JPH0510246B2 - - Google Patents
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- JPH0510246B2 JPH0510246B2 JP2874287A JP2874287A JPH0510246B2 JP H0510246 B2 JPH0510246 B2 JP H0510246B2 JP 2874287 A JP2874287 A JP 2874287A JP 2874287 A JP2874287 A JP 2874287A JP H0510246 B2 JPH0510246 B2 JP H0510246B2
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- differential
- inter
- axle
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 79
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 50
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 26
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 239000012208 gear oil Substances 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、前後輪を同時に駆動する4輪駆動車
において前後輪に動力を伝達するための動力伝達
装置に関し、特に、その歯車要素の配置レイアウ
トの改良に関する。
において前後輪に動力を伝達するための動力伝達
装置に関し、特に、その歯車要素の配置レイアウ
トの改良に関する。
(従来の技術)
従来より、この種の4輪駆動車用動力伝達装置
の一例として、例えば特開昭59−130737号公報等
に開示されるように、車体の前部または後部にエ
ンジンと該エンジンに駆動連結された変速機とを
配設し、これらエンジンおよび変速機に対応する
側の車体左右方向に延びるフロントまたはリヤの
アクスル軸の前後側方に、トランスフア出力軸を
該アクスル軸と平行に配置してなる2軸タイプの
ものにおいて、上記アクスル軸上に、傘歯車機構
からなる車輪間デフ(フロントまたはリヤデフ)
と遊星歯車機構からなる車軸間デフ(センタデ
フ)とを両者間に所定の間隔をあけて配置し、そ
の両デフ間のスペースの変速機の大径のクラツチ
ハウジングを対応させるようにレイアウトするこ
とにより、アクスル軸ひいてはトランスフアユニ
ツトを可及的にエンジン側に近付けて動力伝達装
置のコンパクト化を意図したものは知られてい
る。
の一例として、例えば特開昭59−130737号公報等
に開示されるように、車体の前部または後部にエ
ンジンと該エンジンに駆動連結された変速機とを
配設し、これらエンジンおよび変速機に対応する
側の車体左右方向に延びるフロントまたはリヤの
アクスル軸の前後側方に、トランスフア出力軸を
該アクスル軸と平行に配置してなる2軸タイプの
ものにおいて、上記アクスル軸上に、傘歯車機構
からなる車輪間デフ(フロントまたはリヤデフ)
と遊星歯車機構からなる車軸間デフ(センタデ
フ)とを両者間に所定の間隔をあけて配置し、そ
の両デフ間のスペースの変速機の大径のクラツチ
ハウジングを対応させるようにレイアウトするこ
とにより、アクスル軸ひいてはトランスフアユニ
ツトを可及的にエンジン側に近付けて動力伝達装
置のコンパクト化を意図したものは知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
一方、こうした2軸タイプ以外に1軸タイプの
ものがある。これは、上記2軸タイプのものにお
けるトランスフア出力軸をなくし、その代りにア
クスル軸上に、車輪間デフおよび車軸間デフに加
えてベベル歯車よりなる方向転換歯車を設け、こ
の方向転換歯車により、車軸間デフの一方の出力
をアクスル軸と直交する車体前後方向に方向転換
して他方のアクスル軸上の車輪間デフに伝達する
ようにしたものである。
ものがある。これは、上記2軸タイプのものにお
けるトランスフア出力軸をなくし、その代りにア
クスル軸上に、車輪間デフおよび車軸間デフに加
えてベベル歯車よりなる方向転換歯車を設け、こ
の方向転換歯車により、車軸間デフの一方の出力
をアクスル軸と直交する車体前後方向に方向転換
して他方のアクスル軸上の車輪間デフに伝達する
ようにしたものである。
ところで、この1軸タイプのものにおいて、変
速機からの出力をアクスル軸上の車軸間デフにチ
エーンを介して伝達する場合、そのチエーンによ
る伝動では回転の減速が困難になる等の理由か
ら、アクスル軸側の入力部に遊星歯車機構等から
なる減速機構を配置することがある。また、この
チエーン伝動を行わない場合でも、変速機側のス
ペース上の観点から、アクスル軸の入力側に減速
機構を設けることもある。
速機からの出力をアクスル軸上の車軸間デフにチ
エーンを介して伝達する場合、そのチエーンによ
る伝動では回転の減速が困難になる等の理由か
ら、アクスル軸側の入力部に遊星歯車機構等から
なる減速機構を配置することがある。また、この
チエーン伝動を行わない場合でも、変速機側のス
ペース上の観点から、アクスル軸の入力側に減速
機構を設けることもある。
しかしながら、その場合、アクスル軸上に遊星
歯車式の減速機構および車軸間デフと、傘歯車式
の車輪間デフとが直列状に配置されるため、動力
伝達装置のコンパクト化を図るにあたり、上記従
来のレイアウト構造をそのまま採用することは困
難であり、他の解決策が望まれる。
歯車式の減速機構および車軸間デフと、傘歯車式
の車輪間デフとが直列状に配置されるため、動力
伝達装置のコンパクト化を図るにあたり、上記従
来のレイアウト構造をそのまま採用することは困
難であり、他の解決策が望まれる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、上記の如く遊星歯車式の減速機
構を備えた軸タイプの4輪駆動車用動力伝達装置
において、傘歯車式の車輪間デフの径方向の大き
さが遊星歯車式の減速機構や車軸間デフよりも小
さいことに着目し、その大きさの違いを活用した
