JPH0492708A - 流体圧供給装置 - Google Patents

流体圧供給装置

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JPH0492708A
JPH0492708A JP2211394A JP21139490A JPH0492708A JP H0492708 A JPH0492708 A JP H0492708A JP 2211394 A JP2211394 A JP 2211394A JP 21139490 A JP21139490 A JP 21139490A JP H0492708 A JPH0492708 A JP H0492708A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は、流体圧供給装置の改良に関し、特に、吐出
量変更可能な流体圧供給装置において、吐出量変更のた
めに用いる切換弁の小型化を図ったものである。
〔従来の技術] 流体圧供給装置の吐出量を可変とする切換弁の構造とし
ては、例えば、特開平2−123284号公報の第6図
に開示されたものがある。
この従来の構造は、吐出量が異なる二つのポンプを備え
るとともに、吐出量が大なるポンプ(第1のポンプ)の
吐出側及び流体圧機器間に介在する流体路と、吐出量が
小なるポンプ(第2のポンプ)の吐出側及び流体圧機器
間に介在する流体路とにそれぞれ分岐路を設け、そして
、それら分岐路の他端側を第1の切換弁に接続し、その
第1の切換弁の下流側を戻り路を介してタンクに戻し、
さらに、その戻り路に第2の切換弁を介在させている。
そして、第1の切換弁は何れか一方の分岐路を戻り路に
連通させる切換弁であり、第2の切換弁は戻り路を連通
状態若しくは遮断状態とする切換弁であるため、それら
第1及び第2の切換弁を適宜切り換えることにより、第
2のポンプの出力のみが流体圧機器側に供給される状態
(供給量小:モードl)、第1のポンプの出力のみが流
体圧機器側に供給される状態(供給量中:モード2)及
び両方のポンプの出力が流体圧機器側に供給される状M
(吐出量大:モード3)の何れかの状態をとることがで
きる。
このため、流体圧機器での必要流量に応じた流量を供給
することができるから、必要流量に比べてはるかに大き
な流量の供給、即ち、無駄な流量の供給が避けられ、ポ
ンプを駆動する装置の燃費の向上等が図られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、第2の切換弁を遮断状態から連通状態に切り換
える時には、その第2の切換弁のバルブスプールに掛か
っている流体力に打ち勝つ力をそのバルブスプールに与
える必要があり、そして、そのバルブスプールを移動さ
せる力は、通常はスプリングやソレノイドによって得て
いる。
そして、上記従来の構成にあっては、切換弁の切り換え
に何の制約もないから、第1の切換弁の状態によっては
、吐出量が大なる第1のポンプの出力が第2の切換弁に
掛かった状態でその第2の切換弁を遮断状態から連通状
態に切り換える場合が考えられるため、第2の切換弁の
バルブスプールを移動させるスプリングやソレノイド等
は、第1のポンプの出力に打ち勝てる寸法、即ち比較的
大きいものを使用する必要があり、その結果、第2の切
換弁が大型化し、流体圧供給装置の大型化や高重量化等
の原因となっていた。
この発明は、このような従来の技術が有する未解決の課
題に着目してなされたものであり、切換弁の切り換え制
御に一定の制約を与えることにより、切換弁の小型化が
図られる流体圧供給装置を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項(1)記載の流体圧
供給装置は、第1のポンプと、この第1のポンプの吐出
側及び流体圧機器間に介在する第1の供給路と、この第
1の供給路に設けられ且つ前記第1のポンプ側への流体
の逆流を阻止する第1のチェック弁と、この第1のチェ
ック弁よりも上流側の前記第1の供給路から分岐された
第1の戻り路と、前記第1のポンプよりも吐出量が少な
い第2のポンプと、この第2のポンプの吐出側及び前記
流体圧機器間に介在する第2の供給路と、この第2の供
給路に設けられ且つ前記第2のポンプ側への逆流を阻止
する第2のチェック弁と、この第2のチェック弁よりも
上流側の前記第2の供給路から分岐された第2の戻り路
と、前記第1及び第2の戻り路の何れか一方をタンクに
通じる第3の戻り路に連通させる第1の切換弁と、前記
第3の戻り路を連通状態若しくは遮断状態とする第2の
切換弁と、前記第1及び第2の切換弁の状態を制御する
切換弁制御手段と、を備え、前記切換弁制御手段は、前
記遮断状態から前記連通状態への前記第2の切換弁の切
り換えを、前記第1の切換弁が前記第2の戻り路を前記
第3の戻り路に連通させている状態で行う。
また、請求項(2)記載の流体圧供給装置は、上記請求
項(1)記載の発明において、切換弁制御手段は、第3
の戻り路の流量が増加する方向への第1の切換弁の切り
換え及び第2の切換弁の切り換えを、切り換え前のそれ
ら第1及び第2の切換弁の状態を所定時間以上保持した
後に行う。
〔作用〕
第1のポンプが吐出した流体は、第1の供給路を介して
流体圧機器に供給され、第2のポンプが吐出した流体は
、第2の供給路を介して流体圧機器に供給される。
また、第1の供給路から分岐された第1の戻り路と、第
2の供給路から分岐された第2の戻り路とは、それぞれ
第1のチェック弁又は第2のチェック弁より上流側から
分岐されているので、第1の戻り路には、第1のポンプ
の出力のみが供給され、第2の戻り路には、第2のポン
プの出力のみが供給される。
ここで、切換弁制御手段が、第1の切換弁を制御して第
1の戻り路を第3の戻り路に連通させるとともに、第2
の切換弁を制御して第3の戻り路を連通状態とすると、
第1のポンプの出力は第1及び第3の戻り路を介してタ
ンクに戻され、第2のポンプの出力は第2の供給路を介
して流体圧機器に供給されるから、流体圧供給装置の吐
出量は小の状態となる(モード1)。
また、切換弁制御手段が、第1の切換弁を制御して第2
の戻り路を第3の戻り路に連通させるとともに、第2の
切換弁を制御して第3の戻り路を連通状態とすると、第
1のポンプの出力は第1の供給路を介して流体圧機器に
供給され、第2のポンプの出力は第2及び第3の戻り路
を介してタンクに戻されるから、流体圧供給装置の吐出
量は中の状態となる(モード2)。
