JPH0478116B2 - - Google Patents
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- JPH0478116B2 JPH0478116B2 JP61282320A JP28232086A JPH0478116B2 JP H0478116 B2 JPH0478116 B2 JP H0478116B2 JP 61282320 A JP61282320 A JP 61282320A JP 28232086 A JP28232086 A JP 28232086A JP H0478116 B2 JPH0478116 B2 JP H0478116B2
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- thermal
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38228—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of two or more ink layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はプリンター、フアクシミリ、ワープロ
等に利用される熱転写記録方法及び熱転写記録媒
体に関するものである。 〔従来の技術〕 従来の熱転写記録方法では、記録画像の画質は
記録の表面特性に大きく影響された。 特に表面平滑度の低い、即ちベツク平滑度で約
10秒以下のいわゆるラフ紙に形成された記録画像
は低濃度であり、エツジシヤーブネス(いわゆる
「切れ」)の悪い画質であつた。 また、従来の熱転写記録方法より形成された記
録画像を修正しようとしても、記録画像をきれい
に引き剥すのが難しく、引き剥しによる修正(リ
フオフによる修正)は困難であつた。 これら2点を満足するノンインパクトタイプの
記録方法の実現が望まれる中で、IBM社製のク
ワイエツトライターが注目されている。しかしな
がらこのクワイエツトライターは、インクリボン
に電流を流して発熱させる通電転写方式を採用し
ている為、消耗品であるインクリボンの構造が複
雑になり、材料原価、製造コストがかさみ価格が
高なるという問題があつた。また安定性な特性の
実現が原理的に不利である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の記録方法は、記録画信号に応じて駆動
される発熱素子を有するサーマルヘツドを用い、
支持体上の熱転写性インク層を加熱して、被記録
体に記録画像を形成する熱転写記録方法におい
て、前記熱転写性インク層を少なくとも、加熱さ
れることにより被記録体との接着力が発現する成
分を含有する層と、加熱されることにより支持体
との接着力が減少する成分を含有する層とで構成
し、前記発熱素子を駆動しない状態で、前記熱転
写性インク層の温度が、使用環境温度の最大値よ
りも高く、前記熱転写性インク層の転写開始温度
よりも低くなるように前記熱転写性インク層に熱
エネルギーを加え、前記熱エネルギーを加えつつ
前記サーマルヘツドにより前記熱転写性インク層
を加熱して、前記熱転写性インク層の加熱された
領域の最高温度と最低温度が、いずれも前記熱転
写性インク層の転写開始温度と前記転写開始温度
より40℃高い温度との範囲内にあるようにして被
記録体に記録を行うものである。 また、本発明の記録方法は、記録画信号に応じ
て駆動される発熱素子を有するサーマルヘツドを
用い、支持体上の熱転写性インク層を加熱して、
被記録体に記録画像を形成する熱転写記録方法に
おいて、前記熱転写性インク層を少くとも、加熱
されることにより被記録体との接着力が発現する
成分を含有する層と、加熱されることにより支持
体との接着力が減少する成分を含有する層とで構
成し、前記発熱素子を駆動しない状態で、前記熱
転写性インク層の温度が、使用環境温度の最大値
よりも高く、前記熱転写性インク層の転写開始温
度よりも低くなるように前記熱転写性インク層に
熱エネルギーを加え、前記熱エネルギーを加えつ
つ前記サーマルヘツドにより前記熱転写性インク
層を加熱して、前記熱転写性インク層の加熱され
た領域の最高温度と最低温度が、いずれも前記熱
転写性インク層の転写開始温度と前記転写開始温
度より40℃高い温度との範囲内にあるようにして
被記録体に記録画像を形成し、前記記録画像のう
ち誤つて形成された記録画像を修正テープに接着
させて引剥すものである。 以下、図面を参照しつつ本発明を説明する。 尚、以下の記載において量比を表わす「%」及
び「部」特に断わらない限り重量基準とする。 第1図及び第2図に本発明の記録方法を1例を
示した。 1は被記録体である記録紙、2は熱転写記録媒
体であり、第2図に示すように基材2a上に熱転
写性インク層2bが設けられている。 温度T1以上に記録媒体2が加熱されると、熱
転写性インク層2bが溶軟化し記録紙表面との接
着力が生じる。その後、剥離位置5で記録紙1と
記録媒体2が引き離されると、熱転写性インク層
2bの加熱された部分は記録紙1上へ転写し、記
録紙1上に記録画像8が形成される。3は発熱素
子3bを備えたサーマルヘツドである。発熱素子
3bは基板3aに設けられている。又、6はサー
マルヘツド3の基板3aの温度を検出する温度検
出素子であり、7はサーマルヘツド3を加熱する
ヒータである。熱転写記録媒体2の両端は、第1
図に示すように送り出しローラー41及び巻き取
りローラー42に巻かれ、順次矢印Aの方向に送
り出される。 サーマルヘツド3は、キヤリツジ46に取付け
られ、記録紙1及び感熱転写記録媒体2を挟んで
バツクプラテン43を所定の圧力で押す。キヤリ
ツジ46はレール45に沿つて矢印Bの方向に移
動し、移動に従つてサーマルヘツド3により記録
紙1に記録が行われる。 記録動作に先立ちヒータ7に通電し、温度検出
素子6で基板3aの温度をモニターしながら熱転
写性インク層2bを所定の温度T0に制御する。
温度T0は、装置の使用環境温度の最大値Tcより
高く、又転写開始温度T1より低い条を満足する
様に制御する。記録媒体2は、サーマルヘツド3
に沿つて走行する間に、温度T0に加熱される。
通常T0は35℃〜60℃、好ましくは40℃〜50℃の
範囲で設定する。 装置には、通常、使用の保証された温度範囲が
存在する。つまり、装置の使用環境温度は、その
ような保証された温度範囲の範囲内に入つている
のが普通である。従つて、使用環境温度の最大値
Tcは、装置の使用が保証された温度範囲から想
定することができる。 又、サーマルヘツド3全体が均一な温度になら
ない場合もあり得るので、ヒーター7や温度検出
素子6の取位置や駆動方法によつては、検出素子
6で検出される温度は、温度T0と多少異なる事
がある。従つてその差異を考慮してヒーターを制
御する。こうして熱転写性インク層2bの温度が
所定のT0に安定した後、一般的な熱転写記録と
同様に画信号に応じて発熱素子を駆動しながら熱
転写記録媒体を搬送して熱転写記録画像8を得
る。使用するヒーター7はニクロム等の抵抗発熱
体でもよいし、ポジスタ等でもよい。温度検出素
子6もサーミスタ、熱電対等を用いる事ができ
る。 こうして本発明の方法により記録した画像は、
エツジがシヤープで鮮明なものであり、又、記録
後、修正が必要な部分は粘着テープ等による引き
はがし、即ちリフトオフに依る修正が可能な画像
である。特に熱転写インク層2bに樹脂成分の多
く含有する記録媒体を用いた場合、その効果は顕
著であり、被記録体の平滑度が低い場合でも充分
適用し得る。 詳しくは後述するが、本方法に好適な記録媒体
はエチレン・アクリル酸系共重合体、酸化ポリエ
チレン、エチレン・酢酸ビニル系共重合体、酢酸
ビニル・エチレン系共重合、アクリル系樹脂、ウ
レタン系樹脂、ポリアミド系樹脂等を主成分とし
て溶融粘度、膜強度の温度特性、サーマルヘツド
による加熱後の経時的変化、あるいは後述する転
写開始温度等が所望の値となる様に調整される。 第5図に修正方法の1例を示す。修正すべき画
像8を加熱されて粘着性が発現する修正テープ9
を用いて被記録体1から引き剥す。即ち、記録動
作と同様にして発熱素子3bを加熱し、修正テー
プ9と画像8と粘着させて剥ぎとる事で修正をす
る。このとき、ヒーター7を作動させる必要はな
い。 以上説明した例では、サーマルヘツド3の基板
3aにヒーター7を設けて、基板3a全体を所定
温度以上に加熱することにより熱転写記録媒に熱
エネルギーを付与しているが、バツクプラテン4
3内にヒーター等を設けてバツクプラテン43を
所定温度以上に加熱することにより熱転写記録媒
体に熱エネルギーを付与するようにしてもよい。 また、第1図及び第2図に示す例では、発熱素
子3bの前後に区間m及びlを設けて熱転写記録
媒体を区間m及びlの接触させることにより熱エ
ネルギーを付与しているが、熱転写記録媒体が非
常にゆつくり走行するものであつたり、あるいは
一時的に停止できるものであれば、区間m及びl
を設けなくてもかまわない。 本発明は、熱転写記録媒体を使用環境温度の最
大値よりも高く、転写開始温度よりも低い温度に
なるように加熱し、このような加熱状態を維持し
つつ熱記録することにより、鮮明な画像、特にラ
フ紙に対して鮮明な記録画像を得、更に修正も支
障なくできるものであるが、この原理について次
に説明する。 また、本発明でいう転写開始温度T1の測定は
次に述べる方法で行う。 第2図と同じ機構で、サーマルヘツドに相当す
る部分を、加熱ブロツクに置換し、加熱ブロツク
の温度をえがら記録を行い、被記録体に地汚れが
生じた時の加熱ブロツクの温度をT1と決める。
又、押圧力は400g/cmとする。 記録画像の品質及びリフトオフによる修正性
は、発熱素子により加熱される前の熱転写性イン
ク層の温度と、発熱素子による加熱が終了した後
剥離までの熱転写性インク層の温度に大きく影響
される。 第3図に熱転写性インク層が1つの発熱素子3
bにより加熱されたときの温度分布を示した。第
3図aは、発熱素子により加熱される前の熱転写
性インク層の温度が、室温(25℃)の場合を示し
たもので、第3図bは熱転写性インク層が発熱素
子により加熱される前に45℃に加熱された場合を
示したものである。また、第3図a,bでは、熱
転写性インク層の転写開始温度が60℃の場合につ
いて示した。従つて、斜線で示した領域が転写す
る。 第3aと第3図bでは、発熱素子に印加するエ
ネルギーを調整して両者の転写領域がほぼ等しく
なるようにしてある。 さて、発熱素子により加熱される前に熱転写性
インク層に何ら熱エネルギーを付与しない場合、
すなわち第3図aの場合、転写領域の最高温度が
120℃にも達し、最高温度と最低温度の差が大き
くなつている。一方、発熱素子により加熱される
前に、熱転写性インク層を、使用環境温度の最大
値よりも高く、転写開始温度よりも低い温度(45
℃)にした場合、すなわち第3図bの場合、転写
領域の最高温度は100℃と、第3図aの場合に比
べて低くなつている。第3図aのように、転写領
域の最低温度と最高温度の差が大きくなると、記
録画像の品質、特にラフ紙に対する品質は劣化す
る。 すなわち、転写領域の最低温度と最高温度の差
が大きくなりすぎると、転写領域の溶融粘度が高
温部で低くなりすぎ、そのために記録紙表面から
の浸透が大きくなり、濃度の低い画像となる。 また、表面凹凸の激しい記録紙、即ちラフ紙で
は凹部インクが流れ込んでしまい、熱転写性イン
