JPH048812B2 - - Google Patents

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JPH048812B2
JPH048812B2 JP23066584A JP23066584A JPH048812B2 JP H048812 B2 JPH048812 B2 JP H048812B2 JP 23066584 A JP23066584 A JP 23066584A JP 23066584 A JP23066584 A JP 23066584A JP H048812 B2 JPH048812 B2 JP H048812B2
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writing shaft
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は筆記式データ入力装置に関するもの
である。
〔発明の技術的背景〕
筆記式データ入力装置は、筆記動作にともなう
筆記軸の変位を検出して筆記字形(数字、記号
等)を識別し、そのデータを情報処理部に入力す
るもので、この筆記式データ入力装置としては、
従来、ペン形の把持ケース内に、筆記軸をその先
端部がケース先端から突出する状態に設けるとと
もに、前記把持ケース内に、筆記軸先端を筆記面
に押付けて行われる筆記動作にともなたつて先端
側が筆記方向と逆方向に変位する筆記軸の変位を
検出する複数の圧電素子を配置した構成のものが
ある。
しかしながら、上記従来の筆記式データ入力装
置は、筆記軸に直接圧電素子を接触させて筆記軸
の変位を検出するようにしたものであるために、
筆記軸に衝撃がかかると、この衝撃で圧電素子が
破壊してしまうおそれがあるという問題がある
し、また、圧電素子は筆記軸からの押圧力がかか
つたときだけ検出動作するものであるために、筆
記軸のいずれの方向への変位も確実に検出するに
は4個〜8個の圧電素子を筆記軸の外周を取囲む
ように配置しなければならないから、圧電素子の
組込みが面倒で組立て性が悪いという問題もあつ
た。
このため、従来から上記問題の解決策が検討さ
れている。
第11図は上記問題の解決策として出願人が検
討中の筆記式データ入力装置を示したもので、こ
の筆記式データ入力装置は、原理的には、筆記軸
の変位を検出するセンサとしてひずみゲージを用
い、このひずみゲージを、筆記軸に弾接させた弾
性部材に取付けて、筆記軸の変位にともなつて弾
性変形する弾性部材の変形によりひずみゲージに
機械的変形を生じさせ、このひずみゲージの機械
的変形量に応じた電気的変化量から筆記軸の変位
を検出するようにしたものである。
この筆記式データ入力装置について説明する
と、第11図において、1はペン形の円筒状把持
ケースであり、この把持ケース1内には、筆記軸
2がその先端をケース1先端から突出させた状態
で設けられている。
この筆記軸2は、例えばボールペンレフイール
(ボールペンの中芯)と同様なもので、この筆記
軸2は、筆記軸先端を筆記面(例えば紙面)に押
付けて行われる筆記動作にともなつて先端側が筆
記方向と逆方向に変位するように設けられてい
る。
3,3は前記筆記軸2の外側に位置させて把持
ケース1内に設けられた一対の板バネであり、一
方の板バネ3は、把持ケース1を所定の側を上に
して筆記面に対し斜めに把持した筆記状態におい
て筆記軸2の真上に位置するように配置され、他
方の板バネ3は上記筆記状態において筆記軸2の
真横(ここでは右側)に位置するように配置され
ている。
この一対の板バネ3,3は、それぞれその基端
を把持ケース1内に固定されており、その先端は
筆記軸2側に折曲されて筆記軸2の外周に弾接さ
せられている。
4xは前記一対の板バネ3,3のうち筆記状態
で筆記軸2の真横に位置する板バネ3の外面に取
付けられたX軸方向ひずみゲージ、4yは他方の
板バネつまり筆記状態で筆記軸2の真上に位置す
る板バネ3の外面に取付けられたY軸方向ひずみ
ゲージであり、このひずみゲージ4x,4yは、
例えば、板バネ3に接着される可撓性基板aの外
面にシリコン半導体膜bを被着させた構造となつ
ている。
このひずみゲージ4x,4yは、筆記軸2の変
位による板バネ3,3のたわみ変形により機械的
変形(ひずみ変形)を生じて機械的変形量を電気
的変形量に変換するもので、引張りひずみにより
その抵抗値が増大し、圧縮ひずみによりその抵抗
値が減少する第12図に示すような特性をもつて
いる。
なお、このひずみゲージ4x,4yは、リード
線5,5によつて把持ケース1内に設けられてい
る筆記字形認識回路(図示せず)に接続されてお
り、このひずみゲージ線4x,4yの抵抗値変化
は電圧変化として筆記字形認識回路に入力される
ようになつている。
一方、3a,3aは前記ひずみゲージ4x,4
yを取付けた板バネ3,3に対して筆記軸2をは
さんで対向するように設けられた一対の補助板バ
ネであり、この補助板バネ3a,3aも、その基
端を把持ケース1内に固定され、その先端は筆記
軸2側に折曲されて筆記軸2の外周に弾接させら
れている。
この補助板バネ3a,3aは、筆記軸2を前記
板バネ3,3側に押圧して筆記軸2を中立状態に
保持するもので、筆記軸2は、この補助板バネ3
a,3aと前記板バネ3,3とにより4方向から
均等に押圧されて中立位置に保持されている。
この筆記式データ入力装置の動作を説明する
と、この筆記式データ入力装置は、ボールペンや
万年筆等の筆記具と同様に、把持ケース1を筆記
面に対して斜め(筆記面に対して垂直に立てた状
態から手前側に傾けた姿勢)に把持して使用され
るもので、この筆記式データ入力装置は、第13
図aに示すように、所定の側つまりY軸方向ひず
みゲージ4yが設けられている側が上になるよう
に筆記面に対し斜めに把持して使用される。
しかして、上記のように把持ケース1を斜めに
把持した状態で筆記軸2の先端を筆記面に押付け
ると、筆記面への筆記軸押付け力により筆記軸2
の先端側が第13図aに示すY軸方向に変位し、
この筆記軸2の変位によりY軸方向ひずみゲージ
4yを取付けた板バネ3が筆記軸2に押されて外
側(上側)にたわみ変形する。このように板バネ
が外側にたわみ変形すると、この板バネ3の外面
に取付けられているY軸方向ひずみゲージ4yが
圧縮ひずみを生じてその抵抗値が減少し、Y軸方
向の筆記軸変位を示す出力電圧(以下Y軸出力と
いう)が、第13図bのY軸欄に示すように基準
電圧V0からV1まで変化する。
以下、この筆記軸先端を筆記面に押付けた時点
での出力電圧の変化量を初期バイアスという。
この筆記準備状態つまり筆記軸先端を単に筆記
面に押付けただけの状態では、筆記軸2は横方向
(X軸方向)には変位しないから、このときはX
軸方向ひずみゲージ4xはひずみ変形を起こさ
ず、従つてこのときのX軸方向の筆記軸変位を示
す出力電圧V1は、第13図bのY軸欄に示すよ
うに基準電圧V0と同じ(V1=V0)である。すな
わち、この筆記準備状態では、X軸方向の筆記軸
変位を示す出力(以下X軸出力という)には初期
バイアスはない。
