JPH047848Y2 - - Google Patents

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JPH047848Y2
JPH047848Y2 JP6858886U JP6858886U JPH047848Y2 JP H047848 Y2 JPH047848 Y2 JP H047848Y2 JP 6858886 U JP6858886 U JP 6858886U JP 6858886 U JP6858886 U JP 6858886U JP H047848 Y2 JPH047848 Y2 JP H047848Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、部品を相手部材の部品圧入部へ圧入
する部品圧入装置に係わり、特に、部品を保持押
圧する圧入ヘツドの一往復のみの動作で、この部
品を相手部材の部品圧入部へ圧入するようにした
部品圧入装置に関する。
〔従来の技術〕
車両用のトランスミツシヨン、デフアレンシヤ
ル等の回転機器の軸受部には、この軸受部への異
物の進入阻止および潤滑剤のモレ防止のためのオ
イルシールが圧入されている。
また、車両用エンジンのシリンダブロツクにお
いては、加工の都合上シリンダブロツクに開口さ
せた孔に、この孔を塞ぐ封止栓が圧入嵌合されて
いる。
これらオイルシール、封止栓等の部品は、一般
には、シリンダを用いて自動的に相手部材の部品
圧入部へ圧入嵌合されている。
従来、これらオイルシール、封止栓等の部品を
自動的に相手部材の部品圧入部へ圧入する部品圧
入装置としては、第11図に示すように、オイル
シールを回転機器の軸受部に圧入する部品圧入装
置が考えられている。
第11図において、符号50は圧入すべき部品
であるオイルシール、符号51はこのオイルシー
ル50が圧入される相手部材であるエンジン部
品、符号52は前記オイルシール50を、エンジ
ン部品51のオイルシール圧入部51aへ圧入す
る部品圧入装置である。
この部品圧入装置52は、前記オイルシール5
0を保持し、前記エンジン部品51のオイルシー
ル圧入部51aへ圧入嵌合させる部品圧入手段5
3と、この部品圧入手段53の圧入作動域へオイ
ルシール50を送給する部品供給装置54と、こ
の部品供給装置54へオイルシール50を順次供
給する部品供給マガジン55とで構成されてい
る。
そして、前記部品供給装置54の部品搬送バー
56が、この部品搬送バー56に穿設された部品
収容凹部56aに、前記部品供給マガジン55よ
りオイルシール50を受け取り、搬送シリンダ5
7により、矢印Pの方向へ押されてこのオイルシ
ール50を、前記部品圧入手段53の圧入ヘツド
58の真下へ送給すると、この圧入ヘツド58が
圧入シリンダ59により、矢印Qの方向へ下降す
る。
この圧入ヘツド58は、その先端の部品保持部
58aが送給されてきた前記オイルシール50の
内側へ入り込んだ位置で、停止する。
この時、前記圧入ヘツド58は、その先端の部
品保持部58aで、オイルシール50を保持して
おり、この後、前記圧入ヘツド58は、オイルシ
ール50を保持したまま、矢印Rの方向へ一旦上
昇後退し、原位置に戻る。
前記圧入ヘツド58が、オイルシール50を保
持したまま上昇すると、前記部品供給装置54の
部品搬送バー56が矢印Sの方向へ後退して、原
位置に戻り、前記部品供給マガジン55より次の
オイルシール50の受け取る。
この部品供給装置54の部品搬送バー56が後
退すると、前記部品圧入手段53の圧入ヘツド5
8は、再び矢印Tの方向へ下降し、保持している
オイルシール50を、エンジン部品51のオイル
シール圧入部51aへ、押し込んで嵌合させる。
前記部品圧入手段53が、オイルシール50を
フロントリテーナ51へ圧入し終わると、この部
品圧入手段53の圧入ヘツド58は、再度矢印U
の方向へ上昇後退し、原位置へ戻つて圧入動作の
