JPH0486377A - 低粘性燃料油用ラジアル型ピストンポンプ - Google Patents

低粘性燃料油用ラジアル型ピストンポンプ

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JPH0486377A
JPH0486377A JP2198036A JP19803690A JPH0486377A JP H0486377 A JPH0486377 A JP H0486377A JP 2198036 A JP2198036 A JP 2198036A JP 19803690 A JP19803690 A JP 19803690A JP H0486377 A JPH0486377 A JP H0486377A
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JP
Japan
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fuel oil
viscosity fuel
low viscosity
pump
oil
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Application number
JP2198036A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Ogata
緒方 清隆
Yoshio Kuroda
黒田 芳夫
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラジアル型ピストンボンブとりわけ低粘性燃料
油を高圧圧送するのに好適なラジアル型ピストンポンプ
に関するものである。
〔従来の技術及びその技術的課題〕
車輌等の内燃機関の排気ガスによる公害問題や資源枯渇
化対策のひとつとして、カッリンにあっては高圧化によ
り噴霧の微粒化を向」ニすることが効果的であるとされ
、また、ガソリンに代わる燃料として、メタノールない
しこれに類するもの(以下単にメタノールと称す)の適
用が検討されている。このメタノールは寒冷始動性が悪
いため、やはり高圧化による微粒化が必要である。これ
を実現するには、通常のこの種の燃料ポンプの吐出圧力
3−4 kgf/cflでは不可であり、70−100
kg f / a+Tという吐出圧性能を高速で発揮で
きるポンプが必要である。
かかる燃料ポンプの一形式として、能力の面や効率の面
から、ラジアル型ピストンポンプが考えられる。ところ
が、従来のラジアル型ビスI・ンポンプは、特開昭64
.−367号公報で示されるように、シリンダブロック
が回転する回転式であり、高粘性オイル(粘度が30c
st以」二)の圧送手段として使用されるのが一般的で
あった。また、ラジアル型ピストンポンプとしては、他
に固定シリンダ式のものもある。
ところが、前記燃料油は粘度が約0 、5 cst程度
と非常に低粘性であり、かかる特性の燃料油を、エンジ
ンの旺動力を利用してポンプシャフトを高速回転させて
ボンピングさせようとした場合、ポンプシャフト外周の
オイルシールを強く締付けると回転I〜ルクに対する抵
抗が生ずるため、オイルシールのシール圧は高くできな
い。その結果、先行技術では、オイルシールの劣化とあ
いまって、燃料油が外部に洩れ、ポンプシャツI・の軸
受に封入したグリースが低粘性油により洗浄・稀釈され
て焼付きを起こしたり、ピストンとシリンダバレル間、
偏心カムとピストン先端間でかじりや焼付きが生ずる恐
れを解消することができない。このため、従来のラジア
ル型ピストンポンプでは低粘性燃料油を円滑に安定して
高圧圧送することができなかった。
本発明は前記のような問題点を解消するために創案され
たもので、その目的とするところは、ガソリンやメタノ
ールなどで代表される低粘度の燃料油を、オイルシール
からの外部洩れを起こさせず、良好なシール性70kg
f/cJ以」二の圧力にボンピンクして高速圧送できる
実用的なラジアル型ビス1−ンポンプを提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、固定シリンダとこれ
に放射状に配された複数本のピストンを有し、これらビ
スlヘンがポンプシャフトの偏心カムの回転で往復動さ
れる形式のポンプにおいて、複数本のピストンを配した
シリンダを中心としてその前後に、吸入ボーI−を有す
るハウジングと吐出ポートを有するカバーをそれぞれ一
