JPH0481160B2 - - Google Patents

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JPH0481160B2
JPH0481160B2 JP59129211A JP12921184A JPH0481160B2 JP H0481160 B2 JPH0481160 B2 JP H0481160B2 JP 59129211 A JP59129211 A JP 59129211A JP 12921184 A JP12921184 A JP 12921184A JP H0481160 B2 JPH0481160 B2 JP H0481160B2
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incinerator
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waste liquid
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Katsumi Naba
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Naha Kenkyusho Jugen
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特に、125Iの測定に使用したカウンテ
イングチユーブのような放射性廃棄物を焼却処理
することができ、しかも、その際に発生する燃焼
排気中の125Iの濃度を連続的に測定監視すること
のできる放射性廃棄物の焼却処理装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
最近、非密封放射性物質を含む液状の放射性同
位元素(以下、単にRIという)が研究や医療の
方面で盛んに使用されるようになり、特に3Hや
125Iを用いた標識化合物が極めて多く使用されて
いることが良く知られている。
この傾向は医学における診療、研究の分野にお
いて特に著しく、その結果として発生する放射性
廃棄物は極めて大量に達しており、深刻な問題と
なつている。例えば、我国だけでも125Iの測定に
使用したカウンテイングチユーブ(以下、単にチ
ユーブという)の量は年間数千万本にも達し、
又、3Hを液体シンチレーシヨンカウンターで測定
した後に発生する3Hや14Cを含有する放射性有機
シンチレータ廃液(以下、単に廃液という)は年
間数十トンに達しており、全世界的レベルでは、
その量は推測のできない程である。
上述した事情に鑑み、本発明の発明者は、前記
廃液に関し、特殊な前処理を施すことにより焼却
処理を可能とする技術の開発を終了し、すでに特
許を受けており(特公昭57−32798号参照)、当該
技術による廃液の焼却処理が国内の多くの事業所
で安全且つ能率的に実施される段階に至つてはい
るのであるが、他の放射性廃棄物、特に前記した
チユーブの焼却処理にあつては、問題点が残され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
まず、その一は、焼却処理の対象となる前記チ
ユーブがポリエチレン、ポリスチレン等の
11000Kcal/Kgに及ぶ高発熱量の樹脂により形成
されており、又、近時環境衛生の基準が厳しくな
つていることもあるので、当該チユーブの焼却処
理には、斯る高温に耐え且つ公害の発生のない装
置が必要であるが、これらの条件を満たす焼却処
理装置が提供されていなかつた点である。
又、第二の難点としては、125Iを用いた前記チ
ユーブについては廃液の場合のように安全に取扱
うためのシステムが確立されていない点を挙げる
ことができる。
而して、その半減期が3Hの12.33年に比較して
60.2日と短く、理論上は約2年で放射能の強さが
1/1000に減衰するためその後は焼却処理が可能と
考えられるにも拘らず、前記チユーブについての
処理技術が確立されていないのは、125Iという放
射性同位元素が、その放出する放射線のエネルギ
がエレクトロキヤプチユアー(EC)で約35KeV
と低いため、通常のγ線やχ線を検出する検出器
や検出方法を利用することができず、従つて、処
理前に125Iの減衰を確認する手段が存在しなかつ
た点に原因があると考えられる。
一方、125Iはそれを取扱う作業者の段階におい
てすら放射線の安全確保が困難であり、主として