次に、この前記筆記準備状態から筆記を開始す
ると、この筆記動作により筆記軸2に筆記圧が加
わるから、筆記軸2の変位量はさらに大きくな
る。
そして、例えば数字“1”を筆記入力したとす
ると、数字“1”は、通常右上から左下に向けて
斜めの線状に筆記されるから、このときは筆記軸
2が斜め右上方向に変位する。従つて、数字
“1”の筆記入力時は、両方の板バネ3,3が外
側にたわみ変形することになり、そのためにY軸
方向ひずみゲージ4yがさらに圧縮方向にひずみ
変形するとともに、X軸方向ひずみゲージ4xも
圧縮ひずみを生じるから、数字“1”の筆記入力
時は、第13図bの上欄に示すような波形のY軸
出力とX軸出力が得られる。V2はこの筆記時の
出力電圧を示している。
次に、減算記号“−”を筆記入力した場合につ
いて説明すると、減算記号“−”は、左から右に
向けてほぼ水平に筆記されるから、このときは筆
記軸2が左方向に変位する。従つて、減算記号
“−”の筆記入力時は、Y軸方向ひずみゲージ4
yは筆記圧を受けて圧縮ひずみするが、X軸方向
ひずみゲージ4xは、これを取付けている板バネ
3が筆記軸2の左方向への変位に追従して内側
(筆記軸側)にたわみ変形するために、引張りひ
ずみを生じることになり、そのために、減算記号
“−”の筆記軸入力時は、第13図bの下欄に示
すような波形のY軸出力とX軸出力が得られる。
すなわち、この筆記式データ入力装置は、筆記
軸2に対して互いに直交するX軸方向とY方向と
から板バネ3,3を弾接させ、この板バネ3,3
に、筆記軸2の変位にともなう板バネ3,3の内
外方向への弾性変形により引張りまたは圧縮ひず
みを生じて抵抗値を増減するX軸方向ひずみゲー
ジ4xとY方向ひずみゲージ4yを取付けること
によつて、この両ひずみゲージ4x,4yのひず
み変形によるX軸出力とY軸出力の変化の組合せ
で筆記字形の認識を行なうようにしたものであ
る。
従つて、この筆記式データ入力装置によれば、
ひずみゲージ4x,4yが筆記軸2に直接接して
いないから、筆記軸2に衝撃がかかつてもひずみ
ゲージ4x,4yが破壊する心配はないし、また
2個のひずみゲージ4x,4yだけで筆記軸2の
どのような方向への変位も検出することができる
ために、筆記軸変位を検出するセンサとして上記
2個のひずみゲージ4x,4yだけを備えればよ
いから、ひずみゲージ4x,4yの組込みも容易
である。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記筆記式データ入力装置は、
X軸方向ひずみゲージ4xを、把持ケース1を斜
めに把持した筆記準備状態で筆記軸2に真横に位
置するように設けて、筆記準備状態ではX軸出力
に初期バイアスが生じないようにしたものである
ために、把持ケース1を正しい姿勢(Y軸方向ひ
ずみゲージ4yが筆記軸2の真下に位置しX軸方
向ひずみゲージ4xが筆記軸2の真横に位置する
姿勢)に把持せずに筆記入力すると、筆記字形を
正しく認識することができなくなるという問題を
もつていた。
この筆記字形の誤認識の一例を説明すると、第
14図aは把持ケース1を正しい把持姿勢から時
計方向にある程度回した姿勢に把持したときのひ
ずみゲージ4x,4yの位置を示したもので、こ
のときは、Y軸方向ひずみゲージ4yが筆記軸2
の真上位置から右側にずれ、X軸方向ひずみゲー
ジ4xが筆記軸2の真横位置から下側にずれた状
態になる。
この状態で筆記軸2の先端を筆記面に押付ける
と、このときは、筆記軸2のY軸方向への変位に
ともなつてY軸方向ひずみゲージ4yを取付けた
板バネ3が外側に変形し、X軸方向ひずみゲージ
4xを取付けた板バネ3が内側に変形する。従つ
て、このときは、Y軸方向ひずみゲージ4yが圧
縮ひずみを生じてY軸出力が第14図bに示す電
圧値V1の初期バイアス電圧となるとともに、X
軸方向ひずみゲージ4xが引張りひずみを生じて
X軸出力が電圧値V1の初期バイアス電圧となる。
そして、数字“1”を筆記入力すると、Y軸方
向ひずみゲージ4yがさらに圧縮ひずみしてY軸
出力がV2となるとともに、X軸方向ひずみゲー
ジ4xがさらに引張りひずみしてX軸出力がV2
となり、従つてこのときは、X軸出力とY軸出力
が第14図bの上欄に示した波形となる。
つまり、把持ケース1を正しい把持姿勢から時
計方向にある程度回した姿勢で把持して数字
“1”を筆記入力したときのX軸出力の波形は、
把持ケース1を正しい姿勢で把持して数字“1”
を筆記入力したときのX軸出力の波形と極性が逆
になつた波形となるのであり、そのために、数字
“1”を筆記入力したもにもかかわらず筆記字形
“1”が他の字形として誤認識されることになる
(このときのX軸出力とY軸出力の波形は、把持
ケース1を正しい姿勢で把持して減算記号“−”
を筆記入力したときのX軸出力とY軸出力の波形
に似ているから、“1”の筆記字形は減算記号
“−”として誤認識される。)。なお、減算記号
“−”を筆記入力したときのX軸出力とY軸出力
の波形は、第14図bの下欄に示したような波形
となり、この波形は、把持ケース1を正しい姿勢
で把持して減算記号“−”を筆記入力したときの
X軸出力とY軸出力の波形に似ているから、減算
記号“−”の誤認識の心配はない。
これは、把持ケース1を正しい把持姿勢から反
時計方向にある程度回した姿勢に把持して筆記入
力した場合も同様であり、その場合は、X軸出力
が第14図bのX軸欄の波形を反転させた波形と
なるから、上記と逆に“−”の筆記字形が数字
“1”として誤認識される。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、2
個のひずみゲージだけで筆記軸の変位を検出する
ようにしたものでありながら、把持ケースを正し
い姿勢から周方向に回した姿勢で把持して筆記入
力した場合でも筆記字形を誤認識する心配はない
筆記式データ入力装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明は、ひずみゲージを取付け
る一対の弾性部材を、把持ケースをこの把持ケー
スに設けた正しい把持姿勢を示す目印に従つて前
記正しい把持姿勢で筆記面に対し斜めに把持した
ときにこの一対の弾性部材が筆記軸を通る垂直線
に対してその両側にほぼ等角度ずつずれた位置に
くるように設けることにより、把持ケースを正し
い把持姿勢から周方向に回した姿勢で把持して筆
記入力した場合でも、筆記軸の変位方向による両
方のひずみゲージの変形が把持ケースを正しい姿
勢で把持して筆記入力したときの両方のひずみゲ
ージの変形と同傾向の変形となるようにしたもの
である。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を筆記入力式小型電
子式計算機を例にとつて図面を参照し説明する。
この実施例の筆記入力式小型電子式計算機は、
長さが150〜200mmのペン形のもので、その中央部
から基端側は計算機本体部とされ、先端側は筆記
式入力部とされている。
この筆記入力式小型電子式計算機の構成を説明
すると、第1図〜第5図において、10はペン形
の把持ケースであり、この把持ケース10は、計
