JPH0482982A - タイヤ補強用金属コード - Google Patents
タイヤ補強用金属コードInfo
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- JPH0482982A JPH0482982A JP2197215A JP19721590A JPH0482982A JP H0482982 A JPH0482982 A JP H0482982A JP 2197215 A JP2197215 A JP 2197215A JP 19721590 A JP19721590 A JP 19721590A JP H0482982 A JPH0482982 A JP H0482982A
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- JP
- Japan
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- filaments
- layer
- core
- cord
- filament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0633—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0626—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2023—Strands with core
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タイヤその他の物品の補強材等として用いら
れる金属コードに関するものである。
れる金属コードに関するものである。
上記のような金属コードとしては、複数の金属製フィラ
メントを撚り合わせたものが知られており、このような
金属コードを、タイヤ等のゴム製品や合成樹脂製品等に
埋設することにより、その補強を図ることが行われてい
る。
メントを撚り合わせたものが知られており、このような
金属コードを、タイヤ等のゴム製品や合成樹脂製品等に
埋設することにより、その補強を図ることが行われてい
る。
例えば、特開昭54−50640号公報には、互いに撚
り合わせられた素線(以下、コアフィラメントと称す。
り合わせられた素線(以下、コアフィラメントと称す。
)からなる内側層の周囲に、複数のフィラメントからな
る中間層、さらには外層を配し、上記中間層および外層
を構成するフィラメント同士の間に自由空間を確保した
、いわゆるオプンコードのものが示されている。
る中間層、さらには外層を配し、上記中間層および外層
を構成するフィラメント同士の間に自由空間を確保した
、いわゆるオプンコードのものが示されている。
上記公報に示されるコードでは、中間層および外層を構
成する素線同士の間には自由空間が設けられているが、
コアフィラメント同士は全て互いに接触した状態で配さ
れており、その内側の空間はコアフィラメントで閉じ込
められた、いわゆるコンパクトタイプないしコンパクト
構造となっている。従って、このコードを製品に埋設す
る場合、上記コアフィラメントの周辺領域まではゴム材
料や合成樹脂材料等が浸透するが、コアフィラメントの
内側には上記材料は浸透せず、この領域には空隙が残さ
れることとなる。このため、上記金属コードが埋設され
た製品、例えばタイヤ等が外傷を受け、この傷口から水
分が侵入した場合には、この水分は上記空隙を伝って容
易に広がり、これによって金属コードに発生する錆の伝
播が促進され、強度低下を引起こす不都合がある。
成する素線同士の間には自由空間が設けられているが、
コアフィラメント同士は全て互いに接触した状態で配さ
れており、その内側の空間はコアフィラメントで閉じ込
められた、いわゆるコンパクトタイプないしコンパクト
構造となっている。従って、このコードを製品に埋設す
る場合、上記コアフィラメントの周辺領域まではゴム材
料や合成樹脂材料等が浸透するが、コアフィラメントの
内側には上記材料は浸透せず、この領域には空隙が残さ
れることとなる。このため、上記金属コードが埋設され
た製品、例えばタイヤ等が外傷を受け、この傷口から水
分が侵入した場合には、この水分は上記空隙を伝って容
易に広がり、これによって金属コードに発生する錆の伝
播が促進され、強度低下を引起こす不都合がある。
また、コアフィラメント同士が直接接触し合っているた
め、この金属コードの使用時に、上記コアフィラメント
同士のこすれ合い(フレッティング)が生じ易く、この
フレッティングによりコアフィラメントが痩せることに
よっても、金属コドの強度低下が促進される不都合があ
る。
め、この金属コードの使用時に、上記コアフィラメント
同士のこすれ合い(フレッティング)が生じ易く、この
フレッティングによりコアフィラメントが痩せることに
よっても、金属コドの強度低下が促進される不都合があ
る。
さらに、この金属コードに曲げ荷重が加えられた場合、
互いに接触した状態にあるコアフィラメントに局部的な
圧縮荷重か働き、コアフィラメントの脆性破壊を引起こ
すおそれがあることも確認されている。
互いに接触した状態にあるコアフィラメントに局部的な
圧縮荷重か働き、コアフィラメントの脆性破壊を引起こ
すおそれがあることも確認されている。
一方、近年は、タイヤ等の製品重量を軽減することがま
すます重要となっているが、上記のようなオープンコー
ドの構造はコンパクトタイプの構造に比べて径が大きく
なりがちであるために、これを用いると製品全体の重量
が増大し易く、その解決も大きな課題となっている。
すます重要となっているが、上記のようなオープンコー
ドの構造はコンパクトタイプの構造に比べて径が大きく
なりがちであるために、これを用いると製品全体の重量
が増大し易く、その解決も大きな課題となっている。
本発明は、このような事情に鑑み、錆の伝播やフィラメ
ントのフレッティング等に伴う強度低下を未然に防ぐこ
とができるオープンタイプの金属コードを提供すること
を目的とし、さらには、コード径をそれほど拡大するこ
となく上記目的を達成することができる金属コードを提
供することを目的とする。
ントのフレッティング等に伴う強度低下を未然に防ぐこ
とができるオープンタイプの金属コードを提供すること
を目的とし、さらには、コード径をそれほど拡大するこ
