JPH0499716A - 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法 - Google Patents
注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法Info
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- JPH0499716A JPH0499716A JP21588090A JP21588090A JPH0499716A JP H0499716 A JPH0499716 A JP H0499716A JP 21588090 A JP21588090 A JP 21588090A JP 21588090 A JP21588090 A JP 21588090A JP H0499716 A JPH0499716 A JP H0499716A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、W/O/W型複合エマルション及びその製造
法に関するものであるが、この複合エマルションは、注
射用特に静脈注射用エマルションとして好適である。
法に関するものであるが、この複合エマルションは、注
射用特に静脈注射用エマルションとして好適である。
(従来の技術及び問題点)
制癌剤、抗生物質等少量の薬剤を特定部位に集中的に投
与する必要がある場合には、薬剤を脂肪乳剤として注射
することが知られている。
与する必要がある場合には、薬剤を脂肪乳剤として注射
することが知られている。
具体的には、例えば制癌剤等を油滴に入れ、0/W型エ
マルシヨンとして静脈内に注射し、癌の治療を行うこと
が知られているが、このような0/W型エマルシヨンの
脂肪乳剤の場合、使用される薬剤は主として油溶性のも
のとなり、したがって水溶性の薬剤は使用することがで
きない。
マルシヨンとして静脈内に注射し、癌の治療を行うこと
が知られているが、このような0/W型エマルシヨンの
脂肪乳剤の場合、使用される薬剤は主として油溶性のも
のとなり、したがって水溶性の薬剤は使用することがで
きない。
そこで、水溶性あるいは水分散性の制癌剤その他の薬剤
を内水相に封入したWlo、1型複合エマルションを調
製し、これを注射用乳剤として使用する試みが本発明者
らによってなされたが(特開昭62−93223号)、
未だ完全なものではない。
を内水相に封入したWlo、1型複合エマルションを調
製し、これを注射用乳剤として使用する試みが本発明者
らによってなされたが(特開昭62−93223号)、
未だ完全なものではない。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、このような技術の現状に鑑みてなされたもの
であって1次のような要求をすべて満した注射用乳剤と
して特に好適な1I1/O/W型複合エマルションを開
発する目的でなされたものである。
であって1次のような要求をすべて満した注射用乳剤と
して特に好適な1I1/O/W型複合エマルションを開
発する目的でなされたものである。
m W/O/W型複合エマルションの分散剤である−1
0エマルシヨンは中に水滴を有するため、0/W型エマ
ルシヨンの油滴に比較して、極端に破壊されやすい欠点
がある0分散質の−10エマルシヨンが破壊されると、
油滴が他の油滴と集って大きな油滴となり、狭い静脈を
ふさいでしまうことになりかねない。静脈がふさがれて
しまうと、その先に栄養が行かなくなり、健全な細胞が
ダメージを受けることになる。
0エマルシヨンは中に水滴を有するため、0/W型エマ
ルシヨンの油滴に比較して、極端に破壊されやすい欠点
