JPH049079Y2 - - Google Patents

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JPH049079Y2
JPH049079Y2 JP13380088U JP13380088U JPH049079Y2 JP H049079 Y2 JPH049079 Y2 JP H049079Y2 JP 13380088 U JP13380088 U JP 13380088U JP 13380088 U JP13380088 U JP 13380088U JP H049079 Y2 JPH049079 Y2 JP H049079Y2
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casting
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は水中放電に基づく衝撃波により鋳物か
ら中子砂を粉砕して排除する鋳物の砂落し装置の
改良に関するものである。
[従来の技術] 特公昭55−18432号公報に開示される鋳物の砂
落し装置では、固定水槽の上側の固定台に鋳物を
搬入した後、固定水槽の内部から可動水槽を引き
上げ、固定水槽の周囲を密閉したうえ、圧縮空気
を送り込んで固定水槽の水位を可動水槽まで押し
上げ、これにより鋳物を水中に沈めている。この
装置では、固定台への鋳物の搬入や電極の位置決
めが容易であり、視認し易いので、超大型鋳物の
場合に有利であるが、固定水槽と可動水槽との摺
動部を振動に耐えるシール構造とする点や、圧縮
空気を繰り返し使用する点で経済的とは言えな
い。
中型鋳物の場合は、本願の先願である特開昭57
−205025号公報に開示されるように、鋳物を支持
する昇降枠を水槽へ沈め、昇降枠に上下・左右・
前後移動可能に支持した電極と鋳物の間で放電さ
せるほうが、鋳物の水槽に対する挿入・取出や電
極の制御が容易で効率的である。
しかし、鋳物の構成が複雑な場合には、放電能
力を弱めると中子砂が完全に破砕されないで残る
ことがある。そこで放電能力を高めると、鋳物に
作用する衝撃力により鋳物が支持台上で暴れ出
し、鋳物に割れが生じるばかりでなく、鋳物と電
極との相対位置が変化して、その後間歇的放電に
よる衝撃力が鋳物の各部へ均等に加わらなくな
る。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は、上述の問題に鑑み水中放電に
よる鋳物の暴れ出しを効果的に抑え、鋳物の割れ
を防止する鋳物の砂落し装置を提供することにあ
る。
[問題を解決するための手段] このため、本考案の構成は水槽に隣接して配置
した基枠に水槽の上側から内部へ移動可能の昇降
枠を支持し、昇降枠の鋳物支持台へ突出する電極
を支持する台車を、昇降枠の頂部に前後左右移動
可能に支持し、鋳物の上側へ載る位置と鋳物の上
側から退く位置とに移動可能の格子状の緩衝枠を
昇降枠に支持したものである。
[作用] 昇降枠19の上昇位置で鋳物支持台26へ送り
込まれた鋳物30に対して、電極支持台車23の
電極21が所定位置に位置決めされる。昇降枠1
9の下降位置で鋳物30が水槽16へ沈められ、
電極21と鋳物30との間の水中放電により、衝
撃が鋳物30に与えられ、鋳物の中子砂が粉砕さ
れて除去される。
昇降枠19に鋳物支持台26と電極支持台車2
3が配設されるので、鋳物30に対し電極21が
正確に位置決めされる。
昇降枠19に支持した格子状の緩衝枠43が鋳
物30の上に載せられるので、放電衝撃による鋳
物30の暴れ出しが阻止され、鋳物30と電極2
1の位置ずれが防止される。
[考案の実施例] 第1図は本考案による砂落し装置7に対する鋳
物30の移送系統を示す平面図である。トレー3
の上面に互いに平行をなす複数個の仕切壁が設け
られ、この仕切壁の間に例えば内燃機関のシリン
ダヘツドなどの鋳物30がプツシヤ2により1個
ずつ挿入載置される。トレー3はコンベヤ4によ
り矢印方向へ送られ、コンベヤ5へ移され、冷却
槽6の内部へ挿入される。冷却後、冷却槽6から
取り出されて再びコンベヤ5に載置され、砂落し
装置7へ送られる。
砂落し装置7で鋳物30の中子砂が粉砕され、
砂を落された後、コンベヤ12へ送り出される。
途中でトレー3の鋳物30は防錆槽10で防錆処
理を施され、反転機11で反転される。トレー3
はコンベヤ12からコンベヤ13へ移され、プツ
シヤ14より鋳物30だけがコンベヤ15へ押し
