JPH049827B2 - - Google Patents
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- JPH049827B2 JPH049827B2 JP62138252A JP13825287A JPH049827B2 JP H049827 B2 JPH049827 B2 JP H049827B2 JP 62138252 A JP62138252 A JP 62138252A JP 13825287 A JP13825287 A JP 13825287A JP H049827 B2 JPH049827 B2 JP H049827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- stopping
- absorbing resin
- resin
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tents Or Canopies (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は止水材および止水方法に関する。詳し
くは、吸水性樹脂を含有する支持体の少なくとも
片面に、粘着性樹脂および吸水性樹脂を含んでな
る粘着性組成物が具備されてなり、特にテント、
雨具その他防水を目的として使用される物品の止
水に好適に使用できる止水材および該止水材を用
いることにより防水性シート状物品を縫製する際
に効果的に止水処理できる止水方法に関する。
くは、吸水性樹脂を含有する支持体の少なくとも
片面に、粘着性樹脂および吸水性樹脂を含んでな
る粘着性組成物が具備されてなり、特にテント、
雨具その他防水を目的として使用される物品の止
水に好適に使用できる止水材および該止水材を用
いることにより防水性シート状物品を縫製する際
に効果的に止水処理できる止水方法に関する。
[従来技術]
従来、テントや雨具その他防水を目的として使
用されるものは多くの場合、防水性のシートを加
工して作られているが、その際シート間のつなぎ
や支持体等への固定が不可欠である。そしてこの
ようなつなぎや固定のために、2枚の防水性のシ
ートの一部分を重ねて、重ね合せ部分を接着剤の
使用や熱融着あるいはミシン等による縫製によつ
て接合することが広く行われている。
用されるものは多くの場合、防水性のシートを加
工して作られているが、その際シート間のつなぎ
や支持体等への固定が不可欠である。そしてこの
ようなつなぎや固定のために、2枚の防水性のシ
ートの一部分を重ねて、重ね合せ部分を接着剤の
使用や熱融着あるいはミシン等による縫製によつ
て接合することが広く行われている。
[本発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記した接合のための方法の
内、接着剤の使用は作業能率が悪い上に充分に強
度のある接合が得られないこともある。熱融着に
よる方法は防水シート自体の構成によつてはうま
く接合できない場合があり、又、テント等の設置
現場でこの作業を行なおうとしても不可能である
ことも多い。
内、接着剤の使用は作業能率が悪い上に充分に強
度のある接合が得られないこともある。熱融着に
よる方法は防水シート自体の構成によつてはうま
く接合できない場合があり、又、テント等の設置
現場でこの作業を行なおうとしても不可能である
ことも多い。
一方、ミシン等を用いて縫製する方法は、作業
効率は熱融着の場合程には高くないものの、接合
部分がわずかの場合は最も簡便であり、又、確実
な方法でもある。しかしながら、針で縫うために
生じる多数の縫い目から漏水するという致命的な
欠陥がある。
効率は熱融着の場合程には高くないものの、接合
部分がわずかの場合は最も簡便であり、又、確実
な方法でもある。しかしながら、針で縫うために
生じる多数の縫い目から漏水するという致命的な
欠陥がある。
[問題点を解決するための手段]
本発明者らば、防水性シート状物品を縫製する
際に生じる上記の致命的な欠陥を克服し、更に他
の種々の止水を目的とする用途に利用できる止水
材および該止水材を用いて効果的に止水できる方
法を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成するに致つた。
際に生じる上記の致命的な欠陥を克服し、更に他
の種々の止水を目的とする用途に利用できる止水
材および該止水材を用いて効果的に止水できる方