クが転写した部分と転写しない部分を生じて記録
画像は低画質となる。更に、熱転写インクの紙へ
の浸透が大きくなり過ぎると、修正が困難になり
記録性に劣る画像となつてしまう。 このように、発熱素子により熱記録する前に熱
転写性インク層の温度を、使用環境温度の最大値
よりも高く、転写開始温度よりも低い温度にする
ことにより転写領域の温度差を小さくすることが
でき、記録画像の品質及び修正性を向上させるこ
とができる。 次に、熱転写インク層の加熱終了後、剥離まで
の熱転写性インクの温度変化について述べる。 第4図に、発熱素子により熱転写性インク層を
80℃まで加熱した場合の熱転写性インク層の温度
変化について示した。第4図において、時刻t1か
らt2まで加熱状態、時刻t2で加熱が終了し、時刻
t3で熱転写記録媒体が被記録体から引き離され
る。第2図と第4図とを対応してみると、第2図
において熱転写記録媒体2が発熱素子3bを通過
している状態が、第4図で時刻t1からt2の間の加
熱状態である。また、第2図において区間lを熱
転写記録媒体2が通過している状態が、第4図で
時刻t2からt3の間の状態であり、時刻t3で熱転写
記録媒体2は剥離位5に至る。 第4図aは、発熱素子により加熱される前及び
発熱素子により加熱終了後も、熱転写性インク層
に何ら熱エネルギーが付与されない場合を示すも
ので、第4図bは発熱素子により加熱される前
に、熱転写性インク層が使用環境温度の最大値よ
りも高く転写開始温度よりも低い温度(えば45
℃)になるように熱エネルギーが付与され、発熱
素子により加熱が終了した後も発熱素子による加
熱前に付与された熱エネルギーと同度の熱エネル
ギーが付与される場合を示したものである。第4
図bでわかるように、熱転写性インク層に熱エネ
ルギーを付与する場合は、熱転写性インク層の温
度は発熱素子通過後なだらかに降下し、第4図a
と第4図bとでは剥離位置(時刻t3)での温度に
差ができる。 従つて、第4aの場合と、第4図bの場合では
熱転写性インク層の剥離位置での特性(例えば、
硬さや強さ)に違いが生じ、このため記録画像の
画質に差が出る。 記録画像の画質は、転写する部分の強度と転写
しない部分の強度との差が大きいほど、境界でシ
ヤープに切れ好ましい。この意味から第4図aの
場合よりも本発の第4図bの場合の方が、切れが
よく画質の優れていることがわかる。 発熱素子で加熱する前及び加熱終了後に熱転写
性インク層に付与する熱エネルギー量は、発熱素
子で加熱する前の熱転写性インク層の温度が、使
用環境温度の最大値よりも高く転写開始温度より
も低くなるものでないと、熱転写インク層温度が
使用環境温度に影響され好ましくない。また、熱
転写インク層に転写開始温度以上の温度となるよ
うに熱エネルギーを付与すると不必要の転写が発
生し好ましくない。 サーマルヘツド3の発熱素子3bにより加熱を
終了してから、熱転写記録媒体2を被記録体1か
ら引き離すまでの時間、すなわち第4図での時間
(t3−t2)は、実用上0.2〜80msec.が好ましく、更
には0.5〜30msec.が好ましい。 次に、本発明の記録方法に好適に使用される熱
転写記録媒体について説明する。 被記録体に記録画像が形成されるまでに熱転写
性インク層は固体状態→溶融状態→軟状態という
相変換を伴う。ここで言う軟化状態とは初期の固
体状態には戻らないで、ある程度軟化した状態を
いう。本発明の記録法では、表面凹凸の激しい被
記録体に対しても印字濃度が均一で、切れのよい
良好な記録画像を得、しかも記録画像の修正が必
要な場合には、リフトオフによる修正を可能とす
るために、熱転写性インク層の温度が第4図bに
示す変化となるように制御した。このとき、熱転
写性インク層は、第4図bの時刻t2のときに、被
記録体に過度に浸透しないように適度な粘度、膜
強度を有すること、および時刻t3のときに加熱さ
れた部分と、加熱されない部分で膜強度に差のあ
ることが必要である。また、熱転写性インク層が
確実に被記録体に記録されるように、熱転写性イ
ンク層は加熱されることにより被記録体との接着
力が発現する成分と、支持体との接着力が減少す
る成分とを有することが必要である。 以上の観点から、本発明に好適に使用される熱
転写記録媒体は、使用環境温度の最大値よりも高
温で、転写開始温度よりも低い温度となるように
加熱された状態でサーマルヘツドにより記録が行
われたときに、熱転写性インク層の加熱された部
分が第6図のグラフAに示すような挙動をとるこ
とが好ましい。すなわち、時刻t3で熱転写性イン
ク層の膜強度がサーマルヘツドによる加熱前の状
態に復帰せずに所定値bは以下になつていること
が好ましい。時刻t3での膜強度が所定値よりも大
きくなつているとサーマルベツドで加熱された部
分と、加熱されない部分の性に明確な差がなくな
り、境界で切れにくくなる。 また、時刻t2でも熱転写性インク層の膜強度
は、所定の範囲(a′〜a)に入つていることが好
ましい。膜強度が所定範囲よりも大きいと溶融粘
度が大きくなり、被記録体への接着力が弱く転写
性に劣る。また、膜強度が所定範囲よりも小さい
と溶融粘度が小さく、熱転写性インクが過度に被
記録体に浸透し修正性に劣る。尚、第6図のt1,
t2及びt3は、第4図のt1,t2及びt3に対応してい
る。 グラフBは、時刻t2での膜強度が所定の範囲内
にあるが、時刻t3での膜強度が所定値よりも小さ
くなつている熱転写記録媒体の経時変化を示すも
ので、記録画像のエツジシヤープネスが悪い。 グラフCは、時刻t3での膜強度が所定値以下な
つているが、時刻t2での膜強度が所定値以下にな
つている熱転写記録媒体の経時変化を示すもの
で、記録画像は被記録体に過度に浸透したものと
なる。 また、使用環境温度の最大値よりも高く、転写
開始温度よりも低い温度に加熱することなく記録
を行つた場合に、グラフBの経時変化を示す記録
媒体を本発明の記録方法に使用よれば、経時変化
がB′のように変化し、修正後、画像品質ともに
優れた記録画像が得られる。 本発明の熱転写記録媒体の支持体2aとして
は、従来より公知のフイルムや紙をそのまま使用
することができ、例えばポリエステル、ポリカー
ボネート、トリアセチルセルロース、ポリフエニ
レンサルフアイド、ポリイミド等の比較的耐熱性
の良いプラスチツクのフイルム、セロハンあるい
は硫酸紙、コンデンサー紙などが好適に使用でき
る。支持の厚みは、熱転写に際して熱源として熱
ヘツドを考慮する場合には1〜1.5ミクロン程度
であることが望ましい。また熱ヘツドを使用する
場合に、熱ヘツドと接触する支持の表面に、シリ
コーン樹脂、ふつ素樹脂、ポリイミド樹脂、エポ
キシ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、アク
リル樹脂、ニトロセルロース等からなる耐熱性保
護層を設けることにより支持体の耐熱性を向上さ
せることができ、あるいは従来用いることのでき
なかつた支持体材料を用いることもできる。 また、熱転写性インク層を構成する材として
は、例えばカルナバワツクス、パラフインワツク
ス、サゾールワツクス、マイクロクリスタリンワ
ツクス、カスターワツクス等のワツクス類、ステ
アリン酸、バルミチン酸、ラウリン酸、ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸鉛、ステアリン
酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、バルミチン酸亜
鉛、メチルヒドロキシステアレーナ、グリセロー
ルモノヒドロキシステアレート等の高級脂肪酸あ
るいはその金属塩、エステル等の強誘体、ポリア
ミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂(例え
ばポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアマ
イド)、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルピロリド
ン等を始めとするビニル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂(例えば、塩化ビニル−塩化ビニリデン共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系重合体等)、
セルロース系樹脂(例えばメチルセルロース、エ
チルセルロース、カルボキシセルロース等)、ポ
リビニルアルコール系樹脂(例えばポリビニルア
ルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール等)、
石油系樹脂、ロジン誘導体、クマロン−インデン
樹脂、テルペン系樹脂、ノボラツク型フエノール
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフイン系
樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酸
化ポリオレフイン等)、ポリビニルエーテル系樹
脂、ポリエチレングリコール樹脂及びエラストマ
ー類、天然ゴム、スチレンブタジエニゴム、メチ
ルメタリレートブタジエン、アクリロントリルブ
タジエンゴム、イソプレンゴム等が挙げられ、こ
の中から上述した膜強度の挙動となるように適宜
組み合せてもちいられる。 熱転写性インク層2bの層構成は、特に限定す
るものではないが、サーマルヘツドにより加熱さ
れたときの被記録体への接着力と支持体2aから
の剥離のし易さの点から、熱転写性インク層は複
層の方が有利である。 特に、加熱されることにより支持体との接着力
が減少する成分をもつ層と、加熱されることによ
り被記録体との接着力が発現する成分をもつ層と
を設けて3層構成とすることが好ましい。 熱転写性インク層2bを3層構成とし場合(支
持体側から順に第1インク層、第2インク層及び
第3インク層とする)、第1インク層は、熱印加
により支持体との接着力を低下させて熱転写性イ
ンクを熱転写記録媒体から剥離する剥離機能をも
たせる。その為、第1インク層はワツクス、低分
子量酸化ポリエチレン、ポリプロピレン等ポリオ
レフインなどの非極性材料を主成分とするのが好
ましい。 また、接着力をコントロールするために、アク
リル樹脂、酢酸ビニル樹脂など極性材を添加して
も良い。 第2インク層は、着色機能と熱印加直後の膜強
度と、その後の膜強度の経時変化を左右する機能
を果し、第3インク層は熱印加部の紙に対する接
着性と、第2インク層と同様に熱印加直後の膜強
度と膜強度の経時変化を左右する機能を有する。 熱印加直後の膜強度をコントロールするには、
前述した材料群の中ら、材料の組成、凝集力、分
子量などを適宜変えることにより達成されるが、
良好な修正性を得る為には凝集力、分子量は高い
方が望ましい。また熱印加後の膜強度の経時変化
をコントロールするには、前述した材料群の中か
ら材の組成、結晶化度、凝集力、分子量などを適
宜変えることにより達成される。特に結晶化度の
高いものを用いて再結晶化する遅延時間を利用す
るのが望ましい。特に第2インク層及び第3イン
ク層には、オレフインを主成分としたポリマー材
料、例えば低分子量酸化ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタアクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体等、又ポリアミド、ポリエ
