JPH05105055A - 制動時の走行制御装置 - Google Patents
制動時の走行制御装置Info
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- JPH05105055A JPH05105055A JP26619591A JP26619591A JPH05105055A JP H05105055 A JPH05105055 A JP H05105055A JP 26619591 A JP26619591 A JP 26619591A JP 26619591 A JP26619591 A JP 26619591A JP H05105055 A JPH05105055 A JP H05105055A
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- wheel
- vehicle
- wheels
- wheel steering
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプリット路面においても左右両輪とも独立
に最短距離で制動できるよう制御するとともに、車両の
不本意なヨーモーメントの発生も抑制する。 【構成】 操舵角および車両車速から車両の最適な挙動
を行うための目標ヨーレートを算出する目標ヨーレート
演算手段(90)と、車両の実ヨーレートを測定する実
ヨーレート測定手段と、前記目標ヨーレートと実ヨーレ
ートの偏差を演算するヨーレート偏差演算手段と、前記
ヨーレート偏差を零にするよう車輪(前輪又は後輪)の
舵角を調整する車輪操舵装置(100,21)と、左右
輪独立に車輪の制動力を調整するアンチスキッド装置
(70,40)とを車両に備える。
に最短距離で制動できるよう制御するとともに、車両の
不本意なヨーモーメントの発生も抑制する。 【構成】 操舵角および車両車速から車両の最適な挙動
を行うための目標ヨーレートを算出する目標ヨーレート
演算手段(90)と、車両の実ヨーレートを測定する実
ヨーレート測定手段と、前記目標ヨーレートと実ヨーレ
ートの偏差を演算するヨーレート偏差演算手段と、前記
ヨーレート偏差を零にするよう車輪(前輪又は後輪)の
舵角を調整する車輪操舵装置(100,21)と、左右
輪独立に車輪の制動力を調整するアンチスキッド装置
(70,40)とを車両に備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制動時において、車両
の制動距離を短縮するとともに、操舵安定性を確保する
ための走行制御装置に関し、ブレーキを有する車両に適
用できる。
の制動距離を短縮するとともに、操舵安定性を確保する
ための走行制御装置に関し、ブレーキを有する車両に適
用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、車輪のスリップ率を調整して
制動距離を縮めるためのアンチスキッド装置が開発され
ている。特開昭61−244649号公報に提示のアン
チスキッド装置では、路面の摩擦係数によらず制動距離
を短縮するために、少なくとも2モードの、高,低摩擦
係数対応の制御モードを予め設定しておいて、減圧時間
T1を計測して、T1が長いときには低摩擦係数路面に
適用するモードで、またT1が短いときには高摩擦係数
路面に適用するモードでブレーキ圧を制御している。
制動距離を縮めるためのアンチスキッド装置が開発され
ている。特開昭61−244649号公報に提示のアン
チスキッド装置では、路面の摩擦係数によらず制動距離
を短縮するために、少なくとも2モードの、高,低摩擦
係数対応の制御モードを予め設定しておいて、減圧時間
T1を計測して、T1が長いときには低摩擦係数路面に
適用するモードで、またT1が短いときには高摩擦係数
路面に適用するモードでブレーキ圧を制御している。
【0003】ここで、左右車輪が低摩擦係数(低μ)の
路面を走行しているとき、一方の車輪(例えば右車輪)
が高μの路面の走行となり、他方の車輪(左車輪)は、
そのまま低μの路面を走行するようになると、右車輪ブ
レーキが増圧となり、右車輪の制動力が強くなって、車
両の進行方向が右向きに偏向し、車両の操舵性が損なわ
れる。これに対応するために、左右の車輪が走行する路
面の摩擦係数が異なることを検出し、スプリット路面で
あることを認識し、スプリット路面を走行しているとき
には高μ側の車輪の制動力を落とし、ヨーモーメントが
車両に発生することを抑える技術が開発されており、特
開平1−249558号公報に開示されている。
路面を走行しているとき、一方の車輪(例えば右車輪)
が高μの路面の走行となり、他方の車輪(左車輪)は、
そのまま低μの路面を走行するようになると、右車輪ブ
レーキが増圧となり、右車輪の制動力が強くなって、車
両の進行方向が右向きに偏向し、車両の操舵性が損なわ
れる。これに対応するために、左右の車輪が走行する路
面の摩擦係数が異なることを検出し、スプリット路面で
あることを認識し、スプリット路面を走行しているとき
には高μ側の車輪の制動力を落とし、ヨーモーメントが
車両に発生することを抑える技術が開発されており、特
開平1−249558号公報に開示されている。
【0004】更に、上記のようにヨーモーメントの発生
を抑えるとき、片側の車輪の制動力を落とすため、制動
距離が伸びてしまう。そこで、制動距離を短く、かつ、
ヨーモーメントの発生を抑えることが要求されている。
特開平02−254051号公報には、制動中にスプリ
ット路面を走行する場合には、高μ側の車輪のロック傾
向に応じて、通常制御と、車速に基づく制御を切り換え
て高μ路面側の車輪を制御する技術が開示されており、
操舵性の確保と制動距離の短縮のバランスをとってい
る。
を抑えるとき、片側の車輪の制動力を落とすため、制動
距離が伸びてしまう。そこで、制動距離を短く、かつ、
ヨーモーメントの発生を抑えることが要求されている。
特開平02−254051号公報には、制動中にスプリ
ット路面を走行する場合には、高μ側の車輪のロック傾
向に応じて、通常制御と、車速に基づく制御を切り換え
て高μ路面側の車輪を制御する技術が開示されており、
操舵性の確保と制動距離の短縮のバランスをとってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、いずれにしても、スプリット路面においては、高μ
路面側の制動力を低下させねばならず、両輪とも均一の
摩擦係数をもつ路面において制動する場合に比べて制動
距離が伸びてしまう。
は、いずれにしても、スプリット路面においては、高μ
路面側の制動力を低下させねばならず、両輪とも均一の
摩擦係数をもつ路面において制動する場合に比べて制動
距離が伸びてしまう。
【0006】そこで、本発明においては、スプリット路
面においても左右両輪とも独立に最短距離で制動できる
よう制御するとともに、車両の不本意なヨーモーメント
の発生も抑制することを課題とする。
面においても左右両輪とも独立に最短距離で制動できる
よう制御するとともに、車両の不本意なヨーモーメント
の発生も抑制することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において用いた手段は、操舵角および車両車速
から車両の最適な挙動を行うための目標ヨーレートを算
出する目標ヨーレート演算手段と、車両の実ヨーレート
を測定する実ヨーレート測定手段と、前記目標ヨーレー
トと実ヨーレートの偏差を演算するヨーレート偏差演算
手段と、前記ヨーレート偏差を零にするよう車輪の舵角
を調整する車輪操舵装置と、左右輪独立に車輪の制動力
を調整するアンチスキッド装置とを車両に備えたことで
ある。
に本発明において用いた手段は、操舵角および車両車速
から車両の最適な挙動を行うための目標ヨーレートを算
出する目標ヨーレート演算手段と、車両の実ヨーレート
を測定する実ヨーレート測定手段と、前記目標ヨーレー
トと実ヨーレートの偏差を演算するヨーレート偏差演算
手段と、前記ヨーレート偏差を零にするよう車輪の舵角
を調整する車輪操舵装置と、左右輪独立に車輪の制動力
を調整するアンチスキッド装置とを車両に備えたことで
ある。
【0008】
【作用】上記手段によれば、制動中には路面の摩擦係数
が左右輪で異なっていても、各輪独立にそれぞれ制動距
離を短縮するための制動力の調整を行う。ここで、左右
輪の路面の摩擦係数が異なっていたとき、車両は偏向し
ようとする。このため、車両にはヨーモーメントが発生
する。実ヨーレート測定手段はこのヨーモーメントによ
り発生した車両の実際のヨーレートを測定する。一方、
目標ヨーレート演算手段では車両の最適な挙動を行うた
めのヨーレートを演算して、これを目標ヨーレートとし
ている。車輪操舵装置では、この目標ヨーレートと実ヨ
ーレートの偏差を零にするように車輪の操舵角度を調整
する。このため、車両の操向は最適な挙動を行うように
なる。したがって、運転者の操舵に合わせた車両の操向
が行えるとともに制動距離も最短になる。
が左右輪で異なっていても、各輪独立にそれぞれ制動距
離を短縮するための制動力の調整を行う。ここで、左右
輪の路面の摩擦係数が異なっていたとき、車両は偏向し
ようとする。このため、車両にはヨーモーメントが発生
する。実ヨーレート測定手段はこのヨーモーメントによ
り発生した車両の実際のヨーレートを測定する。一方、
目標ヨーレート演算手段では車両の最適な挙動を行うた
めのヨーレートを演算して、これを目標ヨーレートとし
ている。車輪操舵装置では、この目標ヨーレートと実ヨ
ーレートの偏差を零にするように車輪の操舵角度を調整