125Iで汚染した手指等から経口摂取することによ
り、気がつかないうちに甲状腺蓄積を引き起して
いたことが内外において報告されているという点
では3Hよりもはるかに危険な核種であり、従つ
て、125Iで汚染されたチユーブを安全に取扱うシ
ステムが完成されたとしても、処理すべきチユー
ブに付着している125Iの濃度は様々で、中には極
めて高濃度のもの、例えば、ラジオイオジネーシ
ヨンに使用したチユーブも存在すると予測される
ところから、その処理に際しては常に、排出され
125Iの濃度を測定監視し、焼却処理前の誤つた
取扱いによる125Iの放出を防止する必要があるの
であるが、従来は上述したように125Iの検出器や
検出方法が確立されていなかつたので、排出され
125Iの測定監視ができなかつたという難点もあ
る。
本発明は、上記した諸難点を解消するために鋭
意研究をした結果、完成されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明が採つた手段は、内外二重構
造とし、その間に冷却水を配して耐熱性を高める
と共に、内部に過剰の酸素を供給するための送気
系を具えた焼却炉から排出される燃焼排気を放出
する煙突を、サイクロン集塵器を介して前記焼却
炉の排気口に接続して成る放射性廃棄物の焼却炉
において、前記焼却炉を、その炉内に放射性有機
シンチレータ廃液及び液体燃料を噴霧供給して燃
焼させるように形成し、これら廃液及び燃料の燃
焼で前記炉の予熱並びに当該廃液の焼却処理をす
る一方、前記煙突に設けた採気孔から前記燃焼排
気の一部を採気すると共に、電子冷却器で冷却し
てベルト状の活性炭繊維フイルタに導き、該フイ
ルタにおける放射線を低レベルγ線用シンチレー
シヨンサーベイメータで検出測定することにより
前記燃焼排気中の放射性同位元素である125Iの濃
度を測定する測定装置を前記煙突に取付けて成る
ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に本発明の実施の一例を図に拠り説明する。
1は焼却炉で、該焼却炉1は、前述したように
焼却対象のチユーブがポリエチレン、ポリスチレ
ン等の11000Kcal/Kgに及ぶ高発熱量の樹脂であ
るので、これらの焼却処理のために、まず、1000
℃に及ぶ高温に耐えるように構成した。
即ち、焼却炉1の構造を内外の鋼板2,3によ
る二重構造とし、その間に冷却水Wを充満した水
冷ジヤケツト方式にすることにより、火炎のあた
る部分はすべて冷却水Wにより間接的に冷却され
るようにして熱エネルギーを外部に導いているの
である。尚、この温水を風呂、シヤワー等に使用
すれば熱エネルギーの有効利用を図ることが出来
る。又、黒煙による公害等の発生のないことも必
要で、ポリエチレンの完全燃焼は容易であるが、
一部のチユーブはポリスチレン等の難燃性の樹脂
により形成されているので、このようなチユーブ
をも完全焼却するため、高圧ターボフアン等の送
気装置4により炉内全体に均圧、均量の過剰空気
も微小径の多数のノズル5を介して供給し、炉内
温度の低下を防ぎつつ完全燃焼のための過剰酸素
を供給するようにした。
一方このノズル5は、これを高熱から保護する
ためにすべて前記二重構造内に配置して損傷され
ない構造としてあり、また、この構造とすること
により焼却炉1内に供給される空気が予熱される
ことになり、燃焼効率を一層向上する結果となつ
ている。
尚、6はばい塵等が煙突7部より排出されるの
を防止して、大気汚染防止法及び各都道府県公害
防止条例の規制するばい塵の規制値(0.4g/N
m3)を下まわらすため、前記焼却炉1と煙突7間
に挿設された接線流入式のサイクロン集塵器であ
る。
更に、焼却炉1に付帯する構造としては、上記
したもの以外、安全対策としての冷却水の異常警
報表示装置や感震装置及び燃焼停止機構(いずれ
も図示せず)を設けても良い。
一方、8は前記煙突7の一部に穿設した採気孔
9から燃焼排気の一部を採気し、当該燃焼排気中
125Iの濃度を測定して、表示記録装置10によ
りその数値を表示11すると共に記録紙12に記
録するための測定装置で、前述したように、従来
125Iの測定は極めて困難であつたのであるが、
本発明の発明者は独自に開発し、すでに特許出願
をした低レベルγ線用シンチレーシヨンサーベイ
メーターに関する技術を利用してこの問題点を解
決している。
即ち、このシンチレーシヨンサーベイメーター
