JPH0510104U - 起毛表皮の毛開きを防止した車輛用内装部材 - Google Patents
起毛表皮の毛開きを防止した車輛用内装部材Info
- Publication number
- JPH0510104U JPH0510104U JP064840U JP6484091U JPH0510104U JP H0510104 U JPH0510104 U JP H0510104U JP 064840 U JP064840 U JP 064840U JP 6484091 U JP6484091 U JP 6484091U JP H0510104 U JPH0510104 U JP H0510104U
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- JP
- Japan
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- raised
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- epidermis
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 起毛表皮で基板表面が被覆された車輛用内装
部材の、その基板角部における起毛表皮の毛開きを防止
する。 【構成】 シートバックガーニッシュ5の背面ボード1
において、基板表面21と基板側面22との角部に、曲
率半径が5mm以上の曲面取りがなされていて、起毛表皮
3により基板2の表面21と側面22が覆われ、この起
毛表皮3の端末が基板2の裏面23側にまで巻き込まれ
て固着されている。
部材の、その基板角部における起毛表皮の毛開きを防止
する。 【構成】 シートバックガーニッシュ5の背面ボード1
において、基板表面21と基板側面22との角部に、曲
率半径が5mm以上の曲面取りがなされていて、起毛表皮
3により基板2の表面21と側面22が覆われ、この起
毛表皮3の端末が基板2の裏面23側にまで巻き込まれ
て固着されている。
Description
【0001】
この考案は、起毛表皮によって基板表面が被覆された車輛用内装部材の、その 基板角部における起毛表皮の毛開きを防止した車輛用内装部材に関する。
【0002】
車輛用内装材の高級化志向に伴い、起毛表皮、すなわち起毛された繊維製品が 多量に使用されるようになってきている。例えば車輛の運転手席及び助手席の裏 面側には、シートバックガーニッシュが装着されており、そのシートバックガー ニッシュには、車輛用内装部材の一例である背面ボードを介してポケットが取り 付けられ、かかる背面ボードの基板に起毛表皮が装着されている。
【0003】 図4に示したように、シートバックガーニッシュ5に取り付けられた従来の背 面ボード9は、平板から所要形状にプレス刃で切断された基板8の表面81とこ の基板8の側面82が、座席の表皮材と同一のモケット織布などの起毛表皮3に よって被覆され、この起毛表皮3の端末が基板8の裏面83側に固着されている 。ところが、プレス刃で切断されたままの基板8は、その表面81と側面82と が直交しているので、起毛表皮3をそれらの面に沿って折り曲げると、その角部 で起毛表皮3の立毛状態が乱れたり、極端な場合には図4に示したように起毛表 皮3の地組織31が現出することがある。シートバックガーニッシュ5の背面ボ ード9として、前記のような基板8と起毛表皮3からなる車輛用内装部材を用い ると、図4に矢示Bで示したように背面ボード9の上縁が後部座席の乗員の視線 と一致するから、わずかな立毛状態の乱れであっても、車輛内装全体の評価を極 度に低下させることがある。
【0004】
本考案の目的は、上記従来の欠点を簡単な構成によって除去した車輛用内装部 材を提供することである。
【0005】
この考案は、上記目的を達成するため、起毛表皮により基板表面と基板側面が 覆われ、かつ前記起毛表皮の端末が基板裏面に固着されている車輛用内装部材に おいて、基板表面と基板側面との角部に曲率半径が5mm以上の曲面取りがなされ ている車輛用内装部材を提案する。
【0006】
シートバックガーニッシュの背面ボードを車輛内装部材の一例としてとりあげ 、この考案の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は車輛用シー トバックガーニッシュ5の一例を示す斜視図であり、図2は図1のA−A線切断 面の矢示方向に見た断面図である。シートバックガーニッシュ5は合成樹脂から 射出成形、プレス成形又は真空成形された基板に、ポリエチレンの高発泡シート 等のクッション層並びに軟質塩化ビニル樹脂シート等の表皮層を順次積層し一体 化したものである。そのガーニッシュ5の下部には凹みが形成されていて、その 凹みにポケット4を形成する表地が背面ボード1を介して取り付けられている。
【0007】 背面ボード1は、図3にその断面要部を拡大して示したように、合成樹脂から 所望形状に射出成形又はプレス成形された基板2と、その表面21及び側面22 を覆い、かつ基板2の裏面23側で固着されている起毛表皮3の一種であるモケ ット織布とから構成され、基板2がシートバックガーニッシュ5の凹みに固定さ れている。基板2は、例えば、全体がほぼ2mmの厚さの板状体であるが、その端 部において、表面21と側面22との角部に、曲率半径が5mm以上の曲面取りが なされており、この曲面取りに沿って起毛表皮3が曲げられている。図3の例で は、前記角部に曲率半径が5mm以上の曲面を形成するために、その表面21が端 部において図3における右方に膨出した形状となっている。この曲面取りは基板 2の上縁のみならず必要に応じて左右端や下縁にもなされる。
【0008】 背面ボード1に適用される起毛表皮3は、一般的には車輛内装の主要な部分で ある座席の表皮と同一の織布が使用される。その代表的なものが前記したモケッ ト織布であり、畝幅が0.5〜1mmでパイルを密に短く直立させたものが利用さ れている。したがってこのような立毛表皮をその畝に沿って直角に折り曲げると 、図4を参照して先に説明したように容易に地組織31が現出するほか、畝に沿 わない曲げ方でもパイルの立毛が波打ちして、外観を見苦しくする。このとき、 地組織の折り曲げ時の曲率半径が5mm以上であると、曲げ方向がどのようであっ ても、その曲げられた起毛表皮の部分の表面状態が、曲げられていない平坦な起 毛表皮部分の表面状態と大差がなくなり、曲げられた起毛表皮部分の外観低下が 阻止される。曲率半径が10mm以上となると、曲げられた起毛表皮の部分と平坦 な起毛表皮部分の外観に差がなくなり、全く違和感をなくすことができる。この ようにして、図2に矢印Bで示したように背面ボード9の上縁が後部座席の乗員 の視線と一致しても、起毛表皮3の外観を見苦しくする不具合を確実に阻止でき るのである。
