JPH0510401B2 - - Google Patents
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- JPH0510401B2 JPH0510401B2 JP61112084A JP11208486A JPH0510401B2 JP H0510401 B2 JPH0510401 B2 JP H0510401B2 JP 61112084 A JP61112084 A JP 61112084A JP 11208486 A JP11208486 A JP 11208486A JP H0510401 B2 JPH0510401 B2 JP H0510401B2
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- JP
- Japan
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- rotating drum
- thin film
- narrow grooves
- grooves
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、金、銀、その他金属またはそれら
の合金および化合物を材料とする偏平状整形粉末
の製造方法に関し、特に、薄い偏平状粉末を、製
造せんとする形状に整形しながら安価に製造する
ことができる偏平状整形粉末の製造方法に関する
ものである。
の合金および化合物を材料とする偏平状整形粉末
の製造方法に関し、特に、薄い偏平状粉末を、製
造せんとする形状に整形しながら安価に製造する
ことができる偏平状整形粉末の製造方法に関する
ものである。
例えば、金や銀などの貴金属は、その展延性を
利用して、金箔、銀箔を製造する方法が伝統的に
行われており、これら金箔、銀箔を種々の方法で
破砕して偏平状の粉体を得ていた。このような伝
統的な方法に代る方法としては、機械的な粉砕に
よる方法、アトマイズ法、電解法、真空蒸着法あ
るいは化学的還元法などがあげられる。
利用して、金箔、銀箔を製造する方法が伝統的に
行われており、これら金箔、銀箔を種々の方法で
破砕して偏平状の粉体を得ていた。このような伝
統的な方法に代る方法としては、機械的な粉砕に
よる方法、アトマイズ法、電解法、真空蒸着法あ
るいは化学的還元法などがあげられる。
しかしながら、上記のような金属の小片を叩い
て加工する方法は、生産性が低く、コストが高
く、硬度の大きい金属や展延性の小さい金属につ
いては適用できず、量産することも難しい。次に
機械的な粉砕、アトマイズ法、電解法、化学的還
元法などにおいては、いずれも0.1μ以下の厚さの
薄片を得ることは困難であり、表面の光沢および
薄片の形状制御が難しく、製造された薄片粉末の
形状も不揃いであつた。
て加工する方法は、生産性が低く、コストが高
く、硬度の大きい金属や展延性の小さい金属につ
いては適用できず、量産することも難しい。次に
機械的な粉砕、アトマイズ法、電解法、化学的還
元法などにおいては、いずれも0.1μ以下の厚さの
薄片を得ることは困難であり、表面の光沢および
薄片の形状制御が難しく、製造された薄片粉末の
形状も不揃いであつた。
そこで、本発明者等は、上記のような問題点を
解決すべく研究を行なつた結果、表面に製造せん
とする偏平状整形粉末の形状に見合つた形状にバ
イト加工細溝またはエツチング加工細溝により区
切られた集合模様を有する回転ドラムを金属蒸発
源を備えた蒸着室内に設け、この回転ドラムの表
面に、金属、金属化合物または合金を蒸着させて
薄膜を形成し、ついで上記回転ドラムの表面に蒸
着した薄膜を剥離し、掻き落すことにより偏平状
整形粉末を製造しうるという知見を得た。
解決すべく研究を行なつた結果、表面に製造せん
とする偏平状整形粉末の形状に見合つた形状にバ
イト加工細溝またはエツチング加工細溝により区
切られた集合模様を有する回転ドラムを金属蒸発
源を備えた蒸着室内に設け、この回転ドラムの表