となく上記目的を達成することができる金属コードを提
供することを目的とする。
本発明は、3本以上5本以下のコアフィラメントを撚り
合わせた内側層の周囲に、複数のフィラメントを撚り合
わせた外側層を配して2層に撚り合わせるとともに、こ
れら内側層および外側層においてフィラメント間の空隙
の最短距離の総和がフィラメント同士の中心間距離の総
和の5%以上になるように全フィラメントを配したもの
である(請求項1)。ここで、「フィラメント間の空隙
の最短距離」は、フィラメント同士の中心間距離とフィ
ラメント直径との差の寸法に値する。
合わせた内側層の周囲に、複数のフィラメントを撚り合
わせた外側層を配して2層に撚り合わせるとともに、こ
れら内側層および外側層においてフィラメント間の空隙
の最短距離の総和がフィラメント同士の中心間距離の総
和の5%以上になるように全フィラメントを配したもの
である(請求項1)。ここで、「フィラメント間の空隙
の最短距離」は、フィラメント同士の中心間距離とフィ
ラメント直径との差の寸法に値する。
また本発明は、3本以上5本以下のコアフィラメントを
撚り合わせた内側層の周囲に、複数のフィラメントを撚
り合わせた第1の外側層を配し、この第1の層の周囲に
複数のフィラメントを撚り合わせた第2の層を配して3
層に撚り合わせるとともに、上記内側層を含む各層にお
いてフィラメント間の空隙の最短距離の総和がフィラメ
ント同士の中心間距離の総和の5%以上になるように全
フィラメントを配したものである(請求項2)。
撚り合わせた内側層の周囲に、複数のフィラメントを撚
り合わせた第1の外側層を配し、この第1の層の周囲に
複数のフィラメントを撚り合わせた第2の層を配して3
層に撚り合わせるとともに、上記内側層を含む各層にお
いてフィラメント間の空隙の最短距離の総和がフィラメ
ント同士の中心間距離の総和の5%以上になるように全
フィラメントを配したものである(請求項2)。
また本発明は、3本以上5本以下のコアフィラメントを
撚り合わせた内側層の周囲に複数のフィラメントを撚り
合わせた第1の層を配し、この第1の層の周囲に複数の
フィラメントを撚り合わせた第2の層を配し、この第2
の層の周囲に複数のフィラメントを撚り合わせた第3の
層を配して4層に撚り合わせるとともに、上記内側層を
含む各層においてフィラメント間の空隙の最短距離の総
和がフィラメント同士の中心間距離の総和の5%以上に
なるように全フィラメントを配したものである(請求項
3)。
撚り合わせた内側層の周囲に複数のフィラメントを撚り
合わせた第1の層を配し、この第1の層の周囲に複数の
フィラメントを撚り合わせた第2の層を配し、この第2
の層の周囲に複数のフィラメントを撚り合わせた第3の
層を配して4層に撚り合わせるとともに、上記内側層を
含む各層においてフィラメント間の空隙の最短距離の総
和がフィラメント同士の中心間距離の総和の5%以上に
なるように全フィラメントを配したものである(請求項
3)。
さらに、上記各金属コードにおいて、最も外側の層を除
く任意の層を構成するフィラメントの径をその直ぐ外側
の層を構成するフィラメントの径と同等もしくはそれよ
りも小さくし、かつコアフィラメントの径を最も外側の
層を構成するフィラメントの径よりも小さくすれば、よ
り効果的である(請求項4)。
く任意の層を構成するフィラメントの径をその直ぐ外側
の層を構成するフィラメントの径と同等もしくはそれよ
りも小さくし、かつコアフィラメントの径を最も外側の
層を構成するフィラメントの径よりも小さくすれば、よ
り効果的である(請求項4)。
上記構成によれば、任意の横断面において、外側層のフ
ィラメントのみならず、内側層もオープン構造になって
いるので、その内側の空間にまでゴム材料や合成樹脂材
料が容易に浸透し、同材料で上記空間が満たされる。こ
のため、製品の傷口から水分が侵入してもこの水分はコ
ード内で広がらず、またコアフィラメント同士のフレッ
ティングや局部的な圧縮荷重も生じにくい。
ィラメントのみならず、内側層もオープン構造になって
いるので、その内側の空間にまでゴム材料や合成樹脂材
料が容易に浸透し、同材料で上記空間が満たされる。こ
のため、製品の傷口から水分が侵入してもこの水分はコ
ード内で広がらず、またコアフィラメント同士のフレッ
ティングや局部的な圧縮荷重も生じにくい。
さらに、請求項4記載の金属コードによれば、任意の2
つの層を比べた場合に必ず内側の層のフィラメントが外
側の層のフィラメントと同等もしくはそれよりも小径と
なるようにし、かつコアフィラメントが最も外側の層を
構成するフィラメントよりも必ず小径となるようにして
いるので、このようにコアフィラメントを小径とするこ
とにより、金属コード全体を小径としながらフィラメン
ト同士の間隔が確保され、かつ金属コード全体のしなや
かさが確保されるとともに、外側の層のフィラメントの
径を大径とすることにより、金属コド全体の強度が十分
に保たれる。
つの層を比べた場合に必ず内側の層のフィラメントが外
側の層のフィラメントと同等もしくはそれよりも小径と
なるようにし、かつコアフィラメントが最も外側の層を
構成するフィラメントよりも必ず小径となるようにして
いるので、このようにコアフィラメントを小径とするこ
とにより、金属コード全体を小径としながらフィラメン
ト同士の間隔が確保され、かつ金属コード全体のしなや
かさが確保されるとともに、外側の層のフィラメントの
径を大径とすることにより、金属コド全体の強度が十分
に保たれる。
i)第1実施例
第1図に示される金属コードは、互いに撚り合わされた
3本の金属性コアフィラメント10からなる内側層11
を有し、その周囲に、8本の金属性フィラメント12が
撚り合わされた外側層14が設けられている。
3本の金属性コアフィラメント10からなる内側層11
を有し、その周囲に、8本の金属性フィラメント12が
撚り合わされた外側層14が設けられている。
さらに、このコードでは、内側層11および外側層14
の双方において、フィラメント1o(12)間の空隙の
最短距離の総和、換言すればフィラメント10(12)
同士の中心間距離からフィラメント10(12)の直径
を差し引いた寸法の総和と、フィラメント10(12)
同士の中心間距離の総和との比率(空隙率)が5%以上
まで確保されている。換言すれば、各層11.14にお
いて、任意の横断面で少なくとも2つのフィラメント1
