JPH0477527A - 顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法 - Google Patents

顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法

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JPH0477527A
JPH0477527A JP18742890A JP18742890A JPH0477527A JP H0477527 A JPH0477527 A JP H0477527A JP 18742890 A JP18742890 A JP 18742890A JP 18742890 A JP18742890 A JP 18742890A JP H0477527 A JPH0477527 A JP H0477527A
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野呂 幸生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明ばかさ比重が大きく、流動性が良好で自動計量が
可能なかつベーストレジンとして使用できる顆粒状塩化
ビニル系樹脂の製造方法に係る。
〔従来の技術〕
ペースト用塩化ビニル系樹脂(ベーストレジン)は一般
に塩化ビニル又は塩化ビニルとそれに共重合、可能なコ
モノマーとの混合物を乳イ(重合又は微細懸濁重合して
得られた0、 1〜2μmの塩化ビニル系樹脂粒子を含
むラテックスを噴霧乾燥し、次いで粉砕する事によって
製造される。該製造法によやベーストレジンは、かさ比
重が小さいために包装、保管、輸送に掛るコストが大き
いばかりでなく、粉体流動性が悪く、通常懸濁重合や塊
状重合によって製造された塩化ビニル樹脂に採用されて
いる自動計量機等への適用が困難であった。
さらに該ベーストレジンは粉立ちが激しく作業環境に悪
影響を及ぼしていた。
かかる欠点を改良するために、ベーストレジンを水、乳
化剤等バインダーの存在下に加熱しながら転勤して造粒
する方法が、特開昭52−47853号公報に開示され
ているが、この方法ではベーストレジンが造粒されるま
でに長時間を要し、大量生産には不向きである。またか
さ比重もそれほど大きくならない。ざらに造粒期間に加
熱したものはベーストレジンの劣化をもたらす原因にも
なる。
(発明が解決しようとする課セ〕 本発明者らは粉立ちがなく、プラスチゾルにしたときの
ゾル粘度が低く、粘度安定性も良好で、かつ分散不良粒
子によるブツ、スジ引き等が最終製品中に残らないベー
ストレジンとして用いる事のできる塩化ビニル系樹脂の
製造方法について鋭意検討した結果、塩化ビニル又は塩
化ビニルとそれに共重合可能なコモノマーとの混合物を
、乳化重合又は微細懸濁重合して得られたO、 1〜2
μmの塩化ビニル系樹脂粒子を含むラテックスを噴霧乾
燥し、次いで粉砕することによって製造された平均粒径
5μm未満のベーストレジンと上述の噴霧乾燥後、粉砕
をしない平均粒径5μm以上のレジンを混合、又は上述
の平均粒径5μm未満のベーストレジンと、懸濁重合に
よって得られる平均粒径5μm以上のベーストレジンの
混合用レジン、いわゆるブレンディングレジンとを混合
して、脱気しながら圧縮する事により、両樹脂はフレー
ク状に固まり、かさ比重が著しく大きくなり、この固ま
りを可望剤中に分散することにより、低粘度で粘度安定
性も良好でかつ分散不良粒子のないプラスチゾルが容易
に形成される事を見い出し、本発明を完成するに到った
すなわち、本発明の目的ばかさ比重が大きくて粉立ちが
なく、流動性も良いいわゆるハンドリング性に優れ、か
つプラスチゾルにしたとき低粘度を与える事ができる顆
粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法を提供するにある。
〔課題を解決するための手段] しかして本発明の要旨とするところは、塩化ビニル又は
塩化ビニルとこれに共重合可能なコモノマーとの混合物