出される。トレー3はコンベヤ13から図示して
ないコンベヤを経てコンベヤ4へ戻される。コン
ベヤ5,12は砂落し装置7を横切るように一直
線に配置され、両者の間に中継コンベヤ35が配
置される。
砂落し装置7はコンベヤ5,12と一直線に並
ぶ中継コンベヤ35、水槽16および電源ユニツ
ト8を備えている。第2,3図に示すように、水
槽16の外側に立設した4本の柱を含む基枠18
に昇降枠19が支持され、かつロープ25を介し
て1対の(一方は図示省略)液圧アクチユエータ
17の伸縮動作により昇降される。昇降枠19の
底部にすのこ状の鋳物支持台26が形成される。
第4図に示すように、昇降枠19の頂部に結合
した案内レール31に走行台車23が支持され、
液圧アクチユエータ24により往復動される。走
行台車23の案内レール32に横行台車33が支
持され、液圧アクチユエータ34により往復動さ
れる。横行台車33に電極21(第2図)が1対
の液圧アクチユエータ22により昇降可能に支持
される。
第3図に示すように、鋳物30の上側へ載る位
置と、鋳物30の上側から退く位置とに移動可能
に、比較的重く絶縁体からなる格子状の緩衝枠4
3が昇降枠19に配設される。緩衝枠43は昇降
枠19に軸41により傾動可能に支持され、液圧
アクチユエータ42により緩衝枠43が鋳物30
の上側へ載る状態から、昇降枠19の側部へ倒立
して退く状態へ駆動され、トレー3をコンベヤ5
から昇降枠19へ送り込み、または昇降枠19か
らコンベヤ12へ送り出す場合に支障がないよう
に構成される。
第5図に示すように、中継コンベヤ35は基枠
18の案内レール28に沿つて転動するローラ3
7を有する枠36の上側に、多数のローラ38を
支持し、各ローラ38に結合した鎖車と枠36に
支持した鎖車との間に無端駆動チエーン39を掛
け渡して構成される。案内レール28はコンベヤ
5,12の端部下側に配置される。
第2図に示すように、固定電極40により接地
された水槽16の中の鋳物30と可動の電極21
との間に、間歇的に高圧放電が行われるが、この
ような構成は公知であり、本考案の要旨には直接
関係しないので説明を省略する。
次に、本考案装置の作動について説明する。第
2図は鋳物30を積んだトレー3が昇降枠19の
鋳物支持台26に載置され、水槽16の内部へ挿
入された状態を示す。この時、昇降枠19は水槽
側に固定した停止部材20の上に支持される。電
極21と接地されている鋳物30との間で高圧水
中放電が行われると、衝撃波により鋳物30の中
子砂が粉砕され、水槽16の底部へ沈む。2個の
電極21は鋳物30との間に適当な間隔(約80
mm)を維持しつつ、走行台車23の矢印x方向の
運動と、横行台車33の矢印y方向の運動との組
合せによりトレー3の上の鋳物30の上側を所定
のパターンで移動し、間歇的に放電を行う。
トレー3の鋳物30のすべてが中子砂を取り除
かれると、走行台車23と横行台車33が最初の
位置へ戻り、液圧アクチユエータ22により電極
21が引き上げられる。
次いで、液圧アクチユエータ17により昇降枠
19が引き上げられ、この底部がコンベヤ5,1
2の面よりも僅かに高い位置に達したところで一
旦停止する。案内レール28に沿つて中継コンベ
ヤ35が昇降枠19の下側へ移動する。昇降枠1
9が僅かに下降すると、中継コンベヤ35のロー
ラ38が昇降枠19の鋳物支持台26のすのこ状
の細長い開口を経てトレー3の底面に当る。中継
コンベヤ35のローラ38が回転駆動され、トレ
ー3がコンベヤ12へ送り出される。
トレー3に載せられた鋳物30は防錆槽10の
内部へ挿入され、防錆処理を施される。次いで、
反転機11で処理液が完全に排出され、トレー3
がコンベヤ13へ移される。鋳物30はコンベヤ
13からプツシヤ14によりコンベヤ15へ送り
出され、トレー3はコンベヤ13から図示してな
いコンベヤを経てコンベヤ4へ戻される。
プツシヤ2により鋳物30を積み込まれたトレ
ー3はコンベヤ4からコンベヤ5へ移され、ここ
で冷却槽6へ挿入される。砂落し装置7の水槽1
6の温度変化が放電効果に影響を与えないよう
に、鋳物30が予め冷却される。トレー3がコン
ベヤ5から、昇降枠19の底面からローラ38が
上方へ突出している状態にある中継コンベヤ35
へ移されると、液圧アクチユエータ17により昇
降枠19が僅かに引き上げられ、トレー3が昇降
枠19の鋳物支持台26へ移される。中継コンベ
ヤ35は案内レール28に沿つて昇降枠19の下
側から側方へ引つ込められる。