面に、金属、金属化合物または合金を蒸着させて
薄膜を形成し、ついで上記回転ドラムの表面に蒸
着した薄膜を剥離し、掻き落すことにより偏平状
整形粉末を製造しうるという知見を得た。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであり、以下、この発明の偏平状整形粉末の製
造方法を実施例により具体的に説明する。
のであり、以下、この発明の偏平状整形粉末の製
造方法を実施例により具体的に説明する。
第1図にはこの発明の方法の実施装置が概略図
で示されており、第1図において、1は蒸着室で
あり、その排気口2には図示しない排気ポンプが
接続されており、蒸着室1の内部の気圧を金属の
蒸着に適した真空あるいはそれに近い状態に保つ
ようになつている。
で示されており、第1図において、1は蒸着室で
あり、その排気口2には図示しない排気ポンプが
接続されており、蒸着室1の内部の気圧を金属の
蒸着に適した真空あるいはそれに近い状態に保つ
ようになつている。
3は、金属蒸着源であり、この加熱手段として
は、抵抗加熱、高周波加熱、電子ビーム照射など
があり、適宜の方法が採用される。
は、抵抗加熱、高周波加熱、電子ビーム照射など
があり、適宜の方法が採用される。
4は、回転ドラムであり、図示しない駆動源に
より矢印A方向に回転駆動され、その回転速度は
可変になつている。
より矢印A方向に回転駆動され、その回転速度は
可変になつている。
5は、回転ドラム4の頂部より回転方向に沿つ
てやや下がつた位置において、回転ドラム4に押
圧された状態で回転する剥離ロールで、回転ドラ
ム4の回転軸と平行な軸5aと、ゴムなどの弾性
材料からなるロール5bと、軸5aをバツクアツ
プして加圧力を調整する調整部材5cから構成さ
れている。この剥離ロール5の下側には、回転ド
ラム4の外周面を覆うように回収チヤンバー6が
設けられ、その上部カバー6aおよび下部カバー
6bは、それぞれ、回転ドラム4の外面に適当な
〓間を持つた状態で取り付けられ、回収チヤンバ
ー6の下部は、取り外し可能な貯留槽6cとなつ
ている。この回収チヤンバー6の内部には、上記
剥離ロール5により回転ドラム4の外周面から浮
いた状態で運ばれてくる薄膜を上記貯留槽6cへ
掻き落すための回転ブラシ7,7が上下に一対に
設けられている。この回転ブラシ7,7は、それ
ぞれ、上記回転ドラム4の回転軸と平行な回転軸
7a,7aとこの回転軸7aに植設されたブラシ
ワイヤ7bおよび回転軸7aの駆動装置(図示
略)とからなり、このブラシワイヤ7bの材質
は、金属、植物繊維あるいはプラスチツクなどが
用いられ、その太さ、長さ、植設間隔などは適宜
設定される。なお、この回転ブラシ7の回転方向
は、通常、ブラシワイヤ7bの先端が薄膜の走行
方向と逆になるように、図において矢印Bの方向
に設定しているが、一方または双方とも逆転する
ようにしてもよい。
てやや下がつた位置において、回転ドラム4に押
圧された状態で回転する剥離ロールで、回転ドラ
ム4の回転軸と平行な軸5aと、ゴムなどの弾性
材料からなるロール5bと、軸5aをバツクアツ
プして加圧力を調整する調整部材5cから構成さ
れている。この剥離ロール5の下側には、回転ド
ラム4の外周面を覆うように回収チヤンバー6が
設けられ、その上部カバー6aおよび下部カバー
6bは、それぞれ、回転ドラム4の外面に適当な
〓間を持つた状態で取り付けられ、回収チヤンバ
ー6の下部は、取り外し可能な貯留槽6cとなつ
ている。この回収チヤンバー6の内部には、上記
剥離ロール5により回転ドラム4の外周面から浮
いた状態で運ばれてくる薄膜を上記貯留槽6cへ
掻き落すための回転ブラシ7,7が上下に一対に
設けられている。この回転ブラシ7,7は、それ
ぞれ、上記回転ドラム4の回転軸と平行な回転軸
7a,7aとこの回転軸7aに植設されたブラシ
ワイヤ7bおよび回転軸7aの駆動装置(図示
略)とからなり、このブラシワイヤ7bの材質
は、金属、植物繊維あるいはプラスチツクなどが