一サイクルが終了する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の部品圧入装置52の部品供
給装置54は、オイルシール50を、このオイル
シール50が通過できない底を有する部品収容凹
部56aで受けているので、圧入ヘツド58が、
下降途中でオイルシール50を保持した後、停止
せずに、そのまま下降動作を続けることが出来な
い。
それゆえ、この圧入ヘツド58を、前記オイル
シール50を保持する位置で一度停止させ、オイ
ルシール50を保持した後、一旦上昇させて、前
記部品搬送バー56を後退させた後、再度この圧
入ヘツド56を、圧入のため下降させなければな
らない。
そのため、圧入作業に時間がかかるとともに、
所定位置での位置決め精度の確保、および二段動
作を行わせるための複雑な制御回路が必要であつ
た。
さらに、前記圧入シリンダ59に供給される圧
力流体の温度条件により、この圧入シリンダ59
で駆動される圧入ヘツド56の移動ストローク
が、変化して、その停止位置が狂うことがある。
そして、この圧入ヘツド56の移動ストローク
が規定の値よりも大きいと、圧入ヘツド56で前
記部品搬送バー56を変形させてしまい、以降の
動作を阻害すると云う問題があつた。
逆に、この圧入ヘツド56の移動ストロークが
規定の値よりも小さいと、オイルシール50が圧
入ヘツド56に正しい姿勢で保持されず、途中で
落下したり、傾いて圧入され、後工程での手直し
作業に時間をとられると云う問題があつた。
従つて、本考案の目的は、部品圧入装置の圧入
ヘツドの一回の下降動作で、部品を確実に相手部
材の部品圧入部へ圧入できるようにすることがあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は、圧入ヘツドに、部品を押し
付けて保持させた後、この圧入ヘツドを、相手部
材の部品圧入部へ向けて圧入移動させることを特
徴とする。
具体的には、部品を相手部材の部品圧入部へ圧
入する部品圧入装置であつて、供給される前記部
品を保持する圧入ヘツドと、この圧入ヘツドを前
記相手部材の部品圧入部に向けて圧入移動させる
圧入アクチユエータと、前記圧入ヘツドへ供給す
る前記部品を載置して保持する部品保持部材と、
この部品保持部材を前記圧入ヘツドの移動方向と
同一の方向に摺動自在に支持する部品搬送バー
と、この部品搬送バーを前記圧入ヘツドの移動軌
跡と交差する方向へ搬送移動させる搬送アクチユ
エータと、この搬送アクチユエータと前記部品搬
送バーとを所定の距離だけ互いに相対移動可能に
連結する搬送移動伝達部材と、前記部品搬送バー
を前記圧入ヘツドの移動軌跡へ向けて付勢する搬
送移動付勢部材と、前記部品保持部材に載置保持
された部品が前記圧入ヘツドに保持される部品の
移動軌跡と重なる位置で前記部品搬送バーの搬送
移動を止める搬送バー停止部材と、前記搬送アク
チユエータの搬送移動の作動に連動して前記部品
保持部材を前記圧入ヘツドへ向けて進退動させ前
記圧入ヘツドに前記部品を押し付ける保持部材押
圧手段とからなることを特徴とする。
〔作用〕
本考案の部品圧入装置においては、部品搬送バ
ーの部品保持部材に載置保持された部品が、搬送
アクチユエータにより、圧入ヘツドに保持される
部品の移動軌跡と重なる位置へ搬送された後、さ
らに、この搬送アクチユエータの動きに連動し
て、前記圧入ヘツドへ向けて押圧移動させられ
て、この圧入ヘツドに押し付けられて保持され
る。
この圧入ヘツドが、前記部品保持部材から押し
付けられた前記部品を保持した後、相手部材の部
品圧入部へ向けて圧入移動させられ、この一回の
圧入移動のみで、前記部品を相手部材の部品圧入
部に圧入する。
〔実施例〕
次に、本考案に係わる部品圧入装置の一実施例
を、圧入すべき部品としてオイルシールを例にと
つて、第1図乃至第10図を参照しながら説明す
る。
第1図は部品圧入装置の側面視の部分断面図で
