JPH0478210B2 - - Google Patents

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JPH0478210B2
JPH0478210B2 JP61255022A JP25502286A JPH0478210B2 JP H0478210 B2 JPH0478210 B2 JP H0478210B2 JP 61255022 A JP61255022 A JP 61255022A JP 25502286 A JP25502286 A JP 25502286A JP H0478210 B2 JPH0478210 B2 JP H0478210B2
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JP
Japan
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region
concentration impurity
photovoltaic
transistor
single crystal
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JP61255022A
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JPS6399616A (ja
Inventor
Shigeo Akyama
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Publication of JPS6399616A publication Critical patent/JPS6399616A/ja
Publication of JPH0478210B2 publication Critical patent/JPH0478210B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は入力信号を発光ダイオードで光信号に
変換し、発光ダイオードと光結合された光起電力
ダイオードアレイで光信号を電気信号に変換し、
その電気信号によつて出力用の金属酸化膜半導体
電界効果トランジスタ(MOSFET)を駆動さ
せ、出力用接点信号を得るようにした光結合を用
いた固体リレー及びその製造方法に関するもので
ある。
(背景技術) 従来の固体リレーの原理図を第5図に示す。第
5図において、発光ダイオード1と、これに光結
合された光起電力ダイオードアレイ2と、抵抗性
インピーダンスを持たせる手段3a、及び、ゲー
ト絶縁形の電界効果トランジスタ(MOSFET)
3によつて、固体リレーが構成されている。
入力端子6−6′間に入力電流が流れると、光
起電力ダイオードアレイ2の両端に起電圧が発生
する。この電圧をMOSFET3のゲート・基板間
に印加し、MOSFET3の電流通電電極に接続さ
れた出力端子7−7′間のインピーダンスを著し
く異なる別の値に変化させる。以下、MOSFET
がnチヤンネルのエンハンスメントモードである
場合について説明する。
リレーの入力端子6−6′間に電流が流れると、
出力端子7−7′間がOFF状態からON状態に変
化し、機械的な可動部分を持たずに、電気機械的
なリレーと同じ作用をすることになる。ここで、
抵抗性インピーダンス3aはMOSFET3のゲー
ト・基板間の静電容量に蓄積された電荷を放電さ
せる働きを有するものであり、この抵抗性インピ
ーダンス3aが存在しないと、上記の回路例で入
力電流が切れたときに出力端子7−7′間をOFF
状態に戻すことができない。
しかし、入力端子6−6′間に電流を流し、リ
レーをON状態にしようとするときには、この抵
抗性インピーダンス3aの存在は、フオトダイオ
ードアレイ2の起電力をバイパスするする点から
好ましくない。リレー動作をさせるために要する
最低の入力電流、つまり、感動電流(Ion)を小
さくするためには、抵抗性インピーダンス3aの
値を大きく設定する必要があり、入力電流が切れ