する。このため、車両の操向は最適な挙動を行うように
なる。したがって、運転者の操舵に合わせた車両の操向
が行えるとともに制動距離も最短になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施例の構成図を示
す。前右輪10,前左輪11,後右輪12および後左輪
13にはそれぞれホイールシリンダ14〜17を有する
ブレーキ装置が取付けられている。各ホイールシリンダ
14〜17へ油圧を供給することで車輪の制動を行う。
油圧回路40は配管28〜31を介してホイールシリン
ダ14〜17に接続されている。油圧回路40はブレー
キペダル26の踏み込み量に応じてマスタシリンダ27
に発生する油圧をホイールシリンダへ供給すると同時
に、アンチスキッド制御装置70からの指示により油圧
量を加減する。油圧回路40とアンチスキッド制御装置
70によりアンチスキッド装置を構成している。
す。前右輪10,前左輪11,後右輪12および後左輪
13にはそれぞれホイールシリンダ14〜17を有する
ブレーキ装置が取付けられている。各ホイールシリンダ
14〜17へ油圧を供給することで車輪の制動を行う。
油圧回路40は配管28〜31を介してホイールシリン
ダ14〜17に接続されている。油圧回路40はブレー
キペダル26の踏み込み量に応じてマスタシリンダ27
に発生する油圧をホイールシリンダへ供給すると同時
に、アンチスキッド制御装置70からの指示により油圧
量を加減する。油圧回路40とアンチスキッド制御装置
70によりアンチスキッド装置を構成している。
【0011】上述の前右輪10および前左輪11には前
輪操舵ロッド18が接続されており、前輪操舵ロッド1
8の横方向の移動に応じて前輪が操舵される。前輪操舵
ロッド18は前輪操舵装置20に接続されている。前輪
操舵装置20はステアリング22の回転に応じて前輪操
舵ロッド18を横方向に移動させる。よって、ステアリ
ング22を回転させることで前輪の角度を変え、操舵す
ることができる。尚、前輪操舵装置20にパワーステア
リング機構を加えても構わない。
輪操舵ロッド18が接続されており、前輪操舵ロッド1
8の横方向の移動に応じて前輪が操舵される。前輪操舵
ロッド18は前輪操舵装置20に接続されている。前輪
操舵装置20はステアリング22の回転に応じて前輪操
舵ロッド18を横方向に移動させる。よって、ステアリ
ング22を回転させることで前輪の角度を変え、操舵す
ることができる。尚、前輪操舵装置20にパワーステア
リング機構を加えても構わない。
【0012】上述の後右輪12および後左輪13には後
輪操舵ロッド19が接続されており、後輪操舵ロッド1
9の横方向の移動に応じて後輪が操舵される。後輪操舵
ロッド19は後輪操舵装置21に接続されている。後輪
操舵装置21は後輪操舵制御装置100からの指示に応
じて後輪操舵ロッド19を横方向に移動させる。後輪操
舵装置21と後輪操舵制御装置100により車輪操舵装
置を構成している。
輪操舵ロッド19が接続されており、後輪操舵ロッド1
9の横方向の移動に応じて後輪が操舵される。後輪操舵
ロッド19は後輪操舵装置21に接続されている。後輪
操舵装置21は後輪操舵制御装置100からの指示に応
じて後輪操舵ロッド19を横方向に移動させる。後輪操
舵装置21と後輪操舵制御装置100により車輪操舵装
置を構成している。
【0013】車両には、車両に搭載される複数の制御装
置に共通な情報を処理するための演算ユニット90が設
けられている。アンチスキッド制御装置70および後輪
操舵制御装置100は演算ユニット90と情報を交換す
る。
置に共通な情報を処理するための演算ユニット90が設
けられている。アンチスキッド制御装置70および後輪
操舵制御装置100は演算ユニット90と情報を交換す
る。
【0014】車両上には、複数のセンサが設けられてい
る。ヨーレートセンサ23は車両に生ずる実ヨーレート
γを測定し、アンチスキッド制御装置70へ情報を送
る。前輪操舵角センサ24はステアリング22の回転角
を測定し、前輪操舵角量δf として演算ユニット90へ
情報を送る。後輪操舵角センサ25は後輪操舵ロッド1
9の移動量を測定し、後輪操舵角量δr として後輪操舵
制御装置100へ情報を送る。他にも各種センサが車両
に搭載されている。
る。ヨーレートセンサ23は車両に生ずる実ヨーレート
γを測定し、アンチスキッド制御装置70へ情報を送
る。前輪操舵角センサ24はステアリング22の回転角
を測定し、前輪操舵角量δf として演算ユニット90へ
情報を送る。後輪操舵角センサ25は後輪操舵ロッド1
9の移動量を測定し、後輪操舵角量δr として後輪操舵
制御装置100へ情報を送る。他にも各種センサが車両
に搭載されている。
【0015】図2は本実施例の制御ブロック図である。
アンチスキッド制御装置70は前述のヨーレートセンサ
23の他に、各輪に設けられ、車輪の回転速度を測定す
るための車輪速センサ34、車両の左右方向および前後
方向の加速度を測定するための加速度センサ35および
ブレーキペダル26の踏み込みを検出するブレーキスイ
ッチ36が接続されている。また、後述するモータ43
aおよび電磁弁52〜59を制御する。アンチスキッド
制御装置70は内部で最大車体速VS1を演算し、演算
ユニット90へ最大車体速VS1情報を送る。また、測
定した実ヨーレート量γの情報を後輪操舵制御装置10
0へ送る。演算ユニット90は目標ヨーレート量γ* を
演算し、目標ヨーレート量γ* をアンチスキッド制御装
置70および後輪操舵制御装置100へ送る。
アンチスキッド制御装置70は前述のヨーレートセンサ
23の他に、各輪に設けられ、車輪の回転速度を測定す
るための車輪速センサ34、車両の左右方向および前後
方向の加速度を測定するための加速度センサ35および
ブレーキペダル26の踏み込みを検出するブレーキスイ
ッチ36が接続されている。また、後述するモータ43
aおよび電磁弁52〜59を制御する。アンチスキッド
制御装置70は内部で最大車体速VS1を演算し、演算
ユニット90へ最大車体速VS1情報を送る。また、測
定した実ヨーレート量γの情報を後輪操舵制御装置10
0へ送る。演算ユニット90は目標ヨーレート量γ* を
演算し、目標ヨーレート量γ* をアンチスキッド制御装
置70および後輪操舵制御装置100へ送る。
【0016】次に、アンチスキッド制御を行うアンチス
キッド装置について説明する。図3はアンチスキッド装
置の油圧回路を示す。この油圧回路は従来よりあるアン
チスキッド回路の油圧回路とほぼ同一である。2つの配
管32および33はマスタシリンダ27に接続されてい
る。配管33は増圧用電磁弁52および逆止弁44を介
して配管28に接続され、配管28は前右輪10のホイ
ールシリンダ14に接続され、減圧用電磁弁56を介し
てドレイン51に接続されている。又、配管33は増圧
用電磁弁55および逆止弁47を介して配管31に接続
され、配管31は後左輪13のホイールシリンダ17に
接続され、減圧用電磁弁59を介してドレイン51に接
続されている。配管32は増圧用電磁弁52および逆止
弁45を介して配管29に接続され、配管29は前左輪
11のホイールシリンダ15に接続され、減圧用電磁弁
57を介してドレイン50に接続されている。又、配管
32は増圧用電磁弁54および逆止弁46を介して配管
30に接続され、配管30は後右輪12のホイールシリ
ンダ16に接続され、減圧用電磁弁58を介してドレイ
ン50に接続されている。各逆止弁は、各ホイールシリ
ンダの内圧が配管32又は33の圧力よりも高まった場
合に配管32又は33へ油圧を戻し、ブレーキが効きす
ぎるのを抑える働きをする。増圧用電磁弁52,53,
54および55は通常の状態で通路を連通し、通電によ
り通路を閉鎖する状態に切り替わる。
キッド装置について説明する。図3はアンチスキッド装
置の油圧回路を示す。この油圧回路は従来よりあるアン
チスキッド回路の油圧回路とほぼ同一である。2つの配
管32および33はマスタシリンダ27に接続されてい
る。配管33は増圧用電磁弁52および逆止弁44を介
して配管28に接続され、配管28は前右輪10のホイ
ールシリンダ14に接続され、減圧用電磁弁56を介し
てドレイン51に接続されている。又、配管33は増圧
用電磁弁55および逆止弁47を介して配管31に接続
され、配管31は後左輪13のホイールシリンダ17に
接続され、減圧用電磁弁59を介してドレイン51に接
続されている。配管32は増圧用電磁弁52および逆止
弁45を介して配管29に接続され、配管29は前左輪
11のホイールシリンダ15に接続され、減圧用電磁弁
57を介してドレイン50に接続されている。又、配管
32は増圧用電磁弁54および逆止弁46を介して配管
30に接続され、配管30は後右輪12のホイールシリ
ンダ16に接続され、減圧用電磁弁58を介してドレイ
ン50に接続されている。各逆止弁は、各ホイールシリ
ンダの内圧が配管32又は33の圧力よりも高まった場
合に配管32又は33へ油圧を戻し、ブレーキが効きす
ぎるのを抑える働きをする。増圧用電磁弁52,53,
54および55は通常の状態で通路を連通し、通電によ
り通路を閉鎖する状態に切り替わる。
【0017】また、減圧用電磁弁56,57,58およ
び59は通常の状態で通路を閉鎖し、通電により通路を
開通する状態に切り替わる。したがって、各電磁弁が通
電されていない状態では、配管32および配管29およ
び30は連通され、また、配管33および配管28およ
び31は連通されている。ブレーキペダル26が踏まれ
ると、マスタシリンダ27は配管32および33内の油
圧を高める。この圧力増加はそれぞれ逆止弁を介して各