あつて原位置状態、第2図は第1図の部品圧入装
置の正面視の部分断面図、第3図は第1図の部品
圧入装置の背面図、第4図は第1図の部品圧入装
置の平面図、第5図は第1図の部品圧入装置の側
面図を示す。
第6図は部品圧入装置の側面視の部品断面図で
あつて、部品搬送バーが前進し、部品保持部材に
載置されているオイルシールが圧入ヘツドの真下
の位置へ搬送された状態を示す。
第7図は部品圧入装置の側面視の部分断面図で
あつて、オイルシールが圧入ヘツドに押し付けら
れて保持された状態を示す。
第8図は、部品圧入装置の側面視の部分断面図
であつて、オイルシールが圧入ヘツドに保持され
た後、部品圧入装置11が下降した状態を示す。
第9図は部品圧入装置の側面視の部分断面図で
あつて、オイルシールが圧入ヘツドに保持された
後、部品搬送バーが原位置へ戻つた状態を示す。
最後に、第10図は部品圧入装置の側面視の部
分断面図であつて、オイルシールが圧入ヘツドに
より相手部材の部品圧入部に圧入された状態を示
す。
第1図において、符号1は圧入すべき部品であ
るオイルシール、符号2はこのオイルシール1が
圧入される相手部材であるエンジン部品、符号2
aはこのエンジン部品2の部品圧入部であるオイ
ルシール圧入部2a、符号3はこのエンジン部品
2のオイルシール圧入部2aへ前記オイルシール
1を圧入する本考案の一実施例に係わる部品圧入
装置である。
この部品圧入装置3は、大きく分けて、以下の
四つの装置または手段から成つている。
すなわち、この部品圧入装置3は、前記オイル
シール1を保持し、前記エンジン部品2のオイル
シール圧入部2aに圧入嵌合させる部品圧入手段
4と、この部品圧入手段4へ前記オイルシール1
を送給する部品供給装置5と、この部品供給装置
5に着脱可能に設置されこれに前記オイルシール
1を順次供給する部品供給マガジン6と、前記エ
ンジン部品2が載置位置決めされるとともに前記
部品圧入手段4および部品供給装置5が固定され
た本体ベース7とから構成されている。
以下、第1図を主体に説明を進め、特に、断り
の無い限り、同第1図を参照して説明する。
先ず、部品圧入装置3を構成する前記四つの装
置の中の前記部品圧入手段4は、前記本体ベース
7に図示してない固定部材で固定された圧入アク
チユエータである圧入シリンダ8と、この圧入シ
リンダ8より突出するピストンロツド9の先端に
固定され、前記エンジン部品2のオイルシール圧
入部2aへ向けて進退動させられる圧入ヘツド1
0とからなつている。
この圧入ヘツド10の先端には、前記オイルシ
ール1の内径より僅かに大きい外径を有する円形
の部品保持部10aが突出形成されている。
そして、この圧入ヘツド10の部品保持部10
aは、前記オイルシール1の内面に嵌合し、この
部品保持部10aの外周面と前記オイルシール1
の内面との嵌合面の摩擦力で、このオイルシール
1を保持する。
次に、部品圧入装置3を構成する前記の四つの
装置の中、本実施例の中核をなす前記部品供給装
置5は、以下の部材からなつている。
すなわち、この部品供給装置5は、オイルシー
ル1を載置して保持する部品保持部材11と、こ
の部品保持部材11を前記部品圧入手段4の圧入
ヘツド10の移動方向と同一の方向に摺動自在に
支持する部品搬送バー12と、この部品搬送バー
12を前記圧入ヘツド10の移動軌跡と交差する
方向に摺動自在に支持する第2図乃至第4図の一
対のガイドフレーム13,14と、前記部品搬送
バー12を搬送移動させる搬送アクチユエータで
ある搬送シリンダ15と、この搬送シリンダ15
と前記部品搬送バー12とを互いに相対移動可能
に連結する駆動力伝達部材である搬送シリンダ取
付プレート16と、前記搬送シリンダ15の動き
に連動して前記部品保持部材11を前記圧入ヘツ
ド10へ向けて進退動させる保持部材押圧手段1
7とからなつている。
ここで、順不同になるが、部品供給装置5の前
記一対のガイドフレーム13,14は、第2図乃