がある0分散質の−10エマルシヨンが破壊されると、
油滴が他の油滴と集って大きな油滴となり、狭い静脈を
ふさいでしまうことになりかねない。静脈がふさがれて
しまうと、その先に栄養が行かなくなり、健全な細胞が
ダメージを受けることになる。
このように、注射用W/O/W型複合エマルションにあ
っては、その分散質であるW10エマルションが破壊さ
れ易いこととも相まって、保存中及び使用時に血管中で
破壊を受けることなく、充分な安定性が要求されるとと
もに、その安定化のために使用する乳化剤及び油相とな
る油状物質は、いずれも人体に安全なものでなければな
らない。
っては、その分散質であるW10エマルションが破壊さ
れ易いこととも相まって、保存中及び使用時に血管中で
破壊を受けることなく、充分な安定性が要求されるとと
もに、その安定化のために使用する乳化剤及び油相とな
る油状物質は、いずれも人体に安全なものでなければな
らない。
(2)前項でも述へたように油滴が大きくなると静脈を
閉塞する危険性があるため、充分に小粒子としなければ
ならず、注射用−/O/W型複合エマルションは、毛細
血管をも容易に通過できるよう、その粒子径は1.0μ
m以下望ましくは0.7μm以下とすること及び粒子径
が均一にそろっていることが必要である。
閉塞する危険性があるため、充分に小粒子としなければ
ならず、注射用−/O/W型複合エマルションは、毛細
血管をも容易に通過できるよう、その粒子径は1.0μ
m以下望ましくは0.7μm以下とすること及び粒子径
が均一にそろっていることが必要である。
(3)薬剤をより効果的に投与できるよう、W/O/W
複合エマルション中に封入される薬剤含有内水相は、可
能な限り多くすることが必要である。
複合エマルション中に封入される薬剤含有内水相は、可
能な限り多くすることが必要である。
本発明は、これらの要件をすべて満した注射用W/O/
W型複合エマルションを創製する目的でなされたもので
あって、各方面から鋭意研究の結果完成されたものであ
る。
W型複合エマルションを創製する目的でなされたもので
あって、各方面から鋭意研究の結果完成されたものであ
る。
すなわち本発明は、乳化剤としてレシチンを使用し、常
法により調製したW10組成物を多孔質膜で処理して、
レシチンを添加した外水相中に分散させることにより、
内水相を極めて多く且つ、安定に含みしかも粒径1.0
μ■以下の安定な粒子を含有するW10/l型複合エマ
ルションを製造することにはじめて成功したものである
。
法により調製したW10組成物を多孔質膜で処理して、
レシチンを添加した外水相中に分散させることにより、
内水相を極めて多く且つ、安定に含みしかも粒径1.0
μ■以下の安定な粒子を含有するW10/l型複合エマ
ルションを製造することにはじめて成功したものである
。
以下本発明について更に詳しく説明する。
゛本発明を実施するには先ずW10型エマルションを調
製する。その際、乳化処理等基本的な操作は常法にした
がえばよいが1本発明における油相としては、油脂又は
脂肪酸等の油性物質で、人体に投与されて安全なものが
選ばれる。
製する。その際、乳化処理等基本的な操作は常法にした
がえばよいが1本発明における油相としては、油脂又は
脂肪酸等の油性物質で、人体に投与されて安全なものが
選ばれる。
本発明において乳化剤としてはレシチンを使用する。レ
シチンとしては、卵黄、大豆、肝臓、酵母等各種起源の
ものが広く使用できるが、工業的見地からは卵黄レシチ
ン、大豆レシチン等が好適である。本発明において、レ
シチンは水相、特に外水相に添加するのが好ましいが、
油相に添加すれば更に好適な結果が得られる。
シチンとしては、卵黄、大豆、肝臓、酵母等各種起源の