用いられ、その太さ、長さ、植設間隔などは適宜
設定される。なお、この回転ブラシ7の回転方向
は、通常、ブラシワイヤ7bの先端が薄膜の走行
方向と逆になるように、図において矢印Bの方向
に設定しているが、一方または双方とも逆転する
ようにしてもよい。
この装置においては、回転ブラシを一対設けて
いるが、必要に応じて1本あるいは3本以上設け
てもよい。
いるが、必要に応じて1本あるいは3本以上設け
てもよい。
上記回転ドラム4の材質としては、蒸着および
薄膜の剥離を繰返しても表面性状が荒れたりする
ことがないように高温時における硬度が大で耐摩
耗性の優れたもの、例えば、ステンレス鋼、クロ
ム・モリブデン鋼、あるいは表面にクロムその他
の鍍金を施したものが採用され、また、回転ドラ
ム4の表面性状を一定に保ち、偏平状粉の剥離性
をよくするために内部冷却してもよい。
薄膜の剥離を繰返しても表面性状が荒れたりする
ことがないように高温時における硬度が大で耐摩
耗性の優れたもの、例えば、ステンレス鋼、クロ
ム・モリブデン鋼、あるいは表面にクロムその他
の鍍金を施したものが採用され、また、回転ドラ
ム4の表面性状を一定に保ち、偏平状粉の剥離性
をよくするために内部冷却してもよい。
第2図、第3図および第4図には、上記回転ド
ラム4の表面にバイト加工またはエツチング加工
により成形された細溝により製造せんとする偏平
状整形粉末の形状に見合つた形状に区切られた集
合模様の具体例が示されている。
ラム4の表面にバイト加工またはエツチング加工
により成形された細溝により製造せんとする偏平
状整形粉末の形状に見合つた形状に区切られた集
合模様の具体例が示されている。
第2図に示される回転ドラム4の表面の集合模
様は四角形で、上記第2図の部分の拡大図が第
2−図に示されており、上記第2−図の部
分の細溝の断面図が第2−図に示されている。
上記第2−図のaで示される1個の四角形の面
積は、0.001mm2〜0.5mm2となるようにし、第2−
図に示される細溝の大きさは、b:0.05mm〜0.3
mm、C:0.05mm〜1mm、G:0.02mm〜0.2mmにする
ことが好ましい。
様は四角形で、上記第2図の部分の拡大図が第
2−図に示されており、上記第2−図の部
分の細溝の断面図が第2−図に示されている。
上記第2−図のaで示される1個の四角形の面
積は、0.001mm2〜0.5mm2となるようにし、第2−
図に示される細溝の大きさは、b:0.05mm〜0.3
mm、C:0.05mm〜1mm、G:0.02mm〜0.2mmにする
ことが好ましい。
第3図に示される回転ドラム4の表面の集合模
様は三角形で、上記第3図のの部分の拡大図が
第3−図に示されており、上記第3−図の
部分の細溝の断面図が第3−図に示されてい
る。上記第3−図のa′で示される1個の三角形
の面積は、0.001mm2〜0.5mm2とし、上記第3−図
に示される細溝の大きさは、b′:0.05mm〜0.3mm、
C′:0.05mm〜1mm、G′:0.02mm〜0.2mmとすること
が好ましい。
様は三角形で、上記第3図のの部分の拡大図が
第3−図に示されており、上記第3−図の
部分の細溝の断面図が第3−図に示されてい
る。上記第3−図のa′で示される1個の三角形
の面積は、0.001mm2〜0.5mm2とし、上記第3−図
に示される細溝の大きさは、b′:0.05mm〜0.3mm、
C′:0.05mm〜1mm、G′:0.02mm〜0.2mmとすること
が好ましい。
第4図に示される回転ドラム4の表面の集合模
様は六角形で、蜂の巣模様をしており、上記第4
図の部分の拡大図が第4−図に示されてお
り、上記第4−図の部分の細溝の断面図が第
4−図に示されている。上記第4−図のa″で
示されている1個の六角形の面積は、0.001mm2〜
0.5mm2とし、上記第4−図に示される細溝の大
きさは、b″:0.05mm〜0.3mm、C″:0.05mm〜1mm、
G″:0.02mm〜0.2mmとするのが好ましい。
様は六角形で、蜂の巣模様をしており、上記第4