法を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成するに致つた。
即ち、本発明は吸水性樹脂を含有する支持体の
少なくとも片面に、粘着性樹脂および吸水性樹脂
を含んでなる粘着性組成物が具備されてなる止水
材および防水性のシート状物品を縫製するに際
し、縫い合わせ部に該止水材を貼着しておいてか
ら縫製することを特徴とする止水方法に関し、縫
い目に水が侵入してもその途中に存在する吸水性
樹脂が水を吸収して膨潤することにより水の侵入
路が速やかに閉じられ、縫い合わせ部の防水能を
維持することができ、更にその他種々の止水を目
的とする用途に利用できるものである。
少なくとも片面に、粘着性樹脂および吸水性樹脂
を含んでなる粘着性組成物が具備されてなる止水
材および防水性のシート状物品を縫製するに際
し、縫い合わせ部に該止水材を貼着しておいてか
ら縫製することを特徴とする止水方法に関し、縫
い目に水が侵入してもその途中に存在する吸水性
樹脂が水を吸収して膨潤することにより水の侵入
路が速やかに閉じられ、縫い合わせ部の防水能を
維持することができ、更にその他種々の止水を目
的とする用途に利用できるものである。
尚、本発明で言う「縫い合わせ部」とは、二枚
のシート状物品を縫製するために重ね合わせる部
分を意味するものである。
のシート状物品を縫製するために重ね合わせる部
分を意味するものである。
本発明に於て使用される吸水性樹脂としては、
例えばポリアクリル酸架橋体およびその塩等のポ
リアクリル酸系の吸水性樹脂、アクリル酸−ビニ
ルアルコール共重合体およびその塩、デンプン−
アクリル酸グラフト共重合体およびその塩、デン
プン−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水
分解物、ポリアクリルアミド架橋体、スルホン酸
基含有架橋重合体およびその塩、イソブチレン−
マレイン酸共重合体およびその塩、ポリエチレン
オキサイド架橋体等の水膨潤性高分子が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上を用いることがで
きるが、これらの水膨潤倍率としては体積で30倍
以上有していることが好ましく、より好ましくは
100倍以上である。
例えばポリアクリル酸架橋体およびその塩等のポ
リアクリル酸系の吸水性樹脂、アクリル酸−ビニ
ルアルコール共重合体およびその塩、デンプン−
アクリル酸グラフト共重合体およびその塩、デン
プン−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水
分解物、ポリアクリルアミド架橋体、スルホン酸
基含有架橋重合体およびその塩、イソブチレン−
マレイン酸共重合体およびその塩、ポリエチレン
オキサイド架橋体等の水膨潤性高分子が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上を用いることがで
きるが、これらの水膨潤倍率としては体積で30倍
以上有していることが好ましく、より好ましくは
100倍以上である。
これら吸水性樹脂の中で、水と接触した際速や
かに水を吸水し大きく膨潤して、より充分な止水
効果を発揮させるためには、ポリアクリル酸系の
吸水性樹脂が好ましい。
かに水を吸水し大きく膨潤して、より充分な止水
効果を発揮させるためには、ポリアクリル酸系の
吸水性樹脂が好ましい。
本発明に於て使用される粘着性樹脂としては、
少なくとも常温で粘着性を有し、かつ不溶性のも
のであれば従来公知のものいずれもが使用でき、
例えば通常アクリル酸エステル(共)重合体、天
然ゴム、各種合成ゴム、ウレタン、シリコーン等
の粘着剤として使用されるものが挙げられ、これ
らの一種または二種以上をそのまま、あるいは必
要に応じて架橋剤、可塑性、粘着付与剤、酸化防
止剤、着色剤その他の添加剤を添加した形で使用
できる。これら粘着性樹脂の中で粘着性等の各種
性能に優れしかも耐候性にも優れているアクリル
酸エステル(共)重合体の使用が好ましい。
少なくとも常温で粘着性を有し、かつ不溶性のも
のであれば従来公知のものいずれもが使用でき、
例えば通常アクリル酸エステル(共)重合体、天
然ゴム、各種合成ゴム、ウレタン、シリコーン等
の粘着剤として使用されるものが挙げられ、これ
らの一種または二種以上をそのまま、あるいは必
要に応じて架橋剤、可塑性、粘着付与剤、酸化防
止剤、着色剤その他の添加剤を添加した形で使用