算機本体部のケース(以下本体部ケースという)
10aと、筆記式入力部のケース(以下入力部ケー
スという)10bとからなつている。この本体部
ケース10aと入力部ケース10bは、いずれも
円筒状のもので、本体部ケース10aは直径12〜
15mmの太さとされ、入力部ケース10bは直径10
〜12mmの太さとされている。
前記本体部ケース10aは、合成樹脂製軸筒1
1の外周を、その先端部を除いて金属外筒12で
被覆したもので、前記軸筒11の一側面にはケー
ス軸方向に沿う横長の開口11aが設けられ、金
属外筒12には、軸筒11の開口11aと対応さ
せて、この開口11aより長さおよび巾が若干小
さな開口12aが設けられている。
13は前記軸筒11の開口11aに嵌着された
平板状の表示部パネルであり、この表示部パネル
13の周囲は、金属外筒12の開口12aの周縁
部で被覆されている。この表示部パネル13の一
端側には透明板14aを嵌着した表示窓14が設
けられており、他端側には、スキツプ(SK)キ
ー15と、サブシークエンス(SB)キー16と、
クリア(C)キー17とが一列に配設されてい
る。
また、軸筒11内には、前記表示窓14と対向
させて液晶表示素子18が配置されており、この
液晶表示素子18の背後には、前記表示部パネル
13のほぼ全長にわたる長さの配線基板19が設
けられている。この配線基板19は、その背面
に、筆記式入力部からの入力に基づいて筆記字形
(数字、記号等)を認識する筆記字形認識回路と
この認識回路からの入力データに基づいて計算処
理を行なう情報処理回路および表示駆動回路等を
形成したLSIチツプ20や、その他の回路部品
(図示せず)を取付けたもので、この配線基板1
9は軸筒11内に形成した基板支持部21,21
にビス止め等によつて固定されている。
なお、第3図および第5図において、22は液
晶表示素子18の各端子と配線基板19のの表面
に配列されている液晶表示素子接続端子(図示せ
ず)とを接続するインタコネクタ、23は液晶表
示素子18の裏面と配線基板19との間に介在さ
れたスペーサであり、液晶表示素子18は、前記
インタコネクタ22とスペーサ23とを介して配
線基板19と表示窓14の透明板14aとの間に
挟持されている。
また、第3図において、24,24は配線基板
19の表面に前記各キー15,16,17とそれ
ぞれ対応させて形成された固定接点、25は配線
基板19の固定接点形成部の上に重ねられたゴム
シートである。このゴムシート25は、前記各固
定接点24,24と対応する部分に前記各キー1
5,16,17の裏面に接触する膨出部を形成し
たもので、各膨出部の内面には、キー15,1
6,17の押出操作による前記膨出部の変形で固
定接点24,24に接触される可動接点26,2
6が設けられており、この可動接点26,26と
前記固定接点24,24とによつて、前記キー1
5,16,17の押圧操作によりONされるキー
スイツチが形成されている。
さらに、前記軸筒11の基端部内には、電源ス
イツチを兼ねるモード切換スイツチ27が設けら
れている。このモード切換スイツチ27は、つま
み27aの回動で切換られるロータリースイツチ
からなつており、このモード切換スイツチ27は
リード線28によつて配線基板19と接続されて
いる。
29は前記軸筒11の基端部に螺合された着脱
可能なキヤツプであり、モード切換スイツチ27
はこのキヤツプ29を取外して操作されるように
なつている。このキヤツプ29の端面には放音孔
30,30が開口されており、このキヤツプ29
内には圧電ブザー31が設けられている。この圧
電ブザー31は、筆記式入力部からの入力信号に
基づいてLSIチツプ20の筆記字形識別回路が1
字分の筆記字形を識別する度にLSIチツプ20か
らの報音信号によつて駆動されるもので、この圧
電ブザー31は、その外面側電極を兼ねる振動板
31aをキヤツプ29の端面部内面に接着してキ
ヤツプ29内に取付けられている。32a,32
bは前記軸筒11の基端部に設けられた圧電ブザ
ー接続用バネ端子であり、その一方のバネ端子3
2aは圧電ブザー31の内面側電極面に接触さ
れ、他方のバネ端子32bは圧電ブザー31の振
動板31aに接触されている。なお、この各バネ
端子32a,32bは、リード線33によつて配
線基板19と接続されている。
また、前記軸筒11の金属外筒12で被覆され
ていない先端部には、その一側面に開放する電池
収納部34が形成されており、この電池収納部3
4内には、2個のボタン形小型電池35,35が
直列に重ねて収納されている。この電池35,3
5は、コイルバネからなる負極側電池接触バネ3
6と、板バネからなる正極側電池接触バネ37と
によつて挟持されており、負極側電池接触バネ3
6の他端は、配線基板19に固定されて配線基板
19面の負極側電池接続端子と接続されている。
一方、前記正極側電池接触バネ37は、電池収
納部34内に着脱可能に装着されている。この正
極側電池接触バネ37には、電池収納部34の開
放部に延出する延出片37aが一体に形成されて
おり、この正極側電池接触バネ37は、その延出
片37aの先端に接続したリード線38によつて
配線基板19面の正極側電池接続端子と接続され
ている。
39は前記電池35,35を押えるクツシヨン
材であり、このクツシヨン材39は、これに正極
側電池接触バネ37の延出片37aを挿通するこ
とによつて正極側電池接触バネ37と一体化され
ている。
また、40は前記電池収納部34の開放部を覆
う金属製の電池カバーであり、この電池カバー4
0は、前記軸筒11の先端部全周を覆う円筒状の
ものとされている。この電池カバー40は、軸筒
11の外周にスライドおよび回動可能に嵌合され
るとともに、その基端部において軸筒11の外周
に形成したネジ部に螺合されている。
この前記電池カバー40は、電池35,35の
交換時に、この電池カバー40を回して軸筒11
との螺合を解除してから第3図に鎖線で示すよう
に筆記式入力部側にスライドされるもので、電池
35,35の交換は、電池カバー40を筆記式入
力部側にスライドさせることにより電池収納部3
4を開放してクツシヨン材39と一緒に正極側電
池接触バネ37を取外し、電池収納部34内から
電池35,35を取出して新しい電池35,35
を収納した後に、再びクツシヨン材39と正極側
電池接触バネ37を装着して電池カバー40を元
に戻すことによつて行われるようになつている。
なお、第2図において、41は前記本体部ケー
ス10aの基端側外側に設けられた、把持ケース
10の正しい把持姿勢を示す目印を兼ねるクリツ
プであり、このクリツプ41は、前記表示部パネ
ル13の位置から本体部ケース10aの周方向に
ほぼ90度ずらした位置に設けられている。
次に、筆記式入力部の構成を説明すると、この
筆記式入力部のケース10bは、第3図および第
4図に示すように、合成樹脂製の基端側軸筒42
と、この基端側軸筒42の外周に基端側を嵌合さ
れた金属外筒43と、この金属外筒43の先端部
に嵌合された先端に向かつて細くなるテーパー状
の口金部材44とからなつており、前記金属外筒
43の内側には、その先端部と、基端側軸筒42
