JPH0489278A - レーザー光による光記録体 - Google Patents

レーザー光による光記録体

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JPH0489278A
JPH0489278A JP2204752A JP20475290A JPH0489278A JP H0489278 A JPH0489278 A JP H0489278A JP 2204752 A JP2204752 A JP 2204752A JP 20475290 A JP20475290 A JP 20475290A JP H0489278 A JPH0489278 A JP H0489278A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗上勿科里公団 本発明は近赤外光、特に集光したレーザー光照射により
記録を行う光記録体に関する。
災米孜止 感熱記録方式は現像、定着のいらない直接記録方式で、
操作性、保守性がすぐれていることからファクシミリや
プリンターに広く利用されている。
しかしながら、サーマルヘッドや発熱ICペンを感熱記
録紙に直接接触させて加熱記録するために、サーマルヘ
ッドや発熱ICペンに発色溶融物が付着してカス付着や
、スティッキング等のトラブルを起こし、記録障害や記
録品質を損なう問題があった。
特にプロッタープリンターのように記録の流れ方向に連
続して線画きする場合、カス付着のトラブルを引起こさ
ずに連続印字することは、不可能であった。
又、サーマルヘッドによる画像解像度は8本/肛が中心
でこれ以上の解像度を上げることは難しいとされている
。
したがってカス付着、スティンキング等のトラブルを解
消し、解像度をさらに向上させる方法として光による無
接触の記録方式が捉案されている。
例えば、特開昭54−4142号公報には、支持体にロ
イコ染料と格子欠陥を持たせた金属化合物を主体とする
記録層を塗布してなる感熱記録体は、光の吸収によって
加熱記録が可能であることが開示されている。
また、特願昭58−209594号公報には0.8〜2
μ−の近赤外領域に吸収波長を持つ近赤外吸収剤と感熱
発色材料とを少くとも1組以上基板上に積層する光学的
記録媒体が、特開昭58−94494号公報には1種又
は2種以上の感熱材料と、0.7〜3μMの近赤外領域
に最大吸収波長をもつ化合物からなる1種又は2種以上
の近赤外吸収剤とを基材上に被覆してなる記録媒体が開
示されている。
又、これらの公報において、近赤外吸収剤と感熱発色材
料とを基板又は基材上に被覆する方法は、それら近赤外
吸収剤と感熱発色材料とを混合して被覆するか、あるい
は感熱発色材料層を先に基板又は基材上に被覆し、この
感熱発色材料層上に近赤外吸収剤を塗布して積層又は被
覆する方法である。
そして、0.8〜2μ蒙の近赤外領域に吸収波長を持つ
近赤外吸収剤としては、シアニン色素、チオールニッケ
ル錯体、スクアリリウム等の色素が例示されている。さ
らに、このほかの近赤外吸収剤としては「近赤外吸収色
素」(化学工業43.1986年5月)にもみられるよ
うに、ニトロソ化合物およびその金属錯体、ポリメチン
系色素(シアニン系色素)、チオールとコバルトあるい
はパラジウムとの錯体、フタロシアニン系色素、トリア
リルメタン系色素、インモニウムあるいは、ジインモニ
ウム系色素、ナフトキノン系色素等が知られている。
日 <” しよ゛と るi 前記従来のレーザー光、特に半導体レーザー光照射によ
る記録に関する特許文献の記載においては実用上必要な
知見、例えば記録体の地色と吸収性の関係や、実施例に