できる。これら粘着性樹脂の中で粘着性等の各種
性能に優れしかも耐候性にも優れているアクリル
酸エステル(共)重合体の使用が好ましい。
本発明に使用する粘着性組成物がそれぞれ前記
の吸水性樹脂および粘着性樹脂を含んでなるもの
で、該粘着性組成物を得る方法は特に制限される
ものではなく種々の方法によればよく、例えば有
機溶剤溶液状、熱溶融状あるいは活性エネルギー
線等公知の方法により架橋可能な無溶剤で液状の
粘着性樹脂に、例えば粉体又は顆粒状の吸水性樹
脂を、そのままあるいは有機溶剤に分散させた形
態で混合した後、所望により有機溶剤の除去や粘
着性樹脂の架橋等を行つて得ることができる。
の吸水性樹脂および粘着性樹脂を含んでなるもの
で、該粘着性組成物を得る方法は特に制限される
ものではなく種々の方法によればよく、例えば有
機溶剤溶液状、熱溶融状あるいは活性エネルギー
線等公知の方法により架橋可能な無溶剤で液状の
粘着性樹脂に、例えば粉体又は顆粒状の吸水性樹
脂を、そのままあるいは有機溶剤に分散させた形
態で混合した後、所望により有機溶剤の除去や粘
着性樹脂の架橋等を行つて得ることができる。
本発明の止水材は、吸水による止水効果が支持
体に含有される吸水性樹脂によつても発現される
ため、該粘着性組成物に含まれる吸水性樹脂の量
は止水効果の発現速度を所望の程度にコントロー
ルするための最小量とすることができ、該粘着性
組成物100重量部中1〜50重量部であることが好
ましく、より好ましくは3〜30重量部とするのが
好適である。
体に含有される吸水性樹脂によつても発現される
ため、該粘着性組成物に含まれる吸水性樹脂の量
は止水効果の発現速度を所望の程度にコントロー
ルするための最小量とすることができ、該粘着性
組成物100重量部中1〜50重量部であることが好
ましく、より好ましくは3〜30重量部とするのが
好適である。
本発明において支持体として使用できる素材
は、粉体又は顆粒状の吸水性樹脂の吸水による膨
潤を妨げることなく、又、支持体としての強度が
低下することなく保持できるものであれば特に制
限されず、例えば軟質の熱可塑性のプラスチツ
ク、ゴム等が使用できるが、特に可塑化ポリ塩化
ビニル、軟質ポリウレタン等や天然又は各種合成
ゴム等が好適である。
は、粉体又は顆粒状の吸水性樹脂の吸水による膨
潤を妨げることなく、又、支持体としての強度が
低下することなく保持できるものであれば特に制
限されず、例えば軟質の熱可塑性のプラスチツ
ク、ゴム等が使用できるが、特に可塑化ポリ塩化
ビニル、軟質ポリウレタン等や天然又は各種合成
ゴム等が好適である。
吸水性樹脂を支持体に含有させる方法として
は、例えば支持体に用いる上記素材を熱溶融する
か又は有機溶媒の溶液とし、これに粉体又は顆粒
状の吸水性樹脂をそのままあるいは有機溶剤に分
散させた状態で配合した混合物を従来公知の方
法、例えばカレンダー法、キヤスト法、押出し法
等でテープ又はシート状とした後、必要に応じ有
機溶剤等の乾燥除去を行なえば良い。支持体に含
有される吸水性樹脂の量は該吸水性樹脂と支持体
の合計量に対して5〜70重量%、好ましくは20〜
50重量%である。50重量%未満の場合は水が侵入
した際の膨潤による止水効果が充分でなく、また
70重量%を越える場合は支持体としての強度が低
下する。そして、吸水性樹脂を含有するテープ又
はシート状の支持体の厚みは用途に応じて適宜選
ぶことができるが通常30〜1000μの範囲とするの
が好適である。
は、例えば支持体に用いる上記素材を熱溶融する
か又は有機溶媒の溶液とし、これに粉体又は顆粒
状の吸水性樹脂をそのままあるいは有機溶剤に分
散させた状態で配合した混合物を従来公知の方
法、例えばカレンダー法、キヤスト法、押出し法
等でテープ又はシート状とした後、必要に応じ有
機溶剤等の乾燥除去を行なえば良い。支持体に含
有される吸水性樹脂の量は該吸水性樹脂と支持体
の合計量に対して5〜70重量%、好ましくは20〜
50重量%である。50重量%未満の場合は水が侵入
した際の膨潤による止水効果が充分でなく、また
70重量%を越える場合は支持体としての強度が低
下する。そして、吸水性樹脂を含有するテープ又
はシート状の支持体の厚みは用途に応じて適宜選
ぶことができるが通常30〜1000μの範囲とするの
が好適である。
吸水性樹脂を含有する前記の支持体に、粘着性
樹脂および吸水性樹脂を含んでなる前記の粘着性
組成物を具備させる方法としては、例えばあらか
じめテープ又はシート状とした前記の支持体に、