ステルなどが主成分として用いられる。 上述したように、本発明の記録方法で使用する
熱転写記録媒体の膜強度は所定の経時変化を示す
ことが好ましいが、膜強度の熱印加後の経時変化
を知る為には、次に詳細に述べる針入度計を利用
する事ができる。 第7図aに針入度計を示す。微小時間内での経
時的変化を知る為に、ここでは発熱素子61bを
備えたサーマルヘツド61を用いる。測定しよう
とする熱転写記録媒体62をテンシヨンによつて
発熱素子61bに押しつけてセツトする。接触針
63は、先端が80μφのステンレス製のもので、
記録媒体62の熱転写性インク層62aを押圧で
きる位置に設けられている。 接触針63は、フオスター電気(株)製ボイスコイ
ルアクチユエーター64の可動部であるプランジ
ヤー64aに固定されており、ボイスコイルアク
チユエーター64の駆動によつて所定の力で試料
を押圧する。又、板バネ66はボイスコイルの駆
動電流を調整したときに接触針63の先端が試料
表面位置で安定する様に取付けられている。プラ
ンジヤー64aの端部には鏡面反射板67が固定
されており、此の面の上下動変位をフオトニクス
社製微小位計M8500,M8530で測定する。この測
定値が接触針63の動作に対応する。 サーマルヘツド61の発熱素子61bの駆動パ
ルスと、ボイスコイルアクチユエーター64駆動
パルスの関係を第7図bに示す。VTPHは発熱素子
の駆動パルスを示す。試料の加熱条件によつて駆
動パルスのパルス高及び巾を調整するが、概
ねパルス高は10〜17Vで、パルス巾は0.5〜
2.0msec.が適当である。厚さ5〜10μの試料を100
〜120℃に加熱する場合、15Vのパルス高で
1msecのパルス巾が適である。 次に、測定手順を説明する。 ボイスコイル駆動電流の初期値(第7図
b)を前述した通り、板バネ、プランジヤー、
接触針等の負荷と平衡がとれ、接触針が試料表
面に軽く触れる程度の電流値に調整する。 コイル駆動電流パルス(但しはとは逆
方向電流)を印加して非加熱時の試料の針入度
に対応する接触針の変位量xを読取る。 パルス巾は約100msec.とする。 電流を大きくして接触針63を試料から離
して試料をずらす。 と同様の操作を行う。 上述した条件で発熱素子駆動パルスをサーマ
ルヘツドに印加し駆動パルス終端の時刻でコイ
ル駆動電流パルスを印加して、試料の加熱時
の針入度に対応する接触針の変位量yを読取
る。 〜の手順を繰返し|y−x|が最大とな
るコイル駆動電パルスを決定する。 上述した手順によつて|y−x|とコイル駆
動電流パルスの印加タイミングとの関係を
第7図cの様に知る。此の|y−x|を針入度
と定め、msec.オーダーの経時変化挙動を測定
する。 第8図に測定例を示す。試料1は本発明の熱転
写記録体に好適な材料の針入度の加熱後の経時変
化を示すもので、加熱パルス終了後20msec.に於
いても膜強度が小さい値を維持していることが針
入度から判る。又、試料2は不適なもので
2msec.に於いて既に針入度が試料1より小さい
値となり、9msec.には加熱前の値に復帰してい
る。以下に試料1及び2の概略を述べる。アラミ
ドベース(6μ厚)に試料1はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体エマルジヨン(ベースレジンMI15、
酢酸ビニルcont.28%)を約9μ厚に塗布したもの。
試料2は酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジ
ヨン(ベースレジン酢酸ビニルcont.86%)を約
6μ厚に塗布したものを用いた。 本発明の記録媒体に使用する着色剤としては、
カーボンブラツク、ニグロシン染料、ランプ黒、
スーダンブラツクSM、フアースト・エローG、
ベンジジン・エロー、ピグメンナ・エロー、イン
ドフアースト・オレンジ、イルガジン・レツド、
パラニトロアニリン・レツド、トルイジン・レツ
ド、カーミンFB、パーマネント・ボルドー
FRR、ピグメント・オレンジR、リソール・レ
ツド2G、レーキ・レツドC、ローダミンFB、
ローダミンBレーキ、メチル・バイオレツトBレ
ーキ、フタロシニンブルー、ピグメントブルー、
ブリリアント・グリーンB、フタロシアニングリ
ーン、オイルイエローGG、ジボン・フアースト
エローCGG、カヤセツトY963、カヤセツト
YG、スミプラスト・エローGG、ザボン・フア
ーストオレンジRR、オイル・スカーレツト、ス
ミプラストオレンジG、オラゾール・ブラウン
G、ザボンフアーストスカーレツトCG、アイゼ
ンスピロン・レツド・BEH、オイルピンクOP、
ビクトリアブルーF4R、フアーストゲンブルー
5007、スーダンブルー、オイルピーコツクブ
ルーなどの公知の染・顔料の1種又は2種以上を
使用することができる。 熱転写性インク層が3層構成の場合、着色剤は
第2インク層に含有させるのが好ましいが、第1
インク層あるいは第3インク層に含有されていて
もかまわない。 着色剤の含有率は3〜60%の範囲が好ましい。
3%よりも少ないと濃度が低く、60%よりも多い
と転写性が劣化する。 熱転写性インク層が3層構成の場合も、着色剤
の含有率は全インク層に対して上記範囲が好まし
い。熱転写性インク層の厚さとしては、1〜10μ
の範囲であるのが好ましく、更に好ましくは2μ
〜8μが良い。熱転写性インク層が3層構成の場
合も、全インク層の厚さは上記範囲が好ましい。
この場合、各層の厚さは0.1〜4μが好ましい。 本発明の熱転写記録媒体は、熱転写性インク層
となる塗工液を支持体上にアプリケーター、メイ
ヤーバーなどの塗工器具を用いて塗工した後、溶
媒ないしは分散媒を乾燥揮散させて得ることがで
きる。塗工液は、例えば前記した材料のエマルジ
ヨンに水溶性染料を溶解させたり、界面活性剤も
しくは水溶性樹脂と顔料をアトライター、サンド
ミル等の分散機を用いて分散させた顔料水分散液
を前記した材料のエマルジヨンと撹拌混合させて
作られる。あるいは前記した材料を溶剤に溶解な
いし分散させたものに、染料を溶解ないし分散さ
せたり、あるいは前記した材料を溶済に溶解ある
いは分散させたものに顔料を混合した後、アトラ
イターあるいはサンドミル等の分散機を用いて分
散させることにより作ることができる。 本発明の感熱転写材の平面形状は、特に制限さ
れるものではないが、一般にタイプライターリボ
ン状あるいはラインプリンター等に用いられる巾
広のチープ状などの形態で使用される。またカラ
ー記録のために何種類かの色調の熱転写性インク
をストライプ状あるいはブロツク状に塗り別けた
感熱転写材とすることもできる。 本発明の印字を修正する場合に用いられる修正
リボンは、支持体上に感熱接着層を積層したもの
である。修正リボンの支持体としては従来公知の
フイルムや紙をそのまま使用することができ、例
えばポリエステル、ポリカーボネイト、トリアセ
チルセルロース、ナイロン、ポリイミド等の比較
的耐熱性の良いプラスチツクのフイルム、セロハ
ンあるいは硫酸紙などが好適に使用される。支持
体の厚さは、熱源として熱ヘツドを考慮する場合
には2〜15ミクロン程度であることが望ましい
が、たとえばレーザー光等の熱源を使用する場合
には特に制限ない。また熱ヘツドを使用する場合
に、熱ヘツドと接触する支持体の表面に、シリコ
ーン樹脂、ふつ素樹脂、ポリイミド樹脂、エポキ
シ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、ニトロ
セルロース等からなる耐熱性保護層を設けること
により支持体の耐熱性を向上することができ、あ
るいは従来用いることのできなかつた支持体材料
を用いることもできる。 感熱接着層としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリイソブチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体等のオレフイ
ンの単独または共重合体あるいはこれらの誘導体
や、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン或
はアクリル系の感熱接着剤、またスチレン−イソ
ブチレン、スチレン−ブタジエン、スチレン−エ
チレン−ブチレン等のスチレン系ブロツク共重合
体などの単独または二種以上の物質を適宜混合し
てもよい。また、脂環族炭化水素、テルペン、ロ
ジン等の粘着付与剤やタルク、炭酸カルシウム等
の述填剤、酸化防止剤等の安定剤を配合してもよ
い。 感熱接着層の厚さとしては1μ〜20μとすること
が望ましい。1μ未満では修正しようとする記録
像と均一に接着せず、20μを越えると熱源からの
熱伝達が不利となるので好ましくない。 また、感熱接着力は常温では接着力を有さず、
加熱されたときのみ接着力を有するようにする。
特に60℃以上に加熱したときのみ接着力を有する
ように上記材料を調整することが好ましい。常温
で接着力を有すると、記録装置の設置環境によつ
て接着力の凝集力が低下するので好ましくない。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば熱転写性
インクは被記録体に過度に浸透することがないた
め、ラフ紙に対しても濃度が均一な記録画像が得
られる。しかも記録画像の修正が必要な場合には
リフトオフによる修正が可能である。 また、本発明によればサーマルヘツドにより加
熱終了後、熱転写性インク層の温度はなだらかに
降下するので、熱転写記録媒体と被記録体から剥
離する際に、熱転写性インク層の熱記録された部
分と熱記録されない部分との間に膜強度の差が生
じ、切れのない記録画像が得られる。 また、本発明の記録媒体は、印字過程で常に使
用環境温度以上に維持されているので、使用環境
温度の変動に影響されることがなく、優れた記録
画像が安定的に得られる。 更に、本発明によればサーマルヘツドの発熱素
子に印加するエネルギーが少なくてすみ、サーマ
ルヘツドの寿命を伸ばすことができる。 以下、実施例を用いて本発明を更に詳しく説明
する。 実施例 1
等に利用される熱転写記録方法及び熱転写記録媒
体に関するものである。 〔従来の技術〕 従来の熱転写記録方法では、記録画像の画質は
記録の表面特性に大きく影響された。 特に表面平滑度の低い、即ちベツク平滑度で約
10秒以下のいわゆるラフ紙に形成された記録画像
は低濃度であり、エツジシヤーブネス(いわゆる
「切れ」)の悪い画質であつた。 また、従来の熱転写記録方法より形成された記
録画像を修正しようとしても、記録画像をきれい
に引き剥すのが難しく、引き剥しによる修正(リ
フオフによる修正)は困難であつた。 これら2点を満足するノンインパクトタイプの
記録方法の実現が望まれる中で、IBM社製のク
ワイエツトライターが注目されている。しかしな
がらこのクワイエツトライターは、インクリボン
に電流を流して発熱させる通電転写方式を採用し
ている為、消耗品であるインクリボンの構造が複
雑になり、材料原価、製造コストがかさみ価格が
高なるという問題があつた。また安定性な特性の
実現が原理的に不利である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の記録方法は、記録画信号に応じて駆動
される発熱素子を有するサーマルヘツドを用い、
支持体上の熱転写性インク層を加熱して、被記録
体に記録画像を形成する熱転写記録方法におい
て、前記熱転写性インク層を少なくとも、加熱さ
れることにより被記録体との接着力が発現する成
