JPH0482143B2 - - Google Patents

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JPH0482143B2
JPH0482143B2 JP60176536A JP17653685A JPH0482143B2 JP H0482143 B2 JPH0482143 B2 JP H0482143B2 JP 60176536 A JP60176536 A JP 60176536A JP 17653685 A JP17653685 A JP 17653685A JP H0482143 B2 JPH0482143 B2 JP H0482143B2
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JP
Japan
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zinc
compound
general formula
alkyl group
alkoxybenzenethiol
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JP60176536A
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English (en)
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JPS6236354A (ja
Inventor
Shuichi Sugita
Kosaku Masuda
Satoshi Nakagawa
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は2−アルコキシベンゼンチオール系化
合物の製造方法に関し、更に詳しくはアルコキシ
ベンゼンを出発原料としてポリスルフイドを経由
して高収率に2−アルコキシベンゼンチオール系
化合物を製造する方法に関する。
〔従来技術〕
2−アルコキシベンゼンチオール系化合物は写
真用カプラーのバラスト成分、活性点置換成分な
どとして有用な化合物である。この系の化合物に
ついては、例えば特開昭57−35858号にベンゼン
誘導体をクロルスルホン酸でスルホクロリドにし
た後、金属亜鉛あるいは金属錫と酸で還元するこ
とによるベンゼンチオール系化合物の製造方法が
開示されている。
ArHClSO3H ―――――→ ArSO2ClZn(Sn)+〔H+〕 ――――――――――――→ ArSH しかし上記特許の方法では、中間体のスルホク
ロリドを還元する際に加水分解が避けられずスル
ホン酸系化合物を副生する。この結果、目的とす
るベンゼンチオール系化合物の分離・精製が困難
となり、高純度のものが得られず、かつ低収率と
なり製造コストの高いものとなつてしまう。
従つて、より工業化に適した2−アルコキシベ
ンゼンチオール系化合物の製造方法、すなわち高
純度かつ高収率で2−アルコキシベンゼンチオー
ル系化合物の合成法の開発が要望されている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記問題点の解決にある。すな
わち、精製が容易で純度の高い2−アルコキシベ
ンゼンチオール系化合物を高収率(低コスト)で
得る製造方法を堤供することにある。
〔発明の要旨〕
前記本発明の目的は、下記一般式〔〕で示さ
れる化合物と塩化硫黄(S2Cl2)を亜鉛もしくは
2価の亜鉛化合物の存在下に反応せしめて下記一
般式〔〕で示される化合物を得、更にこれを還
元することによる下記一般式〔〕で示される2
−アルコキシベンゼンチオール系化合物の製造方
法により達成された。
〔式中、R1はアルキル基、R2は水素またはア
ルキル基を表し、R3はアルキル基またはアルコ
キシ基を表す。xは2以上の整数を表す。
〔発明の構成〕
本発明において出発原料として用いられる一般
式〔〕で示されるアルコキシベンゼン化合物
は、ジヤーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサイアテイ(J.AM.Chem.Soc)、1939年、
61巻、1463頁にコルカ(Kolka)等により、また
同誌1935年、57巻、7095頁にソワ(Sowa)等に
より、またブルチン・オブ・ザ・ケミー(Bull.