液圧アクチユエータ17により昇降枠19が停
止部材20まで下され、トレー3が水槽16の内
部へ挿入される。アクチユエータ42により軸4
1を中心として緩衝枠43が倒され、鋳物30の
上側へ載せられる。前述したように、電極21が
鋳物30に対して所定の高さまで下降し、走行台
車23と横行台車33の矢印x,y方向の移動に
伴い、鋳物30に間歇的な放電による衝撃が与え
られる。鋳物30に与えられる衝撃力は鋳物30
と電極21との間隔により調整される。しかし、
鋳物30の形状が複雑な場合は衝撃力が弱いと中
子砂が完全に粉砕されない。
本考案では、衝撃力を強くしても鋳物30の上
側に比較的重い格子状の緩衝枠43が載せられる
ので、鋳物30の衝撃による暴れ出しが抑えら
れ、鋳物30が割れるなどの事故が回避される。
また、鋳物支持台26の所定位置に鋳物30が保
持されるので、鋳物30と電極21との相対位置
の変化がなく、続く電極21の移動と間歇的放電
により鋳物31の各部へ順次均一に衝撃が加えら
れ、鋳物30の各部の中子砂が完全に除去され
る。緩衝枠43は絶縁性を有するから、電極21
と鋳物30との放電効果を妨げることがなく、鋳
物30の上に載せられるだけであるから、放電衝
撃に対して昇降枠19の取付部に無理な荷重が作
用せず、耐久性が確保される。
[考案の効果] 本考案は上述のように、水槽に隣接して配置し
た基枠に水槽の上側から内部へ移動可能の昇降枠
を支持し、昇降枠の鋳物支持台へ突出する電極を
支持する台車を、昇降枠の頂部に前後左右移動可
能に支持し、鋳物の上側へ載る位置と鋳物の上側
から退く位置とに移動可能の格子状の緩衝枠を昇
降枠に支持したものであり、上記構成により次の
効果を奏する。
(a) 鋳物に対する電極の位置決めが容易であり、
昇降枠を下降させるだけで、鋳物が電極と正確
に位置決めされた状態で水槽の内部へ沈められ
る。
(b) 昇降枠に備えた緩衝枠が鋳物の上に載せられ
るので、放電による鋳物の暴れ出しが阻止さ
れ、鋳物の破損が防止される。
(c) 鋳物支持台上での鋳物の位置ずれがなく、鋳
物と電極の相対位置が維持されるので、電極の
移動と間歇的な放電により、鋳物の各部に均一
に放電衝撃が順次与えられ、鋳物の中子砂が完
全に除去される。
(d) 水位を調整するために水槽を密封し、圧縮空
気を使用するなどの必要がなく、特別なシール
手段を要する部分もなく、構造が簡単で、設備
費や運転費が従来例に比べて大幅に節減され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鋳物の砂落し装置の概略
構成を示す平面図、第2図は同装置の正面断面
図、第3図は同装置の側面断面図、第4図は昇降
枠の平面図、第5図は中継コンベヤの正面断面図
である。 3……トレー、5……コンベヤ、7……砂落し
装置、16……水槽、17……液圧アクチユエー
タ、18……基枠、19……昇降枠、22……液
圧アクチユエータ、23……走行台車、24……
液圧アクチユエータ、28……案内レール、30
……鋳物、33……横行台車、34……液圧アク
チユエータ、35……中継コンベヤ、42……液
圧アクチユエータ、43……緩衝枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽に隣接して配置した基枠に水槽の上側から
    内部へ移動可能の昇降枠を支持し、昇降枠の鋳物
    支持台へ突出する電極を支持する台車を、昇降枠
    の頂部に前後左右移動可能に支持し、鋳物の上側
    へ載る位置と鋳物の上側から退く位置とに移動可
    能の格子状の緩衝枠を昇降枠に支持したことを特
    徴とする鋳物の砂落し装置。
JP13380088U 1988-10-13 1988-10-13 Expired JPH049079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13380088U JPH049079Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JP13380088U JPH049079Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JPH01159954U JPH01159954U (ja) 1989-11-07
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