0(12)同士が必ず離間する完全なオープン構造とさ
れており、コアフィラメント10の内側の空間と外側と
の空間が連通されている。上記空隙率については後に詳
述する。
の双方において、フィラメント1o(12)間の空隙の
最短距離の総和、換言すればフィラメント10(12)
同士の中心間距離からフィラメント10(12)の直径
を差し引いた寸法の総和と、フィラメント10(12)
同士の中心間距離の総和との比率(空隙率)が5%以上
まで確保されている。換言すれば、各層11.14にお
いて、任意の横断面で少なくとも2つのフィラメント1
0(12)同士が必ず離間する完全なオープン構造とさ
れており、コアフィラメント10の内側の空間と外側と
の空間が連通されている。上記空隙率については後に詳
述する。
なお、この第1図では、各層11.14においてフィラ
メント10(12)同士が等間隔で離間している状態を
描いているが、実際には各フィラメント10(12)同
士の間隔はランダムであり、任意の横断面においていず
れかのフィラメント10(12)同士が接触ないし接近
した状態にある。
メント10(12)同士が等間隔で離間している状態を
描いているが、実際には各フィラメント10(12)同
士の間隔はランダムであり、任意の横断面においていず
れかのフィラメント10(12)同士が接触ないし接近
した状態にある。
本発明は、このように各フィラメント10.(12)同
士が全て離間したものをその要旨とするものではなく、
各層11.14において任意のフィラメント10(12
)同士の間に自由空間が確保されたものを要旨とするも
のである。
士が全て離間したものをその要旨とするものではなく、
各層11.14において任意のフィラメント10(12
)同士の間に自由空間が確保されたものを要旨とするも
のである。
上記構造によれば、コアフィラメント10同士の間にも
十分な間隙が確保されているので、金属コートの使用時
に、コアフィラメント10の内側の領域にまでゴム材料
や合成樹脂材料等が容易に浸透する。このため、従来の
ような錆の伝播や、コアフィラメント10同士のフレッ
ティング、あるいは局部的な圧縮荷重が生じにくく、こ
れらに起因する強度低下が未然に防止される。
十分な間隙が確保されているので、金属コートの使用時
に、コアフィラメント10の内側の領域にまでゴム材料
や合成樹脂材料等が容易に浸透する。このため、従来の
ような錆の伝播や、コアフィラメント10同士のフレッ
ティング、あるいは局部的な圧縮荷重が生じにくく、こ
れらに起因する強度低下が未然に防止される。
しかも、コアフィラメント10をオープン構造とするこ
とにより、コアフィラメント10の内接円16の径も広
がるので、その分だけ外側層14のフィラメント12同
士の間隔も広がり、ゴム材料や合成樹脂材料の浸透性は
より高まる。
とにより、コアフィラメント10の内接円16の径も広
がるので、その分だけ外側層14のフィラメント12同
士の間隔も広がり、ゴム材料や合成樹脂材料の浸透性は
より高まる。
なお、この2層構造の金属コードについては、次のよう
な変形例が考えられる。
な変形例が考えられる。
(1) 第1図では、各フィラメント10.12が全
て同じ径をもつものを示しているが、コアフィラメント
10の径を外側層14のフィラメント12の径よりも小
さくすることが可能である。
て同じ径をもつものを示しているが、コアフィラメント
10の径を外側層14のフィラメント12の径よりも小
さくすることが可能である。
これにより、オープン構造でありながら金属コード全体
の径を小さくまとめることができるので、この金属コー
ドを埋設するゴム等の層も大きくする必要がなくなり、
タイヤ等の製品の軽量化を図ることができる。また、上
記オープンタイプにする場合には、くせ付けをして撚り
合わせる製法が一般に採用されるので、コードの剛性は
高くなりがちであるが、上記のようにコアフィラメント
10の径を小径することにより、金属コード全体のしな
やかさが向上するため、特にタイヤのカーカス等として
使用した場合にも、その快適な乗り心地や振動の抑制を
十分に確保することができ、効果的である。
の径を小さくまとめることができるので、この金属コー
ドを埋設するゴム等の層も大きくする必要がなくなり、
タイヤ等の製品の軽量化を図ることができる。また、上
記オープンタイプにする場合には、くせ付けをして撚り
合わせる製法が一般に採用されるので、コードの剛性は
高くなりがちであるが、上記のようにコアフィラメント
10の径を小径することにより、金属コード全体のしな
やかさが向上するため、特にタイヤのカーカス等として
使用した場合にも、その快適な乗り心地や振動の抑制を
十分に確保することができ、効果的である。
しかも、このように、比較的狭い領域に配さるコアフィ
ラメント10の径を小さく設定することにより、これら
のコアフィラメント10同士の間隔を十分に確保するこ
とが可能となる一方、フィラメント同士の間隔が十分に
保てる外側のフィラメント12の径を大径にしておくこ
とにより、金属コード全体の強度を十分に確保すること
ができ、非常に合理的である。
ラメント10の径を小さく設定することにより、これら
のコアフィラメント10同士の間隔を十分に確保するこ
とが可能となる一方、フィラメント同士の間隔が十分に
保てる外側のフィラメント12の径を大径にしておくこ
とにより、金属コード全体の強度を十分に確保すること
ができ、非常に合理的である。
なお、具体的なコアフィラメント10の径としては、金
属コードの強度を考慮すると、外側層14のフィラメン
ト12の径の約55%程度まで削減することが可能であ
る。55%を超えて削減すると、太い方のフィラメント
12に起因するコードの剛性が相対的に過大となり、コ
ドの強度バランスが悪くなる。
属コードの強度を考慮すると、外側層14のフィラメン
ト12の径の約55%程度まで削減することが可能であ
る。55%を超えて削減すると、太い方のフィラメント
12に起因するコードの剛性が相対的に過大となり、コ
ドの強度バランスが悪くなる。
(2) 上記コアフィラメント」Oの本数は、3〜5
本の範囲で選択すればよく、外側層14におけるフィラ
メント12の本数も上記コアフィラメント10の本数に
応じて適宜設定すればよい。
本の範囲で選択すればよく、外側層14におけるフィラ
メント12の本数も上記コアフィラメント10の本数に