ものが広く使用できるが、工業的見地からは卵黄レシチ
ン、大豆レシチン等が好適である。本発明において、レ
シチンは水相、特に外水相に添加するのが好ましいが、
油相に添加すれば更に好適な結果が得られる。
そこで油性物質には、所望すれば対油1〜50%好適に
は3〜35%程度のレシチンを添加し、60℃以下好適
には55℃以下で十分攪拌し、溶解させる。
は3〜35%程度のレシチンを添加し、60℃以下好適
には55℃以下で十分攪拌し、溶解させる。
油性物質の温度は、油性物質が凝固しない温度から55
℃の範囲がよく、55℃を超えると、製品化された1I
110/w型エマルションの安定性が悪くなるので好ま
しくない。
℃の範囲がよく、55℃を超えると、製品化された1I
110/w型エマルションの安定性が悪くなるので好ま
しくない。
内水相は、浸透圧を外水相より低く調整し、かつ、水溶
性又は水懸濁性物質が含有させられる。
性又は水懸濁性物質が含有させられる。
場合によっては、浸透圧を上記とは逆にしてもよい。要
するに本発明においては、安定性を更に高めるため、内
水相と外水相間で浸透圧差が存在すればよいのであって
、例えば食塩等の解離性物質を用いて浸透圧をコントロ
ールすればよいのである。ただし、この場合、過度に高
濃度の解離性物質を使用することは、乳化の安定性に悪
影響を及ぼすので好ましくない。
するに本発明においては、安定性を更に高めるため、内
水相と外水相間で浸透圧差が存在すればよいのであって
、例えば食塩等の解離性物質を用いて浸透圧をコントロ
ールすればよいのである。ただし、この場合、過度に高
濃度の解離性物質を使用することは、乳化の安定性に悪
影響を及ぼすので好ましくない。
溶質又は分散質(水溶性又は水懸濁性物質)としては1
例えばブレオマイシンなどの制癌剤、その他の薬理活性
物質があり、これらが内水相に添加される。
例えばブレオマイシンなどの制癌剤、その他の薬理活性
物質があり、これらが内水相に添加される。
油相には内水相が添加され、攪拌機で十分攪拌し、その
後超音波を照射するなどして、内水相がよく分散された
W10エマルションを製造する。
後超音波を照射するなどして、内水相がよく分散された
W10エマルションを製造する。
油相:内水相=4=1〜1:4(重量比)の程度がよく
、液相の温度はいずれも55℃以下、好ましくは15〜
40℃程度がよい。
、液相の温度はいずれも55℃以下、好ましくは15〜
40℃程度がよい。
外水相は、食塩等の解離性物質を添加して浸透圧を調整
するとともにレシチンをo、ooos〜10%、好まし
くは0.05〜1.0%程度添加する。
するとともにレシチンをo、ooos〜10%、好まし
くは0.05〜1.0%程度添加する。
なお、レシチンを外水相に添加しないでもW10/w型
複合エマルションは得られるが、外水相にレシチンを添
加することで、より微小で、粒子径の揃ったものが得ら
れ、安定性も向上する。
複合エマルションは得られるが、外水相にレシチンを添
加することで、より微小で、粒子径の揃ったものが得ら
れ、安定性も向上する。
本発明において重要な特徴のひとつは、多孔質膜処理す
ることによりす10組成物をW/O/す型複合エマルシ
ョンとすることであって、それにより、所望する微小な
粒子径のエマルションを均一に調製することができる。
ることによりす10組成物をW/O/す型複合エマルシ
ョンとすることであって、それにより、所望する微小な
粒子径のエマルションを均一に調製することができる。
多孔質膜処理の態様のひとつとして、多孔質膜を用いて
W10組成物を外水相中に分散せしめる方法が挙げられ
る。
W10組成物を外水相中に分散せしめる方法が挙げられ
る。