輪のホイールシリンダに伝達され、各輪10〜13の回
転を制動する。したがって、各電磁弁が通電されていな
い状態では、ブレーキペダル26の踏み具合に合わせて
制動力が働く。
び59は通常の状態で通路を閉鎖し、通電により通路を
開通する状態に切り替わる。したがって、各電磁弁が通
電されていない状態では、配管32および配管29およ
び30は連通され、また、配管33および配管28およ
び31は連通されている。ブレーキペダル26が踏まれ
ると、マスタシリンダ27は配管32および33内の油
圧を高める。この圧力増加はそれぞれ逆止弁を介して各
輪のホイールシリンダに伝達され、各輪10〜13の回
転を制動する。したがって、各電磁弁が通電されていな
い状態では、ブレーキペダル26の踏み具合に合わせて
制動力が働く。
【0018】配管32および33にはポンプ43の出力
端が接続されている。前述したように各電磁弁に通電し
ない状態では、配管32又は33がホイールシリンダに
接続される。ここで、ポンプ43に接続されているモー
タ43aを駆動すると各配管を通して各ホイールシリン
ダ内の圧力を高めることができる。ポンプ43を駆動さ
せることにより、ブレーキペダル26を踏んでいる状態
で一度各ホイールシリンダ内の圧力を抜いても、再びホ
イールシリンダ内の圧力を増加させることができる。こ
こで、増圧用電磁弁52および減圧用電磁弁56を駆動
すると、増圧用電磁弁52は閉,減圧用電磁弁56は開
となり、ホイールシリンダ14内の油はドレイン51に
排出される。したがって、電磁弁52および56を駆動
することで前右輪のホイールシリンダ14内の圧力を弱
めることができる。他の輪も同様で、電磁弁53および
57、電磁弁54および58,および、電磁弁55およ
び59のそれぞれの対を駆動することで、それぞれ、前
左輪,後右輪および後左輪のホイールシリンタ内の圧力
を弱めることができる。以上のように、ポンプおよび各
電磁弁への通電を制御し、ホイールシリンダ内の圧力を
調整することで、各輪の制動力を調整することができ
る。上記のポンプ43を駆動するモータ43aおよび各
電磁弁はアンチスキッド制御装置70により駆動され
る。尚、配管32及び33とドレイン50及び51の間
には逆止弁48及び49が接続されている。この逆止弁
48,49はドレインの圧力が高まったときドレインの
油圧を配管32,33へ戻す働きをする。
端が接続されている。前述したように各電磁弁に通電し
ない状態では、配管32又は33がホイールシリンダに
接続される。ここで、ポンプ43に接続されているモー
タ43aを駆動すると各配管を通して各ホイールシリン
ダ内の圧力を高めることができる。ポンプ43を駆動さ
せることにより、ブレーキペダル26を踏んでいる状態
で一度各ホイールシリンダ内の圧力を抜いても、再びホ
イールシリンダ内の圧力を増加させることができる。こ
こで、増圧用電磁弁52および減圧用電磁弁56を駆動
すると、増圧用電磁弁52は閉,減圧用電磁弁56は開
となり、ホイールシリンダ14内の油はドレイン51に
排出される。したがって、電磁弁52および56を駆動
することで前右輪のホイールシリンダ14内の圧力を弱
めることができる。他の輪も同様で、電磁弁53および
57、電磁弁54および58,および、電磁弁55およ
び59のそれぞれの対を駆動することで、それぞれ、前
左輪,後右輪および後左輪のホイールシリンタ内の圧力
を弱めることができる。以上のように、ポンプおよび各
電磁弁への通電を制御し、ホイールシリンダ内の圧力を
調整することで、各輪の制動力を調整することができ
る。上記のポンプ43を駆動するモータ43aおよび各
電磁弁はアンチスキッド制御装置70により駆動され
る。尚、配管32及び33とドレイン50及び51の間
には逆止弁48及び49が接続されている。この逆止弁
48,49はドレインの圧力が高まったときドレインの
油圧を配管32,33へ戻す働きをする。
【0019】それぞれの各輪にはセンサ60〜63が配
備されている。このセンサはそれぞれの輪の状態を検出
し、アンチスキッド制御装置70に検出した情報を送
る。図2のブロック図に示すように、本発明の実施例に
おいては、各輪に装備されるセンサには前述したように
車輪速センサ34である。車輪速センサ34は各輪の回
転速度を検出するためのセンサであり、車輪の回転数に
応じたパルス状の車輪速信号SPを各輪毎に出力する。
アンチスキッド制御装置70はセンサからの信号を受
け、図4のブロック図により示される制御に応じて、モ
ータ43aおよび電磁弁52〜59を駆動する。
備されている。このセンサはそれぞれの輪の状態を検出
し、アンチスキッド制御装置70に検出した情報を送
る。図2のブロック図に示すように、本発明の実施例に
おいては、各輪に装備されるセンサには前述したように
車輪速センサ34である。車輪速センサ34は各輪の回
転速度を検出するためのセンサであり、車輪の回転数に
応じたパルス状の車輪速信号SPを各輪毎に出力する。
アンチスキッド制御装置70はセンサからの信号を受
け、図4のブロック図により示される制御に応じて、モ
ータ43aおよび電磁弁52〜59を駆動する。
【0020】アンチスキッド制御装置70は、図4に示
すように、車輪速度・加速度・推定速度演算部71,制
御開始/終了判断部72,モータ制御部73,最大車体
速演算部74,減算部75,積算部76,最大減速度演
算部77,目標スリップ率演算部78,スリップ率成分
演算部79,G成分演算部80,制御モード設定部81
および電磁弁制御部82を備える。車輪速度・加速度・
推定速度演算部71では各輪における車輪の回転速度や
加速度および車体の速度を演算する。制御開始/終了判
断部72ではアンチスキッド制御を実施するか否かおよ
び終了するか否かを判断する。モータ制御部73ではア
ンチスキッド制御の実施に応じてモータを回転させ油圧
を発生させる制御を行う。最大車体速演算部74では最
大車体速VS1を計算する。最大減速度演算部77では
最大減速度Gを計算する。目標スリップ率演算部78で
は車輪の目標スリップ率を演算する。スリップ率成分演
算部79およびG成分演算部80では制御モードの設定
のためのスリップ率成分と加速度成分を演算する。制御
モード設定部81ではスリップ率成分と加速度成分から
各輪の制御モードを求める。電磁弁制御部82では得ら
れた制御モードに応じて各輪の電磁弁を操作し、ホイー
ルシリンダの増圧・減圧を制御して車輪のスリップ状態
を調整する。尚、上記の各制御部は、最大車体速演算部
74,最大減速度演算部77,制御開始/終了判断部7
2およびモータ制御部73を除いて前右輪,前左輪,後
右輪および後左輪のそれぞれについて独立に制御を実施
する。
すように、車輪速度・加速度・推定速度演算部71,制
御開始/終了判断部72,モータ制御部73,最大車体
速演算部74,減算部75,積算部76,最大減速度演
算部77,目標スリップ率演算部78,スリップ率成分
演算部79,G成分演算部80,制御モード設定部81
および電磁弁制御部82を備える。車輪速度・加速度・
推定速度演算部71では各輪における車輪の回転速度や
加速度および車体の速度を演算する。制御開始/終了判
断部72ではアンチスキッド制御を実施するか否かおよ
び終了するか否かを判断する。モータ制御部73ではア
ンチスキッド制御の実施に応じてモータを回転させ油圧
を発生させる制御を行う。最大車体速演算部74では最
大車体速VS1を計算する。最大減速度演算部77では
最大減速度Gを計算する。目標スリップ率演算部78で
は車輪の目標スリップ率を演算する。スリップ率成分演
算部79およびG成分演算部80では制御モードの設定
のためのスリップ率成分と加速度成分を演算する。制御
モード設定部81ではスリップ率成分と加速度成分から
各輪の制御モードを求める。電磁弁制御部82では得ら
れた制御モードに応じて各輪の電磁弁を操作し、ホイー
ルシリンダの増圧・減圧を制御して車輪のスリップ状態
を調整する。尚、上記の各制御部は、最大車体速演算部
74,最大減速度演算部77,制御開始/終了判断部7
2およびモータ制御部73を除いて前右輪,前左輪,後
右輪および後左輪のそれぞれについて独立に制御を実施
する。
【0021】以下にそれぞれの制御部の詳細を述べる。
【0022】車輪速度・加速度・推定速度演算部71で
は、各輪の車輪加速度DVW,各輪の車輪速度VWおよ
び各輪の推定車体速度VS0を各輪の車輪速センサ34
からの車輪速信号SPから演算する。車輪加速度DVW
は車輪の回転加速度である。
は、各輪の車輪加速度DVW,各輪の車輪速度VWおよ
び各輪の推定車体速度VS0を各輪の車輪速センサ34
からの車輪速信号SPから演算する。車輪加速度DVW
は車輪の回転加速度である。
【0023】車輪速度VWは車輪の回転速度である。推
定車体速度VS0はその車輪の取りつけられた位置にお
ける車体の速度である。車輪速度VWはパルス状の車輪
速信号SPの周期を測定し、周期と車輪の径から求め
る。車輪加速度DVWは車輪速度VWを微分して求め
る。推定車体速度VS0は、車輪速度VWから、車両の
旋回状態等を考慮して求める。
定車体速度VS0はその車輪の取りつけられた位置にお
ける車体の速度である。車輪速度VWはパルス状の車輪
速信号SPの周期を測定し、周期と車輪の径から求め
る。車輪加速度DVWは車輪速度VWを微分して求め
る。推定車体速度VS0は、車輪速度VWから、車両の
旋回状態等を考慮して求める。
【0024】制御開始/終了判断部72では、ブレーキ
スイッチ36のブレーキ出力BK,推定車体速度VS0
および後述する各輪の制御モードを受け、制御開始と終
了の判断を行う。ブレーキスイッチがオンかつ推定車体