分を含有する層と、加熱されることにより支持体
との接着力が減少する成分を含有する層とで構成
し、前記発熱素子を駆動しない状態で、前記熱転
写性インク層の温度が、使用環境温度の最大値よ
りも高く、前記熱転写性インク層の転写開始温度
よりも低くなるように前記熱転写性インク層に熱
エネルギーを加え、前記熱エネルギーを加えつつ
前記サーマルヘツドにより前記熱転写性インク層
を加熱して、前記熱転写性インク層の加熱された
領域の最高温度と最低温度が、いずれも前記熱転
写性インク層の転写開始温度と前記転写開始温度
より40℃高い温度との範囲内にあるようにして被
記録体に記録を行うものである。 また、本発明の記録方法は、記録画信号に応じ
て駆動される発熱素子を有するサーマルヘツドを
用い、支持体上の熱転写性インク層を加熱して、
被記録体に記録画像を形成する熱転写記録方法に
おいて、前記熱転写性インク層を少くとも、加熱
されることにより被記録体との接着力が発現する
成分を含有する層と、加熱されることにより支持
体との接着力が減少する成分を含有する層とで構
成し、前記発熱素子を駆動しない状態で、前記熱
転写性インク層の温度が、使用環境温度の最大値
よりも高く、前記熱転写性インク層の転写開始温
度よりも低くなるように前記熱転写性インク層に
熱エネルギーを加え、前記熱エネルギーを加えつ
つ前記サーマルヘツドにより前記熱転写性インク
層を加熱して、前記熱転写性インク層の加熱され
た領域の最高温度と最低温度が、いずれも前記熱
転写性インク層の転写開始温度と前記転写開始温
度より40℃高い温度との範囲内にあるようにして
被記録体に記録画像を形成し、前記記録画像のう
ち誤つて形成された記録画像を修正テープに接着
させて引剥すものである。 以下、図面を参照しつつ本発明を説明する。 尚、以下の記載において量比を表わす「%」及
び「部」特に断わらない限り重量基準とする。 第1図及び第2図に本発明の記録方法を1例を
示した。 1は被記録体である記録紙、2は熱転写記録媒
体であり、第2図に示すように基材2a上に熱転
写性インク層2bが設けられている。 温度T1以上に記録媒体2が加熱されると、熱
転写性インク層2bが溶軟化し記録紙表面との接
着力が生じる。その後、剥離位置5で記録紙1と
記録媒体2が引き離されると、熱転写性インク層
2bの加熱された部分は記録紙1上へ転写し、記
録紙1上に記録画像8が形成される。3は発熱素
子3bを備えたサーマルヘツドである。発熱素子
3bは基板3aに設けられている。又、6はサー
マルヘツド3の基板3aの温度を検出する温度検
出素子であり、7はサーマルヘツド3を加熱する
ヒータである。熱転写記録媒体2の両端は、第1
図に示すように送り出しローラー41及び巻き取
りローラー42に巻かれ、順次矢印Aの方向に送
り出される。 サーマルヘツド3は、キヤリツジ46に取付け
られ、記録紙1及び感熱転写記録媒体2を挟んで
バツクプラテン43を所定の圧力で押す。キヤリ
ツジ46はレール45に沿つて矢印Bの方向に移
動し、移動に従つてサーマルヘツド3により記録
紙1に記録が行われる。 記録動作に先立ちヒータ7に通電し、温度検出
素子6で基板3aの温度をモニターしながら熱転
写性インク層2bを所定の温度T0に制御する。
温度T0は、装置の使用環境温度の最大値Tcより
高く、又転写開始温度T1より低い条を満足する
様に制御する。記録媒体2は、サーマルヘツド3
に沿つて走行する間に、温度T0に加熱される。
通常T0は35℃〜60℃、好ましくは40℃〜50℃の
範囲で設定する。 装置には、通常、使用の保証された温度範囲が
存在する。つまり、装置の使用環境温度は、その
ような保証された温度範囲の範囲内に入つている
のが普通である。従つて、使用環境温度の最大値
Tcは、装置の使用が保証された温度範囲から想
定することができる。 又、サーマルヘツド3全体が均一な温度になら
ない場合もあり得るので、ヒーター7や温度検出
素子6の取位置や駆動方法によつては、検出素子
6で検出される温度は、温度T0と多少異なる事
がある。従つてその差異を考慮してヒーターを制
御する。こうして熱転写性インク層2bの温度が
所定のT0に安定した後、一般的な熱転写記録と
同様に画信号に応じて発熱素子を駆動しながら熱
転写記録媒体を搬送して熱転写記録画像8を得
る。使用するヒーター7はニクロム等の抵抗発熱
体でもよいし、ポジスタ等でもよい。温度検出素
子6もサーミスタ、熱電対等を用いる事ができ
る。 こうして本発明の方法により記録した画像は、
エツジがシヤープで鮮明なものであり、又、記録
後、修正が必要な部分は粘着テープ等による引き
はがし、即ちリフトオフに依る修正が可能な画像
である。特に熱転写インク層2bに樹脂成分の多
く含有する記録媒体を用いた場合、その効果は顕
著であり、被記録体の平滑度が低い場合でも充分
適用し得る。 詳しくは後述するが、本方法に好適な記録媒体
はエチレン・アクリル酸系共重合体、酸化ポリエ
チレン、エチレン・酢酸ビニル系共重合体、酢酸
ビニル・エチレン系共重合、アクリル系樹脂、ウ
レタン系樹脂、ポリアミド系樹脂等を主成分とし
て溶融粘度、膜強度の温度特性、サーマルヘツド
による加熱後の経時的変化、あるいは後述する転
写開始温度等が所望の値となる様に調整される。 第5図に修正方法の1例を示す。修正すべき画
像8を加熱されて粘着性が発現する修正テープ9
を用いて被記録体1から引き剥す。即ち、記録動
作と同様にして発熱素子3bを加熱し、修正テー
プ9と画像8と粘着させて剥ぎとる事で修正をす
る。このとき、ヒーター7を作動させる必要はな
い。 以上説明した例では、サーマルヘツド3の基板
3aにヒーター7を設けて、基板3a全体を所定
温度以上に加熱することにより熱転写記録媒に熱
エネルギーを付与しているが、バツクプラテン4
3内にヒーター等を設けてバツクプラテン43を
所定温度以上に加熱することにより熱転写記録媒
体に熱エネルギーを付与するようにしてもよい。 また、第1図及び第2図に示す例では、発熱素
子3bの前後に区間m及びlを設けて熱転写記録
媒体を区間m及びlの接触させることにより熱エ
ネルギーを付与しているが、熱転写記録媒体が非
常にゆつくり走行するものであつたり、あるいは
一時的に停止できるものであれば、区間m及びl
を設けなくてもかまわない。 本発明は、熱転写記録媒体を使用環境温度の最
大値よりも高く、転写開始温度よりも低い温度に
なるように加熱し、このような加熱状態を維持し
つつ熱記録することにより、鮮明な画像、特にラ
フ紙に対して鮮明な記録画像を得、更に修正も支
障なくできるものであるが、この原理について次
に説明する。 また、本発明でいう転写開始温度T1の測定は
次に述べる方法で行う。 第2図と同じ機構で、サーマルヘツドに相当す
る部分を、加熱ブロツクに置換し、加熱ブロツク
の温度をえがら記録を行い、被記録体に地汚れが
生じた時の加熱ブロツクの温度をT1と決める。
又、押圧力は400g/cmとする。 記録画像の品質及びリフトオフによる修正性
は、発熱素子により加熱される前の熱転写性イン
ク層の温度と、発熱素子による加熱が終了した後
剥離までの熱転写性インク層の温度に大きく影響
される。 第3図に熱転写性インク層が1つの発熱素子3
bにより加熱されたときの温度分布を示した。第
3図aは、発熱素子により加熱される前の熱転写
性インク層の温度が、室温(25℃)の場合を示し
たもので、第3図bは熱転写性インク層が発熱素
子により加熱される前に45℃に加熱された場合を
示したものである。また、第3図a,bでは、熱
転写性インク層の転写開始温度が60℃の場合につ
いて示した。従つて、斜線で示した領域が転写す
る。 第3aと第3図bでは、発熱素子に印加するエ
ネルギーを調整して両者の転写領域がほぼ等しく
なるようにしてある。 さて、発熱素子により加熱される前に熱転写性
インク層に何ら熱エネルギーを付与しない場合、
すなわち第3図aの場合、転写領域の最高温度が
120℃にも達し、最高温度と最低温度の差が大き
くなつている。一方、発熱素子により加熱される
前に、熱転写性インク層を、使用環境温度の最大
値よりも高く、転写開始温度よりも低い温度(45
℃)にした場合、すなわち第3図bの場合、転写
領域の最高温度は100℃と、第3図aの場合に比
べて低くなつている。第3図aのように、転写領
域の最低温度と最高温度の差が大きくなると、記
録画像の品質、特にラフ紙に対する品質は劣化す
る。 すなわち、転写領域の最低温度と最高温度の差
が大きくなりすぎると、転写領域の溶融粘度が高
温部で低くなりすぎ、そのために記録紙表面から
の浸透が大きくなり、濃度の低い画像となる。 また、表面凹凸の激しい記録紙、即ちラフ紙で
は凹部インクが流れ込んでしまい、熱転写性イン
クが転写した部分と転写しない部分を生じて記録
画像は低画質となる。更に、熱転写インクの紙へ
の浸透が大きくなり過ぎると、修正が困難になり
記録性に劣る画像となつてしまう。 このように、発熱素子により熱記録する前に熱
転写性インク層の温度を、使用環境温度の最大値
よりも高く、転写開始温度よりも低い温度にする
ことにより転写領域の温度差を小さくすることが
でき、記録画像の品質及び修正性を向上させるこ
とができる。 次に、熱転写インク層の加熱終了後、剥離まで
の熱転写性インクの温度変化について述べる。 第4図に、発熱素子により熱転写性インク層を
80℃まで加熱した場合の熱転写性インク層の温度
変化について示した。第4図において、時刻t1か
らt2まで加熱状態、時刻t2で加熱が終了し、時刻
t3で熱転写記録媒体が被記録体から引き離され
る。第2図と第4図とを対応してみると、第2図
において熱転写記録媒体2が発熱素子3bを通過
している状態が、第4図で時刻t1からt2の間の加
熱状態である。また、第2図において区間lを熱
転写記録媒体2が通過している状態が、第4図で
時刻t2からt3の間の状態であり、時刻t3で熱転写
記録媒体2は剥離位5に至る。 第4図aは、発熱素子により加熱される前及び
発熱素子により加熱終了後も、熱転写性インク層
に何ら熱エネルギーが付与されない場合を示すも
ので、第4図bは発熱素子により加熱される前
に、熱転写性インク層が使用環境温度の最大値よ
りも高く転写開始温度よりも低い温度(えば45
℃)になるように熱エネルギーが付与され、発熱
素子により加熱が終了した後も発熱素子による加
熱前に付与された熱エネルギーと同度の熱エネル
ギーが付与される場合を示したものである。第4
図bでわかるように、熱転写性インク層に熱エネ
ルギーを付与する場合は、熱転写性インク層の温
度は発熱素子通過後なだらかに降下し、第4図a
と第4図bとでは剥離位置(時刻t3)での温度に
差ができる。 従つて、第4aの場合と、第4図bの場合では
熱転写性インク層の剥離位置での特性(例えば、
硬さや強さ)に違いが生じ、このため記録画像の
画質に差が出る。 記録画像の画質は、転写する部分の強度と転写
しない部分の強度との差が大きいほど、境界でシ
ヤープに切れ好ましい。この意味から第4図aの
場合よりも本発の第4図bの場合の方が、切れが
よく画質の優れていることがわかる。 発熱素子で加熱する前及び加熱終了後に熱転写
性インク層に付与する熱エネルギー量は、発熱素
子で加熱する前の熱転写性インク層の温度が、使
用環境温度の最大値よりも高く転写開始温度より
も低くなるものでないと、熱転写インク層温度が
使用環境温度に影響され好ましくない。また、熱
転写インク層に転写開始温度以上の温度となるよ
うに熱エネルギーを付与すると不必要の転写が発