おけるレーザー出力等のレーザー照射条件が曖昧であっ
たり、不明瞭である。
又、これら特許に開示された光記録体は、記録前の光記
録の色(地色)がかなり濃く、普通紙の感覚からはほど
遠いものであった。地色を白くするため近赤外吸収材料
の使用量を少くするか、白色度の高い隠蔽層を設ける等
の手段をとれば、発色感度が低いものになってしまうと
いった問題点があった。
そこで本発明は、地色が白く、かつ半導体レーザーの出
力程度の光強度で十分な記録濃度を得ることができる光
記録体を提供することを課題とした。
1   ”  るための 一般にヒートモードの光記録体の場合、近赤外吸収性に
比例して記録が容易になる。近赤外吸収性が大きい材料
は、−船釣に可視部吸収があり着色している。したがっ
て、記録の面では、できるだけ先鋒レーザーの主波長に
おける吸収性が高いこと、すなわち反射率が小さいこと
が望ましいが、地色のコントラストの面からは反射率が
大きい方が好ましい。しかし、従来の光記録体にあって
は、反射率が80%以上あるような地色が白いものは、
半導体レーザーの数千1程度の出力では低速の記録速度
でも記録は出来ない。
即ち、記録濃度あるいは記録速度が良好なことと、地色
が白いことは相反することであり、この両者を同時に満
足する技術は、従来見出されていなかった。このような
状況下で、本発明者は、前記のように無色染色素材を種
々選択し、発明の目的を達するべく鋭意検討を進めた結
果、特定の塩基性無色染料を用い、基材上に、この特定
の塩基性無色染料と有機顕色剤とを含有する層を設けた
光記録体を形成すると、この光記録体は、波長780〜
900r+mの光に対して光記録体表面の反射率が95
%以上と、この波長領域ではレーザー光を実質的に吸収
していないと考えられる場合であっても、記録画像が得
られるという画期的な現象を見出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、基材上に、通常では近赤外吸収性
がみられないが有機顕色剤と相溶することによって近赤
外吸収性発色体を形成する塩基性無色染料と有機顕色剤
とを含有する層を設けてなるレーザー光による光記録に
関する。以下の説明において、このような性質を有する
塩基性無色染料を近赤外吸収性塩基性無色染料と称する
。
さらに、近赤外吸収性塩基性無色染料と有機顕色剤の他
に光増感剤として芳香族モノカルボン酸金属塩を添加す
ることにより、高い反射率でありながら感度の優れた光
記録紙を得ることが可能となる。更に本発明では、上記
光記録層の上に水溶性有機近赤外吸収性材料か又は3ミ
クロン以下に超微粒子化した近赤外吸収性材料かの少く
ともいずれか一方を含有する光吸収性保護層を設けたり
、また上記層の上に近赤外吸収性微小点を設けることに
より、−層高感度の光記録体が得られる。
本発明における通常では近赤外吸収性がみられないが有
機顕色剤と相溶することによって近赤外吸収性発色体を
形成する近赤外吸収性塩基性無色染料とは、下記に例示
するようなロイコ系無色染料を含むものであって、発色
前の状態では近赤外吸収性は全く見られず、有機顕色剤
存在下で熱エネルギーが加わるか又は溶剤によって有機
顕色剤と相溶することによって、ラクトン環が開裂して
、発色するとともに近赤外吸収性が生じる発色体となる
ものである。
分類(構造式)   発色色調  略名しl ジビニルスルホニルメ ン  仇 例 N(CHi)z ジビニルフ I ドー仇2 これらの中で、特にG−118,3,6,6’ −)リ
ス(ジメチルアミノ)スピロ(フルオレン−9,3−フ
タリド〕等のフルオレン系染料が本発明において最も適
した近赤外吸収性ロイコ染料である。