至第4図に示すように、互いに対向し、かつ、互
いの間隔が前記部品搬送バー12の幅よりも狭く
なるようにして、前記本体ベース7に立設されて
いる。
そして、この一対のガイドフレーム13,14
の上端部には、第2図及び第3図に示すように、
前記部品搬送バー12を載置して摺動自在に支持
するガイド用段部13a,14aが、形成されて
いる。
このガイド用段部13a,14aは、前記第2
図及び第3図に示すように、その上下方向の深さ
が前記部品搬送バー12の厚みに等しく、対向す
る互いの面の間隔が前記部品搬送バー12の幅に
略等しくされている。
さらに、この一対のガイドフレーム13,14
の上端面には、第2図及び第3図に示すように、
マガジン取付プレート18が設置され、第2図、
第4図及び第5図に示すボルト19により固定さ
れている。
そして、このマガジン取付プレート18は、第
2図及び第3図に示すように、前記一対のガイド
フレーム13,14とで、部品供給装置5の枠組
を構成するとともに、前記部品搬送バー12の上
部ガイド面として作用する。
このマガジン取付プレート18には、第1図に
戻つて、オイルシール1の外径より幾分大きめの
径を有する部品通過孔18aが、貫通形成されて
いる。
部品供給装置5の前記部品保持部材11は、一
端にオイルシール1を一個だけ収容する部品収容
凹部11aが穿設されたカツプ状の部品収容フラ
ンジ部11bと、このカツプ状の部品収容フラン
ジ部11bに延設する円柱形のロツド部11cと
からなつており、このロツド部11cの先端に、
大径のワツシヤ20が、六角ボルト21により固
定されている。
部品供給装置5の前記部品搬送バー12の前方
上面には、前記部品保持部材11の部品収容フラ
ンジ部11bの外径と軸方向厚みに、略等しい内
径と深さを有するフランジ収容穴12aが、穿設
され、さらに、このフランジ収容穴12aに連続
して、部品保持部材11のロツド部11cが摺動
自在に遊嵌される保持部材ガイド孔12bが、こ
の部品搬送バー12の下の面まで、貫通形成され
ている。
そして、この部品搬送バー12の前記フランジ
収容穴12aおよび保持部材ガイド孔12bに、
前記部品保持部材11が収められ、そのロツド部
11cが、部品搬送バー12の下面より突出して
いる。
さらに、前記ロツド部11cを囲むようにし
て、この部品搬送バー12の下面と前記部品保持
部材11の下部のワツシヤ20との間に、コイル
スプリング22が介装され、このコイルスプリン
グ22により、前記部品保持部材11が、図面で
下方向に付勢されている。
そして、前記保持部材ガイド孔12b近傍の部
品搬送バー12の下面には、第2図に示すような
先端が二股に分かれたローラーフレーム取付ブラ
ケツト23が、垂設され、ソケツトボルト24に
より、部品搬送バー12に固定されている。
第2図に示すように、このローラーフレーム取
付ブラケツト23の先端の二股部分の間には、両
方の先端が二股に分かれるローラーフレーム25
が収められ、第1図にも示すように、ローラーフ
レーム取付ピン26により、このローラーフレー
ム取付ブラケツト23に、回動自在に軸支されて
いる。
同じく、第2図に示すように、このローラーフ
レーム25の両端のそれぞれの二股部分の間に
は、第1図にも示す押圧ローラー27および被駆
動ローラー28が収められ、それぞれ、ローラー
支持ピン29および30で、回動自在に軸支され
ている。
なお、これら押圧ローラー27および被駆動ロ
ーラー28が取り付けられたローラーフレーム2
5の重心は、その回転軸より被駆動ローラー28
側に偏位しており、フリー状態で、このローラー
フレーム25は、前記被駆動ローラー28が下方
にくるように、第1図にて時計回りに回動しよう
としている。
さらに、部品供給装置5の前記部品搬送バー1
2の後端部には、第4図及び第5図にも示すよう
に、この部品搬送バー12の摺動方向と平行に、
第4図の一対の円柱状のガイド棒31が、螺合固