速度VS0が所定値以内のとき制御開始を判断する。ま
た、各輪とも増圧モードを終了した時点で制御終了と判
断する。
スイッチ36のブレーキ出力BK,推定車体速度VS0
および後述する各輪の制御モードを受け、制御開始と終
了の判断を行う。ブレーキスイッチがオンかつ推定車体
速度VS0が所定値以内のとき制御開始を判断する。ま
た、各輪とも増圧モードを終了した時点で制御終了と判
断する。
【0025】モータ制御部56では、制御開始/終了判
断部72から信号を受け、制御開始の判断とともにモー
タ43aを回転させ、制御終了の判断とともにモータ4
3aを停止させる。
断部72から信号を受け、制御開始の判断とともにモー
タ43aを回転させ、制御終了の判断とともにモータ4
3aを停止させる。
【0026】最大車体速演算部74では各輪の推定車体
速度VS0の内、最大値を最大車体速VS1として設定
する。得られた最大車体速VS1は後輪操舵制御装置1
00に送出される。
速度VS0の内、最大値を最大車体速VS1として設定
する。得られた最大車体速VS1は後輪操舵制御装置1
00に送出される。
【0027】減算部75では、演算ユニット90から得
た目標ヨーレート量γ* とヨーレートセンサ23により
測定した実ヨーレート量γとの偏差であるヨーレート偏
差Δγを求める。積算部76において、前述の最大車体
速VS1の絶対値と求められたヨーレート偏差Δγを積
算し、値|Δγ|・VS1を得る。
た目標ヨーレート量γ* とヨーレートセンサ23により
測定した実ヨーレート量γとの偏差であるヨーレート偏
差Δγを求める。積算部76において、前述の最大車体
速VS1の絶対値と求められたヨーレート偏差Δγを積
算し、値|Δγ|・VS1を得る。
【0028】最大減速度演算部77では、前後方向の加
速度GXおよび左右方向の加速度GYを受け、数1式に
より最大減速度Gを求める。
速度GXおよび左右方向の加速度GYを受け、数1式に
より最大減速度Gを求める。
【0029】
【数1】
【0030】目標スリップ率演算部78は、値|Δγ|
・VS1,最大減速度Gを受け、目標スリップ率を演算
する。目標スリップ率演算部78の詳細を図5にて示
す。
・VS1,最大減速度Gを受け、目標スリップ率を演算
する。目標スリップ率演算部78の詳細を図5にて示
す。
【0031】最大減速度演算部77により求められた加
速度GはΔG演算部83に与えられ、前回の加速度値G
t-1 を減算することにより加速度の増加分ΔGが得られ
る。
速度GはΔG演算部83に与えられ、前回の加速度値G
t-1 を減算することにより加速度の増加分ΔGが得られ
る。
【0032】ΔS演算部84において、この加速度の増
加分ΔGから図7に示すグラフに基づきスリップ率増加
分ΔSを求める。このスリップ率増加分ΔSと前回求め
た目標スリップ率S0t-1 を加算することで今回の目標
スリップ率S01が得られる。
加分ΔGから図7に示すグラフに基づきスリップ率増加
分ΔSを求める。このスリップ率増加分ΔSと前回求め
た目標スリップ率S0t-1 を加算することで今回の目標
スリップ率S01が得られる。
【0033】スリップ率制限部86では、図8に示すグ
ラフに基づき、値|Δγ|・VS1からゲインαを求
め、目標スリップ率S01にゲインαを掛けて目標スリ
ップ率S0を得る。最大車体速VS1が増加するにつ
れ、また、ヨーレート偏差Δγの絶対値が増加するにつ
れ、目標スリップ率S0は減少する。したがって、運転
者の操舵と実際の車両の旋回状態が一致しているときに
は前述のスリップ率が最大となるような制御を行い、運
転者の操舵と実際の車両の旋回がずれてきた場合にはコ
ーナリングフォースを効かせるために目標スリップ率を
下げて制御するようにしている。
ラフに基づき、値|Δγ|・VS1からゲインαを求
め、目標スリップ率S01にゲインαを掛けて目標スリ
ップ率S0を得る。最大車体速VS1が増加するにつ
れ、また、ヨーレート偏差Δγの絶対値が増加するにつ
れ、目標スリップ率S0は減少する。したがって、運転
者の操舵と実際の車両の旋回状態が一致しているときに
は前述のスリップ率が最大となるような制御を行い、運
転者の操舵と実際の車両の旋回がずれてきた場合にはコ
ーナリングフォースを効かせるために目標スリップ率を
下げて制御するようにしている。
【0034】上記処理において、時間とともに減速度が
増加する場合、ΔGは正の値となり、ΔSも正の値とな
るので、目標スリップ率は増加していく。このため、車
輪のスリップ量が増加し車両の減速度は抑えられる。ま
た、時間とともに減速度が減少する場合、ΔGは負の値
となり、ΔSも負の値となるので、目標スリップ率は減
少していく。このため、車輪のスリップ量が減少し車両
の減速度は増加する。
増加する場合、ΔGは正の値となり、ΔSも正の値とな
るので、目標スリップ率は増加していく。このため、車
輪のスリップ量が増加し車両の減速度は抑えられる。ま
た、時間とともに減速度が減少する場合、ΔGは負の値
となり、ΔSも負の値となるので、目標スリップ率は減
少していく。このため、車輪のスリップ量が減少し車両
の減速度は増加する。
【0035】したがって、上記処理を継続すると、減速
度は極大値となる。減速度とスリップ率の関係は、図6
において、実線AおよびBにおいて示すように、1点の
極大値をもつことが判っているので、上記極大値は減速
度の最大値となる。つまり、上記処理はスリップ率制限
部86を除けば、減速度が最大となるようなスリップ率
を目標スリップ率とする処理である。通常の路面におい
ては実線Aのように、スリップ率が10〜20%程度に
おいてμが最大となる。μと減速度は比例関係にある。
したがって、スリップ率が10〜20%となるように制
御を行えば、通常の路面ではブレーキをかけたときの制
動距離は最短となる。しかし、砂利道等のように、車輪
をロックさせたほうが制動距離が短くなる路面状態があ
る。この場合、スリップ率とμの関係は、実線Bに示す
ように、スリップ率が100%でμが最大となる。上記
制御ではこのような路面においても減速度が最大になる
ように制御する。本制御を行えば、何れのμを有する路
面においても減速度が最大となるので、路面のμに係わ
らず最短の制動距離を得ることができる。
度は極大値となる。減速度とスリップ率の関係は、図6
において、実線AおよびBにおいて示すように、1点の
極大値をもつことが判っているので、上記極大値は減速
度の最大値となる。つまり、上記処理はスリップ率制限
部86を除けば、減速度が最大となるようなスリップ率
を目標スリップ率とする処理である。通常の路面におい
ては実線Aのように、スリップ率が10〜20%程度に
おいてμが最大となる。μと減速度は比例関係にある。
したがって、スリップ率が10〜20%となるように制
御を行えば、通常の路面ではブレーキをかけたときの制
動距離は最短となる。しかし、砂利道等のように、車輪
をロックさせたほうが制動距離が短くなる路面状態があ
る。この場合、スリップ率とμの関係は、実線Bに示す
ように、スリップ率が100%でμが最大となる。上記
制御ではこのような路面においても減速度が最大になる
ように制御する。本制御を行えば、何れのμを有する路
面においても減速度が最大となるので、路面のμに係わ
らず最短の制動距離を得ることができる。
【0036】上記処理においては、加速度センサによっ
て測定した加速度が最大となるよう制御していた。しか
し、各輪車体速度VS0を微分した値を加速度値として
加速度センサによって測定した加速度に代えて用いても
よい。また、路面と車輪との間のμは加速度Gと荷重F
から求まる。したがって、各輪のμを荷重および加速度
より求め、この求めたμが最大となるように制御しても
同様の結果が得られる。各輪ごとに荷重が変化するよう
な場合には荷重を考慮に入れた制御を行うのがよい。
て測定した加速度が最大となるよう制御していた。しか
し、各輪車体速度VS0を微分した値を加速度値として
加速度センサによって測定した加速度に代えて用いても
よい。また、路面と車輪との間のμは加速度Gと荷重F
から求まる。したがって、各輪のμを荷重および加速度
より求め、この求めたμが最大となるように制御しても
同様の結果が得られる。各輪ごとに荷重が変化するよう
な場合には荷重を考慮に入れた制御を行うのがよい。
【0037】図4に戻って説明を続ける。得られた目標
スリップ率はスリップ率成分演算部79に送られる。こ
のスリップ率成分演算部79では、数2式に基づきスリ
ップ率成分DINDXSが演算される。
スリップ率はスリップ率成分演算部79に送られる。こ
のスリップ率成分演算部79では、数2式に基づきスリ
ップ率成分DINDXSが演算される。
【0038】
【数2】
【0039】ここでIVWは車輪速度VWの積分値であ
る。この式のうち、(VS0−VW)/VS0は実スリ
ップ率である。スリップ率成分DINDXSは制御モー
ド設定部81へ送られる。スリップ率成分DINDXS
は基本的に目標スリップ率S0から実スリップ率を引い
た値に修正を掛けたものであり、スリップ率偏差を示し
ている。
る。この式のうち、(VS0−VW)/VS0は実スリ
ップ率である。スリップ率成分DINDXSは制御モー
ド設定部81へ送られる。スリップ率成分DINDXS
は基本的に目標スリップ率S0から実スリップ率を引い
た値に修正を掛けたものであり、スリップ率偏差を示し
ている。
【0040】G成分演算部80では車輪加速度DVWか
ら所定値G0を減算し、G成分DXNDXGを得る。G
成分DINDXGは、制御モード設定部81へ送られ
る。
ら所定値G0を減算し、G成分DXNDXGを得る。G
