JPH0481074B2 - - Google Patents

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JPH0481074B2
JPH0481074B2 JP59203599A JP20359984A JPH0481074B2 JP H0481074 B2 JPH0481074 B2 JP H0481074B2 JP 59203599 A JP59203599 A JP 59203599A JP 20359984 A JP20359984 A JP 20359984A JP H0481074 B2 JPH0481074 B2 JP H0481074B2
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JP
Japan
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piston
piston body
sheet
seat
cylinder
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JP59203599A
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JPS6182072A (ja
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Yutaka Onodera
Masayasu Iwata
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Nok Corp
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Nok Corp
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Publication date
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Publication of JPS6182072A publication Critical patent/JPS6182072A/ja
Publication of JPH0481074B2 publication Critical patent/JPH0481074B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/36Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
    • F16F9/368Sealings in pistons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の懸架装置等に用いられる緩衝
器用ピストン及びその製造方法並びに製造装置に
関する。
(従来の技術) 従来、緩衝器に用いられるピストンにおいて
は、密封性、耐摩耗性および摺動性を高めるため
に、第13図に示すように、ピストン本体101
の外周面に溝102を設けて、この溝102に円
筒状のピストンリング103を装着していた。こ
のピストンリング103は、四フツ化エチレン樹
脂(以下PTFEという)をコーテイングした鋼板
や、ナイロン、フエノール樹脂等で成形されてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来例の上記した構造にあつては、
PTFEをコーテイングした鋼板を使用している場
合はPTFEを介して摺動するため摺動面の摩擦係
数は小さいが、鋼板の弾性率が高いために接触面
圧は大きくなり、ピストンの摺動抵抗を大幅に低
減することはできないという問題があつた。また
ナイロン、フエノール樹脂等を用いた場合は、鋼
板を用いたものに比べて弾性率は低く接触面圧が
小さくなつているが、摩擦係数はPTFEに比べて
大きく、摺動抵抗が大きくなるという問題があつ
た。
またピストンリング103の巾と溝巾との間に
隙間があるため、ピストンの往復動作の反転時に
おいてピストンリング103がピストン本体10
1に対して相対移動して、ピストンリング103
が溝102の側壁に当つて音を発するという問題
があつた。
そこでこの発明はピストン本体の外周面に自己
潤滑性および収縮性を有するPTFE単一のピスト
ンリングを形成し、接触面圧を低減して摺動抵抗
を低くすると共に、ピストン本体とピストンリン
グとの固定度を高めて摺動時のピストンリングと
ピストン本体との相対移動の防止を図つた緩衝器
用ピストンを提供することを目的とし、合せてそ