図の部分の拡大図が第4−図に示されてお
り、上記第4−図の部分の細溝の断面図が第
4−図に示されている。上記第4−図のa″で
示されている1個の六角形の面積は、0.001mm2〜
0.5mm2とし、上記第4−図に示される細溝の大
きさは、b″:0.05mm〜0.3mm、C″:0.05mm〜1mm、
G″:0.02mm〜0.2mmとするのが好ましい。
上記第2図、第3図および第4図には、それぞ
れ、製造せんとする偏平状整形粉末の形状に見合
つた四角形、三角形および六角形の集合模様を示
したが、その他の多角形の集合模様であつてもよ
く、さらに異なつた種類の多角形、例えば、三角
形と六角形のような異なつた種類の多角形を混合
して集合模様を形成してもよく、特に多角形に限
定されるものではなく、任意の形状の集合模様と
することも可能である。
れ、製造せんとする偏平状整形粉末の形状に見合
つた四角形、三角形および六角形の集合模様を示
したが、その他の多角形の集合模様であつてもよ
く、さらに異なつた種類の多角形、例えば、三角
形と六角形のような異なつた種類の多角形を混合
して集合模様を形成してもよく、特に多角形に限
定されるものではなく、任意の形状の集合模様と
することも可能である。
上記集合模様を区切る細溝は、バイト加工また
はエツチング加工によつて成形するのが望まし
く、その細溝の大きさは、蒸着金属が上記細溝の
内部にまで蒸着模様を形成しない程度の幅と深さ
を必要とし、上部幅(b,b′,b″):0.05〜0.3mm、
下部幅(c,c′,c″):0.02〜0.2mm、深さ(G,
G′,G″):0.05〜1mmとするのが好ましく、上記
上部幅(b,b′,b″):0.05mm未満、下部幅(c,
c′,c″):0.02mm未満および深さ(G,G′,G″):
0.05mm未満であると細溝としての作用をなさず、
蒸着薄膜は上記細溝を覆つて回転ドラム全体に蒸
着薄膜が形成されてしまう。また、上部幅(b,
b′,b″)が0.3mmを越え、下部幅(c,c′,c″)が
0.2mmを越え、さらに深さ(G,G′,G″)が1mm
を越えた値をとると、蒸着金属は上記回転ドラム
表面の細溝の内部に蒸着薄膜を形成し、この場合
も細溝としての作用をなさなくなる。したがつ
て、表面に細溝のついた回転ドラムを組込んだ第
1図の装置により回転ドラムの表面に、金属、金
属化合物または合金を蒸着させて薄膜を形成した
場合、第5図に第1図−線部分断面図で示さ
れるように、回転ドラム4の表面に蒸着薄膜8が
形成され、細溝9には蒸着薄膜が形成されずに区
切られた状態になるためには、上部幅(b,b′,
b″):0.05〜0.3mm、下部幅(c,c′,c″):0.02〜
0.2mm、深さ(G,G′,G″):0.05〜1mmとなるこ
とが必要である。
はエツチング加工によつて成形するのが望まし
く、その細溝の大きさは、蒸着金属が上記細溝の
内部にまで蒸着模様を形成しない程度の幅と深さ
を必要とし、上部幅(b,b′,b″):0.05〜0.3mm、
下部幅(c,c′,c″):0.02〜0.2mm、深さ(G,
G′,G″):0.05〜1mmとするのが好ましく、上記
上部幅(b,b′,b″):0.05mm未満、下部幅(c,
c′,c″):0.02mm未満および深さ(G,G′,G″):
0.05mm未満であると細溝としての作用をなさず、
蒸着薄膜は上記細溝を覆つて回転ドラム全体に蒸
着薄膜が形成されてしまう。また、上部幅(b,
b′,b″)が0.3mmを越え、下部幅(c,c′,c″)が
0.2mmを越え、さらに深さ(G,G′,G″)が1mm
を越えた値をとると、蒸着金属は上記回転ドラム
表面の細溝の内部に蒸着薄膜を形成し、この場合
も細溝としての作用をなさなくなる。したがつ
て、表面に細溝のついた回転ドラムを組込んだ第
1図の装置により回転ドラムの表面に、金属、金
属化合物または合金を蒸着させて薄膜を形成した
場合、第5図に第1図−線部分断面図で示さ
れるように、回転ドラム4の表面に蒸着薄膜8が
形成され、細溝9には蒸着薄膜が形成されずに区