そして、切換弁制御手段が、第2の切換弁を制御して第
3の戻り路を遮断状態とすると、第1及び第2の戻り路
とタンクとの間は非連通状態となるので、第1のポンプ
の出力は第1の供給路を介して流体圧機器に供給され、
第2のポンプの出力は第2の供給路を介して流体圧機器
に供給されるから、流体圧供給装置の吐出量は大の状態
となる(モード3)。
さらに、遮断状態から連通状態への第2の切換弁の切り
換えを行う際には、第1の切換弁が第2の戻り路を第3
の戻り路に連通させている(つまり、モード3からモー
ド1への直接の変化が禁止されている)ので、第2の切
換弁のバルブスプールには第2のポンプの出力が掛かっ
ているから、その第2のポンプの出力に打ち勝つ力が第
2の切換弁のバルブスプールに与えられればよい。
また、請求項(2)記載の発明では、第3の戻り路の流
量が増加する方向への第1の切換弁の切り換え及び第2
の切換弁への切り換え、即ち、モード3からモード2へ
の変化、若しくはモード2からモード1への変化を行う
際に、切り換え前の第1及び第2の切換弁の状態を所定
時間以上保持するから、切換弁が確実に切り換わってか
ら次の動作に移るようになる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、車体に生じる横加速度や前後加速度等に
応じて、車体及び車輪間に介装された油圧シリンダの作
動圧を適宜制御することにより、車体のローリング変位
やピッチング変位等を能動的に抑制することができる能
動型サスペンションに油圧を供給する車両用の油圧供給
装置に本発明を適用したものである。
第1図において、2は車体、4は任意の車輪6は流体圧
機器としての能動型サスペンション。
8は流体圧供給装置としての油圧供給装置をそれぞれ示
す。なお、同図では図示しないが4輪に対して同一のサ
スペンション構成をとっている。
能動型サスペンション8は、油圧シリンダ10、圧力制
御弁12、姿勢制御回路18及び加速度センサ19を含
んで構成される。
油圧シリンダ10は、そのシリンダチューブ10aが車
体2側に、ピストンロッド10bが車輪4側にそれぞれ
取り付けられ、シリンダチューブ10a内にはピストン
10cにより圧力室りが隔設されている。この圧力室り
は、配管11を介して圧力制御弁12の出カポ−)12
oに連通している。
圧力制御弁12は、具体的には第2図に示すように、弁
本体を内蔵する円筒状の弁ハウジング13と、これに一
体的に設けられた比例ソレノイド14とを有している。
弁ハウジング13の中央部に穿設された挿通孔13Aに
は、メインスプール15とポペット16が摺動可能に挿
入され、メインスプール15の両端のパイロット室FL
I、フィードバック室FLにはオフセットスプリング1
7A、17Bが挿入されている。なお、13Aaは固定
絞りである。弁ハウジング13は、そのメインスプール
15のランド15a、15b及び圧力室15cに対抗す
る位置に、挿通孔13Aに連通した状態で供給ボート1
2S、戻りポート12r、出力ポート12゜をそれぞれ
有している。またポペット16とフィードバック室FL
lとの間には、所定径の弁座工3Baを有する隔壁13
Bによって圧力室Cが形成されている。
供給ボート12sはバイロント通路13sを介して圧力
室Cに連通し、圧力室Cは弁座13Ba。
ドレン通路13tを介して戻りポート12rに連通して
いる。また、出力ポート12oはフィードバック通路1
5fを介してフィードバック室FLに連通している。
一方、比例ソレノイド14は、軸方向に移動可能なプラ
ンジャ14Aと、このプランジャ14Aを駆動する励磁
コイル14Bとを有する。この励磁コイル14Bが指令
値■によって励磁されると、プランジャ14Aが移動し
て前記ポペット16を付勢し、この付勢具合によって前
記弁座13Baを流通する作動油の流量、つまり圧力室
C(即ちパイロット室F、)の圧力を調整できるように
なっている。
このため、比例ソレノイド14による押圧力がポペット
16に加えられている状態で、両室F。
F、の圧力が釣り合うと、スプール15は、出カポ−)
12oと供給ポー)12s及び戻りポート12rとの間
を遮断する図示のスプール位置をとる。そこで、指令4
fz Iの大小によりパイロット室Fuの圧力が調整さ
れ、このパイロ7)圧に応じて両室FL、Fllの圧力
が釣り合うまで、スプール15が微動して調圧動作が行
われ、出力ポート12oからの出力圧PCを第3図に示
すように指令値■に比例して制御できる。同図中、P2
は油圧供給装置8からの最大ライン圧である。
前記加速度センサ19は、車体2に発生する横方向9前
後方向、上下方向の加速度を検知して、それらの状態量
に応じた電気信号Cを姿勢制御回路18に出力するよう
になっている。姿勢制御回路18は、検出信号Gに所定
のゲインを乗算する等の演算を行い、車体のロール、ピ
ッチを抑制したり、上下振動を減衰させるため指令値I
を演算して圧力制御弁12に供給する。
なお、第1図中、22は車体2の静荷重を支持するコイ
ルスプリング、また、24及び26はハネ下共振域の振
動を減衰させる絞り及びアキュムレータである。
一方、前記油圧供給装置8は、作動油を溜めるタンク3
0と、このタンク30に吸引側を配管32により接続し
た油圧ポンプ34とを有する。油圧ポンプ34は、エン
ジン36の出力軸36Aに連結された吐出量可変形のボ
ンゲシステムであって、具体的には複数のシリンダを有
するプランジ中型のポンプで成る。そして、各シリンダ
の中の1つおきの一方の組により1回転当たりの吐出量
が比較的大きい第1のポンプとしての第1の油圧ポンプ
34Aが構成され、他方の組により1回転当たりの吐出
量が小さい第2のポンプとしての第2の油圧ポンプ34
Bが構成されている。
ここで、第1.第2の油圧ポンプ34A、34Bの回転
数に対する吐出流量特性は、第4図に示すようになって
いる。つまり、消費流量が多い姿勢制御時や走行時には
第1の油圧ポンプ34A及び34Bの両方の吐出量で賄
い、消費流量が少ない停車時や走行時には第2の油圧ポ
ンプ34Bの吐出量で賄い、それらの中間の消費流量が
適している時には第1の油圧ポンプ34Aの吐出量で賄
うようになっている。
第1の油圧ポンプ34Aの吐出口には第1の供給路とし
ての第1の供給側管路38aが接続され、この管路38
aが第1のチェック弁としてのチェック弁39A、チェ
ック弁39Bを介して前記圧力制御弁12の供給ボート
12sに至る。また制両弁12の戻りポート12rには