【0009】 このような起毛表皮3は、その端末が基板2の裏面23側で、図示していない U字型の留め金等で固着されるが、図3に示したように基板2の表面21が端部 において膨出した形状となっている場合、起毛表皮3の端末のみの固着では基板 2からの浮き上がりが生じることがあるので、全面的に接着剤で基板2に貼着す るのがとくに好ましい。
【0010】 なお前記のようにこの考案の実施例として、シートバックガーニッシュの背面 ボード1を挙げたが、そのほかドアトリムボード、ピラーガーニッシュ、パッケ ージトレイトリム、ラッゲージトリムなどの車輛用内装部材にも本考案を適用す ることができる。また起毛表皮3としては、先に例示したモケット織布の他に、 ニードルパンチカーペット、タフテッドカーペット等の各種立毛繊維製品を用い ることができる。
【0011】
この考案の起毛表皮の毛開きを防止した車輛用内装部材は、装飾を施すために 起毛表皮により覆われる基板において、その表面と側面との角部に少なくとも5 mmの曲率半径の曲面取りを施したから、その角部における起毛表皮の立毛の毛開 きを、この起毛表皮の平坦部の状態と同一にすることができ、車輛内装部材の高 級感をかもしだすことができる。
【図1】この考案の車輛用内装部材の実施例を説明する
シートバックガーニッシュの斜視図である。
シートバックガーニッシュの斜視図である。
【図2】図1のA−A線切断面の矢示方向に見た断面図
である。
である。
【図3】この考案の車輛用内装部材の実施例として、基
材と起毛表皮の状態を示す断面の部分拡大図である。
材と起毛表皮の状態を示す断面の部分拡大図である。
【図4】従来の車輛用内装部材の、基材と起毛表皮の状
態を示す断面の部分拡大図である。
態を示す断面の部分拡大図である。
2 基板 3 起毛表皮 21 基板表面 22 基板側面 23 基材裏面
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 起毛表皮により基板表面と基板側面が覆
われ、かつ前記起毛表皮の端末が基板裏面に固着されて
いる車輛用内装部材において、基板表面と基板側面との
角部に曲率半径が5mm以上の曲面取りがなされているこ
とを特徴とする起毛表皮の毛開きを防止した車輛用内装
部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991064840U JP2565373Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 車輛の背面ボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991064840U JP2565373Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 車輛の背面ボード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510104U true JPH0510104U (ja) | 1993-02-09 |
| JP2565373Y2 JP2565373Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13269833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991064840U Expired - Lifetime JP2565373Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 車輛の背面ボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565373Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5868316U (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-10 | ダイキヨ−・ベバスト株式会社 | 乗物屋根窓用シ−ル部材構造 |
| JPS6041897A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-05 | Nec Corp | 内線代表方式 |
| JPH0263258U (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-11 | ||
| JP3122943U (ja) * | 2006-04-18 | 2006-06-29 | 成徳 斎藤 | 穀粒運搬用のコンテナにおけるビーム固定装置 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP1991064840U patent/JP2565373Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5868316U (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-10 | ダイキヨ−・ベバスト株式会社 | 乗物屋根窓用シ−ル部材構造 |
| JPS6041897A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-05 | Nec Corp | 内線代表方式 |
| JPH0263258U (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-11 | ||
| JP3122943U (ja) * | 2006-04-18 | 2006-06-29 | 成徳 斎藤 | 穀粒運搬用のコンテナにおけるビーム固定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565373Y2 (ja) | 1998-03-18 |
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Legal Events
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