さらに、このような近赤外吸収性塩基性無色染料に、従
来から感熱記録の分野で知られている次のようなロイコ
染料を混合して使用すると、より−層、優れた色調の光
記録体を得ることができる。
クリスタルバイオレットラクトン等のトリフェニルメタ
ン系、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アユリノ
フルオラン等のフルオラン系、3−(4−ジエチルアミ
ノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル2−メ
チルインドール−3−イル)−4−アザフタリド等のア
ザフタリド系染料など。
本発明で使用する有機顕色剤には、ビスフヱノ)L、 
A 11.4−ヒドロキシ安息香酸エステル、4−ヒド
ロキシフタル酸ジエステル類、フタル酸モノエステル類
、ビス−(ヒドロキシフェニル)フェニルスルフィド類
、4−ヒドロキシフェニルアリールスルホン類、4−ヒ
ドロキシフェニルアリールスルホナート類、1.3−ジ
[2−(ヒドロキシフェニル)−2−プロピル1−ヘン
ゼン類、4−ヒドロキシヘンジイルオキソ安息香酸エス
テル、ビスフェノールスルホン類等がある。これらの材
料の詳細は例えば、特開昭62−187082号公報に
開示されている。
本発明において、光増感剤として使用する芳香族モノカ
ルボン酸金属塩はそれ自体殆んど近赤外吸収性を示さな
いものであって、具体例としては、4−クロル安息香酸
、3−クロル安息香酸、3,4−ジクロル安息香酸、4
−ブロム安息香酸、3−ブロム安息香酸、3,4−ジブ
ロム安息香酸、4−フルオロ安息香酸、3−フルオロ安
息香酸、3,4−ジフルオロ安息香酸、4−ヨード安息
香酸、3−ヨード安息香酸、3.4シヨート安息香酸、
0−ベンゾイル安息香酸、0−フタル酸モノヘンシルエ
ステル、4−ニトロ安息香酸、3−ニトロ安息香酸、3
,4−ジニトロ安息香酸、4−ニトロ−3−メチル安息
香酸、4−ニトロ−5−メチル安息香酸、3,5−ジニ
トロ安息香酸、2−ヘンシイルー4−二トロ安息香酸、
2−ヘンシイルー3−ニトロ安息香酸、4−t−ブチル
−3−ニトロ安息香酸、4−t−ブチル−3,5−ジニ
トロ安息香酸、3−ニトロ−4−メチル安息香酸、3−
ニトロ−5−メチル安息香酸、3−ニトロ−2−メチル
安息香酸、4−ニトロ−5−クロロ安息香酸、4−ニト
ロ−2−クロロ安息香酸、4−ニトロ−5クロロ安息香
酸、3−ニトロ−4−りコロ安息香酸、3−ニトロ−5
−クロロ安息香酸等の金属であり、金属塩としては、C
a、 Zn、 Ni、 Ti、 Ba、 Pb、 Co
  FeCu等の多価金属が好ましく、特にCa、 Z
nがとりわけ高温の環境化においても地色低下が少なく
優れている。
また、基材には、紙、合成紙、不織布、織布、プラスチ
ンクシート、金属板等が用いられる。これらは透明、不
透明、着色の有無、厚さ等は特に限定されず、目的に合
せて適宜選択される。
そして、基材上に、上記した近赤外吸収性塩基性無色染
料と有機顕色剤、及び光増感剤とを含有する光記録層を
設けるには、従来の感熱記録紙と同様に、これら無色染
料、有機顕色剤、光増感剤を単独に有機溶媒あるいは含
水有機溶媒にサンドクラインダー等を用いて分散させる
かして熔解し両者を混合して塗料とするか、あるいは両
者を別々に塗料とし、これを基材上に塗布するとよい。
勿論、塗料調製のさいは、バインダー、白色顔料、増悪
剤、発色像安定剤あるいは記録層の滑り性やその他の品
質を調整するための品質調整剤等を適宜加えてもよい。
バインダー、白色顔料、増悪剤、発色像の安定剤あるい
は品質調整剤の具体例は、特開昭62−187082号
公報はしめ多くの公知の感熱記録紙に関する文献に記載