ドレン側管路40が接続され、この管路40がオペレー
トチェック弁41を介してタンク30に至る。オペレー
トチェック弁41は、チェック弁39Bの下流側ライン
圧をパイロット圧P、とするパイロット操作形逆止弁で
構成され、本実施例では、パイロット圧PP >pN 
(PMは作動中立圧:第3図参照)のときにチェック解
除状態(弁が開)として管路40を連通させ、P、≦P
、のときにチェック状態(弁が閉)として管路40を遮
断する。
また、第2の油圧ポンプ34Bの吐出口には第2の供給
路としての第2の供給側管路38bが接続され、この管
路38bが第2のチェック弁としてのチェック弁39C
介して第1の供給側管路38aのチェック弁39Aの下
流側に接続されている。
さらに、油圧供給装置8は、第1関に示すように、第1
の切換弁としての3ポ一ト2位置のスプリングオフセッ
ト型の電磁方向切換弁42と、第2の切換弁としての2
ポ一ト2位置のスプリングオフセット型の電磁方向切換
弁43とを備えている。
電磁方向切換弁42の入力側には、第1の供給側管路3
8aのチェック弁39Aよりも上流側から分岐した第1
の戻り路44と、第2の供給側管路38bのチェック弁
39Cよりも上流側から分岐された第2の戻り路46と
が接続されるとともに、その出力側には、タンク30に
通しる第3の戻り路48が接続されていて、そのバルブ
スプールの位置によって、それら第1の戻り路44及び
第2の戻り路46の何れか一方を、第3の戻り路48に
連通させる。
一方、電磁方向切換弁43は、第3の戻り路48の途中
に介装されていて、そのバルブスプールの位置によって
、第3の戻り路48を連通状態若しくは遮断状態とする
これら電磁方向方向切換弁42及び43のそれぞれは、
それらのソレノイドに吐出量制御回路50から供給され
る切換信号C3I、C3zのオン。
オフに応して2段に切り換えられるようになっている。
即ち、切換信号C81が「オフ」のときは、電磁方向切
換弁42のバルブスプールはスプリングの付勢力によっ
て第1図の状態をとるから、第2の戻り路46が第3の
戻り路48に連通し、切換信号C81が「オン」のとき
は、電磁方向切換弁42のバルブスプールはソレノイド
の付勢力によって第1図とは違った状態をとるから、第
1の戻り路44が第3の戻り路48に連通ずる。
また、切換信号C32が「オフ」のときは、電磁方向切
換弁43のバルブスプールはスプリングの付勢力によっ
て第1図の状態をとるから、第3の戻り路48は連通状
態となり、切換信号C82が「オン」のときは、電磁方
向切換弁43のバルブスプールはソレノイドの付勢力に
よって第1図とは違った状態をとるから、第3の戻り路
48は遮断状態となる。
また、比較的大容量の蓄圧用アキュムレータ52が、第
1の供給側管路38aのチェック弁39Bの下流側に接
続され、ライン圧を所定値に設定するリリーフ弁53が
第1の供給側管路38a(チェック弁39A、39B間
の位置)とドレン側管路40との間に接続されている。
さらに、本油圧供給装置8は、ポンプ回転数センサ56
及びストロークセンサ58FL、  5 BPRを備え
ている。ポンプ回転数センサ56は、油圧ポンプ34の
回転数に応した電気信号Nを検出するもので、具体的に
は、例えば変速機の出力側のエンジン回転数を磁気的、
光学的に検出するパルス検出器で成るエンジン回転数セ
ンサを兼用しており、その検出信号Nを吐出量制御回路
50に出力する。ストロークセンサ58FL、  58
FRは、車体2及び車輪(前方、前右側の車輪)4,4
にそれぞれ介装されたポテンショメータで構成され、そ
の検出信号xL +  χRを吐出量制御回路50に出
力する。
一方、前記吐出量制御回路50は、第5図に示す如く、
入力するストローク信号X L +  X jlをフィ
ルタリングするバンドパスフィルタ66、”68と、こ
のバンドパスフィルタ66.68の出力信号XL、X1
1に後述する積分演算を施す積分器7072と、パイロ
ット流量設定器74とを有し、さらに、各積分器70.
72及びパイロット流量設定器74の出力信号QL、Q
、及びQoを相互に加算する加算器76と、この加算器
76の加算信号(基準推定消費流量に対応した信号)Q
A。
ポンプ回転数信号Nを受けてポンプ稼働モードを設定す
るモード設定回路78と、この設定回路78の出力信号
SL、を受けて電磁方向切換弁42に切換信号C51を
出力する駆動回路80Aと、設定回路78の出力信号S
L2を受けて電磁方向切換弁43に切換信号C52を出
力する駆動回路80Bと、を有している。
各バンドパスフィルタ66.68の低域側カントオフ周
波数ftは車高調整時のストローク変化分を遮断できる
値(例えば0.5Hz)に、高域側カットオフ周波数f
Hはバネ下共振周波数側のストローク変化分を遮断でき
る値(例えば6セ)に設定しである。また、各積分器7
0,7.2は、Q−Slx  1dt        
     ・・・(1)の式(信号Xに対する添え字り
、Rは省略)に基づき演算してストローク変化分の積分
値、即ち積分時間T(例えば2秒)間のトータルのスト
ローク! ’1/T  −S l 大ldt」に対応し
たシリンダへの出入り流量を求める。Kは油圧シリンダ
10の受圧面積に基づくゲインである。
ここで、車体2及び車輪4間の実際のストローク変動に
着目してみると、殆どの場合、伸び側。
縮み側が対象的に現れる振動となる。しかし、実際に油
圧ポンプ34からの吐出流量が必要になるのは、ストロ
ークが伸び側に変化し、作動油が油圧シリンダ10に流
入するときのみであり、ストロークが縮み側に変化し、
作動油が排出されるときは作動油の供給の必要はない。
ところが、ストロークが縮み側に変化する分に対する流
量は、丁度、後輪側の油圧シリンダ10に対する作動油
の流入分であるとしても差し支えないので、前輪2輪に
対する前記(1)式の演算値は結局、4輪のトータルの
ストローク変化に対する消費流量を簡便的に表している
また、バイロフト流量設定器74は、4輪分の圧力制御
弁12の内部リーク量に相当する値Q0を出力する。こ
のため、加算器76の加算結果QAはシステム全体の推
定消費流量となる。
そして、駆動回路80Aは、出力信号SL、が論理値「
1」であるときには、切換信号C8Iを「オン」とし、
出力信号SL、が論理値「O」であるときには、切換信
号C31を「オフ」とし、また、駆動回路80Bは、出
力信号SL、が論理値「1」であるときには、切換信号
C32を「オンJとし、出力信号S L zが論理値「
0」であるときには、切換信号C82を「オフ」とする
さらに、前記吐出量制御回路50は、第5図に示す如く
、ストローク信号X L +  X lを受けて該信号
xL、x、、の平均値”L+”lをそれぞれ求める第1
演算部としてのローパスフィルタ82゜84と、このフ
ィルタ82.84に依る平均値xL。
Xlに対して’Xt  XtJ、  「Xl  xll
Jの演算をそれぞれ行う加算器86.88と、加算値[
χL  5ftJ、  「X@  N*」の絶対値をそ
れぞれ演算して、その信号を前記モード設定回路78に
出力する絶対値回路90.92をも有している。上記ア
ナログ型ローパスフィルタ82.84のカントオフ周波
数は、路面からの振動入力によるハネ上、ハネ下関のス
トローク周波数領域(例えば1〜10七前後)以下の植
(例えば0.1)(z)に設定されており、入力信号X
L+Xj+を平滑化する。
前記モード設定回路78は、例えばマイクロコンピュー
タを搭載して構成され、予め前述した第4図の吐出流量
特性に対応したモードマツプを記憶しているとともに、
後述する第6図乃至第8図の演算処理をΔt (<T)
時間毎に行う。
これらの内、第6図の処理は、前記積分周期に同期した
時間T毎に推定モード(後述するフラグMP、の値)を
設定する。第7図の処理は、第6図のサブルーチン処理
であって、第6図の処理で設定された推定モードに基づ
き、一定の制約条件に従って、論理値「1」若しくは論
理値「0」の出力信号SL、及びSL、を出力する。
第8図の処理は、Δを時間毎にストローク量が大きい状
態を監視する機能等を担っている。
次に、本実施例の動作を説明する。
最初に、モード設定回路78の動作を説明する。
このモード設定回路78は、一定時間Δt(例えば、2
0m5ec)毎に、第6図及び第8図のタイマ割り込み
処理をそれぞれ行う(なお、演算処理の過程で使用され
るフラグa、e、カウンタb、c。
dは、処理開始時にメインプログラムで零に設定される
。)。
第6図の処理では、そのステップ■で割り込み処理毎に
カウンタCをインクリメントし、ステップ■で所定時間
T(=Δt−A)に対応した整数Aになったか否かを判
断する。
このステップ■の判断でカウンタCのカウント値が整数
Aに達していないときは、ステップ■に移行し、フラグ
a1=1か否かの判定を行い、その判定がrNo、の場
合には、ステップ■に移行してフラグaz=1か否かの
判定を行う。
ここで、フラグa1及びa2は、後述する第8図の処理
において設定されるフラグであって、油圧シリンダ10
のストローク量が所定値E2を越える程大きい場合(大
ストローク状態)及びその後の所定時間内にはal =
Q、az =1に設定され、そのストローク量が所定値
E2よりは小さいが所定値El  (<E2)よりも大
きい場合(中ストローク状態)及びその後の所定時間内
にはa1=iat=Oに設定され、そして、ストローク
が所定値E、以下の場合(小ストローク状態)にはa、
=O,a、=Oに設定される。
従って、ステップ■及びステップ■の判定が両方ともr
No、の場合は、小ストローク状態であると判断できる
から、現行モードを維持したままメインプログラムに戻
る。
一方、ステップ■の判定がrYES、のときは、ステッ
プ■に移行し、カウンタCをクリアした後、ステップ■
に移行する。
ステップ■では、加算器76の加算結果である基準推定
消費流量信号QAを入力し、その値を記憶する。次いで
、ステップ■に移行し、ポンプ回転数センサ56の検出
信号Nを入力し、その値を記憶してステップ■に移行す
る。
このステップ■では、第4図に対応したマツプを参照し
て、基準推定消費流量QAとポンプ回転数Nとにより一
義的に決まる座標が属する最小吐出流量の基準モードを
設定する。即ち、モード1ならば基準モード値M0を1
に、モード2ならば基準モード値M0を2に、モード3
ならば基準モード値M0を3にそれぞれ設定する。
次いで、ステップ■に移行してフラグa、 =1か否か
を判定し、その判定がrNOJの場合にはステップ[相
]に移行してフラグaz=1か否かの判定を行う。つま
り、ステップ■及びステップ[相]の判定によって、大
ストローク状態であるか、中ストローク状態であるから
、小ストローク状態であるかが判断される。
そして、ステップ■及びステップ[相]の判定が両方と
もrNOJの場合(小ストローク状B)には、ステップ
■に移行し、推定モードを、上記ステップ■で設定した
基準モードに設定する。即ち、推定モード値M1を基準
モード値M0と等しい値に設定する。
また、上記ステップ■の判定がrYESJの場合(中ス
トローク状態)には、ステップ@に移行し、推定モード
を、基準モードから1アツプしたモードに設定する。
つまり、基準モード値M。が1であれば、推定モード値
M1を2に、基準モード値M0が2若しくは3である場
合には、推定モード値M、を3にそれぞれ設定する。
なお、上記ステップ■の判定がrYES、の場合にも、
ステップ@の処理を実行するので、推定モードは、基準
モードから1アンプしたモードに設定される。
さらに、ステップ■の判定がrNOJで且つステップ[
相]の判定がrYES、の場合(大ストローク状態)に
は、ステップ■に移行し、推定モードを、基準モードか
ら2アツプしたモードに設定する。なお、この実施例で
は、モードを1.2及び3の三段階に分けているので、
このステップ■では、推定モード値M、は、必ず3にな
る。
なお、上記ステップ■の判定がrYEs、の場合にも、
ステップ■の処理を実行するので、推定モードは3とな
る。
そして、ステップ■、ステップ@及びステップ■の処理
において推定モードが設定されたら、ステップ0に移行
して、第7図に示すサブルーチン処理を実行する。
第7図の処理では、先ず、ステップ■で推定モード値M
、と、現行のモードを表す現行モード値M2とが等しい
か否かを判定し、等しい場合には、モードの変更が不要
であるから、現行モード値M2を変更することなく、こ
のサブルーチン処理を終了する。
しかし、ステップ■で推定モード値M、  と現行モー
ド値M2とが異なっていると判定された場合には、ステ
ップ■に移行し、推定モード値M、と現行モード価M2
とを比較し、M1≧M2であるか否かを判定する。
この判定がrYESJの場合には、現在のモードより大
きいモードが望まれているから、ステップ■に移行して
、現行モード値M2を推定モード値M1 と等しい値に
設定した後、ステップ■に移行して、現行モードに変更
されてからの時間を計測するタイマをクリア・スタート
する。
そして、ステップ■に移行して、現行モード値M2に応
じた出力信号SL、及びSL2を駆動回路80A及び8
0Bに出力する。
即ち、現行モード値M2が1ならば、出力信号S L 
Iを論理値「1」で且つ出力信号S L 2を論理値「
0」とし、現行モード値M2が2ならば、出力信号SL
、及びSL2を共に論理値「0」とし、そして、現行モ
ード値M2が3ならば、出力信号SL、論理値「0」で
且つ出力信号SL2を論理値「1」とする。
すると、駆動回路80A及び80Bは、それら出力信号
SL、及びSL2に応じて、電磁方向切換弁42及び4
3のソレノイドに切換信号C81及びCS2を出力する
その結果、モード1の場合には、第9図(a)に示すよ
うに、切換信号C81が「オン」で且つ切換信号C32
が「オフ」となるから、電磁方向切換弁42は第1の戻
り路44を第3の戻り路48に連通させ、電磁方向切換
弁43は第3の戻り路48を連通状態とするので、能動
型サスペンション6側には、比較的吐出量の少ない第2
の油圧ポンプ34Bの出力のみが供給される。
また、モード2の場合には、第9図Φ)に示すように、
切換信号C3I及びC82が「オフ」となるから、電磁
方向切換弁42は第2の戻り路46を第3の戻り路48
に連通させ、電磁方向切換弁43は第3の戻り路48を
連通状態とするので、能動型サスペンション6側には、
比較的吐出量の大きい第1の油圧ポンプ34Aの出力の
みが供給される。
さらに、モード3の場合には、第9図(C)に示すよう
に、切換信号C31が「オフ」で且つ切換信号C32が
「オン」となるから、電磁方向切換弁42は第2の戻り
路46を第3の戻り路48に連通させるが、電磁方向切
換弁43が第3の戻り路48を遮断状態とするので、能
動型サスペンション6側には、第1の油圧ポンプ34A
及び第2の油圧ポンプ34Bの両方の出力が供給される
第7図に戻って、ステップ■の処理を終えたら、このサ
ブルーチン処理を終了する一方、ステップ■の判定が「
NO」の場合には、現行のモードよりも小さなモードが
望まれていると判断し、ステップ■に移行する。
このステップ■では、現行のモードに変更されたときに
クリア・スタートさせたタイマの計測時間が所定時間(
例えば、2秒)を経過しているか否かを判定し、未だ所
定時間を経過していなければ、現行モード値を変更する
ことなく、このサブルーチン処理を終了する。
そして、ステップ■の判定がrYES、となった場合に
は、現行のモードに変更されてから所定時間以上経過し
たと判断できるから、ステップ■に移行する。
つまり、このステップ■の処理を実行すると、モードを
3からモード1.2への変更若しくはモ−ド2からモー
ドlへの変更を行う際、即ち、第3の戻り路48の流量
を増大方向に変化させて能動型サスペンション6側への
供給量を減少させる場合には、すくさま推定モードに変
更させるのではなく、変更前のモード(変更前の電磁方
向切換弁42及び43の状態)を所定時間以上保持した
後に推定モードに変更されることになる。
そして、ステップ■では、現行モード値M2−3で且つ
推定モード値M、=1であるか否か、つまり、モード3
からモード1への変更であるか否かを判定する。
ここで、モード3(第9図(C)参照)からモードI 
(第9図(a)参照)に変更するには、第9図(C)の
状態の電磁方向切換弁42を切り換えた後に電磁方向切
換弁43を切り換えて第9図(a)の状態とする方法(
第1の方法)と、電磁方向切換弁43を切り換えた後に
電磁方向切換弁42を切り換える方法(第2の方法)と
の二つの方法が考えられるが、第1の方法では、電磁方
向切換弁43のバルブスプールに吐出量大の第1の油圧
ポンプ34Aの出力が掛かった状態で電磁方向切換弁4
3の切り換えを行うため、その切り換えには比較的大き
な力が必要となる。
つまり、電磁方向切換弁43に比較的大きなスプリング
を用いる必要があり、また、逆方向への切り換えを行う
際に力を発するソレノイドは、その大きなスプリングに
打ち勝つだけの力を発せられる程度の大きさのものが必
要となるため、電磁方向切換弁43の寸法が大きくなっ
てしまう。
しかし、第2の方法をとれば、電磁方向切換弁43を遮
断状態から連通状態に切り換える際には、その電磁方向
切換弁43のバルブスプールには吐出量小の第2の油圧
ポンプ34Bの出力が掛かった状態で切換が行われるた
め、それほど大きな力は必要なくなり、電磁方向切換弁
43のスプリングやソレノイドにそれほど大きなものを
使用する必要がなくなって、電磁方向切換弁43の小型
化が図られる。
そこで、本実施例では、ステップ■でモード3からモー
ド1への変更であると判定された場合には、ステップ■
に移行し、現行モード値M2を2に設定する。
つまり、モード3からモード1に変更する際には、−旦
、モード2への変更を行ってから、モード1への変更が
行われることになる。
そして、ステップ■でモード2に変更された後には、ス
テップ■でタイマがクリア・スタートされるから、この
モード2の状態が所定時間以上継続した後に、モード1
への変更が行われるので、確実に電磁方向切換弁43が
切り換わってから電磁方向切換弁42の切り換えが行わ
れる。
また、現行モードが2で推定モードが1であれば・ステ
ップ■からステップ■に移行して、上述した処理が実行
され、モード1に変更される。
一方、第8図に示す処理では、そのステップ■及びステ
ップ■で、絶対値回路90及び92の出力信号tx−x
、l l及びIX−XLIを入力し、差値D8及びDL
として記憶する。
次いで、ステップ■及びステップ■で、それら差値D’
s及びDLの何れか一方でも大ストローク状態を判定で
きる所定値E2以上であるか否かを判定し、ステップ■
及びステップ■の判定が共に「NO」の場合は、大スト
ローク状態でないと判断する。
そして、ステップ■、ステップ■の処理を実行して、差
値DR及びDLの何れか一方でも中ストローク状態を判
定できる所定値81以上であるが否かを判定する。
これらステップ■及びステップ■の判定が共に「NO」
の場合は、中ストローク状態でもない、即ち、前左輸、
前右輪4,4共に小ストローク状態であると判断できる
から、ステップ■に移行して、変数f、(今回の処理に
おけるストローク状態が、モードアンプが必要な大スト
ローク状態若しくは中ストローク状態であるか、或いは
モードアップが不要な小ストローク状態であるかを表す
変数)をOとし、ステップ■に移行する。
ステップ■では、フラグa、及びa2の少なくとも一方
が1で、且つ、カウンタdが1以上であるか否かを判定
する。ここで、カウンタdは、大ストローク状態若しく
は中ストローク状態の回数を計数するカウンタである。
このステップ■で「NO」の場合には、ステップ■に移
行して、フラグa+ +  ”! +  e及びカウン
タb、dをクリアした後、ステップ[相]に移行して、
変数fi−,(前回の処理におけるストローク状態が、
モードアップが必要な大ストローク状態若しくは中スト
ローク状態であるか、或いはモードアップが不要な小ス
トローク状態であるかを表す変数)を、変数f、と等し
い値に設定し、第8図の処理を終了する。
しかし、タイマ割り込み処理を繰り返している中で、ス
テップ■及びステップ■の何れか一方でrYESJと判
定されたとすると、大ストローク状態であると判断し、
ステップ■に移行して変数f、を1に設定した後、ステ
ップ@に移行して、変数f i−1がOであるか否かを
判定する。
つまり、ステップ@では、小ストローク状態から大スト
ローク状態に移る時点が監視され、この判定が「NO」
の場合はステップ@乃至ステップ■の処理は不要である
から、ステップ[相]に移行した後、この処理を終了す
る一方、ステップ@の判定がrYEs、の場合は、ステ
ップ■に移行し、カウンタdをインクリメントして大ス
トローク状態に移行した回数を計数する。
そして、ステップ[株]に移行して、大ストローク状態
を示すために、フラグa1=0とし、フラグa2=1と
した後、ステップ[相]を経てこの処理を終了する。
なお、ステップ■及びステップ■の判定が共にrNO,
であり、且つ、ステップ■、ステップ■の判定の何れか
一方がrYEsJの場合は、中ストローク状態であると
判断し、ステップ■乃至ステップ■の処理を実行する。
なお、ステップ■乃至ステップ■の処理は、上記ステッ
プ0乃至ステップ0の処理と略回し内容であり、異なる
のは、ステップ■において、中ストローク状態を表すた
めに、フラグa、=1とし、フラグa2−0とするとこ
ろである。
このように、差値Da及びDLと所定値E。
E2とを比較してストローク状態を判断し、その判断結
果に応じてフラグa、及びa2が適宜設定されるため、
第6図に示す処理では、それらフラグa1及びa2を参
照すれば、現在のストローク状態を知ることができる。
さらに、上記ステップ■でrYESJと判定された場合
には、ステップ■に移行し、カウンタdが2以上である
か否かを判定する。
この判定は、振動が収束方向にあるか否かを識別するも
ので、大ストローク状態若しくは中ストローク状態が依
然として継続しているときには、ステップ■若しくはス
テップ■においてカウンタdの計数値が増加し、ストロ
ーク量の絶対値が所定値E1未満であって収束傾向にあ
る場合には、計数値が1のままである。
そこで、ステップ[相]でrNo、の場合にはステップ
[相]に移行し、カウンタc=0.即ち、T時間が経過
したか否かを判定する。このステップ[株]の判定が「
NO」の場合は、大ストローク状態及び中ストローク状
態を脱出したが、未だ所定時間Tが経過していない状態
であるから、ステップ[相]を経てこの処理を終了する
しかし、ステップ[相]で’ Y E S−(となる場
合は、ステップ■に移行してカウンタbをインクリメン
トし、ステップ0でカウンタbが2になったか否かを判
定する。このステップOによる判定は、大ストローク状
態及び中ストローク状態を脱出した後、少なくとも、1
周期(T時間)分の間は、モードアップした状態を保持
するためである。
そこで、ステップ@で「NO」の場合は、かかる保持時
間T F + T (0≦TF<T:TFは大ストロー
ク及び中ストロークから抜けるタイミングにより変動す
る)が未だ経過していないとしてステップ[相]を経た
後、この処理を終了する。
一方、上記ステップ[相]においてrYESJと判定さ
れた場合は、前回の保持時間TF十T中に再び大ストロ
ーク若しくは中ストロークが訪れ、しかもその大ストロ
ーク及び中ストローク状態から抜けた状態であるとして
、ステップ[相]に移行し、フラグe=1(カウンタb
=oに対応)か否かを判定する。この判定がrNOJの
場合は、未だカウンタbのクリアを行っていないものと
してステップ@に移行して、カウンタbをクリアして保
持時間の計測を御破算にするとともに、フラグeを立て
てこのカウンタクリアを示した後、上記ステップ[相]
に移行する。
また、ステップ[相]の判定がrYEsJの場合は、既
にカウンタクリアを行ったとして、ステップ[相]を実
行せずにステップ[相]に移行する。
このため、任意の大ストローク若しくは中ストローク発
生により設定された保持時間中に、再び大ストローク若
しくは中ストロークが到来したときは、大ストローク若
しくは中ストロークが継続しているとして、フラグa、
及びa2の状態を維持する。また、そのような大ストロ
ーク若しくは中ストロークの到来がないときは、保持時
間の経過後にフラグa、及びa2が降ろされる。
なお、上記保持時間の長さは振動周波数及び消費馬力に
応じて自由に設定できるものである。
ここで、本実施例では、第6図乃至第8図に示す処理が
、切換弁制御手段に対応する。
次に、全体動作を説明する。
いま、凹凸の無い良路を定速直進走行しており、オペレ
ートチェック弁41が「開」であって、供給路及びリタ
ーン路が共に連通し、油圧ポンプ34の駆動によってリ
リーフ弁53で定まるライン圧が能動型サスペンション
6に供給されているとする。
この状態では、路面側からの振動入力、車体2及び車輪
4間のストローク変動、及び車体2に対する外力も殆ど
発生しない。このため、ストロークセンサ58FL、 
 58FRの検出信号XL、X*が殆ど変動せず、バン
ドパスフィルタ66.68の抽出成分は零に近い値にな
り、加算器76の加算値QA勢Q、であって基準推定消
費流量は小さい。
このとき、ストローク状態はIχLXLI″−,0且つ
lx+t  xR1=oであり、l XL  XL<E
、且つ1χ、−xR(<E、であるから第8図の処理に
よりフラグal =O,az =oが設定される。一方
、モード設定回路78は、前述した第6図ステップ■乃
至ステップ■の処理によって、その時点のポンプ回転数
Nと基準推定消費流量QAに応じた座標点を一定時間T
毎に読み取り、基準モードを1に設定する。
このとき、フラグa1及びa2は共にOであるから、推
定モードは、基準モードと同じ1に設定される。これに
よって、切換信号C8,がオンで切換信号C32がオフ
となり、電磁方向切換弁42及び43は第9図(a)の
状態をとるから、ポンプ部51はモード1で稼働する。
即ち、第1の油圧ポンプ34Aが無負荷運転となり、第
2の油圧ポンプ34Bの小さい吐出流量によりライン圧
が賄われる。
つまり、走行状態であっても良路を定速直進走行する場
合のように、シリンダ10の消費流量が少ないと推定し
たときは、ポンプ部51の吐出量を低下させて、消費馬
力を少なくし、燃費の改善を図る。
さらに、上記走行状態から例えば低周波のうねりが継続
するうねり路に進入したことにより、バネ上共振域(1
七前後)相当の比較的低い周波数の上下振動が入力し、
前輪4.4の少なくとも一方にストローク振動があった
とする。
このようなストローク変動が生しても、1xtN L 
 < E I且つ X jlX 、l< E 1であれ
ば、第8図の処理でフラグa1及びa2はOに維持され
るため、モードIが継続され、増大気味の消費流量に対
してはアキュムレータ52からの作動油供給で賄われる
しかし、IXL  x、l≧El、  1xll  5
[111≧E。
の少なくとも一方が成立すると、第8図の処理によって
フラグa1及びa2の何れか一方が1となる。このため
、第6図の処理では、基準モードに対してlアップ若し
くは2アツプしたモードが推定モードとして強制的に設
定される。
これにより、推定モードが2となった場合には、電磁方
向切換弁42及び43は第9図(b)の状態となるから
、今度は、第2の油圧ポンプ34’Bが無負荷運転とな
り、第1の油圧ポンプ34Aの大きな流量が負荷側に出
力されるし、推定モードが3となった場合には、!磁方
向切換弁42及び43は第9図(C)の状態となるから
、第1の油圧ポンプ34A及び第2の油圧ポンプ34B
の両方の出力が能動型サスペンション6側に供給される
即ち、本実施例では、上下方向の振動入力が開始した直
後の適宜なタイミングでモードアップ即ち増量が指令さ
れる。このタイミングは、上下加速度に基づくタイミン
グよりも格段に応答性が良いため、増量遅れを解消して
いる。
そして、時間経過して、l XL  XL  l <E
+且つl XRXRl <E+ に戻ると、モードアッ
プの保持時間の間にストローク量がその縮み側に触れ、
再び闇値’E+Jを越えたとすると、第8図ステップ■
乃至ステップ@の処理によって保持期間が更新され、再
び保持時間の計測が開始され、この計測中は最初にアッ
プされた推定モードがそのまま維持される。この増量制
御は、大ストローク状態若しくは中ストローク状態が続
く限り、同様に繰り返される。
一方、能動型サスペンション6では、上述のモードアッ
プ制御に並行して振動入力に対する姿勢制御が実行され
る。つまり、うねり路への進入初期には、油圧シリンダ
10のシリンダ室りの圧力が上昇又は減少し、この圧力
変動に応じて圧力制御弁12のスプール15が前述の如
く軸方向に微動し、これにより圧力制御弁12を介して
シリンダ10及び油圧供給装置8との間で作動油を流通
させて振動を吸収する。
しかし、うねり路走行が更に進み、上述したスプール移
動によっても振動を吸収できなくなると、車体側も上下
動しようとする。このような状態になると、車体に取り
付けた加速度センサ19が上下方向の加速度に対応した
信号Gを検出して姿勢制御回路18に出力する。そこで
、姿勢制御回路18は、検出信号Gに基づき上下振動を
減衰させる指令値Iを演算し、各輪の圧力制御弁12に
出力する。このため、油圧シリンダ10では、上下方向
の絶対速度に比例した力が発生し、上下振動が的確に減
衰して上下動が抑制される。
このような振動制御状態では、前記直進状態に比べて消
費流量が格段に大きくなるが、本実施例では、中ストロ
ーク開始時にモード2に切り換え、大ストローク開始時
にモード3に切り換え増量しているので、消費流量に見
合う充分な流量が事前に供給される。そこで、上下加速
度信号に伴う増量遅れが無くなり、且つ、定時モード設
定の合間に大ストローク状態に移行することがあっても
増量が間に合わなくなるということも無い。したがって
、応答性の良い増量になり、サスペンション機能を損な
うことが無く、うねり路等での良好な乗り心地を確保で
きる。
さらに、上述したうねり路から良路へ抜は出し、これに
より、ストローク振動が収束に向かったとする。この場
合も、所定の保持時間が経過するまではモード2若しく
はモード3が保持されるため、大ストローク状態及び中
ストローク状態脱出直後の比較的大きいストローク振動
であっても、大流量が供給され、ライン圧が保持される
とともに、アキュムレータ52にも迅速に蓄圧される。
そして、保持時間が経過すると、第8図の処理ではフラ
グa1及びa2が共にOとなるから、第6図の処理で、
推定モードが基準モードに設定される。
つまり、ストローク振動が小さい状態では、小吐出流量
のモード1に戻され、燃費向上が推進される。
一方、前記うねり路の走行後、例えば凹凸の無い良路で
の旋回走行を行ったり、急減速、急加速を行って車体が
ロールやピンチが生じる状態に移行したとする。この場
合には、姿勢制御回路18が加速度センサ19からの検
出信号Gに基づいて指令値Iを出力し、油圧シリンダ1
0の作動圧を制御する。これによって、作動圧は、ロー
ル剛性やピッチ剛性を高め、車体を殆どフラットに保持
する。このときの前輪側のストローク信号Xtx、は殆
ど変動しないから、前述のようにモード1が設定されて
いる。つまり、良路でのロール。
ピッチ制御では、上下方向の制振に比べて、消費流量が
比較的少ないから、モード1による吐出量とアキュムレ
ータ52からの作動油供給で対処できる。
これに対して、低周波の凹凸が続く悪路などでの旋回走
行、急減速、象、加速に対しては、ストローク検出信号
χ1.χアが凹凸に対応して変動するので、路面状況に
よってはモード2若しくはモード3が設定される。かか
る走行中における姿勢制御の消費流量は大きいが、これ
に見合う流量が供給され、確実な姿勢制御となる。
さらに、走行を終えて停車すると、推定流量が少ないの
でモード1が設定され、消費馬力が下げられる。また、
イグニッションスイッチをオフにすると、エンジン36
の回転が停止するので、油圧ポンプ34の吐出量も直ち
に零になる。このとき、圧力制御弁12を介して作動油
がドレン側にリークし、パイロット圧P、がP、に等し
くなった時点で、オペレートチェック弁41が「閉Jと
なって、作動圧を所定値PNに封じ込める。したがって
、圧力値P9に応じたフラットな車体姿勢となる。