前記の粘着性組成物を塗布してから所望により該
粘着性組成物に含まれる有機溶剤の除去や粘着性
樹脂の架橋を行うか、またはあらかじめ前記の粘
着性組成物を離型紙上等にてテープ又はシート状
としたものを前記の支持体に転着すれば良い。
樹脂および吸水性樹脂を含んでなる前記の粘着性
組成物を具備させる方法としては、例えばあらか
じめテープ又はシート状とした前記の支持体に、
前記の粘着性組成物を塗布してから所望により該
粘着性組成物に含まれる有機溶剤の除去や粘着性
樹脂の架橋を行うか、またはあらかじめ前記の粘
着性組成物を離型紙上等にてテープ又はシート状
としたものを前記の支持体に転着すれば良い。
本発明の止水方法は、防水性のシート状物品を
縫製するに際し、縫い合わせ部、即ち、二枚のシ
ート状物品が重ね合わされた部分に、あらかじめ
前記の吸水性樹脂を含有するテープ又はシート状
の支持体の少なくとも片面に粘着製樹脂および吸
水性樹脂を含んでなる粘着性組成物が具備されて
なる止水材を貼着しておいてから縫製することに
より達成されるものである。この際用いる止水材
は支持体の両面に該粘着性組成物が具備されてな
る止水材であるのが、縫製時に仮止め効果も得ら
れるので好ましい。
縫製するに際し、縫い合わせ部、即ち、二枚のシ
ート状物品が重ね合わされた部分に、あらかじめ
前記の吸水性樹脂を含有するテープ又はシート状
の支持体の少なくとも片面に粘着製樹脂および吸
水性樹脂を含んでなる粘着性組成物が具備されて
なる止水材を貼着しておいてから縫製することに
より達成されるものである。この際用いる止水材
は支持体の両面に該粘着性組成物が具備されてな
る止水材であるのが、縫製時に仮止め効果も得ら
れるので好ましい。
こうして止水材をあらかじめ縫い合わせ部に貼
着しておいたシート状物品は、従来と同様ミシン
等によつて縫製すればよい。
着しておいたシート状物品は、従来と同様ミシン
等によつて縫製すればよい。
[発明の効果]
本発明の止水材は、吸水性樹脂を含有する支持
体の少なくとも片面に、貼着性樹脂および吸水性
樹脂を含んでなる粘着組成物が具備されてなるた
めに、粘着性と吸水による止水効果を高いレベル
で兼備しており、しかも止水効果の発現は速やか
である。例えば、単に吸水性樹脂を有しない支持
体の少なくとも片面に吸水性樹脂と粘着性樹脂と
からなる混合物を塗布するだけの場合は、吸水性
樹脂の増量による止水性向上を重視すると粘着性
が損なわれ、粘着性を重視するとその逆の結果と
なる。本発明の止水材はこうした問題が全く見ら
れず、粘着性、止水性、止水効果の発現速度を所
望のレベルに任意に調節することができる。
体の少なくとも片面に、貼着性樹脂および吸水性
樹脂を含んでなる粘着組成物が具備されてなるた
めに、粘着性と吸水による止水効果を高いレベル
で兼備しており、しかも止水効果の発現は速やか
である。例えば、単に吸水性樹脂を有しない支持
体の少なくとも片面に吸水性樹脂と粘着性樹脂と
からなる混合物を塗布するだけの場合は、吸水性
樹脂の増量による止水性向上を重視すると粘着性
が損なわれ、粘着性を重視するとその逆の結果と
なる。本発明の止水材はこうした問題が全く見ら
れず、粘着性、止水性、止水効果の発現速度を所
望のレベルに任意に調節することができる。
よつて、防水性のシート状物品に容易に貼着で
きてしかも顕著な止水効果が発現するために、例
えば防水性のテント、雨具、衣料等に発生したピ
ンホールや破れに好適に用いることができる。ま
た、水道栓や水道管の接合部に使用されるパツキ
ンに貼着したり本発明の止水材自体をパツキンと
して用いて、止水効果が必要なパツキンとしての
機能をより完全なものとしておくこともできる。
更に、本発明の止水材のうち両面に粘着性樹脂が
具備されてなるものは、例えば繊維、紙、プラス
チツク等のシート状物品をその片面に貼着して、
電線ケーブル等の被覆材等に用いることにより、
内部への浸水を防止することもできる。
きてしかも顕著な止水効果が発現するために、例
えば防水性のテント、雨具、衣料等に発生したピ
ンホールや破れに好適に用いることができる。ま
た、水道栓や水道管の接合部に使用されるパツキ
ンに貼着したり本発明の止水材自体をパツキンと
して用いて、止水効果が必要なパツキンとしての
機能をより完全なものとしておくこともできる。
更に、本発明の止水材のうち両面に粘着性樹脂が
具備されてなるものは、例えば繊維、紙、プラス
チツク等のシート状物品をその片面に貼着して、
電線ケーブル等の被覆材等に用いることにより、