生し好ましくない。 サーマルヘツド3の発熱素子3bにより加熱を
終了してから、熱転写記録媒体2を被記録体1か
ら引き離すまでの時間、すなわち第4図での時間
(t3−t2)は、実用上0.2〜80msec.が好ましく、更
には0.5〜30msec.が好ましい。 次に、本発明の記録方法に好適に使用される熱
転写記録媒体について説明する。 被記録体に記録画像が形成されるまでに熱転写
性インク層は固体状態→溶融状態→軟状態という
相変換を伴う。ここで言う軟化状態とは初期の固
体状態には戻らないで、ある程度軟化した状態を
いう。本発明の記録法では、表面凹凸の激しい被
記録体に対しても印字濃度が均一で、切れのよい
良好な記録画像を得、しかも記録画像の修正が必
要な場合には、リフトオフによる修正を可能とす
るために、熱転写性インク層の温度が第4図bに
示す変化となるように制御した。このとき、熱転
写性インク層は、第4図bの時刻t2のときに、被
記録体に過度に浸透しないように適度な粘度、膜
強度を有すること、および時刻t3のときに加熱さ
れた部分と、加熱されない部分で膜強度に差のあ
ることが必要である。また、熱転写性インク層が
確実に被記録体に記録されるように、熱転写性イ
ンク層は加熱されることにより被記録体との接着
力が発現する成分と、支持体との接着力が減少す
る成分とを有することが必要である。 以上の観点から、本発明に好適に使用される熱
転写記録媒体は、使用環境温度の最大値よりも高
温で、転写開始温度よりも低い温度となるように
加熱された状態でサーマルヘツドにより記録が行
われたときに、熱転写性インク層の加熱された部
分が第6図のグラフAに示すような挙動をとるこ
とが好ましい。すなわち、時刻t3で熱転写性イン
ク層の膜強度がサーマルヘツドによる加熱前の状
態に復帰せずに所定値bは以下になつていること
が好ましい。時刻t3での膜強度が所定値よりも大
きくなつているとサーマルベツドで加熱された部
分と、加熱されない部分の性に明確な差がなくな
り、境界で切れにくくなる。 また、時刻t2でも熱転写性インク層の膜強度
は、所定の範囲(a′〜a)に入つていることが好
ましい。膜強度が所定範囲よりも大きいと溶融粘
度が大きくなり、被記録体への接着力が弱く転写
性に劣る。また、膜強度が所定範囲よりも小さい
と溶融粘度が小さく、熱転写性インクが過度に被
記録体に浸透し修正性に劣る。尚、第6図のt1,
t2及びt3は、第4図のt1,t2及びt3に対応してい
る。 グラフBは、時刻t2での膜強度が所定の範囲内
にあるが、時刻t3での膜強度が所定値よりも小さ
くなつている熱転写記録媒体の経時変化を示すも
ので、記録画像のエツジシヤープネスが悪い。 グラフCは、時刻t3での膜強度が所定値以下な
つているが、時刻t2での膜強度が所定値以下にな
つている熱転写記録媒体の経時変化を示すもの
で、記録画像は被記録体に過度に浸透したものと
なる。 また、使用環境温度の最大値よりも高く、転写
開始温度よりも低い温度に加熱することなく記録
を行つた場合に、グラフBの経時変化を示す記録
媒体を本発明の記録方法に使用よれば、経時変化
がB′のように変化し、修正後、画像品質ともに
優れた記録画像が得られる。 本発明の熱転写記録媒体の支持体2aとして
は、従来より公知のフイルムや紙をそのまま使用
することができ、例えばポリエステル、ポリカー
ボネート、トリアセチルセルロース、ポリフエニ
レンサルフアイド、ポリイミド等の比較的耐熱性
の良いプラスチツクのフイルム、セロハンあるい
は硫酸紙、コンデンサー紙などが好適に使用でき
る。支持の厚みは、熱転写に際して熱源として熱
ヘツドを考慮する場合には1〜1.5ミクロン程度
であることが望ましい。また熱ヘツドを使用する
場合に、熱ヘツドと接触する支持の表面に、シリ
コーン樹脂、ふつ素樹脂、ポリイミド樹脂、エポ
キシ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、アク
リル樹脂、ニトロセルロース等からなる耐熱性保
護層を設けることにより支持体の耐熱性を向上さ
せることができ、あるいは従来用いることのでき
なかつた支持体材料を用いることもできる。 また、熱転写性インク層を構成する材として
は、例えばカルナバワツクス、パラフインワツク
ス、サゾールワツクス、マイクロクリスタリンワ
ツクス、カスターワツクス等のワツクス類、ステ
アリン酸、バルミチン酸、ラウリン酸、ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸鉛、ステアリン
酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、バルミチン酸亜
鉛、メチルヒドロキシステアレーナ、グリセロー
ルモノヒドロキシステアレート等の高級脂肪酸あ
るいはその金属塩、エステル等の強誘体、ポリア
ミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂(例え
ばポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアマ
イド)、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルピロリド
ン等を始めとするビニル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂(例えば、塩化ビニル−塩化ビニリデン共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系重合体等)、
セルロース系樹脂(例えばメチルセルロース、エ
チルセルロース、カルボキシセルロース等)、ポ
リビニルアルコール系樹脂(例えばポリビニルア
ルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール等)、
石油系樹脂、ロジン誘導体、クマロン−インデン
樹脂、テルペン系樹脂、ノボラツク型フエノール
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフイン系
樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酸
化ポリオレフイン等)、ポリビニルエーテル系樹
脂、ポリエチレングリコール樹脂及びエラストマ
ー類、天然ゴム、スチレンブタジエニゴム、メチ
ルメタリレートブタジエン、アクリロントリルブ
タジエンゴム、イソプレンゴム等が挙げられ、こ
の中から上述した膜強度の挙動となるように適宜
組み合せてもちいられる。 熱転写性インク層2bの層構成は、特に限定す
るものではないが、サーマルヘツドにより加熱さ
れたときの被記録体への接着力と支持体2aから
の剥離のし易さの点から、熱転写性インク層は複
層の方が有利である。 特に、加熱されることにより支持体との接着力
が減少する成分をもつ層と、加熱されることによ
り被記録体との接着力が発現する成分をもつ層と
を設けて3層構成とすることが好ましい。 熱転写性インク層2bを3層構成とし場合(支
持体側から順に第1インク層、第2インク層及び
第3インク層とする)、第1インク層は、熱印加
により支持体との接着力を低下させて熱転写性イ
ンクを熱転写記録媒体から剥離する剥離機能をも
たせる。その為、第1インク層はワツクス、低分
子量酸化ポリエチレン、ポリプロピレン等ポリオ
レフインなどの非極性材料を主成分とするのが好
ましい。 また、接着力をコントロールするために、アク
リル樹脂、酢酸ビニル樹脂など極性材を添加して
も良い。 第2インク層は、着色機能と熱印加直後の膜強
度と、その後の膜強度の経時変化を左右する機能
を果し、第3インク層は熱印加部の紙に対する接
着性と、第2インク層と同様に熱印加直後の膜強
度と膜強度の経時変化を左右する機能を有する。 熱印加直後の膜強度をコントロールするには、
前述した材料群の中ら、材料の組成、凝集力、分
子量などを適宜変えることにより達成されるが、
良好な修正性を得る為には凝集力、分子量は高い
方が望ましい。また熱印加後の膜強度の経時変化
をコントロールするには、前述した材料群の中か
ら材の組成、結晶化度、凝集力、分子量などを適
宜変えることにより達成される。特に結晶化度の
高いものを用いて再結晶化する遅延時間を利用す
るのが望ましい。特に第2インク層及び第3イン
ク層には、オレフインを主成分としたポリマー材
料、例えば低分子量酸化ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタアクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体等、又ポリアミド、ポリエ
ステルなどが主成分として用いられる。 上述したように、本発明の記録方法で使用する
熱転写記録媒体の膜強度は所定の経時変化を示す
ことが好ましいが、膜強度の熱印加後の経時変化
を知る為には、次に詳細に述べる針入度計を利用
する事ができる。 第7図aに針入度計を示す。微小時間内での経
時的変化を知る為に、ここでは発熱素子61bを
備えたサーマルヘツド61を用いる。測定しよう
とする熱転写記録媒体62をテンシヨンによつて
発熱素子61bに押しつけてセツトする。接触針
63は、先端が80μφのステンレス製のもので、
記録媒体62の熱転写性インク層62aを押圧で
きる位置に設けられている。 接触針63は、フオスター電気(株)製ボイスコイ
ルアクチユエーター64の可動部であるプランジ
ヤー64aに固定されており、ボイスコイルアク
チユエーター64の駆動によつて所定の力で試料
を押圧する。又、板バネ66はボイスコイルの駆
動電流を調整したときに接触針63の先端が試料
表面位置で安定する様に取付けられている。プラ
ンジヤー64aの端部には鏡面反射板67が固定
されており、此の面の上下動変位をフオトニクス
社製微小位計M8500,M8530で測定する。この測
定値が接触針63の動作に対応する。 サーマルヘツド61の発熱素子61bの駆動パ
ルスと、ボイスコイルアクチユエーター64駆動
パルスの関係を第7図bに示す。VTPHは発熱素子
の駆動パルスを示す。試料の加熱条件によつて駆
動パルスのパルス高及び巾を調整するが、概
ねパルス高は10〜17Vで、パルス巾は0.5〜
2.0msec.が適当である。厚さ5〜10μの試料を100
〜120℃に加熱する場合、15Vのパルス高で
1msecのパルス巾が適である。 次に、測定手順を説明する。 ボイスコイル駆動電流の初期値(第7図
b)を前述した通り、板バネ、プランジヤー、
接触針等の負荷と平衡がとれ、接触針が試料表
面に軽く触れる程度の電流値に調整する。 コイル駆動電流パルス(但しはとは逆
方向電流)を印加して非加熱時の試料の針入度
に対応する接触針の変位量xを読取る。 パルス巾は約100msec.とする。 電流を大きくして接触針63を試料から離
して試料をずらす。 と同様の操作を行う。 上述した条件で発熱素子駆動パルスをサーマ
ルヘツドに印加し駆動パルス終端の時刻でコイ
ル駆動電流パルスを印加して、試料の加熱時
の針入度に対応する接触針の変位量yを読取
る。 〜の手順を繰返し|y−x|が最大とな
るコイル駆動電パルスを決定する。 上述した手順によつて|y−x|とコイル駆
動電流パルスの印加タイミングとの関係を
第7図cの様に知る。此の|y−x|を針入度
と定め、msec.オーダーの経時変化挙動を測定
する。 第8図に測定例を示す。試料1は本発明の熱転
写記録体に好適な材料の針入度の加熱後の経時変