されているものが使用できる。
光記録層中に従来公知の近赤外吸収剤を加えることは可
能である。従来公知の近赤外吸収材料の多くは、塩基性
無色染料と有機顕色剤との発色に際しては減感作用を及
ぼすので多量に同時に使用することは出来なかったが、
本発明においては、最初の熱変換のための光吸収性の拠
点となれば良いので、少量の使用量で十分でるから、g
2作用や近赤外吸収剤による地色の悪化を心配すること
なく使用できる。
さらに、記録速度向上のため光吸収の拠点を設ける方法
が幾つか考えられる。1つは、光記録層上に、全面に光
吸収性保護層を設ける方法である。
光吸収性保護層は、光吸収の拠点になるレヘルの反射率
であればよく、その意味から光記録体の表面がレーザー
光最大波長における反射率が50%以上あればよ<、9
0%という高反射率であっても有効である。この結果、
これまでの近赤外吸収性材料の使用量を大幅に少くする
ことができ、前記した光記録層を保護すると同時に、減
感作用を一層心配することなく最初の光熱変換効率を高
めることができる。光吸収性保護層は、水溶性有機近赤
外吸収性材料かまたは湿式あるいは乾式法で3ミクロン
以下に磨砕して超微粒子化した近赤外吸収性材料かの少
くともいずれかの一方を保護膜形成性バインダー中に分
散させ、前記した近赤外吸収性塩基染料と有機顕色剤と
を含有する層と同様の方法で作成することができる。
さらに光吸収の拠点になる近赤外吸収性微小点を、光記
録層上に印刷等で作製しておくことは極めて好ましい方
法である。その場合、ドツト面積は0.1〜50%が望
ましく、特に1〜30%が好ましい。また1インチ当り
のライン数は10〜500が良いが、特に50〜200
が好ましい、このようにすると、近赤外吸収性材料の使
用量をさらに大幅に減少することができるから減感作用
と地色着色がない高速記録可能な、光記録体を得ること
ができる。
本発明における水溶性有機近赤外吸収材料は、水、アル
コール、トルエン等の溶媒に5%以上溶解することが望
ましく、IC1社製の近赤外吸収剤S 101756、
S 116510、S 116510/2、S 109
186、S 109564、S 109564/2等も
使用できる。その中でも水に溶解性のあるS 1165
10、S 109564やアルコール熔解性のあるS 
116510/2が有利である。
また3ミクロン以下に超微粒子化する近赤外吸収性材料
は、はとんどの近赤外吸収剤が該当する。
この近赤外吸収剤としては、0.7〜3Ilμの近赤列
領域に吸収を持つものであればよく、従来公知の、特開
昭54−4142号、特開昭58−209594号、特
開昭5894494号公報に開示されている、シアニン
色素、チオールニッケル錯体、スクアリリウム色素を始
め、「近赤外吸収色素」 (化学工業43.1986年
5月号)にあるニトロソ化合物およびその金属錯体、ポ
リメチン系色素(シアニン系色素)、チオールとコバル
トあるいはパラジウムとの錯体、フタロシアニン系色素
、トリアリルメタン系色素、インモニウムあるいはジイ
ンモニウム系色素、ナフトキノン系色素、あるいは本発
明者らが見いだし、特願平1−27186号明細書に記
載した、1.3−ジフェニルチオウレアやL3−ジベン
ジルチオウレア等のチオ尿素誘導体と周期律表のIA属
及びIIA属を除く原子量40以上の金属の有機酸塩、
アルコラードあるいは水酸化物とを混合加熱処理して得
られる処理生成物、あるいは分散性近赤外吸収剤を使用
した光記録体に関する本発明者らの出願になる特開平2
−80486号に記載されている硫化銅や黒鉛などの分
散性近赤外吸収剤などがある。
光吸収剤は、その極大吸収波長と記録光の王波長と一致