てから出力端子7−7′間が復帰するまでの時間
Toffを短くするためには、抵抗性インピーダン
ス3aの値を小さく設定する必要があるという矛
盾が存在する点、及び、MOSFET3のゲート・
基板間の電圧は入力電流が感動電流(Ion)近傍
の電流域のときに入力電流に比例して変化するた
め、MOSFETの電流通電電極に接続された出力
端子7−7′間のインピーダンスがON状態と
OFF状態の中間的な位置で存在してしまうとい
う欠点がある(特開昭55−133132号公報)。
上記の問題点を解決した電界効果トランジスタ
の駆動回路の従来例を第6図に示す。
この回路において、入力端子6−6′間に入力
電流が流れると、発光ダイオード1が光信号を発
生し、この光信号により光起電力ダイオード2の
両端に起電圧が発生する。この電圧は電界効果ト
ランジスタ(MOSFET)3のゲート・基板間に
印加される。このとき、ダイオード4は出力用
MOSFET3のゲート・ソース間の静電容量を充
電する電流を流す。この瞬時に流れる電流により
NPNトランジスタ5aのベース・エミツタ間は
逆バイアスされる。また、入力電流が入力端子6
−6′間に定常的に流れている時には、ダイオー
ド4には電流が流れず、トランジスタ5aのベー
ス・エミツタ間のバイアス電圧はゼロとなる。つ
まり、トランジスタ5aはいずれにしてもオフ状
態である。光起電力ダイオード2の起電力は、こ
の状態において、出力用MOSFET3の閾値電圧
を越えて、MOSFET3をオンさせるような電圧
に設定されている。
入力電流が遮断されたときには、出力用
MOSFET3のゲート容量に蓄積されていた電荷
は、光起電力ダイオード2を介してトランジスタ
5aのベースからエミツタに流れて、トランジス
タ5aをオン状態とする。これによつて、出力用
MOSFET3のゲートに蓄積されていた電荷は光
起電力ダイオード2の順方向降下電圧と等しくな
るまで急速放電される。このとき、出力用
MOSFET3はオフ状態となるように、
MOSFET3の閾値電圧を設定しておく。したが
つて、MOSFET3のドレイン・ソース間に接続
されたリレー出力端子7−7′間は、入力端子6
−6′間の入力電流の遮断に伴い、瞬時に遮断状
態となる。
ところが、この回路の問題点として、出力用
MOSFET3のゲート蓄積電荷の放電は、光起電
力ダイオード2の順方向降下電圧までしか行なわ
れず、その後は緩慢な自然放電となるために、ご
く限定された範囲の閾値電圧及び高い増幅能力を
有する出力用MOSFETを使用しなければ期待す
るリレーの伝達特性を得ることができなかつた。
さらに、入力端子6−6′間に入力電流が流れて
いないときには、リレー出力端子7−7′間に大
きな電圧変化(dv/dt)が印加されると、出力
用MOSFET3のドレイン・ゲート間の寄生容量
を充電するミラー電流が流れてゲート電圧が上昇
し、誤つた瞬時点弧をしてしまうという問題があ
る(特開昭60−119124号公報)。
特開昭57−107633号公報に開示された回路にお
いては、電力用MOSFETのゲート・ソース間に
接続されたノーマリ・オン型の接合FETを第2
の光起電力ダイオードアレイを用いて駆動するこ
とにより、前記の問題点を解決しようとしている
が、第2の光起電力ダイオードアレイが必要とな
るので、コストアツプになるという欠点があり、
また、光起電力ダイオードアレイとFETとを2
段階組み合わせた構成となつているために、基本
的に高速動作が実現できないという欠点がある。
特開昭60−170322号公報に開示された回路は、
前述の特開昭60−119124号に係る従来例と非常に
類似した内容で、やはり電圧変化(dv/dt)に
よる瞬時点弧を防止するために別の回路(交流ク
ランプ回路)を付加しているために全体として回
路が複雑になるという欠点があり、また、一般的
にIC内に形成困難とされている高インピーダン
ス成分を含んでいることなどからコストアツプに
なるという欠点がある。
さらに、以上述べた従来例にあつては、いずれ
も入力電流が流れている場合の電力用MOSFET
のゲート・ソース間のサージ電圧に対する保護が