の乳化重合又は微細懸濁重合によって得られた水性ラテ
ックスを乾燥する事によって製造した、平均粒径5μm
以上の粒子と乾燥後粉砕して得られた平均粒径5μm未
満の粒子との混合粉体、又は前記した粉砕して得られた
平均粒径5μm未満の粒子と懸濁重合して得られる平均
粒径5μm以上のベーストレジンの混合用レジン、いわ
ゆるブレンディングレジンとの混合粉体を調整し、次い
で該混合粉体を圧縮する事によってフレーク状に固める
事を特徴とする顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法にあ
る。
本発明方法を詳細に説明する。
本発明方法によづて製造される顆粒状塩化ビニル系樹脂
としては、塩化ビニルとそれに共重合可能なコモノマー
との混合物を、乳化重合又は微細懸濁重合によって製造
されるものすべてが用いられる。塩化ビニルに共重合可
能なコモノマーとしては、例えば酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、ラウリン酸ビニル等のビニルエステル類、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート等のアクリル酸エステル類、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート等のメタクリル酸エステル
類、ジブチルマレエート、ジエチルマレエート等のマレ
イン酸エステル類、ジブチルフマレート、ジエチルフマ
レート等のフラール酸エステル類、ビニルメチルエーテ
ル、ビニルブチルエーテル、ビニルオクチルエーテル等
のビニルエーテル類、アクリロニトリル、メタクリレー
トルル等のシアン化ビニル類、エチレン、プロピレン、
スチレン等のα−オレフィン類、塩化ビニリデン、臭化
ビニル等の塩化ビール以外のハロゲン化ビニル類が挙げ
られ、これらコモノマーは、塩化ビニル系樹脂の構成成
分中30重量%以下、好ましくは20重置%以下の範囲
で用いられる。勿論、コモノマーは、上述のものに限定
されるものではない。
平均粒径5μm以上を有する塩化ビニル系樹脂は、変換
率80%以上に乳化重合、又は微細懸濁重合法によって
重合して取り出した水性ラテックスをロータリーディス
クあるいはノズル方式によりスプレー乾燥して得られる
凝集した樹脂粒子で薄膜のフィルムを作成する際、スジ
引きやブッが発生するのを防止する目的で最大粒子径は
100μm以下、好ましくは70μm以下に調整するの
が望ましい。
通常のベーストレジンはスプレー乾1110〜200μ
m程度の凝集した樹脂粒子となるが、スプレー乾燥後ハ
ンマーミル又は風力分級ミルによって粉砕、分級され微
粉末状となる。これが、本発明での平均粒径5μm未満
の塩化ビニル系樹脂として使用される。
又、平均粒径5μm以上を有する塩化ビニル系樹脂とし
てベーストレジンの混合用として用いられるブレンディ
ングレジンも適用される。ブレンディングレジンは通常
懸濁重合法によって製造され、その際使用される懸濁剤
としてはポリ酢酸ビニルの各種けん化物、各種水溶性セ
ルロース誘導体、マレイン酸共重合体、ゼラチン等があ
げられ、これらは単独でも2種以上を組み合わせて使用
することもできる。又これら懸濁剤とある種の界面活性
剤とを併用して用いることもできる。変換率80%以上
の懸濁重合法によって得られたスラリーを脱水、乾燥し
て通常10〜100μmのベーストレジン混合用ブレン
ディングレジンとなる。
本発明方法はまず上述の平均粒径5μm以上と、5μm
未満の粒子径を有する塩化ビニル系樹脂を混合した混合
粉体を調整する。それぞれの樹脂の混合割合は、特に限
定されるものではないが、平均粒径5μm以上の樹脂と
5μm未満の樹脂の割合が重量比で少なくとも1対99
〜99対Iの範囲、特に5対95〜95対5の範囲に定
めるのが望ましい。具体的にはロータリースクリーン印
刷用プラスチゾルにする顆粒状塩化ビニル系樹脂では、
前者対後者の割合が10対90〜80対20の範囲に、
壁紙用途の高速コーティング用プラスチゾルにするには
