JPH05100683A - 防音壁 - Google Patents

防音壁

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Publication number
JPH05100683A
JPH05100683A JP3258045A JP25804591A JPH05100683A JP H05100683 A JPH05100683 A JP H05100683A JP 3258045 A JP3258045 A JP 3258045A JP 25804591 A JP25804591 A JP 25804591A JP H05100683 A JPH05100683 A JP H05100683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylic resin
polycarbonate resin
main component
resin
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3258045A
Other languages
English (en)
Inventor
Suehiro Tayama
末広 田山
Masao Inoue
雅勇 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP3258045A priority Critical patent/JPH05100683A/ja
Publication of JPH05100683A publication Critical patent/JPH05100683A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリカーボネート樹脂板の欠点である耐候性
と表面硬度の改良された防音壁を提供する。 【構成】 ポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂との共
押出板のポリカーボネート樹脂板側に、アクリル樹脂を
主成分とするフィルムをラミネートする。 【効果】 ポリカーボネート樹脂板の耐衝撃性を生かし
ながら、耐候性と表面硬度、さらには耐汚染性が改良さ
れた防音壁が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明樹脂板として屋外
で使用される防音壁に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂板は透明性に優
れ、かつ耐衝撃性も高いことから高速道路の防音壁とし
て利用されている。その他ガラスやアクリル樹脂板、コ
ンクリート板等も防音壁として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポリカーボネート樹脂
板は、最も耐衝撃性に優れる樹脂板であるが、表面硬度
が低く、さらに耐候性に問題がある。一方、アクリル樹
脂板は、衝撃強度が低く飛来物による衝撃などにより割
れたり、破壊し飛散することがある。また、ガラス板は
安価であるが衝撃に弱く、破損後の破片がアクリル樹脂
以上に問題となる。さらにコンクリート板は透明性がな
く、景観的に圧迫感がでてくる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はポリカーボネー
ト樹脂板の耐衝撃性を生かしながら、ポリカーボネート
樹脂板の欠点である耐候性と表面硬度を補ったことによ
って、優れた防音壁を供給可能にすることを目的とする
ものである。
【0005】即ち、本発明は基板としてのポリカーボネ
ート樹脂板の片面に、アクリル樹脂を主成分とする樹脂
層が配置されるように共押出成形した後、ポリカーボネ
ート樹脂板側にアクリル樹脂を主成分とするフィルムが
ラミネートされた防音壁である。
【0006】以下、本発明をさらに詳細に説明する。図
1は本発明の防音壁の断面を示すものであり、1は基材
であるポリカーボネート樹脂板、2はアクリル樹脂を主
成分とする樹脂層、3はアクリル樹脂を主成分とするフ
ィルム層であり、ポリカーボネート樹脂板1にラミネー
トされている。
【0007】基材であるポリカーボネート樹脂板は、防
音壁として用いる際の支持体となるものであり、3〜1
5mm程度の厚みのものから選択されることが好まし
い。一般にポリカーボネート樹脂とは2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパンまたはこれと2,2−
ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンとホスゲンとを公知の方法で反応して得られるも
のであり、好適な分子量は粘度平均分子量で20,00
0〜40,000である。また、ここで用いられるポリ
カーボネート樹脂板には耐候性を付与させるために適当
な紫外線吸収剤を添加しておくこともできる。
【0008】アクリル樹脂を主成分とする樹脂層2は、
ポリカーボネート樹脂板1の耐候性と硬度を向上させる
層である。ポリカーボネート樹脂板1の耐候性はアクリ
ル樹脂に比べると劣るが、本発明のようにアクリル樹脂