考慮されていないという問題がある。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、高速な動作が
可能で、感動電流近傍の入力電流域でも出力端子
間のインピーダンスを中間的な位置に存在させず
に電気機械的なリレーと同様なスナツプアクシヨ
ン動作を有し、入力電流が流れていないときのリ
レー出力端子への瞬時電圧変化の印加による瞬時
導通等の誤動作が少なく、また電力用MOSFET
のゲートを保護することができ、簡単な回路によ
り実現される固体リレーを提供すると共に、併せ
て、固体リレーの各素子のプロセス適合性を考慮
した構造により安価に駆動回路を1チツプ化でき
るようにした固体リレーの製造方法を提供するに
ある。
(発明の開示) 本発明に係る固体リレーを、第1図実施例につ
いて説明すると、入力信号に応答して光信号を発
生する発光ダイオード1のような発光素子と、前
記光信号を受光して光起電力を発生する光起電力
ダイオードアレイ2と、光起電力ダイオードアレ
イ2と直列的に接続されたインピーダンス要素た
るダイオード4と、前記光起電力を前記インピー
ダンス要素を介してゲート・基板間に印加されて
第1のインピーダンス状態から第2のインピーダ
ンス状態に変化する出力用MOSFET3と、出力
用MOSFET3のゲート・基板間に1対の通電電
極を接続され、前記インピーダンス要素と光起電
力ダイオードアレイ2との接続点に制御電極を接
続されて、光起電力ダイオードアレイ2による光
起電力の発生時に前記インピーダンス要素の両端
に生じる電圧にて高インピーダンス状態にバイア
スされるノーマリ・オン型の駆動用トランジスタ
5とを有して成るものである。
第1図は本発明の一実施例の回路図である。入
力端子6−6′間には、発光ダイオード(LED)
1が接続されている。光起電力ダイオードアレイ
2は、発光ダイオード1と光結合されており、後
述のように、誘電体分離基板上に構成されてい
る。入力端子6−6′間に入力電流が流れると、
発光ダイオード1が光信号を発生し、この光信号
により光起電力ダイオードアレイ2の両端に起電
圧が発生する。この起電圧は出力用のMOSFET
3のゲート・基板間に印加されると同時に、nチ
ヤンネルノーマリ・オン型の静電誘導型トランジ
スタ(SIT)又はnチヤンネル・デイプレツシヨ
ンモードの電界効果型トランジスタ(FET)よ
りなる駆動用トランジスタ5を介して流れる。し
たがつて、MOSFET3のゲート静電容量を充電
する電流と、トランジスタ5を介して流れる電流
が、インピーダンス要素としてのダイオード4を
介して流れる。このため、ダイオード4の端子間
電圧により駆動用トランジスタ5のゲートは負電
圧にバイアスされる。このバイアス電圧によりト
ランジスタ5が瞬時に高インピーダンス状態とな
る。したがつて、トランジスタ5の存在により出
力用のMOSFET3のゲート・基板間の充電動作
を遅延することはない。この動作により出力端子
7−7′間はインピーダンスの著しく異なる別の
値に変化する。ここで、ダイオード4は、第6図
従来例に示すダイオード4と比較すると、電流方
向を限定する働きを必要としない点でその機能が
基本的に異なり、単にインピーダンス要素として
使用している。
入力端子6−6′間に流す電流がトランジスタ
5のゲート遮断電圧(閾値)とインピーダンス要
素の電流電圧特性とによつて決定される必要値以
下の場合には、トランジスタ5はオン状態を維持
し出力端子7−7′間のインピーダンスは変化し
ない。この限界点を感動電流と呼び、固体リレー
として重要である。感動電流が存在しない場合、
つまり入力電流値により出力端子7−7′間のイ
ンピーダンス状態が連続的に大きく変化する場合
には、一般的にフオトカツプラと呼ばれ、LED
とフオトトランジスタによつて構成されている。
フオトカツプラは固体リレーのような出力側にお
けるON−OFFのスナツプアクシヨン動作が得ら
れない点が欠点である。感動電流値は光起電力ダ
イオードアレイ2及びゲート閾値電圧などによつ
ても変化する。