定されている。
また、この部品搬送バー12の後方の下面に
は、第1図に示すように、ストツパブラケツト3
2が固定され、このストツパブラケツト32に、
搬送バー前進位置ストツパボルト33が、部品搬
送バー12と並行して螺合している。
前記部品供給装置5の一対のガイドフレーム1
3,14の中の一方のガイドフレーム13内側の
垂直面には、搬送バー停止部材である搬送バー前
進位置固定ストツパ34が、固定ストツパ締付ボ
ルト35が固定されている。
そして、搬送バー停止部材であるこの搬送バー
前進位置固定ストツパ34に、前記搬送バー前進
位置ストツパボルト33が当接することにより、
前記部品保持部材11に載置保持されたオイルシ
ール1と前記圧入ヘツドに保持されるオイルシー
ル1の移動軌跡とが重なる位置で、前記部品搬送
バー12の搬送移動が止められる。
第2図及び第3図に示すように、前記一対のガ
イドフレーム13,14の間には、前記部品搬送
バー12の駆動を行う前記搬送シリンダ15が、
前記本体ベース7に、第1図にも示すように固定
されている。
そして、この搬送シリンダ15より突出するピ
ストンロツド36の先端が、前記搬送シリンダ取
付プレート16の下部に螺合固定されている。
この搬送シリンダ取付プレート16の上下方向
の中間部に、前記保持部材押圧手段を構成するカ
ム板37が、前記部品搬送バー13の前進方向と
平行に垂設され、第3図乃至第5図にも示すカム
板取付ボルト38で固定されている。
このカム板37は、移動方向へ長く、その先端
には、移動方向に対し斜めのカム面37aが形成
され、このカム面37aが前記被駆動ローラー2
8に当接することにより、前記カム板37が、こ
の被駆動ローラー28を、第1図にて下方向に押
し下げ、前記ローラーフレーム25を、図面にて
時計周りに回動させる。
さらに、前記搬送シリンダ取付プレート16の
上部には、前記部品搬送バー12のガイド棒31
の外径に略等しい内径のガイド棒摺動孔16a
が、その移動方向すなわち厚み方向に貫通形成さ
れ、この搬送シリンダ取付プレート16のガイド
棒摺動孔16aに、部品搬送バー12の前記ガイ
ド棒31が、摺動自在に遊嵌されている。
そして、このガイド棒31の先端には、前記ガ
イド棒摺動孔16aの径より大径のワツシヤプレ
ート39が、締付ボルト40により固定され、こ
のガイド棒31と前記搬送シリンダ取付プレート
16との抜け止めを行つている。
前記部品搬送バー12と前記搬送シリンダ取付
プレート16の間には、第4図及び第5図にも示
すように、搬送移動付勢部材である搬送バー付勢
コイルスプリング41が、前記ガイド棒31に環
装され、介装されている。
そして、搬送移動付勢部材であるこの搬送バー
付勢コイルスプリング41により、前記部品搬送
バー12が、前記搬送シリンダ取付プレート16
から離れる方向、すなわち、第1図にて左方向へ
付勢されている。
次に、部品圧入装置3を構成する前記の四つの
装置の中の前記部品供給マガジン6は、円筒形状
をしており、前記マガジン取付プレート18上
に、前記部品通過孔18aと同心の位置となるよ
うに載置され、このマガジン取付プレート18
に、第3図乃至第5図に示すボルト42で固定さ
れている。
そして、この部品供給マガジン6には、多数の
オイルシール1が積層して収容され、このオイル
シール1は、自重により自由に落下していくよう
になつている。
最後に、部品圧入装置3を構成する前記の四つ
の装置の中の本体ベース7には、前記圧入手段4
及び前記部品供給装置5が設置固定されている他
に、前記圧入手段4の圧入ヘツド10の真下の位
置に、円錐台形状の部品位置決め治具43が、治
具固定ボルト44により固定されている。
そして、この部品位置決め治具43により、前
記オイルシール1の前記本体ベース7上での位置
決めが行われる。
次に、本実施例を作動を説明する。
第1図乃至第5図は、圧入シリンダ8(第2図