が表層にくるように共押出成形することにより大幅に耐
候性を向上させることができる。またポリカーボネート
の鉛筆硬度は2B〜Bと低く、傷が付き易い欠点がある
が、アクリル樹脂が表面に形成されることにより鉛筆硬
度をH〜2Hに上げることができる。防音壁に使用する
場合には、このアクリル樹脂層2の面が道路側に配置さ
れる方が望ましい。高速道路等では道路側からの汚れが
激しいが、このような汚れの付着は定期的にブラシなど
で洗浄されており、その際ポリカーボネート樹脂が表面
にあると長期にわたる洗浄後に傷がつき、透光性が著し
く損なわれることになる。従って、アクリル樹脂を主成
分とする層が形成されているとこのような傷付き易さを
軽減させることができることになる。
【0009】本発明で用いるアクリル樹脂を主成分とす
る樹脂層2には、メタクリル酸アルキルエステル重合体
またはアクリル酸アルキルエステルとメタクリル酸アル
キルエステルの共重合体が用いられるが、望ましくはメ
チルメタクリレート85〜99重量%と炭素数1〜4の
アルキル基を持つアルキルアクリレート1〜15重量%
にすることが望ましい。耐衝撃性を付与させるために、
アクリル樹脂を主成分とする多層構造重合体を混合して
も良い。しかし、このような多層構造重合体を高濃度に
添加すると流動性が悪くなって、ポリカーボネート樹脂
との共押出成形時に良好な外観が得られなくなったり、
表面硬度が下がってくるので、多層構造重合体の添加比
率は全体のアクリル樹脂中で20重量%以下にすること
が望ましい。
【0010】本発明では基材であるポリカーボネート樹
脂とアクリル樹脂を主成分とする樹脂層の2層シートを
共押出成形によって製造する。この方法は一般に知られ
ているような共押出成形方法によって行えるが、例えば
2台の押出機を用いフィードブロックやマルチマニホー
ルドダイを用いることによって2層シートを得ることが
できる。2のアクリル樹脂シートは耐候性を得るには5
0μm以上の厚みがあれば良いが、基材との厚みが大き
いと共押出成形が難しいので、ポリカーボネート樹脂の
厚みに対して1/10〜1/30くらいが限界である。
【0011】勿論、このような共押出成形によりアクリ
ル樹脂を主成分とする層2を基材のポリカーボネート樹
脂の両面に形成させることもできるが、この場合ダイス
の構造が難しくなるし、後述するようにこのアクリル樹
脂層2は耐候性と表面硬度向上を主たる目的とするもの
であるから、両面に形成されてしまうと片側からの変形
に対し引張応力がかかる側に亀裂が入りやすく、ポリカ
ーボネート樹脂の持つ耐衝撃強度を下げてしまうことに
なる。このような引張応力は防音壁の道路と反対側の面
に生じ易い(車や飛散物があたった時)ので、この面に
2のアクリル樹脂を主成分とする層を形成させておくこ
とは望ましくない。
【0012】そこで、図1に示したように共押出成形で
得られたポリカーボネート樹脂板1とアクリル樹脂を主
成分とする樹脂層2よりなる2層シートのポリカーボネ
ート樹脂側の表面に、アクリル樹脂を主成分とするフィ
ルム3を熱ラミネートすることにより当初の目的である
ポリカーボネート樹脂の耐衝撃性を犠牲にすることな
く、耐候性および表面硬度を上げることが可能になっ
た。
【0013】本発明で用いられるアクリル樹脂を主成分
とするフィルムとしては、例えば特公昭59−4678
5号公報、同59−36645号公報、特開昭57−1
40161号公報などで公知のアクリル樹脂系の多層構
造重合体より製造されるフィルムである。
【0014】このようなフィルムは表面硬度はB〜Hと
アクリル樹脂を主成分とする樹脂層に比べると低いが、
アクリル樹脂を主成分とするゴム成分が多いので、引張
応力に対して強く、2の面からの衝撃に対してノッチを
発生させて衝撃強度を下げるということが少なくなる。
【0015】ここで、アクリル樹脂を主成分とするフィ
ルムを基材の両面にラミネートした場合と比較してみ
る。アクリル樹脂を主成分とするフィルムを片面または
両面にラミネートすることは製造コスト的には最も安価
になるが、このようなフィルムは一般のアクリル樹脂に
比べてゴム成分が多いため、表面硬度が下がるという欠
点がある。また表面外観は共押出成形した表面に比べる
と平滑性に劣るため透過性がやや拡散し、いわゆる視認
性が低下し易い。従って、アクリル樹脂を主成分とする
フィルムは片面に貼り、耐候性とノッチ発現性を抑えて
衝撃強度を保持させる方が望ましいことになる。
【0016】1,2により構成される共押出積層板の表
面にアクリル樹脂を主成分とするフィルムをラミネート
する方法は一般に知られているように、押し出されたシ
ートの保熱を利用し、また冷却しきらないうちにポリカ
ーボネート樹脂板表面にロールで圧着させれば良い。
【0017】以上のような方法で製造された積層板は、
平板のまま防音壁として用いることができるほか、二次
成形して曲面状に成形しても良い。いずれも透明性の良
好な樹脂組成物であり、透光性がよく表面硬度もポリカ
ーボネート樹脂板より向上した、耐衝撃性の防音壁とし
て利用できる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、各物性の評価は下記の方法に従った。 全光線透過率および量価はASTM D1003に準