内部への浸水を防止することもできる。
また、本発明の止水方法を適用して縫製された
防水性のシート状物品は、従来の方法により縫製
されたシート状物品と同様にその縫い合わせ部に
針による貫通孔、即ち、縫い目を多数有している
が、これらは縫製によつて得られたシート状物
品、例えばテントや雨具等を使用する際、降雨等
による水濡れで縫い目に水が侵入してもその途中
に存在する吸水性樹脂が水を吸収して膨潤するこ
とにより、水の侵入路が速かに閉じられて止水効
果が発現し、縫い合わせ部の防水能を維持するこ
とができる。
防水性のシート状物品は、従来の方法により縫製
されたシート状物品と同様にその縫い合わせ部に
針による貫通孔、即ち、縫い目を多数有している
が、これらは縫製によつて得られたシート状物
品、例えばテントや雨具等を使用する際、降雨等
による水濡れで縫い目に水が侵入してもその途中
に存在する吸水性樹脂が水を吸収して膨潤するこ
とにより、水の侵入路が速かに閉じられて止水効
果が発現し、縫い合わせ部の防水能を維持するこ
とができる。
従つて、本発明の止水方法を実施することによ
り、これまで致命的であつた縫い目からの漏水を
全く生じることなく、ミシン等による縫製により
簡便かつ確実に防水性のシート状物品の縫製を行
うことができる。
り、これまで致命的であつた縫い目からの漏水を
全く生じることなく、ミシン等による縫製により
簡便かつ確実に防水性のシート状物品の縫製を行
うことができる。
更に、かゝる縫製の際、縫い合わせ部にあらか
じめ本発明の止水材を貼着しておくことにより仮
止め効果をも得られるため、縫製作業を簡便かつ
能率的に行うことができる。
じめ本発明の止水材を貼着しておくことにより仮
止め効果をも得られるため、縫製作業を簡便かつ
能率的に行うことができる。
[実施例]
以下に、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、これによつて本発明の内容が制限され
るものではない。尚、例中の部および%は特にこ
とわりのない限り、重量によるものである。
明するが、これによつて本発明の内容が制限され
るものではない。尚、例中の部および%は特にこ
とわりのない限り、重量によるものである。
実施例 1
可塑剤を40%含有する可塑化ポリ塩化ビニル
100部に対して、粒径約30μの粉体としたポリア
クリル酸系の吸水性樹脂(日本触媒化学工業(株)製
アクアリツク CA−ML)80部を添加・混練し
たものを押し出し成型して、厚さ200μの吸水性
樹脂を含有する支持体を得た。別途、離型紙上に
アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる粘
着性樹脂の40%濃度の有機溶剤溶液(日本触媒化
学工業(株)製アロセツト 8025)100部に対し、粒
径が約30μであるポリアクリル酸系の粉状吸水性
樹脂(日本触媒化学工業(株)製アクアリツク CA
−ML)10部および架橋剤(日本ポリウレタン工
業(株)製コロネート L−55E)1.0部を配合した粘
着性組成物を、乾燥後の厚みが50μとなるように
塗布乾燥させてから、これを上記手順により得た
吸水性樹脂を含有する支持体の片面に転写して、
厚さ250μの片面粘着性の止水材1を得た。
100部に対して、粒径約30μの粉体としたポリア
クリル酸系の吸水性樹脂(日本触媒化学工業(株)製
アクアリツク CA−ML)80部を添加・混練し
たものを押し出し成型して、厚さ200μの吸水性
樹脂を含有する支持体を得た。別途、離型紙上に
アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる粘
着性樹脂の40%濃度の有機溶剤溶液(日本触媒化
学工業(株)製アロセツト 8025)100部に対し、粒
径が約30μであるポリアクリル酸系の粉状吸水性
樹脂(日本触媒化学工業(株)製アクアリツク CA
−ML)10部および架橋剤(日本ポリウレタン工
業(株)製コロネート L−55E)1.0部を配合した粘
着性組成物を、乾燥後の厚みが50μとなるように
塗布乾燥させてから、これを上記手順により得た
吸水性樹脂を含有する支持体の片面に転写して、
厚さ250μの片面粘着性の止水材1を得た。
老朽化により水漏れする水道栓のゴムパツキン
の両面に、上記手順で得られた止水材1を貼着し
た後、これを再び水道栓に取り付けたところ、水
漏れが防止できた。
の両面に、上記手順で得られた止水材1を貼着し