成分DINDXGは、制御モード設定部81へ送られ
る。
【0041】制御モード設定部81は、上記スリップ率
成分DINDXSおよびG成分DINDXGを受け、制
御モードを設定する。制御モードには、パルス増,パル
ス減,および急減の3つのモードが用意されている。前
述したように、増圧用電磁弁52〜55を開とするとホ
イールシリンダが増圧され制動力が増し、減圧用電磁弁
56〜59を開とするとホイールシリンダが減圧され制
動力が減る。パルス増圧モードでは減圧用電磁弁を閉
じ、増圧用電磁弁をデューティ制御することで増圧調整
する。周期および増圧用電磁弁を開とする時間である増
圧時間を調整することで制動力を増加させる側に制御す
る。パルス減圧モードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧用
電磁弁をデューティ制御することで減圧調整する。周期
および減圧用電磁弁を開とする時間である減圧時間を調
整することで制動力を低下させる側に制御する。急減モ
ードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧用電磁弁を開とする
ことでホイールシリンダ内圧を急減圧する。制御モード
設定部81では、これらの制御モードを設定すると同時
に、増圧モードであれば増圧時間および周期を、減圧モ
ードであれば減圧時間および周期を、予め定められたマ
ップに従って設定する。各モードの設定は図9に示すマ
ップにしたがって行う。このマップでは、基本的にスリ
ップ率が大きくなるにつれ、パルス増,パルス減,急減
の順で推移し、また、加速度が小さくなるにつれ、パル
ス増,パルス減,急減の順で推移するよう設定されてい
る。つまり、G成分が零のときには、目標スリップ率と
実スリップ率とのスリップ率偏差が零において若干のパ
ルス増となり、スリップ率偏差が大きくなるにつれパル
ス減および急減に移行する。この状態で減速Gが大きく
かかるとパルス増の方向へ、減速Gが小さくなるとパル
ス減の方向へ補正するようマップが組まれている。した
がって、目標スリップ率に実スリップ率が一致する方向
に制動力が調整され、その結果、実スリップ率は目標ス
リップ率に一致する。この調整は加速度に応じて微調整
されるので、速やかに制御が行える。増圧時間,減圧時
間,周期に関しても同様なマップに応じて設定される。
成分DINDXSおよびG成分DINDXGを受け、制
御モードを設定する。制御モードには、パルス増,パル
ス減,および急減の3つのモードが用意されている。前
述したように、増圧用電磁弁52〜55を開とするとホ
イールシリンダが増圧され制動力が増し、減圧用電磁弁
56〜59を開とするとホイールシリンダが減圧され制
動力が減る。パルス増圧モードでは減圧用電磁弁を閉
じ、増圧用電磁弁をデューティ制御することで増圧調整
する。周期および増圧用電磁弁を開とする時間である増
圧時間を調整することで制動力を増加させる側に制御す
る。パルス減圧モードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧用
電磁弁をデューティ制御することで減圧調整する。周期
および減圧用電磁弁を開とする時間である減圧時間を調
整することで制動力を低下させる側に制御する。急減モ
ードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧用電磁弁を開とする
ことでホイールシリンダ内圧を急減圧する。制御モード
設定部81では、これらの制御モードを設定すると同時
に、増圧モードであれば増圧時間および周期を、減圧モ
ードであれば減圧時間および周期を、予め定められたマ
ップに従って設定する。各モードの設定は図9に示すマ
ップにしたがって行う。このマップでは、基本的にスリ
ップ率が大きくなるにつれ、パルス増,パルス減,急減
の順で推移し、また、加速度が小さくなるにつれ、パル
ス増,パルス減,急減の順で推移するよう設定されてい
る。つまり、G成分が零のときには、目標スリップ率と
実スリップ率とのスリップ率偏差が零において若干のパ
ルス増となり、スリップ率偏差が大きくなるにつれパル
ス減および急減に移行する。この状態で減速Gが大きく
かかるとパルス増の方向へ、減速Gが小さくなるとパル
ス減の方向へ補正するようマップが組まれている。した
がって、目標スリップ率に実スリップ率が一致する方向
に制動力が調整され、その結果、実スリップ率は目標ス
リップ率に一致する。この調整は加速度に応じて微調整
されるので、速やかに制御が行える。増圧時間,減圧時
間,周期に関しても同様なマップに応じて設定される。
【0042】電磁弁制御部82では、制御モード設定部
81において設定されたモード,増圧時間,減圧時間お
よび周期に応じて電磁弁52〜59を制御する。パルス
増モードでは減圧用電磁弁を閉じ、増圧時間だけ増圧用
電磁弁を開とし、残りの周期の時間だけ増圧用電磁弁を
閉とし、以下、増圧用電磁弁の開閉を繰り返す。パルス
減モードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧時間だけ減圧用
電磁弁を開とし、残りの周期の時間だけ減圧用電磁弁を
閉とし、以下、減圧用電磁弁の開閉を繰り返す。急減モ
ードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧用電磁弁を開とす
る。
81において設定されたモード,増圧時間,減圧時間お
よび周期に応じて電磁弁52〜59を制御する。パルス
増モードでは減圧用電磁弁を閉じ、増圧時間だけ増圧用
電磁弁を開とし、残りの周期の時間だけ増圧用電磁弁を
閉とし、以下、増圧用電磁弁の開閉を繰り返す。パルス
減モードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧時間だけ減圧用
電磁弁を開とし、残りの周期の時間だけ減圧用電磁弁を
閉とし、以下、減圧用電磁弁の開閉を繰り返す。急減モ
ードでは増圧用電磁弁を閉じ、減圧用電磁弁を開とす
る。
【0043】上述のアンチスキッド制御装置70に於い
て使用される目標ヨーレート量γ* は、演算ユニット9
0において演算される。演算ユニット90は最大車体速
VS1をアンチスキッド制御装置70から受け、また、
前輪操舵角δfを前輪操舵角センサ24から受ける。次
に目標ヨーレート演算部91において、最大車体速VS
1と操舵角δfから数3式に応じて目標ヨーレートγ*
を得る。
て使用される目標ヨーレート量γ* は、演算ユニット9
0において演算される。演算ユニット90は最大車体速
VS1をアンチスキッド制御装置70から受け、また、
前輪操舵角δfを前輪操舵角センサ24から受ける。次
に目標ヨーレート演算部91において、最大車体速VS
1と操舵角δfから数3式に応じて目標ヨーレートγ*
を得る。
【0044】
【数3】
【0045】得られた目標ヨーレートγ* はアンチスキ
ッド制御装置70だけでなく、後輪操舵制御装置100
にも送出される。後輪操舵制御装置100の詳細を図1
2に示す。減算部101は目標ヨーレートγ* とアンチ
スキッド制御装置70から受け取った実ヨーレートγを
減算し、ヨーレート偏差Δγを得る。次に、このヨーレ
ート偏差Δγにリミッタ102により不感帯を付与す
る。そして、減算部103により、ヨーレート偏差から
後輪操舵角値δrを減算し制御量を得て、この制御量に
従いモータ制御部104にて図11に開示するモータ1
11を駆動する。
ッド制御装置70だけでなく、後輪操舵制御装置100
にも送出される。後輪操舵制御装置100の詳細を図1
2に示す。減算部101は目標ヨーレートγ* とアンチ
スキッド制御装置70から受け取った実ヨーレートγを
減算し、ヨーレート偏差Δγを得る。次に、このヨーレ
ート偏差Δγにリミッタ102により不感帯を付与す
る。そして、減算部103により、ヨーレート偏差から
後輪操舵角値δrを減算し制御量を得て、この制御量に
従いモータ制御部104にて図11に開示するモータ1
11を駆動する。
【0046】図11は後輪操舵装置21を示す。図中、
モータ111はピニオン112を回転させる。ピニオン
112はラック113と噛み合っている。したがって、
ピニオン112を回転させることによりラック113を
横方向に移動させることができる。ラック113は後輪
操舵ロッド19に固定されている。後輪操舵ロッド19
の横移動により後輪12および13は操舵される。
モータ111はピニオン112を回転させる。ピニオン
112はラック113と噛み合っている。したがって、
ピニオン112を回転させることによりラック113を
横方向に移動させることができる。ラック113は後輪
操舵ロッド19に固定されている。後輪操舵ロッド19
の横移動により後輪12および13は操舵される。
【0047】上記の実施例において、後輪12および1
3は後輪操舵装置21および後輪操舵制御装置100に
より実ヨーレートが目標ヨーレートに一致するように操
舵される。目標ヨーレートは、演算ユニット90におい
て、前輪操舵角δfにゲインGA を掛け、最大車体速V
S1による補正を加えて得ている。したがって、車両が
走行中に運転者が意図した車両の操舵方向と異なるよう
に車両が回転しようとするとその回転を打ち消すように
後輪が操舵される。このため、アンチスキッド装置が各
輪を独立に制動制御した場合に、車両に予期しないヨー
モーメントが発生しても、このヨーを後輪操舵装置側で
調整するため、アンチスキッド側で対応しなくてもよ
い。
3は後輪操舵装置21および後輪操舵制御装置100に
より実ヨーレートが目標ヨーレートに一致するように操