化を示すもので、加熱パルス終了後20msec.に於
いても膜強度が小さい値を維持していることが針
入度から判る。又、試料2は不適なもので
2msec.に於いて既に針入度が試料1より小さい
値となり、9msec.には加熱前の値に復帰してい
る。以下に試料1及び2の概略を述べる。アラミ
ドベース(6μ厚)に試料1はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体エマルジヨン(ベースレジンMI15、
酢酸ビニルcont.28%)を約9μ厚に塗布したもの。
試料2は酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジ
ヨン(ベースレジン酢酸ビニルcont.86%)を約
6μ厚に塗布したものを用いた。 本発明の記録媒体に使用する着色剤としては、
カーボンブラツク、ニグロシン染料、ランプ黒、
スーダンブラツクSM、フアースト・エローG、
ベンジジン・エロー、ピグメンナ・エロー、イン
ドフアースト・オレンジ、イルガジン・レツド、
パラニトロアニリン・レツド、トルイジン・レツ
ド、カーミンFB、パーマネント・ボルドー
FRR、ピグメント・オレンジR、リソール・レ
ツド2G、レーキ・レツドC、ローダミンFB、
ローダミンBレーキ、メチル・バイオレツトBレ
ーキ、フタロシニンブルー、ピグメントブルー、
ブリリアント・グリーンB、フタロシアニングリ
ーン、オイルイエローGG、ジボン・フアースト
エローCGG、カヤセツトY963、カヤセツト
YG、スミプラスト・エローGG、ザボン・フア
ーストオレンジRR、オイル・スカーレツト、ス
ミプラストオレンジG、オラゾール・ブラウン
G、ザボンフアーストスカーレツトCG、アイゼ
ンスピロン・レツド・BEH、オイルピンクOP、
ビクトリアブルーF4R、フアーストゲンブルー
5007、スーダンブルー、オイルピーコツクブ
ルーなどの公知の染・顔料の1種又は2種以上を
使用することができる。 熱転写性インク層が3層構成の場合、着色剤は
第2インク層に含有させるのが好ましいが、第1
インク層あるいは第3インク層に含有されていて
もかまわない。 着色剤の含有率は3〜60%の範囲が好ましい。
3%よりも少ないと濃度が低く、60%よりも多い
と転写性が劣化する。 熱転写性インク層が3層構成の場合も、着色剤
の含有率は全インク層に対して上記範囲が好まし
い。熱転写性インク層の厚さとしては、1〜10μ
の範囲であるのが好ましく、更に好ましくは2μ
〜8μが良い。熱転写性インク層が3層構成の場
合も、全インク層の厚さは上記範囲が好ましい。
この場合、各層の厚さは0.1〜4μが好ましい。 本発明の熱転写記録媒体は、熱転写性インク層
となる塗工液を支持体上にアプリケーター、メイ
ヤーバーなどの塗工器具を用いて塗工した後、溶
媒ないしは分散媒を乾燥揮散させて得ることがで
きる。塗工液は、例えば前記した材料のエマルジ
ヨンに水溶性染料を溶解させたり、界面活性剤も
しくは水溶性樹脂と顔料をアトライター、サンド
ミル等の分散機を用いて分散させた顔料水分散液
を前記した材料のエマルジヨンと撹拌混合させて
作られる。あるいは前記した材料を溶剤に溶解な
いし分散させたものに、染料を溶解ないし分散さ
せたり、あるいは前記した材料を溶済に溶解ある
いは分散させたものに顔料を混合した後、アトラ
イターあるいはサンドミル等の分散機を用いて分
散させることにより作ることができる。 本発明の感熱転写材の平面形状は、特に制限さ
れるものではないが、一般にタイプライターリボ
ン状あるいはラインプリンター等に用いられる巾
広のチープ状などの形態で使用される。またカラ
ー記録のために何種類かの色調の熱転写性インク
をストライプ状あるいはブロツク状に塗り別けた
感熱転写材とすることもできる。 本発明の印字を修正する場合に用いられる修正
リボンは、支持体上に感熱接着層を積層したもの
である。修正リボンの支持体としては従来公知の
フイルムや紙をそのまま使用することができ、例
えばポリエステル、ポリカーボネイト、トリアセ
チルセルロース、ナイロン、ポリイミド等の比較
的耐熱性の良いプラスチツクのフイルム、セロハ
ンあるいは硫酸紙などが好適に使用される。支持
体の厚さは、熱源として熱ヘツドを考慮する場合
には2〜15ミクロン程度であることが望ましい
が、たとえばレーザー光等の熱源を使用する場合
には特に制限ない。また熱ヘツドを使用する場合
に、熱ヘツドと接触する支持体の表面に、シリコ
ーン樹脂、ふつ素樹脂、ポリイミド樹脂、エポキ
シ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、ニトロ
セルロース等からなる耐熱性保護層を設けること
により支持体の耐熱性を向上することができ、あ
るいは従来用いることのできなかつた支持体材料
を用いることもできる。 感熱接着層としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリイソブチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体等のオレフイ
ンの単独または共重合体あるいはこれらの誘導体
や、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン或
はアクリル系の感熱接着剤、またスチレン−イソ
ブチレン、スチレン−ブタジエン、スチレン−エ
チレン−ブチレン等のスチレン系ブロツク共重合
体などの単独または二種以上の物質を適宜混合し
てもよい。また、脂環族炭化水素、テルペン、ロ
ジン等の粘着付与剤やタルク、炭酸カルシウム等
の述填剤、酸化防止剤等の安定剤を配合してもよ
い。 感熱接着層の厚さとしては1μ〜20μとすること
が望ましい。1μ未満では修正しようとする記録
像と均一に接着せず、20μを越えると熱源からの
熱伝達が不利となるので好ましくない。 また、感熱接着力は常温では接着力を有さず、
加熱されたときのみ接着力を有するようにする。
特に60℃以上に加熱したときのみ接着力を有する
ように上記材料を調整することが好ましい。常温
で接着力を有すると、記録装置の設置環境によつ
て接着力の凝集力が低下するので好ましくない。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば熱転写性
インクは被記録体に過度に浸透することがないた
め、ラフ紙に対しても濃度が均一な記録画像が得
られる。しかも記録画像の修正が必要な場合には
リフトオフによる修正が可能である。 また、本発明によればサーマルヘツドにより加
熱終了後、熱転写性インク層の温度はなだらかに
降下するので、熱転写記録媒体と被記録体から剥
離する際に、熱転写性インク層の熱記録された部
分と熱記録されない部分との間に膜強度の差が生
じ、切れのない記録画像が得られる。 また、本発明の記録媒体は、印字過程で常に使
用環境温度以上に維持されているので、使用環境
温度の変動に影響されることがなく、優れた記録
画像が安定的に得られる。 更に、本発明によればサーマルヘツドの発熱素
子に印加するエネルギーが少なくてすみ、サーマ
ルヘツドの寿命を伸ばすことができる。 以下、実施例を用いて本発明を更に詳しく説明
する。 実施例 1
【表】
但し配合比率は固形分比率
支持体として6μPETフイルムを用い、この
PETフイルム上に第1インク層をアプリケータ
にて塗工乾燥させた。塗工量は1g/m2であつた。
次に第2インク層を上記固形分比で撹拌混合して
塗液を作成し第1インク層上に第1インク層と同
様にして塗工乾燥させた。塗工量は1.2g/m2であ
つた。 第2インク層と同様にして上記の第3インク層
を第2インク層上に塗工量1.4g/m2設けて本発明
の熱転写記録媒体を完成した。これを8mm巾にカ
ツトし第1図に示すサーマルプリンターを用いて
印字を行つた。サーマルヘツド3の基板3aを50
℃±3℃に制御し、240ドツト/ミリの密度で配
列された発熱素子に0.8msec.の巾で0.36w/ドツ
トの電力を印加し、ヘツドを50mm/secの速度で
走査してベツク平滑度2秒及び100秒の用紙に印
字した。印字結果は第1表に示した。 次に6μPETフイルム上にエチレン−酢酸ビニ
ルエマルジヨンを塗工量4g/m2設けた上に、コ
ロイダルシリカ層を0.2g/m2設けた修正テープを
用意した。このテープを用いて得られた記録画像
を第5図に示す方法により除去した。このときサ
ーマルヘツド3の各発熱素子には、0.12Wの電力
を1msec.の巾で給供した。サーマルヘツド3の
移動スピードは20mm/sec.であつた。この方法に
より、記録画像は痕跡なく除去することができ
た。修正結果は第1表に示した。 またIBM社製クワイアツトライター及びIBM
社製クワイアツトライター用リボンを用いて修正
を行つた。 この場合も、痕跡なく修正することができた。 本実施例で用いたサーマルヘツドの更に詳しい
正面図及び側面図を第9図a,bに示す。第10
図はサーマルヘツドの駆動回路のブロツク図であ
る。アルミ基板71上に電極配線されたセラミツ
ク基板72が接着されており、発熱素子列73が
端部より約200μの位置にある。 飽和温度60℃のポジスタ74を樹脂系接着剤で
アルミ基板71に固定した。 一方サーミスタ75をアルミ基板71の発熱素
子列73側に取付け、駆動IC76と共に樹脂で
封じた。 さて、外部接鈍端子77からポジスタ74に
20Vの電圧を印加すると、約20秒後にサーミスタ
75による検出温度は45℃となつた。此の時発熱
素子列付近のセラミツク基板71表面温度は約50
℃であつた。サーミスタ検出温度が45±2℃とな
る様にポジスタ駆動制御器(第10図)によつて
電流のオン・オフ制御を行つた。ポジスタに印加
する電流をオフにして続けても温度が上昇する場
合には、画像の太り等が発生するので、パルス巾
制御器(第10図)により発熱素子を駆動するパ
ルス巾を減じて補正を行う。 実施例 2
PETフイルム上に第1インク層をアプリケータ
にて塗工乾燥させた。塗工量は1g/m2であつた。
次に第2インク層を上記固形分比で撹拌混合して
塗液を作成し第1インク層上に第1インク層と同
様にして塗工乾燥させた。塗工量は1.2g/m2であ
つた。 第2インク層と同様にして上記の第3インク層
を第2インク層上に塗工量1.4g/m2設けて本発明
の熱転写記録媒体を完成した。これを8mm巾にカ
ツトし第1図に示すサーマルプリンターを用いて
印字を行つた。サーマルヘツド3の基板3aを50
℃±3℃に制御し、240ドツト/ミリの密度で配
列された発熱素子に0.8msec.の巾で0.36w/ドツ
トの電力を印加し、ヘツドを50mm/secの速度で
走査してベツク平滑度2秒及び100秒の用紙に印
字した。印字結果は第1表に示した。 次に6μPETフイルム上にエチレン−酢酸ビニ
ルエマルジヨンを塗工量4g/m2設けた上に、コ
ロイダルシリカ層を0.2g/m2設けた修正テープを
用意した。このテープを用いて得られた記録画像
を第5図に示す方法により除去した。このときサ
ーマルヘツド3の各発熱素子には、0.12Wの電力
を1msec.の巾で給供した。サーマルヘツド3の
移動スピードは20mm/sec.であつた。この方法に
より、記録画像は痕跡なく除去することができ
た。修正結果は第1表に示した。 またIBM社製クワイアツトライター及びIBM
社製クワイアツトライター用リボンを用いて修正
を行つた。 この場合も、痕跡なく修正することができた。 本実施例で用いたサーマルヘツドの更に詳しい