あるいは近接しているものが熱変換効率及び発生する熱
量の点で好ましい。肉眼で判読するのに通した記録を得
ることからすれば、光吸収剤の極大吸収波長、及び記録
光源の主波長は可視部以外にあることが好ましい。
本発明における光記録に必要な光源としては、半導体レ
ーザー、ダイオードボンピングYAGレーザー等のレー
ザーや石英製フラッシュランプ、ハロゲンランプ等の7
00〜2500nmの近赤外領域波長の光を含む光源で
あればいずれも使用可能であり、その使用目的に合せて
そのいずれかを選択することができる。
そして光強度は、熱により発色する物質を充分発色させ
るに足る熱量を発生できる程度が必要であるが、このよ
うな光強度が、小型の簡便な装置で得られるとともにそ
の光の集光が容易であって、かつその光が安全であるも
のが好ましい。この点からすれば、近赤外領域に主波長
を有する半導体レーザー光が現時点で最も好ましいもの
である。
しかも、レーザー光を集光レンズによって集光して用い
ることが最も望ましい。
作−■ 本発明において基材上に近赤外吸収性塩基性無色染料と
有機顕色剤とを主成分として含有する層を設けたレーザ
ー光記録体が、レーザー光最大波長に対して反射率85
%以上であっても記録面にレーザー光照射によりヒート
モード記録層が鮮明に発色する機構は必ずしも明らかで
はないが、反射率が高く、反射する光が多くても近赤外
吸収性塩基染料に光蓄積性があるので、レーザーの光エ
ネルギー、特に集光レンズによって集光された光エネル
ギーが光蓄積され、ついで熱変換され、この時に発生し
た熱が近赤外吸収性塩基性無色染料と有機顕色剤とを効
果的に溶融し、近赤外吸収性発色体を生成するものと思
われる。いったん近赤外吸収性発色体が生成すると、そ
れを起点として周囲の近赤外吸収性は極度に高まり、熱
変換され易くなり、その結果、近赤外吸収性塩基性無色
染料と有機顕色剤とが順次溶融され、近赤外吸収性発色
体が加速的に生成され、鮮明な発色が得られるものと考
える。近赤外吸収性塩基性無色染料は、発色前は実質的
に無色であるから、有機顕色剤とともに存在してもこれ
らが相溶して反応する迄は地色が白く、発色後はそれだ
け優れたコントラストの光記録体を得ることができる。
そして、光吸収性保護層中に、水溶性有機近赤外吸収材
料か又は3ミクロン以下に超微粒子化した近赤外吸収材
料の少くともいずれか一方を含有せしめることにより、
光源の光を広範囲に吸収して効率よく熱変換できるから
、記録開始及び記録速度を向上させることができる。
さらに、光記録層上に近赤外吸収性微小点を設けると、
まず微小点で近赤外光を熱変換し、その熱エネルギーに
よって微小点付近が発色する。その発色生成物は近赤外
光吸収性となるから、効果的に発色と吸収が連動するこ
とになり、連続して高速での光印字が可能となる。
本発明によれば、光記録は発色前は実質的に無色である
が、生成した発色体は近赤外吸収性を有するので、光吸
収保護体あるいは光吸収性微小点に使用する近赤外吸収
材料は、最初の光熱変換を効率化すれば良い。このため
使用量を大幅に制限することができるからこれまで安定
性は優れているものの着色が強すぎたため使用を断念し
た光吸収剤を使用することができるばかりでなく、これ
まで見られなかった外観の優れた光記録体を得ることが
できる。
例えば全面塗布あるいは印刷で1.21の濃度を示す着
色材料の場合、同じ着色材料を使用してド・ノド面積1
0%、ライン数100で印刷すると、濃度は0.16に
なり、着色材料使用量は1/10で白さは7.5倍白く
なる。
したがって、全面塗布及び印刷で0.3程度の濃度を示
す近赤外吸収材料をドツト面積30%程度の光吸収性微
