JPH0510331A - 焼結含油軸受 - Google Patents

焼結含油軸受

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Publication number
JPH0510331A
JPH0510331A JP3186893A JP18689391A JPH0510331A JP H0510331 A JPH0510331 A JP H0510331A JP 3186893 A JP3186893 A JP 3186893A JP 18689391 A JP18689391 A JP 18689391A JP H0510331 A JPH0510331 A JP H0510331A
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
sintered oil
impregnated
oil
impregnated bearing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3186893A
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English (en)
Inventor
Toru Nakanishi
徹 中西
Hisaya Nakagawa
久弥 中川
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0510331A publication Critical patent/JPH0510331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周方向における目つぶし面の方向性がなく、組
み込む際に周方向の位置合わせを必要としない焼結含油
軸受を提供する。 【構成】軸受ホルダ3に保持されていて回転軸4を回転
自在に支持する焼結含油軸受1,2において、内周面に
目つぶし面1a,2aを有し、この目つぶし面1a,2
aは、軸受ホルダ3の軸方向開放端側に設け、残りの内
周面を多孔質面1b,2bとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばキャプスタンモ
ータなどに適した焼結含油軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】キャプスタンモータなどには、図6に示
すように軸受ホルダ13内に一対の焼結含油軸受11,
12を圧入し、この焼結含油軸受11,12によってキ
ャプスタン軸14を回転自在に支持したものがある。キ
ャプスタン軸14には図示されないピンチローラが押し
当てられるため、矢印で示すように一定方向から側圧が
かかり、この側圧に従ってキャプスタン軸14が一定方
向から焼結含油軸受11,12の内周面に押しつけられ
る。
【0003】このように内周面に側圧荷重がかかっても
焼結含油軸受11,12内での潤滑が円滑になされるよ
うに工夫がなされている。図8はこのような焼結含油軸
受内での潤滑の仕組を示すもので、軸受11とキャプス
タン軸14の寸法関係を極端に異ならせて描いてある。
図8において時計方向に回転駆動されているキャプスタ
ン軸14に、矢印15で示す向きに側圧がかかってキャ
プスタン軸14が軸受11の内周壁面に押し当てられる
ものとすると、軸受11のポーラス(以下「多孔質」と
いう)面から滲み出た潤滑油がキャプスタン軸14の外
周面でかき集められるようにして軸受11の内周面との
間に油のくさび16ができる。仮に、軸受11の側圧荷
重を支える多孔質面の微小な孔の大きさが通常の大きさ
であるとすれば、この多孔質面に油が逃げてしまい、軸
受11の内周面にキャプスタン軸14が直接接触するい
わゆる境界潤滑となり、摩擦抵抗が大きくなる。
【0004】しかし、軸受11の内周面にキャプスタン
軸14を直接接触させたまましばらくの間キャプスタン
軸14を回転駆動してエージングを行うと、軸受11の
内周面のうち上記キャプスタン軸14が摺接して側圧荷
重を支える部分が摩擦によって塑性変形し、この部分の
多孔質面がつぶされて微細化する。従って、このキャプ
スタン軸14との摺接部から潤滑油が逃げることはな
く、この摺接部に油圧が生じて潤滑油が介在するいわゆ
る流体潤滑となり、摩擦抵抗が小さくなる。図8におい
て符号17は上記摺接部における油圧分布を示す。この
ようにしてエージングが完了した後は摩擦抵抗が小さく
なり、モータの電流値も小さくなる。
【0005】図7は、上記のようにして内周面の一部に
目つぶし面11aを設けた焼結含油軸受11を示してい
る。目つぶし面11aは軸受11の軸方向の長さ全体に
わたり、また周方向にほぼ60°の角度範囲にわたり形
成されている。
【0006】上記の例はエージングを行う場合の例であ
ったが、エージレスメタルと称して当初より内周面の一
部に目つぶし面を形成した焼結含油軸受もある。図9は
このようなエージレス焼結含油軸受を得る方法の例を示
すもので、予め軸受11の内周側に仕上り時よりも内径
を小さくした部分11cを角度θの範囲にわたって形成
しておき、サイジングのときに上記内径の小さい部分1
1cを削って所定の内径面11dとすることにより、こ
の所定の内径面11dを角度θの範囲にわたる目つぶし
面としている。上記角度θはほぼ60°程度である。
【0007】何れにせよ、従来の焼結含油軸受の内周面
の目つぶし面は軸受の軸方向の長さ全体にわたって形成
