JPH0478883B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0478883B2 JPH0478883B2 JP59064362A JP6436284A JPH0478883B2 JP H0478883 B2 JPH0478883 B2 JP H0478883B2 JP 59064362 A JP59064362 A JP 59064362A JP 6436284 A JP6436284 A JP 6436284A JP H0478883 B2 JPH0478883 B2 JP H0478883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sulfuric acid
- waste heat
- temperature
- boiler
- deaerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
産業上の利用分野
この発明は、硫酸製造プラントにおいて製造直
後の高温硫酸の廃熱を回収して脱気器供給水また
はボイラー供給水を加熱する硫酸廃熱回収装置に
関する。 従来技術 通常、製造直後の高温硫酸の冷却は硫酸温度
100〜110℃で行なわれ、生じた冷却廃熱は温度40
℃前後の低レベルであるので、単にこれを二次流
体と熱交換しても利用価値はほとんどなく、使用
済み冷却水とともに廃棄されている。そこでこの
利用不可能な硫酸廃熱を脱気器供給水またはボイ
ラー供給水の加熱用熱源として利用することが考
えられる。 ところで通常の硫酸冷却は冷却器の腐蝕を抑え
るために100℃以下で行なわれており、冷却媒体
として温度20〜30℃の冷水が使用され、冷却器の
伝熱面の温度が60〜70℃以下に抑えられている。
しかしこの従来タイプの冷却器を硫酸廃熱回収用
熱交換器としてそのまま適用して、脱気器供給水
またはボイラー供給水を加熱しようとすると、作
動媒体温度が高いため伝熱面の温度が硫酸温度付
近にまで上昇するので、このような適用は熱交換
器の耐食性の点で全く不可能である。さらに熱回
収効率の向上を目的としてより高温すなわち110
℃以上の硫酸を取扱う場合にも、従来の熱交換器
はやはり耐食性の点で全く使用不可能である。 発明の目的 この発明は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、硫酸製造プラントにおける製造直後の高温硫
酸廃熱を回収して脱気器供給水およびボイラー供
給水を加熱するために使用しても腐蝕のおそれの
ない硫酸廃熱回収装置を提供することを目的とす
る。 発明の構成 この発明による硫酸廃熱回収装置は、硫酸製造
プラントにおける製造直後の高温硫酸の廃熱を回
収するために冷却用媒体として脱気器供給水およ
びボイラー供給水を用いる廃熱回収において、廃
熱回収用熱交換器として、陽極防食法を施した熱
交換器1,9が脱気器2の上流およびボイラー4
の上流に設けられているものである。 陽極防食法(Anodic Protecion)は、防食電
流により陽極部表面に酸化被膜を形成させて、そ
の被膜を保持することにより腐蝕を防止するもの
であり、これ自身は公知技術である。 実施例と作用 以下、図面に示す実施例によりこの発明を具体
的に説明する。 実施例 1(参考例) 第1図において、硫酸製造プラントで得られた
製造直後の高温硫酸は、廃熱回収用の熱交換器1
に通され、低温のボイラー水(脱気器供給水)と
熱交換し、冷却される。この熱交換器1は陽極防
食法を施した熱交換器である。 熱交換器1で硫酸廃熱を回収したボイラー水
は、脱気器2に入り、減圧器3で発生する低圧ス
チームAと、ボイラー4のブローダウン装置5か
ら回収した低圧の回収スチームBとによつて加熱
されて、脱気される。脱気れたボイラー水は、ポ
ンプ6によりエコノマイザー7を介してボイラー
4へ導かれ、ここで高温高圧のスチームCを発生
させる。スチームCは加熱器8で過熱され、その
一部は減圧器3へ導かれ、低圧スチームAとなつ
て、脱気器2に入る。 実施例 2 陽極防食法を施した熱交換器は、通常の運転温
度ではもちろんのこと、材料の選定によりさらに
高温(120〜180℃)の硫酸に対しても適用でき
る。第2図は高温操作によつて廃熱回収効率を向
上させる場合の実施例を示すものであり、熱交換
器1と同じく陽極防食法を施した熱交換器9をエ
コノマイザー7の上流に設け、高温硫酸との熱交
換により脱気器2からのボイラー供給水を加熱す
る。 発明の効果 この発明の硫酸廃熱回収装置によれば、廃熱回
収用熱交換器として、陽極防食法を施した熱交換
器1,9が脱気器2の上流およびボイラー4の上
流に配されているので、硫酸廃熱を効率よく回収
して、この熱を脱気器供給水およびボイラー供給
水の加熱に有効に利用することができる。さら
に、この発明の硫酸廃熱回収装置は、高温(120
〜180℃)の硫酸に対しても適用でき、高温操作
によつて廃熱回収効率を向上させることができ
る。その結果下記表1に示すように、加熱用低圧
スチームの消費を節減して、ボイラーで発生する
スチームのうち高圧スチームとして利用できる割
合を増大させることができる。 なお、表1は、この発明による硫酸廃熱回収装
置を2000トン/日の硫酸製造装置に適用して高圧
スチームを発生させる場合の効果を示したもので
ある。
後の高温硫酸の廃熱を回収して脱気器供給水また
はボイラー供給水を加熱する硫酸廃熱回収装置に
関する。 従来技術 通常、製造直後の高温硫酸の冷却は硫酸温度
100〜110℃で行なわれ、生じた冷却廃熱は温度40
℃前後の低レベルであるので、単にこれを二次流
体と熱交換しても利用価値はほとんどなく、使用
済み冷却水とともに廃棄されている。そこでこの
利用不可能な硫酸廃熱を脱気器供給水またはボイ
ラー供給水の加熱用熱源として利用することが考
えられる。 ところで通常の硫酸冷却は冷却器の腐蝕を抑え
るために100℃以下で行なわれており、冷却媒体
として温度20〜30℃の冷水が使用され、冷却器の
伝熱面の温度が60〜70℃以下に抑えられている。
しかしこの従来タイプの冷却器を硫酸廃熱回収用
熱交換器としてそのまま適用して、脱気器供給水
またはボイラー供給水を加熱しようとすると、作
動媒体温度が高いため伝熱面の温度が硫酸温度付
近にまで上昇するので、このような適用は熱交換
器の耐食性の点で全く不可能である。さらに熱回
収効率の向上を目的としてより高温すなわち110
℃以上の硫酸を取扱う場合にも、従来の熱交換器
はやはり耐食性の点で全く使用不可能である。 発明の目的 この発明は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、硫酸製造プラントにおける製造直後の高温硫
酸廃熱を回収して脱気器供給水およびボイラー供
給水を加熱するために使用しても腐蝕のおそれの
ない硫酸廃熱回収装置を提供することを目的とす
る。 発明の構成 この発明による硫酸廃熱回収装置は、硫酸製造
プラントにおける製造直後の高温硫酸の廃熱を回
収するために冷却用媒体として脱気器供給水およ
びボイラー供給水を用いる廃熱回収において、廃
熱回収用熱交換器として、陽極防食法を施した熱
交換器1,9が脱気器2の上流およびボイラー4
の上流に設けられているものである。 陽極防食法(Anodic Protecion)は、防食電
流により陽極部表面に酸化被膜を形成させて、そ
の被膜を保持することにより腐蝕を防止するもの
であり、これ自身は公知技術である。 実施例と作用 以下、図面に示す実施例によりこの発明を具体
的に説明する。 実施例 1(参考例) 第1図において、硫酸製造プラントで得られた
製造直後の高温硫酸は、廃熱回収用の熱交換器1
に通され、低温のボイラー水(脱気器供給水)と
熱交換し、冷却される。この熱交換器1は陽極防
食法を施した熱交換器である。 熱交換器1で硫酸廃熱を回収したボイラー水
は、脱気器2に入り、減圧器3で発生する低圧ス
チームAと、ボイラー4のブローダウン装置5か
ら回収した低圧の回収スチームBとによつて加熱
されて、脱気される。脱気れたボイラー水は、ポ
ンプ6によりエコノマイザー7を介してボイラー
4へ導かれ、ここで高温高圧のスチームCを発生
させる。スチームCは加熱器8で過熱され、その
一部は減圧器3へ導かれ、低圧スチームAとなつ
て、脱気器2に入る。 実施例 2 陽極防食法を施した熱交換器は、通常の運転温
度ではもちろんのこと、材料の選定によりさらに
高温(120〜180℃)の硫酸に対しても適用でき
る。第2図は高温操作によつて廃熱回収効率を向
上させる場合の実施例を示すものであり、熱交換
器1と同じく陽極防食法を施した熱交換器9をエ
コノマイザー7の上流に設け、高温硫酸との熱交
換により脱気器2からのボイラー供給水を加熱す
る。 発明の効果 この発明の硫酸廃熱回収装置によれば、廃熱回
収用熱交換器として、陽極防食法を施した熱交換
器1,9が脱気器2の上流およびボイラー4の上
流に配されているので、硫酸廃熱を効率よく回収
して、この熱を脱気器供給水およびボイラー供給
水の加熱に有効に利用することができる。さら
に、この発明の硫酸廃熱回収装置は、高温(120
〜180℃)の硫酸に対しても適用でき、高温操作
によつて廃熱回収効率を向上させることができ
る。その結果下記表1に示すように、加熱用低圧
スチームの消費を節減して、ボイラーで発生する
スチームのうち高圧スチームとして利用できる割
合を増大させることができる。 なお、表1は、この発明による硫酸廃熱回収装
置を2000トン/日の硫酸製造装置に適用して高圧
スチームを発生させる場合の効果を示したもので
ある。
【表】
第1図および第2図はスチーム発生装置におけ
る硫酸廃熱回収装置のフロー図である。 1……熱交換器、2……脱気器、3……減圧
器、4……ボイラー、5……ブローダウン装置、
6……ポンプ、7……エコノマイザー、8……過
熱器、9……熱交換器、A……低圧スチーム、B
……回収スチーム、C……高圧スチーム。
る硫酸廃熱回収装置のフロー図である。 1……熱交換器、2……脱気器、3……減圧
器、4……ボイラー、5……ブローダウン装置、
6……ポンプ、7……エコノマイザー、8……過
熱器、9……熱交換器、A……低圧スチーム、B
……回収スチーム、C……高圧スチーム。
Claims (1)
- 1 硫酸製造プラントにおける製造直後の高温硫
酸の廃熱を回収するために、冷却用媒体として脱
気器供給水およびボイラー供給水を用いる廃熱回
収装置において、廃熱回収用熱交換器として、陽
極防食法を施した熱交換器1,9が脱気器2の上
流およびボイラー4の上流に設けられていること
を特徴とする、硫酸廃熱回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6436284A JPS60207805A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 硫酸廃熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6436284A JPS60207805A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 硫酸廃熱回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60207805A JPS60207805A (ja) | 1985-10-19 |
| JPH0478883B2 true JPH0478883B2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=13256074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6436284A Granted JPS60207805A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 硫酸廃熱回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60207805A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5984506B2 (ja) * | 2012-05-23 | 2016-09-06 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 硫酸製造設備における廃熱の利用方法及びそのシステム |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5479305A (en) * | 1977-12-07 | 1979-06-25 | Hitachi Ltd | Method of deairing boiler feed-water and its system |
| JPS5824363B2 (ja) * | 1978-03-09 | 1983-05-20 | 日立造船株式会社 | 硫酸製造装置の予熱および廃熱回収方法 |
| JPS5940908B2 (ja) * | 1981-04-13 | 1984-10-03 | 日立造船株式会社 | 陽極防食法を適用した酸冷却器 |
| JPS5819620A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | Kenichi Nakagawa | 排ガスからの熱回収方法 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP6436284A patent/JPS60207805A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60207805A (ja) | 1985-10-19 |
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