応じて適宜設定すればよい。
例として、第2図にコアフィラメント10を4本とした
場合の構造(4+9構造)を示し、第3図にコアフィラ
メント10を5本とした構造(5+10構造)を示す。
場合の構造(4+9構造)を示し、第3図にコアフィラ
メント10を5本とした構造(5+10構造)を示す。
なお、上記コアフィラメント10が2本であると、その
内側の空間がなくなる利点がある一方、コードの剛性の
異方性が顕著となるため、補強材としては余り適さない
ものとなる。逆に、コアフィラメント10を6本以上と
すると、コード全体のフィラメント本数が増えるために
直径が過大となり、これに起因して埋設ゴム層の厚さが
増すため、重量が大きく増大する不都合が生じる。この
場合には、コアフィラメント10が3本の金属コードを
2本並列して使うようにすれば、埋設ゴム層の厚さも余
り大きくならないので、上記のように6本のコアフィラ
メント10をもつ1本の金属コードを用いるよりも軽量
となる。すなわち、コアフィラメント10が6本以上の
金属コードも実用には適さない。
内側の空間がなくなる利点がある一方、コードの剛性の
異方性が顕著となるため、補強材としては余り適さない
ものとなる。逆に、コアフィラメント10を6本以上と
すると、コード全体のフィラメント本数が増えるために
直径が過大となり、これに起因して埋設ゴム層の厚さが
増すため、重量が大きく増大する不都合が生じる。この
場合には、コアフィラメント10が3本の金属コードを
2本並列して使うようにすれば、埋設ゴム層の厚さも余
り大きくならないので、上記のように6本のコアフィラ
メント10をもつ1本の金属コードを用いるよりも軽量
となる。すなわち、コアフィラメント10が6本以上の
金属コードも実用には適さない。
この2層式コードの好適な本数例を次の第1表に示す。
第1表
ii )第2実施例
ここでは、第4図に示されるように、前記第1図に示さ
れている金属コードの層(この実施例では以下第1の層
と称す。)14の周囲に、多数のフィラメント18を撚
り合わせた第2の層20を配しており、コード全体を3
層構造としている。
れている金属コードの層(この実施例では以下第1の層
と称す。)14の周囲に、多数のフィラメント18を撚
り合わせた第2の層20を配しており、コード全体を3
層構造としている。
また、この第2の層20においても、空隙率が5%以上
となるように、フィラメント18が十分な間隔をおいて
配されている。
となるように、フィラメント18が十分な間隔をおいて
配されている。
このようなコードにおいても、コアフィラメント10の
内側の領域にまでゴムや合成樹脂等が浸透することによ
り、前記第1実施例と同様の効果を得ることができる。
内側の領域にまでゴムや合成樹脂等が浸透することによ
り、前記第1実施例と同様の効果を得ることができる。
さらに、このコードでは、コアフィラメント10および
第1の層のフィラメント12を同じ方向に撚り、第2の
層18のフィラメント20のみを上記方向と逆方向に撚
ることにより、構造の安定化を図ることができる。
第1の層のフィラメント12を同じ方向に撚り、第2の
層18のフィラメント20のみを上記方向と逆方向に撚
ることにより、構造の安定化を図ることができる。
この3層構造のコードについても、コアフィラメント1
0の径をdos第1の層14におけるフィラメント12
の径をd□、第2の層20におけるフィラメント18の
径をd2とすると、do≦d1≦d2 かつ do<d
2 とし、径doを径d2の約55%までの範囲で削減する
ことにより、コード全体の直径を小さく保てるとともに
、コードのしなやかさを得ることができる。また、コア
フィラメント10の本数も前記実施例と同様に3〜5本
の範囲で設定すればよく、これに応じて他のフィラメン
ト12.18の本数を設定すればよい。第5図および第
6図にコアフィラメント10が4本の場合の構造(4+
9+14構造)および5本の場合の構造(5+10+1
5構造)を示し、次の第2表に、好適な本数例を示す。
0の径をdos第1の層14におけるフィラメント12
の径をd□、第2の層20におけるフィラメント18の
径をd2とすると、do≦d1≦d2 かつ do<d
2 とし、径doを径d2の約55%までの範囲で削減する
ことにより、コード全体の直径を小さく保てるとともに
、コードのしなやかさを得ることができる。また、コア
フィラメント10の本数も前記実施例と同様に3〜5本
の範囲で設定すればよく、これに応じて他のフィラメン
ト12.18の本数を設定すればよい。第5図および第
6図にコアフィラメント10が4本の場合の構造(4+
9+14構造)および5本の場合の構造(5+10+1
5構造)を示し、次の第2表に、好適な本数例を示す。
第2表
iii )第3実施例(第7図)
ここでは、前記第4図に示されている金属コドの第2の
層20のさらに外側に、多数のフィラメント22を撚り
合わせた第3の層24を配しており、コード全体を4層
構造としている。また、この第3の層24においても、
空隙率を5%以上とし、フィラメント22同士の間隔を
十分に確保している。
層20のさらに外側に、多数のフィラメント22を撚り
合わせた第3の層24を配しており、コード全体を4層
構造としている。また、この第3の層24においても、
空隙率を5%以上とし、フィラメント22同士の間隔を
十分に確保している。
1に
のようfCコードにおいても、コアフィラメント10の
内側の領域にまでゴムや合成樹脂等が侵入することによ
り、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
内側の領域にまでゴムや合成樹脂等が侵入することによ
り、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
さらに、このコードでは、コアフィラメント10、第1
の層14のフィラメント12、および第2の層20のフ
ィラメント18を同じ方向に撚り、第3の層24のフィ
ラメント22のみを上記方向と逆方向に撚ることにより
、構造の安定化を図ることができる。
の層14のフィラメント12、および第2の層20のフ
ィラメント18を同じ方向に撚り、第3の層24のフィ
ラメント22のみを上記方向と逆方向に撚ることにより
、構造の安定化を図ることができる。
この4層構造のコードについても、コアフィラメント1