20対80〜70対30の範囲に、又浸漬成型用(ディ
ッピング用)のプラスチゾルにするには50対50〜9
0対10の範囲にするのが好ましい。すなわち、顆粒状
塩化ビニル系樹脂の用途により、その製造工程における
混合粉体調整時に粒径の異なる粒子の配合割合を決定す
るのが望ましい。
本発明方法で上述の混合粉体を圧縮するには、減圧可能
なフィルタードラムロールと該ロールを押圧する加圧ロ
ールとがセットになった圧縮機に混合粉体を供給し、真
空ポンプにより減圧にされたフィルタードラムの表面に
混合粉体を層状に吸着、脱気しながら強制的に両ロール
間で圧縮して固める方法が生産効率上望ましい。勿論、
脱気する事なく回転ロール間で圧縮し固めてもよいし、
あるいはエアーフィルターの整備されたプレス金型を用
いて混合粉体を脱気しながら押圧して固めてもよい。固
められた混合粉体はハンドリング性が良好な脆いフレー
ク状となる。上述の固められたフレークを用いてプラス
チゾルを製造する場合、可塑剤への分散速度を速やかに
するために該フレークを平均0.05〜20ミリの範囲
、好ましくは0.1〜10ミリの範囲に粉砕、もしくは
整粒するのが望ましい。
(発明の効果] 本発明方法によれば、平均粒径の異なる塩化ビニル系樹
脂を混合することにより、該樹脂の脱気が良好となり、
かさ比重も著しく大きくなる。
又圧縮して固めても以外に脆く容易に粉砕整粒する事が
できる。
本発明方法によって得られた顆粒状レジンは、指圧等で
は崩れ難くて粉立ちがなく流動性にも優れ、自動計量化
が可能となり、作業環境が改善されると共にがさ比重が
大きいために包装、輸送、保管に要するコストが削減さ
れる。しかも、当該顆粒状レジンは、可塑剤の添加、混
合により容易に分散して低粘度、粘度安定性の良好なプ
ラスチゾルを形成することができる。又平均粒径が異な
るものを適度に配合して1つの粒に固めるので、その使
用に当りいちいち計量、ブレンドして仕込むことが不必
要となり、生産性の向上につながり有益である。したが
って本発明方法によって製造された顆粒状塩化ビニル系
樹脂はベーストレジンとして頗る利用価値が高い。
〔実施例〕
次に、本発明の顆粒状塩化ビニル樹脂の製造方法につい
て実施例をもって詳述するが、本発明はその要旨を超え
ない限り以下の実施例に限定されるものではない。
評価は次のようにして行い、結果は表にまとめた。
〈かさ比重及び粉体流動性〉 JIS  K6721に準してかさ比重を測定した。こ
の時、かさ比重測定装置の漏斗に60grの試料を入れ
、ダンパーを引き抜いてから試料が漏斗から全て落下す
るまでの時間を測定した。落下時間の小さなもの程粉体
流動性は良い。
〈プラスチゾル粘度〉 気温23°C,、湿度50%の条件下で、次の配合処方
のプラスチゾルを調製し、ブルックフィールド型粘度計
を用い、Nα6スピンドルの1分間当り50回転時の粘
度を測定した。
塩化ビニル樹脂         100 ””DOP
               60ポリオキシエチレ
ンオクチルフエニルエーテル            
    1〈粘度安定性〉 上記プラスチゾルを1週間放置した後、再びNo、 6
スピンドルで1分間当り50回転時の粘度を測定し、初
期粘度値で除した数値で表わした。数値の小さい程、経
時安定性に優れる。
サンプルA r平均粒径5μm未満の塩化ビニル樹脂j水媒体中でラ
ウリル硫酸ナトリウムを主乳化剤として、58°Cにて
8時間重合反応を行い、その後未反応の塩化ビニル単量
体を回収して平均粒子径0.85μmの樹脂粒子を有す
る水性ラテックスを得た。
次に該ラテックスを人口温度170℃、出口温度52°
Cの条件にて噴霧乾燥した後、ハンマーミルにて粉砕し
、微粉末の塩化ビニル樹脂とした。
得られた塩化ビニル樹脂の平均粒子径は4,3μmであ
った。
サンプルB r平均粒径5μm以上の塩化ビニル樹脂1サンプルAの
製造に用いた平均粒子径 0.85μmの樹脂粒子を有する塩化ビニル水性ラテッ
クスを、入口温度170°C1出口温度65°Cの条件
にて噴霧乾燥した後、目開き70μmのスクリーンメツ
