JPH0491067A - 新規なアジド化合物およびその製造方法並びにネフィラトキシン類の製造方法 - Google Patents

新規なアジド化合物およびその製造方法並びにネフィラトキシン類の製造方法

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JPH0491067A
JPH0491067A JP2209043A JP20904390A JPH0491067A JP H0491067 A JPH0491067 A JP H0491067A JP 2209043 A JP2209043 A JP 2209043A JP 20904390 A JP20904390 A JP 20904390A JP H0491067 A JPH0491067 A JP H0491067A
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正昭 宮下
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アミノ酸、ペブチドヘジアミンを導入する上
で有用な新規なアジド化合物およびその製造方法並びに
ネフィラトキシン類の製造方法に関する。
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]近年、生
物胃中の成分として、アミノ酸及びペプチドと、ポリア
ミンとが結合した化合物が見いだされている。例えば、
ジョロウグモ胃中には、グルタミン酸レセプター遮断剤
として機能するJSTX類、N5TX類、およびネフィ
ラトキシン(Nephilatoxin)類が含まれ、
これらは、ポリアミンとしてカダベリン、すなわち1.
5−ジアミノペンタンを含むペプチド様化合物である[
Y、^「8■aki et at、、 Proc、 A
cad、 Jpn、、 Ser、 B、 82.359
 (1986) 、T、 Toki et al、、 
Biomed、 Res、+ 9゜421 (1988
) 、およびT、 Toki et al、、 Jpn
、 J。
5anit、  Zool、、  41. 9  (1
990)  参照コ 。
これらの化合物の中で、JSTX−3、及びN5TX−
3の合成例が報告されている。また、JSTX−3の場
合には、カダベリン導入時に、隣接するアミノ酸の活性
エステルとカダベリンとを直接反応させており[Y、 
Hashimoto et al、、 Te1rahe
dron Lett、、 211.3511 (198
7)参照]  N5TX−3の場合には、カダベリン導
入時に、アミノ酸の活性エステルとN−t−ブトキシカ
ダベリンとを反応させている[T、 Teshima 
et al、、 Te1rahcdron bait、
、 28.3509 (1987>参照]。
しかしながら、前者の方法では、副反応を防止するため
、カダベリンを大過剰に使用する必要がある。また、後
者の方法では、原料として使用するN−1−ブトキシカ
ダベリンの収率が著しく低いため、N−t−ブトキシカ
ダベリン、ひいてはN5TX−3を大量に調製すること
が困難である。
さらに、ネフィラトキシン類の合成については、未だ報
告されていない。
従って、本発明の目的は、アミノ酸及びペプチドに、副
反応を防止しながら、ジアミンを効率よく導入できる新
規なアジド化合物を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記の如き優れた特性を有する化
合物を収率よく得ることかできる新規なアジド化合物の
製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ネフィラトキンン類の製造
方法を提供することにある。
[発明の構成コ 上記目的を達成するため、本発明者らは、ジアミンの導
入法について鋭意検討した結果、特定のアジド化合物を
用いることにより、アミノ酸及びペプチドにジアミンを
円滑に導入できることを見いだし本発明を完成した。す
なわち、本発明は、一般式[13 %式%[] (式中、Rイはアミノ保護基を示し、mは2〜5の整数
を示す)で表わされる新規なアジド化合物を提供する。
また、本発明は、一般式[■] R’ −NH(CH2)  OR2[11]蒙 (式中、R1及びmは前記に同じ。R2はアルカンスル
ホニル基、アリールスルホニル基、又はアラルキルスル
ホニル基を示す) で表わされる化合物とアジ化物とを反応させる新規なア
ジド化合物の製造方法を提供する。
さらに本発明は、一般式[1ff] (式中、R3及びR5はアミノ保護基を示し、mは2〜
5の整数を示す。Asnはアスパラギン残基、Ornは
オルニチン残基を示す)で表される化合物、又は一般式
[rV] (式中、R5及びR6はアミノ保護基を示し、mは2〜
5の整数を示す。Asnはアスパラギン残基、Ornは
オルニチン残基、Argはアルギニン残基を示す) で表される化合物を還元反応に付すネフィラトキシン類