切られた状態になるためには、上部幅(b,b′,
b″):0.05〜0.3mm、下部幅(c,c′,c″):0.02〜
0.2mm、深さ(G,G′,G″):0.05〜1mmとなるこ
とが必要である。
次に、表面に細溝のついた回転ドラム4を組入
んだ第1図の装置により偏平状整形粉末を製造す
る過程について述べると、蒸着室1内の気圧を1
×10-4〜10-5Torrに下げ、金属蒸発源3を適当
な温度まで昇温させると、細溝のついた回転ドラ
ム4の表面には、蒸着薄膜が形成され、第5図に
示されるようにバイト加工細溝またはエツチング
加工細溝の内部には蒸着せず、蒸着薄膜8が上記
バイト加工細溝またはエツチング加工細溝9によ
り切断された状態で回転ドラム4の表面に形成さ
れる。
んだ第1図の装置により偏平状整形粉末を製造す
る過程について述べると、蒸着室1内の気圧を1
×10-4〜10-5Torrに下げ、金属蒸発源3を適当
な温度まで昇温させると、細溝のついた回転ドラ
ム4の表面には、蒸着薄膜が形成され、第5図に
示されるようにバイト加工細溝またはエツチング
加工細溝の内部には蒸着せず、蒸着薄膜8が上記
バイト加工細溝またはエツチング加工細溝9によ
り切断された状態で回転ドラム4の表面に形成さ
れる。
回転ドラム4を適当な回転速度で回転させ、剥
離ロール5の弾性体からなるロール5bの回転速
度を上記回転ドラム4の回転速度と相違させ、調
整部材5cの押圧力を適当に設定すると、回転ド
ラムの表面に細溝により区切られて蒸着している
薄膜は、ロール5bとの間に働く摩擦力により回
転ドラム4の表面に対してずれを生じ、ほとんど
剥離されて貯留槽6cの所まで落下し、一部の付
着した蒸着薄膜が残つていても前記のようにすで
に剥離状態にあるので回転ドラム7,7によつて
貯留槽6cに落下される。この過程において、偏
平状整形粉末の厚さをコントロールするには、金
属蒸発源3の金属蒸発源を制御するか、あるいは
回転ドラム4の回転速度を変化させるなどの方法
がとられる。
離ロール5の弾性体からなるロール5bの回転速
度を上記回転ドラム4の回転速度と相違させ、調
整部材5cの押圧力を適当に設定すると、回転ド
ラムの表面に細溝により区切られて蒸着している
薄膜は、ロール5bとの間に働く摩擦力により回
転ドラム4の表面に対してずれを生じ、ほとんど
剥離されて貯留槽6cの所まで落下し、一部の付
着した蒸着薄膜が残つていても前記のようにすで
に剥離状態にあるので回転ドラム7,7によつて
貯留槽6cに落下される。この過程において、偏
平状整形粉末の厚さをコントロールするには、金
属蒸発源3の金属蒸発源を制御するか、あるいは
回転ドラム4の回転速度を変化させるなどの方法
がとられる。
実施例 1
蒸発金属として銀を用い、回転ドラム4の材質
に硬度1Hのステンレス鋼(SUS430)を用いてそ
の表面を鏡面状に仕上げ、上記鏡面状表面にエツ
チング加工を施して第2図に示されるような1辺
が0.15mmの製造せんとする偏平整形粉末の形状に
見合つた正方形の集合模様の細溝(溝の深さ:
0.08mm、上部幅:0.15mm、下部幅:0.075mm)を形
成した。上記細溝の付いた回転ドラム4の周速を
25m/min、剥離ロール5bの周速を10m/min
とし、ロール5bの材質は硬度40のゴムを、ブ
ラシワイヤ7bとして真鍮の針金を用いた。上記
回転ドラム4の周速は、剥離ロール5bの周速よ
りも速いから、摩擦により回転ドラム4の表面に
形成された蒸着薄膜は容易にずれ、この条件で得
た偏平状整形粉末は、厚さ0.1μの正方形に整形さ
れた光沢の豊かなものであつた。
に硬度1Hのステンレス鋼(SUS430)を用いてそ
の表面を鏡面状に仕上げ、上記鏡面状表面にエツ
チング加工を施して第2図に示されるような1辺
が0.15mmの製造せんとする偏平整形粉末の形状に
見合つた正方形の集合模様の細溝(溝の深さ:
0.08mm、上部幅:0.15mm、下部幅:0.075mm)を形
成した。上記細溝の付いた回転ドラム4の周速を