小点として印刷すると、肉眼的にはほとんど白紙と分別
できないものが得られる。従って光吸収剤として近赤外
吸収材料をドツト面積率30%程度に印刷した上に、記
録像をつくると画像コントラストの優れた光記録体が得
られる。
実」1医 次に本発明の実施例を記載する。実施例中の部は重量部
である。
実施例1 〔発色層〕 (A)液(無色染料分散液) (B)液(顕色剤分散液) (A)液、(B)液は、上記配合に従い、それぞれ別々
にテスト用サンドクラインダーで1時間湿式磨砕して得
た。
(A)液(無色染料分散液) 6.67部、(B)液(
顕色剤分散液)25部に濃度25%のシリカ (ミズカ
シルP−527、水沢化学社製)分散液25部を混合し
て光記録N塗液を得た。
上記塗液を坪量60g/ nfの上質紙上に、メイヤー
バーを用いて塗布量が5g/ rrfになるように塗布
乾燥して光記録シートを得た。又このシートは830n
i+における近赤外光吸収性はほとんどなく、反射率は
95%であった。
上記の光記録紙に半導体レーザー装置(レーザダイオー
ドコリメーターヘッドL D C−8330−CINC
,アプライド オプテック社製、中心波長830rv+
 、出力30mW)を使用して第1図に示すように照射
し光印字した。
すなわち、レーザダイオードコリメーターヘッド(1)
から発生するレーザー光をシャッター(2)を通し、集
光レンズ群(3)によって集光しで、この集光されたレ
ーザー光を光記録紙に照射した。なお、図中(5)は電
源を示す。
集光レンズは、オリンパス光学社製MD P LAN5
、 (開口数0.1)を使用し、照射時の記録移動速度
は1 、5mn/秒の条件で行った。発色ラインをデン
シトメーター(小西六写真工業社製PDM−5)を用い
て測定し、その測定値をマクベス濃度に変換した。その
結果、発色濃度1.35で地色0.04の優れたコント
ラストの緑色画像が得られた。
実施例2 (C)液(光増感剤分散液) (C)液は、上記配合に従い、テスト用サンドグライン
ダーで1時間湿式磨砕して得た。
実施例1と同じ、(A)液(無色染料分散液)6.67
部、(B)液(顕色剤分散液)25部に濃度25%のシ
リカ (ミズカシルP−527)分散液25部を混合し
、更に上記(C)液15部を添加混合して光記録層塗液
を得た。
上記塗液を実施例1と同様に上質紙上に、塗布乾燥して
光記録シートを得た。
上記の光記録紙に実施例1で使用した半導体レーザー装
置を組み込んだテスト機を使用して1.511IIl/
秒の記録速度で光印字してその記録線幅と地色を測定し
た。結果は表−1に示したが、芳香族カルボン酸金属塩
を使用したテストNo、1〜11のものは、芳香族カル
ボン酸金属塩を加えない実施例1の光記録体に比べ、記
録線幅が数倍太くなっており、熱交換効率が著しく高く
なっていることを示している。
後記する比較例4と比較すれば明らかなように、芳香族
モノカルボン酸金属塩の効果は、近赤外吸収性塩基性無
色染料との組み合わせにおいて初めて有効に発揮される
。
実施例3 近赤外吸収性塩基性無色染料として実施例1のG−11
8の代わりにPSI)−802を使用した外は実施例1
と同様の方法で光記録シートを作成した。
このシートの830nmの反射率は90%であった。実
施例1と同様のレーザー照射条件によって発色濃度1.
34で地色0.05の優れたコントラストの黒色画像を
得た。
実施例4 近赤外吸収性塩基性無色染料として実施例1のG−11
8の代わりにNIR−78を使用した外は実施例1と同
様の方法で光記録シートを作成した。
このシートの830nmの反射率は92%であった。実
施例1と同様のレーザー照射条件によって発色濃度1.
