JPH0510060Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510060Y2 JPH0510060Y2 JP1985167932U JP16793285U JPH0510060Y2 JP H0510060 Y2 JPH0510060 Y2 JP H0510060Y2 JP 1985167932 U JP1985167932 U JP 1985167932U JP 16793285 U JP16793285 U JP 16793285U JP H0510060 Y2 JPH0510060 Y2 JP H0510060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- inner hole
- insert nut
- waterproof pan
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、SMC成形による浴室防水パンの脚
部構造の改良に関するものである。
部構造の改良に関するものである。
浴室防水パンは施工上から脚の高さを調節する
必要があり、そのために通常はボルトを脚として
使用しており、防水パンがSMC(シートモールデ
イングンコンパウンド)成形等の場合はボルトを
防水パンに螺着するために、一般に裏面のボスに
インサートナツトを取付けており、この取付け構
造として従来、第7図に示すように接着剤5によ
りインサートナツト4をボス1に接着して取付け
る方法が一般的に用いられている。
必要があり、そのために通常はボルトを脚として
使用しており、防水パンがSMC(シートモールデ
イングンコンパウンド)成形等の場合はボルトを
防水パンに螺着するために、一般に裏面のボスに
インサートナツトを取付けており、この取付け構
造として従来、第7図に示すように接着剤5によ
りインサートナツト4をボス1に接着して取付け
る方法が一般的に用いられている。
一方、螺着すべき本体に自らめねじを切りつつ
ねじ込むものとしてタツプねじが広く知られてお
り(例えば、実公昭48−41491号公報及び実公昭
36−13022号公報等参照)、このタツプねじを例え
ば実公昭59−27274号公報に示される防水パンに
適用することも考えられる。
ねじ込むものとしてタツプねじが広く知られてお
り(例えば、実公昭48−41491号公報及び実公昭
36−13022号公報等参照)、このタツプねじを例え
ば実公昭59−27274号公報に示される防水パンに
適用することも考えられる。
従来の技術で述べたもののうち前者の第7図に
示した接着による取付構造では、インサートナツ
トに接着剤を塗布する手間や、場合によつてはボ
ス内穴にサンデイング加工も必要となり、接着は
作業状況、作業環境によりバラツキが生じ接着強
度の信頼性に欠け、さらに、時により接着剤が流
れてネジ部に付着しボルトが回転しなくなること
があり、また接着面積をできるだけ多くとらなけ
ればならないためインサートナツトにフランジを
設けるなどの多少複雑な形状とする必要があつて
部品コストが高価となる等、種々の問題がある。
示した接着による取付構造では、インサートナツ
トに接着剤を塗布する手間や、場合によつてはボ
ス内穴にサンデイング加工も必要となり、接着は
作業状況、作業環境によりバラツキが生じ接着強
度の信頼性に欠け、さらに、時により接着剤が流
れてネジ部に付着しボルトが回転しなくなること
があり、また接着面積をできるだけ多くとらなけ
ればならないためインサートナツトにフランジを
設けるなどの多少複雑な形状とする必要があつて
部品コストが高価となる等、種々の問題がある。
さりとて、後者の従来から知られているタツプ
ねじをそのまま防水パンの脚部に適用すると、特
に防水パンがSMC成形品の場合においては次の
ような問題点がある。
ねじをそのまま防水パンの脚部に適用すると、特
に防水パンがSMC成形品の場合においては次の
ような問題点がある。
すなわち、ボスにインサートナツトをセルフタ
ツプにより取付ける場合はボスに設ける下穴(内
穴)径の設定が重要でありその範囲は限定され、
インサートナツトの引き抜き強度を得るためには
外径ネジ山のボスとの引つ掛かり率が60〜40%の
範囲となるような下穴径が適当である。
ツプにより取付ける場合はボスに設ける下穴(内
穴)径の設定が重要でありその範囲は限定され、
インサートナツトの引き抜き強度を得るためには
外径ネジ山のボスとの引つ掛かり率が60〜40%の
範囲となるような下穴径が適当である。
しかしながら、上記SMC成形のプレスで成形
する防水パンの場合、ボスの下穴には抜き勾配を
設ける必要から下穴の上部と下部とでは穴径が変
化し、また、ボス部分はガラス繊維等の補強繊維
の分布ムラが起こり易く強度的に不安定な部分で
あるにもかかわらず、成形硬化の関係で肉厚自体
もあまり厚くすることもできない。
する防水パンの場合、ボスの下穴には抜き勾配を
設ける必要から下穴の上部と下部とでは穴径が変
化し、また、ボス部分はガラス繊維等の補強繊維
の分布ムラが起こり易く強度的に不安定な部分で
あるにもかかわらず、成形硬化の関係で肉厚自体
もあまり厚くすることもできない。
したがつて、従来におけるボスの下穴形状のま
まではインサートナツトをセルフタツプで取付け
た場合、タツプねじをねじ込むに従つてボス壁面
の応力が増加し、やがてそのストレスがボス部の