体に連結するとともに、偏心カムを有するポンプシャフ
トを前記カバーとハウジング内の軸受により支承させ、
前記偏心カムの外周を含むポンプシャフト外周と、シリ
ンダおよびハウジング内壁との間に、吸入ポー1−を経
由した低粘性燃料油を溜める環状室を形成すると共に、
ハウジングには、環状室を流路の一部として低粘性燃料
油を各ピストンの吸入孔に吸い込ませるための放射状通
路を穿設し、環状室の軸線方向には低粘性燃料油と軸受
用グリースの混合を遮断するオイルシールを設け、しか
もこのオイルシール近傍のポンプシャフト外周に拡散用
ポンプ機構を設けたものである。
〔作  用〕
低粘度燃料油は吸入ポートから放射状通路を経由して環
状室に流入し、ここに溜りつつ各放射状通路からそれぞ
れの吸入通路を通って加圧室に吸入され、ポンプシャフ
トの高速回転により、外周の偏心カムに接するピストン
が移動することで低粘度燃料油は加圧され、吐出ポート
から吐出される。
環状室の軸線方向両側はオイルシールでシールされてい
るが、低粘度燃料油は所要の送油圧がかかっている。こ
のため、オイルシールが劣化等によりオイルシールから
外部に洩れる危険がある。
しかし本発明では、オイルシール近傍のポンプシャフト
外周に拡散用のポンプ機構を設けており、このポンプ機
構がポンプシャフトの回転時に一体回転し、オイルシー
ル近傍の低粘度燃料油を押し退け、オイルシールに近い
側の低粘度燃料油の圧力を相対的に低くする。
このため、低粘度燃料油のオイルシール部からの低粘度
燃料油の洩れが防止され、軸受側のグリースの稀釈や、
燃料洩れによる火災等の事故の発生を防ぐことができる
。そしてまた、ポンプ機構により環状室内の低粘度燃料
油が撹拌され、流れが良くなるため、燃料温度の上昇が
抑えられ、良好な偏心カム、ポンプシャフトの潤滑と冷
却を実現できる。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図ないし第10図は本発明によるラジアル型ピスト
ンポンプの第1実施例を示し、第12図は本発明の第2
実施例を示している。
第1図と第2図において、Aはシリンダ、Bはハウジン
グであり、シリンダAの軸線方向片側端面にリーフバル
ブDおよびガスケットEを介して接している。Cはカバ
ーであり、シリンダAの軸線方向他側端面にリーフバル
ブD′およびガスケラl−E ’ を介して接している
前記シリンダA、ハウジングB、カバー〇、リーフバル
ブD、D’およびガスケットE′はそれぞれ同位置に複
数個のピン挿通穴100とポル1−穴101(図示する
ものでは5個であり、ハウジングBはねじ穴となってい
る。)を有し、それらピン挿通穴]00にピン102を
嵌めることで周方向の位置決めがなされるとともに、ポ
ル1〜穴1O1にスタッドポル1−1−03を通して締
付けることにより一体化されている。
Fはポンプシャフトであり、外部のエンジンの駆動によ
り駆動プーリGを介して回転されるようになっている。
耐記シリンダAは、第1図と第3図および第4図に示さ
れているように筒状をなし、内壁1から外壁を貫通する
ごとく複数本(実施例では5本)のシリンダ穴2が等間
隔かつ放射状に形成され、各シリンダ穴2にはキャップ
状ビスI−ン3がそれぞれ摺動自由に嵌められ、それら
キャップ状ビス1−ン3は、シリンダ穴2にねじ込み固
定されたプラグ4に一端を支持されたスプリング5によ
り求心方向に付勢されている。
ハウジングBは筒状をなし、第1図のように前記シリン
ダAの内壁1と整合する径の内壁6を有すると共に、半
部から先には段部を介して拡大穴7が形成されている。
カバー〇は前記シリンダAおよびハウジングBと同心状
でかつ細径の段付き袋穴8が形成されている。
ポンプシャフトFは、第1図のように、先端から後方に
かけて細径部9aと、シリンダ域に対応する位置の偏心
カム部9bと、細径部9aと同心状の大径部9cおよび
段付き径部9dを有しており、細径部9aは段付き袋穴
8の穴底に配したスラスト軸受10で受は止められると
共に、穴内周に配したラジアル型軸受11により支持さ
れ、また、段付き径部9dは拡大穴7に配したラジアル
型軸受12により支持されている。
前記偏心カム部9bと太径部9cはシリンダAおよびハ
ウジングBの内壁1,6よりも径が細く、偏心カム部9
bと大径部9cの各外周とシリンダAおよびハウジング
Bの内壁1,6との間には低粘性燃料油を溜める環状室
13が形成されている。
この環状室13の軸線方向は、前記段付き袋穴8と拡大
穴7の各人1コ域にそれぞれ設けたオイルシール]4.