の製造方法を提供する。
前記一般式[1]中、R1のアミノ保護基には、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラ
ルキルオキシカルボニル基、アシル基、置換基を有する
アルキル基、その他のアミノ保護基が含まれる。
アルコキシカルボニル基としては、例えば、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル
、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イ
ソブトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、ペン
チルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル、p
−ビフェニルイソプロピルオキシカルボニル、9−フル
オレニルメトキシカルボニル、メチルスルホニルエトキ
シカルボニル、2.2.2−トリクロロエトキシカルボ
ニル、2− ()リメチルシリル)エトキシカルボニル
、イソニコチニルオキシカルボニル、イソボルニルオキ
シカルボニル基などの置換基を有していてもよいアルコ
キシ部分の炭素数が1〜6のアルコキシカルボニル基が
例示できる。
アリールオキシカルボニル基としては、例えば、フェノ
キシカルボニル、a−ナフチルオキシカルボニル、β−
ナフチルオキシカルボニル基などが挙げられる。
アラルキルオキシカルボニル基としては、例えば、ベン
ジルオキシカルボニル、フエネチルオキン力ルボニル、
ベンズヒドリルオキシカルボニル、トリチルオキシカル
ボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニル、p−メ
トキシベンジルオキシカルボニル、3,5−ジメトキシ
−α、a−ジメチルベンジルオキシカルボニル基などの
置換基を有していてもよいアラルキルオキシカルボニル
基が挙げられる。
アシル基としては、ホルミル、フタロイル、ジチアスク
シノイル基などが挙げられる。
置換基を有するアルキル基としては、トリチル、2−ベ
ンゾイル−1−メチルビニル基などが挙げられる。
その他のアミノ保護基としては、p−トルエンスルホニ
ル、0−ニトロフェニルスルフェニル、3−ニトロピリ
ジンスルフェニル、2−ニトロフェニルチオ、ジフェニ
ルホスフィニル、ジフェニルホスフィノチオイル、ジメ
チルホスフィノチオイル基などが挙げられる。
また、一般式[1]中、mは2〜5の範囲内で適当に選
択できるが、ネフィラトキシン−9及び11合成用のジ
アミンとしては、m−5の化合物が使用される。
前記一般式[Nて表されるアジド化合物は、例えば、一
般式[■コ R’ −NH(CH2)  OR2[II]請 (式中、RI  R2及びmは前記に同じ。)で表わさ
れる化合物とアジ化物とを反応させることにより製造で
きる。
一般式[U]中、R2のアルカンスルホニル基としては
、メタンスルホニル、エタンスルホニル、プロパンスル
ホニル、イソプロパンスルホニル、ブタンスルホニル、
t−ブタンスルホニル、ペンタンスルホニル、ヘキサン
スルホニル基などが挙げられる。アリールスルホニル基
としては、フェニルスルホニル、2−メチルフェニルス
ルホニル、4−メチルフェニルスルホニル、4−ニトロ
フェニルスルホニル、4−メトキシフェニルスルホニル
、3−クロロフェニルスルホニル、α−士フチルスルホ
ニル基などの置換又は未置換のアリールスルホニル基が
例示される。アラルキルスルホニル基としては、例えば
、ベンジルスルホニル、フェネチルスルホニル、2−メ
チルベンジルスルホニル、4−メチルベンジルスルホニ
ル、4−ニトロベンジルスルホニル、4−メトキシベン
ジルスルホニル、3−クロロベンジルスルホニル、α−
ナフチルメチルスルホニル基などの置換又は未置換のア
ラルキルスルホニル基が例示される。
アジ化物としては、例えば、アジ化水素酸、アジ化アン
モニウム、アジ化リチウム、アジ化ナトリウム、アジ化
カリウムなどのアジ化アルカリ、アジ化カルシウム、ア
ジ化バリウムなどのアジ化アルカリ土類金属などが挙げ
られる。好ましいアジ化物はアジ化アルカリである。
前記一般式[II]で表される化合物とアジ化物との反
応は、通常有機溶媒の存在下で行なわれる。
有機溶媒としては、反応に悪影響を及はさないものであ
ればいずれも使用可能であり、例えば、メタノール、エ
タノール、イソプロパツールなどのアルコール類;ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;ヘ
キサンなどの脂肪族炭化水素類;シクロヘキサンなどの
脂環族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフランなどのエーテル類;アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル
などのエステル類、N、N−ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミドな
どの非プロトン性極性溶媒;およびこれらの混合溶媒か
挙げられる。
反応は、アジ化物の特性に応して、例えば、室温〜15
0℃程度の温度で30分〜48時間程度撹拌することに
より行なうことができる。
前記一般式[11]で表される化合物は、例えば、下記
一般式 %式%) (式中、mは前記に同し) で表されるアミノアルコールと、アミノ基保護試薬と、
下記一般式 (式中、R2は前記に同じ。Xはハロケン原子を示す)
で表される化合物との反応により得ることができる。
前記アミノ基保護試薬としては、前記アミノ保護基R1
に灼応する試薬か用いられる。好ましいアミノ基保護試
薬としては、例えば、2−t−ブトキシカルボニル−オ
キシイミノ−2−フェニルアセトニトリル、5−t−ブ
トキシカルボニル−4,6−シメチルー2−チオピリミ
ジン、ジ−t−ブチルーダカルボナート、フェニルオキ
シカルボナート、ベンジルオキシカルボナートなどが挙
げられる。特に好ましいアミノ基保護試薬は、を−ブト
キシカルボニル化試薬である。
ハロゲン原子には、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子が
含まれる。
前記一般式[■]で表される化合物は、下記反応工程式
■に示されるように、一般式[11a]で表される化合
物と前記アミノ基保護試薬とを反応させ、次いで、生成
した一般式[11b]で表される化合物と一般式[■C
]で表される化合物と反応するのが好ましい。
[反応工程式I] R2N  (CH2)   OH[11aコ■ ↓アミノ基保護試薬 R’  −NH(CH2)  OH[IIb]↓R2X
   [ITcコ R曾 −NH(CH2)   OR2[11コ會 (式中、RI  R2、X及びmは前記に同じ)上記一
般式[Ua]で表される化合物と前記アミノ基保護試薬
との反応は、溶媒中、塩基性化合物の存在下で行なうこ
とができる。溶媒としては、反応に悪影響を及はさない
ものであればよく、例えば、水;メタノール、エタノー
ル、イソプロパツールなどのアルコール類;ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類:ヘキサン
などの脂肪族炭化水素類;シクロヘキサンなどの脂環族
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフランなどのエーテル類;アセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類、酢酸メチル、酢酸エチルなとの
エステル類、N  N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミドなどの
非プロトン性極性溶媒;およびこれらの混合溶媒が挙げ
られる。溶媒としては、水、又は水と有機溶媒との混合
溶媒が好ましい。水と有機溶媒との混合比は、通常、】
1〜1:2(容積比)程度である。
塩基性化合物としては、例えば、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの無機塩基、ナト
リウムメチラート、ナトリウムエチラートなどのアルコ
ラード類;トリエチルアミン、ピリジン、N  N−ジ
メチルアミノピリジン、N−メチルモルホリンなどの有
機塩基が挙げられる。塩基性化合物の使用量は、通常、
前記アミノ基保護試薬に対して1〜1,5倍モル程度で
ある。
前記アミノ基保護試薬の使用量は、通常、一般式[11
alで表されるアミノアルコールのアミノ基に対して、
少なくとも等モル、好ましくは1〜2倍モル程度である
反応は、通常0〜100℃程度の温度で行なわれ、1〜
48時間程度で終了する。なお、前記アミノ基保護試薬
は、反応系に、冷却下、例えば水冷下で添加するのか好
ましい。
前記一般式[b]で表される化合物と一般式[UC]で
表される化合物との反応は、通常、前記と同様の溶媒及
び塩基性化合物の存在下で行なうことができる。
一般式[11c]で表される化合物の使用量は、生成し
た化合物の水酸基に対して、少なくとも等モル、好まし
くは1〜3倍モル量程度である。
塩基性化合物の使用量は、一般式[11c]で表される
化合物に対して、少なくとも等モル、好ましくは1〜2
倍モル量である。アミノ基保護試薬の添加は0℃以下で
行うことが好ましい。
反応はO〜100℃程度の温度で30分〜数時間で終了
する。
そして、一般式[11]で表される化合物をアジ化物と
前記のようにして反応さげることにより、本発明の前記
一般式[1]で表されるアジド化合物を高い収率て得る
ことができる。
前記一般式[I]で表されるアジド化合物は、アミノ酸
及びペプチドにジアミン成分を導入する上で有用である
