JPH0486861A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0486861A
JPH0486861A JP2203130A JP20313090A JPH0486861A JP H0486861 A JPH0486861 A JP H0486861A JP 2203130 A JP2203130 A JP 2203130A JP 20313090 A JP20313090 A JP 20313090A JP H0486861 A JPH0486861 A JP H0486861A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は電子写真装置や静電記録装置において静電潜像
を可視化する現像装置に関する。
(従来の技術) 一成分系現像剤を用いる現像方法の一つとして、加圧現
像法(Impression Deveropment
)が知られている。この加圧現像法は、現像ローラとの
摩擦や現像ローラの表面に圧接されたトナー薄層形成用
のブレードとの摩擦でトナーに電荷を付与することによ
り、トナーを現像ローラの表面に付着させ現像領域に向
けて搬送することを特徴の一つとしている。そのため磁
性材料が不要で装置の簡素化および小型化が可能である
とともに、トナーのカラー化が容品である等多くの利点
を有している。
こうした加圧現像法を用いた現像装置では、現像ローラ
を感光体ドラムに抑圧もしくは接触させて現像を行うた
め、現像ローラとしては弾性及び導電性を持つものが要
求される。特に感光体ドラムが剛体である場合はこれを
傷付けるのを避けるため現像ローラを弾性体で構成する
ことが必須条件となる。また周知の現像電極効果やバイ
アス効果を得るためには現像ローラ表面もしくは表面近
傍に導電層を設は必要に応じてバイアス電圧を印加する
ことが望ましい。さらにトナーに十分な電荷を付与する
ためには、現像ローラとトナー薄層形成用のブレードと
の間に所定のニップ幅を確保することが必要である。
ところで、現像ローラを弾性体で構成する場合、ブレー
ドとの圧接により現像ローラの表面に傷が生じやすく、
特に現像ローラ表面に導電層を設けた場合、その傷跡が
画像上に現れてしまう。そこで、ブレードの現像ローラ
との圧接部を樹脂やゴム弾性体で構成する方法が注目さ
れている。
ところが、このようなブレードを用いた場合、長期間の
使用によりブレードの圧接部の形状が摩耗により変化し
てしまう。特に先端がアール状に突起した圧接部の場合
、摩耗により現像ローラとの接触面積が増えると、第1
4図に示すように、現像ローラ1とブレード2の圧接部
2aの先端によって形成されるトナー溜りのための空間
Fが小さくなり、この結果、現像ローラ1とブレード2
との間を通過するトナーの量が減ってトナー層の厚さが
薄くなってしまう。またトナー搬送量の低下により、い
わゆるグラフィック画像等をプリントすると画像の後半
において画像濃度が低下するという問題も発生していた
(発明が解決しようとする課8) このように従来の現像装置では、長期の使用により画質
の劣化が生じるおそれがあった。
本発明はこのような課題を解決するためのもので、長期
間の使用においても現像ローラ表面の現像剤薄層の厚さ
の変化や画質の劣化が生じることのない現像装置の提供
を目的としている。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 第1の発明の現像装置は上記の目的を達成するために、
静電潜像保持体に対向して配置された現像ローラと、こ
の現像ローラの表面に現像剤薄層を形成する現像剤薄層
形成手段とを具備し、現像ローラの表面に形成された現
像剤薄層を静電潜像保持体に近接または接触させること
によってこの静電潜像保持体に形成された静電潜像を可
視化する現像装置において、現像剤薄層形成手段は、現
像ローラの表面と現像剤薄層を挟んで圧接される圧接部
を有し、この圧接部は現像ローラよりも硬度が大きく、
かつ表面粗さが小さいことを特徴としている。
また第2の発明の現像装置は上記の目的を達成するため
に、静電潜像保持体に対向して配置された現像ローラと
、この現像ローラの表面に現像剤薄層を形成する現像剤
薄層形成手段とを具備し、現像ローラの表面に形成され
た現像剤薄層を静電潜像保持体に近接または接触させる
ことによってこの静電潜像保持体に形成された静電潜像
を可視化する現像装置において、現像剤薄層形成手段は