このように本実施例では、上下加速度信号に代えて、路
面状況をより的確に反映するストローク信号を用い、所
定時間T毎に消費流量を正確に推定し、この推定値を満
足する最小流量のポンプ稼働モードを設定し、これに基
づきポンプ34を駆動しているので、必要且つ充分な流
量を安定して供給でき且つ消費馬力のロスも少ない。ま
た、とくに、消費流量の大きい上下方向の振動制御に際
しては、直ちに増量するので、加速度に基づくときの増
量時の応答遅れが無くなるとともに、所定時間Tを比較
的長く設定した場合でも、大ス)。
−り時の増量が間に合わないということも無くなり、迅
速な増量に対処できるという利点がある。
さらに、ストロークセンサは前輪に対する2個で済むの
で、構成が比較的簡単になる。さらに、大ストローク状
態を判断する閾値Eを適宜に設定することにより、ノイ
ズなどによる誤作動を防止できる。
さらに、本実施例にあっては、電磁方向切換弁43を遮
断状態から連通状態に切り換える際には、吐出量の少な
い第2の油圧ポンプ34Bの出力がその電磁方向切換弁
43に掛かっているので、そのスプリングやソレノイド
が小さくて済み、電磁方向切換弁43の小型化が図れる
これにより、油圧供給装置8の小型化及び軽量化が図ら
れるので、車両等のように、設置スペースが限られてい
る場合に好適である。
また、本実施例では、第3の戻り路48の流量が増大す
る方向へのモードの変更を行う際に、第7図のステップ
■で現行のモードになってから所定時間経過するまでは
変更前の状態を維持するので、確実に電磁方向切換弁4
2及び43が切り換わってから次の作動に移るようにな
る。このため、切り換えタイミングが速すぎて、電磁方
向切換弁43の切り換えが完了する前に第1の油圧ポン
プ34Aの出力が電磁方向切換弁43に供給されてしま
い、その電磁方向切換弁43の切り換えが不十分になる
ようなことが防止される。
なお、上記実施例では、本発明に係る流体圧供給装置を
、車両用の能動型サスペンション6に作動油を供給する
油圧供給装置8に適用した場合について説明したが、本
発明の適用対象はこれに限定されるものではない。
また、上記実施例では、流体圧として油圧を用いた場合
について説明したが、その他の流体圧であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項(1)記載の発明によれば
、第2の切換弁の切り換えに大きな力が不要となるので
、その切換弁の小型化が図られ、流体圧供給装置自体の
搭載性が向上するという効果がある。
また、請求項(2)記載の発明によれば、確実に切換弁
が切り換わってから次の動作に移るようになるので、切
り換えタイミングが速すぎて、第2の切換弁の切り換え
が完了する前に第1の油圧ポンプの出力が第2の切換弁
に供給されてしまい、その第2の切換弁の切り換えが不
十分になるようなことが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
圧力制御弁の一例を示す断面図、第3図は圧力制御弁の
出力特性を示すグラフ、第4図はポンプ部の吐出量特性
を示すグラフ、第5図は吐出量制御回路を示すブロック
図、第6図乃至第8図はモード設定回路で実行される処
理の概要を示すフローチャート、第9図(a)はモード
1における電磁方向切換弁の状態を示す図、第9図(b
)はモード2における電磁方向切換弁の状態を示す図、
第9図(C)はモード3における電磁方向切換弁の状態
を示す図である。 6・・・能動型サスペンション(流体圧機器)、8・・
・油圧供給装置(流体圧供給装置)、30・・・タンク
、34A・・・第1の油圧ポンプ(第1のポンプ)、3
4B・・・第2の油圧ポンプ(第2のポンプ)、38a
・・・第1の供給側管路(第1の供給路)、38b・・
・第2の供給側管路(第2の供給路)、39A・・・チ
ェック弁(第1のチェック弁)、39C・・・チェック
弁(第2のチェック弁)、42・・・電磁方向切換弁(
第1の切換弁)、43・・・電磁方向切換弁(第2の切
換弁)、44・・・第1の戻り路、46・・・第2の戻
り路、48・・・第3の戻り路、50・・・吐出量制御
回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のポンプと、この第1のポンプの吐出側及び
    流体圧機器間に介在する第1の供給路と、この第1の供
    給路に設けられ且つ前記第1のポンプ側への流体の逆流
    を阻止する第1のチェック弁と、この第1のチェック弁
    よりも上流側の前記第1の供給路から分岐された第1の
    戻り路と、前記第1のポンプよりも吐出量が少ない第2
    のポンプと、この第2のポンプの吐出側及び前記流体圧
    機器間に介在する第2の供給路と、この第2の供給路に
    設けられ且つ前記第2のポンプ側への逆流を阻止する第
    2のチェック弁と、この第2のチェック弁よりも上流側
    の前記第2の供給路から分岐された第2の戻り路と、前
    記第1及び第2の戻り路の何れか一方をタンクに通じる
    第3の戻り路に連通させる第1の切換弁と、前記第3の
    戻り路を連通状態若しくは遮断状態とする第2の切換弁
    と、前記第1及び第2の切換弁の状態を制御する切換弁
    制御手段と、を備え、前記切換弁制御手段は、前記遮断
    状態から前記連通状態への前記第2の切換弁の切り換え
    を、前記第1の切換弁が前記第2の戻り路を前記第3の
    戻り路に連通させている状態で行うことを特徴とする流
    体圧供給装置。
  2. (2)切換弁制御手段は、第3の戻り路の流量が増加す
    る方向への第1の切換弁の切り換え及び第2の切換弁の
    切り換えを、切り換え前のそれら第1及び第2の切換弁
    の状態を所定時間以上保持した後に行う請求項(1)記
    載の流体圧供給装置。
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DE4126292A DE4126292C2 (de) 1990-08-08 1991-08-08 Hydraulische Regelvorrichtung für ein Fahrzeug

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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