0の径をdos第1の層14におけるフィラメント12
の径をd□、第2の層2oにおけるフィラメント18の
径をd2、第3の層24におけるフィラメント22の径
をd3とすると、do≦d1≦d2≦d3 か−)
dO<d3とし、径doを径d3の約55%までの範囲
で削減することにより、コードのしなやかさを得ること
ができる。また、コアフィラメント1oの本数も前記実
施例と同様に3〜5本の範囲で設定すればよく、これに
応じて他のフィラメント12,18.24の本数を設定
すればよい。次の第3表に、好適な本数例を示しておく
。
0の径をdos第1の層14におけるフィラメント12
の径をd□、第2の層2oにおけるフィラメント18の
径をd2、第3の層24におけるフィラメント22の径
をd3とすると、do≦d1≦d2≦d3 か−)
dO<d3とし、径doを径d3の約55%までの範囲
で削減することにより、コードのしなやかさを得ること
ができる。また、コアフィラメント1oの本数も前記実
施例と同様に3〜5本の範囲で設定すればよく、これに
応じて他のフィラメント12,18.24の本数を設定
すればよい。次の第3表に、好適な本数例を示しておく
。
第3表
i)コアフィラメントの空隙率について上述のように、
コアフィラメント10の開き具合、すなわち空隙率Rは
次式で表わされる。
コアフィラメント10の開き具合、すなわち空隙率Rは
次式で表わされる。
R=100X (D−d)/D (%)ただし、D:フ
ィラメントの中心間距離d;フィラメントの直径 本発明は、このコアフィラメント10の空隙率Rが5%
以上であることを特徴とするものである。
ィラメントの中心間距離d;フィラメントの直径 本発明は、このコアフィラメント10の空隙率Rが5%
以上であることを特徴とするものである。
すなわち空隙率Rが5%未満である場合には、従来のク
ローズド構造に近くなり、ゴム材料等がコアフィラメン
ト10内側の領域に浸透しにくく、これまでに述べた効
果を得ることができない。また逆に、この空隙率は35
%を超えないことが望ましい。35%を超えると、金属
コード自身の撚り構造が不安定になるからである。
ローズド構造に近くなり、ゴム材料等がコアフィラメン
ト10内側の領域に浸透しにくく、これまでに述べた効
果を得ることができない。また逆に、この空隙率は35
%を超えないことが望ましい。35%を超えると、金属
コード自身の撚り構造が不安定になるからである。
参考として、コアフィラメント10の空隙率Rが5%、
10%、15%であるときの2層コードおよび3層コー
ドの実際の構造を第8図(a)〜(f)に示しておく。
10%、15%であるときの2層コードおよび3層コー
ドの実際の構造を第8図(a)〜(f)に示しておく。
V) 金属コードの製造方法について
本発明では、コアフィラメント10もオープン構造とし
ているので、これらのフィラメント10については予め
くせ付けをしておき、コードを製造するようにすればよ
い。原則として、最も外側に配される層、すなわち、第
1実施例では外側層14、第2実施例では第2の層20
、第3実施例では第3の層24については、チューブラ
−式撚り機で製造することが望ましく、他の層(コアフ
ィラメント10を含む。)については、パンチャー式撚
り機で製造することが望ましい。このように、金属コー
ドの上撚りについてはチューブラ−式撚り機で行うこと
により、安定した製品を得ることができる。ただし、型
付は精度を調整することにより、最外側層もパンチャー
式のもので製造可能となる。
ているので、これらのフィラメント10については予め
くせ付けをしておき、コードを製造するようにすればよ
い。原則として、最も外側に配される層、すなわち、第
1実施例では外側層14、第2実施例では第2の層20
、第3実施例では第3の層24については、チューブラ
−式撚り機で製造することが望ましく、他の層(コアフ
ィラメント10を含む。)については、パンチャー式撚
り機で製造することが望ましい。このように、金属コー
ドの上撚りについてはチューブラ−式撚り機で行うこと
により、安定した製品を得ることができる。ただし、型
付は精度を調整することにより、最外側層もパンチャー
式のもので製造可能となる。
vi )各種試験結果
本発明の金属コード、および従来の金属コード(コアフ
ィラメント同士が密着したコード)について、次の各種
試験を行った。
ィラメント同士が密着したコード)について、次の各種
試験を行った。
(1) 空気透過性試験
第9図に示されるように、タイヤからゴム付きのまま取
出した金属コードCを試料とし、この金属コードCの中
間部をゴムの付いた上からエポキシ樹脂で固めて円柱体
26を形成するとともに、この円柱体26を第10図に
示されるようなゴム管28の一端に圧入してシールバン
ド30で固定し、他端から 2.0bg/Cdのエアを
送り込む。このときのエア供給流量をq。、金属コード
Cから漏れるエア流量をqとすれば、両者の比q/qo
は金属コードの空気透過性を表わすことになる。
出した金属コードCを試料とし、この金属コードCの中
間部をゴムの付いた上からエポキシ樹脂で固めて円柱体
26を形成するとともに、この円柱体26を第10図に
示されるようなゴム管28の一端に圧入してシールバン
ド30で固定し、他端から 2.0bg/Cdのエアを
送り込む。このときのエア供給流量をq。、金属コード
Cから漏れるエア流量をqとすれば、両者の比q/qo
は金属コードの空気透過性を表わすことになる。
次頁の第4表は、各金属コードについて求めた比q /
q oを示したものである。なお、同表中、※印が付
されたものは、コンパクト構造のコード、すなわち、例
として第11図に示すように、隣り合うフィラメント1
0,12,18.22同士が互いに近接する状態で配さ
れた構造のコードであり、それ以外のコードは本発明の
コードである。
q oを示したものである。なお、同表中、※印が付
されたものは、コンパクト構造のコード、すなわち、例
として第11図に示すように、隣り合うフィラメント1
0,12,18.22同士が互いに近接する状態で配さ
れた構造のコードであり、それ以外のコードは本発明の
コードである。
また、「空気透過性」の欄で「微小」とあるのは、比q
/ q oが1%未満であることを意味する。
/ q oが1%未満であることを意味する。
第4表
この表から分かるように、2〜4層のいずれのコードに