、現像ローラの表面と現像剤薄層を挟んで圧接される半
円状断面部分を持つ圧接部を有し、この圧接部の半円状
断面部分の曲率半径をRb、現像ロラとの摩擦により生
じた摩耗幅をLbとすると、Rb≧Lb の関係を満すことを特徴としている。
(作 用) 第1の発明の現像装置によれば、現像剤薄層形成手段の
圧接部のゴム硬度を現像ローラの硬度よりも大きくし、
かつ圧接部の表面粗さを現像ロラの表面粗さよりも小さ
くすることで、低い圧力により現像剤に十分な電荷を付
与することが可能となる。したがって、長期間の使用に
おいても現像ローラ表面の現像剤薄層の厚さの変化や画
質の劣化が生じることのない現像装置を実現できる。
また第2の発明の現像装置によれば、圧接部の半円状断
面部分の曲率半径をRb、現像ローラとの摩擦により生
じた摩耗幅をLbとすると、Rb≧Lb の関係を満足することにより、圧接部の摩耗による現像
ローラとの空間の変化を最小限に押えることができる。
これにより、長期間の使用においても現像ローラ表面の
現像剤薄層の厚さの変化や画質の劣化が生じることのな
い現像装置を実現できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る一実施例の接触型−成分非磁性現
像装置(以下、単に現像装置と呼ぶ。)の全体構成を示
す断面図である。
同図に示すように、この現像装置10は、静電潜像保持
体である感光体ドラム11表面に形成された静電潜像の
上に現像剤である非磁性トナー(以下、単にトナーと呼
ぶ。)Aを転移させて静電潜像を可視化するための現像
ローラ12と、トナーAを収容したトナー収容器13と
、このトナー収容器13内のトナーAを撹拌するミキサ
ー14と、トナー収容器13内のトナーAを現像ロラ1
2に供給するトナー供給ローラ15と、現像ローラ12
表面にI・ナー薄層を形成するための現像剤薄層形成手
段であるブレード16とからその主要部が構成されてい
る。
次にこの現像装置10における現像プロセスについて説
明する。
トナー容器13内に収容されたトナーAは、ミキサー1
4により撹拌されつつトナー共給ローラ15の方向に送
られ、さらにこのトナー供給ローラ15により現像ロー
ラ12に供給される。ここで、トナーAは、回転する現
像ローラ12の表面との摩擦により負に帯電し現像ロー
ラ12の表面に静電的に吸着して搬送される。この後、
現像ローラ12表面に付着したトナーAは、ブレード1
6によりその搬送量が規制されて薄層化されると同時に
1.現像ローラ12及びブレード16との摩擦により再
び摩擦帯電して緻密なトナー層となって搬送される。こ
の後、現像ローラ12の表面に付着したトナーAは、感
光体ドラム11との接触により感光体ドラム11表面の
静電潜像の上に転移する。これにより静電潜像が可視化
される。転移しなかった現像ローラ12表面のトナーA
は、リカバリーブレード(マイラーフィルム)17を擦
り抜はトナー容器13内に戻る。
ところで、この実施例では、負帯電の有機感光体ドラム
11を使用した反転現像方式を採用しているため、トナ
ーAとして負帯電性のトナーが用いられ、ブレード16
としてはトナーAを負帯電させやすい材質のものを使用
している。また感光体ドラム11の表面電位は一550
Vであり、これに対して現像ローラ12の金属シャフト
12aへは、現像バイアス電位として一200vが保護
抵抗を介して印加されるようになっている。また現像ロ
ーラ12は、感光体ドラム11の表面と常に1〜5mm
程度の接触幅(現像ニップ)を有しながら感光体ドラム
11の回転速度に対し約1〜4倍径度の速度で回転して
いる。
なお、上述の現像プロセスにおいて何らかの原因て現像
ローラ12からトナーAが落ちると本体装置内または転
写紙を汚してしまうため、本実施例では、トナーAを溶
着させるような可塑剤等からなるトナー溶着部材18を
現像装置10の下部に取付けている。またこれにより、
現像装置10を上下反対に置いた場合でもトナーAの散
乱を防ぐことができる。
上記のブレード16は、第1のブレードホルダ16a1
スペーサ16b及び第2のブレードホルダ16cにより
装置本体に支持されている。また19は第1のブレード
ボルダ16aに取付けられ、ブレード16の裏面との間
にモルトブレン等からなる発泡材20を挟持するための
バッフル板である。このようにバッフル板19とブレー
ド16の裏面との間に発泡材20を挟持することで、ト
ナ一容器13からのトナーAの漏れやブレード16の振
動を防止している。