正面図及び側面図を第9図a,bに示す。第10
図はサーマルヘツドの駆動回路のブロツク図であ
る。アルミ基板71上に電極配線されたセラミツ
ク基板72が接着されており、発熱素子列73が
端部より約200μの位置にある。 飽和温度60℃のポジスタ74を樹脂系接着剤で
アルミ基板71に固定した。 一方サーミスタ75をアルミ基板71の発熱素
子列73側に取付け、駆動IC76と共に樹脂で
封じた。 さて、外部接鈍端子77からポジスタ74に
20Vの電圧を印加すると、約20秒後にサーミスタ
75による検出温度は45℃となつた。此の時発熱
素子列付近のセラミツク基板71表面温度は約50
℃であつた。サーミスタ検出温度が45±2℃とな
る様にポジスタ駆動制御器(第10図)によつて
電流のオン・オフ制御を行つた。ポジスタに印加
する電流をオフにして続けても温度が上昇する場
合には、画像の太り等が発生するので、パルス巾
制御器(第10図)により発熱素子を駆動するパ
ルス巾を減じて補正を行う。 実施例 2
【表】
【表】
但し上記配合比率は固形分比率
実施例1と同様の方法で第1インク層の0.8g/
m2、第2インク層1.1g/m2、第3インク層1.9g/
m2を順に塗工して本発明の熱転写記録媒体を作成
し、印字した。印字結果を第1表に示した。 次に実施例1と同様にして、上記印字を修正し
た。このときも、実施例1と同様痕跡なく修正す
ることができた。 修正結果は第1表に示した。IBM社製クワイ
アツトライター及びクワイアツトライター用リボ
ンを用いた場合も、痕跡なく修正することができ
た。 比較例 1 実施例1において、サーマルヘツド3の基板3
aをヒーター7で加熱することなく印字した。基
板3aの温度は28±5℃であつた。発熱素子に印
加するエネルギーは、実施例1の場合よりも約15
%増加させた。これは、印加エネルギーを実施1
と等しくすると、エネルギー不足で印字欠けが著
しいものとなるためである。印字後、修正テープ
を用いて実施例1と同様にして修正した。印結果
及び修正結果を第1表に示した。 この比較例で得られた印字は、印字エツジが激
しく蛇行し、しかも線幅が細く低品位のものであ
つた。 また、被記録体から印字を引剥しても完全に引
剥すことができず、引剥す前の印字が何であるか
判別できるものであつた。 比較例 2 実施例2において、サーマルヘツド3の基板3
aをヒーター7で加熱することなく印字した。基
板3aの温度は28±5℃であつた。発熱素子に印
加するエネルギーは、実施例2の場合よりも約15
%増加させた。これは、印加エネルギーを実施1
と等しくすると、エネルギー不足で印字欠けが著
しいものとなるためである。印字後、修正テープ
を用いて実施例2と同様にして修正した。印結果
及び修正結果を第1表に示した。 比較例 3 従来の熱転写記録媒体として、熱転写性インク
層がワツクスを主成分とする記録媒体を用いて印
字を行つた。熱転写性インク層の成分を以下に示
す。
m2、第2インク層1.1g/m2、第3インク層1.9g/
m2を順に塗工して本発明の熱転写記録媒体を作成
し、印字した。印字結果を第1表に示した。 次に実施例1と同様にして、上記印字を修正し
た。このときも、実施例1と同様痕跡なく修正す
ることができた。 修正結果は第1表に示した。IBM社製クワイ
アツトライター及びクワイアツトライター用リボ
ンを用いた場合も、痕跡なく修正することができ
た。 比較例 1 実施例1において、サーマルヘツド3の基板3
aをヒーター7で加熱することなく印字した。基
板3aの温度は28±5℃であつた。発熱素子に印
加するエネルギーは、実施例1の場合よりも約15
%増加させた。これは、印加エネルギーを実施1
と等しくすると、エネルギー不足で印字欠けが著
しいものとなるためである。印字後、修正テープ
を用いて実施例1と同様にして修正した。印結果
及び修正結果を第1表に示した。 この比較例で得られた印字は、印字エツジが激
しく蛇行し、しかも線幅が細く低品位のものであ
つた。 また、被記録体から印字を引剥しても完全に引
剥すことができず、引剥す前の印字が何であるか
判別できるものであつた。 比較例 2 実施例2において、サーマルヘツド3の基板3
aをヒーター7で加熱することなく印字した。基
板3aの温度は28±5℃であつた。発熱素子に印
加するエネルギーは、実施例2の場合よりも約15
%増加させた。これは、印加エネルギーを実施1
と等しくすると、エネルギー不足で印字欠けが著
しいものとなるためである。印字後、修正テープ
を用いて実施例2と同様にして修正した。印結果
及び修正結果を第1表に示した。 比較例 3 従来の熱転写記録媒体として、熱転写性インク
層がワツクスを主成分とする記録媒体を用いて印
字を行つた。熱転写性インク層の成分を以下に示
す。
【表】
支持体として厚さ6μのPETを用いた。熱転写
性インク層の厚さは5μであつた。印字は実施例
1で用いた記録装置で行つた。印字に際しては、
発熱素子に0.8msecの巾で0.36W/ドツトの電力
を印加した。被記録体としてはベツク平滑度2秒
の用紙を用いた。印字は、基板3aを加熱する場
合と、加熱しない場合の両方で行つた。基板3a
を加熱しない場合、サーミスタによる検出温度は
28±5℃であつた。基板3aを加熱した場合、サ
ーミスタによる検出は50±3℃であつた。 基板3aを加熱しないで印字したものは、カバ
レージが低く、しかも印字エツジが激しく蛇行し
た低品位のものであつた。また、基板3aを加熱
して印字したものは地汚れが生じ、基板3aを加
熱しないで印字したものよりも更に低品位のもの
であつた。 次に、この比較例による印字を修正テープを用
い、実施例1と同様にして引き剥した。 その結果、基板を加熱して得られた印字、基板
を加熱せずに得られた印字のどとらも印字をきれ
いに引き剥すことができず、修正が不可能であつ
た。
性インク層の厚さは5μであつた。印字は実施例
1で用いた記録装置で行つた。印字に際しては、
発熱素子に0.8msecの巾で0.36W/ドツトの電力
を印加した。被記録体としてはベツク平滑度2秒
の用紙を用いた。印字は、基板3aを加熱する場
合と、加熱しない場合の両方で行つた。基板3a
を加熱しない場合、サーミスタによる検出温度は
28±5℃であつた。基板3aを加熱した場合、サ
ーミスタによる検出は50±3℃であつた。 基板3aを加熱しないで印字したものは、カバ
レージが低く、しかも印字エツジが激しく蛇行し
た低品位のものであつた。また、基板3aを加熱
して印字したものは地汚れが生じ、基板3aを加
熱しないで印字したものよりも更に低品位のもの
であつた。 次に、この比較例による印字を修正テープを用
い、実施例1と同様にして引き剥した。 その結果、基板を加熱して得られた印字、基板
を加熱せずに得られた印字のどとらも印字をきれ
いに引き剥すことができず、修正が不可能であつ
た。
【表】
○ 非常に良い
× 著しく劣る
第1表にみられるとおり、本発明の熱転写記録
方法はラフ紙、平滑紙共に転写した画像に欠けが
なくエツジのシヤープネスが良好であつた。 しかも、修正した場合に消え残りがなく、修正
し易い印字であつた。 一方、比較例1及び2で印字及び修正性が悪か
つた。 このように本発明の記録方法及び熱転写記録媒
体を用いると、平滑紙はもちろんのこと、ラフ紙
に対しても良好な印字が得られかつ完全に修正出
来非常に有用である。
× 著しく劣る
第1表にみられるとおり、本発明の熱転写記録
方法はラフ紙、平滑紙共に転写した画像に欠けが
なくエツジのシヤープネスが良好であつた。 しかも、修正した場合に消え残りがなく、修正
し易い印字であつた。 一方、比較例1及び2で印字及び修正性が悪か
つた。 このように本発明の記録方法及び熱転写記録媒
体を用いると、平滑紙はもちろんのこと、ラフ紙
に対しても良好な印字が得られかつ完全に修正出
来非常に有用である。
第1図は本発明の方法を実施するための装置の
一例を示す平面図、第2図は第1図に示すサーマ
ルヘツドの周辺を拡大して示した部分図、第3図
a,bは熱転写性インク層の温度分布の一例を示
す図、第4図a,bは熱転写性インク層の温度変
化を示すグラフ、第5図は修正テープを用いて誤
印字を引き剥す方法を示す平面図、第6図は本発
明の記録媒体の膜強度の変化を示すグラフ、第7
図aは針入度計を示す図、第7図bは第7図aに
示す針入度計に印加する発熱素子駆動パルスとコ
イル駆動電パルスとを示す図、第7図c及び第8
図は第7図aに示す針入度計の測定結果を示すグ
ラフ、第9aはサーマルヘツドの一例を示す正面
図、第9図bは第9図aに示すサーマルヘツドの
側面図、第10図はサーマルヘツドの駆動回路の
ブロツク図。 1……被記録体、2……被記録体媒体、3……
サーマルヘツド、5……剥離位置、6……温度検
出素子、7……ヒーター、8……記録画像、9…
…修正テープ、43……バツクプラテン。
一例を示す平面図、第2図は第1図に示すサーマ
ルヘツドの周辺を拡大して示した部分図、第3図
a,bは熱転写性インク層の温度分布の一例を示
す図、第4図a,bは熱転写性インク層の温度変
化を示すグラフ、第5図は修正テープを用いて誤
印字を引き剥す方法を示す平面図、第6図は本発
明の記録媒体の膜強度の変化を示すグラフ、第7
図aは針入度計を示す図、第7図bは第7図aに
示す針入度計に印加する発熱素子駆動パルスとコ
イル駆動電パルスとを示す図、第7図c及び第8
図は第7図aに示す針入度計の測定結果を示すグ
ラフ、第9aはサーマルヘツドの一例を示す正面
図、第9図bは第9図aに示すサーマルヘツドの
側面図、第10図はサーマルヘツドの駆動回路の
ブロツク図。 1……被記録体、2……被記録体媒体、3……
サーマルヘツド、5……剥離位置、6……温度検
出素子、7……ヒーター、8……記録画像、9…
…修正テープ、43……バツクプラテン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録画信号に応じて駆動される発熱素子を有
するサーマルヘツドを用い、支持体上の熱転写性
インク層を加熱して、被記録体に記録画像を形成
する熱転写記録方法において、前記熱転写性イン
ク層を少なくとも、加熱されることにより被記録
体との接着力が発現する成分を含有する層と、加
熱されることにより支持体との接着力が減少する
成分を含有する層とで構成し、前記発熱素子を駆
動しない状態で、前記熱転写性インク層の温度
が、使用環境温度の最大値よりも高く、前記熱転
写性インク層の転写開始温度よりも低くなるよう
に前記熱転写性インク層に熱エネルギーを加え、
前記熱エネルギーを加えつつ前記サーマルヘツド
により前記熱転写性インク層を加熱して、前記熱
転写性インク層の加熱された領域の最高温度と最
低温度が、いずれも前記熱転写性インク層の転写
開始温度と前記転写開始温度より40℃高い温度と
の範囲内にあるようにして被記録体に記録を行う
ことを特徴とする熱転写記録方法。 2 記録画信号に応じて駆動される発熱素子を有
するサーマルヘツドを用い、支持体上の熱転写性
インク層を加熱して、被記録体に記録画像を形成
する熱転写記録方法において、前記熱転写性イン
ク層を少くとも、加熱されることにより被記録体
との接着力が発現する成分を含有する層と、加熱
されることにより支持体との接着力が減少する成
分を含有する層とで構成し、前記発熱素子を駆動
しない状態で、前記熱転写性インク層の温度が、
使用環境温度の最大値よりも高く、前記熱転写性
インク層の転写開始温度よりも低くなるように前