に嵌合する部分とを除いて合成樹脂製の絶縁筒4
5が嵌合固定されている。
前記基端側軸筒42と口金部材44には、それ
ぞれその中心に、筆記軸46より若干大径な筆記
軸挿通孔42a,44aが通設されており、筆記
軸46は、その基端部が基端側軸筒42の基端か
ら突出し、先端部が口金部材44の先端から突出
する状態で基端側軸筒42と口金部材44の筆記
軸挿通孔42a,44aに挿通されている。
この筆記軸46は、インク筒の先端に筆記用ボ
ールを有する筆記チツプ46aを取付けたボール
ペンレフイール(ボールペンの中芯)と同様のも
ので、この実施例では、筆記軸46としてインク
筒を金属製としたものを用いている。
47は筆記軸45の基端に嵌合固定された通気
孔を有する球体、48は前記基端側軸筒42の基
端面にビス止めされた円筒状の球体受けであり、
前記球体47は、コイルバネ49により球体受け
48の内奥部に押付けられて、この球体受け48
内に回動可能に保持されている。
この球体受け48は、筆記軸46の基端を前記
球体47を介して支持するもので、筆記軸46
は、その基端を支点としていずれの方向にも傾動
し得るように球体受け48に支持されており、こ
れにより筆記軸46は、その先端の筆記チツプ4
6aを筆記面に押付けて数字や記号等を筆記する
筆記動作にともない、先端側が前記口金部材44
の筆記軸挿通孔44aとのクリアランス分だけ筆
記方向と逆方向に変位するようになつている。
また、前記球体受け48は板バネからなつてお
り、その外側面には、筆記軸46に軸方向(Z軸
方向)の力がかかつたときにこれを検出するセン
サとして、第11図に示したひずみゲージと同様
な半導体ひずみゲージ50zが接着固定されてい
る。このひずみゲージ50zは、筆記軸46の先
端(筆記チツプ46a)を筆記面に押付けたとき
に筆記軸46の軸方向にかかる力で軸方向に弾性
変形する球体受け48の変形により機械的変形を
生じてこの機械的変形量を電気的変化量に変換す
るもので、このひずみゲージ50zが引張りひず
みを生じるとその抵抗値が増加するようになつて
いる。このZ軸方向のひずみゲージ50zは、リ
ード線51によつて前記計算機本体部の配線基板
19に接続されている。
また、前記入力部ケース10b内には、その基
端側軸筒42と口金部材44との間のスペース
に、筆記軸長さ方向に沿う3枚の横長板バネ5
2,52,52aが筆記軸46を取囲むように等
間隔に配置されており、そのうち2枚の板バネ5
2,52には、その外面に、筆記動作にともなう
筆記軸46の周方向への変位を検出するセンサと
して、T軸方向ひずみゲージ50tとS軸方向ひず
みゲージ50sがそれぞれ接着固定されている。
このひずみゲージ50t,50sを取付けた一
対の板バネ52,52は、把持ケース10を所定
の側つまり前記クリツプ41を設けた側を上にし
た正しい姿勢で筆記面に対し斜めに把持したとき
に筆記軸46の中心より上側に位置するように設
けられており、かつこの一対の板バネ52,52
は、把持ケース10を上記のような正しい姿勢に
把持したときに、この一対の板バネ52,52が
筆記軸46を通る垂直線に対してその両側にほぼ
45度ずつずれた位置にくるように配置されてい
る。
また、もう1枚の板バネ52aは、筆記軸46
を前記一対の板バネ52,52側に押圧して筆記
軸46を中立状態に保持するための補助板バネと
されており、この補助板バネ52aは、筆記軸4
6をはさんで前記一対の板バネ52と52と対向
する側に、前記一対の板バネ52,52間の中間
位置と正対するように設けられている。
この各板バネ52,52,52aは、その基端
を、前記基端側軸筒42の先端に突設した円筒状
突出部42bの外周にビス止めして入力部ケース
10b内に片持ち状態で固定されており、この固
定部から先端側の部分において筆記軸46の径方
向に弾性変形するようになつている。また、この
各板バネ52,52,52aの先端部は、第1図
に示すように筆記軸46側に折曲されて、その先
端において筆記軸46の外周に一定のバネ力で弾
接させられており、これによつて筆記軸46は、
中立状態つまり筆記軸46が基端側軸筒42およ
び口金部材44の筆記軸挿通孔42a,44aの
中心に位置する状態に保持されている。
この各板バネ52,52,52aは、ステンレ
ス鋼からなる板厚約0.5mm、幅約4mm、たわみ部
分の長さ約10mmのもので、この板バネ52,5
2,52aは、筆記軸46に1Kgの筆記圧(筆記
軸46を周方向に変位させる圧力)がかかつたと
きに板バネ先端が約0.4mm変位するバネ力をもつ
ている。なお、筆記圧には個人差があるが、この
筆記圧は約0.5〜1.5Kg(通常は0.7Kg程度)である
から、板バネ52,52,52aのバネ力を上記
の値に選定しておけば、筆記圧に個人差があつて
も板バネ52,52,52aを筆記圧で十分たわ
み変形させることができる。ただし、筆記圧が
1.5Kgを越える場合は、板バネ52,52,52
aのたわみ量が大きくなりすぎて板バネがたわみ
変形の繰返しで疲労するから、この実施例では、
板バネ52,52,52aのたわみ量がある程度
以上となつたときに筆記軸46が口金部材44に
当つてそれ以上の変形を阻止されるように口金部
材44の筆記軸挿通孔44aの径を選んで、板バ
ネ52,52,52aの耐久性を保証するように
している。
前記一対の板バネに取付けられたひずみゲージ
50t,50sも、第1図に示すように、板バネ
52,52に接着される可撓性基板aの外面にシ
リコン半導体膜bを被着させた半導体ひずみゲー
ジとされている。
このひずみゲージ50t,50sは、筆記軸46の変
位による板バネ52,52のたわみ変形により機
械的変形を生じてこの機械的変形量を電気的変化
量に変換するもので、このひずみゲージ50t,
50sも、引張りひずみによりその電気抵抗値が
増大し、圧縮力ひずみにより抗値が減少する第1
2図に示したような特性をもつている。この各ひ
ずみゲージ50t,50sは、リード線53,5
3によつて前記計算機本体部の配線基板19に接
続されている。なお、前記リード線53,53は
前記基端側軸筒42に通設したリード線挿通孔
(図示せず)を通して本体部ケース10a内に導
かれている。
また、前記口金部材44の基部は、前記金属外
筒43の先端部から絶縁内筒45の先端部にまた
がつてその内側に周方向および軸方向に摺動可能
に嵌合されており、この口金部材44の絶縁内筒
45内に嵌合する部分には、第6図に示すよう
に、絶縁内筒45の先端縁内側の一部に突設され
た突起54(第3図参照)に摺動可能に係合する
傾斜溝55が形成されている。
この口金部材44は、これを回動させることに
より前記傾斜溝55の誘導作用で軸方向に移動さ
れるもので、筆記入力式小型電子式計算機の使用
時にその先端から筆記軸46先端の筆記チツプ4
6aを突出させる状態に移動され、筆記入力式小
型電子式計算機を使用しないときは第3図に鎖線
で示すように先端側に移動されて筆記軸46先端
の筆記チツプ46aを保護するようになつてい
る。
上記筆記式入力部は、ひずみゲージ50t,5
0sを取付けた板バネ52,52と補助板バネ5