またこのブレード16は、その先端部分(チップ162
)で現像ローラ12の表面を適宜な力で押圧するよう、
回転軸21を支点として複数の圧縮スプリング22によ
り常時付勢されている。これら圧縮スプリング22のバ
ネ定数はブレード16(薄板バネ161)のバネ定数よ
りも低いため、ブレード16のチップ162が摩耗して
もほとんどその加圧力に影響はない。
次にこの実施例の現像装置10におけるブレード16お
よびその周囲について説明゛する。
第2図はブレード16の詳細を示す斜視図である。
同図に示すように、このブレード16は、例えば厚さ2
mm、長さ20mmのウレタン樹脂からなる薄板バネ1
61の先端部に、同じくウレタン樹脂からなる断面が半
円形状のチップ162を長手方向にマウントし、その両
端部にウレタンフォムからなるシール材163を貼付け
て構成されている。なお、チップ162の曲率半径は1
.5mmである。またチップ162のウレタン樹脂は薄
板バネ161のウレタン樹脂と比較してJISA規格の
ゴム硬度か高いものを使用し、薄板バネ161の弾性を
損わないようにしている。
本実施例では、薄板バネ161にJIS−A規格75°
のウレタン樹脂を、チップ162にJIS−A規格50
°のウレタン樹脂を使用している。
またシール材163は、断面がチップ162の高さより
も厚いため、チップ162が現像ローラ12に圧接され
るときトナーの両端方向への移動を確実にシールするこ
とができ、またブレード16の先端部を包み込むように
して取付けられているため、トナーの搬送により剥がれ
る心配もない。
またこのブレード16においては、チップ162が現像
ローラ12の表面に確実に圧接されなければトナー薄層
の形成にムラが生じることから、チップ162と現像ロ
ーラ12との接触部分についての精度が要求される。実
験により真直度50μm以下であれば、トナー薄層形成
のムラか無視できるレベルになることが分っている。
そこで、本実施例では、第3図に示すように、チップ1
62は薄板バネ161の先端からdlだけ離れた位置か
らマウントされている。すなわち、この薄板バネ161
の先端部分は、成形や接着によって薄板バネ161にチ
ップ162をマウントするときの押え及び位置決めに利
用される。これにより、薄板バネ161の短手方向のマ
ウント精度ひいては現像ローラ12との接線方向の精度
を向上させることができる。
なお、diはあまり大きくとるとトナーの流れによる圧
力により、トナー層形成不良が生じるおそれがあるため
0.5〜5mm程度が適当である。
望ましくは0.5〜2mm程度が最適である。また薄板
バネ161の長手方向両端部にはチップ162がマウン
トされていない部分が存在する。この部分に上述のシー
ル部材163が貼付けられる。
すなわちチップ162の長手方向の長さLpは、薄板バ
ネ161の長さLcよりもd2 +d3分だけ短いとい
うことになる。このd2 +d3の長さはシール性を考
えると片側最低2mm程度必要であるが、あまり長くと
りすぎると現像装置10自体が大きくなるため4〜30
mm程度、望ましくは4〜20mm程度にするのがよい
また、このときのチップ162の長さLpは、現像ロー
ラ12の有効現像幅よりも大きく、薄板バネ161の長
さLcは現像ローラ12の幅と同等もしくは現像ローラ
12のサイドシール(図示せず)にかかる程度に設定す
る。
また、現像ローラ12と当接する部分のチップ162の
曲率半径は、あまり小さいとトナーの帯電量が小さくな
って転写紙上のカブリが増大し、大きすぎると現像ロー
ラ12との接触幅が大きくなってその分必要回転トルク
が増大し、かつ現像ローラ12上のトナー層厚が薄くな
りすぎて画像濃度の低下を招くため、適当な範囲におさ
める必要がある。
第4図は現像ローラ12の表面粗さを3.OBmRzに
固定する一方でチップ162の表面粗さを1.0.2,
0.3.0.4.OBmRzに変化させ、現像ローラ1
2上のトナーの帯電量が10.0μc/gになるように
ブレード16の加圧力を調整した上でプリントを行った
場合の画像の状態を示すグラフである。ここで、チップ
162及び現像ローラ12の表面粗さ(中心線平均粗さ
)は第5図に示す装置を用いて測定した。この装置は(
株)小板研究所製の商品名“サーフコーダ5E−40D
”接触型表面粗さ計であり、検出器201、増幅演算装
置202、記録計203及び被測定物支持体204て構
成されている。この装置を用いて表面粗さを測定する場
合は、測定物を被測定物支持体204の上に乗せて検出