Soc.Chim.)、1883年、40巻(2)、106頁にビンセン
ト(Vuncent)により報告されている方法および
その他の方法により得ることができる。
本発明は、また下記工程(1)および(2)で示すこと
ができる。
工程(1) 一般式〔〕S2Cl2 ――――――→ Zn0又はZn2+一般式〔〕 工程(2) 一般式〔〕H2 ―――→ (還元)一般式〔〕 一般式〔〕、〔〕および〔〕においてR1
はアルキル基を表すが、R1で表されるアルキル
基として好ましくは炭素原子数1〜30の直鎖また
は分岐のアルキル基、例えばメチル、エチル、イ
ソプロピル、ブチル、t−ブチル、オクチル、ド
デシル、エイコシル、トリアコンチル等の基を挙
げることができる。R2は水素またはアルキル基
を表すが、R2で表されるアルキル基として好ま
しくは前記R1で述べたものと同じ基を挙げるこ
とができる。R3はアルキル基またはアルコキシ
基を表すが、R3で表されるアルキル基としても
好ましくは前記R1と同じ基が挙げられる。R3
表されるアルコキシ基として好ましくは炭素原子
数1〜30の直鎖または分岐のアルコキシ基、具体
的にはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、sec−
ブトキシ、オクトキシ、ドデソキシ、エイコソキ
シ、トリアコントキシ等の基を挙げることができ
る。
アルコキシベンゼンを塩化硫黄と反応させるに
際しては、ニートまたは溶媒に溶解させる。用い
られる溶媒としては、エーテル類、ハロゲン化炭
化水素類、ベンゼン類、ニトリル類等を挙げるこ
とができる。この中で好ましいのはハロゲン化炭
化水素類、ベンゼン類であり特にハロゲン化炭化
水素類が好ましい。
塩化硫黄(S2Cl2)はゴムの加硫剤として広く
知られており、溶融硫黄中に塩素ガスを通じて合
成される。不純物としてSCl2、SCl4を含むが蒸留
により除去できる。工程(1)において、塩化硫黄は
アルコキシベンゼン化合物1モル当り0.1〜2モ
ルの範囲で用いられ、好ましくは0.3〜0.7モルで
ある。
亜鉛もしくは2価の亜鉛化合物は触媒として作
用する。2価の亜鉛化合物としては、具体的には
酸化亜鉛(ZnO)、塩化亜鉛(ZnCl2)、弗化亜鉛
(ZnF2)、臭化亜鉛(ZnBr2)、沃化亜鉛(ZnI2)、
炭酸亜鉛(ZnCO3)、硫酸亜鉛(ZnSO4)、硝酸亜
鉛〔Zn(NO32〕、硫化亜鉛(ZnS)、亜ジチオン
酸亜鉛(ZnS2O4)、クロム酸亜鉛(ZnCrO4)、水
酸化亜鉛〔Zn(OH)2〕、燐酸亜鉛〔Zn3(PO42〕、
燐酸2水素亜鉛〔Zn(H2PO42〕、ピロ燐酸亜鉛
(ZnP2O7)、ギ酸亜鉛〔Zn(HCOO)2〕、酢酸亜鉛
〔Zn(CH3COO)2〕、乳酸亜鉛{Zn〔CH3CH(OH)
COO〕2}、シユウ酸亜鉛〔Zn(COO)2〕オレイン
酸亜鉛〔Zn(C17H33COO)2〕、ステアリン酸亜鉛
〔Zn(C17H35COO)2〕、亜鉛()アセチルアセテ
ート〔Zn(CH3COCHCOCH32〕等を挙げること
ができる。これらの中、好ましいのは酸化亜鉛、
塩化亜鉛、亜鉛であり、特に好ましいのは酸化亜
鉛である。
亜鉛もしくは2価の亜鉛化合物は、アルコキシ
ベンゼン1モル当り0.001〜1モルで用いられる
のが好ましく、より好ましくは0.005〜0.1モルの
範囲である。
反応温度は0〜150℃の範囲が好ましく、特に
40〜80℃が好ましい。
次に本発明において一般式〔〕で示される化
合物の代表的具体例を以下に示すが、本発明はこ
れによつて限定されない。
工程(2)における一般式〔〕で示されるスルフ
イド化合物の還元は通常用いられる方法、例えば
ベルギー特許635634号に記載の方法で行うことが
できる。
還元は亜鉛と酸(酢酸、塩酸、硫酸等)により
行われる。反応溶媒としてはベンゼン類が用いら
れるが、上記酸自身が溶媒を兼ねてもよい。
用いられる亜鉛の量は、スルフイド化合物1部
当り重量比で0.01〜100部、好ましくは0.1〜10部
である。反応溶媒はスルフイド化合物1部当り重
量比で1〜1000部、好ましくは1〜10部が用いら
れる。
本発明において一般式〔〕で示される化合物