レイアウト構造を採用することにより、減速機
構、車軸間デフおよび車輪間デフが直列状に配置
される1軸タイプの動力伝達装置であつても、そ
のアクスル軸(トランスフアユニツト)を可及的
にエンジンに近接配置できるようにせんとするこ
とにある。
り、その目的は、上記の如く遊星歯車式の減速機
構を備えた軸タイプの4輪駆動車用動力伝達装置
において、傘歯車式の車輪間デフの径方向の大き
さが遊星歯車式の減速機構や車軸間デフよりも小
さいことに着目し、その大きさの違いを活用した
レイアウト構造を採用することにより、減速機
構、車軸間デフおよび車輪間デフが直列状に配置
される1軸タイプの動力伝達装置であつても、そ
のアクスル軸(トランスフアユニツト)を可及的
にエンジンに近接配置できるようにせんとするこ
とにある。
(課題を解決するための手段)
この目的を達成するために、本発明の解決手段
は、アクスル軸上に設けられる減速機構、車輪間
デフおよび車軸間デフのうち、径方向の大きさが
最も小さい傘歯車機構からなる車輪間デフを変速
機側のクラツチハウジングに対応配置し、その車
輪間デフの両側に大径の遊星歯車機構からなる減
速機構および車軸間デフを配置するようにしてい
る。
は、アクスル軸上に設けられる減速機構、車輪間
デフおよび車軸間デフのうち、径方向の大きさが
最も小さい傘歯車機構からなる車輪間デフを変速
機側のクラツチハウジングに対応配置し、その車
輪間デフの両側に大径の遊星歯車機構からなる減
速機構および車軸間デフを配置するようにしてい
る。
すなわち、本発明は、車体の前部または後部に
エンジンと該エンジンに駆動された変速機とが支
持され、該エンジンおよび変速機が支持された側
で車体左右方向に延びるフロントまたはリヤアク
スル軸上に、遊星歯車機構からなる減速機構と、
傘歯車機構からなる車輪間デフと、遊星歯車機構
からなる車軸間デフとベベル歯車からなる方向転
換歯車とが設けられた1軸タイプの4輪駆動車の
動力伝達装置を対象とする。
エンジンと該エンジンに駆動された変速機とが支
持され、該エンジンおよび変速機が支持された側
で車体左右方向に延びるフロントまたはリヤアク
スル軸上に、遊星歯車機構からなる減速機構と、
傘歯車機構からなる車輪間デフと、遊星歯車機構
からなる車軸間デフとベベル歯車からなる方向転
換歯車とが設けられた1軸タイプの4輪駆動車の
動力伝達装置を対象とする。
そして、上記傘歯車機構からなる車輪間デフを
上記変速機のクラツチハウジングに対応して配置
し、一方、遊星歯車機構からなる減速機構を上記
車輪間デフの変速機側に、同様に遊星歯車機構か
らなる車軸間デフは車輪間デフの変速機と反対側
にそれぞれ配置する構成としている。
上記変速機のクラツチハウジングに対応して配置
し、一方、遊星歯車機構からなる減速機構を上記
車輪間デフの変速機側に、同様に遊星歯車機構か
らなる車軸間デフは車輪間デフの変速機と反対側
にそれぞれ配置する構成としている。
(作用)
この構成により、本発明では、アクスル軸上に
配置される減速機構、車輪間デフおよび車軸間デ
フの中では、径方向の大きさを最も小さくできる
のは傘歯車機構からなる車輪間デフであり、この
車輪間デフの左右両側に大径の遊星歯車機構から
なる減速機構および車軸間デフが配置されるた
め、アクスル軸側ハウジングのエンジン側部分の
形状は上記車輪間デフ部分を底部とする凹形状に
形成される。そして、変速機側ハウジングのう
ち、径方向の半径が最も大きいクラツチハウジン
グが上記車輪間デフの位置に対応して、該クラツ
チハウジングは上記凹形状の底部に嵌合するよう
に配置されるので、変速機側ハウジングの凹凸と
アクスル軸側のハウジングの凹凸とは両者間に〓
間がないように嵌め合わされ、このことにより動
力伝達装置のアクスル軸を可及的にエンジンに近
接配置できることとなる。
配置される減速機構、車輪間デフおよび車軸間デ
フの中では、径方向の大きさを最も小さくできる
のは傘歯車機構からなる車輪間デフであり、この
車輪間デフの左右両側に大径の遊星歯車機構から
なる減速機構および車軸間デフが配置されるた
め、アクスル軸側ハウジングのエンジン側部分の
形状は上記車輪間デフ部分を底部とする凹形状に
形成される。そして、変速機側ハウジングのう
ち、径方向の半径が最も大きいクラツチハウジン
グが上記車輪間デフの位置に対応して、該クラツ
チハウジングは上記凹形状の底部に嵌合するよう
に配置されるので、変速機側ハウジングの凹凸と
アクスル軸側のハウジングの凹凸とは両者間に〓
間がないように嵌め合わされ、このことにより動
力伝達装置のアクスル軸を可及的にエンジンに近
接配置できることとなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図は本発明の実施例に係る4輪駆動車の全
体構成を平面的に示し、1は車体、2は車体1の
前部に横置き状態に支持された4気筒エンザン、
3は該エンジン2の左側に配置支持された手動操
作式の変速機であつて、該変速機3はハウジング
4内に、エンジン2のクランク軸2aにフランジ
状クラツチハウジング4a内のクラツチ機構5を
介して継続される入力軸6と、該入力軸6に平行
に配設され、出力用のスプロケツト8を有する出
力軸7とを備え、この入出力軸6,7間でのギヤ
の動力伝達経路を切り換えてギヤ比を切り換える
ようになされている。
体構成を平面的に示し、1は車体、2は車体1の
前部に横置き状態に支持された4気筒エンザン、
3は該エンジン2の左側に配置支持された手動操
作式の変速機であつて、該変速機3はハウジング
4内に、エンジン2のクランク軸2aにフランジ
状クラツチハウジング4a内のクラツチ機構5を
介して継続される入力軸6と、該入力軸6に平行
に配設され、出力用のスプロケツト8を有する出
力軸7とを備え、この入出力軸6,7間でのギヤ
の動力伝達経路を切り換えてギヤ比を切り換える
ようになされている。
上記変速機3の後側には左右1対のフロントア
クスル軸9a,9bが変速機3の入出力軸6,7
と平行に配設され、該左右のフロントアクスル軸
9a,9bはそれぞれジヨイント10,10,…
および左右のドライブ軸11a,11bを介して
左右の前輪12a,12bに連結されている。
クスル軸9a,9bが変速機3の入出力軸6,7
と平行に配設され、該左右のフロントアクスル軸
9a,9bはそれぞれジヨイント10,10,…