2aの基端を基端側軸筒42の先端に固定すると
ともに、この基端側軸筒42内に筆記軸46を挿
通して基端側軸筒42の基端に球体受け48を取
付けた後、あらかじめ絶縁内筒45を嵌合固定す
るとともに先端部に口金部材44を嵌合した金属
外筒43を口金部材44内に筆記軸46を通して
基端側軸筒42の外側に嵌合し、この金属外筒4
3を、その基端部を基端側軸筒42の基端から突
出させた状態で基端側軸筒42にかしめ止めする
ことによつて組立てられたもので、この筆記式入
力部は、前記金属外筒43の基端部を、本体部ケ
ース10aの軸筒11の先端部に嵌合してこの軸
筒11にかしめ止めすることにより、計算機本体
部と一体化されている。
前記筆記式入力部は、筆記面に筆記軸46の先
端(筆記チツプ46a)を接触させて行われる筆
記動作にともなう筆記軸46の周方向の変位を、
板バネ52,52を介してT軸方向とS軸方向の
2個のひずみゲージ50t,50sで検出するも
ので、この筆記式入力部と、前記計算機本体部の
LSIチツプ20に形成されている筆記字形認識回
路とによつて、筆記式データ入力装置が構成され
ている。
前記筆記式入力部の動作を説明すると、ひずみ
ゲージ50t,50sを取付けた板バネ52,5
2と補助板バネ52aは、筆記軸46に外力が作
用していない状態では、内側(筆記軸46側)に
も外側にも変形せずに一定のバネ力で筆記軸46
を押圧している切期姿勢を保つている。
そして、筆記軸46の先端側が第1図において
上側に変位すると、ひずみゲージ50t,50s
を取付けた板バネ52,52がいずれも筆記軸4
6で押されて外側にたわみ変形し、両方のひずみ
ゲージ50t,50sが圧縮ひずみを生じてその
抵抗値が減少する。また、筆記軸46の先端側が
下側に変位すると、板バネ52,52がそのバネ
力で筆記軸46の変位に追従して内側にたわみ変
形し、両方のひずみゲージ50t,50sが引張
りひずみを生じてその抵抗値Ry2が増加する。
さらに、筆記軸46の先端側が第1図において
左側に変位すると、T軸方向ひずみゲージ50t
を取付けた左側の板バネ52が筆記軸46で押さ
れて外側にたわみ変形し、S軸方向ひずみゲージ
50sを取付けた右側の板バネ52が筆記軸46
の変位に追従して内側にたわみ変形するから、こ
のときはT軸方向ひずみゲージ50tが圧縮ひず
みを生じてその抵抗値が減少し、S軸方向ひずみ
ゲージ50sが引張りひずみを生じてその抵抗値
が増加する。
また、筆記軸46の先端側が右側に変位する
と、T軸方向ひずみゲージ50tを取付けた左側
の板バネ52が内側にたわみ変形し、S軸方向ひ
ずみゲージ50sを取付けた右側の板バネ52が
外側にたわみ変形するから、このときはT軸方向
ひずみゲージ50tが引張りひずみを生じてその
抵抗値が増加し、S軸方向ひずみゲージ50sが
圧縮ひずみを生じてその抵抗値が減少する。
なお、このとき補助板バネ52aは、筆記軸4
6の変位にともなつて内側または外側にたわみ変
形する。
次に、筆記字形認識回路について説明すると、
第8図は前記筆記入力式小型電子式計算機の回路
を示したもので、筆記字形認識回路は、データメ
モリ部60と、登録標準パターン部61と、認識
演算部62とからなつている。
また、前記T軸方向ひずみゲージ50tと、S
軸方向ひずみゲージ50sと、Z軸方向ひずみゲ
ージ50zとは、それぞれ固定抵抗64a,64
b,64cと直列に接続されており、その接続点
にはそれぞれT軸信号出力アンプ63tと、S軸
信号出力アンプ63sと、Z軸信号出力アンプ6
3zが接続されるとともに、各ひずみゲージ50
t,50s,50zは低電位VDD(−3V)側に接
続され、固定抵抗64a,64b,64cは高電
位VSS(0V)側に接続されている。
前記各アンプ63t,63s,63zの出力
は、それぞれA/Dコンバータ65t,65s,
65zを介して前記データメモリ部60に入力さ
れるようになつている。
この筆記字形認識回路の動作を説明すると、こ
の回路は、筆記式入力式小型電子計算機の使用時
に電源スイツチ兼用モード切換スイツチ27を計
算機モードに切換えて計算機用電源回路66を
ONさせることにより作動状態となる。
そして、把持ケース10を、一般の筆記具のよ
うにクリツプ41を上にして、第7図に示すよう
に筆記面(例えば紙面)Pに対して斜め(筆記面
に対し垂直に立てた状態から手前側に傾けた姿勢
で把持し、この筆記姿勢で筆記軸46の先端を筆
記面Pに押付けると、筆記軸46にかかる軸方向
の圧力により球体受け48が伸び変形し、これに
よりZ軸方向ひずみゲージ50zが引張りひずみ
を生じてその抵抗値Rzが増加する。
このようにZ軸方向ひずみゲージ50zの抵抗
値Rzが増加すると、このひずみゲージ50zと
固定抵抗64cとの間の分圧電圧が変化し、Z軸
信号出力アンプ63zから高電位VSS側に寄つた
電圧が出力される。このアンプ63zの出力(以
下Z軸出力という)は、A/Dコンバータ65z
によりデジタル信号に変換されてデータメモリ部
60に入力されるともに、このデータメモリ部6
0からCPU(中央情報処理装置)67にも入力さ
れるようになつており、このZ軸出力がCPU6
7に入力されると、CPU67はそのリセツト端
子Rからタイマ68にリセツト信号を与えてタイ
マ68をリセツトする。
また、前記データメモリ部60は、これに前記
Z軸出力が入力されているときにのみ、T軸信号
出力アンプ63tおよびS軸信号出力アンプ63
sの出力を受入れるようになつており、従つて、
筆記軸46の軸方向に筆記圧がかかつていないと
き(筆記軸先端が紙面に押付けられていないと
き)は、T軸信号出力アンプ63tおよびS軸信
号出力アンプ63sの出力はデータメモリ部60
に入力されないようになつている。
しかして、今、把持ケース10をクリツプ41
が真上にくるようにして斜めに持つた正しい姿勢
に把持したとすると、この正しい把持姿勢では、
第9図aに示すように、T軸方向ひずみゲージ5
0tを取付けた板バネ52と、S軸方向ひずみゲ
ージ50sを取付けた板バネ52とが、筆記軸4
6を通る垂直線(Y軸線)に対してその両側に等
角度(45度)ずつずれた位置にくる。
このように把持ケース10を正しい姿勢に把持
した状態で筆記軸46の先端を筆記面Pに押付け
ると、筆記面Pに対して斜めに押付けられた筆記
軸46の先端側が真上方向(Y軸方向)に変位す
るから、ひずみゲージ50t,50sを取付けた
板バネ52,52が外側に同程度ずつたわみ変形
し、この両板バネ52,52に取付けられている
T軸方向ひずみゲージ50tとS軸方向ひずみゲ
ージ50sとが共に圧縮ひずみを生じてその抵抗
値Rt,Rsが減少する。
このようにT軸方向ひずみゲージ50tとS軸
方向ひずみゲージ50sの抵抗値Rt,Rsが減少
すると、このひずみゲージ50t,50sと固定
抵抗64a,64bとの間の分圧電圧が変化し
て、T軸信号出力アンプ63tの出力(以下T軸
出力という)とS軸信号出力アンプ63sの出力
(以下S軸出力という)が低電位VDD側に寄るか
ら、このT軸信号出力アンプ63tのT軸出力と
S軸信号出力アンプ63sのS軸出力とに、第9