25m/min、剥離ロール5bの周速を10m/min
とし、ロール5bの材質は硬度40のゴムを、ブ
ラシワイヤ7bとして真鍮の針金を用いた。上記
回転ドラム4の周速は、剥離ロール5bの周速よ
りも速いから、摩擦により回転ドラム4の表面に
形成された蒸着薄膜は容易にずれ、この条件で得
た偏平状整形粉末は、厚さ0.1μの正方形に整形さ
れた光沢の豊かなものであつた。
実施例 2
蒸着金属として銅を用い、回転ドラム4の材質
に硬度1/2Hのステンレス鋼(SUS304)を用い
てその表面を鏡面状に仕上げ、その表面にバイト
加工を施して第3図に示されるような三角形から
構成される集合模様の細溝(溝の深さ:0.1mm、
上部幅:0.2mm、下部幅:0.1mm)を形成した。上
記細溝の付いた回転ドラム4の周速を25m/
min、剥離ロール5bの周速を10m/min、ロー
ル5bの材質は硬度50のゴムを、ブラシワイヤ
7bとして真鍮の針金を用いた。かかる条件で上
記表面に細溝を形成した回転ドラムの表面に銅も
蒸着せしめ三角形に区切られた蒸着薄膜を形成し
た。蒸着金属の薄膜はロール5bとの間に働く摩
擦力により回転ドラム4の表面に対して容易にず
れを生じさせることができ、かかる条件の操業で
得た偏平状粉末は、カールすることなく、形状が
均一な三角形に整形され、厚さも均一なものであ
つた。
に硬度1/2Hのステンレス鋼(SUS304)を用い
てその表面を鏡面状に仕上げ、その表面にバイト
加工を施して第3図に示されるような三角形から
構成される集合模様の細溝(溝の深さ:0.1mm、
上部幅:0.2mm、下部幅:0.1mm)を形成した。上
記細溝の付いた回転ドラム4の周速を25m/
min、剥離ロール5bの周速を10m/min、ロー
ル5bの材質は硬度50のゴムを、ブラシワイヤ
7bとして真鍮の針金を用いた。かかる条件で上
記表面に細溝を形成した回転ドラムの表面に銅も
蒸着せしめ三角形に区切られた蒸着薄膜を形成し
た。蒸着金属の薄膜はロール5bとの間に働く摩
擦力により回転ドラム4の表面に対して容易にず
れを生じさせることができ、かかる条件の操業で
得た偏平状粉末は、カールすることなく、形状が
均一な三角形に整形され、厚さも均一なものであ
つた。
実施例 3
蒸発金属として、銀:90重量%、銅:10重量%
の組成を有するAg合金を用い、フラツシユ法に
て蒸着を行つた。すなわち回転ドラムとして、硬
度1Hのステンレス鋼(SUS430)を用い、その表
面を鏡面状に仕上げ、上記鏡面状表面にエツチン
グ加工により第4図に示されるような蜂の巣状の
集合模様の細溝(溝の深さ:0.1mm、上部幅:
0.17mm、下部幅:0.05mm)を成形した。上記細溝
の付いた回転ドラム4の周速を25m/min、剥離
ロール5bの周速を10m/minとし、ロール5b
の材質としては硬度40のゴムを、ブラシワイヤ
7bの材質として真鍮を用いた。かかる条件で上
記Ag合金の蒸着薄膜を回転ドラムの表面に形成
すると、上記蒸着薄膜は上記細溝で区切られた六
角形の集合模様を形成していた。かかる六角形に
区切らた集合模様の蒸着薄膜を剥離ロール5bで
回転ドラムからずれを生じせしめ回転ブラシ7,
7によりかき落すことにより偏平状整形粉末を製
造することができた。
の組成を有するAg合金を用い、フラツシユ法に
て蒸着を行つた。すなわち回転ドラムとして、硬
度1Hのステンレス鋼(SUS430)を用い、その表
面を鏡面状に仕上げ、上記鏡面状表面にエツチン
グ加工により第4図に示されるような蜂の巣状の
集合模様の細溝(溝の深さ:0.1mm、上部幅:
0.17mm、下部幅:0.05mm)を成形した。上記細溝
の付いた回転ドラム4の周速を25m/min、剥離
ロール5bの周速を10m/minとし、ロール5b
の材質としては硬度40のゴムを、ブラシワイヤ
7bの材質として真鍮を用いた。かかる条件で上
記Ag合金の蒸着薄膜を回転ドラムの表面に形成
すると、上記蒸着薄膜は上記細溝で区切られた六
角形の集合模様を形成していた。かかる六角形に