器201の接触針205を測定物の表面に所定の圧力で
接触させる。接触針205で得られた表面粗さの状態は
増幅演算装置202を経て記録計203に出力される。
なお、測定条件は以下の通りである。
カットオフ値(mm):0.8 測定長さ(mm)    :2.5 なお、トナーの帯電量が10.0μc / g以下では
多湿条件等で濃度の低下やカブリの増加が起きることが
実験により確認されている。またトナーの帯電量は現像
ローラ10周分の帯電mを測定した。
このグラフから、チップ162の表面粗さが現像ローラ
12の表面粗さより小さいとき、濃度ムラや白抜は等の
ない良好な画像が得られることが確認された。またチッ
プ162と現像ローラ12の表面粗さがそれぞれ3μm
Rzで等しいときは、画像を1週間程度放置した場合に
画像上に白抜は現像が生した。但しこの場合、数枚の画
たしを行うと通常の良好な画像が得られるようになった
これらの現像は、チップ162の表面粗さが大きいほど
、トナーが十分に帯電されるのにブレード16を強い力
で現像ローラ12に圧接させることが必要になることか
ら、現像ローラ12の表面に歪みが生じてしまうことに
起因している。
第6図は現像ローラ12のゴム硬度を36°に固定する
一方でチップ162のゴム硬度を30゜40° 50°
に変化させ、現像ローラ12上のトナーの帯電量が10
.0μc/gになるようにブレード16の加圧力を調整
した上でプリントを行った場合の画像の状態を示すグラ
フである。なお、ここてチップ162の表面粗さは1.
0μmRzに固定した。
このグラフから、チップ162のゴム硬度が306のと
き画像上に濃度ムラが確認された。このことから、チッ
プ162の表面粗さが現像ローラ12の表面粗さより小
さい場合でも、チップ162のゴム硬度が現像ローラ1
2のゴム硬度より大きくなければ良好な画像は得られな
いことが確認された。
さらに以上の現像装置10においてブレード16のチッ
プ162の摩耗幅が画像に与える影響を確認するため次
のような実験を行った。つまり、チップ162の硬度を
50’  70°、ブレード16の加圧力を100g/
cm、250g/cmとしてそれぞれの条件で2万枚の
ランニングテストを行い、テスト終了前後のチップ16
2の摩耗量及び画像の状態を確認した。なお、摩耗幅は
チップ162の摩耗による変化量(摩耗深さ)を測定し
、その値から次の式を用いて計算により求めた。
B−R−西戸二=(A/璽−2 ここで、第7図に示すように、Aはチップ162の摩耗
幅、Bは摩耗深さ、Rはチップ162の半円状断面部分
の曲率半径で1.5mmである。
また、摩耗深さBの測定は、東京光電子工業(株)社製
のレーザ測長器により行った。
またこの実験において、感光体ドラム11の画像部電位
すなわち露光部電位は−40V1非画像部電位すなわち
未露光部電位は一550V、現像バイアスは一200V
、感光体ドラム11との接触幅は1.5mmとした。
その実験結果を第8図及び第9図のグラフに示す。これ
らのグラフから、1万枚後にチップ162の摩耗幅Aが
チップ162の半円状断面部分の曲率半径R(1,5m
m)より大きくなり、これに伴って画像濃度の低下が現
れることが確認された。これに対し、摩耗幅Aが半円状
断面部分の曲率半径Rと同じかもしくは小さい場合には
画像濃度にほとんど変化は見られず、画像濃度1.4の
極めてシャープなライン画像を得ることかできた。
これは、チップ162の摩耗幅Aが広がると、現像ロー
ラ12とチップ162の先端との間に形成されるトナー
溜りの空間が狭くなるために現像ローラ12の表面に形
成されるトナー層が薄くなるからである。
こうしたチップ162の摩耗が画像の品位に及はす影響
は、チップ162の半円状断面部分の曲率半径Rか小さ
いほど受けやすくなる。つまりこれは、チップ162の
曲率半径Rが大きい場合には前記のトナー溜りがはじめ
から狭いために摩耗による変化可能な範囲は小さいが、
チップ162の曲率半径Rが小さい場合にはチップ16
3の摩耗によりトナー溜りの広さが急激に変化するため
である。
またこの実験結果から、チップ162のゴム硬度に応し
てブレード16の押圧力を変化させることにより、チッ
プ162の摩耗をできるだけ押えることが必要であるこ
とも確認された。本実施例てはブレード16の押圧力を
200 g / c mに設定している。
次に上述した現像ローラ12について詳細に説明する。
第10図は現像ローラ12を示す斜視断面図である。
この現像ローラ12に要求される特性としては、“導電