乃至第4図には、図示していない)、及び、搬送
シリンダ15が、原位置の状態を示している。
第1図に示すように、搬送シリンダ15のピス
トンロツド36が原位置の状態の時は、前記部品
搬送バー12は、前記ピストンロツド36に固定
された搬送シリンダ取付プレート16に、引つ張
られて、原位置に戻つている。
そして、部品供給マガジン6より、オイルシー
ル1が、第2図にも示すように、この部品搬送バ
ー12に支持されている部品保持部材11の部品
収容凹部11a内に収容される。
このように、前記部品搬送バー12が原位置の
時、この部品搬送バー12は、搬送バー付勢コイ
ルスプリング41に押されて、前記搬送シリンダ
取付プレート16より最も離れた状態にあり、前
記搬送シリンダ取付プレート16に固定されたカ
ム板37のカム面37aは、ローラーフレーム2
5の一端の被駆動ローラー28より離れている。
次に、圧入作業を開始し、前記搬送シリンダ2
5のピストンロツド36を、第5図の矢印Aの方
向へ移動させると、前記部品搬送バー12は、搬
送シリンダ取付プレート16を介して、前記搬送
バー付勢コイルスプレング41に押されて、同第
5図の矢印Bの方向へ搬送移動する。
尚、保持部材押圧手段17を構成する前記ロー
ラーフレーム25とカム板37は、その相対位置
関係が第1図に示す状態に保たれたまま、移動す
る。
そして、第6図に示すように、前記部品搬送バ
ー12の搬送バー前進位置ストツパボルト33
が、前記ガイドフレーム13の搬送バー前進位置
固定ストツパ34に当接すると、この部品搬送バ
ー12は、その搬送移動を停止され、先端部の前
記部品保持部材11の部品収容凹部11aに収容
されたオイルシール1が、圧入ヘツド10の真下
にくる。
前記ピストンロツド36は、さらに、第6図の
矢印Cの方向へ移動を続け、前記部品搬送バー1
2の搬送移動が停止した後、このピストンロツド
36に連結された搬送シリンダ取付プレート16
も、さらに、同第6図の矢印Dの方向へ移動を続
ける。
この搬送シリンダ取付プレート16は、そのガ
イド棒摺動孔16aを、前記ガイド棒31に沿つ
て摺動させながら、前記搬送バー付勢スプリング
41を圧縮しつつ、移動する。
このとき、保持部材押圧手段17を構成する前
記ローラーフレーム25は、前記部品搬送バー1
2とともに、停止している。
そのため、前記搬送シリンダ取付プレート16
とともに前記第6図の矢印Dの方向へ移動する前
記カム板37は、前記ローラーフレーム25の一
方の被駆動ローラー28に接近していき、第7図
に示すように、その先端のカム面37aを、前記
被駆動ローラー28に接触させることになる。
そして、第7図に示すように、前記カム板37
は、その先端のカム面37aで、ローラーフレー
ム25の前記被駆動ローラー28を、第7図の矢
印Eの方向に押し下げる。
すると、このローラーフレーム25は、第7図
にて時計回りに回動させられ、このローラーフレ
ーム25の他方の押圧ローラー27が、前記部品
保持部材11を、圧入ヘツド10へ向けて、矢印
Fの方向へ押し上げる。
そして、この部品保持部材11は、その上部の
部品収容凹部11aに収容しているオイルシール
1を、第7図に示すように、前記圧入ヘツド10
の部品保持部10aへ押し付け、このオイルシー
ル1の内周を、部品保持部10aの外周へ嵌合さ
せて、前記オイルシール1を圧入ヘツド10に保
持させる。
そして、前記部品保持部材11が、オイルシー
ル1を圧入ヘツド10にしつかりと押し付け、こ
のオイルシール1を、前記圧入ヘツド10に確実
に保持された後、前記搬送シリンダ15のピスト
ンロツド36は、第8図の矢印Gの方向へ後退移
動をする。
すると、このピストンロツド36に連結された
搬送シリンダ取付プレート16が、第8図の矢印
Hの方向へ後退移動するが、前記部品搬送バー1
2は、この搬送シリンダ取付プレート16が前記
ガイド棒31のワツシヤプレート39に当接する