入力電流が入力端子6−6′間に定常的に流れ
ている場合には、駆動用トランジスタ5を介して
わずかな電流がインピーダンス要素としてのダイ
オード4に流れ、これによりトランジスタ5のゲ
ートが負電圧にバイアスされ、高インピーダンス
状態を維持する。ただし、トランジスタ5がSIT
である場合には、その不飽和特性(第7図参照)
により、出力用MOSFET3のゲートに、そのゲ
ートが絶縁破壊されるような高電圧サージが重畳
したときには低インピーダンス状態となり、
MOSFET3のゲートを保護する。この機能のみ
に関してはトランジスタ5はFETよりもSITの方
が良い。なお、第7図は本発明に用い得るSITの
ドレイン電圧とドレイン電流との関係を示す特性
図であり、パラメータVGはゲート・ソース間電
圧である。
入力端子6−6′間の入力電流が遮断された場
合には、光起電力ダイオードアレイ2の起電力が
なくなり、トランジスタ5及びダイオード4を介
して流れていた電流がなくなり、トランジスタ5
を高インピーダンス状態としていたゲートバイア
スがなくなり、トランジスタ5はオン状態に戻
る。このトランジスタ5を介してMOSFET3の
ゲート静電容量に蓄積された電荷が放電される。
このとき、ダイオード4には電流が流れないの
で、トランジスタ5のゲートは負電圧にバイアス
されず、トランジスタ5はオン状態を維持する。
したがつて、この放電動作はトランジスタ5のゲ
ート遮断電圧特性及びインピーダンス要素4にも
よるが、短時間(数十μs〜数百μs)で完了する。
もし、インピーダンス要素4が大きな値を有し、
トランジスタ5のゲート静電容量が問題となる場
合には、インピーダンス要素4と並列に新しい放
電路を形成することも可能である。
いずれにしても、MOSFET3のゲートの蓄積
電荷が放電されると、リレー出力端子7−7′間
は元のインピーダンス状態に戻る。
入力端子6−6′間に入力電流が流れていない
状態において、MOSFET3がエンハンスメント
モードである場合、リレー出力端子7−7′間に
大きな電圧変化(dv/dt)が印加されると、
MOSFET3のドレイン・ゲート間の寄生容量を
充電するミラー電流は、ノーマリ・オン型のSIT
又はデプレツシヨンモードのFETよりなる駆動
用トランジスタ5を介してMOSFET3の基板電
極に放電される。したがつて、誤つた瞬時点弧を
することはなく、駆動用トランジスタ5がゲート
のサージ保護回路としても働くものである。
また、トランジスタ5としてMOSFETを用
い、出力用のMOSFET3が大出力用のものであ
る場合、トランジスタ5のゲートを保護する目的
でMOSFET3のゲートと光起電力ダイオードア
レイ2の正電極との間にダイオードを介装し、ダ
イオードアレイ2に流れ込む電流を阻止すること
もできる。
トランジスタ5にSITを用いた場合には上記ダ
イオードアレイ2に流れ込む電流をダイオード4
で積極的にゲート・ソース間に流し、BSITモー
ドとして動作させ、MOSFET3のゲート・基板
間のインピーダンスをさらに減少させ、ミラー電
流の放電を速めることもできる。
第2図は第1図の回路の点線で囲まれた駆動回
路部分を1チツプ化した例である。このチツプに
は、出力用のMOSFET3のゲート・基板間に接
続される配線用のパツド9,9′が設けられてい
る。ダイオード4又はインピーダンス要素、及
び、駆動用トランジスタ5の部分は配線に用いる
アルミ膜10等で遮光されている。
第1図の回路例では、トランジスタ5をバイア
スするためのインピーダンス要素としてダイオー
ド4の順方向降下電圧を利用している。これは第
2図に示すように駆動回路を1チツプ化する場合
には抵抗器を形成するよりもダイオードを形成す
る方がチツプでの占有面積を縮小化することが可
能だからである。この点を譲歩すれば、第3図に
示すように、抵抗器8でインピーダンス要素Zを
形成することも可能である。また、トランジスタ
5のゲート遮断特性から大きな負電圧が必要とな
る場合には、ダイオードの直列接続又は第4図に
示すような抵抗器8とダイオード4の直列接続を