シュを通過させ、球状の塩化ビニル樹脂を得た。
得られた塩化ビニル樹脂の粉体粒子径は平均17.5μ
mであった。
サンプルC r平均粒径5μm以上の塩化ビニル樹脂1水媒体中で分
散剤にゼラチンを用いて55°Cで10時間、懸濁重合
を行い、未反応の塩化ビニル単量体を回収して得られた
スラリー状の分散液を、脱水、乾燥した後、目開き63
μmのスクリーンメツシュを通過させ、平均粒子径33
μmのブレンディングレジンを得た。
尚、サンプルA−Cの平均粒子径の測定は、堀場製作所
製し−ザー回折弐″LA−500”を用いた。
実施例1〜7 サンプルA1サンプルB及びサンプルCをそれぞれ表に
記した割合(重量比)で合計20kgを100!!、容
量のドラム缶内に仕込み、これをドラムタンブラ−にて
20分間回転させ、混合粉体を調製した。次に減圧可能
な直径160ミリ−〇フィルタードラムロールと該ロー
ルを押圧する直径220ミリφの加圧ロールとがセント
になったロール圧縮機に混合粉体を供給して、真空ポン
プにより減圧されたフィルタードラムの表面に混合粉体
を層状に吸着、脱気しながら両ロール間で圧縮処理して
排出した。
この時フィルタードラムロール出口の真空度を−500
ミリHg、両ロールの間隙を3ミリ、ロール回転数を3
rp−にそれぞれ設定して脱気、圧縮処理を行い不定形
のフレーク状樹脂を得た。但し、実施例7は真空脱気せ
ずにロール圧縮処理しフレーク状樹脂を得た。次に3ミ
リφのスクリーンを装着した竪型整粒機に該フレーク状
樹脂を供給し、排出された顆粒状レジンを評価用サンプ
ルとした。
比較例1 通常のベーストレジン製造法によって得られたサンプル
Aをそのまま評価に供した。
比較例2 サンプルAのみを実施例1と同様の処理を施した後、整
粒して評価に供した。
比較例3 サンプルAとサンプルBを70対30の割合でドラムタ
ンブラ−にて20分間混合した粉体を評価に供した。
実施例による評価結果に見られる通り、本発明により、
平均粒子径が5μm未満と5μm以上の粉体を混合して
ロール圧縮処理する事により、かさ比重が大きく流動性
が良好で、プラスチゾルとなった際、低粘度で粘度安定
性に優れた顆粒状レジンが効率よく製造される事は明白
である。
特許出願人 三菱化成ビニル株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)塩化ビニル又は塩化ビニルとこれに共重合可能なコ
    モノマーとの混合物の乳化重合、又は微細懸濁重合によ
    って得られた水性ラテックスを乾燥することにより製造
    した粉体の平均粒径が5μm以上の粒子と、乾燥後、粉
    砕して得られた平均粒径5μm未満の粒子との混合粉体
    、又は前記した粉砕して得られた平均粒径5μm未満の
    粒子と懸濁重合によって得られた平均粒径5μm以上の
    粒子との混合粉体を調整し、次いで該混合粉体を圧縮す
    ることによってフレーク状に固める事を特徴とする顆粒
    状塩化ビニル系樹脂の製造方法。2)圧縮を、混合粉体
    からの脱気を行いながら押圧する方法で行う特許請求の
    範囲第1項記載の顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法。 3)圧縮によりフレーク状に固めた混合粉体を、平均0
    .1〜10ミリの範囲に粉砕又は整粒する特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の顆粒状塩化ビニル系樹脂の製
    造方法。 4)粉体の平均粒径が5μm以上の粒子及び5μm未満
    の粒子の混合割合が重量比で5対95〜95対5の範囲
    にある特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の
    顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法。
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