までは、同第8図に示す位置に静止している。
前記ピストンロツド36が、後退移動を始める
と、前記カム板37も、第8図の矢印Hの方向へ
後退移動を行い、まず、その先端のカム面37a
に押し下げられていた被駆動ローラー28が、解
放される。
そして、第8図に示すように、部品保持部材1
1が、押圧ローラ27とともに、コイルスプリン
グ22により、矢印Iの方向へ下降し、この部品
保持部材11に押されて、ローラーフレーム25
も、図面で反時計回りに回動する。
なお、このローラーフレーム25は、その重心
が回転中心よりも、その一方の被駆動ローラー2
8側に偏位しているので、第8図にて時計回りに
回ろうとしており、その他方の前記押圧ローラー
27は、常に部品保持部材11の下端の六角ボル
ト21に軽く押し付けられている。
そして、第8図に示すように、部品保持部材1
1が、前記部品搬送バー12に収まると、カム板
37は、ローラーフレーム25からはなれる。
さらに、搬送シリンダ取付プレート16は、部
品搬送バー12の前記ガイド棒31後端のワツシ
ヤプレート39に当接すると、この部品搬送バー
12を図面にて右の方向へ後退移動させる。
そして、第9図に示すように、前記部品搬送バ
ー12が、原位置まで戻ると、空になつていた部
品保持部材11の部品収容凹部11aへ、部品供
給マガジン6からオイルシール1が、落下してき
て、新たに、ここへ収容される。
このように、前記部品搬送バー12が、原位置
まで戻つた後、前記圧入シリンダ8により、圧入
ヘツド10が、エンジン部品2へ向かつて第9図
の矢印Jの方向へ圧入移動させられ、第10図に
示すように、先端の部品保持部10aに保持して
いるオイルシール1を、前記エンジン部品のオイ
ルシール圧入部2aへ圧入する。
この後、この圧入ヘツド10が、第10図の矢
印Kの方向へ上昇するが、圧入ヘツド10の部品
保持部10aとオイルシール1の内周面とは、緩
く嵌合されているので、オイルシール1は、その
ままエンジン部品2のオイルシール1圧入部2a
へ嵌合されたまま残り、圧入ヘツド10のみ上昇
し、第1図に示すように、原位置まで戻る。
以上で、オイルシール1の圧入作動の1サイク
ルが終了する。
そして、本体ベース7上のエンジン部品2が次
のエンジン部品2に交換されて、以降、前記のオ
イルシール1の圧入作動が、繰り返し行われるこ
とになる。
なお、本実施例の場合、圧入すべき部品とし
て、オイルシール1を例にとり、圧入ヘツド10
の先端に凸設した部品保持部10aで前記オイル
シール1の内側を保持して、このオイルシール1
をエンジン部品2に凹設されたオイルシール圧入
部2aに圧入するようにしているが、本考案は、
これに限定されるものではなく、例えば、圧入す
べき部品としてベアリングの場合、圧入ヘツド1
0の先端に凹設された部品保持部10aでこのベ
アリングの外側を保持して、この部品を相手部材
より突出している回転軸に圧入するようにしても
良い。
また、圧入アクチユエータ及び搬送アクチユエ
ータとして、共に、流体シリンダを用いている
が、この代わりに、電動モータを使つても良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、部品搬送
バーの部品保持部材が、部品を搬送して、圧入ヘ
ツドに保持された後、前記圧入ヘツドが、一回の
圧入移動のみで、保持した部品を相手部材に圧入
するようにしたので、圧入作業の時間を短縮で
き、圧入ヘツドの圧入動作のための制御回路が簡
素化できるとともに、確実に部品の保持が出来る
ことにより、部品の圧入が確実に行われるように
なり、後行程での余分な手直し作業が不要となつ
た。
さらに、部品搬送バーと搬送アクチユエータと
を摺動可能に連結し、前記部品搬送バーが停止し
た後の搬送アクチユエータの動きを利用して、保
持部材押圧手段により、部品を圧入ヘツドに押し
付け保持させているので、部品を搬送保持させる
ためのアクチユエータが一個で済み、部品圧入装