た後、これを再び水道栓に取り付けたところ、水
漏れが防止できた。
比較例 1
実施例1において、ポリアクリル酸系の粉状吸
水性樹脂を用いなかつた以外は、実施例1と同じ
操作をくり返して、比較用材料1を得た。得られ
た比較用材料1を実施例1における止水材1と同
様に老朽化したゴムパツキンに用いたが水漏れを
完全には防止できなかつた。
水性樹脂を用いなかつた以外は、実施例1と同じ
操作をくり返して、比較用材料1を得た。得られ
た比較用材料1を実施例1における止水材1と同
様に老朽化したゴムパツキンに用いたが水漏れを
完全には防止できなかつた。
実施例 2
可塑剤を40%含有する可塑化ポリ塩化ビニル
100部に対して、粒径約30μの粉体としたポリア
クリル酸系の吸水性樹脂(日本触媒化学工業(株)製
アクアリツク CA−ML)80部を添加・混練し
たものを押し出し成型して、厚さ200μの吸水性
樹脂を含有する支持体を得た。別途、離型紙上に
アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる粘
着性樹脂の40%濃度の有機溶剤溶液(日本触媒化
学工業(株)製アロセツト 8025)100部に対し、粒
径が約30μであるポリアクリル酸系の粉状吸水性
樹脂(日本触媒化学工業(株)製アクアリツク CA
−ML)10部および架橋剤(日本ポリウレタン工
業(株)製コロネート L−55E)1.0部を配合した粘
着性組成物を、乾燥後の厚みが50μとなるように
塗布乾燥させてから、これを上記手順により得た
吸水性樹脂を含有する支持体の両面に転写して、
厚さ300μの両面粘着性の止水材2を得た。
100部に対して、粒径約30μの粉体としたポリア
クリル酸系の吸水性樹脂(日本触媒化学工業(株)製
アクアリツク CA−ML)80部を添加・混練し
たものを押し出し成型して、厚さ200μの吸水性
樹脂を含有する支持体を得た。別途、離型紙上に
アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる粘
着性樹脂の40%濃度の有機溶剤溶液(日本触媒化
学工業(株)製アロセツト 8025)100部に対し、粒
径が約30μであるポリアクリル酸系の粉状吸水性
樹脂(日本触媒化学工業(株)製アクアリツク CA
−ML)10部および架橋剤(日本ポリウレタン工
業(株)製コロネート L−55E)1.0部を配合した粘
着性組成物を、乾燥後の厚みが50μとなるように
塗布乾燥させてから、これを上記手順により得た
吸水性樹脂を含有する支持体の両面に転写して、
厚さ300μの両面粘着性の止水材2を得た。
テントを作るためのポリ塩化ビニル製防水シー
トを縫製する際、2枚のポリ塩化ビニルシートの
端部から幅5cmの縫い合わせ部を重ね合わせた間
に上記で得た止水材2をはさんで貼着し、仮止め
した後、ミシンで縫い合わせた。この操作をくり
返して得られたテントは、縫い合わせ部が天井の
一部に存在したが、降雨によつても漏水は全くな
かつた。
トを縫製する際、2枚のポリ塩化ビニルシートの
端部から幅5cmの縫い合わせ部を重ね合わせた間
に上記で得た止水材2をはさんで貼着し、仮止め
した後、ミシンで縫い合わせた。この操作をくり
返して得られたテントは、縫い合わせ部が天井の
一部に存在したが、降雨によつても漏水は全くな
かつた。
比較例 2
実施例2において、ポリアクリル酸系の吸水性
樹脂を用いなかつた以外は、実施例2と全く同じ
操作をくり返して比較用材料2を得た。この比較
用材料2を実施例2における止水材2の代りに用
いて、同様にテントを作製したが、降雨の際漏水
を生じた。
樹脂を用いなかつた以外は、実施例2と全く同じ
操作をくり返して比較用材料2を得た。この比較
用材料2を実施例2における止水材2の代りに用
いて、同様にテントを作製したが、降雨の際漏水
を生じた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸水性樹脂を含有する支持体の少なくとも片
面に、粘着性樹脂および吸水性を含んでなる粘着
性組成物が具備されてなる止水材。 2 防水性シート状物品を縫製するに際し、縫い
合わせ部にあらかじめ、吸水性樹脂を含有する支
持体の少なくとも片面に、粘着性樹脂および吸水
性樹脂を含んでなる粘着性組成物が具備されてな
る止水材を貼着しておいてから縫製することを特