おいても、※印のついたコンパクト構造のものはほぼ全
部のエアを通しているのに対し、本発明のコードはほと
んどエアを通さない。このことから、本発明のコードで
はフィラメント間がエポキシ樹脂で埋められて間隙がほ
とんどないことが推察できる。すなわち、このデータは
、本発明の金属コードはゴムや合成樹脂の浸透性が極め
て高いことを物語っている。
おいても、※印のついたコンパクト構造のものはほぼ全
部のエアを通しているのに対し、本発明のコードはほと
んどエアを通さない。このことから、本発明のコードで
はフィラメント間がエポキシ樹脂で埋められて間隙がほ
とんどないことが推察できる。すなわち、このデータは
、本発明の金属コードはゴムや合成樹脂の浸透性が極め
て高いことを物語っている。
(2) 腐蝕性および耐久性試験
本発明の金属コードをケースコード(カーカスを構成す
るコード)およびベルトコードに使用したタイヤ(以下
、実施例タイヤと称す)、および従来の金属コードをケ
ースコードおよびベルトコドとして使用したタイヤ(以
下、比較例タイヤと称す)を製造し、Lot車の片側に
上記実施例タイヤ、残りの側に比較例タイヤを装着した
後、この車を長距離走行させることにより、腐蝕性およ
び耐久性の試験を行った。なお、試験条件は次の通りで
ある。
るコード)およびベルトコードに使用したタイヤ(以下
、実施例タイヤと称す)、および従来の金属コードをケ
ースコードおよびベルトコドとして使用したタイヤ(以
下、比較例タイヤと称す)を製造し、Lot車の片側に
上記実施例タイヤ、残りの側に比較例タイヤを装着した
後、この車を長距離走行させることにより、腐蝕性およ
び耐久性の試験を行った。なお、試験条件は次の通りで
ある。
■ケースおよびベルトに用いられる金属コードの構造
*ケースコード
なお、ここに示される従来構造の金属コドのうち、★印
のついたものは全フィラメントが互いに接触するコンパ
クト構造で外周にラッピングワイヤを巻付けたコードを
意味し、★印のついていないものはコアフィラメント同
士のみ接触し、他のフィラメントはオープンでラッピン
グワイヤを使用していないコードを意味する。また、各
コードCC1〜CC3はいずれもタイヤにおいて幅5C
II+当たり16本埋設する。
のついたものは全フィラメントが互いに接触するコンパ
クト構造で外周にラッピングワイヤを巻付けたコードを
意味し、★印のついていないものはコアフィラメント同
士のみ接触し、他のフィラメントはオープンでラッピン
グワイヤを使用していないコードを意味する。また、各
コードCC1〜CC3はいずれもタイヤにおいて幅5C
II+当たり16本埋設する。
*ベルトコード(2ndコードおよび3rdコードとし
て使用) なお、★印の意味については上記ケースコードと同様で
ある。また、各コードBe□〜[lC3はいずれもタイ
ヤにおいて幅5 cm当たり26本埋設する。
て使用) なお、★印の意味については上記ケースコードと同様で
ある。また、各コードBe□〜[lC3はいずれもタイ
ヤにおいて幅5 cm当たり26本埋設する。
■使用タイヤ
目R22,514PRリブタイヤ
■走行条件
荷重:11を
速度:平均 90km/h
最大110km/h
内圧(初内圧)二8.0〜/ cd
走行距離、15万km
■試験内容
イ)ベルトコードの腐蝕性試験
前記条件で走行した後にタイヤの全トレ・ソドを取り去
り、釘等により3+dベルトおよび2ndベルトに生じ
たカット傷による錆の伝播を調べ、この伝播領域の大き
さを、コード軸方向の寸法!と、これに直交する方向の
寸法mとの積1xmで求める。
り、釘等により3+dベルトおよび2ndベルトに生じ
たカット傷による錆の伝播を調べ、この伝播領域の大き
さを、コード軸方向の寸法!と、これに直交する方向の
寸法mとの積1xmで求める。
口)ケースコードの耐久性試験
走行後、各タイヤからケースコードをゴムが付着した状
態のまま15本ずつ取出す。そシテ、つち10本につい
ては引張試験を行い、走行前の引張強度σ0と走行後の
引張強度σとの比σ/σ0を残存強度比として求める。
態のまま15本ずつ取出す。そシテ、つち10本につい
ては引張試験を行い、走行前の引張強度σ0と走行後の
引張強度σとの比σ/σ0を残存強度比として求める。
残りの5本については、フィラメントをほぐし、その表
面のフレッティングによる傷を調べ、これと予め用意し
た多段階に亘るフレッティング傷をもつサンプルとの比
較から、フィラメントのフレッティング状況をグレード
評価し、フレッティング指数で表わす。このフレッティ
ング指数は、その数値が高い程、フレッティングが顕著
であることを示す。
面のフレッティングによる傷を調べ、これと予め用意し
た多段階に亘るフレッティング傷をもつサンプルとの比
較から、フィラメントのフレッティング状況をグレード
評価し、フレッティング指数で表わす。このフレッティ
ング指数は、その数値が高い程、フレッティングが顕著
であることを示す。
第12図は、ベルトコードの腐蝕性試験の結果を示した
ものである。この図では、求められた値(A’ Xm
)についてコードBC□を100とした時の割合で表わ
しているが、同図から明らかなように、本発明のコード
BC3は他のコードBC,、1lc2に比べ錆の伝播領
域が極めて小さく、錆の伝播が非常に遅いことが分かる
。これは、コード内がゴム材料で満たされており、水分
の浸透が略完全に抑制されていることに起因すると考え
られる。
ものである。この図では、求められた値(A’ Xm
)についてコードBC□を100とした時の割合で表わ
しているが、同図から明らかなように、本発明のコード
BC3は他のコードBC,、1lc2に比べ錆の伝播領
域が極めて小さく、錆の伝播が非常に遅いことが分かる
。これは、コード内がゴム材料で満たされており、水分
の浸透が略完全に抑制されていることに起因すると考え
られる。
第13図は、耐久性試験により得られたケースコードの
残存強度比を示したものである。このグラフに示される
ように、従来のコードCC1,CC2は走行によって強
度が幾分下がるのに対し、本発明のコードCC3では、
走行後も 100%近い強度が維持されている。
残存強度比を示したものである。このグラフに示される
ように、従来のコードCC1,CC2は走行によって強
度が幾分下がるのに対し、本発明のコードCC3では、
走行後も 100%近い強度が維持されている。