ホモミキサー、高圧均質化機等の通常の均質化方法では
、す10組成物を段階的に小さなエマルションとしてい
くため、その過程でレシチンの水相への移行1機械的破
壊による内水相の粗大化が起こりやすく、内水相の大き
さ、封入量が不均一になり易い。また従来法では段階的
にエマルションを小さくしていくため、製造方法が頻雑
である。
、す10組成物を段階的に小さなエマルションとしてい
くため、その過程でレシチンの水相への移行1機械的破
壊による内水相の粗大化が起こりやすく、内水相の大き
さ、封入量が不均一になり易い。また従来法では段階的
にエマルションを小さくしていくため、製造方法が頻雑
である。
これに対して多孔質膜を用いた場合、W/O組成物は一
段階で所望の大きさで外水相中に分散されるため、多段
階の微細化を要さず短時間で分散液となるため、レシチ
ンの水相への移行1機械的破壊による影響を受けに<<
、内水相の水滴の数。
段階で所望の大きさで外水相中に分散されるため、多段
階の微細化を要さず短時間で分散液となるため、レシチ
ンの水相への移行1機械的破壊による影響を受けに<<
、内水相の水滴の数。
大きさ共に均一な、微小で均一な脂肪球を容易につくる
ことができる。
ことができる。
したがって、内水相の水滴の数、大きさが均一で、かつ
1110滴の大きさも均一なため、一つ滴の中の薬剤量
が均一にでき、定量化できる。
1110滴の大きさも均一なため、一つ滴の中の薬剤量
が均一にでき、定量化できる。
本発明によれば、生成するW/O/It型複合エマルシ
ョンの粒子径が一定で、内水相の封入量が均−であるこ
とから、通常の均質化方法で調製した、粒子径、内水封
入量の分布の広いW/O/W/O/W型複ションに較べ
、エマルション全体が均一である。このことは、得られ
たW/O/v型複合エマルションのどの部分においても
薬剤が均一に存在することを意味し、使用蓋を厳密に守
らなければならない医薬品にとって好適な性能を有して
いると言える。
ョンの粒子径が一定で、内水相の封入量が均−であるこ
とから、通常の均質化方法で調製した、粒子径、内水封
入量の分布の広いW/O/W/O/W型複ションに較べ
、エマルション全体が均一である。このことは、得られ
たW/O/v型複合エマルションのどの部分においても
薬剤が均一に存在することを意味し、使用蓋を厳密に守
らなければならない医薬品にとって好適な性能を有して
いると言える。
また、生成する複合エマルション粒子は血管内を容易に
通過できる大きさを有する必要があるが、加えて弾力性
があり、容易に変形し得る方が好ましい。血管中に部分
的に狭い部分が存在しても変形することで、滞留するこ
となく通過することができるためである。
通過できる大きさを有する必要があるが、加えて弾力性
があり、容易に変形し得る方が好ましい。血管中に部分
的に狭い部分が存在しても変形することで、滞留するこ
となく通過することができるためである。
エマルション粒子にこのような性質を持たせるには、本
発明におけるように、体温で結晶化せず流動性のある油
脂を油相として使用することが重要である。
発明におけるように、体温で結晶化せず流動性のある油
脂を油相として使用することが重要である。
また本発明に係る多孔質膜処理の他の態様としては、w
7o組成物に更に水相を添加し転相せしめてW/O/W
/O/W型複ションを製造する方法が挙げられる。この
方法で得られた複合エマルションも上記と同じすぐれた
性能を有するものである。
7o組成物に更に水相を添加し転相せしめてW/O/W
/O/W型複ションを製造する方法が挙げられる。この
方法で得られた複合エマルションも上記と同じすぐれた
性能を有するものである。
本発明で使用する多孔質膜としては、平均細孔径が1.
0μm以下であり全細孔の80%以上が平均細孔径の0
.8〜1.2倍の間に存在するものであれば、多孔質ガ
ラス、そのアミノシラン誘導体、活性炭、酸性白土、カ
オリナイト、ベントナイト、アルミナ、シリカゲル、ヒ
ドロキシルアパタイトその他の無機ないし有機多孔体が
広く使用されるが、例えばシラス多孔質ガラス(略称S
PG :宮崎系工業試験場)からなるSPG膜は、強度
、細孔径の均−性等の面ですぐれているので、本発明に
おいて使用するのに好適である。
0μm以下であり全細孔の80%以上が平均細孔径の0
.8〜1.2倍の間に存在するものであれば、多孔質ガ
ラス、そのアミノシラン誘導体、活性炭、酸性白土、カ
オリナイト、ベントナイト、アルミナ、シリカゲル、ヒ
ドロキシルアパタイトその他の無機ないし有機多孔体が
広く使用されるが、例えばシラス多孔質ガラス(略称S
PG :宮崎系工業試験場)からなるSPG膜は、強度
、細孔径の均−性等の面ですぐれているので、本発明に
おいて使用するのに好適である。
なお多孔質膜は、上記のように−10組成物からW10
/It型複合エマルションを調製するのに使用できるの
みでなく、内水相を油相に分散せしめてW10エマルシ
ョンを調製するのにも使用することができる。また、得
られたW/O/W/O/W型複ションから大きな粒子を
除去するのにも使用することができる。
/It型複合エマルションを調製するのに使用できるの
みでなく、内水相を油相に分散せしめてW10エマルシ
ョンを調製するのにも使用することができる。また、得
られたW/O/W/O/W型複ションから大きな粒子を
除去するのにも使用することができる。
上記のようにして得られたー/O/W型複合エマルショ
ンは、遠心分離、多孔質膜等により1.0μ園以上の粒
子を除去して使用する。この場合、多孔質膜(例えばS
PG膜)を使用して得た豐/O/W型複合エマルション
は、粒径がよく揃うために極めて収率が良くすぐれてい
る。
ンは、遠心分離、多孔質膜等により1.0μ園以上の粒
子を除去して使用する。この場合、多孔質膜(例えばS
PG膜)を使用して得た豐/O/W型複合エマルション
は、粒径がよく揃うために極めて収率が良くすぐれてい
る。
以下、本発明を試験例及び実施例により更に詳しく説明
する。
する。
試験例1
50℃の大豆サラダ油200gに卵黄レシチン20gを
混合、溶解した油相中に硫酸ビンデシン150■を含む
1%の塩化ナトリウム水溶液50gを加えホモミキサー
で混合しつつ、250vの出力で超音波を10分間照射
し1w10組成物を得た。得られたW/O組成物を細孔
径0.31μ閣のSPG膜を通して、0.9%の塩化ナ
トリウム水溶液500g中に、卵黄レシチン1gを混合
、分散した外水相中に分散させ、脂肪率15%のW/O
/W/O/W型複ションを作った。
混合、溶解した油相中に硫酸ビンデシン150■を含む
1%の塩化ナトリウム水溶液50gを加えホモミキサー
で混合しつつ、250vの出力で超音波を10分間照射
し1w10組成物を得た。得られたW/O組成物を細孔
径0.31μ閣のSPG膜を通して、0.9%の塩化ナ
トリウム水溶液500g中に、卵黄レシチン1gを混合
、分散した外水相中に分散させ、脂肪率15%のW/O
/W/O/W型複ションを作った。
また比較のため、同様に調製したW/O組成物を同様に
調製した外水相に混合し、高圧ホモゲナイザー(三和機
械株式会社製)を用い300kg/aJで2回乳化を繰
り返してW/O/W/O/W型複ションを調製した。両
者の比較結果を表1に示す。
調製した外水相に混合し、高圧ホモゲナイザー(三和機
械株式会社製)を用い300kg/aJで2回乳化を繰
り返してW/O/W/O/W型複ションを調製した。両
者の比較結果を表1に示す。
表1
SPG 高圧ホモゲナイザー
平均粒子径(μo+) 0.9 0.