15により軸受側と分離され、ラジアル軸受11.12
に封入したグリースが洗浄性のある低粘性燃料油で稀釈
されるのを防止している。
さらに本発明は、前記オイルシール14に近い細径部9
aの領域およびオイルシール]5に近い太径部9cの領
域に、それぞれ拡散用のポンプ機構9e、9fを設けて
いる。
第1、第2実施例では、ポンプ機構9e、9fは、ポン
プシャツl−Fと別体に作られ、キーや圧入等の方法で
ポンプシャフトFに嵌着固定されている。ポンプ機構9
eは、第2図と第6図のように複数の放射状羽根95を
有するインペラとして構成され、ポンプ機構9fは、第
2図と第5図のように押し退は側を環状室内方(反オイ
ルシール側)に向けた複数条の螺旋状羽根96を有する
インペラとして構成されている。勿論、ポンプ機構9e
を複数条の螺旋状羽根を有するインペラとしてもよいし
、また、ポンプ機構9fを放射状羽根95を有するイン
ペラとしてもよい。さらに、第1実施例と第2実施例に
おいて、第1]−図に示すように、ポンプ機構9e、9
fの少なくとも一方をポンプシャフトFと一体に形成し
てもよい。
前記偏心カム部9bは、第1図と第3図に示されるよう
に、カム本体90と、これに相対回転可能に外嵌したメ
タルブシュ9」と、該メタルブシュ91に圧入等任意の
方法で一体化した(もちろん別体でもよいが)高硬度の
ガイドリング92とを備え、このガイドリング92に前
記キャップ状ビスlヘン3の曲率先端部が接触するよう
になっている。
前記メタルブシュ9]とガイドリング92は、右端側が
太径部9cにより、左端側が力11本体90に取付けた
止め環93によりそれぞれ移動が阻止されている。なお
、メタルブシュ91は図示しないが内面に微小な螺旋油
溝が形成され、この螺旋油溝による低粘性燃料油の流れ
でカム本体90との間の潤滑を図っている。
高硬度のガイドリング92はたとえばSUJ材やファイ
ンセラミックスなどが用いられる。力11本体90は第
1図のようにポンプシャツl−Fと一体形成され、表面
に焼入れを施すことで構成してもよいし、第3図仮想線
で示すようにポンプシャフトFと別体とし、圧入とキー
により一体化してもよいものである。
各キャップ状ビスlヘン3の上端部位に相当するシリン
ダ穴部位には径の拡大された加圧室30がそれぞれ形成
されており、各加圧室30に対応するシリンダ右端面に
は第1図と第4図のように前記加圧室30に通じる吸込
み側進路孔33を穿った座ぐり穴31が形成され、また
、吸込み側進路孔33と反創側にはシリンダ左端面に開
孔する吐出側通路孔34が穿設されている。
−・方、ハウジングBには、前記座ぐり穴31に対応す
る位置に、第1図と第5図に示す如く左端面に開孔する
吸入通路]6がそれぞれ穿設されており、それら各吸入
通路16は奥側が屈曲し、放射状通路1.60として前
記環状室13に通じ、ここから低粘性燃料油を吸い込む
ようになっている。
そして、一つの吸入通路16には内部にフィルタ]70
を備えた吸入ポート部材17が連通されており、該吸入
ボート部材17は図示しない導管により低粘性燃料油タ
ンクと接続されている。
前記各吸入通路16は、第4図や第8図から明らかなよ
うに、ガスケラl−Eに配設した通孔1−8と連通し、
さらにその先はリーフバルブDに配設した舌片状スプリ
ングからなる吸入弁19により閉じられるようになって
いる。第10図(a)はガスケラ1−Eを示し、同図(
b)はリーフバルブDを示している。
そして、前記各座ぐり穴31にはリーフバルブDの吸入
弁19が開弁じたときにこれを受り止めるス1〜ツバ2
0が嵌め込まれている。該ストッパ20は第8図と第9
図に示すごとく、座ぐり穴内壁との間に隙間を有せしめ
るように幅狭となっており、座ぐり穴31の火成に面す
る側には吸入側通路孔33にほぼ合致する通油溝200
が形成され、この位置関係を設定するためピン21によ
りシリンダ八に位置決め保持されている。前記リーフバ
ルブDの吸入弁19は第9図のようにストッパ20とほ
ぼ同幅になっていることが好ましい。
一方、吐出側通路孔34の先端は、第6図と第7図の如
く、第10図(b)に示すものと中心孔径が異なるほか
同し構成のガスケラlへE ’ の通孔〕−8′に通じ
、その先は第6図と第7図のようにす一フバルブD′の
吐出弁19′により常態において閉じられるようになっ