置を簡素に出来ると云う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は、本考案に係わる部品圧
入装置の一実施例を示し、第11図は部品圧入装
置の従来例を示す。なお、本考案に係わる部品圧
入装置の一実施例を示す第1図乃至第10図につ
いては、第1図は、部品圧入装置の側面視の部分
断面図であつて原位置状態、第2図は、第1図の
部品圧入装置の正面視の部分断面図、第3図は、
第1図の部品圧入装置の背面図、第4図は、第1
図の部品圧入装置の平面図、第5図は、第1図の
部品圧入装置の側面図を示す。第6図は、部品圧
入装置の側面視の部分断面図であつて、部品搬送
バーの部品保持部材に載置されているオイルシー
ルが圧入ヘツドの真下の位置へ搬送された状態を
示す。第7図は、部品圧入装置の側面視の部分断
面図であつて、オイルシールが圧入ヘツドに押し
付けられて保持された状態を示す。第8図は、部
品圧入装置の側面視の部分断面図であつて、オイ
ルシールが圧入ヘツドに保持された後、部品保持
部11が下降した状態を示す。第9図は、部品圧
入装置の側面視の部分断面図であつて、オイルシ
ールが圧入ヘツドに保持された後、部品搬送バー
が原位置へ戻つた状態を示す。 最後に、第10図は、部品圧入装置の側面視の
部分断面図であつて、オイルシールが圧入ヘツド
によりエンジン部品のオイルシール圧入部に圧入
された状態を示す。 1……オイルシール(部品)、2……エンジン
部品(相手部材)、2a……オイルシール圧入部
(部品圧入部)、3……部品圧入装置、8……圧入
シリンダ(圧入アクチユエータ)、10……圧入
ヘツド、11……部品保持部材、12……部品搬
送バー、15……搬送シリンダ(搬送アクチユエ
ータ)、16……搬送シリンダ取付プレート(搬
送移動伝達部材)、17……保持部材押圧手段、
34……搬送バー前進位置固定ストツパ(搬送バ
ー停止部材)、41……搬送バー付勢コイルスプ
リング(搬送移動付勢部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品を相手部材の部品圧入部へ圧入する部品圧
    入装置であつて、供給される前記部品を保持する
    圧入ヘツドと、この圧入ヘツドを前記相手部材の
    部品圧入部へ向けて圧入移動させる圧入アクチユ
    エータと、前記圧入ヘツドへ供給する前記部品を
    載置して保持する部品保持部材と、この部品保持
    部材を前記圧入ヘツドの移動方向と同一の方向に
    摺動自在に支持する部品搬送バーと、この部品搬
    送バーを前記圧入ヘツドの移動軌跡と交差する方
    向へ搬送移動させる搬送アクチユエータと、この
    搬送アクチユエータと前記部品搬送バーとを所定
    の距離だけ互いに相対移動可能に連結する搬送移
    動伝達部材と、前記部品搬送バーを前記圧入ヘツ
    ドの移動軌跡へ向けて付勢する搬送移動付勢部材
    と、前記部品保持部材に載置保持された部品が前
    記圧入ヘツドに保持される部品の移動軌跡と重な
    る位置で前記部品搬送バーの搬送移動を止める搬
    送バー停止部材と、前記搬送アクチユエータの搬
    送移動の作動に連動して前記部品保持部材を前記
    圧入ヘツドへ向けて進退動させ前記圧入ヘツドに
    前記部品を押し付ける保持部材押圧手段とからな
    ることを特徴とする部品圧入装置。
JP6858886U 1986-05-07 1986-05-07 Expired JPH047848Y2 (ja)

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JPS62181329U JPS62181329U (ja) 1987-11-17
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