されるため、その周方向の角度範囲をあまり大きくする
と、多孔質面から滲み出てキャプスタン軸との摺接部に
供給される潤滑油の量が減少し、潤滑不良になる。従っ
て、目つぶし面の周方向の角度範囲はあまり広くするこ
とはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の焼結含油軸受によれば、多孔質面を微細化した目
つぶし面は、周方向の角度範囲が60°程度しかないた
め、この目つぶし面を側圧荷重方向に位置決めするとき
高い位置決め精度が要求され、組立作業性がよくない。
また、軸受ごとに目つぶし面の方向を示す目印を付する
ことが考えられているが、機種によって側圧方向が異な
る場合は組立の自動化が困難である。そのほか、機種ご
との目つぶし面の方向の角度差が少ない場合は異なった
機種の軸受が混入する恐れがある。
【0009】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、周方向における目つぶし面の方向
性がなく、組み込む際に周方向の位置合わせを必要とし
ない焼結含油軸受を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸受ホルダに
保持されていて回転軸を回転自在に支持する焼結含油軸
受において、内周面に目つぶし面を有し、この目つぶし
面は、軸受ホルダの軸方向開放端側に設け、残りの内周
面を多孔質面としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】目つぶし面は軸方向の一端側にのみ設けられ、
軸方向の他端側の面には微小孔が通常の大きさの多孔質
面が残っているため、潤滑油は軸受の内周面から十分に
供給される。目つぶし面は軸方向の一端側に全周にわた
って形成しても差し支えなく、軸受取り付けの方向性は
ほとんど問題にならない。軸受は回転軸からの側圧を目
つぶし面で受ける。この目つぶし面では流体潤滑となる
ため、摩擦抵抗は小さくなる。
【0012】
【実施例】以下、図1ないし図5を参照しながら本発明
にかかる焼結含油軸受の実施例について説明する。図1
において、軸受ホルダ3の内周側には上下一対の焼結含
油軸受1,2が圧入等の手段によって固定されており、
上記一対の焼結含油軸受1,2によって回転軸4が回転
自在に支持されている。回転軸4は例えばキャプスタン
軸などであり、矢印で示すように一定方向に側圧がかか
る。回転軸4に側圧がかかることにより、回転軸4は一
対の軸受1,2の互いに外側の端部、すなわち軸受ホル
ダ3の軸方向開放端部(図1では軸受1の上端部と軸受
2の下端部)の内周面で支えられることになる。
【0013】そこで、軸受1の上端側内周面全周の多孔
質面を微細化した目つぶし面1aとし、残りの内周面す
なわち下端側内周面全周を通常の大きさの微小孔とした
多孔質面1bとして、上記目つぶし面1aで回転軸4の
側圧荷重を支えるようにしてある。一方、軸受2の下端
側内周面全周の多孔質面を微細化した目つぶし面2aと
し、残りの内周面すなわち上端側内周面全周を通常の大
きさの微小孔とした多孔質面2bとして、上記目つぶし
面2aで回転軸4の側圧荷重を支えるようにしてある。
【0014】図2は、上記軸受1,2のうちの一方の軸
受1を詳細に示したもので、軸受1全体の軸方向寸法を
L、目つぶし面1aの軸方向寸法をL1としたとき、L1
はLの1/3〜1/2程度に設定される。
【0015】以上説明した実施例によれば、回転軸4に
かかる側圧荷重は軸受1,2の一端側に形成した目つぶ
し面1a,2aで支持されることになるため、この支持
部での潤滑油の逃げが少なくなって安定した油圧が発生
する。一方、側圧荷重がかかる上記回転軸4との摺接部
への潤滑油の供給は、目つぶし面1a,2aを除く残り
の多孔質面1b,2bから行われ、かつ、この多孔質面
1b,2bは全周にわたって形成されているため潤滑油
は十分に供給される。その結果、回転軸4と軸受1,2
との摩擦抵抗が低下し、モータの電流値も低くなる。ま
た、軸受のエージングを行うことなく上記のような効果
が得られる。
【0016】図1では軸受1,2の内径と回転軸4の外
径とを極端に異ならせて描いてあるが、図1を参照すれ
ば明らかとおり、上側の軸受1では上端側に近くなるほ
ど回転軸4から受ける面圧が高くなり、下側の軸受2で
は下端側に近くなるほど回転軸4から受ける面圧が高く
なる。そこで、面圧が高くなるに従って多孔質面を微細
化すれば、より高い効果を得ることができる。
【0017】次に、軸方向の一端側に目つぶし面を設け
た焼結含油軸受の製造方法の例について説明する。製造
方法全体の工程は従来通りであるが、成形時のコアの形
状を工夫するだけで所期の焼結含油軸受を得ることがで
きる。図3は成形コアの例を示すもので、コア6の先端
部に小径部6aが形成されている。コア6の本体部分の
径と小径部6aとの径の差は極めて僅かでよいが、図3
では段差を極端にした形で描いてある。
【0018】上記のコア6を用いて成形した焼結含油軸
受の例を図4(a)(b)に示す。図4(a)(b)に
おいて、コア6を用いて成形した焼結含油軸受1は、一
端側が内径Aでなる小径部1cと他端側が内径Bでなる
大径部1dを有してなる。小径部1cはコア6の小径部
6aで成形されたものであり、大径部1dはコア6の本
体部分で成形されたものである。これを通常のサイジン
グ工程に付する。すなわち、軸方向の外径が一定のサイ
ジング用の円棒を軸受1の内周に通すことによってサイ