舵される。目標ヨーレートは、演算ユニット90におい
て、前輪操舵角δfにゲインGA を掛け、最大車体速V
S1による補正を加えて得ている。したがって、車両が
走行中に運転者が意図した車両の操舵方向と異なるよう
に車両が回転しようとするとその回転を打ち消すように
後輪が操舵される。このため、アンチスキッド装置が各
輪を独立に制動制御した場合に、車両に予期しないヨー
モーメントが発生しても、このヨーを後輪操舵装置側で
調整するため、アンチスキッド側で対応しなくてもよ
い。
【0048】通常、路面の摩擦係数が左右両輪で均一な
場合、図13(A)のように前輪を操舵した場合、実線
の矢印のようにヨーが発生する。しかし、図(B)に示
すように車両の右側が低μ、左側が高μとなるようなス
プリット路を走行すると、4輪を均一に制動をかけた場
合、左側の車輪に対して右側の車輪の制動距離が長くな
るため、図(B)の実線矢印のようにヨーが増加する。
本第1実施例では、この予期しないヨーの発生を抑える
ため、後輪を操舵し、図13(C)の実線矢印のように
ヨーを運転者が希望する方向へ補正する。これにより、
アンチスキッド制御装置は各輪ともそれぞれ制動距離が
最短になるように制御することができる。
場合、図13(A)のように前輪を操舵した場合、実線
の矢印のようにヨーが発生する。しかし、図(B)に示
すように車両の右側が低μ、左側が高μとなるようなス
プリット路を走行すると、4輪を均一に制動をかけた場
合、左側の車輪に対して右側の車輪の制動距離が長くな
るため、図(B)の実線矢印のようにヨーが増加する。
本第1実施例では、この予期しないヨーの発生を抑える
ため、後輪を操舵し、図13(C)の実線矢印のように
ヨーを運転者が希望する方向へ補正する。これにより、
アンチスキッド制御装置は各輪ともそれぞれ制動距離が
最短になるように制御することができる。
【0049】尚、本第1実施例では、図5のスリップ率
制限部86において、ヨーレート偏差と最大車体速に応
じてスリップ率を制限しているが、これは上記作用が充
分効かないほどのヨーが発生した場合の予備として設け
てある。タイヤの発生する力の限界は、荷重をFzとす
ると、横力と前後力のベクトル和がμ・Fzで制限され
るため、後輪操舵装置の性能が高くても発生する横力に
限界があり、その限界は制動中は小さくなるため、必要
とあれば制動力を弱め横力を発生させる必要がある。
制限部86において、ヨーレート偏差と最大車体速に応
じてスリップ率を制限しているが、これは上記作用が充
分効かないほどのヨーが発生した場合の予備として設け
てある。タイヤの発生する力の限界は、荷重をFzとす
ると、横力と前後力のベクトル和がμ・Fzで制限され
るため、後輪操舵装置の性能が高くても発生する横力に
限界があり、その限界は制動中は小さくなるため、必要
とあれば制動力を弱め横力を発生させる必要がある。
【0050】次に、図14を参照して、本発明の第2実
施例について説明する。第2実施例では第1実施例の後
輪操舵制御装置100および後輪操舵装置21の代わり
に前輪操舵制御装置140および前輪操舵装置120を
用いる。前輪操舵装置120と前輪操舵制御装置140
により車輪操舵装置を構成している。演算ユニット90
やアンチスキッド制御装置70およびアンチスキッド油
圧回路40等の構成は第1実施例と同じであり、同一部
材には同一の符号を記している。尚、演算ユニット90
は、第1実施例では直接前輪操舵角δfを前輪操舵角セ
ンサ24から受けていたが、第2実施例では図15に示
すように前輪操舵制御装置140を介して得ている。
施例について説明する。第2実施例では第1実施例の後
輪操舵制御装置100および後輪操舵装置21の代わり
に前輪操舵制御装置140および前輪操舵装置120を
用いる。前輪操舵装置120と前輪操舵制御装置140
により車輪操舵装置を構成している。演算ユニット90
やアンチスキッド制御装置70およびアンチスキッド油
圧回路40等の構成は第1実施例と同じであり、同一部
材には同一の符号を記している。尚、演算ユニット90
は、第1実施例では直接前輪操舵角δfを前輪操舵角セ
ンサ24から受けていたが、第2実施例では図15に示
すように前輪操舵制御装置140を介して得ている。
【0051】第2実施例の前輪操舵装置120の構成を
図16に示す。ステアリング22の軸の先端にはピニオ
ン123が固定されている。このピニオン123はラッ
ク124と噛み合っている。ラック24は延出部122
を有し、この延出部122には流体シリンダ125が固
定されている。前輪10,11の操舵ロッド18は、こ
の流体シリンダ125内を連通している。流体シリンダ
125は油圧制御部121から油圧をうける。前輪制御
装置140は油圧制御部121を制御し、流体シリンダ
125に与える油圧を調整する。
図16に示す。ステアリング22の軸の先端にはピニオ
ン123が固定されている。このピニオン123はラッ
ク124と噛み合っている。ラック24は延出部122
を有し、この延出部122には流体シリンダ125が固
定されている。前輪10,11の操舵ロッド18は、こ
の流体シリンダ125内を連通している。流体シリンダ
125は油圧制御部121から油圧をうける。前輪制御
装置140は油圧制御部121を制御し、流体シリンダ
125に与える油圧を調整する。
【0052】図17に油圧制御部121の詳細を示す。
前輪操舵ロッド18にはピストン130が固定されてお
り、流体シリンダ125内の空間を第1室131および
第2室132に区分している。第1室131および第2
室132内にはそれぞれピストン130を中央方向に付
勢するバネ133および134が設けられている。電磁
弁129は前輪操舵制御装置140により駆動され、第
1室133とポンプ126および第2室132とドレイ
ン128を接続するか、第2室134とポンプ126お
よび第1室131とドレイン128を接続するか、また
は、何れも連通を阻止するかを切り換える。これによ
り、第1室131と第2室132の内部の圧力差を変化
させ、ピストン130を左右方向に移動させる。尚、1
27はアキュームレータであり、ポンプ126発生する
圧力を蓄圧する。
前輪操舵ロッド18にはピストン130が固定されてお
り、流体シリンダ125内の空間を第1室131および
第2室132に区分している。第1室131および第2
室132内にはそれぞれピストン130を中央方向に付
勢するバネ133および134が設けられている。電磁
弁129は前輪操舵制御装置140により駆動され、第
1室133とポンプ126および第2室132とドレイ
ン128を接続するか、第2室134とポンプ126お
よび第1室131とドレイン128を接続するか、また
は、何れも連通を阻止するかを切り換える。これによ
り、第1室131と第2室132の内部の圧力差を変化
させ、ピストン130を左右方向に移動させる。尚、1
27はアキュームレータであり、ポンプ126発生する
圧力を蓄圧する。
【0053】上記構成において、ピストンが中立位置に
あるとき、ステアリング22を回転させるとラック12
4が左右方向に移動し、これにつれ、前輪操舵ロッド1
8が左右方向に移動し、前輪が操舵される。ここで、流
体シリンダ125の第1室131と第2室132間に圧
力差を持たせると、ラック124の移動に対し前輪操舵
ロッド18が更に左右方向に移動する。よって、運転者
のステアリング操作に対し、電磁弁129を駆動するこ
とで、前輪を更に回動させたり戻したりすることができ
る。
あるとき、ステアリング22を回転させるとラック12
4が左右方向に移動し、これにつれ、前輪操舵ロッド1
8が左右方向に移動し、前輪が操舵される。ここで、流
体シリンダ125の第1室131と第2室132間に圧
力差を持たせると、ラック124の移動に対し前輪操舵
ロッド18が更に左右方向に移動する。よって、運転者
のステアリング操作に対し、電磁弁129を駆動するこ
とで、前輪を更に回動させたり戻したりすることができ
る。
【0054】前輪操舵制御装置140は、図18に示す
ように、減算部141,リミッタ142,減算部143
および電磁弁制御部144を有する。減算部141は目
標ヨーレートγ* とアンチスキッド制御装置70から受
け取った実ヨーレートγを減算し、ヨーレート偏差Δγ
を得る。次に、このヨーレート偏差Δγにリミッタ14
2により不感帯を付与する。そして、減算部143によ
り、ヨーレート偏差から前輪操舵角値δfを減算し制御
量を得て、この制御量に従い電磁弁制御部144にて図
17に開示する電磁弁129を駆動する。したがって、
前輪の操舵角は目標ヨーレートγ* が得られるようにス
テアリングによる操舵に対して補正される。
ように、減算部141,リミッタ142,減算部143
および電磁弁制御部144を有する。減算部141は目
標ヨーレートγ* とアンチスキッド制御装置70から受
け取った実ヨーレートγを減算し、ヨーレート偏差Δγ
を得る。次に、このヨーレート偏差Δγにリミッタ14
2により不感帯を付与する。そして、減算部143によ
り、ヨーレート偏差から前輪操舵角値δfを減算し制御
量を得て、この制御量に従い電磁弁制御部144にて図
17に開示する電磁弁129を駆動する。したがって、
前輪の操舵角は目標ヨーレートγ* が得られるようにス
テアリングによる操舵に対して補正される。
【0055】上記の実施例において、前輪10および1
1は前輪操舵装置120および前輪操舵制御装置140
により実ヨーレートが目標ヨーレートに一致するように
操舵される。目標ヨーレートは、演算ユニット90にお
いて、前輪操舵角δfにゲインGA を掛け、最大車体速
VS1による補正を加えて得ている。したがって、車両