じて行なった。 ΔEおよびYI値はJIS Z8730の方法に準じ
て行なった。 光沢度はASTM D523の方法に準じて行なっ
た。
【0019】アクリル樹脂としてアクリペットVH(三
菱レイヨン(株)製)、ポリカーボネート樹脂としてノ
バレックス7022(三菱化成(株)製)を用意した。
アクリル樹脂は220〜240℃、ポリカーボネート樹
脂は280〜290℃の条件で共押出用ダイスによりポ
リカーボネート層が5mm、アクリル層が0.2mmに
なるように押し出した。次に、厚さ50μmのアクリプ
レンHBS#001(三菱レイヨン(株)製)をポリカ
ーボネート樹脂の表面温度が130〜150℃の領域で
プレスロールで圧着することで貼り合わせ、3層の積層
シートを製造した。
【0020】本発明によって得られた積層シートのアク
リル樹脂側の表面の擦傷性をASTM D673の落砂
摩耗試験に基づいて評価したところ、落砂50g後の表
面の曇価の変化は5〜6%であった。一般のポリカーボ
ネートは15〜16%であった。耐衝撃性の評価として
球先端R20mmR、重量1kg、受台90mm幅で落
球衝撃したところ、2mでポリカーボネート板と比較し
たが(参考例)、いずれも破壊はしなかった。耐候性に
ついては表1のように屋外暴露3年後も良好な透明性が
保持されていた。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ポリカーボネート樹脂
板の耐衝撃性を生かしながら、耐候性と表面硬度、さら
には耐汚染性が改良された防音壁が得られるので、その
工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防音壁の断面を示す。
【符号の説明】
1 ポリカーボネート樹脂 2 アクリル樹脂を主成分とする樹脂層 3 アクリル樹脂を主成分とするフィルム
【図2】ポリカーボネート樹脂の両面にアクリル樹脂を
主成分とする層を形成した場合の断面図を示す。
【符号の説明】
1 ポリカーボネート樹脂 2 アクリル樹脂を主成分とする樹脂層
【図3】ポリカーボネート樹脂の両面にアクリル樹脂を
主成分とするフィルムを形成した場合の断面図を示す。
【符号の説明】
2 ポリカーボネート樹脂 3 アクリル樹脂を主成分とするフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/30 A 8115−4F 27/36 102 7016−4F G10K 11/16 D 7350−5H J 7350−5H // B29K 33:00 69:00 B29L 9:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板としてのポリカーボネート樹脂板の
    片面に、アクリル樹脂を主成分とする樹脂層が配置され
    るように共押出成形した後、ポリカーボネート樹脂板側
    にアクリル樹脂を主成分とするフィルムがラミネートさ
    れた防音壁。
JP3258045A 1991-10-04 1991-10-04 防音壁 Pending JPH05100683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258045A JPH05100683A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 防音壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258045A JPH05100683A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 防音壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05100683A true JPH05100683A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17314779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3258045A Pending JPH05100683A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 防音壁

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JP (1) JPH05100683A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012016819A (ja) * 2010-06-09 2012-01-26 Sumitomo Bakelite Co Ltd 構造物および樹脂プレート
JP2014167120A (ja) * 2014-04-02 2014-09-11 Mitsubishi Chemicals Corp 遮音部材
JP2016047930A (ja) * 2015-10-26 2016-04-07 三菱化学株式会社 遮音部材

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