用いることも可能である。さらに、出力側に交流
電源を使用する場合には、出力用MOSFET3を
2個並列接続して使用することも可能である。第
2図に示すチツプの製造工程を第8図a〜fによ
り説明する。
(a) N型低濃度不純物単結晶シリコン基板11上
にエピタキシヤル結晶成長によりN型高濃度不
純物層12を成長させる。N型低濃度不純物単
結晶基板11は、比抵抗で数十Ωcm〜数百Ωcm
程度のものとし、N型高濃度不純物層12は比
抵抗で0Ωcmに近いもので、厚さは数十μm程度
のものとする。
(b) 上記基板のエピタキシヤル層の側に、周知の
半導体プロセスの手法により酸化膜(SiO2
を形成し、この酸化膜の所望の箇所を周知のフ
オトリソグラフイー技術及び酸化膜エツチング
技術によりエツチングし、その後、シリコン結
晶のアルカリ異方性エツチング液(代表的組成
はエチレンジアミン:パイロカテコール:水=
4.64モル%:4モル%:49.6モル%の混合液
で、この液を還流冷却器の付いたフラスコ内で
沸点(118℃)で使用する)により、異方性エ
ツチングを行ない、第8図bに示されるような
V字形の溝13を形成する。このV字形の溝1
3の深さは、低濃度不純物単結晶基板11内に
達するような深さとする。
(c) エピタキシヤル層と、V字形の溝13の形成
された側に、一般的な半導体プロセスにより、
N型高濃度拡散層14を、前記V字形の溝13
を含む全面に形成する。
(d) その後、表面にシリコン酸化膜(SiO2)よ
りなる絶縁膜15を形成する。このシリコン酸
化膜は、絶縁膜として使用されるものであるか
ら、その目的からSi3N4等であつてもよい。
(e) 絶縁膜15の上に、支持体となる多結晶シリ
コン層16を形成する。多結晶シリコン層16
の厚さとしては特に限定するものではないが、
単結晶基板11の厚さと同じぐらいにしてお
く。
(f) その後、低濃度不純物単結晶基板11の側か
ら、表面研摩を行ない、第8図eのPの部分を
研摩除去する。表面研摩は最初は粗いラツピン
グから入り、しだいに微細なものとなるように
して、最終段階ではポリシングによる鏡面仕上
げとする。
以上の工程により、絶縁膜15に包まれて多結
晶シリコン層16の上に島のように存在する複雑
の単結晶領域を含む誘電体分離基板が完成する。
各単結晶領域は、上部が低濃度不純物単結晶領域
で、下部及び側面が高濃度不純物を有する単結晶
領域となる。
V字形溝13の深さによつては、N型高濃度不
純物層12の成長を省略し、N型高濃度拡散層1
4のみで下部及び側面の高濃度不純物領域を形成
しても良い。この誘電体分離基板を用いて形成し
た光起電力ダイオードアレイ2の単位ダイオード
の平面形状を第9図aに示し、そのA−A′線に
ついての断面形状を第9図bに示した。第9図に
おいて、N型高濃度不純物層12は、ダイオード
のカソード領域となる。このカソード領域は、第
8図cの工程によるN型高濃度拡散層14及び表
面からのN型拡散領域17を介して電極用のアル
ミ配線部19に接続される。ダイオードのアノー
ド領域は表面からのP型拡散領域18により形成
され、アルミ配線部19′と接続される。これら
を直列に複数個接続して光起電力ダイオードアレ
イ2とする。この光起電力ダイオードアレイ2は
各々のダイオードが完全に絶縁分離されているの
で、P−N接合分離により形成したものとは異な
り、寄生成分によるリークがなく、高い電圧を発
生することができる。
第10図aは同様の誘電体分離基板を用いた静
電誘導型トランジスタ(SIT)の平面図である。
第10図bはそのB−B′線についての断面図で
ある。静電誘導型トランジスタのゲートとなるP
型拡散領域20は、低濃度不純物領域11の上表
面に形成されている。静電誘導型トランジスタの
ソースは、高濃度にN型不純物をドープした多結
晶シリコンにより形成される。その拡散領域21
の電極22は多結晶シリコンよりなり、この電極
22は第10図aに示されるアルミ配線部23と
接続される。P型拡散領域20の電極となるアル
ミ配線部24は、前記ソースと櫛形電極構成とな
つている。静電誘導型トランジスタのドレイン