の代表的具体例を以下に示すが、本発明はこれら
に限定されない。
〔実施例〕 以下に本発明の具体的実施例を記載するが本発
明はこれに限定されない。
合成例 1 (例示化合物−7の合成) 24.4gの4−ブトキシ−t−オクチルベンゼン
と0.24gの酸化亜鉛を250mlのクロロホルムに加
え、還流下に4.5mlの塩化硫黄を添加する。添加
後、更に30分還流を続ける。反応物はクロロホル
ムを減圧留去した後、カラムクロマトグラフイで
分離精製する。26gのカラメル状物質を得た。例
示化合物−7であることがNMRにより確認さ
れた。
次に24.5gの例示化合物−7を100mlのトル
エンに溶解し、6.5gの亜鉛を加える。還流下に
24.5mlの濃塩酸を添加した後、3時間反応を続け
る。反応液を過し過剰の亜鉛を除き水洗する。
トルエンを減圧留去しカラムクロマトグラフイで
分離精製し、23.5g(90.9%)のオイル状目的物
2−ブトキシ−5−t−オクチルベンゼンチオー
ルを得た。
C18H30OSとしての元素分析値 計算値(%) C:73.47 H:10.20 S:10.89 実測値(%) C:73.60 H:10.40 S:10.71 合成例 2 (例示化合物−8の合成) 24.4gの4−ブトキシ−1,3−ジ−t−ブチ
ルベンゼンと0.20gの亜鉛を250mlのトルエンに
加え、60〜70℃に加熱する。4.5mlの塩化硫黄を
添加した後、30分反応させる。反応物はトルエン
を減圧留去した後、カラムクロマトグラフイで分
離精製し25.5gのカラメル状物質を得た。例示化
合物−8であることがNMRにより確認され
た。
次に24.0gの例示化合物−8を98mlのトルエ
ンに溶解し、6.3gの亜鉛を加える。還流下に
24.0mlの濃塩酸を添加した後、3時間反応を続け
る。反応液を過し過剰の亜鉛を除き水洗する。
トルエンを減圧留去しカラムクロマトグラフイで
分離精製し、22.5g(87.3%)のオイル状目的物
2−ブトキシ−3,5−ジ−t−ブチルベンゼン
チオールを得た。
C18H30OSとしての元素分析値 計算値(%) C:73.47 H:10.20 S:10.89 実測値(%) C:73.24 H:10.03 S:10.55 比較合成例 (例示化合物−7の合成) 24.4gの4−ブトキシ−t−オクチルベンゼン
を250mlのクロロホルム中で還流下に4.5mlの塩化
硫黄を添加する。添加後、更に5時間還流を続け
る。反応はクロロホルムを留去後カラムクロマト
グラフイで精製し8gのカラメル状物質を得た。
これを30mlのトルエンに溶解し、2.1gの亜鉛を
加える。還流下に8.0mlの濃塩酸を添加した後、
3時間反応を続ける。反応液は過、水洗後、ト
ルエンを減圧留去しカラムクロマトグラフイで分
離精製し、7.0g(26.6%)のオイル状目的物を
得た。元素分析値、FDマススペクトル値より例
示化合物−7であることが確認されたが、合成
成例−1に比べ収率は1/3以下に低下した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔〕で示される化合物と塩化硫
    黄(S2Cl2)を亜鉛もしくは2価の亜鉛化合物の
    存在下に反応せしめて下記一般式〔〕で示され
    る化合物を得、更にこれを還元することを特徴と
    する下記一般式〔〕で示される2−アルコキシ
    ベンゼンチオール系化合物の製造方法。 一般式〔〕 〔式中、R1はアルキル基、R2は水素またはア
    ルキル基を表し、R3はアルキル基またはアルコ
    キシ基を表す。〕 一般式〔〕 〔式中、R1、R2およびR3は前記R1、R2および
    R3と同義であり、xは2以上の整数を表す。〕 一般式〔〕 〔式中、R1、R2およびR3は前記R1、R2および
    R3と同義である。〕。
JP60176536A 1985-08-09 1985-08-09 2−アルコキシベンゼンチオ−ル系化合物の製造方法 Granted JPS6236354A (ja)

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