記熱転写性インク層に熱エネルギーを加え、前記
熱エネルギーを加えつつ前記サーマルヘツドによ
り前記熱転写性インク層を加熱して、前記熱転写
性インク層の加熱された領域の最高温度と最低温
度が、いずれも前記熱転写性インク層の転写開始
温度と前記転写開始温度より40℃高い温度との範
囲内にあるようにして被記録体に記録画像を形成
し、前記記録画像のうち誤つて形成された記録画
像を修正テープに接着させて引剥すことを特徴と
する熱転写記録方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61282320A JPS63134289A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 熱転写記録方法 |
| EP87830421A EP0269585B1 (en) | 1986-11-26 | 1987-11-24 | Thermal transfer recording method and thermal transfer recording medium |
| DE8787830421T DE3784143T2 (de) | 1986-11-26 | 1987-11-24 | Thermisches uebertragungsaufzeichnungsverfahren und thermisches uebertragungsaufzeichnungsmittel. |
| US08/475,417 US5529408A (en) | 1986-11-26 | 1995-06-07 | Thermal transfer recording method including preheating thermal transfer recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61282320A JPS63134289A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 熱転写記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134289A JPS63134289A (ja) | 1988-06-06 |
| JPH0478116B2 true JPH0478116B2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=17650873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61282320A Granted JPS63134289A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 熱転写記録方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5529408A (ja) |
| EP (1) | EP0269585B1 (ja) |
| JP (1) | JPS63134289A (ja) |
| DE (1) | DE3784143T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3728076A1 (de) * | 1987-08-22 | 1989-03-02 | Pelikan Ag | Verfahren zur herstellung eines thermofarbbandes fuer den thermotransferdruck und das danach erhaeltliche thermofarbband |
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| US5249062A (en) * | 1990-02-23 | 1993-09-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication using ink jet recorder with heat fusing device |
| US5457082A (en) * | 1994-12-21 | 1995-10-10 | Eastman Kodak Company | Thermal printing method |
| US5874981A (en) * | 1995-09-19 | 1999-02-23 | Eastman Kodak Company | Combined pulse-width and amplitude modulation of exposing laser beam for thermal dye transfer |
| EP1181409B1 (de) * | 1999-06-01 | 2004-01-14 | ARKWRIGHT Incorporated | Tintenstrahl-transfersysteme für dunkle textilsubstrate |
| CN101495319A (zh) * | 2005-04-06 | 2009-07-29 | 津克成像有限责任公司 | 多色热成像方法及用于该方法中的热成像构件 |
| JP5180061B2 (ja) | 2005-04-06 | 2013-04-10 | ズィンク イメージング エルエルシー | 多色感熱画像化方法およびサーマルプリンター |
| US8350877B2 (en) * | 2010-03-09 | 2013-01-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Print state detecting device for printed sheet surface, erasing apparatus, and print state detection method for printed sheet surface |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49126341A (ja) * | 1973-04-04 | 1974-12-03 | ||
| JPS5333158A (en) * | 1976-09-08 | 1978-03-28 | Fujitsu Ltd | Thermal transfer recorder |
| JPS54141650A (en) * | 1978-04-27 | 1979-11-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | Printer |
| JPS5627370A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-17 | Canon Inc | Driving device of thermal head |
| JPS5662171A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-27 | Canon Inc | Thermal printer |
| JPS5662170A (en) * | 1979-10-26 | 1981-05-27 | Canon Inc | Thermal head |
| JPS56127492A (en) * | 1980-03-12 | 1981-10-06 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Manufacture of heat-sensitive transfer recording material |
| US4547088A (en) * | 1980-06-26 | 1985-10-15 | International Business Machines Corporation | Correctable thermal transfer printing ribbon |
| US4376942A (en) * | 1980-12-01 | 1983-03-15 | Cubic Western Data | Thermal printing system |
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| JPS58131080A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-04 | Canon Inc | サ−マルプリンタ |
| US4636810A (en) * | 1982-04-28 | 1987-01-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Thermal printer |
| US4453839A (en) * | 1982-06-15 | 1984-06-12 | International Business Machines Corporation | Laminated thermal transfer medium for lift-off correction and embodiment with resistive layer composition including lubricating contact graphite coating |
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| JPS59169876A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-25 | Nec Corp | 熱転写記録装置 |
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1986
- 1986-11-26 JP JP61282320A patent/JPS63134289A/ja active Granted
-
1987
- 1987-11-24 EP EP87830421A patent/EP0269585B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-11-24 DE DE8787830421T patent/DE3784143T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 US US08/475,417 patent/US5529408A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
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| EP0269585A2 (en) | 1988-06-01 |
| JPS63134289A (ja) | 1988-06-06 |
| DE3784143T2 (de) | 1993-09-23 |
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| US5529408A (en) | 1996-06-25 |
| EP0269585A3 (en) | 1989-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |