JPH049826B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049826B2 JPH049826B2 JP62138251A JP13825187A JPH049826B2 JP H049826 B2 JPH049826 B2 JP H049826B2 JP 62138251 A JP62138251 A JP 62138251A JP 13825187 A JP13825187 A JP 13825187A JP H049826 B2 JPH049826 B2 JP H049826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- stopping
- support
- sheet
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は止水材およびそれを用いてなる止水方
法に関する。詳しくは、テープ状又はシート状の
熱可塑性樹脂中に吸水性樹脂が粉体状もしくは顆
粒状に分散している支持体の両面に粘着性樹脂が
具備されてなり、特にテント、雨具その他防水を
目的として使用される物品の止水に好適に使用で
きる止水材および該止水材を用いることにより防
水性シート状物品を縫製する際に効果的に止水処
理できる止水方法に関する。
法に関する。詳しくは、テープ状又はシート状の
熱可塑性樹脂中に吸水性樹脂が粉体状もしくは顆
粒状に分散している支持体の両面に粘着性樹脂が
具備されてなり、特にテント、雨具その他防水を
目的として使用される物品の止水に好適に使用で
きる止水材および該止水材を用いることにより防
水性シート状物品を縫製する際に効果的に止水処
理できる止水方法に関する。
[従来技術]
従来、テントや雨具その他防水を目的として使
用されるものは多くの場合、防水性シートを加工
して作られているが、その際シート間のつなぎや
支持体等への固定が不可欠である。そしてこのよ
うなつなぎや固定のために、2枚の防水性のシー
トの一部分を重ねて、重ね合せ部分を接着剤の使
用や熱融着あるいはミシン等による縫製によつて
接合することが広く行われている。
用されるものは多くの場合、防水性シートを加工
して作られているが、その際シート間のつなぎや
支持体等への固定が不可欠である。そしてこのよ
うなつなぎや固定のために、2枚の防水性のシー
トの一部分を重ねて、重ね合せ部分を接着剤の使
用や熱融着あるいはミシン等による縫製によつて
接合することが広く行われている。
[本発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記した接合のための方法の
内、接着剤の使用は作業能率が悪い上に充分に強
度のある接合が得られないこともある。熱融着に
よる方法は防水シート自体の構成によつてはうま
く接合できない場合があり、又、テント等の設置
現場でこの作業を行なおうとしても不可能である
ことも多い。
内、接着剤の使用は作業能率が悪い上に充分に強
度のある接合が得られないこともある。熱融着に
よる方法は防水シート自体の構成によつてはうま
く接合できない場合があり、又、テント等の設置
現場でこの作業を行なおうとしても不可能である
ことも多い。
一方、ミシン等を用いて縫製する方法は、作業
効率は熱融着の場合程には高くないものの、接合
部分がわずかの場合は最も簡便であり、又、確実
な方法でもある。しかしながら、針で縫うために
生じる多数の縫い目から漏水するという致命的な
欠陥がある。
効率は熱融着の場合程には高くないものの、接合
部分がわずかの場合は最も簡便であり、又、確実
な方法でもある。しかしながら、針で縫うために
生じる多数の縫い目から漏水するという致命的な
欠陥がある。
[問題点を解決するための手段]
本発明者らは、防水性シート状物品を縫製する
際に生じる上記の致命的な欠陥を克服し、更に他
の種々の止水を目的とする用途に利用できる止水
材および該止水材を用いて効果的に止水できる方
法を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成するに到つた。
際に生じる上記の致命的な欠陥を克服し、更に他
の種々の止水を目的とする用途に利用できる止水
材および該止水材を用いて効果的に止水できる方
法を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成するに到つた。
即ち、本発明はテープ状又はシート状の熱可塑
性樹脂中に吸水性樹脂が粉体状もしくは顆粒状に
分散している支持体の両面に粘着性樹脂が具備さ
れてなる止水材および防水性のシート状物品を縫
製するに際し、縫い合わせ部に該止水材を貼着し
ておいてから縫製することを特徴とする止水方法
に関し、縫い目に水が侵入してもその途中に存在
する吸水性樹脂が水を吸収して膨潤することによ
り水の侵入路が速やかに閉じられ、縫い合わせ部
の防水能を維持することができ、更にその他種々
の止水を目的とする用途に利用できるものであ
る。
性樹脂中に吸水性樹脂が粉体状もしくは顆粒状に
分散している支持体の両面に粘着性樹脂が具備さ
れてなる止水材および防水性のシート状物品を縫
製するに際し、縫い合わせ部に該止水材を貼着し
ておいてから縫製することを特徴とする止水方法
に関し、縫い目に水が侵入してもその途中に存在
する吸水性樹脂が水を吸収して膨潤することによ
り水の侵入路が速やかに閉じられ、縫い合わせ部
の防水能を維持することができ、更にその他種々
の止水を目的とする用途に利用できるものであ
る。
尚、本発明で言う「縫い合わせ部」とは、二枚
のシート状物品を縫製するために重ね合わせる部
分を意味するものである。
のシート状物品を縫製するために重ね合わせる部
分を意味するものである。
本発明に於いて使用される吸水性樹脂として
は、例えばポリアクリル酸架橋体およびその塩等
のポリアクリル酸系の吸水性樹脂、アクリル酸−
ビニルアルコール共重合体およびその塩、デンプ
ン−アクリル酸グラフト共重合体およびその塩、
デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体の
加水分解物、ポリアクリルアミド架橋体、スルホ
ン酸基含有架橋重合体およびその塩、イソブチレ
ン−マレイン酸共重合体の架橋体およびその塩、
ポリエチレンオキサイド架橋体等の水膨潤性高分
子が挙げられ、これらの一種又は二種以上を用い
ることができるが、これらの水膨潤倍率としては
体積で30倍以上有していることが好ましく、より
好ましくは100倍以上である。
は、例えばポリアクリル酸架橋体およびその塩等
のポリアクリル酸系の吸水性樹脂、アクリル酸−
ビニルアルコール共重合体およびその塩、デンプ
ン−アクリル酸グラフト共重合体およびその塩、
デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体の
加水分解物、ポリアクリルアミド架橋体、スルホ
ン酸基含有架橋重合体およびその塩、イソブチレ
ン−マレイン酸共重合体の架橋体およびその塩、
ポリエチレンオキサイド架橋体等の水膨潤性高分
子が挙げられ、これらの一種又は二種以上を用い
ることができるが、これらの水膨潤倍率としては
体積で30倍以上有していることが好ましく、より
好ましくは100倍以上である。
これら吸水性樹脂の中で、水と接触した際速や
かに水を吸水し大きく膨潤して、より充分な止水
効果を発揮させるためには、ポリアクリル酸系の
吸水性樹脂が好ましい。
かに水を吸水し大きく膨潤して、より充分な止水
効果を発揮させるためには、ポリアクリル酸系の
吸水性樹脂が好ましい。
本発明において支持体として使用できる素材
は、粉体又は顆粒状の吸水性樹脂の吸水による膨
潤を妨げることなく、又、支持体としての強度が
低下することなく保持できるものであれば特に制
限されず、例えば軟質の熱可塑性のプラスチツ
ク、ゴム等が使用できるが、特に可塑化ポリ塩化
ビニル、軟化ポリウレタン等や天然又は各種合成
ゴム等が好適である。
は、粉体又は顆粒状の吸水性樹脂の吸水による膨
潤を妨げることなく、又、支持体としての強度が
低下することなく保持できるものであれば特に制
限されず、例えば軟質の熱可塑性のプラスチツ
ク、ゴム等が使用できるが、特に可塑化ポリ塩化
ビニル、軟化ポリウレタン等や天然又は各種合成
ゴム等が好適である。
吸水性樹脂を支持体に含有させる方法として
は、例えば支持体に用いる上記素材を熱溶融する
か又は有機溶媒の溶液とし、これに粉体又は顆粒
状の吸水性樹脂をそのままあるいは有機溶剤に分
散させた状態で配合した混合物を従来公知の方
法、例えばカレンダー法、キヤスト法、押出し法
等でテープ又はシート状とした後、必要に応じ有
機溶剤等の乾燥除去を行なえば良い。支持体に含
有される吸水性樹脂の量は該吸水性樹脂と支持体
の合計量に対して5〜70重量%、好ましくは20〜
50重量%である。5重量%未満の場合は水が侵入
した際の膨潤による止水効果が充分でなく、また
70重量%を越える場合は支持体としての強度が低
下する。そして吸水性樹脂を含有するテープ又は
シート状の支持体の厚みは用途に応じて適宜選ぶ
ことができるが通常30〜1000μの範囲とするのが
好適である。
は、例えば支持体に用いる上記素材を熱溶融する
か又は有機溶媒の溶液とし、これに粉体又は顆粒
状の吸水性樹脂をそのままあるいは有機溶剤に分
散させた状態で配合した混合物を従来公知の方
法、例えばカレンダー法、キヤスト法、押出し法
等でテープ又はシート状とした後、必要に応じ有
機溶剤等の乾燥除去を行なえば良い。支持体に含
有される吸水性樹脂の量は該吸水性樹脂と支持体
の合計量に対して5〜70重量%、好ましくは20〜
50重量%である。5重量%未満の場合は水が侵入
した際の膨潤による止水効果が充分でなく、また
70重量%を越える場合は支持体としての強度が低
下する。そして吸水性樹脂を含有するテープ又は
シート状の支持体の厚みは用途に応じて適宜選ぶ
ことができるが通常30〜1000μの範囲とするのが
好適である。
本発明に於て使用される粘着性樹脂としては、
少なくとも常温で粘着性を有し、かつ水不溶性の
ものであれば従来公知のものいずれもが使用で
き、例えば通常アクリル酸エステル(共)重合
体、天然ゴム、各種合成ゴム、ウレタン、シリコ
ーン等の粘着剤として使用されるものが挙げら
れ、これらの一種まはた二種以上をそのまま、あ
るいは必要に応じて架橋剤、可塑剤、粘着付与
剤、酸化防止剤、着色剤その他の添加剤を添加し
た形で使用できる。これら粘着性樹脂の中で接着
性等の各種性能に優れしかも耐候性にも優れてい
るアクリル酸エステル(共)重合体の使用が好ま
しい。
少なくとも常温で粘着性を有し、かつ水不溶性の
ものであれば従来公知のものいずれもが使用で
き、例えば通常アクリル酸エステル(共)重合
体、天然ゴム、各種合成ゴム、ウレタン、シリコ
ーン等の粘着剤として使用されるものが挙げら
れ、これらの一種まはた二種以上をそのまま、あ
るいは必要に応じて架橋剤、可塑剤、粘着付与
剤、酸化防止剤、着色剤その他の添加剤を添加し
た形で使用できる。これら粘着性樹脂の中で接着
性等の各種性能に優れしかも耐候性にも優れてい
るアクリル酸エステル(共)重合体の使用が好ま
しい。
吸水性樹脂を含有する支持体の両面に粘着性樹
脂が具備されてなる本発明の止水材を得るには、
前記した吸水性樹脂を含有するテープ又はシート
状支持体の両面又は離型紙上に、有機溶剤溶液、
水溶液、水性分散液もしくは熱溶融状とした液状
の粘着性樹脂又は活性エネルギー線等により架橋
可能な無溶剤で液状の粘着性樹脂を塗布し、必要
に応じ有機溶剤の乾燥、粘着性樹脂の架橋あるい
は離型紙上からの支持体の両面への転着等を行え
ば良い。
脂が具備されてなる本発明の止水材を得るには、
前記した吸水性樹脂を含有するテープ又はシート
状支持体の両面又は離型紙上に、有機溶剤溶液、
水溶液、水性分散液もしくは熱溶融状とした液状
の粘着性樹脂又は活性エネルギー線等により架橋
可能な無溶剤で液状の粘着性樹脂を塗布し、必要
に応じ有機溶剤の乾燥、粘着性樹脂の架橋あるい
は離型紙上からの支持体の両面への転着等を行え
ば良い。
本発明の止水方法は、防水性のシート状物品を
縫製するに際し、縫い合わせ部、即ち、二枚のシ
ート状物品が重ね合わされた部分に、あらかじめ
前記の吸水性樹脂を含有するテープ又はシート状
の支持体の両面に粘着性樹脂が具備されてなる止
水材を貼着しておいてから縫製することにより達
成されるものである。この際用いる止水材は支持
体の両面に粘着性樹脂が具備されてなる止水材で
あるので、縫製造時に仮止め効果も発揮される。
縫製するに際し、縫い合わせ部、即ち、二枚のシ
ート状物品が重ね合わされた部分に、あらかじめ
前記の吸水性樹脂を含有するテープ又はシート状
の支持体の両面に粘着性樹脂が具備されてなる止
水材を貼着しておいてから縫製することにより達
成されるものである。この際用いる止水材は支持
体の両面に粘着性樹脂が具備されてなる止水材で
あるので、縫製造時に仮止め効果も発揮される。
こうして止水材をあらかじめ縫い合わせ部に貼
着しておいたシート状物品は、従来と同様ミシン
等によつて縫製すればよい。
着しておいたシート状物品は、従来と同様ミシン
等によつて縫製すればよい。
[発明の効果]
本発明の止水材は、吸水性樹脂を含有する支持
体の両面に粘着性樹脂が具備されてなるために、
粘着性を全く損なうことなく吸水による止水性を
高度のレベルで発現させることができる。例え
ば、単に支持体の少なくとも片面に吸水性樹脂と
粘着性樹脂とからなる混合物を塗布するだけの場
合は、吸水性樹脂の増量による止水性の向上を重
視すると粘着性が損なわれ、粘着性を重視すると
その逆の結果となる。本発明の止水材はこうした
問題が全く見られず、粘着性と吸水による止水性
とを所望のレベルに任意に調節することが可能で
ある。
体の両面に粘着性樹脂が具備されてなるために、
粘着性を全く損なうことなく吸水による止水性を
高度のレベルで発現させることができる。例え
ば、単に支持体の少なくとも片面に吸水性樹脂と
粘着性樹脂とからなる混合物を塗布するだけの場
合は、吸水性樹脂の増量による止水性の向上を重
視すると粘着性が損なわれ、粘着性を重視すると
その逆の結果となる。本発明の止水材はこうした
問題が全く見られず、粘着性と吸水による止水性
とを所望のレベルに任意に調節することが可能で
ある。
よつて、防水性のシート状物品に容易に貼着で
きてしかも顕著な止水効果が発現するために、例
えば防水性のテント、雨具、衣料等に発生したピ
ンホールや破れに好適に用いることができる。ま
た、水道栓や水道管の接合部に使用されるパツキ