。アミノ酸及びペプチドへの導入は、慣用の方法で行な
うことができる。例えば、前記一般式[11て表される
アジド化合物を、酸で処理してアミノ保護基R1を脱離
した後、生成したアミノ基と、目的とするアミノ酸及び
ペプチドのC末端とを、通常のペプチド合成法に従って
縮合させる。
ペプチド合成法としては、(a)アミノ酸及びペプチド
のC末端を、p−ニトロフェニルエステル、N−ヒドロ
キンコハク酸イミドエステル、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾールエステルなどの活性エステルとし、アミノ基
と反応させる活性エステル法、(b)N、N’ −ジシ
クロへキシルカルボジイミド(DCC)などの縮合剤の
存在下、アミノ酸及びペプチドのC末端に、アミノ基を
縮合させるDCC方法、(c)DCC−アディティブ(
add i tive)法などが挙げられる。
一方、前記一般式[I]で表される化合物のアジド基を
還元してアミノ基とし、前記と同様な方法により、生成
したアミノ基と、アミノ酸及びペプチドのC末端を縮合
することにより、アミノ酸、ペプチドの導入を行なうこ
とができる。
本発明のアジド化合物を用いると、アミノ酸及びペプチ
ドに、副反応を防止しながら、ジアミン成分を効率よく
導入できる。従って、クモ毒成分JSTX類、N5TX
類に限らず、従来、合成が困難であったクモ毒成分のネ
フィラトキシン類を容易かつ収率よく得ることができる
以下、本発明のアジド化合物を用いて、活性エステル法
を利用して、アミノ酸及びペプチドにジアミンを導入す
る方法、およびネフィラトキシン類の製造方法を下記反
応工程式nに従って説明する。
(以下、余白) [反応工程式■] [式中、R1及びmは前記に同じ。R3R5及びR6は
アミノ保護基、R4は活性エステル残基、Asnはアス
パラギン残基、Ornはオルニチン残基、Argはアル
ギニン残基を示す。]アミノ保護基としては、前記と同
様のアミノ保護基が挙げられる。活性エステル残基とし
ては、p−ニトロフェニルエステル残基、N−ヒドロキ
シコハク酸イミドエステル残基、]−ヒドロキンベンゾ
トリアゾールエステル残基などが挙げられる。
一般式[Vlで表されるアスパラギン誘導体との反応に
先立って、一般式[1]で表されるアジド化合物を、通
常、溶媒の存在下で、酸で処理しテ置換基R1を脱離さ
せてアミノ基を生成させる。
酸としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸
;エタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、p−トルエ
ンスルホン酸、ヘンゼンスルホン酸などの有機酸なとが
使用できる。
溶媒としては、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であれば
、いずれの溶媒も使用できる。このような溶媒としては
、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、
1.2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素;ヘキ
サン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;ジエチルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;メタ
ノール、エタノール、プロパツール等のアルコール類、
N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒:これらの混合溶媒が例示さ
れる。
一般式[1]で表されるアジド化合物の酸による処理は
、通常、O〜50℃程度で行なうことができる。
酸処理後の一般式[Nて表されるアジド化合物と一般式
[Vlで表される化合物との反応は、通常、前記と同様
な有機溶媒及び塩基性化合物の存在下で行なわれる。
一般式[Vlて表される化合物の使用量は、通常、一般
式[1]で表されるアジド化合物に対して、少なくとも
等モル、好ましくは1〜2倍モル量程度である。反応は
、0〜50℃程度の温度で1〜48時間程度で終了する
上記反応により生成した一般式[VI]で表される化合
物と一般式[■]で表されるインドール酢酸誘導体とか
ら、一般式[■コて表される化合物を生成させる反応は
、前記一般式[1]で表されるアジド化合物と一般式[
Vlで表される化合物との反応と同様に、一般式[VI
]で表されるアジド化合物を酸処理して、一般式[■]
で表される化合物との反応に供することにより行なうこ
とができる。
生成した一般式[■]て表される化合物を還元してアン
ド基をアミノ基に変換する。還元反応は、通常、還元触
媒の存在下、接触還元することにより行なうことができ
る。還元触媒には、例えば、白金、酸化白金、パラジウ
ムブラック、パラジウム炭素、ラネーニッケルなどの通
常の接触還元触媒が含まれる。還元触媒の使用量は、通
常、一般式[■]て表される化合物に々1して、(1,
001〜1倍重量程度である。接触還元反応は、例えば
、水、メタノール、エタノール、イソプロパツール、ジ
エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなど
の溶媒中、1〜10kg/−程度の水素ガス雰囲気中、
−30℃〜溶媒の沸点温度で、撹拌することにより行な
うことができる。
還元処理に何した一般式[■]で表される化合物と一般
式[IX]で表されるオルニチン誘導体とから、一般式
[II[]で表される化合物を生成させる反応は、前記
酸処理された一般式[I]で表されるアジド化合物と一
般式[V]で表される化合物との反応と同様に行なうこ
とができる。
一般式[III]で表される化合物と一般式[X]で表
されるアルギニン誘導体とから、一般式[IV]で表さ
れる化合物を生成させる反応も、前記一般式[1コて表
されるアジド化合物と一般式[V]で表される化合物と
の反応と同様に、一般式[111]で表される化合物を
酸処理して、一般式[X]で表される化合物と反応させ
ることにより行なうことができる。
前記一般式[■コで表される化合物を前記と同様の還元
反応に付すことにより、一般式[XI]で表されるネフ
ィラトキシン類が生成する。一般式[1]中、m−5の
化合物を用いると、ネフィラトキシン−11が生成する
。前記一般式[TV]で表される化合物を前記と同様の
還元反応に付すことにより、一般式[XII]で表され
るネフィラトキシン類が生成する。一般式[II中、m
−5の化合物を用いると、ネフィラトキシン−9が生成
する。ネフィラトキシン−11及びネフィラトキシン−
9はグルタミン酸レセプター遮断剤として機能する生理
活性物質である。
このように、前記一般式[1]で表されるアジド化合物
を用いることにより、ジアミン成分を分子中に含む種々
の生理活性物質を収率よく多量に得ることができる。
なお、前記反応においては、活性エステル法を利用して
いるが、前記のようにDCC法なども利用できる。
1コ的化合物は、例えば、溶媒抽出法、再結晶法、カラ
ムクロマトグラフィー等の通常の分離精製手段により容
易に単離精製することができる。また、得られた化合物
の同定は、沸点、融点、元素分析、NMRスペクトル、
IRスペクトルなど既知の測定法により行うことができ
る。
[発明の効果] 本発明の新規なアジド化合物を用いると、アミノ酸及び
ペプチドに、副反応を防止しながら、ジアミンを効率よ
く導入できる。
また、本発明の新規なアジド化合物の製造方法では、上
記の如きアジド化合物を収率よく得ることができる。
さらに、本発明のネフィラトキシン類の製造方法では、
グルタミン酸レセプター遮断剤として有用なネフィラト
キシン類を収率よく多量に得ることができる。
[実施例〕 以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する
実施例1 5−アミノ−1−ペンタノール0.310gと炭酸ナト
リウム0.955gを水30m1に溶解し、この溶液に
ジーt−プチルージカルボネート1゜974gを添加し
、室温で1晩撹拌した。反応液を酢酸エチルで抽出し、
分離した水層を再度酢酸エチルで抽出し、先の有機層と
合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。溶媒を
減圧下で留去した後、得られた黄色油状物質をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル−
1/1容積比)て精製し、無色透明の油状物0゜603
gを得た。
得られた化合物2.971gの無水ジクロロメタン溶液
20m1を0℃に冷却し、ピリジン11m1と塩化メタ
ンスルホニル2.5mlを順次添加し、0℃で1時間撹
拌した。反応混合物に水20m1を加え、室温で30分
撹拌した。有機層を分離し、水層をジクロロメタンで抽
出し、先の有機層と合わせ、水で2回、飽和硫酸銅水溶
液で1回洗浄した後、溶媒を減圧下で留去することによ
り、白色固体4.720gを得た。
これを、N、N−ジメチルホルムアミド20m1に溶解
し、アジ化ナトリウム1.092gを添加し、室温で1
晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル40m1で希釈し
、水で3回、飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄した
後、溶媒を減圧下にて留去し、無色油状物4.907g
を得た。無色油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン/酢酸エチル−3/1容積比)で精製す
ることにより、無色油状の化合物[1−アジド−5(N
−1−ブトキシカルボニル)アミノペンタンコ3.1.