34で地色0.05の優れたコントラストの黒色画像を
得た。
実施例5 近赤外吸収性塩基性無色染料として実施例′1のG−1
18の代わりにジビニルスルホニルメタン系のロイコ染
料R−1を使用して実施例1と同様の方法で光記録シー
トを得た。このシートの830nmの反射率は90%で
あった。実施例1と同様のレーザー照射条件によって発
色濃度1.33で地色0.05の優れたコントラストの
緑色画像を得た。
実施例6 実施例1で得られた光記録シートの光記録層上に湿式磨
砕した下記組成の近赤外吸収剤を含む光吸収性保護層塗
液を4g/イ塗布乾燥し、830nmにおける反射率が
75%の光吸収性保護層を有する光記録シートを得た。
(D)液 (光吸収性保護層液) 二の光記録シートに実施例1と同様にレーザー照射し、
発色濃度1.32で地色0.08の緑色画像を得た。
実施例7 実施例6の(D)液のかわりに下記組成の(E)液を用
いた外は実施例5と同様にして光吸収性保護層を有する
光記録シートを得た。
(E)液:光吸収性保護層塗液 二の光記録シートに実施例1と同様の条件でレーザー照
射したところ、発色濃度1.36で地色0.09の緑色
画像が得られた。
実施例8 実施例1で得られた光記録シートに下記組成の近赤外吸
収材料を含まない保護層塗液を4g/n−r塗布乾燥し
た。
(F)液:保護層塗液 次に、上記保護層を有する記録シート上に下記組成のグ
ラビアインクを使用して面積比率15%、188本/イ
ンチの印刷を行い、近赤外吸収性微小点を印刷した光記
録シートを作成したところ、830nmにおける反射率
は85%であった。
このようにして得られた多数の近赤外吸収性微小点を有
する光記録体に、実施例1と同様の条件でレーザー照射
したところ、印刷された光吸収性微小点を起点としてす
みやかな記録がおこなわれ、濃度1.36でしかも地色
0.08の優れたコントラストの緑色画像が得られた。
実施例9 実施例8で使用したIC1社製の近赤外吸収剤5109
564の代わりに、ナフトールグリーンBを使用して下
記の組成の水溶性印刷インクを作成し、実施例7と同様
にして光吸収性微小点をグラビア印刷し、830n+1
における反射率87%の光記録シートを得た。
実施例1と同様の条件でレーザー照射条件したところ、
印刷された光吸収性微小点を起点としてすみやかに発色
し、濃度1.36でしかも地色0.11の優れたコント
ラストの緑色画像が得られた。
比較例1 実施例1において近赤外吸収性塩基性無色染料G−11
8の代わりに、近赤外吸収性のない通常のロイコ染料ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン(
OD B )を使用して実施例1と同様の方法で地色0
.07の光記録シートを得た。
実施例1と同様のレーザー照射条件では、全く発色せず
、黒色画像が得られなかった。
比較例2 実施例1で使用した近赤外吸収性塩基性無色染料G−1
18の代わりに、近赤外吸収性のない通常のロイコ染料
クリスタルバイオレットラクトン(CVL)を使用して
実施例1と同様の方法で地色0.07の光記録シートを
得た。
実施例1と同様のレーザー照射条件では、全く発色せず
、画像が得られなかった。
実施例6〜9の保護層を設けた記録体は、画像濃度、地
色ともに保護層を設けない場合とほぼ同等であり、さら
に湿った指等で光記録紙表面をこすっても記録層が剥離
することがなく、耐水性、耐摩耗性にも優れたものであ
った。
比較例3 比較例1で得た光記録シートの光記録層上に、下記組成
の光吸収性保護層塗液を4g/ボ塗布乾燥して、比較例
3の光記録体を作成した。
この記録シートの830nmにおける反射率は32%で
あったが、地色は0.45とかなり濃く着色しており、
普通紙の感覚からはほど遠いものであった。
実施例1と同様の条件でレーザー光を照射したところ、
記録濃度は1.15と若干うすい発色しか得られなかっ
た。
比較例4 比較例1の光記録層塗液に、下記組成の光増感剤分散液
を加えて、比較例1と同様に塗布乾燥し、比較例4の光
記録体を得た。
討 】5.0部 二のシートの830nmにおける反射率は95%、地色
は0.08であり、実施例1と同様の条件でレーザー光