区切らた集合模様の蒸着薄膜を剥離ロール5bで
回転ドラムからずれを生じせしめ回転ブラシ7,
7によりかき落すことにより偏平状整形粉末を製
造することができた。
上述のように、この発明の方法によれば、回転
ドラムの表面に製造せんとする偏平状整形粉末の
形状に見合つた形状に細溝により区切られた集合
模様を形成し、上記集合模様の付いた回転ドラム
の表面に金属、金属化合物または合金を蒸着させ
るので、上記蒸着薄膜は上記細溝に沿つて区切ら
れて形成され、その区切られた蒸着薄膜は剥離ロ
ールにより変形することなくほとんど剥離され、
一部の付着した蒸着薄膜が残つていても回転ブラ
シにより回転ドラムから完全に剥離されて形状の
均一な偏平状整形粉末を効率よく製造することが
き、また、回転ドラムの細溝の集合模様を変える
ことにより偏平状整形粉末の形状を容易に変える
ことができ、形状および大きさが均一であるから
振盪機による分級の必要もなく、偏平状粉末の製
造時に生ずるカールも防止できるという優れた効
果が得られたものである。
ドラムの表面に製造せんとする偏平状整形粉末の
形状に見合つた形状に細溝により区切られた集合
模様を形成し、上記集合模様の付いた回転ドラム
の表面に金属、金属化合物または合金を蒸着させ
るので、上記蒸着薄膜は上記細溝に沿つて区切ら
れて形成され、その区切られた蒸着薄膜は剥離ロ
ールにより変形することなくほとんど剥離され、
一部の付着した蒸着薄膜が残つていても回転ブラ
シにより回転ドラムから完全に剥離されて形状の
均一な偏平状整形粉末を効率よく製造することが
き、また、回転ドラムの細溝の集合模様を変える
ことにより偏平状整形粉末の形状を容易に変える
ことができ、形状および大きさが均一であるから
振盪機による分級の必要もなく、偏平状粉末の製
造時に生ずるカールも防止できるという優れた効
果が得られたものである。
第1図は、この発明の方法を実施するために使
用した装置の概略図、第2図は、回転ドラムの表
面に製造せんとする偏平状整形粉末の形状に見合
つた4角形の連続した集合模様を示し、第2−
図は、第2図の部分の拡大図、第2−図は、
第2−図の部分の細溝の断面図、第3図は、
回転ドラムの表面に同様に形成した連続した三角
形の集合模様を示し、第3−図は、第2図の
部分の拡大図、第3−図は、第3−図の部
分の細溝の断面図、第4図は、回転ドラムの表面
に同様に形成した連続した六角形からなる集合模
様を示し、第4−図は、第4図の部分の拡大
図、第4−図は、第4−図の部分の細溝の
断面図、第5図は、蒸着薄膜の回転ドラム表面へ
の形成状態を示す第1図−線部分断面図であ
る。 1…蒸着室、2…排気口、3…金属蒸発源、4
…回転ドラム、5…剥離ロール、6…回収チヤン
バー、7…回転ブラシ、8…蒸着薄膜、9…細
溝。
用した装置の概略図、第2図は、回転ドラムの表
面に製造せんとする偏平状整形粉末の形状に見合
つた4角形の連続した集合模様を示し、第2−
図は、第2図の部分の拡大図、第2−図は、
第2−図の部分の細溝の断面図、第3図は、
回転ドラムの表面に同様に形成した連続した三角
形の集合模様を示し、第3−図は、第2図の
部分の拡大図、第3−図は、第3−図の部
分の細溝の断面図、第4図は、回転ドラムの表面
に同様に形成した連続した六角形からなる集合模
様を示し、第4−図は、第4図の部分の拡大
図、第4−図は、第4−図の部分の細溝の
断面図、第5図は、蒸着薄膜の回転ドラム表面へ
の形成状態を示す第1図−線部分断面図であ
る。 1…蒸着室、2…排気口、3…金属蒸発源、4
…回転ドラム、5…剥離ロール、6…回収チヤン
バー、7…回転ブラシ、8…蒸着薄膜、9…細
溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面に、製造せんとする偏平状整形粉末の形
状に見合つた形状にバイト加工細溝またはエツチ
ング加工細溝により区切られた集合模様を有しか
つ上記バイト加工細溝またはエツチング加工細溝