第14図は、耐久性試験により得られたフレッティング
指数を示したものである。このグラフに示されるように
、従来のコードCC□、 CC2に比べ、本発明のコー
ドCC3はフレッティングの度合が極めて少ない。この
結果は、コード内にゴム材料が十分に浸透することによ
り、フィラメント同士の接触がほとんどないことを示す
ものである。
指数を示したものである。このグラフに示されるように
、従来のコードCC□、 CC2に比べ、本発明のコー
ドCC3はフレッティングの度合が極めて少ない。この
結果は、コード内にゴム材料が十分に浸透することによ
り、フィラメント同士の接触がほとんどないことを示す
ものである。
以北のように本発明は、3本〜5本のコアフィラメント
で構成された内側層をもつ2層〜4層構造の金属コード
であって、上記内側層においても少なくとも2つのコア
フィラメント同士が十分に離間するようなオープン構造
としたものであり、この金属コードの使用時に、上記コ
アフィラメントの内側領域までゴム材料や合成樹脂材料
が容易に浸透するので、これによって上記内側領域を満
たすことにより、水分の浸透による錆の伝播を抑える一
方、コアフィラメント同士のフレッティングを防ぎ、ま
たコードに曲げ荷重が作用した時の局部的な圧縮荷重の
発生を抑制することができ、これらに起因する金属コー
ド自体の強度低下を未然に防ぐことができる効果がある
。
で構成された内側層をもつ2層〜4層構造の金属コード
であって、上記内側層においても少なくとも2つのコア
フィラメント同士が十分に離間するようなオープン構造
としたものであり、この金属コードの使用時に、上記コ
アフィラメントの内側領域までゴム材料や合成樹脂材料
が容易に浸透するので、これによって上記内側領域を満
たすことにより、水分の浸透による錆の伝播を抑える一
方、コアフィラメント同士のフレッティングを防ぎ、ま
たコードに曲げ荷重が作用した時の局部的な圧縮荷重の
発生を抑制することができ、これらに起因する金属コー
ド自体の強度低下を未然に防ぐことができる効果がある
。
さらに、請求項4記載の金属コードは、任意の2つの層
を比べた場合に内側の層を構成するフィラメントの径が
外側の層を構成するフィラメントの径と同等もしくはそ
れよりも小さくなるようにし、かつコアフィラメントの
径を最も外側の層を構成するフィラメントの径よりも小
さく設定したものであるので、比較的狭い領域に配され
る内側のフィラメントには小径のものを用いることによ
ってフィラメント同士の間隔を十分に保ちながら、金属
コード全体の径を小径に保つとともに金属コード全体の
しなやかさの向上を図ることができる。
を比べた場合に内側の層を構成するフィラメントの径が
外側の層を構成するフィラメントの径と同等もしくはそ
れよりも小さくなるようにし、かつコアフィラメントの
径を最も外側の層を構成するフィラメントの径よりも小
さく設定したものであるので、比較的狭い領域に配され
る内側のフィラメントには小径のものを用いることによ
ってフィラメント同士の間隔を十分に保ちながら、金属
コード全体の径を小径に保つとともに金属コード全体の
しなやかさの向上を図ることができる。
従って、フィラメント同士が離間し、かつ一般にはくせ
付けを用いた製法で製造されるオープン構造であっても
、製品の軽量化を図り、また従来のコンパクトタイプの
ものと同様に十分なしなやかさを確保することができる
効果がある。一方、比較的大きな間隔を確保し易い外側
のフィラメントには大径のものを用いることによって、
金属コード全体の強度を十分に保つことができる。
付けを用いた製法で製造されるオープン構造であっても
、製品の軽量化を図り、また従来のコンパクトタイプの
ものと同様に十分なしなやかさを確保することができる
効果がある。一方、比較的大きな間隔を確保し易い外側
のフィラメントには大径のものを用いることによって、
金属コード全体の強度を十分に保つことができる。
第1図は本発明の第1実施例においてコアフィラメント
を3本とした金属コードの断面図、第2図は同実施例に
おいてコアフィラメントを4本とした金属コードの断面
図、第3図は同実施例においてコアフィラメントを5本
とした金属コードの断面図、第4図は本発明の第2実施
例においてコアフィラメントを3本とした金属コードの
断面図、第5図は同実施例においてコアフィラメントを
4本とした金属コードの断面図、第6図は同実施例にお
いてコアフィラメントを5本とした金属コドの断面図、
第7図は本発明の第3実施例においてコアフィラメント
を3本とした金属コードの断面図、第8図(a)〜(f
)は種々の空隙率をもつ金属コードの断面図、第9図は
空気透過性試験において金属コードの周囲にエポキシ樹
脂を配した状態を示す斜視図、第10図は上記空気透過
性試験の試験装置を示す説明図、第11図はコンパクト
構造をもつ金属コードの断面図、第12図は従来の金属
コードおよび本発明の金属コードについて行った腐蝕性
試験の結果を示すグラフ、第13図は従来の金属コード
および本発明の金属コードについて行った耐久性試験の
結果である残存強度比を示すグラフ、第14図は従来の
金属コードおよび本発明の金属コードについて行った耐
久性試験の結果であるフレッティング指数を示すグラフ
である。 C・・・金属コード、10・・・コアフィラメント、1
1・・・内側層、12・・・外側層(第1の層)のフィ
ラメント、14・・・外側層(第1の層)、18・・・
第2の層のフィラメント、20・・・第2の層、22・
・・第3の層のフィラメント、24・・・第3の層。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代 理 人
弁理士 小谷 悦司同 弁理
士 長1) 正向 弁理士 伊藤 孝
夫第 図 手続祐i正暦1− (方式) 事件の表示 平成 02年特許願第197215号 2゜ 発明の名称 金属コート 3゜ 補正をする者 事件との関係
を3本とした金属コードの断面図、第2図は同実施例に
おいてコアフィラメントを4本とした金属コードの断面
図、第3図は同実施例においてコアフィラメントを5本
とした金属コードの断面図、第4図は本発明の第2実施
例においてコアフィラメントを3本とした金属コードの
断面図、第5図は同実施例においてコアフィラメントを
4本とした金属コードの断面図、第6図は同実施例にお
いてコアフィラメントを5本とした金属コドの断面図、