を照射したところ、記録は全く得られなかった。
光所宴万来 以上説明したように、本発明の光記録体は、近赤外光、
特に半導体レーザーの近赤外光を照射することによって
画像をダイレクトに得ることができる。
特に、本発明では通常では近赤外吸収性がみられないが
有機顕色剤と相溶することによって近赤外吸収性発色体
を形成する近赤外吸収性塩基性無色染料と有機顕色剤と
を含有する光記録層を基材上に設けたので、光吸収のた
めに特別の色素や、近赤外吸収剤を使用する必要がなく
、出力30mW程度の低出力のレーザー光でも鮮明に発
色し、地色が格段に優れている光記録体を得ることがで
きる。更にこの光記録層中に、実質的に近赤外吸収を有
しない芳香族カルボン酸金属塩を含有させることにより
、極めて熱交換効率のよい光記録体を得ることができる
。又、該層上に、水溶性有機近赤外吸収材料かまたは3
ミクロン以下に超微粒子化した近赤外吸収材料かの少く
ともいずれが一方を含有する光吸収性保護層を設けるこ
とによって記録層を保護するとともに光吸収性を高め、
20a/sec以上の高速記録又はさらに低出力のレー
ザー光でも鮮明な画像を得ることができる。
さらにまた、該層上に、近赤外吸収性微小点を設けるこ
とによって、低出力のレーザー光でも鮮明な画像を得る
ことができるとともに近赤外吸収剤の使用量を大巾に節
減することができ、地色が一層優れた光記録体を得るこ
とができる。
本発明は、基本的には近赤外吸収剤無添加でも、記録可
能な光記録体を見出したもので、コンパクトで安定な出
力を有する半導体レーザーを有効に利用することが可能
となり、ヒートモードの光記録体の実用化を進める上で
好結果をもたらしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のレーザー光記録体を使用して光記録
を行う記録装置の1実施例の概略図を示す。 1はレーザーダイオードコリメーターヘッド、2はシャ
ッター、3は集光レンズ群、4は光記録紙、5は電源を
それぞれ示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材上に、通常では近赤外吸収性がみられないが
    有機顕色剤と相溶することによって近赤外吸収性発色体
    を形成する塩基性無色染料と有機顕色剤とを含有する層
    を設けたことを特徴とするレーザー光による光記録体。
  2. (2)基材上に、通常では近赤外吸収性がみられないが
    有機顕色剤と相溶することによって近赤外吸収性発色体
    を形成する塩基性無色染料と、有機顕色剤と、光増感剤
    として芳香族モノカルボン酸金属塩化合物とを含有する
    層を設けたことを特徴とするレーザー光による光記録体
    。
  3. (3)基材上に、通常では近赤外吸収性がみられないが
    有機顕色剤と相溶することによって近赤外吸収性発色体
    を形成する塩基性無色染料と有機顕色剤とを含有する層
    を設け、さらに該層上に水溶性有機近赤外吸収性材料か
    又は3ミクロン以下に超微粒子化した近赤外吸収性材料
    かの少くともいずれかの一方を含有する光吸収性保護層
    を設けて3層構造としたことを特徴とするレーザー光に
    よる光記録体。
  4. (4)基材上に、通常では近赤外吸収性がみられないが
    有機顕色剤と相溶することによって近赤外吸収性発色体
    を形成する塩基性無色染料と有機顕色剤とを含有する層
    を設け、さらに該層上に近赤外吸収性微小点を設けたこ
    とを特徴とするレーザー光による光記録体。(5)光記
    録体の表面の記録レーザー光最大波長における反射率が
    75%以上であることを特徴とする請求項(1)記載の
    レーザー光による光記録体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5714096A (en) * 1980-06-30 1982-01-25 Pentel Kk Laser heatsensitive recording material
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