の大きさが、 上部幅:0.05〜0.3mm、 下部幅:0.02〜0.2mm、 深 さ:0.05〜1mm である回転ドラムの表面に、金属、金属化合物ま
たは合金を蒸着させて薄膜を形成し、 ついで、回転ドラムの回転速度と異なる回転速
度で回転する弾性体からなるロールを上記薄膜が
形成された回転ドラムの表面に押圧することによ
り、回転ドラムの表面に蒸着した薄膜を剥離する
ことを特徴とする偏平状整形粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208486A JPS62270703A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 偏平状整形粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208486A JPS62270703A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 偏平状整形粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62270703A JPS62270703A (ja) | 1987-11-25 |
| JPH0510401B2 true JPH0510401B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=14577685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11208486A Granted JPS62270703A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 偏平状整形粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62270703A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5672410A (en) * | 1992-05-11 | 1997-09-30 | Avery Dennison Corporation | Embossed metallic leafing pigments |
| KR20120102319A (ko) * | 2011-03-08 | 2012-09-18 | 삼성전기주식회사 | 금속 증착 필름, 및 이를 이용한 금속 분말 |
| JP6118236B2 (ja) * | 2013-11-15 | 2017-04-19 | 尾池工業株式会社 | 鱗片状微粉体の製造方法 |
| JP6118235B2 (ja) * | 2013-11-15 | 2017-04-19 | 尾池工業株式会社 | 鱗片状微粉体の製造方法および鱗片状微粉体の製造装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58144402A (ja) * | 1982-07-26 | 1983-08-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 強磁性金属粉を用いた磁気記録体の製造法 |
| JPS5945061A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-13 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 箔片製造装置 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11208486A patent/JPS62270703A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62270703A (ja) | 1987-11-25 |
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