ている。リーフバルブD′は第10図(a)に示すもの
と同じ構成すなわち共用部品である。
一方、カバーCの右端面には、前記座ぐり穴31と半径
方向および円周方向で同位置に座ぐり穴31′が形成さ
れるとともに、各座ぐり穴31′には前記ストッパ20
と同構成のストッパ2Q’が嵌め込まれ、ピン21′に
よりカバーCに位置決め保持されている。そして、各座
ぐり穴31′穴底には吐出孔23が形成され、それら吐
出孔23は第6図のように集合孔24により環状に接続
されるとともに、任意の吐出孔23には第6図と第7図
のようにカバー軸線方向に伸びる吐出通路25が接続さ
れ、該吐出通路25の先端はカバー〇に挿着した吐出ポ
ー1〜部材26に通じ、図示しない噴射系等に高圧吐出
油を供給するようになっている。
前記吐出通路25の途中には第7図のようにリリーフ弁
27が設けられている。このリリーフ弁27はスプリン
グ27aにより開弁圧が調整される側弁27))を有し
、開弁位置には前記環状室13に通じる戻し孔260が
穿設されている。
なお、キャップ状ピストン3は必要に応じ、曲率先端部
を貫くように微細な通路孔300を穿設してもよく、こ
れにより加圧室30内の燃料油の一部がガイ1(リング
92との接触面に導かれるため、潤滑性をより高めるこ
とができる。
なお、図示するものは本発明の一例であり、ガスケラh
E、E’ をリーフバルブD、D″ を間に挟むように
両側に配してもよく、あるいは逆にガスケットE 、 
E ’ を省略してもよい。
第12図の第2実施例においては、吐出側については第
1実施例の第6図と同様にシリンダAとカバー〇との間
にガスケラl−E ’ を介してリーフバルブD′を介
装し、舌片状の吐出弁19′により吐出側通路孔34と
吐出孔23とを連通・遮断させているが、吸入側はリー
フバルブ方式でなくビス1−ン3の動きそのもので通路
を開閉させるようにしている。
すなわち、この第2実施例では、シリンダAとハウジン
グBがガスケットEを介して結合され、シリンダAの加
圧室30には一端がガスケラl−Eの通孔18と通じる
ように吸込み側進路孔33が穿設されている。この吸込
み側進路孔33の開花は、第12図の上側に示すように
ピストンが−1−死点位置に達した状態ではピストン周
面により閉じられ、同図下側のピストンド死点位置では
ピストン周面から外れて開かれる関係に設けられている
。。
したがって、ピストンが移動して吸込み側進路孔33を
塞いだ位置から上死点位置までが有効スI〜ロークとな
る。その他の構造は第1実施例と同じであるから、同じ
部分に同じ符号を付し、説明は省略する。
〔実施例の作用〕
使用に当っては、吸入ボート部材17を低粘度燃料油の
タンク類と接続し、吐出ポー1へ部材25を噴射系と接
続する。低粘度燃料油はフィルタ170を通り、吸入通
路16から放射状通路160を介して環状室13に流入
し、さらに環状室13からそれぞれ放射状通路160を
通って各吸入通路16に流れる。このときには、第1一
実施例ではリーフバルブDの吸入弁]9がスプリング力
で閉弁しており、第2実施例ではピストン3で吸込み側
進路孔33が閉じられているため、低粘度燃料油は加圧
室30には流入しない。また、このときにはポンプシャ
ツトドが回転していないため、拡散用のポンプ機構9e
、9fも作動を停止している。この停止時には送浦圧は
ゼロであるから、オイルシール14..15には負荷が
かからず、燃料洩れの危険はほとんどない。
エンジンを即動すれば、即動プーリGを介してポンプシ
ャフトFに動力が伝達され、ポンプシャツI−T?はハ
ウジングBとカバー〇に設けたラジアル軸受11.12
に支持されながら回転し、同時にポンプシャフトFに設
けられている拡散用のポンプ機構9e、9fも回転する
。環状室13はオイルシール14,15により常時両側
が閉じられているだけでなく、前記拡散用のポンプ機構
9e。
9fの回転に伴い低粘度燃料油が拡散され、前者=16 のポンプ機構9eでは低粘度燃料油に遠心力が与えられ
、シリンダ内壁]−に押しつけられる。後者のポンプ機
構9fでは、遠心力を伴う軸線方向の押し退けが与えら
れる。このため、オイルシール14.15に作用する燃
料圧力が減少し、オイルシール14,1.5の締付けを
強固にしなくても、また劣化等によりオイルシール1.