の簡単な製造方法及び簡易な製造装置を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明に係る
緩衝器用ピストンは、係合手段を備えたピストン
本体の外周面に、四フツ化エチレン樹脂のピスト
ンリングを係合して取付けたもので、前記係合手
段は、軸方向に複数条設けられる係合溝と、軸方
向端部に設けられる前記係合溝より深くてテーパ
面を有するテーパ溝とからなり、前記ピストンリ
ングの一端に前記テーパ溝に係合する折曲部を設
けた構成となつている。
本発明の緩衝器用ピストンの製造方法は、シー
ト圧着手段を介することでピストン本体外周に設
けた係合溝にシートを圧着して取付ける工程と、
シートの一端を押圧して折曲しピストン本体外周
に設けたテーパ溝に係合する工程と、外周にシー
トを取付けたピストン本体を加熱シリンダ内に圧
入してシートを加熱する工程と、さらにピストン
本体に取付けたシートを冷却する工程とを備えい
る。
本発明の緩衝器用ピストンの製造装置は、ピス
トン本体に取付けられるシートを保持する円錐状
保持手段と、該保持手段の外周面にシートを圧入
するための圧入治具によつてピストン本体外周に
設けた係合溝にシートを係止させるシート圧着手
段と、シートの一端を押圧して折曲しピストン本
体外周のテーパ溝に係合する手段と、ピストン本
体が保持するシートを内部で加熱する加熱シリン
ダと、ピストン本体に取付けたシートを冷却する
冷却手段とから成つている。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図は本発明に係る緩衝器用ピストンの一
実施例が示されており、この緩衝器用ピストン
は、ピストンの軸芯方向に貫通孔1aが設けられ
た円筒状のピストン本体1と、その外周面に嵌合
されたPTFE製のピストンリング2とから成つて
いる。ピストン本体1の外周面には円周方向全周
にわたつて形成された係合溝3がピストン本体1
の軸方向に複数茶設けられ、軸方向上端部には係
合溝3より深くテーパ面を有したテーパ溝31が
設けられている。
ピストンリング2は円筒形状で、内周面には係
合溝3の形状に倣つて形成された環状突起2a,
…が設けられており、環状突起2a,…は係合溝
3,…に係合されている。また、ピストンリング
2の一端には折曲部2bが設けられ、この折曲部
2bがテーパ溝31に係合されている。
以上のように構成された緩衝器用ピストンにお
いては、ピストンリング2はPTFEから形成され
ているので、摺動面の摩擦係数は低い。さらに弾
性率は低く収縮性がいいので接触面圧は小さく、
摺動抵抗は低い。またピストン摺動時において、
ピストンリング2は摺動抵抗により摺動方向と反
対方向に引張られるが、ピストンリング2の環状
突起2a,…がピストンの摺動方向に対して直角
方向に延びる溝3,…に嵌合されているので、ピ
ストンリング2に加わる力は各溝3,…の側面に
より受け持たれる。また、ピストンリング2の一
端の折曲部2bが係合溝3より深いテーパ溝31
に係合しているので、摺動時においてピストンリ
ング2がはがれにくくなりシール性が安定する。
さらに、ピストンリング2の環状突起2aは、
ピストン本体1の係合溝3に密接しているので、
ピストンリング2とピストン本体1との接触面積
は広く、その結果ピストン摺動時に、シリンダ壁
面からピストンリング2に横荷重がかかつても、
ピストンリング2にかかる単位面積当りの荷重は
小さい。したがつて、横荷重に対するピストンリ
ング2の変形は小さく、ピストンの軸偏芯量が低
減される。
第2図および第3図は、本発明の緩衝器用ピス
トンの他の態様を示している。第2図の場合は、
ピストンリング2の下端を拡開してスカート部4
を形成している。このような構成とすることによ
り、摺動時に摺動部を密封するシールリングとし
ての機能を果たしている。従つて従来のようにシ
ール性を高めるために、別体のシールリングを装
着する必要がなくなる。
第3図の場合は、スカート部4の円周方向に波
状の凹凸を設けピストン本体1の半径方向の剛性
を弱めて、スカート部4の接触面圧を小さくして
摺動抵抗を低減したものを示している。
なお本実施例においてはピストン本体外周面に
係合溝3とテーパ溝31を設けて、ピストンリン
グ2内周面に設けた環状突起2aと係合するよう
にしたが、ピストン本体外周面に係合突起を設け
てピストンリングを係合するようにしてもよい。
つぎに上記の構成より成る緩衝器用ピストンの
製造装置と製造方法について説明する。
第4図には、本発明の製造装置の概念図を示し
ており、ターンテーブル5の周囲に、ピストン本
体1をターンテーブル5の所定位置に供給するピ