第7図は本発明の第3実施例においてコアフィラメント
を3本とした金属コードの断面図、第8図(a)〜(f
)は種々の空隙率をもつ金属コードの断面図、第9図は
空気透過性試験において金属コードの周囲にエポキシ樹
脂を配した状態を示す斜視図、第10図は上記空気透過
性試験の試験装置を示す説明図、第11図はコンパクト
構造をもつ金属コードの断面図、第12図は従来の金属
コードおよび本発明の金属コードについて行った腐蝕性
試験の結果を示すグラフ、第13図は従来の金属コード
および本発明の金属コードについて行った耐久性試験の
結果である残存強度比を示すグラフ、第14図は従来の
金属コードおよび本発明の金属コードについて行った耐
久性試験の結果であるフレッティング指数を示すグラフ
である。 C・・・金属コード、10・・・コアフィラメント、1
1・・・内側層、12・・・外側層(第1の層)のフィ
ラメント、14・・・外側層(第1の層)、18・・・
第2の層のフィラメント、20・・・第2の層、22・
・・第3の層のフィラメント、24・・・第3の層。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代 理 人
弁理士 小谷 悦司同 弁理
士 長1) 正向 弁理士 伊藤 孝
夫第 図 手続祐i正暦1− (方式) 事件の表示 平成 02年特許願第197215号 2゜ 発明の名称 金属コート 3゜ 補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、3本以上5本以下のコアフィラメントを撚り合わせ
た内側層の周囲に、複数のフィラメントを撚り合わせた
外側層を配して2層に撚り合わせるとともに、これら内
側層および外側層においてフィラメント間の空隙の最短
距離の総和がフィラメント同士の中心間距離の総和の5
%以上になるように全フィラメントを配したことを特徴
とする金属コード。 2、3本以上5本以下のコアフィラメントを撚り合わせ
た内側層の周囲に、複数のフィラメントを撚り合わせた
第1の外側層を配し、この第1の層の周囲に複数のフィ
ラメントを撚り合わせた第2の層を配して3層に撚り合
わせるとともに、上記内側層を含む各層においてフィラ
メント間の空隙の最短距離の総和がフィラメント同士の
中心間距離の総和の5%以上になるように全フィラメン
トを配したことを特徴とする金属コード。 3、3本以上5本以下のコアフィラメントを撚り合わせ
た内側層の周囲に複数のフィラメントを撚り合わせた第
1の層を配し、この第1の層の周囲に複数のフィラメン
トを撚り合わせた第2の層を配し、この第2の層の周囲
に複数のフィラメントを撚り合わせた第3の層を配して
4層に撚り合わせるとともに、上記内側層を含む各層に
おいてフィラメント間の空隙の最短距離の総和がフィラ
メント同士の中心間距離の総和の5%以上になるように
全フィラメントを配したことを特徴とする金属コード。 4、請求項1〜3のいずれかに記載の金属コードにおい
て、最も外側の層を除く任意の層を構成するフィラメン
トの径がその直ぐ外側の層を構成するフィラメントの径
と同等もしくはそれよりも小さく、かつコアフィラメン
トの径が最も外側の層を構成するフィラメントの径より
も小さいことを特徴とする金属コード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197215A JPH0674552B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | タイヤ補強用金属コード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197215A JPH0674552B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | タイヤ補強用金属コード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482982A true JPH0482982A (ja) | 1992-03-16 |
| JPH0674552B2 JPH0674552B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16370749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2197215A Expired - Lifetime JPH0674552B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | タイヤ補強用金属コード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674552B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100369616B1 (ko) * | 2000-07-19 | 2003-01-30 | 금호산업 주식회사 | 고하중용 트럭 및 버스 타이어의 스틸코드 |
| CN111648148A (zh) * | 2020-05-11 | 2020-09-11 | 贵州钢绳股份有限公司 | 一种Φ50mm高级建筑物用不锈钢单股钢丝绳 |
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1990
- 1990-07-24 JP JP2197215A patent/JPH0674552B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100369616B1 (ko) * | 2000-07-19 | 2003-01-30 | 금호산업 주식회사 | 고하중용 트럭 및 버스 타이어의 스틸코드 |
| CN111648148A (zh) * | 2020-05-11 | 2020-09-11 | 贵州钢绳股份有限公司 | 一种Φ50mm高级建筑物用不锈钢单股钢丝绳 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0674552B2 (ja) | 1994-09-21 |
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