4.15のシール性が低下していても、低粘度燃料油は
外部すなわちラジアル軸受側には流入せず、従って低粘
度燃料油の洗浄作用でグリースが稀釈されることがなく
、良好な潤滑状態を保つことができる。
ヒ記のようなポンプシャフトFの高速回転により、シリ
ンダA内に放射状に配置されている複数本のキャップ状
ピストン3が往復動する。すなわち、各キャップ状ピス
トン3はスプリング5により常に偏心カム部9bに押し
付けられており、従って偏心カム部9bが上死点から下
死点方向に回転するとキャップ状ビスl〜ン3は上死点
から下死点側に移動し、加圧室30は負圧となる。この
負圧により吸入通路16との差圧が生じ、第1実施例で
は、この差圧に応してリーフバルブ■)の吸入弁]9が
開弁される。第2実施例ではビス1ヘンが一ド降するこ
とにより上端が吸込み側進路孔33から覗くため、吸入
通路16と通しあう。
前記動作により、第1実施例では低粘度燃料油は吸入弁
19の側部から座ぐり穴31に入り、通油溝200を介
して吸入側通路孔33から加圧室30に流入し、第2実
施例では吸込み側進路孔33から直接加圧室30に流入
する。なお、吐出弁19′はそれ自身のばね力と加圧室
30の負圧により閉弁されている。
加圧室30に入った低粘度燃料油は、偏心カム部すが1
.80度回転する間で吸入行程、180〜360度間で
圧縮行程となるため高圧化される。
この圧縮行程すなわちピストンの」1昇行程において、
第1実施例では吸入弁19は加圧室圧力により閉弁し、
吐出弁19′は開弁される。また、第2実施例では、ピ
ストン3が上昇することにより吸込み側進路孔33と加
圧室30との連通が暫滅、遮断され、この位置から上死
点位置までが有効ス)−ローフになる。
いずれにしても、高圧化した低粘度燃料油は吐出側通路
孔34から吐出弁19′の側部を経て座ぐり穴31′に
入り、通油溝200を介して吐出孔23に吐出され、環
状の集合孔23から吐出通路25を通って吐出ポート部
材26に送出され、従って、低粘度燃料油をエンジン筒
内等に良好に微粒化した状態で噴射することができる。
低粘度燃料油が異常高圧になった時には、その吐出圧で
リリーフ弁27が開弁じ、高圧は戻し孔260により環
状室13に戻される。
前記キャップ状ピストン3は低粘度燃料油を圧縮するた
め高圧となり、その反力によりガイドリング92に点接
触する。この接触圧は非常に高いためビス1ヘン曲率状
先端部とガイドリング92との間には相対的な滑りは発
生しにくく、従って摩耗を起こりにくくすることができ
る。
キャップ状ピストン3とポンプシャツl−Fとの相対回
転はカム本体90とメタルブシュ91との線接触で行わ
れ、カム本体90とメタルブシュ9−]9− 1は適度な長さを設定できるため、全体の面圧を下げる
ことができる。
ポンプシャツI−Fが高速回転するとカム本体90とメ
タルブシュ91間の摺動面で高熱が発生するが、メタル
ブシュ91は環状室13内の低粘度燃料油にどぶ漬けさ
れされており、しかも吸入ポート部材17からの低粘度
燃料油は環状室13を経由し、各放射状通路160を介
してそれぞれの吸入通路16に吸い込まれる。すなわち
、環状室13は吸入通路の一部として機能する。しかも
、ポンプシャフトFの回転に応じてこれと一体の拡散用
のポンプ機構9e、9fが環状室内の低粘度燃料油を拡
散させる。このため、低粘度燃料油が淀むことがなく、
また燃料温度の上昇が抑制される。このため、カム本体
90とメタルブシュ91間の良好な冷却と潤滑と、ガイ
ドリンク92およびポンプシャツl−Fの良好な冷却と
潤滑を行うことができる。
なお、第1実施例によれば、ピストン3が摩耗しても吸
入側通路孔33はリーフバルブDを介して常に加圧室3
0に円滑に吸い込まれるため、有効ストロークが変化し
ないメリットがある。第2実施例によれば、吸込み側の
リーフバルブ、ス1−ツバ20、座ぐり穴31およびピ