および左右のドライブ軸11a,11bを介して
左右の前輪12a,12bに連結されている。
また、上記右側のフロントアクスル軸9bの右
側寄りには該アクスル軸9bと直交する方向(車
体前後方向)に延びるプロペラ軸13の前端部が
対応して配置され、該プロペラ軸13の後単は左
右に分割されたリヤアクスル軸14a,14b上
の傘歯車機構からなるリヤデフ15に連結されて
いる。このリヤデフ15は、プロペラ軸13にベ
ルギヤ機構16を介して連結されたデフケース1
7と、該デフケース17に支持された1対のピニ
オン18,18と、該各ピニオン18に噛合し、
かつ左右のリヤアクスル軸14a,14bの内端
に回転一体に固定された1対のサイドギヤ19,
19とからなり、上記左右のリヤアクスル軸14
a,14bの外端はジヨイント20,20,…お
よび左右のドライブ軸21a,21bを介して左
右の後輪22a,22bに連結されている。
側寄りには該アクスル軸9bと直交する方向(車
体前後方向)に延びるプロペラ軸13の前端部が
対応して配置され、該プロペラ軸13の後単は左
右に分割されたリヤアクスル軸14a,14b上
の傘歯車機構からなるリヤデフ15に連結されて
いる。このリヤデフ15は、プロペラ軸13にベ
ルギヤ機構16を介して連結されたデフケース1
7と、該デフケース17に支持された1対のピニ
オン18,18と、該各ピニオン18に噛合し、
かつ左右のリヤアクスル軸14a,14bの内端
に回転一体に固定された1対のサイドギヤ19,
19とからなり、上記左右のリヤアクスル軸14
a,14bの外端はジヨイント20,20,…お
よび左右のドライブ軸21a,21bを介して左
右の後輪22a,22bに連結されている。
上記左右のフロントアクスル軸9a,9b上に
は、図で左側すなわち上記変速機3側から順に減
速機構23、車輪間デフとしてのフロントデフ3
7、車軸間デフ44(センタデフ)、方向転換歯
車としてのハイポイドギヤからなるベベルギヤ5
1およびビスカスカツプリング66が配設されて
いる。
は、図で左側すなわち上記変速機3側から順に減
速機構23、車輪間デフとしてのフロントデフ3
7、車軸間デフ44(センタデフ)、方向転換歯
車としてのハイポイドギヤからなるベベルギヤ5
1およびビスカスカツプリング66が配設されて
いる。
この左右のフロントアクスル9a,9b軸上の
各部材の詳細な構造について第1図により説明す
るに、該フロントアクスル軸9a,9bには左右
略中央部に略球形の中空部28を有する中間部材
29が回転自在に外嵌合され、該中間部材29は
上記変速機3のハウジング4に左右1対のベアリ
ング30,31を介して回転自在に支持されてい
る。この中間部材29は、対向側の端部に上記中
空部28を形成するフランジ部23a,33aを
有しかつ該各フランジ部23a,33aでボルト
34,34,…により一体に締結された左右1対
の略円筒状の回転スリーブ32,33で構成さ
れ、上記左側回転スリーブ32の円筒部分上に上
記減速機構23が支持されている。この減速機構
23は遊星歯車機構で構成され、そのザンギヤ2
4は上記回転スリーブ32上に左右1対のニード
ルベアリング35,35を介して回転自在に支持
されている。また、上記サンギヤ24に噛合する
複数のピニオン25,25,…は出力部を構成す
るピニオンキヤリア26に担持され、このピニン
オンキヤリア26の内周には上記左側回転スリー
ブ32のフランジ部32a外周に形成した歯部3
2bに噛合する歯部26aが設けられている。一
方、リングギヤ27はその外周面に形成した歯部
27aを介して上記変速機3のハウジング4内壁
に回転不能に係止されている。そして、上記サン
ギヤ24のボス部24aは左方に延びていてその
左端部にはスプロケツト24bが一体形成され、
該スプロケツト24bは上記変速機3の出力軸7
上のスプロケツト8に対してチエーン36を介し
て駆動連結されており、この変速機3の出力用ス
プロケツト8の回転をチエーン36により減速機
構23のサンギヤ24に伝達した後、そのサンギ
ヤ24から各ピニオン25を介してピニオンキヤ
リア26ないし中心部材29に伝達するととも
に、その伝達経路において回転を減速するように
構成されている。
各部材の詳細な構造について第1図により説明す
るに、該フロントアクスル軸9a,9bには左右
略中央部に略球形の中空部28を有する中間部材
29が回転自在に外嵌合され、該中間部材29は
上記変速機3のハウジング4に左右1対のベアリ
ング30,31を介して回転自在に支持されてい
る。この中間部材29は、対向側の端部に上記中
空部28を形成するフランジ部23a,33aを
有しかつ該各フランジ部23a,33aでボルト
34,34,…により一体に締結された左右1対
の略円筒状の回転スリーブ32,33で構成さ
れ、上記左側回転スリーブ32の円筒部分上に上
記減速機構23が支持されている。この減速機構
23は遊星歯車機構で構成され、そのザンギヤ2
4は上記回転スリーブ32上に左右1対のニード
ルベアリング35,35を介して回転自在に支持
されている。また、上記サンギヤ24に噛合する
複数のピニオン25,25,…は出力部を構成す
るピニオンキヤリア26に担持され、このピニン
オンキヤリア26の内周には上記左側回転スリー
ブ32のフランジ部32a外周に形成した歯部3
2bに噛合する歯部26aが設けられている。一
方、リングギヤ27はその外周面に形成した歯部
27aを介して上記変速機3のハウジング4内壁
に回転不能に係止されている。そして、上記サン
ギヤ24のボス部24aは左方に延びていてその
左端部にはスプロケツト24bが一体形成され、
該スプロケツト24bは上記変速機3の出力軸7
上のスプロケツト8に対してチエーン36を介し
て駆動連結されており、この変速機3の出力用ス
プロケツト8の回転をチエーン36により減速機
構23のサンギヤ24に伝達した後、そのサンギ
ヤ24から各ピニオン25を介してピニオンキヤ
リア26ないし中心部材29に伝達するととも
に、その伝達経路において回転を減速するように
構成されている。
上記中間部材29の中空部28内には上記変速
機3におけるハウジング4のクラツチハウジング
4aに対応する部位に上記フロントデフ37が嵌
入されている。このフロントデフ37はデフケー
ス38と、該デフケース38のピニオン軸36を
介して回転自在に支承された1対のピニオン4
0,40と、該各ピニオン40に噛合し、かつ上
記左右のフロントアクスル軸9a,9bの内端に
それぞれリング42,42により抜け止められて
回転一体に結合された一対のサンドギヤ41a,
41bとからなる傘歯車機構で構成され、上記デ
フケース38は、上記ピニオン軸39を支持する
ピニオン軸支持部38aと、該ピニオン軸支持部
38aから上記車軸間デフ45側(右側)に延び
る円筒状のデフケース支持部38bとからなり、
上記デフケース支持部38bにおいて上記中間部
材29の右側回転スリーブ33内に嵌合されて右
側のフロントアクスル軸9bとの間で片持ち状態
に支持されており、上記ピニオン軸支持部38a
よりも左側部分は省略されている。そして、この
構造により上記1対のサイドギヤ41a,41b
のうち、右側のサイドギヤ41bはその背面が上
記デフケース38により押圧支持されている一
方、左側のサイドギヤ41aその背面が上記中間
部材29における左側回転スリーブ32のフラン
ジ部32a内面、つまり該中間部材29の中空部
28内壁面により押圧支持されている。
機3におけるハウジング4のクラツチハウジング
4aに対応する部位に上記フロントデフ37が嵌
入されている。このフロントデフ37はデフケー
ス38と、該デフケース38のピニオン軸36を
介して回転自在に支承された1対のピニオン4
0,40と、該各ピニオン40に噛合し、かつ上
記左右のフロントアクスル軸9a,9bの内端に
それぞれリング42,42により抜け止められて
回転一体に結合された一対のサンドギヤ41a,
41bとからなる傘歯車機構で構成され、上記デ
フケース38は、上記ピニオン軸39を支持する
ピニオン軸支持部38aと、該ピニオン軸支持部
38aから上記車軸間デフ45側(右側)に延び
る円筒状のデフケース支持部38bとからなり、
上記デフケース支持部38bにおいて上記中間部
材29の右側回転スリーブ33内に嵌合されて右
側のフロントアクスル軸9bとの間で片持ち状態
に支持されており、上記ピニオン軸支持部38a
よりも左側部分は省略されている。そして、この
構造により上記1対のサイドギヤ41a,41b
のうち、右側のサイドギヤ41bはその背面が上
記デフケース38により押圧支持されている一
方、左側のサイドギヤ41aその背面が上記中間
部材29における左側回転スリーブ32のフラン
ジ部32a内面、つまり該中間部材29の中空部
28内壁面により押圧支持されている。
また、上記車軸間デフ44、ベベルギヤ51、
ビスカスカツプリング66および後述の被駆動ベ
ベルギヤ57によりトランスフアユニツト43が
構成され、これら部材は上記変速機3のハウジン
グ4に一体的に結合されるトランスフアハウジン
グ44内に嵌装されている。このトランスフアハ
ウジング44はアクスル軸9a,9bの方向に左
側、中央側および右側の3つのハウジング44a
〜44cに3分割され、上記左側ハウジング44
a内に上記車軸間デフ45が嵌装されている。こ
の車軸間デフ45は、サンギヤ46と、該サンギ
ヤ46に噛合する複数のピニオン47,47,…
を担持するピニオンキヤリア48と、上記各ピニ
オン47に噛合するリングギヤ49とからなる遊
星歯車機構で構成され、上記サンギヤ46は、上
記フロントデフ37におけるデフケース38のデ
フケース支持部38b右端部に回転一体にスプラ
イン結合されている。また、上記ピニオンキヤリ
ア48の外周部とトランスフアハウジング44の
左側ハウジング44a内周との間には車軸間デフ
側ベアリング50が配設され、そのピニオンキヤ
リア48の左端部は上記中間部材29における右
側回転スリーブ33の右端部に回転一体にスプラ
イン結合されている。
ビスカスカツプリング66および後述の被駆動ベ
ベルギヤ57によりトランスフアユニツト43が
構成され、これら部材は上記変速機3のハウジン
グ4に一体的に結合されるトランスフアハウジン
グ44内に嵌装されている。このトランスフアハ
ウジング44はアクスル軸9a,9bの方向に左
側、中央側および右側の3つのハウジング44a
〜44cに3分割され、上記左側ハウジング44
a内に上記車軸間デフ45が嵌装されている。こ
の車軸間デフ45は、サンギヤ46と、該サンギ
ヤ46に噛合する複数のピニオン47,47,…
を担持するピニオンキヤリア48と、上記各ピニ
オン47に噛合するリングギヤ49とからなる遊
星歯車機構で構成され、上記サンギヤ46は、上
記フロントデフ37におけるデフケース38のデ
フケース支持部38b右端部に回転一体にスプラ
イン結合されている。また、上記ピニオンキヤリ
ア48の外周部とトランスフアハウジング44の
左側ハウジング44a内周との間には車軸間デフ
側ベアリング50が配設され、そのピニオンキヤ
リア48の左端部は上記中間部材29における右
側回転スリーブ33の右端部に回転一体にスプラ
イン結合されている。
上記車軸間デフ45におけるサンギヤ46はア
クスル軸9a,9bと平行に右方に延長され、こ
の延長部46a上に上記ベベルギヤ51およびビ
スカスカツプリング66が支持されている。上記
ベベルギヤ51は、上記サンギヤ46の延長部4
6a上に回転自在に支持されたボス部52と、該
ボス部52の右端フランジ部52aにボルト5
3,53,…により締結されたギヤ部54と、上
記ボス部52の右端フランジ部52aに上記ギヤ
部54と一体に結合された略円筒状のカツプリン
グ収容部55とからなり、上記カツプリング収容
部55の右端部は右側フロントアクスル軸9bに
外嵌支持されるように絞られ、その外周面と上記
右側ハウジング44c内壁との間にはベベルギヤ
側ベアリング56が嵌装されている。そして、上
記ギヤ部54には後端を上記プロペラ軸13に連
結したハイポイトギヤからなる被駆動ベベルギヤ
57が噛合され、この被駆動ベベルギヤ57は上
記中央側ハウジング44bに一体的に結合した後
側ハウジング44dに1対のベアリング58,5
9を介して回転自在に支承されている。また、上
記ボス部52の外周とトランスフアハウジング4
4の中央側ハウジング44b内壁との間には中央
側ベアリング60が配設され、上記ボス部52の
左端部は上記車軸間デフ45におけるリングギヤ
49の右端部にセレーシヨン部61により回転一
体にかつナツト部材62により相対摺動不能に結
合されている。尚、63は上記ナツト部材62を
ロツクボール64により回り止めする回り止めリ