性及び弾性を有する”ということである。
これを満足する最も簡単な構成としては、例えば金属シ
ャフトの外周を導電性ゴムローラて覆ッたもの等が挙げ
られるが、この実施例の現像方式では、トナーを現像ロ
ーラ12の表面に圧接させつつ搬送することから表面の
平滑性が要求される。
そこで、この実施例の現像ローラ12は、金属シャフト
12aの外周に、例えば導電性シリコンゴムやウレタン
ゴム等からなる弾性体層12bを設け、さらにこの弾性
体層12bの表面に導電性ポリウレタン系の導電層12
cを設けて二層構造としている。
弾性体層12bとしては、導電性のものとそうてないも
のが考えられるが、導電層12cに剥離や傷が生しる場
合を考慮して導電性のものの方が望ましい。
弾性体層12bのゴム硬度は、現像ローラ12と感光体
トラム11との間に適当なニップを得るための荷重や現
像ローラ12のトルクに直接影響を与える要素となる。
また、梱包時や長時間の放置によるJ l5K6301
に示される永久歪については、これが10%を越えると
画像に現像ローラ回転周期のムラが生じることが分って
いるので、弾性体層12bの圧縮歪は10%以下、望ま
しくは5%以下としなければならない。ゴム硬度と永久
歪との関係は一般にゴム硬度が高い程永久歪は小さくな
るという傾向があるので、材料と相互のバランスが重要
となる。
以上、弾性体層12bに要求される特性をクリアするも
のとして本実施例では導電性シリコンを選択したが、他
にも導電性EPDMゴムや導電性ウレタンゴム等も要求
される特性をクリアするものとして利用できる。
導電性シリコンからなる弾性体層12bは、JIs規格
に6301のA型硬度針て28″の硬度を有し、弾性ロ
ーラとしての外径は18mmである。また導電性シリコ
ンの電気抵抗値は、この弾性ローラを直径60mmのス
テンレス製ローラと接触幅が2mmになるように平行配
置し、両ロラの金属シャフト間に100Vの電位差を設
けたときに観測される電流を測定することにより算出し
た結果3.4X101Ω・Cmであった。また永久歪は
JIS規格に6301に示される測定方法を用いて測定
した結果1.8%であった。
また導電層12cは、直接トナーや感光体ドラム11と
接触される而であるため、可塑剤、可硫剤、プロセスオ
イル等のしみ出しによりトナーや感光体ドラム11表面
を汚染しないものに限り、その表面の平滑性については
、最大表面粗さが3μm以下であることが望ましい。そ
れ以上になると表面の凸凹の模様が画像に現れやすくな
る。
この最大表面粗さが3μm以下の導電層12Cの平滑度
を実現する方法としては、弾性体層12bの上に十分な
膜厚の導電層12cを付けた後、後加工(研磨)により
所定の外径、表面粗さに仕上げる方法が考えられるが、
この方法だとコストが高くなる。そこで、後加工を要す
ることなく仕上げる方法が望まれるが、そのためには弾
性体層12bの表面粗さ、導電層12cの膜厚、及び導
電層12cを形成するための塗料の粘度を最適に選択し
なければならない。
第11図乃至第13図にその代表的な導電層塗料の塗布
方法を示す。
第11図はスプレーによる塗布方法、第12図はディッ
ピングによる塗布方法、第13図はナイフェツジによる
塗布方法である。
それぞれの方法における塗料の粘度は スプレー法くディッピング法≦ナイフェツジ法となり、
前記導電層12c表面の平滑度(最大表面粗さ3μm)
を実現するために必要な塗料の膜厚T(μm)は、弾性
体層12bの最大表面粗さをRz(μm)とすれば、ス
プレー法においてはT≧5XRz、ディッピング法及び
ナイフェツジ法においてはT≧3XRzを満足すれば可
能となる。
この実施例では、導電層12cを形成するための塗料と
して、ポリウレタン樹脂中に導電性力ボン微粒子を分散
することにより10’Ω・cmの導電性を持つ導電性ポ
リウレタン塗料を採用した。そして以下の工程により導
電性シリコンからなる弾性層12bの表面に導電性ポリ
ウレタン塗料を塗布し、乾燥後、熱処理を行って導電層
12Cを形成した。
まず導電性ポリウレタン塗料として日本ミラクトロン■
社製の商品名“スパレックスDH202313”を用い
、これにメチルエチルケトン(MEK)とテトラヒドロ
フラン(THF)を1=1の割合で混合した希釈溶剤を
等量添加する。“スパレックスDH202313″は熱
可塑剤ポリウレタンをベースにした溶液タイプの導電性
ポリウレタン塗料である。この希釈された塗料を十分に
撹拌した後、溶剤で洗浄した弾性体層12bの表面にデ