ン21をすべて省略できるため、機構を大幅に簡略化す
ることができる。
なお、偏心カム部9bとして力11本体90を別体とし
た場合には、肉厚の異なるカム本体90、メタルブシュ
91、ガイドリング92のアッセンブリを数組準備し、
適宜交換することによりポンプシャツl〜Fを変えるこ
となく、ピストンスI−ロークすなわち吐出量を変更す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明のラジアル型ピストンポンプによれ
ば、オイルシールからの燃料洩れやそれに伴うかじりや
焼付きあるいは外部洩れを起こさせることなく、ガソリ
ンやメタノールなどで代表される低粘度の燃料油を、7
0 kgf/d以上の高圧にポンピングして高速圧送で
きるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1−図は本発明によるラジアル型ポンプの第1実施例
を示す縦断側面図、第2図は同しくその分解斜視図、第
3図は第1図m−m線に沿う断面図、第4図はシリンダ
の部分切欠正面図、第5図はハウジングの部分切欠背面
図、第6図はカバーの部分切欠正面図、第7図は第6図
■−■線に沿う断面図、第8図は吸入通路部分の拡大断
面図、第9図は第8図IX−IX線に沿う断面図、第1
0図(a)はリリーフバルブの正面図、第10図(b)
はガスケラl−の正面図、第11図は本発明における拡
散用ポンプ機構の他の実施例に示す断面図、第12図は
本発明の第2実施例を示す縦断側面図である。 A・シリンダ、B・・・ハウジング、C・・カバーD、
D’ ・・リーフバルブ、E、E’  ・ガスケラ1へ
、F・・・ポンプシャフト、1,6・・内壁、9b ・
偏心カム部、9e、9f・・・拡散用のポンプ機構、1
1゜12・・ラジアル軸受、13・・・環状室、14,
1.5オイルシール、16・・・吸入通路、17・・・
吸入ポート部材、30 加圧室、33・吸込み測道路孔
、34 ・吐出側通路孔、160・・放射状通路特許出
願人 ヂーゼル機器株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  固定シリンダとこれに放射状に配された複数本のピス
    トンを有し、これらピストンがポンプシャフトの偏心カ
    ムの回転で往復動される形式のポンプにおいて、 複数本のピストンを配したシリンダの前後に吸入ポート
    を有するハウジングと吐出ポートを有するカバーを結合
    するとともに、 偏心カムを有するポンプシャフトを前記カバーとハウジ
    ング内の軸受により支承させ、 前記偏心カムの外周を含むポンプシャフト外周と、シリ
    ンダおよびハウジング内壁との間に、吸入ポートを経由
    した低粘性燃料油を溜める環状室を形成すると共に、ハ
    ウジングには、環状室を流路の一部として低粘性燃料油
    を各ピストンの吸入孔に吸い込ませるための放射状通路
    を穿設し、 環状室の軸線方向には低粘性燃料油と軸受用グリースの
    混合を遮断するオイルシールを設け、しかもこのオイル
    シール近傍のポンプシャフト外周に拡散用ポンプ機構を
    設けたことを特徴とする低粘性燃料油用ラジアル型ピス
    トンポンプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5630708A (en) * 1993-12-28 1997-05-20 Zexel Corporation Radial piston pump for low-viscosity fuel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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