ンに貼着したり本発明の止水材自体をパツキンと
して用いて、止水効果が必要なパツキンとしての
機能をより完全なものとしておくこともできる。
きてしかも顕著な止水効果が発現するために、例
えば防水性のテント、雨具、衣料等に発生したピ
ンホールや破れに好適に用いることができる。ま
た、水道栓や水道管の接合部に使用されるパツキ
ンに貼着したり本発明の止水材自体をパツキンと
して用いて、止水効果が必要なパツキンとしての
機能をより完全なものとしておくこともできる。
また、本発明の止水方法を適用して縫製された
防水性のシート状物品は、従来の方法により縫製
されたシート状物品と同様にその縫い合わせ部に
針による貫通孔、即ち、縫い目を多数有している
が、これらは縫製によつて得られたシート状物
品、例えばテントや雨具等を使用する際、降雨等
による水濡れで縫い目に水が侵入してもその途中
に際する吸水性樹脂が水を吸収して膨潤すること
により、水の侵入路が速やかに閉じられて止水効
果が発現し、縫い合わせ部の防水能を維持するこ
とができる。
防水性のシート状物品は、従来の方法により縫製
されたシート状物品と同様にその縫い合わせ部に
針による貫通孔、即ち、縫い目を多数有している
が、これらは縫製によつて得られたシート状物
品、例えばテントや雨具等を使用する際、降雨等
による水濡れで縫い目に水が侵入してもその途中
に際する吸水性樹脂が水を吸収して膨潤すること
により、水の侵入路が速やかに閉じられて止水効
果が発現し、縫い合わせ部の防水能を維持するこ
とができる。
従つて、本発明の止水方法を実施することによ
り、これまで致命的であつた縫い目からの漏水を
全く生じることなく、ミシン等による縫製により
簡便かつ確実に防水性のシート状物品の縫製を行
うことができる。
り、これまで致命的であつた縫い目からの漏水を
全く生じることなく、ミシン等による縫製により
簡便かつ確実に防水性のシート状物品の縫製を行
うことができる。
更に、かゝる縫製の際、縫い合わせ部にあらか
じめ本発明の止水材を貼着しておくことにより仮
止め効果をも得られるため、縫製作業を簡便かつ
能率的に行うことができる。
じめ本発明の止水材を貼着しておくことにより仮
止め効果をも得られるため、縫製作業を簡便かつ
能率的に行うことができる。
[実施例]
以下に、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、これによつて本発明の内容が制限され
るものではない。尚、例中の部および%は特にこ
とわりのない限り、重量によるものである。
明するが、これによつて本発明の内容が制限され
るものではない。尚、例中の部および%は特にこ
とわりのない限り、重量によるものである。
実施例 1
可塑剤を40%含有する可塑化ポリ塩化ビニル
100部に対して、粒径約30μの粉体としたポリア
クリル酸系の吸水性樹脂(日本触媒化学工業(株)製
アクアリツク CA−ML)80部を添加・混練し
たものを押し出し成形して、厚さ200μの吸水性
樹脂を含有する支持体を得た。別途、離型紙上に
アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる粘
着性樹脂の40%濃度の有機溶剤溶液(日本触媒化
学工業(株)製アロセツト 8025)100部に架橋剤
(日本ポリウレタン(株)製コロネート L−55E)
1.0部を添加した混合物を乾燥後の厚みが50μとな
るように塗布乾燥させてから、これを上記手順に
より得た吸水性樹脂を含有する支持体の両面に転
写して、厚さ300μの両面粘着性の止水材を得た。
100部に対して、粒径約30μの粉体としたポリア
クリル酸系の吸水性樹脂(日本触媒化学工業(株)製
アクアリツク CA−ML)80部を添加・混練し
たものを押し出し成形して、厚さ200μの吸水性
樹脂を含有する支持体を得た。別途、離型紙上に
アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる粘
着性樹脂の40%濃度の有機溶剤溶液(日本触媒化
学工業(株)製アロセツト 8025)100部に架橋剤
(日本ポリウレタン(株)製コロネート L−55E)
1.0部を添加した混合物を乾燥後の厚みが50μとな
るように塗布乾燥させてから、これを上記手順に
より得た吸水性樹脂を含有する支持体の両面に転
写して、厚さ300μの両面粘着性の止水材を得た。
テントを作るためのポリ塩化ビニル製防水シー
トを縫製する際、2枚のポリ塩化ビニルシートの
端部から幅5cmの縫い合わせ部を重ね合わせた間
に上記で得た止水材をはさんで貼着し、仮止めし
た後、ミシンで縫い合わせた。この操作をくり返
して得られたテントは、縫い合わせ部が天井の一
部に存在したが、降雨によつても漏水は全くなか
つた。
トを縫製する際、2枚のポリ塩化ビニルシートの
端部から幅5cmの縫い合わせ部を重ね合わせた間