先端部の内側にクラツクとして多く発生する問題
点があつたのである。
まではインサートナツトをセルフタツプで取付け
た場合、タツプねじをねじ込むに従つてボス壁面
の応力が増加し、やがてそのストレスがボス部の
先端部の内側にクラツクとして多く発生する問題
点があつたのである。
本考案は、従来の技術及びタツプねじの単なる
適用によるこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、作業性、信
頼性及び取付性に優れて安価且つ簡単で確実な取
付けができるとともに、ボスのクラツクを防止す
ることのできる、SMC成形による防水パンの脚
部構造を提供しようとするものである。
適用によるこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、作業性、信
頼性及び取付性に優れて安価且つ簡単で確実な取
付けができるとともに、ボスのクラツクを防止す
ることのできる、SMC成形による防水パンの脚
部構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案による防水
パンの脚部構造は、実施例に対応する第1図を用
いて説明すると、底面裏側のボス1に内穴1aを
設け、該内穴にボルト脚を螺着するためのインサ
ートナツト2を取付けたSMC成形による防水パ
ンの脚部構造において、前記ボス1の内穴1a先
端部の内側に角落し部1dを設けて該内穴に、外
周にネジ山を設けた前記インサートナツト2をセ
ルフタツプにより喰い込ませて取付けるようにし
たものである。
パンの脚部構造は、実施例に対応する第1図を用
いて説明すると、底面裏側のボス1に内穴1aを
設け、該内穴にボルト脚を螺着するためのインサ
ートナツト2を取付けたSMC成形による防水パ
ンの脚部構造において、前記ボス1の内穴1a先
端部の内側に角落し部1dを設けて該内穴に、外
周にネジ山を設けた前記インサートナツト2をセ
ルフタツプにより喰い込ませて取付けるようにし
たものである。
インサートナツトは、ボスの内穴にはめ込んで
回転させることにより外周のねじ山が内穴に喰い
込んでセルフタツプにより奥へ浸入していきボス
に確実に固定される。
回転させることにより外周のねじ山が内穴に喰い
込んでセルフタツプにより奥へ浸入していきボス
に確実に固定される。
また、ボスの内穴先端部の内側に設けた角落し
部によつて、インサートナツトのねじ込み時にお
けるボス先端部のストレスを避けられ応力が外に
分散されるので、ボスのクラツクが防止される。
部によつて、インサートナツトのねじ込み時にお
けるボス先端部のストレスを避けられ応力が外に
分散されるので、ボスのクラツクが防止される。
以下に本考案の実施例を第1図〜第5図により
説明すると、防水パン底面裏側のボス1に内穴1
aを設ける。防水パンがSMC成形の場合、内穴
1aは金型にピンを立てることにより形成される
が、この場合成形後に脱型しやすいようテーパを
設けてある。また、第2図におけるボス壁面1b
の肉厚は成形時間を考慮にいれると防水パンの他
の部分の最大肉厚より極力大きくしない方が良
い。
説明すると、防水パン底面裏側のボス1に内穴1
aを設ける。防水パンがSMC成形の場合、内穴
1aは金型にピンを立てることにより形成される
が、この場合成形後に脱型しやすいようテーパを
設けてある。また、第2図におけるボス壁面1b
の肉厚は成形時間を考慮にいれると防水パンの他
の部分の最大肉厚より極力大きくしない方が良
い。
第6図は従来より知られているタツプねじとし
たインサートナツト2をそのまま防水パンのポス
1に取付ける場合の問題点を示す説明断面図で、
この場合、内穴1aのテーパの存在に加えて、ボ
ス壁面1bの肉厚が限られているためインサート
ナツト2を沈めていくに従いボス壁面1bの応力
が増加し、やがてそのストレスがボス先端部1c
の内側にクラツクとなつて現れてくることがあ
る。特にボス先端部1cの部分は、SMC成形の
場合はガラス繊維が回りにくい場所であつて強度
的に不安定な場所でもあり、従つて上記のクラツ
クがより発生しやすい問題があるのである。
たインサートナツト2をそのまま防水パンのポス
1に取付ける場合の問題点を示す説明断面図で、
この場合、内穴1aのテーパの存在に加えて、ボ
ス壁面1bの肉厚が限られているためインサート
ナツト2を沈めていくに従いボス壁面1bの応力
が増加し、やがてそのストレスがボス先端部1c
の内側にクラツクとなつて現れてくることがあ
る。特にボス先端部1cの部分は、SMC成形の
場合はガラス繊維が回りにくい場所であつて強度
的に不安定な場所でもあり、従つて上記のクラツ
クがより発生しやすい問題があるのである。
この問題を解決するために、本考案において
は、第1図及び第2図に示すように、ボス内穴1
aの先端部の内側に角落し部1dを設けることに
より、ボス先端部1cのストレスを避け、さらに
は応力を外に分散させることでクラツクが防止で
きるようにしているのである。
は、第1図及び第2図に示すように、ボス内穴1
aの先端部の内側に角落し部1dを設けることに
より、ボス先端部1cのストレスを避け、さらに
は応力を外に分散させることでクラツクが防止で
きるようにしているのである。
なお、この角落し部の形状は、第3図に示すよ
うにアールでとつた角落し部1dとするか、第4
図に示すように斜面でとつた角落し部1dとする
か、又は第5図に示すように直角にとつた角落し