が走行中に運転者が意図した車両の操舵方向と異なるよ
うに車両が回転しようとするとその回転を打ち消すよう
に前輪が操舵される。このため、アンチスキッド装置が
各輪を独立に制動制御した場合に、車両に予期しないヨ
ーモーメントが発生しても、このヨーを前輪操舵装置側
で調整するため、アンチスキッド側で対応しなくてもよ
い。
1は前輪操舵装置120および前輪操舵制御装置140
により実ヨーレートが目標ヨーレートに一致するように
操舵される。目標ヨーレートは、演算ユニット90にお
いて、前輪操舵角δfにゲインGA を掛け、最大車体速
VS1による補正を加えて得ている。したがって、車両
が走行中に運転者が意図した車両の操舵方向と異なるよ
うに車両が回転しようとするとその回転を打ち消すよう
に前輪が操舵される。このため、アンチスキッド装置が
各輪を独立に制動制御した場合に、車両に予期しないヨ
ーモーメントが発生しても、このヨーを前輪操舵装置側
で調整するため、アンチスキッド側で対応しなくてもよ
い。
【0056】通常、路面の摩擦係数が左右両輪で均一な
場合、図19(A)のように前輪を操舵した場合、実線
の矢印のようにヨーが発生する。しかし、図(B)に示
すように車両の右側が低μ、左側が高μとなるようなス
プリット路を走行すると、4輪を均一に制動をかけた場
合、左側の車輪に対して右側の車輪の制動距離が長くな
るため、図(B)の実線矢印のようにヨーが増加する。
本第2実施例では、この予期しないヨーの発生を抑える
ため、前輪の操舵量を補正し、図13(C)の実線矢印
のようにヨーを運転者が希望する方向へ補正する。これ
により、アンチスキッド制御装置は各輪ともそれぞれ制
動距離が最短になるように制御することができる。
場合、図19(A)のように前輪を操舵した場合、実線
の矢印のようにヨーが発生する。しかし、図(B)に示
すように車両の右側が低μ、左側が高μとなるようなス
プリット路を走行すると、4輪を均一に制動をかけた場
合、左側の車輪に対して右側の車輪の制動距離が長くな
るため、図(B)の実線矢印のようにヨーが増加する。
本第2実施例では、この予期しないヨーの発生を抑える
ため、前輪の操舵量を補正し、図13(C)の実線矢印
のようにヨーを運転者が希望する方向へ補正する。これ
により、アンチスキッド制御装置は各輪ともそれぞれ制
動距離が最短になるように制御することができる。
【0057】上記の第1および第2実施例では、電子制
御装置の構成をブロック図で表したが、マイクロコンピ
ュータを用いてソフトウェアで構成するか、回路素子を
組合せてハードウェアで構成するかは何れでもよい。
御装置の構成をブロック図で表したが、マイクロコンピ
ュータを用いてソフトウェアで構成するか、回路素子を
組合せてハードウェアで構成するかは何れでもよい。
【0058】上記第1および第2実施例において、演算
ユニット90は前輪操舵制御装置、後輪操舵制御装置お
よびアンチスキッド制御装置と独立に設けたが、各制御
装置内に内蔵してしまってもかまわない。
ユニット90は前輪操舵制御装置、後輪操舵制御装置お
よびアンチスキッド制御装置と独立に設けたが、各制御
装置内に内蔵してしまってもかまわない。
【0059】上記実施例において、制動時における制動
距離をより短縮するため、アンチスキッド制御において
目標スリップ率はμや減速度を最大となるようにして求
めたが、本発明の実施にあたって、目標スリップ率を予
め与えられた所定値に設定するうにしてもよい。
距離をより短縮するため、アンチスキッド制御において
目標スリップ率はμや減速度を最大となるようにして求
めたが、本発明の実施にあたって、目標スリップ率を予
め与えられた所定値に設定するうにしてもよい。
【0060】上記第1実施例では、後輪操舵によりヨー
レート偏差を零にするよう車輪の舵角を調整し、第2実
施例では前輪操舵によりヨーレート偏差を零にするよう
車輪の舵角を調整した。更に、車両に前輪操舵装置およ
び後輪操舵装置を搭載し、前輪,後輪とも同時に調整す
るようにしてもよい。
レート偏差を零にするよう車輪の舵角を調整し、第2実
施例では前輪操舵によりヨーレート偏差を零にするよう
車輪の舵角を調整した。更に、車両に前輪操舵装置およ
び後輪操舵装置を搭載し、前輪,後輪とも同時に調整す
るようにしてもよい。
【0061】また、上記において、前輪操舵制御装置お
よび後輪操舵制御装置はヨーレート偏差を零にするよう
車輪の舵角を調整しているが、アンチスキッド制御装置
からアンチスキッド制御装置が動作中であることの情報
を受け、アンチスキッド制御装置が動作中のときに上記
ヨーレート偏差を零にする制御を行い、アンチスキッド
制御装置が非動作中のとき、例えば、特開昭60−12
4572号公報に開示されるような、車速とステアリン
グ操舵角度に応じた操舵角度に後輪を調整する等、他の
制御を行うようにしてもよい。
よび後輪操舵制御装置はヨーレート偏差を零にするよう
車輪の舵角を調整しているが、アンチスキッド制御装置
からアンチスキッド制御装置が動作中であることの情報
を受け、アンチスキッド制御装置が動作中のときに上記
ヨーレート偏差を零にする制御を行い、アンチスキッド
制御装置が非動作中のとき、例えば、特開昭60−12
4572号公報に開示されるような、車速とステアリン
グ操舵角度に応じた操舵角度に後輪を調整する等、他の
制御を行うようにしてもよい。
【0062】また、上記第1実施例では後輪の操舵をモ
ータを用いて行ったが、例えば、特開平2−31979
号公報に開示されるように、油圧制御を行ってもよい。
同様に、上記第2実施例では前輪の操舵補正に油圧回路
を用いたが、例えば、特開平2−70561号公報に開
示されるように、モータを用いたり、ステアリングと前
輪舵角をバイワイヤで形成する等、数々の変更が可能で
ある。
ータを用いて行ったが、例えば、特開平2−31979
号公報に開示されるように、油圧制御を行ってもよい。
同様に、上記第2実施例では前輪の操舵補正に油圧回路
を用いたが、例えば、特開平2−70561号公報に開
示されるように、モータを用いたり、ステアリングと前
輪舵角をバイワイヤで形成する等、数々の変更が可能で
ある。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、運転者の操舵に合わせ
た車両の操向が行えるとともに制動距離も最短になる。
したがって、急制動時に危険を回避するためステアリン
グを回しても車両が操舵によく追従し、かつ制動距離も
長くならない。
た車両の操向が行えるとともに制動距離も最短になる。
したがって、急制動時に危険を回避するためステアリン
グを回しても車両が操舵によく追従し、かつ制動距離も
長くならない。
【図1】本発明の第1実施例の全体構成図
【図2】本発明の第1実施例の制御ブロック図
【図3】本発明の第1実施例のアンチスキッド油圧回路
の油圧回路図
の油圧回路図
【図4】本発明の第1実施例のアンチスキッド制御装置
のブロック図
のブロック図
【図5】本発明の第1実施例の目標スリップ率演算部の
ブロック図
ブロック図
【図6】本発明の第1実施例のアンチスキッド制御装置
の動作説明図
の動作説明図
【図7】本発明の第1実施例のΔS演算部の作動を示す
グラフ
グラフ
【図8】本発明の第1実施例のスリップ率制限部の作動
を示すグラフ
を示すグラフ
【図9】本発明の第1実施例の制御モード設定部の作動
を示すグラフ
を示すグラフ
【図10】本発明の第1実施例の演算ユニットのブロッ
ク図
ク図
【図11】本発明の第1実施例の後輪操舵装置の構成図
【図12】本発明の第1実施例の後輪操舵制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図13】本発明の第1実施例の動作説明図
【図14】本発明の第2実施例の全体構成図
【図15】本発明の第2実施例の制御ブロック図
【図16】本発明の第2実施例の前輪操舵装置の構成図
【図17】本発明の第2実施例の前輪操舵装置の油圧回
路図
路図
【図18】本発明の第2実施例の前輪操舵制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図19】本発明の第2実施例の動作説明図
10 前右輪 11 前左輪 12 後右輪 1
3 後左輪 14〜17 ホイールシリンダ 18 前輪操舵ロッド 19 後輪操舵ロッ
ド 20 前輪操舵装置 21 後輪操舵装置 22 ステアリング 23 ヨーレートセンサ 24 前輪操舵角センサ 25 後輪操舵角セ
ンサ 26 ブレーキペダル 27 マスターシリンダ 28〜33 配管 34 車輪速センサ 35 加速度センサ 36 ブレーキスイッチ 40 油圧回路 43 ポンプ 43a モータ 44〜49 逆止弁 50,51 ドレイン 52〜59 電磁弁 60〜63 センサ 70 アンチスキッド制御装置 71 車輪速度・加速度・推定速度演算部 72 制御開始/終了判断部 73 モータ制御部 74 最大車体速演算部 75 減算部 76 積算部 77 最大減速度演算部 78 目標スリップ率演算部 79 スリップ率成分演算部 80 G成分演算部 81 制御モード設定部 82 電磁弁制御部 83 ΔG演算部 84 ΔS演算部 85 加算部 86 スリップ率制限部 90 演算ユニット 91 目標ヨーレート演算部 100 後輪操舵制御装置 101,103 減算部 102 リミッタ 104 モータ制御部 111 モータ 112 ピニオン 113 ラック 120 前輪操舵装置 121 油圧制御部 122 延出部 123 ピニオン 124 ラック 125 流体シリンダ 126 ポンプ 127 アキュームレータ 128 ドレイン 129 電磁弁 130 ピストン 131 第1室 132 第2室 133,134 バネ 140 前輪操舵制御装置 141 減算部 142 リミッタ 143 減算部 144 電磁弁制御部 BK ブレーキ出力 DINDXS スリップ率成分 DXNDXG G成分 DVW 車輪加速度 VW 車輪速度 G 最大減速度 GX 前後方向の加速度 GY