図bに示したV1点の初期バイアスが生じる。
そして、この状態で数字“1”を筆記入力した
とすると、筆記軸46が筆記圧により上記初期状
態からさらに上方向に変位するから、この数字
“1”の筆記入力時は、T軸方向ひずみゲージ5
0tとS軸方向ひずみゲージ50sがさらに圧縮
ひずみしてその抵抗値Rt,Rsがさらに減少する。
従つて、数字“1”の筆記入力時は、T軸信号出
力アンプ63tのT軸出力とS軸信号出力アンプ
63sのS軸出力とが、第9図bの上欄に示すよ
うな出力電圧V2の波形となる。
なお、数字“1”は、通常、右上から左下に向
けて斜めの線状に筆記されるために、筆記軸46
は斜め右上方向に変位することになり、従つて、
筆記軸46に対して左側のT軸方向ひずみゲージ
50tよりも右側のS軸方向ひずみゲージ50s
が若干大きく圧縮ひずみするから、前記初期バイ
アスV1に対する出力電圧の変化量はS軸出力の
方が若干大きくなる。
次に、減算信号“1”を筆記入力したとする
と、減算記号“1”は、左から右に向けてほぼ水
平(X軸方向)に筆記されるから、このときは筆
記軸46が上記初期状態から左方向に変位する。
そして、減算記号“−”の筆記入力時は、左側
のT軸方向ひずみゲージ50tはさらに圧縮ひず
みしてその抵抗値Rtが減少するから、T軸信号
出力アンプ63tのT軸出力は初期バイアスV1
よりさらに低電位VDD側に寄つた出力となるが、
右側のS軸方向ひずみゲージ50sは逆に圧縮ひ
ずみの度合いを減じるためにその抵抗値Rsが増
加し、S軸信号出力アンプsのS軸出力は初期バ
イアスV1より逆に高電位VSS側に寄つた出力と
なる。
従つて、減算記号“−”の筆記入力時は、T軸
信号出力アンプ63tのT軸出力とS軸信号出力
アンプ63sのS軸出力とが、第9図bの下欄に
示すような出力電圧V2の波形となる。
次に、把持ケース10を上記のように正しく把
持せずに筆記入力した場合について説明する。
今、例えば把持ケース10を正しい把持姿勢か
ら時計方向にある程度回した姿勢に把持したとす
ると、このときは、ひずみゲージ50t,50s
を取付けた板バネ52,52が、第10図aに示
すように、正しい姿勢に把持ケース10を把持し
たときの位置から時計方向にずれた位置にくる
が、把持ケース10を周方向に回して把持したと
きの把持ケース10の回動角度は最大でも約25度
程度であるから、正しい姿勢に把持ケース10を
把持したときにX軸に対して45度の角度にある板
バネ52,52が筆記軸46の中心を越えて反対
側までずれることはない。
従つて、このように把持ケース10を正しい把
持姿勢から時計方向に回した姿勢に把持した場合
でも、筆記軸46の先端を筆記面に押付けると、
把持ケース10を正しい姿勢に把持したときと同
様に両方の板バネ52,52が外側に変形するか
ら、T軸方向T軸信号出力アンプ63tのT軸出
力とS軸信号出力アンプ63sのS軸出力とに、
第10図bに示したV1点の初期バイアスが生じ
ることになる。
そして、この状態で数字“1”を筆記入力した
とすると、筆記軸46の上方向への変位によりT
軸方向ひずみゲージ50tとS軸方向ひずみゲー
ジ50sがさらに圧縮ひずみしてその抵抗値Rt,
Rsがさらに減少し、T軸信号出力アンプ63t
のT軸出力とS軸信号出力アンプ63sのS軸出
力とが、第10図bの上欄に示すような出力電圧
V2の波形となる。
この場合、ひずみゲージ50t,50sが上記
の方向にずれているために、把持ケース10を正
しい姿勢に把持して数字“1”を筆記入力したと
きに比べると、T軸方向ひずみゲージ50tの圧
縮ひずみの度合いが若干大きくなり、逆にS軸方
向ひずみゲージ50sの圧縮ひずみの度合い若干
小さくなるから、T軸出力とS軸出力の電圧値V
2は把持ケース10を正しい姿勢に把持して数字
“1”を筆記入力したときの電圧値と若干異なる
が、このT軸出力とS軸出力の波形は把持ケース
10を正しい姿勢に把持して数字“1”を筆記入
力したときの波形と同傾向の波形になる。
次に、減算記号“−”を筆記入力したとする
と、減算記号“−”の筆記時は、左側のT軸方向
ひずみゲージ50tがさらに圧縮ひずみし、右側
のS軸方向ひずみゲージ50sは逆に圧縮ひずみ
の度合いを減じるから、T軸信号出力アンプ63
tのT軸出力とS軸信号出力アンプ63sのS軸
出力は、第10図bの下欄に示すような波形とな
る。
そして、この減算記号“−”の筆記入力時も、
ひずみゲージ50t,50sが上記の方向にずれ
ているために、把持ケース10を正しい姿勢に把
持して減算記号“−”を筆記入力したときに比べ
ると、T軸方向ひずみゲージ50tの圧縮ひずみ
の度合いが若干小さくなり、S軸方向ひずみゲー
ジ50sの引張りひずみの度合いが若干大きくな
るから、T軸出力とS軸出力の電圧V2は把持ケ
ース10を正しい姿勢に把持して減算記号“−”
を筆記入力したときの電圧値と若干異なるが、こ
のT軸出力とS軸出力の波形は把持ケース10を
正しい姿勢に把持して減算記号“−”を筆記入力
したときの波形と同傾向の波形になる。
これは、把持ケース10を上記と逆に反時計方
向に回した姿勢で把持して筆記入力した場合も同
様であり、このときはT軸方向ひずみゲージ50
tとS軸方向ひずみゲージ50sの圧縮および引
張りひずみの度合いが把持ケース10を計時方向
に回した姿勢で把持したときと逆になるが、この
ひずみゲージ50t,50sのひずみ方向は変わ
らないから、この場合もT軸出力とS軸出力の波
形は把持ケース10を正しい姿勢に把持して筆記
入力したときの波形と同傾向の波形になる。
すなわち、この筆記式データ入力装置では、ひ
ずみゲージ50t,50sを取付けた一対の板バ
ネ52,52を、把持ケース10を所定の側を上
にした正しい姿勢で筆記面Pに対し斜めに把持し
たときにこの一対の板バネ52,52が筆記軸4
6を通る垂直線に対してその両側にほぼ等角度ず
つずれた位置にくるように設けているから、把持
ケース10を正しい把持姿勢から周方向に回した
姿勢で把持して筆記入力した場合でも、筆記軸4
6の変位による両方のひずみゲージ50t,50
sのひずみ変形が把持ケース10を正しい姿勢で
把持して筆記入力したときの両方のひずみゲージ
50t,50sのひずみ変形と同傾向の変形とな
るのであり、従つて、この筆記式データ入力装置
は、2個のひずみゲージ50t,50sだけで筆
記軸46の変位を検出するようにしたものであり
ながら、把持ケース10を正しい姿勢から周方向
に回した姿勢で把持して筆記入力した場合でも筆
記字形を誤認識する心配はない。
この筆記字形の認識について説明すると、第8
図に示すように、上記T軸信号出力アンプ63t
のT軸出力と、S軸信号出力アンプ63sのS軸
出力とは、A/Dコンバータ65t,65sによ
りデジタル信号に変換されてデータメモリ部60
に入力され、このデータメモリ部60から認識演
算部62に入力されるようになつている。
また、登録標準パターン部61には、前記T軸
出力とS軸出力との組合せに対応する数字、演算
記号等の標準字形パターンが登録されており、認
識演算部62は、データメモリ部60からの入力
データと登録標準パターン部61からの標準字形