部1dとするか、何れでもよく、インサートの形
状、防水パンの成形性等により種々の形状が考え
られる。
うにアールでとつた角落し部1dとするか、第4
図に示すように斜面でとつた角落し部1dとする
か、又は第5図に示すように直角にとつた角落し
部1dとするか、何れでもよく、インサートの形
状、防水パンの成形性等により種々の形状が考え
られる。
また、本考案の脚部構造は防水パンとしたが、
これに限らず洗い場付浴槽についても適用できる
ことは勿論である。
これに限らず洗い場付浴槽についても適用できる
ことは勿論である。
本考案は上記の如く構成しており、従来の接着
による取付構造の有する作業性(サンデイングや
接着剤塗布の工数)、信頼性(作業、環境条件に
よる接着強度のバラツキ)、ボルト取付性(接着
剤のネジ部付着による回転阻害)、インサートナ
ツトのコスト等の問題を解消することができて安
価且つ簡単で確実なインサートナツト取付けによ
りボルト脚を螺着することができることは勿論、
ボスの内穴先端部の内側に設けた角落し部によつ
て、SMC成形による防水パンにおけるボスのク
ラツクを防止することができる大きな効果を奏す
る。
による取付構造の有する作業性(サンデイングや
接着剤塗布の工数)、信頼性(作業、環境条件に
よる接着強度のバラツキ)、ボルト取付性(接着
剤のネジ部付着による回転阻害)、インサートナ
ツトのコスト等の問題を解消することができて安
価且つ簡単で確実なインサートナツト取付けによ
りボルト脚を螺着することができることは勿論、
ボスの内穴先端部の内側に設けた角落し部によつ
て、SMC成形による防水パンにおけるボスのク
ラツクを防止することができる大きな効果を奏す
る。
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図はボスにインサートナツトと脚ボルトを取付け
た状態の断面図、第2図はボスにインサートナツ
トを喰い込ませていく状態の断面図、第3図〜第
5図は角落し部の形状の実施例を示す断面図であ
る。第6図は従来より知られているタツプねじと
したインサートナツトをそのまま防水パンのボス
に取付ける場合の説明断面図、第7図は従来の脚
部構造を示す断面図である。 符号の説明、1……ボス、1a……ボス内穴、
1b……ボス壁面、1c……ボス先端部、1d…
…角落し部、2……インサートナツト、3……ボ
ルト脚、4……インサートナツト、5……接着
剤。
図はボスにインサートナツトと脚ボルトを取付け
た状態の断面図、第2図はボスにインサートナツ
トを喰い込ませていく状態の断面図、第3図〜第
5図は角落し部の形状の実施例を示す断面図であ
る。第6図は従来より知られているタツプねじと
したインサートナツトをそのまま防水パンのボス
に取付ける場合の説明断面図、第7図は従来の脚
部構造を示す断面図である。 符号の説明、1……ボス、1a……ボス内穴、
1b……ボス壁面、1c……ボス先端部、1d…
…角落し部、2……インサートナツト、3……ボ
ルト脚、4……インサートナツト、5……接着
剤。
Claims (1)
- 底面裏側のボスに内穴を設け、該内穴にボルト
脚を螺着するためのインサートナツトを取付けた
SMC成形による防水パンの脚部構造において、
前記ボスの内穴先端部の内側に角落し部を設けて
該内穴に、外周にネジ山を設けた前記インサート
ナツトをセルフタツプにより喰い込ませて取付け
たことを特徴とするSMC成形による防水パンの
脚部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985167932U JPH0510060Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985167932U JPH0510060Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6277256U JPS6277256U (ja) | 1987-05-18 |
| JPH0510060Y2 true JPH0510060Y2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=31100330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985167932U Expired - Lifetime JPH0510060Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510060Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346876Y2 (ja) * | 1971-07-30 | 1978-11-09 | ||
| JPS6027185Y2 (ja) * | 1982-08-11 | 1985-08-16 | 株式会社イナックス | 防水パン等の脚部構造 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP1985167932U patent/JPH0510060Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6277256U (ja) | 1987-05-18 |
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