は、そのシンチレーシヨン部Cを、例えば第2図
に示したような、ケーシングCsと該ケーシング
Csに順次収容された放射線入射部たる入射窓I、
NaI(T1)製のシンチレータS及びパイレツクス
製の光学窓Pから構成すると共に、入射窓Iには
放射線透過性に優れ、高エネルギーの放射線は勿
論低エネルギーの放射線をも吸収することなく透
過させる特性のベリリウムの150μmの薄板を使
用することにより、低エネルギーの放射線につい
ての透過性をも確保し、且つ、シンチレータSに
ついてもその形状等に検討を加え、比較的薄板と
することにより、側面から入射する放射線量を減
じる一方、前記入射窓Iを透過した放射線のうち
エネルギーの高いものは透過させてシンチレーシ
ヨン現象を抑制し、エネルギーの低いものは吸収
させてほぼ完全にシンチレーシヨン現象を起させ
るようにしてあり、125Iに対する計数効率は約25
%と、従来のGMサーベイメーターに対し約250
倍の感度を有するものであるので、これを利用し
て燃焼排気中の125Iを測定するのである。
更に、燃焼排気中の125I濃度を直接測定するの
は前記低エネルギー用サーベイメータのシンチレ
ーシヨン部Cを流用したとしても、最大許容排気
125I濃度が極めて厳しく、排気中125Iが流れた
状況での直接測定は不可能であるため、適宜の吸
着材で125Iを捕集し該吸着材における125Iを測定
することによつて燃焼排気中の125I濃度を測定す
ることとした。従来からこのような用途に用いら
れていた活性炭フイルターはやしがら活性炭の様
な粉末を板状に固めたものであるため、活性炭末
が飛散して吸引ポンプの破損が発生し易く、ま
た、連続長時間測定を行なうためにはベルト状に
整形し、且つ順に移動させて使用するのが好まし
いが、この従来品は引伸しの強度がなく断裂する
ため、カートリツジ状として一定時間毎に交換す
るようにせざるを得なかつた。そこで本発明にお
いては、強度もあり粉末が飛散することもなく、
ベルト状にしても断裂しないため長時間の125Iの
連続捕集に最適な活性炭繊維フイルター(以下、
ACFFという)を吸着材とすることとした。
第1図を用いて詳細に説明すれば、13は通気
管、14は吸引ポンプ、15は一組のローラ1
6,17間に巻付けられると共に通気管13及び
吸引ポンプ14の間に挿設されたACFF、18は
一方のローラ17を回転させるためのコントロー
ラ、19は鉛製のシールド体20内に配設された
前記シンチレーシヨン部Cを採用した検出器であ
り、吸引ポンプ14により吸引されて採気孔9か
ら通気管13内に流入した燃焼排気の一部は、
ACFF15の対応部分に吸着されるのであるが、
一定時間が経過すると測定表示部10の指命信号
によりコントローラ18が一方のローラ17を回
転させ、それまで燃焼排気にさらされていた
ACFFの部分が検出器19下部に移動し、125Iの量
が検出され表示測定部10に出力されるのであ
る。
尚、採気孔9に於いても排気温度は300℃近く
となり、このまま吸引したのではACFF15等に
損傷が生じるので、第1図に示したように通気管
13の中途に電子冷却器21を配設して吸引する
燃焼排気の温度を低下させるものとし、又、吸引
ポンプ14は測定表示部10により制御して
ACFF15に於ける燃焼排気の面速度を調整し、
それが流速計22により読み取ることができるよ
うにしてあり、以上1乃至22により本発明装置
の一例を構成する。
〔作用〕
以上のように構成される本発明の一例の装置に
125Iで汚染したチユーブTを投入して着火する
と、該チユーブTはまず液化し次いで気化して燃
焼し始めるのであるが、その際ノズル5からは過
剰の酸素が供給され、且つ、燃焼により発生する
熱エネルギーは冷却水Wにより吸収されるから、
焼却炉1が損傷することなくチユーブTが完全燃
焼するようになつている。
又、燃焼排気はサイクロン集塵器6によりばい
塵等が取り除かれた後、煙突7から放出される
が、その一部が採気孔9から125Iの測定装置8に
吸入されて、ACFFを用いた連続測定が行なわ
れ、その結果が表示記録装置10により表示さ
れ、記録されるのである。
〔効果〕
従つて、本発明装置の一例によれば、高い熱エ
ネルギーを発生する前記チユーブを、焼却炉を損
傷することなく、又、ばい塵等を排出することな
く完全に焼却処理することができ、又、燃焼排気
中に含まれている125Iを連続的に測定監視するこ
とができるのである。
而して、本発明装置の一例により焼却処理する