9粒子径分布(%) 0〜0.5μm O,321,00,5〜1
.0 97.6 42.01.0−1
.5 2.1 28.5>1.5
0 8.5MO/w生成率(
%) 95 80内水の分散状態
良(1) 普通(2)(1)極めて小さく、
よく揃った水滴が、均一に分散し、薬剤量が均一である
。
9粒子径分布(%) 0〜0.5μm O,321,00,5〜1
.0 97.6 42.01.0−1
.5 2.1 28.5>1.5
0 8.5MO/w生成率(
%) 95 80内水の分散状態
良(1) 普通(2)(1)極めて小さく、
よく揃った水滴が、均一に分散し、薬剤量が均一である
。
(2)水滴の大きさ、封入された水滴の量が不均一で、
薬剤量が不均一である。
薬剤量が不均一である。
以下の試験例において同し。
いずれの場合も外水と内水の浸透圧差は(]、9at膳
で外水の方が低く、ζ電位は−10,0mVであった。
で外水の方が低く、ζ電位は−10,0mVであった。
表1かられかる通りSF6膜を使用して調製したW/O
/It型複合エマルションは、粒子径がよく揃っており
、また内水相も小さく、均一に分布しており注射用とし
て好適であり、従来法を凌ぐ性能を有するものである。
/It型複合エマルションは、粒子径がよく揃っており
、また内水相も小さく、均一に分布しており注射用とし
て好適であり、従来法を凌ぐ性能を有するものである。
試験例2
試験例1と同様の配合で外水相の卵黄レシチンの添加量
を変化させた結果を表2に示す。
を変化させた結果を表2に示す。
表2
レシチン添加量(%)
平均粒子径(μm)
粒子径分布(%)
0〜0.5μ■
0.5〜1.0
1.0〜1.5
〉1.5
It10/It生成率(%)
内水の分散状態
0 0.05 0.2 0.5 1.01.0
0.9 0.9 0.9 1.00.2
0.2 96.0 97.4 3.8 2.4 やや良 良 表2かられかる通り、外水相にレシチン無添加のものは
、生成するIt10/I型複合エマルションの粒子径が
、レシチン添加のものよりやや大きくなり1粒子径の分
布も広がっていることがわかる。
0.9 0.9 0.9 1.00.2
0.2 96.0 97.4 3.8 2.4 やや良 良 表2かられかる通り、外水相にレシチン無添加のものは
、生成するIt10/I型複合エマルションの粒子径が
、レシチン添加のものよりやや大きくなり1粒子径の分
布も広がっていることがわかる。
試験例3
試験例1と同様の配合で、内水相、外水相の塩化ナトリ
ウム量を変化させ、浸透圧差を変化させた結果を示す。
ウム量を変化させ、浸透圧差を変化させた結果を示す。
いずれも、エマルションの調製は細孔径0.28μmの
SF6膜を使用して行った結果を表3に示す。
SF6膜を使用して行った結果を表3に示す。
内水
塩濃度(%) 0.9 0.9 1.0 0.9
0,95 2.0外水 塩濃度(%) 0.9 1.0 0.9 0.9
5 0.9 2.0浸透圧差(atm) O−0,
90,9−0,40,40(内水−外水) 平均粒子径(μm11) 0.9 0.8 1.0
0.9 0.9 1.11iW/O/It生成率(%)
94 94 93 94 93 85表
3より、外水の浸透圧が、内水より高い場合に、更に平
均粒子径の小さいW/O/W型複合エマルションが得ら
れることがわかる。
0,95 2.0外水 塩濃度(%) 0.9 1.0 0.9 0.9
5 0.9 2.0浸透圧差(atm) O−0,
90,9−0,40,40(内水−外水) 平均粒子径(μm11) 0.9 0.8 1.0
0.9 0.9 1.11iW/O/It生成率(%)
94 94 93 94 93 85表
3より、外水の浸透圧が、内水より高い場合に、更に平
均粒子径の小さいW/O/W型複合エマルションが得ら
れることがわかる。
実施例1
50℃の大豆サラダ油100gに卵黄レシチン15gを
混合、溶解した油相中にプレオマイシン1.5gを含む
1.0%の塩化ナトリウム水溶液40gを加え、ホモミ
キサーで混合しつつ、250wの出力で超音波を10分
間照射し、W10組成物を得た。得られたり70組成物
の30gを細孔径0.28μmのSF6膜を通して0.
3%の卵黄レシチンを混合、分散した0、9%塩化ナト
リウム水溶液170gに分散させ、 W10/It型複
合エマルションを得た。
混合、溶解した油相中にプレオマイシン1.5gを含む
1.0%の塩化ナトリウム水溶液40gを加え、ホモミ
キサーで混合しつつ、250wの出力で超音波を10分
間照射し、W10組成物を得た。得られたり70組成物
の30gを細孔径0.28μmのSF6膜を通して0.