ング、65は該回り止めリング63と上記車軸間
デフ45のサンギヤ46との間に配置されたスラ
ストベアリングである。
クスル軸9a,9bと平行に右方に延長され、こ
の延長部46a上に上記ベベルギヤ51およびビ
スカスカツプリング66が支持されている。上記
ベベルギヤ51は、上記サンギヤ46の延長部4
6a上に回転自在に支持されたボス部52と、該
ボス部52の右端フランジ部52aにボルト5
3,53,…により締結されたギヤ部54と、上
記ボス部52の右端フランジ部52aに上記ギヤ
部54と一体に結合された略円筒状のカツプリン
グ収容部55とからなり、上記カツプリング収容
部55の右端部は右側フロントアクスル軸9bに
外嵌支持されるように絞られ、その外周面と上記
右側ハウジング44c内壁との間にはベベルギヤ
側ベアリング56が嵌装されている。そして、上
記ギヤ部54には後端を上記プロペラ軸13に連
結したハイポイトギヤからなる被駆動ベベルギヤ
57が噛合され、この被駆動ベベルギヤ57は上
記中央側ハウジング44bに一体的に結合した後
側ハウジング44dに1対のベアリング58,5
9を介して回転自在に支承されている。また、上
記ボス部52の外周とトランスフアハウジング4
4の中央側ハウジング44b内壁との間には中央
側ベアリング60が配設され、上記ボス部52の
左端部は上記車軸間デフ45におけるリングギヤ
49の右端部にセレーシヨン部61により回転一
体にかつナツト部材62により相対摺動不能に結
合されている。尚、63は上記ナツト部材62を
ロツクボール64により回り止めする回り止めリ
ング、65は該回り止めリング63と上記車軸間
デフ45のサンギヤ46との間に配置されたスラ
ストベアリングである。
また、上記ビスカスカツプリング66は、上記
車軸間デフ45におけるサンギヤ46の延長部4
6aの右端部と、上記ベベルギヤ51のカツプリ
ング収容部55との間の円環状空間内に配置さ
れ、その内筒部材67はサンギヤ46の延長部4
6aに回転一体に結合され、外筒部材68はカツ
プリング収容部55の内周面に回転一体にスプラ
イン結合されており、この内筒および外筒の両部
材67,68により形成される密閉空間内に封入
されたシリコンオイル等の温度変化に伴う粘性特
性により、車軸間デフ45のサンギヤ45にフロ
ントデフ37を介して連結された前輪12a,1
2bと、リングギヤ49にプロペラ軸13および
リヤデフ15を介して連結された後輪22a,2
2bとの相対回転を抑制するようになされてい
る。すなわち、上記の構造により、上記車軸間デ
フ45およびその一方の出力部たるリングギヤ4
9に連結されたベベルギヤ51は、それらの周囲
のトランスフアハウジング44に対して、両者間
の連結部分が中央側ベアリング60により支持さ
れ、かつ車軸間デフ45のフロントデフ37側部
分が車軸間デフ側ベアリング50により、ベベル
ギヤ51の車軸間デフ45と反対側部分がベベル
ギヤ側ベアリング56によりそれぞれ支持されて
おり、上記フロントアクスル軸9a,9bに沿つ
て3分割されているトランスフアハウジング44
は、その分割部分の各々に対して上記3つのベア
リング50,60,56が対応して配置されてい
る。
車軸間デフ45におけるサンギヤ46の延長部4
6aの右端部と、上記ベベルギヤ51のカツプリ
ング収容部55との間の円環状空間内に配置さ
れ、その内筒部材67はサンギヤ46の延長部4
6aに回転一体に結合され、外筒部材68はカツ
プリング収容部55の内周面に回転一体にスプラ
イン結合されており、この内筒および外筒の両部
材67,68により形成される密閉空間内に封入
されたシリコンオイル等の温度変化に伴う粘性特
性により、車軸間デフ45のサンギヤ45にフロ
ントデフ37を介して連結された前輪12a,1
2bと、リングギヤ49にプロペラ軸13および
リヤデフ15を介して連結された後輪22a,2
2bとの相対回転を抑制するようになされてい
る。すなわち、上記の構造により、上記車軸間デ
フ45およびその一方の出力部たるリングギヤ4
9に連結されたベベルギヤ51は、それらの周囲
のトランスフアハウジング44に対して、両者間
の連結部分が中央側ベアリング60により支持さ
れ、かつ車軸間デフ45のフロントデフ37側部
分が車軸間デフ側ベアリング50により、ベベル
ギヤ51の車軸間デフ45と反対側部分がベベル
ギヤ側ベアリング56によりそれぞれ支持されて
おり、上記フロントアクスル軸9a,9bに沿つ
て3分割されているトランスフアハウジング44
は、その分割部分の各々に対して上記3つのベア
リング50,60,56が対応して配置されてい
る。
また、第1図中、69〜74はオイルシールで
あり、これらのオイルシール69〜74のうち、
上記トランスフアハウジング44における左側ハ
ウジング44aの内壁面と車軸間デフ45におけ
るピニオンキヤリア48の外周面との間、該ピニ
オンキヤリア48の内周面とサンギヤ46の外周
面との間および該サンギヤ46の内周面と右側の
フロントアクスル軸9bの外周面との間にそれぞ
れ配置されたオイルシール69〜71により、ト
ランスフアハウジング44内が変速機3のハウジ
ング4に対して液密状に分離されている。
あり、これらのオイルシール69〜74のうち、
上記トランスフアハウジング44における左側ハ
ウジング44aの内壁面と車軸間デフ45におけ
るピニオンキヤリア48の外周面との間、該ピニ
オンキヤリア48の内周面とサンギヤ46の外周
面との間および該サンギヤ46の内周面と右側の
フロントアクスル軸9bの外周面との間にそれぞ
れ配置されたオイルシール69〜71により、ト
ランスフアハウジング44内が変速機3のハウジ
ング4に対して液密状に分離されている。
したがつて、上記実施例においては、変速機3
の出力用スプロケツト8から出力された動力は、
チエーン36およびフロントアクスル軸9a上の
スプロケツト24bを介して減速機構23のサン
ギヤ24に伝達され、この減速機構23で回転が
減速された後、中間部材29を介して車軸間デフ
45のピニオンキヤリア48に伝達される。そし
て、この車軸間デフ45において動力は前輪側お
よび後輪側に振り分けられ、前輪側にあつては、
動力は車軸間デフ45のサンギヤ46を介してフ
ロントデフ37に入力され、その後、左右のフロ
ントアクスル軸9a,9bを介して前輪12a,
12bに伝達される。一方、後輪側にあつては、
動力は上記車軸間デフ45のリングギヤ49を介
して方向転換用のベベルギヤ51に伝達され、こ
の後、該ベベルギヤ51に噛合する被駆動ベベル
ギヤ57、プロペラ軸13、リヤデフ15および
左右のリヤアクスル軸14a,14bを介して後
輪22a,22bに伝達される。
の出力用スプロケツト8から出力された動力は、
チエーン36およびフロントアクスル軸9a上の
スプロケツト24bを介して減速機構23のサン
ギヤ24に伝達され、この減速機構23で回転が
減速された後、中間部材29を介して車軸間デフ
45のピニオンキヤリア48に伝達される。そし
て、この車軸間デフ45において動力は前輪側お
よび後輪側に振り分けられ、前輪側にあつては、
動力は車軸間デフ45のサンギヤ46を介してフ
ロントデフ37に入力され、その後、左右のフロ
ントアクスル軸9a,9bを介して前輪12a,
12bに伝達される。一方、後輪側にあつては、
動力は上記車軸間デフ45のリングギヤ49を介
して方向転換用のベベルギヤ51に伝達され、こ
の後、該ベベルギヤ51に噛合する被駆動ベベル
ギヤ57、プロペラ軸13、リヤデフ15および
左右のリヤアクスル軸14a,14bを介して後
輪22a,22bに伝達される。
そして、この実施例の場合、基本的に、以下に
述べる如き4つの作用効果を有する。
述べる如き4つの作用効果を有する。
初めに、上記傘歯車機構からなるフロントデ
フ37は、上記フロントアクスル軸9a,9b
上において、変速機3のハウジング4のうち径
方向に大きなスペースを持つクラツチハウジン
グ4aに対してレイアウトされ、このフロント
デフ37の左右両側に遊星歯車機構からなる減
速機構23および車軸間デフ45がそれぞれ配
置されているので、変速機3のクラツチハウジ
ング4aを含むハウジング4の凹凸にフロント
アクスル軸9a,9b側の変速機ハウジング4
およびトランスフアハウジング44の凹凸が両
者間の〓間が小さくなるように対応配置され、
この配置構造によりフロントアクスル軸9a,
9bを変速機3側(前側)に近付けることがで
き、よつてフロントアクスル軸9a,9bをエ
ンジン2に可及的に近接配置して、パワーユニ
ツト全体をコンパクト化することができる。
フ37は、上記フロントアクスル軸9a,9b
上において、変速機3のハウジング4のうち径
方向に大きなスペースを持つクラツチハウジン
グ4aに対してレイアウトされ、このフロント
デフ37の左右両側に遊星歯車機構からなる減
速機構23および車軸間デフ45がそれぞれ配
置されているので、変速機3のクラツチハウジ
ング4aを含むハウジング4の凹凸にフロント
アクスル軸9a,9b側の変速機ハウジング4
およびトランスフアハウジング44の凹凸が両
者間の〓間が小さくなるように対応配置され、
この配置構造によりフロントアクスル軸9a,
9bを変速機3側(前側)に近付けることがで
き、よつてフロントアクスル軸9a,9bをエ
ンジン2に可及的に近接配置して、パワーユニ
ツト全体をコンパクト化することができる。
また、トランスフアハウジング44内に設け
られる車軸間デフ45における後輪側出力部と
してのリングギヤ49と、ベベルギヤ51のボ
ス部52とが回転かつ摺動一体にセレーシヨン
結合されて一体化され、この一体化された車軸
間デフ45およびベベルギヤ51の連結部がト
ランスフアハウジング44に対して中央側ベア
リング60により支持されている。すなわち、
該中央側ベアリング60は車軸間デフ45およ
びベベルギヤ51の双方の支持を兼用してい
る。このため、車軸間デフ45およびベベルギ
ヤ51をハウジング44に支持するために3つ
のベアリング50,60,56があればよく、
車軸間デフ45およびベベルギヤ51をそれぞ
れ左右1対のベアリングにより支持する場合に
比べてベアリングの数を低減することができ、
このベアリングの数の減少分だけコストダウン
することができるとともに、トランスフアユニ
ツト43のフロントアクスル軸9a,9b方向
の長さを短くでき、動力伝達装置をコンパクト
なものにすることができる。
られる車軸間デフ45における後輪側出力部と
してのリングギヤ49と、ベベルギヤ51のボ
ス部52とが回転かつ摺動一体にセレーシヨン
結合されて一体化され、この一体化された車軸
間デフ45およびベベルギヤ51の連結部がト
ランスフアハウジング44に対して中央側ベア
リング60により支持されている。すなわち、
該中央側ベアリング60は車軸間デフ45およ
びベベルギヤ51の双方の支持を兼用してい
る。このため、車軸間デフ45およびベベルギ
ヤ51をハウジング44に支持するために3つ
のベアリング50,60,56があればよく、
車軸間デフ45およびベベルギヤ51をそれぞ
れ左右1対のベアリングにより支持する場合に
比べてベアリングの数を低減することができ、
このベアリングの数の減少分だけコストダウン
することができるとともに、トランスフアユニ
ツト43のフロントアクスル軸9a,9b方向
の長さを短くでき、動力伝達装置をコンパクト
なものにすることができる。
また、上記トランスフアハウジング44がア
クスル軸9a,9b方向に左側、中央側および
右側ハウジング44a〜44cに分割され、そ
の分割された各ハウジング44a〜44cに対
してそれぞれ上記3つのベアリング50,6
0,56が対応して配置されていることから、
上記中央側ハウジング44bに車軸間デフ45
のリングギヤとベベルギヤ51のボス部52と
の連結部を組付け支持し、車軸間デフ45の残
りのギヤ要素を組み付けた後に、その中央側ハ
ウジング44bに対して左右両側のハウジング
44a,44cを組み付ければよく、上記トラ
ンスフアユニツト43の組付性をより一層向上
させることができる。
クスル軸9a,9b方向に左側、中央側および
右側ハウジング44a〜44cに分割され、そ
の分割された各ハウジング44a〜44cに対
してそれぞれ上記3つのベアリング50,6
0,56が対応して配置されていることから、
上記中央側ハウジング44bに車軸間デフ45
のリングギヤとベベルギヤ51のボス部52と
の連結部を組付け支持し、車軸間デフ45の残
りのギヤ要素を組み付けた後に、その中央側ハ
ウジング44bに対して左右両側のハウジング
44a,44cを組み付ければよく、上記トラ
ンスフアユニツト43の組付性をより一層向上
させることができる。
尚、上記リングギヤ49とベベルギヤ51の