パターンとを比較して最も相関関係の高い字形パ
ターンを選択し、その字形パターン番号をCPU
67に入力する。
また、一つの数字または記号の筆記が終わつて
筆記軸46の先端が筆記面から離されると、Z軸
方向ひずみゲージ50zが引張りひずみ状態から
元に戻つてZ軸信号出力アンプ63zからのZ軸
出力がなくなる。このZ軸出力がなくなると、
CPU67のセツト端子Sからタイマ68にスタ
ート信号が送られ、タイマ68がクロツクパルス
φのカウントを開始する。
そして、タイマ68があらかじめ設定されたク
ロツクパルス数をカウントしてタイムアツプする
と、タイマ68からCPU67のC端子にキヤリ
ー信号が送られ、これに基づいてCPU67は、
そのB端子から圧電ブザー31にタイミングパル
スを出力して圧電ブザー31を報音駆動する。
このタイマ68のタイムアツプ時間は、複数回
の筆記動作で筆記入力される数字や記号等の筆記
入力時における筆記動作中の休止時間より十分長
く設定されている。すなわち、例えば数字“5”
は、“5”の筆記と、“−”の筆記との2回の筆記
動作で筆記入力されるが、前記タイマ68のタイ
ムアツプ時間を上記のように設定しておけば、
“5”の筆記後、“−”の筆記を開始するまでの僅
かな時間では圧電ブザー31は報音動作せず、
“5”が完全に筆記入力されてから適切な時間後
に報音動作する。
つまり、この圧電ブザー31は、一つの数字や
記号等が筆記入力される毎にその入力終了を報知
するもので、圧電ブザー31により入力終了が報
知されるのを待つて次の数字や記号等を筆記入力
すれば、1回の筆記動作で筆記入力される数字や
記号等も、複数回の筆記動作で筆記入力される数
字や記号等も、1字分の入力情報として混同を生
じることなく入力することができる。
一方、前記CPU67は、認識演算部62から
入力される字形パターン番号に基づいて数値情報
および演算指令情報を演算メモリ部69に送るよ
うになつており、演算メモリ部69に送られた数
値情報は表示部70に送られて液晶表示素子18
により表示される。
また、演算メモリ部69は、CPU67からの
数値情報を記憶し、演算指令情報に応じて演算数
と被演算数との演算を実行するもので、その演算
結果は表示部70に送られて表示される。
次に、計算機本体部の外側面に設けられてい
る、スキツプ(SK)キー15と、サブシークエ
ンス(SB)キー16と、クリア(C)キー17
の作用について説明する。
スキツプキー15は、前記登録標準パターン部
61に標準字形パターンを登録する際に操作され
るもので、電源スイツチ兼用モード切換えスイツ
チ27を標準字形パターン登録モードに切換えた
状態でスキツプキー15を押すと、スキツプキー
15を1回押す度に表示部に0,1,2,…9,
+,−,×,÷,=,…等の数字および演算記号等が
順次表示される。
そして、例えば表示部に“1”を表示させた状
態で数字“1”を筆記すると、T軸信号出力アン
プ53tおよびS軸信号出力アンプ53sのT軸
出力およびS軸出力がデータメモリ部60から登
録標準パターン部61に送られ、このときのT軸
出力とS軸出力との組合せが、次にスキツプキー
15を押したときに数字“1”の標準字形パター
ンとして登録される。
従つて、スキツプキー15を押して数字および
演算記号等を順次表示させながらその数字および
記号等を筆記すれば、使用者の癖に合せた筆記字
形を登録標準パターン部61に標準字形パターン
として登録することができる。
また、サブシークエンスキー16は、筆記字形
が誤認識されて表示部に別の数字や記号が表示さ
れたときに押されるもので、このサブシークエン
スキー16を押すと、認識演算部62が、最初に
選択した字形パターンの次に相関関係の高い字形
パターンを選択する。この字形パターンの選択
は、サブシークエンスキー16を押す度に相関関
係の高い順に繰り下がり、これにともなつて、認
識演算部62からCPU67に入力される字形パ
ターン番号が入力し直される。
従つて、筆記字形が誤認識されて誤つた入力情
報がCPU67から演算メモリ部69に入力され
ても、筆記入力したものと同じ数字または記号等
が表示部に表示されるまでサブシークエンスキー
16を押せば、演算メモリ部69への入力情報を
訂正することができる。
また、クリアキー17は、前の演算結果のクリ
ア時や、数字や記号等を間違えて筆記入力したと
きの入力クリア時に押されるもので、数字や記号
等を間違えて筆記入力したときは、このクリアキ
ー17を押してから数字や記号等を筆記入力し直
せばよい。
なお、上記のように筆記字形が誤認識されて表
示部に別の数字や記号が表示された場合の誤認識
訂正は、その入力をクリアキー17により取消し
て再度筆記入力することによつて行なつてもよ
く、筆記字形の誤認識の訂正を前記サブシークエ
ンスキー16の操作で行なうか、クリアキー17
により入力を取消して再入力することで行なうか
は、使用者が判断すればよい。
すなわち、この筆記入力式小型電子式計算機
は、筆記軸46の変位により筆記数字および演算
記号等を識別し、そのデータを情報処理部に入力
して演算を行なうもので、筆記面に数字および演
算記号等を筆記すると、自動的に演算が行われて
演算結果が表示される。
上記のように、この筆記入力式小型電子式計算
機は、筆記軸46の外側に、基端を把持ケース1
0内に固定され先端において筆記軸46の外周に
弾接する一対の板バネ52,52を設け、かつこ
の一対の板バネ52,52は、把持ケース10を
所定の側を上にして筆記面に対し斜めに把持した
ときに筆記軸46を通る垂直線に対してその両側
にほぼ等角度ずつずれた位置にくるように設ける
とともに、この一対の板バネ52,52にそれぞ
れ筆記軸46の変位による板バネ52,52の弾
性変形で機械的変形を生じてこの機械的変形量を
電気的変化量に変換するひずみゲージ50t,5
0sを取付け、さらに筆記軸46をはさんで前記
一対の板バネ52,52と対向する側に、筆記軸
46を前記一対の板バネ52,52側の押圧して
筆記軸46を中立状態に保持する補助板バネ52
aを設けた構成のものである。
そして、この筆記入力式小型電子式計算機で
は、筆記軸46の変位を検出するひずみゲージ5
0t,50sを筆記軸46に弾接させた板バネ5
2,52に取付けて、このひずみゲージ50t,
50sを筆記軸46に直接接触させないようにし
ているから、筆記軸46に衝撃がかかつても、こ
の衝撃でひずみゲージ50t,50sが破壊して
しまうことはないし、また筆記軸46の変位の検
出を2個のひずみゲージ50t,50sだけで行
なえるために筆記軸46の変位を検出するセンサ
として上記2個のひずみゲージ50t,50sだ
けを備えればよいから、ひずみゲージ50t,5
0sの組込みも容易である。
しかも、この筆記入力式小型電子式計算機で
は、ひずみゲージ50t,50sを取付けた一対
の板バネ52,52を、上記のような位置に設け
ているから、把持ケース10を正しい把持姿勢か
ら周方向に回した姿勢で把持して筆記入力した場
合でも、筆記軸46の変位による両方のひずみゲ
ージ50t,50sの変形は、把持ケース10を