3%の卵黄レシチンを混合、分散した0、9%塩化ナト
リウム水溶液170gに分散させ、 W10/It型複
合エマルションを得た。
得られたW/O/−型複合エマルションの測定結果は次
の通りであった。
の通りであった。
平均粒子径 0.8μ履
粒子径分布(%)
0〜0.5μm0.4
0.5〜1.0 98.4
1.0〜1.5 1.2
>1.50
す10/v生成率 92%
内水は、極めて小さく、よく揃っており、その分散状態
は均一であった。したがって、プレオマイシンは、エマ
ルション全体に均一に分散しており、薬剤として好適で
ある。
は均一であった。したがって、プレオマイシンは、エマ
ルション全体に均一に分散しており、薬剤として好適で
ある。
外水と内水の浸透圧差は0.7atmで外水の方が高く
、ζ電位は−8、5mVであった。得られたW/O/W
型複合エマルションは1週間保存後も粒子径の変化はな
く、生成率89%で、薬剤として好適なものを得た。
、ζ電位は−8、5mVであった。得られたW/O/W
型複合エマルションは1週間保存後も粒子径の変化はな
く、生成率89%で、薬剤として好適なものを得た。
実施例2
50℃の大豆サラダ油100gに卵黄レシチン15gを
混合、溶解した油相中に硫酸ビンデシン2.0gを含む
0.9%の塩化ナトリウム水溶液40gをSF6膜を通
して分散して、W10組成物を得た。
混合、溶解した油相中に硫酸ビンデシン2.0gを含む
0.9%の塩化ナトリウム水溶液40gをSF6膜を通
して分散して、W10組成物を得た。
得られたW/O組成物を細孔径0.31μmのSF6膜
を通して0.2%の卵黄レシチンを混合した1、0%塩
化ナトリウム水溶液に分散させて脂肪率10%のり10
Zw型複合エマルションを得た。
を通して0.2%の卵黄レシチンを混合した1、0%塩
化ナトリウム水溶液に分散させて脂肪率10%のり10
Zw型複合エマルションを得た。
得られたW/O/I型複合エマルションは、平均粒子径
1.0μ■でW/O/v生成率は、90%であった。
1.0μ■でW/O/v生成率は、90%であった。
(発明の効果)
本発明に係る注射用W/O/)型複合エマルションは、
粒径が細かく且つ揃っており、しかも多量の薬剤含有内
水相を含む乳剤である。したがって。
粒径が細かく且つ揃っており、しかも多量の薬剤含有内
水相を含む乳剤である。したがって。
水溶性ないし水分散性薬剤であっても、これを特定部位
に集中的に投与することができ、例えば癌の治療等に特
に有効である。
に集中的に投与することができ、例えば癌の治療等に特
に有効である。
また本発明は、レシチンと多孔質膜の併用によって、新
規にして有用な特に注射用に好適なW/O/V型複合エ
マルションを工業的に製造するのにも成功したものであ
る。
規にして有用な特に注射用に好適なW/O/V型複合エ
マルションを工業的に製造するのにも成功したものであ
る。
代理人 弁理士 戸 1)親 男
Claims (13)
- (1)レシチンと多孔質膜とを併用して製造してなり、
粒子径が1.0μm以下であることを特徴とする注射用
W/O/V型複合エマルション。 - (2)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
しめてなるW/O組成物を、多孔質膜を用いて外水相中
に分散せしめてなり、且つ粒子径が1.0μm以下であ
ることを特徴とする請求項1に記載の注射用W/O/V
型複合エマルション。 - (3)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
しめてなるW/O組成物に、多孔質膜を用いて更に水相
を分散させ転相せしめてなり、且つ粒子径が1.0μm
以下であることを特徴とする請求項1に記載の注射用W
/O/V型複合エマルション。 - (4)レシチンと多孔質膜を併用することを特徴とする
注射用W/O/W型複合エマルションの製造法。 - (5)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
しめ、生成したW/O組成物を多孔質膜を用いて外水相
に分散せしめること、を特徴とする請求項4に記載の注
射用W/O/W型複合エマルションの製造法。 - (6)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
しめ、生成したW/O組成物に多孔質膜を用いて更に水
相を分散させ転相させること、を特徴とする請求項4に
記載の注射用W/O/W型複合エマルションの製造法。 - (7)粒子径が1.0μm以下のW/O/W型複合エマ
ルションを生成せしめること、を特徴とする請求項4〜
6のいずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エマ
ルションの製造法。 - (8)通常の分散機及び/又は多孔質膜を用いてW/O
組成物を生成せしめること、を特徴とする請求項4〜7
のいずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エマル
ションの製造法。 - (9)水相にレシチンを含むことを特徴とする請求項4
〜8のいずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エ
マルションの製造法。 - (10)多孔質膜として、平均細孔径が1.0μm以下
であり全細孔の80%以上が平均細孔径の0.8倍〜1
.2倍の間に存在する多孔質膜を使用すること、を特徴
とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の注射用W/
O/W型複合エマルションの製造法。 - (11)外水相と内水相の浸透圧が相違することを特徴
とする請求項4〜10のいずれか1項に記載の注射用W
/O/W型複合エマルションの製造法。 - (12)油相として使用する油脂が、体温で流動性を有
する食用油脂であることを特徴とする請求項4〜11の
いずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エマルシ
ョンの製造法。 - (13)請求項1〜3のいずれか1項に係るW/O/W
型複合エマルション、あるいは、請求項4〜12のいず
れか1項によって得られたW/O/W型複合エマルショ
ンについて、多孔質膜処理することにより所望の粒子径
のものに分画すること、を特徴とする注射用W/O/W
型複合エマルションの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2215880A JP2720101B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2215880A JP2720101B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499716A true JPH0499716A (ja) | 1992-03-31 |
| JP2720101B2 JP2720101B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=16679789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2215880A Expired - Lifetime JP2720101B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2720101B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002292263A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Sunstar Inc | エマルション組成物の製造方法 |
| US6984691B2 (en) | 2000-11-29 | 2006-01-10 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | W/O/W composite emulsion |
| WO2009066457A1 (ja) | 2007-11-22 | 2009-05-28 | Medrx Co., Ltd. | 脂肪酸系イオン液体を有効成分とする外用剤組成物 |
| JP2009523061A (ja) * | 2005-11-22 | 2009-06-18 | ネステク ソシエテ アノニム | 容易に分散できる脂質相 |
| JP2010248171A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-11-04 | Konica Minolta Holdings Inc | 二段階乳化によるリポソーム製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6293223A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 注射用w/o/w型複合エマルジヨン及びその製造法 |
| JPH0295433A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-06 | Miyazaki Pref Gov | エマルションの製造方法 |
-
1990
- 1990-08-17 JP JP2215880A patent/JP2720101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6293223A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 注射用w/o/w型複合エマルジヨン及びその製造法 |
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| US8388985B2 (en) | 2005-11-22 | 2013-03-05 | Nestec S.A. | Easily dispersible lipidic phase |
| WO2009066457A1 (ja) | 2007-11-22 | 2009-05-28 | Medrx Co., Ltd. | 脂肪酸系イオン液体を有効成分とする外用剤組成物 |
| EP3011954A1 (en) | 2007-11-22 | 2016-04-27 | Medrx Co., Ltd. | External preparation composition comprising fatty acid-based ionic liquid as active ingredient |
| JP2010248171A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-11-04 | Konica Minolta Holdings Inc | 二段階乳化によるリポソーム製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2720101B2 (ja) | 1998-02-25 |
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