は、高濃度不純物層12から第8図cの工程によ
るN型高濃度拡散領域14と表面からのN型拡散
領域とを介して電極用のアルミ配線部25と接続
される。
この静電誘導型トランジスタの部分及びインピ
ーダンス要素の部分はパツシベーシヨン膜26の
上から、通常チツプ上の配線形成などに用いてい
るアルミ膜10を用いて遮光した方が良い。
第2図に示すチツプに用いられる駆動用トラン
ジスタ5として接合型FETを用いた実施例にお
ける製造工程を第11図イ乃至ハに示す。
同図イの工程では、絶縁膜15の上に、P型半
導体単結晶領域28を有し、多結晶シリコン層1
6を支持体とする誘電体分離基板を形成する。次
に、同図ロの工程では、上記基板のFETを形成
する部分に選択的にN型エピタキシヤル層29を
形成する。さらに、同図ハの工程では、表面より
拡散したP型領域31及び基板のP型領域28
を、P型拡散領域33を介して表面で接続して、
接合型FETのゲートを形成する。N型領域32
はドレインとソースの電極形成用の拡散領域であ
り、電極30を付されている。SITを用いた実施
例の場合と同様に、FETの部分にもパツシベー
シヨン膜26の上から遮光用のアルミ膜10を施
す。なお、この実施例の場合には、光起電力ダイ
オードアレイ2の単位ダイオードとしては、第1
2図に示されるように、アノードとして基板のP
型領域28を用い、カソードとしてN型拡散領域
34を形成して、隣合う単位ダイオードのアノー
ドとカソードとをアルミ配線部35で順次直列に
接続したものなどが使用されるものである。な
お、第12図において、36はシリコン酸化膜で
ある。
(発明の効果) 上述のように、第1発明に係る固体リレーにあ
つては、ノーマリ・オン型の駆動用トランジスタ
を用いて、出力用のMOSFETのゲート蓄積電荷
を放電するようにしたので、高速な動作が可能で
あり、入力電流が流れていないときのリレー出力
端子への瞬時電圧変化の印加による瞬時導通等の
誤動作が少なく、また出力用MOSFETのゲート
を保護することができるという効果があり、駆動
用トランジスタのバイアス用に使用するインピー
ダンス要素として、ダイオードの順方向降下電圧
を用いることもでき、一般に集積回路上に形成し
にくい高インピーダンス要素を含むことなく、固
体リレーを構成することができ、チツプサイズの
縮小化が可能であり、リードリレーに代わる固体
リレーを簡単な回路で構成することができるとい
う効果がある。
また、第2発明に係る固体リレーの製造方法に
あつては、固体リレーの駆動回路を構成する光起
電力ダイオードアレイや駆動用トランジスタを形
成するための誘電体分離基板を製造する際に、低
濃度不純物単結晶半導体基板上に同一の導電型の
高濃度不純物エピタキシヤル成長層を形成し、前
記エピタキシヤル成長層の表面に分離用の溝を形
成し、前記溝を含む前記表面全体に同一の導電型
に高濃度不純物層を形成するようにしたから、高
濃度不純物単結晶層の上に低濃度不純物単結晶層
を有し、低濃度不純物単結晶層の側面には高濃度
不純物領域を有する複数の島状の領域を得ること
ができ、したがつて、各島状の領域に光起電力ダ
イオードアレイの各ダイオードや、駆動用トラン
ジスタ等を形成する際に、前記高濃度不純物単結
晶層を駆動用トランジスタのドレイン領域や、光
起電力ダイオードアレイのカソードの電極領域な
どとして用いることができ、且つ、これらを同時
に形成することができるので、製造が容易にな
り、製造コストが低減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る固体リレーの
回路図、第2図は同上に用いるチツプの平面図、
第3図は本発明の他の実施例の回路図、第4図は
本発明のさらに他の実施例の回路図、第5図は従
来例の回路図、第6図は他の従来例の回路図、第
7図は本発明の第1図実施例に用いる静電誘導型
トランジスタの特性を示す図、第8図a乃至fは
本発明の第1図実施例に用いる誘電体分離基板の
製造工程説明図、第9図aは同上に用いる光起電
力ダイオードアレイの要部拡大平面図、第9図b