ィッピング法を用いて塗布を行う。尚、このディッピン
グ法における処理材の引き上げ速度は5.5mm/se
cとした。この後、約30分間空気中にて乾燥し、その
後100℃で20分間熱処理を施した。この結果、層厚
約80μmの導電層12cが得られた。導電層12cの
層厚はディッピング法の引き上げ速度や、溶剤の粘性を
変化させることにより10μm〜300μmの範囲まで
変更可能である。
以上の工程により、金属シャツh 12 aと導電層1
2cとの間の抵抗値が5X10”Ω・cm。
ゴム硬度がJIS規格に6301のA型硬度針で36″
、表面粗さは上述の測定装置で1TPl定したところ3
μmRzの現像ローラ12を得ることができた。
なお、上述の実施例では、ブレード16において断面が
半円状のチップ162を採用したが、現像ローラ12の
表面と接する面が曲面であればその他いかなる断面形状
を持つものであってもよい。
また現像ローラ12は表面には、絶縁層や抵抗層であっ
ても問題はない。
さらに上述の実施例では現像ローラ12の支持体として
、金属シャフト12aを用いたが、現像バイアス電圧が
給電できれば、例えば導電性の樹脂シャフト等でもよく
、また現像バイアス電圧を導電層12cまたは弾性体層
12bに給電するタイプの現像ローラにおいては、支持
体を導電性にする必要もなく絶縁性の材料でもよい。
さらに、ブレード16は現像ローラ12の回転に対して
アゲンストの位置で支持されているが、現像ローラ12
の回転に対してウィズの位置で支持するようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、長期間の使用にお
いても現像ローラ表面の現像剤薄層の厚さの変化や画質
の劣化が生しることのない現像装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の現像装置の全体構成を
示す断面図、第2図は第1図の現像装置におけるブレー
ドを示す斜視図、第3図の第2図のブレードの正面図、
第4図はチップ及び現像ロラの表面粗さと画像の状態と
の関係を示すグラフ、第5図は表面粗さをnl定する装
置について説明するための図、第6図はチップ及び現像
ローラのゴム硬度と画像の状態との関係を示すグラフ、
第7図はチップを拡大して示す図、第8図及び第9図は
それぞれブレードのチップの摩耗幅が画像に与える影響
を確認するため実験結果を示すグラフ、第10図は現像
ローラを示す斜視断面図、第11図乃至第13図はそれ
ぞれ現像ローラの導電層を形成する方法を説明するため
の図、第14図は現像ローラとブレードとの圧接部の詳
細を示す側面図である。 10・・・現像装置、11・・・感光体ドラム、12・
・現像ローラ、16・・・ブレード、161・・・薄板
バネ、162・・・チップ。 出願人     株式会社 東芝 同       東芝インテリジェントテクノロジ株式
会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像保持体に対向して配置された現像ローラ
    と、この現像ローラの表面に現像剤薄層を形成する現像
    剤薄層形成手段とを具備し、前記現像ローラの表面に形
    成された現像剤薄層を前記静電潜像保持体に近接または
    接触させることによってこの静電潜像保持体に形成され
    た静電潜像を可視化する現像装置において、 前記現像剤薄層形成手段は、前記現像ローラの表面と現
    像剤薄層を挟んで圧接される圧接部を有し、この圧接部
    は前記現像ローラよりも硬度が大きく、かつ表面粗さが
    小さいことを特徴とする現像装置。
  2. (2)静電潜像保持体に対向して配置された現像ローラ
    と、この現像ローラの表面に現像剤薄層を形成する現像
    剤薄層形成手段とを具備し、前記現像ローラの表面に形
    成された現像剤薄層を前記静電潜像保持体に近接または
    接触させることによってこの静電潜像保持体に形成され
    た静電潜像を可視化する現像装置において、 前記現像剤薄層形成手段は、前記現像ローラの表面と現
    像剤薄層を挟んで圧接される半円状断面部分を持つ圧接
    部を有し、この圧接部の半円状断面部分の曲率半径をR
    b、前記現像ローラとの摩擦により生じた摩耗幅をLb
    とすると、 Rb≧Lb の関係を満すことを特徴とする現像装置。
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