べき125Iで汚染されたチユーブは、単に一定期間
(例えば約2年間)が経過したというだけで焼却
処理を開始するのではなく、前記低レベルγ線用
シンチレーシヨンサーベイメーターを用いて、実
際の線量が焼却処理に適合することを確認してか
らにすべきであることは勿論であるが、より安全
性を高めるためには次のように取扱う。
即ち、前記チユーブは、第3図に示すように、
ビニール袋Vに適宜数が入れられ、その2袋が50
に規定された円筒形ドラム缶Dに密封して貯蔵
されているので、該ドラム缶Dの内部でビニール
袋Vの内外に前記ACFF等適宜の吸着材を入れ、
該吸着材に標識化合物が放射線自己分解によつて
常時発生するヨードガスを捕集させ、該吸着材を
前記サーベイメーターで測定するこにより、底部
にあるものまで含めてドラム缶D内のチユーブの
すべてについて125Iが減衰していることを実際に
確認すると共に、例えば、0.1μCiのPm−147(半
減期2.6234年)の密封線源をドラム缶Dの蓋上に
配設しその減衰割合をGM−サーベイメーター又
は低エネルギーγ線用サーベイメーターで測定す
ることにより一定期間が確実に経過していること
を確認するのである。
〔他の実施例〕
前記した本発明の一例のような焼却炉にあつて
は、焼却開始に先立つて炉内を予熱した方が良い
場合もあるが、この場合は都市ガスやプロパンガ
ス、灯油等を公知構成を付加して予熱に利用すれ
ば良い。
例えば、灯油を用いる場合は、予熱用タンク2
3に収容した灯油を電磁弁24、流量計25及び
フイルタ26を介して電磁ポンプ27に供給し、
該電磁ポンプ27により灯油をその先端を焼却炉
1内に臨ませたノズル28に圧送し該ノズル28
先端から灯油を噴霧すると共に点火トランス29
によりイグナイタ30を作動させて前記噴霧され
た灯油に着火し、バーナーモータ31を作動させ
乍ら予熱のための燃焼をさせるのである。
又、上述した廃液は有機溶媒を主たる成分とし
ているので、予熱用の燃料として使用できること
は勿論であるが、当該廃液は一般に成分不明で粘
度が高いものが多く、前記ノズル28から噴霧す
るには適さないので、そのまま直接燃焼させるの
ではなく、特公昭57−32798号に開示されている
ような技術により前処理し、ノズル28からの噴
霧に適合せしめるものとする。
而して、廃液を予熱用に利用できるということ
は、同時に、本発明装置にそのための構成を付加
すれば前記チユーブと廃液とを同時に焼却処理す
ることが可能であることを意味するものである
が、このようにした場合は焼却後のノズル28内
に界面活性剤やナフタリン等の気化し難いものが
残留して該ノズル28をつまらせるため、廃液を
前記タンク23とは別に設けた廃液タンク32に
収容し、まずタンク23内の灯油を燃焼させて配
管内を洗浄すると共に焼却炉1内を予熱し、その
後に電磁弁24,33を切り換えて廃液タンク3
2内の廃液を焼却処理し、焼却終了時に再度電磁
弁24,33を切り換えて灯油を配管内に流通さ
せてノズル28のつまる原因となる成分を残さず
焼却するのである。
尚、タンク23内に灯油のみを収容して配管内
等を洗浄した場合は、前記界面活性剤等によりノ
ズルが焼結したりすることもあるので、灯油に例
えばn−ブタノール等の補助剤を加えても良く、
本発明の発明者により灯油:n−ブタノール=
1:1とした場合に最も良い結果が得られること
がわかつている。
〔作用〕
斯る構成を付加した本発明装置の別例による放
射性廃棄物の焼却処理の手順を示せば以下の通り
である (1) 使用ずみのチユーブ約10Kgを焼却炉1に入
れ、タンク23に灯油、廃液タンク32に廃液
を収容する。
(2) 焼却スイツチを押すとノズル5から空気が吹
出し焼却炉1内のガスを追出し着火時の爆発を
防ぐ(プレパージ)。
(3) 廃液の焼却に先立ちタンク23から灯油とn
−ブタノールの混液を電磁ポンプ27によつて
焼却炉1内に噴霧し点火トランス29及びイグ
ナイタ30によつて発火燃焼し予熱を行う。
(4) 数分経過し炉内の温度が上昇すると自動的に
電磁弁24,33が切換わり、タンク32内の
廃液の焼却が始まる(廃液は1時間当り2の
焼却速度とする)。
(5) 廃液の焼却が進むと共に焼却炉1の下部のチ
ユーブTが溶解液化、ガス化して燃焼が開始さ
れる。
(6) 焼却が終了すると自動的に電磁弁24,33
が切り換わり、廃液が灯油とn−ブタノールと
の混液に変わつてノズル27、電磁ポンプ2
7、配管内の廃液などを洗浄すると共に、該洗
