti:0.010〜0.150% のうちから選んだ一種又は二種を含み、残部は鉄
    および不可避的不純物の組成になるスラブを、熱
    間圧延したのちコイルに巻取り、ついで冷間圧延
    を施してから再結晶温度以上の温度範囲で連続焼
    鈍を施す一連の工程よりなる高張力冷延鋼板の製
    造方法において、 熱間圧延に引続く巻取りを680℃を超え、850℃
    以下の温度で行うことにより、鋼板表面に厚み1
    〜200μmの脱炭層を形成させることを特徴とす
    る、曲げ特性および伸びフランジ成形性に優れ
    た、強度レベル50kgf/mm2以上の高張力冷延鋼板
    の製造方法。
JP18512183A 1983-10-05 1983-10-05 曲げ特性および伸びフランジ成形性に優れた、強度レベル50kgf/mm2以上の高張力冷延鋼板の製造方法 Granted JPS6077956A (ja)

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JPS6077956A JPS6077956A (ja) 1985-05-02
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