ストン本体供給手段6、ピストン本体1に取付け
られるPTFEシート9を保持する円錐状シート保
持手段であるテーパ治具7を組付けるテーパ治具
供給手段8、四フツ化エチレン樹脂のPTFEシー
ト9を収納し加熱する加熱筒10、加熱筒10か
らPTFEシート9を取出してテーパ治具7に取付
けるシート取付手段11、PTFEシート9をテー
パ治具7を介してピストン本体1の外周に圧着す
るシート圧着手段12、ピストン本体1に圧着し
たPTFEシート9をピストン本体1外周面に係合
する手段としてPTFEシート9の一端に設けた折
曲部2bをカシメてピストン本体1外周面の軸方
向上端部に設けたテーパ溝31に嵌込むカシメ手
段13、PTFEシート9の外周をピストン本体1
の半径方向内方に押圧して、PTFEシート9の内
周面をピストン本体1の外周面に形状に倣つた形
状に形成させる加熱シリンダ14が配設されてい
る。
ターンテーブル5上には円周方向に等間隔にピ
ストン本体1の載置台15が6箇所設けられてお
り、各載置台15,…の位置に重ねるようにター
ンテーブル5は図上反時計方向に60゜ずつ間欠的
に回転するようになつている。ここで各載置台1
5の停止位置について、ピストン本体供給手段6
により供給される位置を第1ステーシヨンAとし
て、図上反時計方向に第2ステーシヨンB、第3
ステーシヨンC、第4ステーシヨンD、第5ステ
ーシヨンEおよび第6ステーシヨンFとする。
以下に各工程の装置について詳述する。まずピ
ストン本体供給手段6は、ターンテーブル5の半
径方向に配設された油圧等のシリンダ16から成
つており、シリンダ16のロツド先端17前面に
送られてくるピストン本体1をターンテーブル5
の載置台15まで押出すようになつている。
載置台15に載置されるピストン本体1にはテ
ーパ治具7が取付けられるが、第5図に示すよう
に、テーパ治具7は円錐形状で、その上端には円
柱状あるいは四角形状の把持部18が形成されて
いる。さらに下端面19には下方に向つて延びる
ピン20が形成されており、ピン20はピストン
本体1の貫通孔1aに挿通される。テーパ治具7
のピン20はピストン本体1よりも長くなつてお
り、載置台15に取付けられる後記する押し棒1
5cに形成された挿通穴15hまで挿通され、ピ
ストン本体1に取付けられる。このテーパ治具7
の下端面19の径Dはピストン本体1の外径dよ
りも若干大きく形成されており、テーパ治具7の
下端面のピストン本体1の外径よりも大きい外周
端縁は、下方に突出して環状突出部21を構成し
ており、環状突出部21がピストン本体1の上端
面に嵌合するようになつている。
つぎに第2ステーシヨンBには、第5図に示し
たPTFEシート9を収納する加熱筒10が配設さ
れている。加熱筒10は有底円筒形状で、外周に
バンドヒータ10aが巻かれて内部のPTFEシー
ト9を加熱して、PTFEシート9を軟かくして成
形性をよくしている。PTFEシート9は円板状で
中央に孔9aが形成されたものである。
シート部材取付手段11は、加熱筒10内に挿
入可能の有底円筒形状で内部を負圧にしてPTFE
シート9を1枚ずつ吸着するバキユームチヤツク
11aと、バキユームチヤツク11aを上下動さ
せるシリンダ11bと、さらにバキユームチヤツ
ク11aを水平方向に水平移動させるシリンダ1
1cとから成つている。
また第3ステーシヨンCには、詳細を第6図に
示すように、テーパ治具7に取付けられたPTFE
シート9を下方に押圧して、ピストン本体1に圧
入するシート圧着手段12が配設されている。シ
ート圧着手段12は、中心に円形の穴22bを有
するテーパ治具7の外周面にピストンリング2を
押圧する押圧手段としてのゴムあるいは弾性プラ
スチツク等の板状体22aを取付けた圧入治具2
2と、圧入治具22を上下方向に移動させる圧入
シリンダ23とから成り、圧入治具22は上記板
状体22aに間隔をおいて対向配置される支持板
22cとがロツド22d,22dを介して連結し
て構成されており、ロツド22d,22dは固定
プレート24に設けられた挿通孔24a,24a
に上下方向に摺動自在に挿通されている。支持板
22cにはシリンダ23のロツド先端部が固定さ
れている。さらに固定プレート24にはテーパ治
具7を固定するテーパ状治具押え用の押えシリン
ダ25が配設されている。
第8図にはシート圧着手段12の他の態様を示
しており、固定プレート24上にはテーパ治具7
を回転させるスピンドル24bが配設されてい
る。圧入治具22の、ロツド22d,22dの下
端部22e,22eには、ロツド22d,22d
と直角方向に互いに対向する棒状体26a,26
aが摺動自在に取付けられている。テーパ治具7
の外周面にピストンリング2を押圧する押圧手段