に上記で得た止水材をはさんで貼着し、仮止めし
た後、ミシンで縫い合わせた。この操作をくり返
して得られたテントは、縫い合わせ部が天井の一
部に存在したが、降雨によつても漏水は全くなか
つた。
比較例 1
実施例1において、ポリアクリル酸系の吸水性
樹脂を用いなかつた以外は、実施例1と全く同じ
操作をくり返して比較用材料(1)を得た。この比較
用材料(1)を実施例1における止水材の代りに用い
て、同様にテントを作製したが、降雨の際漏水を
生じた。
樹脂を用いなかつた以外は、実施例1と全く同じ
操作をくり返して比較用材料(1)を得た。この比較
用材料(1)を実施例1における止水材の代りに用い
て、同様にテントを作製したが、降雨の際漏水を
生じた。
比較例 2
実施例1で得た厚さ200μの吸水性樹脂を含有
する支持体をそのまま、実施例1における止水材
の代わりに用いて、同様にテントを作製しようと
したが、実施例1の場合のような仮り止めができ
ないため、ミシンで縫い合わせる作業が極めて困
難であつた。そして貼着性樹脂を有しないことか
ら縫い合わせ部分全体にわたる防水シートと支持
体との接着が不十分であり、降雨の際に、支持体
の端部から漏水が生じた。
する支持体をそのまま、実施例1における止水材
の代わりに用いて、同様にテントを作製しようと
したが、実施例1の場合のような仮り止めができ
ないため、ミシンで縫い合わせる作業が極めて困
難であつた。そして貼着性樹脂を有しないことか
ら縫い合わせ部分全体にわたる防水シートと支持
体との接着が不十分であり、降雨の際に、支持体
の端部から漏水が生じた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テープ状又はシート状の熱可塑性樹脂中に吸
水性樹脂が粉体状もしくは顆粒状に分散している
支持体の両面に、常温で粘着性を有する粘着性樹
脂が具備されてなる止水材。 2 防水性のシート状物品を縫製するに際し、縫
い合わせ部に、テープ状又はシート状の熱可塑性
樹脂中に吸水性樹脂が粉体状もしくは顆粒状に分
散している支持体の両面に、常温で粘着性を有す
る粘着性樹脂が具備されてなる止水材を、あらか
じめ貼着しておいてから縫製することを特徴とす
る防水性のシート状物品の止水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13825187A JPS63304081A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 止水材およびそれを用いた止水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13825187A JPS63304081A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 止水材およびそれを用いた止水方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63304081A JPS63304081A (ja) | 1988-12-12 |
| JPH049826B2 true JPH049826B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15217593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13825187A Granted JPS63304081A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 止水材およびそれを用いた止水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63304081A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143370B2 (ja) * | 1972-05-04 | 1976-11-20 | ||
| JPS535902B2 (ja) * | 1974-02-22 | 1978-03-02 | ||
| JPS59192331U (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-20 | 伸和化工株式会社 | 止水用シ−ル材 |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP13825187A patent/JPS63304081A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63304081A (ja) | 1988-12-12 |
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