左右方向の加速度 G0 所定値 IVW 車輪速度VWの積分値 S0,S01 目標スリップ率 SP 車輪速信号 VS0 推定車体速度 VS1 最大車
体速 ΔG 加速度の増加分 ΔS スリップ率増加分 Δγ ヨーレート偏差 α ゲイン γ 実ヨーレート γ* 目標ヨー
レート量 δf 前輪操舵角量 δr 後輪操舵
角量
3 後左輪 14〜17 ホイールシリンダ 18 前輪操舵ロッド 19 後輪操舵ロッ
ド 20 前輪操舵装置 21 後輪操舵装置 22 ステアリング 23 ヨーレートセンサ 24 前輪操舵角センサ 25 後輪操舵角セ
ンサ 26 ブレーキペダル 27 マスターシリンダ 28〜33 配管 34 車輪速センサ 35 加速度センサ 36 ブレーキスイッチ 40 油圧回路 43 ポンプ 43a モータ 44〜49 逆止弁 50,51 ドレイン 52〜59 電磁弁 60〜63 センサ 70 アンチスキッド制御装置 71 車輪速度・加速度・推定速度演算部 72 制御開始/終了判断部 73 モータ制御部 74 最大車体速演算部 75 減算部 76 積算部 77 最大減速度演算部 78 目標スリップ率演算部 79 スリップ率成分演算部 80 G成分演算部 81 制御モード設定部 82 電磁弁制御部 83 ΔG演算部 84 ΔS演算部 85 加算部 86 スリップ率制限部 90 演算ユニット 91 目標ヨーレート演算部 100 後輪操舵制御装置 101,103 減算部 102 リミッタ 104 モータ制御部 111 モータ 112 ピニオン 113 ラック 120 前輪操舵装置 121 油圧制御部 122 延出部 123 ピニオン 124 ラック 125 流体シリンダ 126 ポンプ 127 アキュームレータ 128 ドレイン 129 電磁弁 130 ピストン 131 第1室 132 第2室 133,134 バネ 140 前輪操舵制御装置 141 減算部 142 リミッタ 143 減算部 144 電磁弁制御部 BK ブレーキ出力 DINDXS スリップ率成分 DXNDXG G成分 DVW 車輪加速度 VW 車輪速度 G 最大減速度 GX 前後方向の加速度 GY
左右方向の加速度 G0 所定値 IVW 車輪速度VWの積分値 S0,S01 目標スリップ率 SP 車輪速信号 VS0 推定車体速度 VS1 最大車
体速 ΔG 加速度の増加分 ΔS スリップ率増加分 Δγ ヨーレート偏差 α ゲイン γ 実ヨーレート γ* 目標ヨー
レート量 δf 前輪操舵角量 δr 後輪操舵
角量
Claims (1)
- 【請求項1】 操舵角および車両車速から車両の最適な
挙動を行うための目標ヨーレートを算出する目標ヨーレ
ート演算手段と、 車両の実ヨーレートを測定する実ヨーレート測定手段
と、 前記目標ヨーレートと実ヨーレートの偏差を演算するヨ
ーレート偏差演算手段と、 前記ヨーレート偏差を零にするよう車輪の舵角を調整す
る車輪操舵装置と、 左右輪独立に車輪の制動力を調整するアンチスキッド装
置と、を備える制動時の走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26619591A JPH05105055A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 制動時の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26619591A JPH05105055A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 制動時の走行制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05105055A true JPH05105055A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17427583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26619591A Pending JPH05105055A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 制動時の走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05105055A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08113131A (ja) * | 1994-10-15 | 1996-05-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両の制動制御装置 |
| EP1595768A2 (en) | 2004-05-13 | 2005-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle running control device |
| US7212903B2 (en) | 2003-09-16 | 2007-05-01 | Advics Co., Ltd. | Vehicle motion control apparatus |
| KR100808007B1 (ko) * | 2004-06-02 | 2008-02-28 | 주식회사 만도 | 차량의 제동 제어 장치 및 제어 방법 |
| CN100471737C (zh) | 2004-03-15 | 2009-03-25 | 丰田自动车株式会社 | 车辆稳定性控制装置 |
| JP2009120017A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両挙動制御装置 |
| JP2010188918A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Toyota Motor Corp | 挙動制御装置 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP26619591A patent/JPH05105055A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08113131A (ja) * | 1994-10-15 | 1996-05-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両の制動制御装置 |
| US7212903B2 (en) | 2003-09-16 | 2007-05-01 | Advics Co., Ltd. | Vehicle motion control apparatus |
| CN100471737C (zh) | 2004-03-15 | 2009-03-25 | 丰田自动车株式会社 | 车辆稳定性控制装置 |
| US7567863B2 (en) | 2004-03-15 | 2009-07-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle stability control device |
| US7835837B2 (en) | 2004-03-15 | 2010-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle stability control device |
| EP2251235A2 (en) | 2004-03-15 | 2010-11-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle stability control device |
| EP1595768A2 (en) | 2004-05-13 | 2005-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle running control device |
| CN100357144C (zh) * | 2004-05-13 | 2007-12-26 | 丰田自动车株式会社 | 车辆行驶控制装置 |
| US7584042B2 (en) | 2004-05-13 | 2009-09-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle running control device |
| KR100808007B1 (ko) * | 2004-06-02 | 2008-02-28 | 주식회사 만도 | 차량의 제동 제어 장치 및 제어 방법 |
| JP2009120017A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両挙動制御装置 |
| JP2010188918A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Toyota Motor Corp | 挙動制御装置 |
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