ジングを行う。小径部分1cのサイジング代が大きいた
め、この部分の多孔質面がより微細化されて図4(c)
に示すように目つぶし面1aが形成される。一方、大径
部分1dのサイジング代は少ないため、目の荒い多孔質
面1bとなる。
【0019】以上のようにして得られた焼結含油軸受
は、目つぶし面と多孔質面が軸方向に分布して形成され
ており、また、これら目つぶし面と多孔質面は全周にわ
たって形成されているため、回転軸の側圧をより大きく
受ける側の端部に目つぶし面が位置するようにして軸受
を軸受ホルダに取付ければよく、軸受の周方向の位置は
問題にならない。従って、焼結含油軸受を組み込む際の
周方向の位置合わせが不要になるという効果がある。ま
た、焼結含油軸受を用いたモータなどの取り付け位置が
ずれたとしても回転軸の側圧を目つぶし面で確実に支え
ることになるから、取り付け位置のずれによる不良の発
生もなくなる。
【0020】なお、目つぶし面は焼結含油軸受の一端部
に形成されてることが条件であり、必ずしも全周にわた
って形成されている必要はない。図5はこのような焼結
含油軸受を得るための例を示す。図5において、焼結含
油軸受8は軸線方向の一端部に約半周にわたって小径部
8cが形成され、その他は大径部8dとなっている。こ
れを通常のサイジング工程に付すると、上記約半周の小
径部8cが目つぶし面となる。この目つぶし面で回転軸
の側圧を支えるように上記軸受8を配置すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかる焼結含油軸受によれば、
目つぶし面と多孔質面が軸方向に分布して形成されてお
り、これら目つぶし面と多孔質面は周方向に広く形成さ
れているため、回転軸の側圧をより大きく受ける側の端
部に目つぶし面が位置するようにして軸受を軸受ホルダ
に取付ければよく、軸受の周方向の位置はほとんど問題
にならない。従って、焼結含油軸受を組み込む際の周方
向の位置合わせが容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる焼結含油軸受の実施例を示す断
面図。
【図2】同上実施例中の一つの軸受を切断して示す斜視
図。
【図3】本発明の焼結含油軸受を製造するための成形コ
アの例を示す正面図。
【図4】本発明にかかる焼結含油軸受の製造工程の例を
示す平面図及び断面図。
【図5】本発明にかかる焼結含油軸受の別の実施例であ
って製造工程の途中の形態を示す平面図。
【図6】焼結含油軸受を用いたキャプスタンの例を示す
断面図。
【図7】従来の焼結含油軸受の例を切断して示す斜視
図。
【図8】焼結含油軸受による潤滑の仕組を示す平面図。
【図9】従来のエージレス焼結含油軸受の例であって製
造工程の途中の形態を示す平面図。
【符号の説明】
1,2 焼結含油軸受 1a,2a 目つぶし面 1b,2b 多孔質面 4 回転軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸受ホルダに保持されていて回転軸を回
    転自在に支持する焼結含油軸受であって、内周面に目つ
    ぶし面を有し、この目つぶし面は、軸受ホルダの軸方向
    開放端側に設け、残りの内周面を多孔質面としたことを
    特徴とする焼結含油軸受。
JP3186893A 1991-07-01 1991-07-01 焼結含油軸受 Withdrawn JPH0510331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3186893A JPH0510331A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 焼結含油軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3186893A JPH0510331A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 焼結含油軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510331A true JPH0510331A (ja) 1993-01-19

Family

ID=16196532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3186893A Withdrawn JPH0510331A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 焼結含油軸受

Country Status (1)

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JP (1) JPH0510331A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06123312A (ja) * 1992-08-26 1994-05-06 Mitsubishi Materials Corp 焼結含油軸受

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06123312A (ja) * 1992-08-26 1994-05-06 Mitsubishi Materials Corp 焼結含油軸受

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008