正しい姿勢で把持して筆記入力したときの両方の
ひずみゲージ50t,50sの変形と同傾向の変
形となり、従つて、2個のひずみゲージ50t,
50sだけで筆記軸46の変位を検出するように
したものでありながら、把持ケース10を正しい
把持姿勢から周方向に回した姿勢で把持して筆記
入力した場合でも筆記字形を誤認識する心配はな
い。
なお、上記実施例では、ひずみゲージ50t,
50sを取付けた板バネ52,52を、把持ケー
ス10をこの把持ケース10に設けた正しい把持
姿勢を示す目印(上記実施例ではクリツプ41)
に従つて正しい把持姿勢で筆記面に対し斜めに把
持したときに筆記軸46を通る垂直線に対して45
度の角度に位置にくるように設けているが、この
板バネ52,52の前記垂直線に対する角度は、
約30〜60度の範囲であればよいし、また、前記ひ
ずみゲージ50t,50sを取付けた板バネ5
2,52は、把持ケース10を所定の側を上にし
て筆記面に対し斜めに把持したときに筆記軸46
の中心から下側にくるように設けてもよい。ま
た、上記実施例では、補助板バネ52aを1枚と
しているが、この補助板バネ52aは、筆記軸4
6をはさんでひずみゲージ50t,50sを取付
けた一対の板バネ52,52とそれぞれ正対する
ように2か所に設けてもよい。
また、上記実施例では、ひずみゲージ50t,
50sを板バネ52,52の外面に取付けている
が、このひずみゲージ50t,50sは板バネ5
2,52の内面に取付けてもよく、またひずみゲ
ージ50t,50sは、半導体ひずみゲージに限
らず、金属箔を用いたひずみゲージ等を使用して
もよい。
さらに、上記実施例では、ひずみゲージ50
t,50sを取付ける弾性部材および筆記軸46
を中立状態に復帰させる補助弾性部材として板バ
ネを用いているが、これら弾性部材はポリカーボ
ネート等の弾性樹脂板等を用いてもよく、また筆
記軸46は、ボールペンレフイールのようなもの
に限らず、単なる軸棒としてもよい。
また、上記実施例では、筆記軸46に軸方向の
筆記圧がかかつたときにこれを検出するZ軸方向
ひずみゲージ50zを備えているが、このZ軸方
向ひずみゲージ50zはなくてもよい。
さらに、上記実施例では、筆記軸46をその基
端において先端側がいずれの方向にも傾動できる
ように支持しているが、筆記軸46に可撓性をも
たせれば、筆記軸46の基端は把持ケース10内
に固定してもよい。
なお、上記実施例では筆記入力式小型電子式計
算機に組込まれる筆記式データ入力装置を例にと
つて説明したが、この発明は、筆記式入力部だけ
を備えた、例えばパーソナルコンピユータに接続
されてパーソナルコンピユータにデータを入力す
る筆記式データ入力装置等にも適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ひずみゲージを取付けた一
対の弾性部材を、把持ケースをこの把持ケースに
設けた正しい把持姿勢を示す目印に従つて正しい
把持姿勢で筆記面に対し斜めに把持したときに筆
記軸を通る垂直線に対してその両側にほぼ等角度
ずつずれた位置にくるように設けているから、把
持ケースを正しい把持姿勢から周方向に回した姿
勢で把持して筆記入力した場合でも、筆記軸の変
位による両方のひずみゲージの変形は、把持ケー
スを正しい姿勢で把持して筆記入力したときの両
方のひずみゲージの変形と同傾向の変形となり、
従つて、2個のひずみゲージだけで筆記軸46の
変位を検出するようにしたものでありながら、把
持ケースを正しい把持姿勢から周方向に回した姿
勢で把持して筆記入力した場合でも筆記字形を誤
認識する心配はない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの発明の一実施例を示し
たもので、第1図は筆記軸の変位検出部の斜視
図、第2図は筆記入力式小型電子式計算機の外観
斜視図、第3図は第2図A−A線に沿う拡大断面
図、第4図および第5図は第3図のB−B線およ
びC−C線に沿う拡大断面図、第6図はケース先
端の口金部材の拡大斜視図、第7図は筆記入力式
小型電子式計算機の使用状態図、第8図は筆記入
力式小型電子式計算機の回路図、第9図は把持ケ
ースを正しい姿勢に把持して数字“1”および減
算記号“−”を筆記入力したときの出力波形図、
第10図は把持ケースを正しい把持姿勢から周方
向に回した姿勢で把持して数字“1”および減算
記号“−”を筆記入力したときの出力波形図であ
る。第11図はこの発明の前に出願人が検討して
いた筆記式データ入力装置の筆記軸変位検出部の
斜視図、第12図はひずみゲージの抵抗変化特性
図、第13図は第11図の筆記式データ入力装置
により把持ケースを正しい姿勢に把持して数字
“1”および減算記号“−”を筆記入力したとき
の出力波形図、第14図は第11図の筆記式デー
タ入力装置により把持ケースを正しい把持姿勢か
ら周方向に回した姿勢で把持して数字“1”およ
び減算記号“−”を筆記入力したときの出力波形
図である。 10……把持ケース、46……筆記軸、50
t,50s……ひずみゲージ、52……板バネ、
52a……補助板バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 把持ケース内に先端部が突出する状態で設け
    られ先端を筆記面の押付けて行われる筆記動作に
    ともなつて先端側が筆記方向と逆方向に変位する
    筆記軸と、この筆記軸の変位を検出して筆記字形
    を認識しそのデータを情報処理部に入力する手段
    とを具備した筆記式データ入力装置において、前
    記筆記軸の外側に、基端を把持ケース内に固定さ
    れ先端において前記筆記軸の外周に弾接する一対
    の弾性部材を設け、かつこの一対の弾性部材は、
    前記把持ケースをこの把持ケースに設けた正しい
    把持姿勢を示す目印に従つて前記正しい把持姿勢
    で筆記面に対し斜めに把持したときに筆記軸を通
    る垂直線に対してその両側にほぼ同角度ずつずれ
    た位置にくるように設けるとともに、この一対の
    弾性部材にそれぞれ前記筆記軸の変位による弾性
    部材の弾性変形で機械的変形を生じてこの機械的
    変形量を電気的変化量に変換するひずみゲージを
    取付け、さらに前記筆記軸をはさんで前記一対の
    弾性部材と対向する側に、前記筆記軸を前記一対
    の弾性部材側に押圧して筆記軸を中立状態に保持
    する少なくとも1つの補助弾性部材を設けたこと
    を特徴とする筆記式データ入力装置。
JP23066584A 1984-11-01 1984-11-01 筆記式デ−タ入力装置 Granted JPS61109178A (ja)

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JP6052704B2 (ja) * 2012-07-10 2016-12-27 カシオ計算機株式会社 入力装置、および、入力操作解析方法、入力操作解析プログラム

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