75gを得た。
第1図(^)に1H−NMRスペクトル、第1図(B)
に第1図(A)の部分拡大図、第2図にIRスペクトル
を示す。
沸点:131℃/ 2 mm Hg ”H−NMRスペクトル(CDCI3 )δ :  1
. 47  (S、  9H)、 1. 4〜1,8(
m、  6H)  、 3. 02〜3. 40  (
m4H)  、4. 58  (b  r  s、  
IH)ppmIRスペクトル(ν  ): eat 3351.2990.2863.2100.1700.
1250.1171as−’実施例1で得られた化合物
0.742gをジクロロメタン6 mlに溶解し、トリ
フルオロ酢酸2゜5 mlを加えて室温で3時間撹拌し
た。溶媒とトリフルオロ酢酸を減圧下にて留去した後、
残渣にジクロロメタンを加えて溶解し、再び溶媒を留去
した。この操作を3度繰り返してトリフルオロ酢酸を除
去した。得られたアミンを、N、N−ジメチルホルムア
ミド6 mlに溶解し、トリエチルアミン4.6ml、
N−t−ブトキシカルボニル−アスパラギン−p−二ト
ロフェノールエステル1.722gを加えて1晩撹拌し
た。反応液をジクロロメタンで希釈し、これを、順次5
0%塩化ナトリウム水溶液で2回、水で1回、飽和塩化
ナトリウム水溶液で1回洗浄した。溶媒を減圧下にて留
去し、得られた白色アモルファス状物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/エタノール−
110〜10/1容積比)により精製して1−アジド−
5−(N−t−ブトキシカルボニルアスパラギニル)ア
ミノペンタン01746gを得た。
得られた化合物109.4■をジクロロメタン1mlに
溶解し、トリフルオロ酢酸0.25m1を加え室温で3
時間撹拌した。溶媒とトリフルオロ酢酸を減圧下にて留
去した後、残渣にジクロロメタンを加えて溶解し、再び
溶媒を留去した。この操作を3回繰り返してトリフルオ
ロ酢酸を除いた後、得られたアミンをジメチルホルムア
ミド1 mlに溶解し、トリエチルアミン0.45m1
を加えた後に、インドール酢酸−p−ニトロフェノール
エステル113.8mgを加えて1晩撹拌した。反応液
をジクロロメタンで希釈し、これを、順次50%塩化ナ
トリウム水溶液で2回、水で1回、飽和塩化ナトリウム
水溶液で1回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した後、溶媒を減圧下にて留去し、淡黄色の粗生成
物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ジクロロメタン/アセトン/エタノール−3/110
.3容積比)で精製し、白色結晶の1−アジド−5−(
インドール−3−アセチルアスパラギニル)アミノペン
タン91.9■を得た。
得られた化合物をエタノール4mlに懸濁し、酢酸0.
5mlを加えて完全に溶解した。これに担持量10重量
%のパラジウム炭素(Pd/C)921gを加え、水素
ガス雰囲気下、室温で2日間撹拌した。触媒を濾別し、
得られた濾液を減圧下で濃縮した。残渣をN、N−ジメ
チルポルムアミド1.5mlに溶解し、この溶液にa−
N−t〜ブトキンカルボニル−6− p−ニトロフェノールエステル(Cbz−はヘンジルオ
キン力ルボニル基を表す)128mgを加えて1晩撹拌
した。溶媒を減圧下で留去し、得られた白色粗生成物を
酢酸エチル、含水アセトニトリルの順で洗浄することに
より、白色結晶のN−(インドール−3−アセチルアス
パラギニル)N′−(α−N−t−ブトキシカルボニル
−δ−N−Cdz−オルニチル)カダベリン97.5■
を得た。
得られた化合物8.4mgをジクロロメタンに懸濁させ
トリフルオロ酢酸0.03m1を加え、室温で4時間撹
拌した。溶媒とトリフルオロ酢酸を減圧下にて留去後、
残渣にジクロロメタンを加えて溶解し再び溶媒を留去し
た。この操作を3回繰り返してトリフルオロ酢酸を除去
した。得られたアミンをN、N−ジメチルホルムアミド
0.3mlに溶解し、この溶液にトリーCbz−アルギ
ニンーN−ヒドロキシコハク酸イミドエステル11.3
IIgを加えて1晩撹拌した。溶媒を減圧下で留去し、
得られた粗生成物を酢酸−水から再結晶し、さらに2度
再結晶を繰り返すことにより、白色結晶のN−(インド
ール−3−アセチルアスパラギニル)−N’ −()リ
ーCbz−アルギニル−δ−N−Cdz−オルニチル)
カダベリン8.2mgを得た。
得られた化合物10.1■を酢酸0.5mlに溶解し、
トリフルオロ酢酸0.2mlと担持量10重量%のパラ
ジウム炭素(Pd/C)3.7■を加え、水素ガス雰囲
気下、室温で4時間撹拌した。
触媒を濾別した後、濾液を減圧下に留去して褐色の粗生
成物10.1mgを得た。粗生成物を0.1%のトリフ
ルオロ酢酸を含む30%アセトニトリル水溶液を用いて
、前処理用カラム[ケムコ(Cheneo)社製Sep
 0DS−^、250mg]に通し、溶出液を逆相高速
液体クロマトグラフィー(HP L C)カラム[東ソ
ー社製TSK−Gel 0DS−120T  4 、 
6 X25C1n]を用い、0.1%トリフルオロ酢酸
を含む15%アセトニトリル水溶液を移動相として分取
し、4.3 mgのネフィラトキシン−9を得た。
なお、得られた化合物は、マススペクトル(M/Z−6
45,M+1) 、HPLCの保持時間、及びNMRス
ペクトルより、天然物のネフィラトキンン−9と同一で
あると確認された。
前記実施例2て中間体として得られた白色結晶のN−(
インドール−3−アセチルアスパラギニル)−N’ −
(α−N−t−ブトキシカルボニルδ−N−Cdz−オ
ルニチル)カダベリンを、前記実施例2と同様の接触還
元反応に付し、分離精製することにより、ネフィラトキ
シン−11を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図(^)は実施例1て得られた化合物の1H−NM
Rスペクトル、同図(B)は第1図(^)の ’H−N
MRスペクトルの部分拡大図、第2図は実施例1て得ら
れた化合物の赤外線吸収スペクトルである。 第1図 特許出願人  ダイセル化学工業株式会社代  理  
人   弁理士  鍬  1) 充  生gL数(印 

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式[ I ] R^1−NH(CH_2)_−N_3[ I ](式中、
    R^1はアミノ保護基を示し、mは2〜5の整数を示す
    ) で表される新規なアジド化合物。 2、一般式[II] R^1−NH(CH_2)_m−OR^2[II](式中
    、R^1はアミノ保護基、R^2はアルカンスルホニル
    基、アリールスルホニル基、又はアラルキルスルホニル
    基を示し、mは2〜5の整数を示す) で表わされる化合物とアジ化物とを反応させる新規なア
    ジド化合物の製造方法。 3、下記一般式 H_2N(CH_2)_m−OH (式中、mは2〜5の整数を示す) で表される化合物と、アミノ基保護試薬と、下記一般式 R^2X (式中、R^2はアルカンスルホニル基、アリールスル
    ホニル基、又はアラルキルスルホニル基を示し、Xはハ
    ロゲン原子を示す)で表される化合物とを反応させ、一
    般式[II]R^1−NH(CH_2)_m−OR^2[
    II](式中、R^1はアミノ保護基、R^2およびmは
    前記に同じ)で表される化合物を得る請求項1記載の新
    規なアジド化合物の製造方法。 4、一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] (式中、R^3及びR^5はアミノ保護基を示し、mは
    2〜5の整数を示す。Asnはアスパラギン残基、Or
    nはオルニチン残基を示す)で表される化合物を還元反
    応に付すネフィラトキシン類の製造方法。 5、一般式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、R^5及びR^6はアミノ保護基を示し、mは
    2〜5の整数を示す。Asnはアスパラギン残基、Or
    nはオルニチン残基、Argはアルギニン残基を示す) で表される化合物を還元反応に付すネフィラトキシン類
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011529885A (ja) * 2008-07-31 2011-12-15 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー アジド組成物並びにその製造及び使用方法

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