徴とする防水性シート状物品の止水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62138252A JPS63304082A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 止水材および止水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62138252A JPS63304082A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 止水材および止水方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63304082A JPS63304082A (ja) | 1988-12-12 |
| JPH049827B2 true JPH049827B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15217613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62138252A Granted JPS63304082A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 止水材および止水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63304082A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5466518A (en) * | 1993-08-17 | 1995-11-14 | Kimberly-Clark Corporation | Binder compositions and web materials formed thereby |
| US5496874A (en) * | 1994-11-02 | 1996-03-05 | Kimberly-Clark Corporation | Moldable hydrodisintegratable material and products formed thereby |
| JPH09136368A (ja) * | 1995-11-14 | 1997-05-27 | Kajima Corp | 複合シートの接合方法 |
| US5700553A (en) * | 1995-11-16 | 1997-12-23 | Kimberly-Clark Corporation | Multilayer hydrodisintegratable film |
| US5868991A (en) * | 1996-07-26 | 1999-02-09 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Method for low temperature injection molding of hydrodisintegratable compositions |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143370B2 (ja) * | 1972-05-04 | 1976-11-20 | ||
| JPS582987B2 (ja) * | 1977-05-21 | 1983-01-19 | 株式会社スリ−ボンド | 膨潤性粘着止水材の製造方法 |
| JPS5768437A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-26 | Hayakawa Rubber | Water swellable water stopping material and method |
| JPS60197784A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-07 | Sumitomo Chem Co Ltd | 水膨潤性組成物および止水性成形物 |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP62138252A patent/JPS63304082A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63304082A (ja) | 1988-12-12 |
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