JPH0487779A - 高密度フェルト円筒体の製造方法 - Google Patents

高密度フェルト円筒体の製造方法

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JPH0487779A
JPH0487779A JP20203990A JP20203990A JPH0487779A JP H0487779 A JPH0487779 A JP H0487779A JP 20203990 A JP20203990 A JP 20203990A JP 20203990 A JP20203990 A JP 20203990A JP H0487779 A JPH0487779 A JP H0487779A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、小口径から大口径まで可能な高密度フェルト
円筒体の製造方法に関し、表面処理銅板又はアルミ形材
の搬送ローラなどに用いる高密度フェルト円筒体の製造
方法に関する。
(従来の技術) アルミ加工工場では、ダイスから出た直後の押し出し形
材をまず複数個の搬送ローラで支持し、この後に所定の
搬送機や後加工設備に送る。押し出し形材は、ダイスか
ら出た直後はアルミの融点(660°C)に近い高温で
あり、搬送ローラの表面と直接接触すると表面を損傷す
るため、ローラ表面には、Il衝のために耐熱性繊維の
フェルトチューブを嵌装していた。このフェルトチュー
ブは、ニードルパンチ機の固有の軸寸法でないと製造で
きず、製品のバリエーションが低いうえに単価が高く、
チューブの部分交換が不可能で適切な交換時期の判断が
難しいため、搬送ロールとしてフェルトロールが使用さ
れ始めている。一方、鋼材加工工場では、圧延帯鋼の酸
洗いや焼なましなどの後に、錫を溶解した電解層を通過
させて連続的にめっきを施し、更にめっき表面を加熱し
て光沢を与え、合金層を発達させる。めっき直後の銅板
は、合金層を十分に発達させるために徐冷すると好まし
く、このために搬送ロールにフェルトロールを用いるこ
とが検討されている。このフェルトロールは、フェルト
シートから円盤状に裁断したフェルト片を心棒に嵌め、
多数枚を積層して製造するのが普通である。
(発明が解決しようとする課題) 従来のフェルトロールは、フェルトシートから円盤状に
裁断して積層円筒体を製造するため、該シートから多量
の裁断フェルト屑が生じて不経済であり、フェルト屑の
廃棄処分のコストが必要になる。また、円盤状のフェル
ト材を多数枚心棒に嵌めて積層円筒体を側端からプレス
で圧縮する際に、圧縮力が強すぎると積層体の中央部が
放射状に広がって樽状の積層円筒体となり、形状的に搬
送ロールとして好ましくなく、使用時に形層れを起こし
やすい。その反対に、樽状になるのを防ぐために圧縮力
をセーブすると、積層円筒体の硬さが十分でなく、搬送
ロールとしての耐久性が劣ることになる。
本発明者は、前記の問題点を改善するために既に特願平
1−65644号を掃案しており、更に本発明では、表
面処理鋼板又はアルミ形材の搬送ローラなどとして好適
な高密度のフェルト円前体を製造する別の方法を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明方法では、第1図に
示すように、各種の繊維ウェブをニードルパンチングで
一体化した約0.5〜4mm厚のフェルトシート(図示
しない)から帯状に裁断したフェルト材2を用いる。帯
状フェルト材2を構成する繊維は、用途に応じて適宜に
選択すればよく、1種又は2種以上の天然2合成繊維又
は両者を混綿して用いる。例えば表面処理鋼板やアルミ
形材の搬送ローラ用には、耐熱性繊維であるアラミド繊
維単独又はアラミド繊維と炭素系繊維などを混綿し、ア
ラミド繊維としてはバラフェニレンテレフタルアミド繊
維やメタフェニレンイソフタルアミド繊維などであり、
前者は高温耐熱性などの点では好ましく、後者は比較的
低温の個所で使用できる。併用する炭素系繊維には、耐
熱性が比較的低い耐炎繊維なども包含し、使用個所に応
じて含有量と品質を適宜選択すればよい。一方、低温状
態のアルミ形材などの搬送には、フェルト材2にポリエ
ステル繊維を用いてもよく、研磨ロール用としては羊毛
などを適用すればよい。
帯状フェルト材2は、繊維が絡合したフェルトの特性を
利用することにより、その−側縁を卸してほぼ均等に弯
曲させ、これは手で行っても、左右の間隙が異なる1対
の円錐ローラ4,4(第2図)間を通しでほぼ均等に弯
曲させてもよい。得たらせん状フェルト材6は、第3図
に示すように成形用心棒8に数回巻付けて円盤状に重合
し、その後端部9が先端部と重なるようにフェルト材6
を切断する。その状態のまま、クリップなどで固定して
心棒8から外してから、第4図に示すように、環状円盤
体10の内周辺に沿って補強糸11で環状に縫着し、重
合させたフェルト材6を環状に固定する。補強糸11は
、圧縮作業時でも切断しない高強度の糸であって、例え
ばケブラーフィラメント(商品名)などを用いる。補強
糸11は、一般に円盤体10の内周辺に近接させて縫う
けれども、成形後の円筒体内周面に縦溝を切削する場合
には、切削時に補強糸11を切断しないような縫い位置
を設定することを要する。
フェルト製の薄い環状円盤体10は、第5図に例示する
ように、多数枚を嵌合用心棒12に挿通して積層し、該
心棒】−2の直径は心棒8のそれとほぼ等しい。次にフ
ェルト重合体10aの側端からブL・ス13で強く圧縮
し、この圧縮加工によってフェルト重合体10aの高さ
は激減する。圧縮した積層体14は、適宜の固定手段に
よって圧縮状態を維持させながら、その内周面又は全体
に樹脂を含浸・乾燥する。樹脂加工における樹脂は、円
筒体の用途に応じて選択すればよい。圧縮した状態のま
まで固定ディスク16.16(第7図)を溶接やビン化
めすることもできる。また、圧縮の際に、円盤体10は
半径方向の内方へ多少収縮し、圧縮積層体では心棒周面
を強く締め付けるため、嵌合用心棒であるパイプ18(
第8図)の馬面に回り止め20を形成しておくと、該パ
イプに圧縮積層体が固着したフェルトローラを得ること
ができる。
仕上げ加工として、円筒体外周面を表面研磨して高密度
フェルト円筒体を得る。このフェルト円筒体の口径は、
成形用心棒8の外径に応じて定まり、−gに直径約35
mm〜3m前後の寸法まで製造可能である。本発明方法
によって、例えば、密度的0 、05 g/cm3のフ
ェルトシートから0.3〜0 、8 g/cm3のフェ
ルト円筒体を得るように、広範囲の用途がある高密度フ
ェルトとなる。
(作用) 本発明に係るフェルト円筒体の製造方法では、フェルト
製の環状円盤体10の内周辺に沿って補強糸11を環状
に縫い付け、縫い付けた補強糸11の存在により、ブレ
ス13で強く圧縮する際に、フェルト重合体10aは中
央部分が半径方向の外方へ広がって変形せず、正確な円
筒形の圧縮積層体14となる。この圧縮積層体では、適
宜の固定手段によってそのまま圧縮状態を維持させるが
、又はその内周面又は全体への樹脂の含浸・乾燥により
、前記の固定手段を除去しても正確な円筒形を保つ。
(実施例) 次に本発明を実施例によって説明する。
実施例1 フェルト円筒体を製造するために、アラミド繊維(商品
名コーネックス、帝人社製)からなる密度0.05 g
/cm3て厚さ1.5mmのフェルトシートを用いる。
このシートを輻15mmに裁断して帯状フェルト材2を
形成する。帯状フェルト材2は、1対の円錐ローラ4.
4(第2図)間を通しでその一側縁をほぼ均等に弯曲さ
せる。得たらせん状フェルト材6は、その内周辺を直径
35mmの成形用心198(第3図)の馬面に3回巻き
付けて環状に重合し、その後端部9が先端部と重なるよ
うにフェルト材6を切断する。この重合状態を複数個の
クリップ(図示しない)で固定し、心棒8から外してか
ら、環状円盤体10の内周辺に沿ってミシンでケブラー
フィラメント(商品名、E。
■、デュポン社製)の補強糸11で環状に縫着する。
薄い環状円盤体10は、多数枚を直径35mmの嵌合用
心棒12(第5図)に挿通して積層し、該心棒の前方部
22はねじによって取外し可能である。ブレス13は、
円筒形の押圧部24からなり、心棒12に嵌装したディ
スク26が押圧部下端と接触する。ブレス13でフェル
ト重合体10aの側端を強く圧縮し、第5図の一点鎖線
で示す圧縮位置でディスク26をねじ止め又はビン止め
して固定する。二のねじ止め又はビン止めが不可能なら
ば、ディスク26.28間に控えボルト30を取り付け
てもよい。この圧縮加工によってフェルト重合体10a
の高さが激減し、積層体14の高さは約50cmとなる
。更に積層体14の全体に、アクリル系樹脂を含浸・乾
燥するとともに、心棒前方部22を外して軸32をディ
スク26の中心にねじ止めする。最後に、軸32.34
で支持して積層体14を回転させながら外周面を表面研
磨してから、心棒12及びディスク26.28を除去す
ると、密度0 、5 g/Cm’で外径60mmの高密
度フェルト円筒体を製造する。
この高密度フェルト円筒体をアルミ形材の搬送ローラに
嵌合するには、該円筒体の内径をローラ直径よりも同一
か又は僅かに大きくなるように定め、該円筒体を搬送ロ
ーラに押し込めばよい。
実施例2 フェルト円筒体を製造するために、アラミド繊維(商品
名ケブラー29、E、1.デュポン社製)30%と炭素
繊維(主として商品名パイロメックス、東邦レーヨン社
製)70%とから密度0 、2 g/cm3で厚さ1m
mのフェルトシートを用いる。このシートを輻15mm
に裁断して帯状フェルト材2を形成する。帯状フェルト
材2は、実施例1と同様に処理して成形用心棒8の周面
に5回巻き付けて環状に重合し、更に内周辺をケブラー
フィラメントの補強糸11で縫着した環状円盤体を得る
この環状円盤体は、多数枚を直径35mmの嵌台用心棒
40(第6図)に挿通して積層する。プレスにより、デ
ィスク42を第6図における一点鎖線の位置から実線位
置まて摺動させて、プレス押圧部でフェルト積層体の側
端を強く圧縮する。
ディスク42.44間に控えポル1−46を取り付け、
ディスク42を固定すると、フェルト積層体48の高さ
は約50cmとなる。次に心棒40を積層体48から引
き抜き、該積層体の内周面にアクリル系樹脂を11寸・
含浸してから、該心棒とほぼ同径のバイブを挿入し、該
バイブの表面には離型剤を塗付しておく。この状態のま
まで積層体48を乾燥し、乾燥後に控えボルト46を外
して積層体48の表面を研磨すると、密度0 、5 g
/cm3で外径65mmの高密度フェルト円筒体を得る
このフェルト円筒体は、前記のバイブを引き抜いてから
、実施例1のフェルト円筒体と同様に搬送ロールに嵌合
することができる。
実施例3 大型のフェル1−円筒体を製造するために、アラミド繊
維(商品名ケフラー29、E、1.デュポン社製)30
%と炭素tia維(主として商品名パイロメックス、東
邦レーヨン社製)70%とから密度0゜2 g/cm3
で厚さ1.5mInのフェルトシートを用いる。このシ
ートを幅50 m、 mに裁断して帯状フェルト材2を
形成する。帯状フェルト材2は、その−側縁を手で伸し
てほぼ均等に弯曲させる。碍たらせに5状フエルト材6
は、その内側辺を直径1400mmの成形用心棒8の周
面に3回巻き付けて環状に重合し、更に内周辺をケブラ
ーフィラメントの補強糸11で縫着した環状円盤体を得
る。
この環状円盤体から第7図に示すようなフェルトローラ
50を製造するため、外周面に適宜の回り止めを形成し
たバイブ58を嵌合用心棒として用い、該バイブの一端
には一方のディスク】6を固着しておく。多数枚の環状
円盤体をバイブ58に挿通し、プレスによってフェルト
積層体の側端を強く圧縮し、圧縮位置で他方のディスク
】6を溶接又はビン止めして固着する。この圧縮の際に