ボス部52との結合状態は逆、つまりリングギ
ヤ49の基部を軸方向に延ばして該基部外周に
ベベルギヤのボス部52をセレーシヨン結合
し、該ボス部52とリングギヤ49との間に中
央側ベアリング60を挟んだ状態でナツドで締
め付けるようにしてもよい。但し、ベベルギヤ
の芯出しを精度よく行う必要がある場合は上記
実施例構造とすることが望ましい。
ボス部52との結合状態は逆、つまりリングギ
ヤ49の基部を軸方向に延ばして該基部外周に
ベベルギヤのボス部52をセレーシヨン結合
し、該ボス部52とリングギヤ49との間に中
央側ベアリング60を挟んだ状態でナツドで締
め付けるようにしてもよい。但し、ベベルギヤ
の芯出しを精度よく行う必要がある場合は上記
実施例構造とすることが望ましい。
さらに、上記フロントデフ37のデフケース
38は、その支持部38bにて上記中間部材2
9の右側回転スリーブ33と右側フロントアク
スル軸9bとの間に嵌合されて片持ち状態で支
持され、その左側のサイドギヤ41aはその背
面にて上記中間部材29における左側回転スリ
ーブ32のフランジ部32a内面、つまり該中
間部材29の中空部28内壁面により押圧支持
されているため、デフケースを左側に延長して
左側サイドギヤ41aの背面を押圧支持しかつ
デフケース自体をその左側延長部によつてもア
クスル軸9aに支持する一般的な構造に対し
て、そのデフケースの延長部分を省略した長さ
だけ、デフケース38のアクスル軸9a,9b
方向の長さを短くし、かつその径方向の大きさ
を小さくすることができ、よつてフロントデフ
37部分をコンパクト化することができる。
38は、その支持部38bにて上記中間部材2
9の右側回転スリーブ33と右側フロントアク
スル軸9bとの間に嵌合されて片持ち状態で支
持され、その左側のサイドギヤ41aはその背
面にて上記中間部材29における左側回転スリ
ーブ32のフランジ部32a内面、つまり該中
間部材29の中空部28内壁面により押圧支持
されているため、デフケースを左側に延長して
左側サイドギヤ41aの背面を押圧支持しかつ
デフケース自体をその左側延長部によつてもア
クスル軸9aに支持する一般的な構造に対し
て、そのデフケースの延長部分を省略した長さ
だけ、デフケース38のアクスル軸9a,9b
方向の長さを短くし、かつその径方向の大きさ
を小さくすることができ、よつてフロントデフ
37部分をコンパクト化することができる。
さらにまた、上記トランスフアハウジング4
4の変速機ハウジング4との結合端部にオイル
シール69〜71が配設されていて、該トラン
スフアハウジング44の内部が変速機ハウジン
グ4内部に対して分離独立している。このた
め、上記ハイポイドギヤからなるベベルギヤ5
1および被駆動ベベルギヤ57の噛合部分を潤
滑すべく、変速機用のミツシヨンオイルとは異
なる粘性の高いハイポイドギヤオイルを使用す
る場合、その高粘性のハイポイドギヤオイルを
上記トランスフアハウジング44内に独立して
封入することができる。すなわち、上記車軸間
デフ45は上記ベベルギヤ潤滑用のハイポイド
ギヤオイルにより潤滑されることとなり、その
車軸間デフ45に対する潤滑を省略した分だけ
変速機3のハウジング4内に封入されるミツシ
ヨンオイルの量を減少させることができる。
4の変速機ハウジング4との結合端部にオイル
シール69〜71が配設されていて、該トラン
スフアハウジング44の内部が変速機ハウジン
グ4内部に対して分離独立している。このた
め、上記ハイポイドギヤからなるベベルギヤ5
1および被駆動ベベルギヤ57の噛合部分を潤
滑すべく、変速機用のミツシヨンオイルとは異
なる粘性の高いハイポイドギヤオイルを使用す
る場合、その高粘性のハイポイドギヤオイルを
上記トランスフアハウジング44内に独立して
封入することができる。すなわち、上記車軸間
デフ45は上記ベベルギヤ潤滑用のハイポイド
ギヤオイルにより潤滑されることとなり、その
車軸間デフ45に対する潤滑を省略した分だけ
変速機3のハウジング4内に封入されるミツシ
ヨンオイルの量を減少させることができる。
また、上記の如きギヤの配置構造において
は、変速機3のハウジング4とトランスフアハ
ウジング44との結合部分は絞られてその径方
向の幅寸法が小さい。このため、車軸間45を
変速機用のミツシヨンオイルにより潤滑するよ
うにすると、変速機3から車軸間デフ45に至
るオイル流路が狭くなり、この狭い流路により
ミツシヨンオイルが車軸間デフ45に流通し難
くなり、該車軸間デフ45の潤滑不足を招くこ
ととなる。しかし、この実施例では、上記トラ
ンスフアハウジング44内に車軸間デフ45が
配置されて、該車軸間デフ45はハイポイドギ
ヤオイルにより潤滑されるため、上記の変速機
3からのミツシヨンオイルが車軸間デフ45に
流通し難くなることはなく、ハイポイドギヤオ
イルによつてトランスフアユニツト43におけ
るベベルギヤ51と被駆動ベベルギヤ57との
噛合部分の潤滑は勿論のこと、車軸間デフ45
の各ギヤ噛合部分をも有効に潤滑でき、よつて
全体として動力伝達装置の潤滑を確実に行うこ
とができる。
は、変速機3のハウジング4とトランスフアハ
ウジング44との結合部分は絞られてその径方
向の幅寸法が小さい。このため、車軸間45を
変速機用のミツシヨンオイルにより潤滑するよ
うにすると、変速機3から車軸間デフ45に至
るオイル流路が狭くなり、この狭い流路により
ミツシヨンオイルが車軸間デフ45に流通し難
くなり、該車軸間デフ45の潤滑不足を招くこ
ととなる。しかし、この実施例では、上記トラ
ンスフアハウジング44内に車軸間デフ45が
配置されて、該車軸間デフ45はハイポイドギ
ヤオイルにより潤滑されるため、上記の変速機
3からのミツシヨンオイルが車軸間デフ45に
流通し難くなることはなく、ハイポイドギヤオ
イルによつてトランスフアユニツト43におけ
るベベルギヤ51と被駆動ベベルギヤ57との
噛合部分の潤滑は勿論のこと、車軸間デフ45
の各ギヤ噛合部分をも有効に潤滑でき、よつて
全体として動力伝達装置の潤滑を確実に行うこ
とができる。
さらに、上記の構造では、変速機3のハウジ
ング4とトランスフアユニツト43のトランス
フアハウジング44との連結部に位置する動力
伝達部材がスプライン結合によりアクスル軸9
a,9b方向に分離可能であるので、動力伝達
装置の組付け時、トランスフアユニツト43を