として、棒状体26a,26aの内側の端部に
は、下面にPTFE製のプレート26b,26bを
取付けた押え部材26c,26cが取付けられて
おり、押え部材26c,26cとロツド下端部2
2e,22eとの間にスプリング26d,26d
が介挿されて押え部材26c,26cを内方に付
勢している。
つぎに第4ステーシヨンDには、詳細を第9図
に示すように、ピストン本体1に圧入された
PTFEシート9のズレや離脱を防止するためのカ
シメ手段13が設けられており、載置台15の直
上位置に配設されたスピンドル13aと、ピスト
ン本体1に圧入されたPTFEシート9に当接し
て、PTFEシート9を押圧するローラー13bと
から成る。ローラー13bは断面台形状で、上底
が下底よりも大径で上端の角が鋭角でピストン本
体1の軸方向上端部に設けられるテーパ溝31の
テーパ面に沿つて形成されており、ローラー13
bの高さは、ピストン本体1の外周面の上端側の
テーパ溝引の高さと同一に設定されている。ロー
ラー13bはシリンダ等(図示せず)により水平
方向に移動されるようになつている。
つぎに第5ステーシヨンEには第10図に示す
ようにテーパ治具供給手段8が配設されており、
テーパ治具7の頭部の把持部18をチヤツクする
チヤツク8aをロツド先端に備え、上下方向に移
動可能なシリンダ8bと、このシリンダ8bを保
持して水平方向に移動させるシリンダ8eとから
なり、取外したテーパ治具7を第1ステーシヨン
Aのピストン本体1まで搬送して組付けるように
なつている。
つぎに第6ステーシヨンFには、第11図に示
すように、載置台15の上方に加熱シリンダ14
および冷却シリンダ27が配設されており、加熱
シリンダ14と冷却シリダ27とは同一径で同軸
に断熱材28を介して一体に形成されている。加
熱シリンダ14にはバンドヒータ14aが巻かれ
ており、温調装置(図示せず)に接続され設定温
度で管理するようになつている。また冷却シリン
ダ27には冷却ジヤケツト27aが設けられ、冷
却ジヤケツト24a内部に水、又は窒素ガス等の
熱媒体を流して、加熱シリンダ14と同様にある
設定温度で管理されている。
加熱および冷却シリンダ14,27の内周面
は、ホーニング加工により精密に仕上げられてい
る。
外径寸法の異なる製品を作る場合は、予じめ所
定寸法の加熱シリンダおよび冷却シリダを作つて
おけば、短時間で加熱および冷却シリンダの交換
が可能となる。
ターンテーブル5の載置台15は、ベアリング
15aを介してターンテーブル5に取付けられ回
転可能となつている。載置台15の中央には貫通
孔15bが設けられ、押し棒15cが上下方向に
摺動自在に挿通されている。押し棒15cの上端
部は大径となつて段部15dが形成され、貫通孔
15bに形成された段部15eに係合して下に落
ちないようになつている。さらに押し棒15cの
下端にはばね座15fが設けられており、ばね座
15fとベアリング15aとの間にスプリング1
5gが介装されて、押し棒15cを下方に付勢し
ている。ターンテーブル5の加熱シリンダ14が
設けられた位置に対応する下方位置には、押し棒
15cを上方に押し上げて載置台15上のピスト
ン本体1を加熱シリンダ14に圧入するシリンダ
29が配設されている。
つぎにこのような装置の作用について説明す
る。第1ステーシヨンにあつては、ピストン本体
1はシリンダ16によつてターンテーブル5に押
し出して載置台15に供給される。つぎにピスト
ン本体1上にテーパ治具供給手段8によつてテー
パ治具7が取付けられる。ターンテーブル5が図
上反時計方向に回転してピストン本体1は第2ス
テーシヨンBに搬送される。第2ステーシヨンB
では、バキユームチヤツク11aにより加熱筒1
0内のPTFEシート9が吸着され、シリンダ11
cによつてテーパ治具7上方まで搬送され、シリ
ンダ11bによつてテーパ治具7に、水平状態に
取付けられる。ついでターンテーブル5が回転し
てピストン本体1は、第3ステーシヨンCに搬送
される。第3ステーシヨンCでは、押えシリンダ
25によりテーパ治具7を動かないように固定す
る。ついで圧入シリンダ23により板状体22a
をロツド22d,22dを介して下方に押し下げ
る。板状体22aは孔22bを介してテーパ治具
7に挿通され、圧入シリンダ23の下降に伴つ
て、第7図に示すように、板状体22aの孔22
bがテーパ治具7の外周面に沿つて拡張される。
PTFEシート9は板状体22aの下面によつてテ
ーパ治具7の外周面に押圧され、外周面に沿つて
すべりながら内径が拡がり、徐々に円筒状に成形
され、ピストン本体1の外周面に装着される。こ
のPTFEシート9により成形されたピストンリン
グ2の上端はテーパ治具7下端の環状突出部21
の下端位置となるので、環状突出部21の長さL
を調整することによつて、ピストン本体1外周面
上のピストンリング2の位置決めが可能となる。
さらに圧入治具22の板状体22aにより、テー
パ治具7の外周面にPTFEシート9が押圧されて
PTFEシート9の内径が拡げられていくので、ピ
ストン本体1の外径は仕様等により変化しても、
テーパ治具7の外径を変えるだけで対応できる。
したがつて、ピストン本体1の外周面にPTFEシ
ート9を取付ける工程において、ピストン本体1
の外径が変化しても、その径にあつたテーパ治具
7に交換するだけで良い。
また第8図にはシート圧着手段12の他の態様
を示しており、この場合は、テーパ治具7をスピ
ンドル24bにより回転させる。テーパ治具7を
回転させることにピストン本体1および載置台1
5も回転している。この状態で圧入シリンダ23
によりロツド22d,22dを介して押え部材2
6c,26cを押下げる。押え部材26c,26
cは、テーパ治具7の外周面に沿つて下方に押下
げられ、テーパ治具7と共に回転しているPTFE
シート9に接触する。さらに押下げられてスプリ
ング26d,26dのスプリング力によつて
PTFEシート9はテーパ治具7外周面に押圧さ
れ、PTFEシート9自体の回転により徐々に無理
なく円筒状に成形される。
つぎにターンテーブル5の回転によりPTFEシ
ート9が取付けられたピストン本体1は第4ステ
ーシヨンDに搬送される。第4ステーシヨンDに
おいては、スピンドル13aによりテーパ治具7
を回転させ、シリンダ等によりローラー13bを
水平方向に移動させてピストン本体1に取付けら
れたPTFEシート9の上端を押圧し、ピストン本
体1の上端側のテーパ溝31内にカシメる。
カシメられた後、ピストン本体1はターンテー
ブル5の回転により第5ステーシヨンEに搬送さ
れる。ここでは、チヤツク8aによりテーパ治具
7の把持部18がチヤツクされ、シリンダ8bに
より持ち上げることによつてピストン本体1から
テーパ治具7が取外される。さらに、シリンダ8
cによりテーパ治具7を第1ステーシヨンAに搬
送して、ピストン本体供給手段6により供給され
たピストン本体1に取付ける。
テーパ治具7が取外されたピストン本体1は、
ターンテーブル5の回転により第6ステーシヨン
Fに搬送される。ここでピストン本体1は載置台
15の押し棒15cを介してシリンダ29によつ
て押上げられ、開口テーパ部14aより加熱シリ
ンダ14内に圧入される。加熱シリンダ14内で
はPTFEシート9が軟くなつており、PTFEシー
ト9の外周面が半径方向に押圧されて、PTFEシ
ート9の内周はピストン本体外周面の係合溝3内
に入りこむ。さらに次のピストン本体1が圧入さ
れると、そのピストン本体1により上方に押され
て、ピストン本体1の軸方向の長さ分づつ順に上
方に送られていく。加熱シリンダ14を通過する
と冷却シリンダ27に送られ、加熱シリンダ14
で成形されたそのままの状態で冷却されて固まり
排出される。加熱シリンダ14および冷却シリン
ダ27内周面はホーニング加工により鏡面に仕上
げられているため、成形された緩衝器用ピストン
のピストンリング2の外周面はなめらかになり、
摺動抵抗は一層低減される。
なお、板状のPTFEシート9の内径をテーパ治
具7で拡げてピストン本体1に装着しているので
上端側の方が伸ばし率が大きく、下端側は上端側
よりも成形されたピストンリング2の外径が大き
くなつている。したがつてPTFEシート9の外径
等を適宜設定することによつて前記した第2図に
示すようなスカート付きのピストンリングを形成
することができる。また、第3図に示したように
スカート部4に波状の凹凸を形成するには、第1
2図に示すように加熱シリンダ14の開口テーパ
部14aに加熱シリンダ14の軸方向に延びる波
状の凹凸4bを設けることによりなされる。
(発明の効果) 本発明に係る緩衝器用ピストンは、以上の構成
および作用から成るもので、自己潤滑性および収
縮性を有するPTFE製のピストンリングを装着し
たので従来のようにPTFEをコーテイングした鋼
板製のものよりも弾性率は低くなり、接触面圧は
小さくなつて摺動抵抗を低減することができ、ま
たフエノール樹脂やナイロン製の場合と比べても
PTFEは摩擦係数は低いため、摺動抵抗を大幅に
低減することができるという効果が得られる。
またピストン本体の外周面の係合手段にピスト
ンリングを係合するようにしたので、ピストン本
体とピストンリングの固定度は高くなり、摺動時
にピストン本体とピストンリングが相対移動する
ことはなく、相対移動に伴つて生じる異音の発生
を防止することができるという効果が得られる。
また、ピストンリングの一端の折曲部が係合溝よ
り深くてテーパ面を有するテーパ溝に係合してい
るので、摺動時においてピストンリングがはがれ
にくくなりシール性が安定する。
なおピストン本体の外周面の係合部にピストン
リングを密着させれば、ピストンとピストンリン
グの接触面積は大きくなるので、ピストン摺動時
にシリンダ壁面からピストンリングにかかる横荷
重に対するピストンリングの変形は少なく、ピス
トン摺動時の軸偏芯量が軽減されるという効果も
得られる。
また本発明に係る緩衝器用ピストンの製造方法
によるときは、平面状のシートからピストンリン
グを直接成形すると共に同時に装着できるので、
極めて簡単に製造することができるとともに、ピ
ストンリングの成形の歩留りが良く、コスト低減
を図ることができるという効果が得られる。
さらに本発明に係る緩衝器用ピストンの製造装
置によるときも、緩衝器ピストンを極めて容易に
製造することができるという効果が得られる。ま
たシート圧着手段に設けられる圧入治具により、
円錐状保持手段の外周面にシートが押圧されてシ
ートの内径が拡げられていくので、ピストン本体
の外径が仕様等により変化しても、円錐状保持手
段の外径を変えるだけで対応できる。したがつ
て、ピストン本体の外周面にシートを取付ける工
程において、ピストン本体の外径が変化しても、
その径にあつた円錐状保持手段に交換するだけで
良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る緩衝器用ピス
トンの一部破断正面図、第2図および第3図は第
1図のピストンの他の態様を示す一部破断正面
図、第4図は本発明の一実施例に係る緩衝器用ピ
ストンの製造装置の概念図、第5図は第4図の装
置のシート部材取付手段および加熱筒を示す一部
破断正面図、第6図は第4図の装置のシート圧着
手段の一部破断正面図、第7図は第4図の装置に
よつてピストン本体にPTFEシートを圧入した状
態を示すテーパ治具およびピストン本体近傍を示
す正面断面図、第8図は第6図の装置の他の態様
を示す一部破断正面図、第9図は第4図の装置の
カシメ手段を示す一部破断正面図、第10図は第
4図の装置のテーパ治具供給手段の一部破断正面
図、第11図は第4図の装置の加熱シリンダ及び
冷却シリンダの近傍を示す一部破断正面図、第1
2図は第11図の加熱シリンダのテーパ開口部の
正面断面図、第13図は従来の緩衝器用ピストン
の一部破断正面図である。 符号の説明、1……ピストン本体、2……ピス
トンリング、2b……折曲部、3……係合溝(係
合手段)、31……テーパ溝(係合手段)、4……
スカート部、5……ターンテーブル、6……ピス
トン本体供給手段、7……テーパ治具(シート保
持手段)、9……PTFEシート、10……加熱筒、
11……シート供給手段、12……シート圧着手
段、13……カシメ手段、14……加熱シリン
ダ、15……載置台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 係合手段を備えたピストン本体の外周面に四
    ふつ化エチレン樹脂のピストンリングを係合して
    取付けたもので、前記係合手段は、軸方向に複数
    条設けられる係合溝と、軸方向端部に設けられる
    前記係合溝より深くてテーパ面を有するテーパ溝
    とからなり、前記ピストンリングの一端に前記テ
    ーパ溝に係合する折曲部を設けたことを特徴とす
    る緩衝器用ピストン。 2 シート圧着手段を介することでピストン本体
    外周に設けた係合溝にシートを圧着して取付ける
    工程と、シートの一端を押圧して折曲しピストン
    本体外周に設けたテーパ溝に係合する工程と、外
    周にシートを取付けたピストン本体を加熱シリン
    ダ内に圧入してシートを加熱する工程と、さらに
    該ピストン本体に取付けたシートを冷却する工程
    とを備えていることを特徴とする緩衝器用ピスト
    ンの製造方法。 3 ピストン本体に取付けられるシートを保持す
    る円錐状保持手段と、該保持手段の外周面にシー
    トを圧入するための圧入治具によつてピストン本
    体外周に設けた係合溝にシートを係止させるシー
    ト圧着手段と、シートの一端を押圧して折曲しピ
    ストン本体外周のテーパ溝に係合する手段と、前
    記ピストン本体が保持するシートを内部で加熱す
    る加熱シリンダと、該ピストン本体に取付けたシ
    ートを冷却する冷却手段とから成ることを特徴と
    する緩衝器用ピストンの製造装置。
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