は第9図aのA−A′線についての断面図、第1
0図aは同上に用いる駆動用トランジスタの平面
図、第10図bは第10図aのB−B′線につい
ての断面図、第11図イ乃至ハは本発明の他の実
施例に用いる電界効果トランジスタの製造工程説
明図、第12図は同上に実施例に用いる光起電力
ダイオードアレイの要部断面図である。 1は発光ダイオード、2は光起電力ダイオード
アレイ、3は出力用MOSFET、4はダイオー
ド、5は駆動用トランジスタ、6,6′は入力端
子、7,7′は出力端子、8は抵抗器、11は低
濃度不純物単結晶基板、12は高濃度不純物層、
13は溝、14はN型高濃度拡散層、15は絶縁
膜、16は多結晶シリコン層である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号に応答して光信号を発生する発光素
    子と、前記光信号を受光して光起電力を発生する
    光起電力ダイオードアレイと、光起電力ダイオー
    ドアレイと直列的に接続されたインピーダンス要
    素と、前記光起電力を前記インピーダンス要素を
    介してゲート・基板間に印加されて第1のインピ
    ーダンス状態から第2のインピーダンス状態に変
    化する出力用MOSFETと、出力用MOSFETの
    ゲート・基板間に1対の通電電極を接続され、前
    記インピーダンス要素と光起電力ダイオードアレ
    イとの接続点に制御電極を接続されて、光起電力
    ダイオードアレイによる光起電力の発生時に前記
    インピーダンス要素の両端に生じる電圧にて高イ
    ンピーダンス状態にバイアスされるノーマリ・オ
    ン型の駆動用トランジスタとを有して成ることを
    特徴とする固体リレー。 2 駆動用トランジスタはノーマリ・オン型の静
    電誘導型トランジスタであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の固体リレー。 3 駆動用トランジスタはデプレツシヨンモード
    の電界効果型トランジスタであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の固体リレー。 4 インピーダンス要素は、1個の抵抗器又は2
    個以上の抵抗器の直列回路より成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項または第
    3項記載の固体リレー。 5 インピーダンス要素は、ダイオード又は他の
    能動素子と抵抗器との直列回路又は並列回路より
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項または第3項記載の固体リレー。 6 光起電力ダイオードアレイの一方の電極にダ
    イオードの一端を接続し、他方の電極に前記イン
    ピーダンス要素の一端を接続し、光起電力ダイオ
    ードアレイの光起電力が出力用MOSFETのゲー
    ト・基板間に印加されるように前記ダイオードの
    他端と前記インピーダンス要素の他端との間に、
    出力用MOSFETのゲート・基板間を接続して成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    5項のいずれか1項に記載の固体リレー。 7 低濃度不純物単結晶半導体基板上に同一の導
    電型の高濃度不純物層を形成し、前記高濃度不純
    物層の表面から前記基板に達する深さの分離用の
    溝を形成し、前記溝を含む前記表面全体に前記同
    一の導電型の高濃度不純物層を形成し、その後、
    前記表面全体を絶縁膜で覆い、前記絶縁膜の上に
    支持体層を形成し、前記低濃度不純物単結晶基板
    側から前記溝による絶縁分離が行なわれるまで表
    面研摩を行なつて、前記絶縁膜により電気的に絶
    縁分離された高濃度不純物単結晶層の上に低濃度
    不純物単結晶層を有し、低濃度不純物単結晶層の
    側面には高濃度不純物領域を有する複数の島状の