環状円盤体は半径方向の内方へ多少収縮し、圧縮積層体
56では心棒周面を強く締め付けるため、前記の回り止
めによってバイブ58は圧縮積層体56と一体になる。
積層体の全体にアクリル系樹脂を含浸・乾燥し、その表
面を研磨すると、密度0 、5 g/Cm−’で外径1
500mmの高密度フェルトローラ50を得る。
このフェルトローラ50は、鋼材加工工場において、錫
めっき直後の加熱鋼板の搬送ロールに用いると、該鋼板
を徐冷することができ、積層体56が摩滅すれば、他方
のディスク16を外して交換すればよい。
実施例4 第8図に示すようなフェルトローラ52を製造するため
に、外周面に回り止め20を形成したバイブ18を嵌合
用心棒として用いる。外径76mm、内径65mmのバ
イブ18に実施例1で得た環状円盤体を多数枚挿通し、
実施例1と同様に圧縮処理する。この圧縮の際に環状円
盤体は半径方向の内方へ多少収縮し、圧縮積層体54で
は心棒周面を強く締め付けるため、回り止め20によっ
てバイブ18は圧縮積層体54と一体になる。更に積層
体54の全体にアクリル系樹脂を含浸・乾燥し、該積層
体の表面を研磨してから、両ディスクを除去すると、密
度o 、 5 gicm3で外径100mmの高密度フ
ェルトローラ52を得る。
このフェルトローラ52はバイブ18と一体であって、
駆動ローラや搬送ローラなどとしてそのまま使用でき、
該ローラては別個のバイブを嵌装する作業を省略できる
。回り止め20は、第8図では軸方向の凸条であるけれ
ども、この凸条の代りに単なる突起又は外周面全体のエ
ンボス加工であってもよい。
(発明の効果) 本発明に係るフェルト円筒体の製造方法では、内周辺に
沿って補伸糸を環状に縫い1寸けた多数枚の環状円盤体
を用い、これを嵌合用心棒に挿通して圧縮するため、フ
ェルトシートから円盤状に裁断して製造する場合に比べ
て、裁断フェルト屑が生じないので経済的である。本発
明方法では、フェルト製の薄い環状円盤体を多数枚成形
用心棒に挿通して側端からプレスで圧縮する際に、圧縮
力が相当に強くても中央部が放射状に広がって樽状の積
層体となることがなく、はぼ完全な円筒形になるため、
表面処理鋼板又はアルミ形材の搬送ロールとして好まし
く、高温の使用環境でも搬送ロールとしての耐久性が優
れている。本発明で製造した円筒体を搬送ロールに嵌装
すると、高密度であるうえに表面が均質であるから、高
温加熱状態の表面処理鋼板又はアルミ形材の表面を損傷
することが殆どなく、耐久性も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる帯状フェルト材の平面図、第2
図は帯状フェルト材を弯曲させるために使用する1対の
円錐ローラの部分側面図、第3図はらせん状フェルト材
の巻付は工程を示す側面図、第4図は本発明方法で得た
環状円盤体の平面図、第5図は本発明方法における圧縮
工程を示す縦断面図、第6図はフェルト円筒体の別の製
造工程を示す側面図、第7図はフェルトローラの一例を
示す側面図、第8図はフェルトローラの他の例を示す斜
視図である。 2・・・帯状フェルト材、6・・・らせん状フェルト材
、8・・・成形用心棒、10・・・環状円盤体、11・
・・補強系、12・・・嵌合用心棒、13・・・プレス
、14・・・圧縮積層体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.フェルトシートから帯状に裁断したフェルト材を用
    い、この帯状フェルト材の一側縁を伸してほぼ均等に弯
    曲させ、得たらせん状フェルト材を成形用心棒に数回巻
    付けて環状に重合し、この状態のまま前記心棒から外し
    て環状円盤体の内周辺に沿って補強糸で環状に縫着し、
    この円盤体を嵌合用心棒に多数枚挿通して積層し、この
    フェルト積層体の側端から強く圧縮するとともに、該積
    層体の内周面や全体に樹脂を含浸・乾燥させるか又は両
    固定ディスクを取付けて保形する高密度フェルト円筒体
    の製造方法。
  2. 2.帯状フェルト材を成形用心棒に数回巻付けて環状に
    重合し、その内周辺に沿って補強糸で環状に縫着してい
    るフェルト製の薄い環状円盤体。
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