浄液が焼却される(洗浄焼却)。
(7) 洗浄焼却が終了すると自動的に電磁弁24,
33が閉ぢ電磁ポンプ27が停止するが、ノズ
ル5からの空気の噴射は数分継続し、焼却炉1
内の残留ガスを排出する(アフターパージ)。
〔効果〕
従来は、廃液等の焼却を所謂専焼炉によつて実
施していたので、チユーブと廃液とを同時に焼却
処理する混焼方法を採用すれば、チユーブの焼却
時に廃液が同時に燃焼して、焼却温度の低下を防
ぎ完全燃焼を安定して持続させるのに有効であ
り、又、廃液の成分によつて廃液専焼炉では焼却
が困難な例があり、温度低下によつて不完全燃焼
する場合があるが、チユーブとの混焼によつて焼
却時の高温が安定して保たれ完全燃焼を維持で
き、更に、専焼炉を廃液用、チユーブ用と別々に
設置するよりも混焼炉に統一することによつて、
設置場所、経費、労力、安全管理上の利益が極め
て多い等の利点があるが、最大の効果は燃焼排気
中の3H、125Iの濃度を低下させることができる点
にある。即ち、3Hを含む廃液を2/hrで焼却し
た場合の排気量は22m3/hrで、これの必要な空気
はバーナーモーターによつて供給される。一方
125Iの付着等したチユーブ10Kgを1時間で焼却し
た場合は250.8m3/hrの排気量となる。従つて廃
液とチユーブを混焼した場合、その排気中の3H、
125I濃度を最大許容排気中濃度と比較して許容度
(安全性)を試算すると、3Hの許容度は、 1×10-3μCi/cm3×2×103m3=2μCi 2μCi÷(250.8m3+22m3) =7.3×10-9μCi/cm3 であり、これは3Hの最大許容排気中濃度2×
10-7μCi/cm3に対し0.037にすぎないのであり、一
125Iの許容度は、 0.01μCi÷(250.8m3+22m3) =3.7×10-11μCi/cm3 であり、これは125Iの最大許容排気中濃度3×
10-10μCi/cm3に対し0.122にずぎず、従つて許容
度の合計は0.159にすぎないのである。このこと
は現在3H廃液を専焼炉で焼却する場合に3Hの許
容度は0.455に達する比較して、10倍の濃度の廃
液処理が可能なことを意味する。
本発明は以上のとおりであるから、放射性廃棄
物の焼却処理装置として極めて優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図
本発明に使用するシンチレーシヨンの一例を示す
一部切截側面図、第3図は焼却処理すべきチユー
ブの保存状態を示す一部切截断面図である。 1……焼却炉、4……送気装置、5……ノズ
ル、7……煙突、8……測定装置、10……表示
記録部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内外二重構造とし、その間に冷却水を配して
    耐熱性を高めると共に、内部に過剰の酸素を供給
    するための送気系を具えた焼却炉から排出される
    燃焼排気を放出する煙突を、サイクロン集塵器を
    介して前記焼却炉の排気口に接続して成る放射性
    廃棄物の焼却炉において、前記焼却炉を、その炉
    内に放射性有機シンチレータ廃液及び液体燃料を
    噴霧供給して燃焼させるように形成し、これら廃
    液及び燃料の燃焼で前記炉の予熱並びに当該廃液
    の焼却処理をする一方、前記煙突に設けた採気孔
    から前記燃焼排気の一部を採気すると共に、電子
    冷却器で冷却してベルト状の活性炭繊維フイルタ
    に導き、該フイルタにおける放射線を低レベルγ
    線用シンチレーシヨンサーベイメータで検出測定
    することにより前記燃焼排気中の放射性同位元素
    である125Iの濃度を測定する測定装置を前記煙突
    に取付けて成ることを特徴とする放射性廃棄物の
    焼却処理装置。 2 焼却炉で燃焼する放射性廃棄物は、125Iの測
    定に使用した後一定期間が確実に経過しているこ
    とを確認したカウンテイングチユーブ、及び、助
    燃材としての3H等を含有する放射性有機シンチ
    レータ廃液である特許請求の範囲第1項に記載の
    放射性廃棄物の焼却処理装置。
JP12921184A 1984-06-25 1984-06-25 放射性廃棄物の焼却処理装置 Granted JPS618700A (ja)

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