    単結晶領域を支持体層の上に有する誘電体分離基
    板を形成し、前記島状の単結晶領域に、光結合固
    体リレーの出力部を構成する出力用MOSFETの
    ゲート・基板間印加電圧を得るための光起電力ダ
    イオードアレイの各ダイオードと、前記光起電力
    ダイオードアレイの両電極と前記MOSFETのゲ
    ート・基板間との間に接続されるインピーダンス
    要素と、前記MOSFETのゲート・基板間に接続
    され、前記インピーダンス要素に流れた電流によ
    る降下電圧によつて高インピーダンス状態にバイ
    アスされるノーマリ・オン型の駆動用トランジス
    タとを形成し、光結合固体リレーの入力部を構成
    する発光素子を前記光起電力ダイオードアレイに
    光学的に結合されるように配置することを特徴と
    する固体リレーの製造方法。 8 前記駆動用トランジスタは、前記島状に分離
    された領域におけるN型の導電性を有する低濃度
    不純物単結晶層に、ゲート領域となるP型の導電
    性領域と、ソース領域となる高濃度N型導電性領
    域とを形成し、前記島状に分離された低濃度不純
    物単結晶層の下面及び側面に形成されたN型の高
    濃度不純物領域をドレイン領域とする静電誘導型
    のトランジスタとして形成されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載の固体リレーの製造
    方法。 9 前記光起電力アレイの各ダイオードは、島状
    に分離されたN型の導電性を有する低濃度不純物
    単結晶層の表面にカソード領域となる部分を除い
    てアノード領域となるP型導電性領域を形成し、
    カソード領域は前記低濃度不純物単結晶層の下面
    及び側面に形成したN型の高濃度不純物領域を用
    いて形成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項記載の固体リレーの製造方法。 10 前記駆動用トランジスタは、前記島状に分
    離された領域におけるN型の導電性を有する低濃
    度不純物単結晶層に、ゲート領域となるP型の導
    電性領域と、ソース領域となる高濃度N型導電性
    領域とを形成し、前記島状に分離された低濃度不
    純物単結晶層の下面及び側面に形成されたN型の
    高濃度不純物領域をドレイン領域とする静電誘導
    型のトランジスタとして形成され、前記光起電力
    アレイの各ダイオードは、島状に分離されたN型
    の導電性を有する低濃度不純物単結晶層の表面に
    カソード領域となる部分を除いてアノード領域と
    なるP型導電性領域を形成し、カソード領域は前
    記低濃度不純物単結晶層の下面及び側面に形成し
    たN型の高濃度不純物領域を用いて形成され、前
    記静電誘導型のトランジスタのドレイン領域に前
    記光起電力ダイオードアレイに正電極を接続し、
    ソース領域に前記インピーダンス要素となるダイ
    オードのアノードを接続し、該ダイオードのカソ
    ードを拡散抵抗の一端に接続し、拡散抵抗の他端
    を前記静電誘導型のトランジスタのゲート領域に
    接続し、この接続点に前記光起電力ダイオードア
    レイの負電極を接続するように配線し、前記静電
    誘導型トランジスタのドレイン及びソースを出力
    用の電極パツドと接続し、前記静電誘導型トラン
    ジスタ部及び前記インピーダンス要素部に遮光手
    段を設けることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項記載の固体リレーの製造方法。
JP61255022A 1986-03-24 1986-10-27 固体リレ−及びその製造方法 Granted JPS6399616A (ja)

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