そのハウジング44内にハイポイドギヤオイル
を封入した状態で組み立てた後にそれを変速機
3のハウジング4に組み付けることができ、よ
つて動力伝達装置の組付性を向上させることが
できる。
ング4とトランスフアユニツト43のトランス
フアハウジング44との連結部に位置する動力
伝達部材がスプライン結合によりアクスル軸9
a,9b方向に分離可能であるので、動力伝達
装置の組付け時、トランスフアユニツト43を
そのハウジング44内にハイポイドギヤオイル
を封入した状態で組み立てた後にそれを変速機
3のハウジング4に組み付けることができ、よ
つて動力伝達装置の組付性を向上させることが
できる。
尚、上記実施例では、変速機3からの動力を
チエーン36を介して減速機構23に伝達する
ようにしたが、歯車機構により伝達するように
してもよい。
チエーン36を介して減速機構23に伝達する
ようにしたが、歯車機構により伝達するように
してもよい。
また、上記実施例では、車体1の前部にエン
ジン2および変速機3を配置した4輪駆動車に
適用した場合を説明したが、本発明は、エンジ
ンおよび変速機が車体後部にある4輪駆動車に
も適用することができるのは勿論のことであ
る。
ジン2および変速機3を配置した4輪駆動車に
適用した場合を説明したが、本発明は、エンジ
ンおよび変速機が車体後部にある4輪駆動車に
も適用することができるのは勿論のことであ
る。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によると、車体の
変速機側に位置するフロントまたはリヤアクスル
軸上に、傘歯車機構からなる車輪間デフと、遊星
歯車機構からなる減速機構および車軸間デフと、
ベベル歯車からなる方向転換歯車とが配設された
1軸タイプの4輪駆動車用動力伝達装置に対し
て、上記径方向の大きさの小さい傘歯車式の車輪
間デフを変速機側の径方向の大きいクラツチハウ
ジングに対応させて配置し、その車輪間デフの変
速機側に上記減速機構を、また変速機と反対側に
車軸間デフをそれぞれ配置したことにより、減速
機構を備えた1軸タイプの動力伝達装置であつて
も、アクスル軸を可及的にエンジンに近接配置で
き、よつて動力伝達装置の大きさのコンパクト化
を図ることができるという実用上優れた効果を有
するものである。
変速機側に位置するフロントまたはリヤアクスル
軸上に、傘歯車機構からなる車輪間デフと、遊星
歯車機構からなる減速機構および車軸間デフと、
ベベル歯車からなる方向転換歯車とが配設された
1軸タイプの4輪駆動車用動力伝達装置に対し
て、上記径方向の大きさの小さい傘歯車式の車輪
間デフを変速機側の径方向の大きいクラツチハウ
ジングに対応させて配置し、その車輪間デフの変
速機側に上記減速機構を、また変速機と反対側に
車軸間デフをそれぞれ配置したことにより、減速
機構を備えた1軸タイプの動力伝達装置であつて
も、アクスル軸を可及的にエンジンに近接配置で
き、よつて動力伝達装置の大きさのコンパクト化
を図ることができるという実用上優れた効果を有
するものである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は要部の
拡大断面図、第2図は4輪駆動車の駆動系の全体
構成を示す模式平面図である。 1……車体、2……エンジン、3……変速機、
4……ハウジング、4a……クラツチハウジン
グ、9a,9b……フロントアクスル軸、12
a,12b……前輪、22a,22b……後輪、
23……減速機構、37……フロントデフ、43
……トランスフアユニツト、44……トランスフ
アハウジング、45……車軸間デフ、51……ベ
ベルギヤ。
拡大断面図、第2図は4輪駆動車の駆動系の全体
構成を示す模式平面図である。 1……車体、2……エンジン、3……変速機、
4……ハウジング、4a……クラツチハウジン
グ、9a,9b……フロントアクスル軸、12
a,12b……前輪、22a,22b……後輪、
23……減速機構、37……フロントデフ、43
……トランスフアユニツト、44……トランスフ
アハウジング、45……車軸間デフ、51……ベ
ベルギヤ。
Claims (1)
- 1 車体の前部または後部にエンジンと該エンジ
ンに駆動連結された変速機とが支持され、該エン
ジンおよび変速機が支持された側で車体左右方向
に延びるフロントまたはリヤアクスル軸上に、遊
星歯車機構からなる減速機構と、傘歯車機構から
なる車輪間デフと、遊星歯車機構からなる車軸間
デフと、ベベル歯車からなる方向転換歯車とが設
けられており、上記車輪間デフは上記変速機のク
ラツチハウジングに対応して配置されていて、減
速機構は上記車輪間デフの変速機側に、車輪間デ
フは車輪間デフの変速機と反対側にそれぞれ配置
されていることを特徴とする4輪駆動車の動力伝
達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2874287A JPS63195031A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2874287A JPS63195031A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63195031A JPS63195031A (ja) | 1988-08-12 |
| JPH0510246B2 true JPH0510246B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=12256873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2874287A Granted JPS63195031A (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63195031A (ja) |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP2874287A patent/JPS63195031A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63195031A (ja) | 1988-08-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |