JPH05105096A - パワーステアリング用コントロールバルブ - Google Patents
パワーステアリング用コントロールバルブInfo
- Publication number
- JPH05105096A JPH05105096A JP26611091A JP26611091A JPH05105096A JP H05105096 A JPH05105096 A JP H05105096A JP 26611091 A JP26611091 A JP 26611091A JP 26611091 A JP26611091 A JP 26611091A JP H05105096 A JPH05105096 A JP H05105096A
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- Japan
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- port
- turn
- valve
- return
- ports
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワーステアリング用コントロールバルブに
おいて、僅かな構成の変更によりキャビテーションによ
る異音の発生を抑制する。 【構成】 ロータリバルブ式のパワーステアリング用コ
ントロールバルブにおいて、一対のリターンポート12
e,12fの何れか一方を一対のターンポート13j,
13kの何れか一方にのみ連通可能としかつ他方のリタ
ーンポートを他方のターンポートにのみ連通可能とし、
また各リターンポート12e,12fを連通可能な各タ
ーンポート13j,13k側へ軸方向に変位させた。
おいて、僅かな構成の変更によりキャビテーションによ
る異音の発生を抑制する。 【構成】 ロータリバルブ式のパワーステアリング用コ
ントロールバルブにおいて、一対のリターンポート12
e,12fの何れか一方を一対のターンポート13j,
13kの何れか一方にのみ連通可能としかつ他方のリタ
ーンポートを他方のターンポートにのみ連通可能とし、
また各リターンポート12e,12fを連通可能な各タ
ーンポート13j,13k側へ軸方向に変位させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のパワーステアリ
ング装置において操舵力をアシストするパワーシリンダ
の作動を制御するために用いられるパワーステアリング
用コントロールバルブに関する。
ング装置において操舵力をアシストするパワーシリンダ
の作動を制御するために用いられるパワーステアリング
用コントロールバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリング用コントロールバル
ブの一つとして、外周に形成した軸方向の溝に開口する
とともにリザーバに接続される少なくとも一対のリター
ンポートを有して入力軸または出力軸と一体的に回転す
るバルブシャフトと、軸方向中央に設けられて油圧源に
接続される少なくとも1個のプレッシャポートとこのプ
レッシャポートに対して軸方向に変位して設けられて内
周に形成した軸方向の溝に開口するとともにパワーシリ
ンダに接続される少なくとも一対のターンポートを有し
て前記バルブシャフトの外周に同軸的に配設され出力軸
または入力軸と一体的に回転するバルブボディとを備え
て、操舵時に生じる前記バルブシャフトと前記バルブボ
ディ間の相対回転により、前記プレッシャポートと前記
ターンポートと前記リターンポート間の連通が切り換え
られて、前記パワーシリンダが作動するようにしたも
の、すなわちロータリバルブ式のコントロールバルブが
あり、例えば、実開昭57−121365号公報に示さ
れている。
ブの一つとして、外周に形成した軸方向の溝に開口する
とともにリザーバに接続される少なくとも一対のリター
ンポートを有して入力軸または出力軸と一体的に回転す
るバルブシャフトと、軸方向中央に設けられて油圧源に
接続される少なくとも1個のプレッシャポートとこのプ
レッシャポートに対して軸方向に変位して設けられて内
周に形成した軸方向の溝に開口するとともにパワーシリ
ンダに接続される少なくとも一対のターンポートを有し
て前記バルブシャフトの外周に同軸的に配設され出力軸
または入力軸と一体的に回転するバルブボディとを備え
て、操舵時に生じる前記バルブシャフトと前記バルブボ
ディ間の相対回転により、前記プレッシャポートと前記
ターンポートと前記リターンポート間の連通が切り換え
られて、前記パワーシリンダが作動するようにしたも
の、すなわちロータリバルブ式のコントロールバルブが
あり、例えば、実開昭57−121365号公報に示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示されてい
るコントロールバルブにおいては、プレッシャポートと
ターンポートとリターンポート間の連通が切り換えられ
るとき、各ポート間に絞りが形成されて各リターンポー
トが開口する溝にキャビテーションによる気泡が発生す
ることがある。ところで、上記コントロールバルブにお
いては、各リターンポートがバルブシャフトの外周に形
成した軸方向の溝の中央に設けられているため、上記気
泡が各リターンポートに集中して流れ込み、そのときに
気泡が消滅して音が発生し、これが異音として乗員に不
快感を与えることがある。本発明は、上記した問題に対
処すべくなされたものであり、僅かな構成の変更により
キャビテーションによる異音の発生を抑制することを目
的としている。
るコントロールバルブにおいては、プレッシャポートと
ターンポートとリターンポート間の連通が切り換えられ
るとき、各ポート間に絞りが形成されて各リターンポー
トが開口する溝にキャビテーションによる気泡が発生す
ることがある。ところで、上記コントロールバルブにお
いては、各リターンポートがバルブシャフトの外周に形
成した軸方向の溝の中央に設けられているため、上記気
泡が各リターンポートに集中して流れ込み、そのときに
気泡が消滅して音が発生し、これが異音として乗員に不
快感を与えることがある。本発明は、上記した問題に対
処すべくなされたものであり、僅かな構成の変更により
キャビテーションによる異音の発生を抑制することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、上記した形式のパワーステ
アリング用コントロールバルブにおいて、前記一対のリ
ターンポートの何れか一方を前記一対のターンポートの
何れか一方にのみ連通可能としかつ他方のリターンポー
トを他方のターンポートにのみ連通可能とし、また前記
各リターンポートを連通可能な前記各ターンポート側へ
軸方向に変位させた。
ために、本発明においては、上記した形式のパワーステ
アリング用コントロールバルブにおいて、前記一対のリ
ターンポートの何れか一方を前記一対のターンポートの
何れか一方にのみ連通可能としかつ他方のリターンポー
トを他方のターンポートにのみ連通可能とし、また前記
各リターンポートを連通可能な前記各ターンポート側へ
軸方向に変位させた。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明においては、各リターンポ
ートを連通可能な各ターンポート側へ軸方向に変位させ
たため、プレッシャポートとターンポートとリターンポ
ート間の連通が切り換えられて絞りが形成されるとき、
パワーシリンダから何れか一方のターンポートに流れる
作動油が同ターンポートに連通するリターンポートに向
けて流れて同リターンポート近くでの圧力が上昇すると
ともに、同リターンポートが開口する溝の同リターンポ
ートから離れた箇所に向けて順次上昇する圧力勾配が形
成されて、上記絞りの前後に生じる圧力差が小さくな
り、キャビテーションによる気泡の発生が抑制される。
また、リターンポートが開口する溝に発生した気泡はリ
ターンポートに時間差をもって順次流入して集中するこ
とはなく、リターンポートで消滅する気泡の量は少なく
なる。したがって、気泡の消滅により生じる音圧を低減
できて、操舵フィーリングを向上させることができる。
ところで、本発明は、各リターンポートと各ターンポー
トの連通関係を特定するとともに、各リターンポートの
配設位置を変えるといった僅かな構成の変更によりなし
得るものであり、容易かつ安価に実施することができ、
多大な経済的効果を得ることができる。
ートを連通可能な各ターンポート側へ軸方向に変位させ
たため、プレッシャポートとターンポートとリターンポ
ート間の連通が切り換えられて絞りが形成されるとき、
パワーシリンダから何れか一方のターンポートに流れる
作動油が同ターンポートに連通するリターンポートに向
けて流れて同リターンポート近くでの圧力が上昇すると
ともに、同リターンポートが開口する溝の同リターンポ
ートから離れた箇所に向けて順次上昇する圧力勾配が形
成されて、上記絞りの前後に生じる圧力差が小さくな
り、キャビテーションによる気泡の発生が抑制される。
また、リターンポートが開口する溝に発生した気泡はリ
ターンポートに時間差をもって順次流入して集中するこ
とはなく、リターンポートで消滅する気泡の量は少なく
なる。したがって、気泡の消滅により生じる音圧を低減
できて、操舵フィーリングを向上させることができる。
ところで、本発明は、各リターンポートと各ターンポー
トの連通関係を特定するとともに、各リターンポートの
配設位置を変えるといった僅かな構成の変更によりなし
得るものであり、容易かつ安価に実施することができ、
多大な経済的効果を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明を自動車用ラック・ピニオン式
パワーステアリング装置のコントロールバルブに実施し
た例を示していて、このコントロールバルブにおいて
は、バルブハウジング11内に共に中空状のバルブシャ
フト12とバルブボディ13が同軸的かつ所定量相対回
転可能に組付けられている。バルブハウジング11は、
ギヤハウジング(図示省略)に組付けられるものであ
り、エンジンにより駆動される油圧ポンプ21に接続さ
れるPポート11aとリザーバ22に接続されるRポー
ト11bとパワーシリンダ23の一方の油室23aに接
続されるAポート11cとパワーシリンダ23の他方の
油室23bに接続されるBポート11dを有している。
説明する。図1は本発明を自動車用ラック・ピニオン式
パワーステアリング装置のコントロールバルブに実施し
た例を示していて、このコントロールバルブにおいて
は、バルブハウジング11内に共に中空状のバルブシャ
フト12とバルブボディ13が同軸的かつ所定量相対回
転可能に組付けられている。バルブハウジング11は、
ギヤハウジング(図示省略)に組付けられるものであ
り、エンジンにより駆動される油圧ポンプ21に接続さ
れるPポート11aとリザーバ22に接続されるRポー
ト11bとパワーシリンダ23の一方の油室23aに接
続されるAポート11cとパワーシリンダ23の他方の
油室23bに接続されるBポート11dを有している。
【0007】バルブシャフト12は、上端にて中間軸及
びメインシャフトを介してステアリングホイール(共に
図示省略)に連結される入力軸14の下端部に一体的に
形成されていて、入力軸14と一体的に回転するように
なっていて、バルブハウジング11と出力軸16にベア
リングを介して回転可能に組付けられている。また、バ
ルブシャフト12の外周には、図1,図2及び図3(図
1の中央横断底面図)にて示したように、軸方向に延び
るそれぞれ二対8個の供給溝12a,12bと排出溝1
2c,12dが交互にかつ周方向にて等間隔に形成され
ていて、各排出溝12c,12dに対応してリターンポ
ート12e,12fが設けられている。各リターンポー
ト12e,12fは、径方向に穿設されていて、外端に
て各排出溝12c,12dの底部に開口し内端にてバル
ブシャフト12の内孔12gに開口しており、内孔12
gと連通孔12h(図1及び図2参照)を通してバルブ
ハウジング11のRポート11bに連通しリザーバ22
に接続されるようになっている。
びメインシャフトを介してステアリングホイール(共に
図示省略)に連結される入力軸14の下端部に一体的に
形成されていて、入力軸14と一体的に回転するように
なっていて、バルブハウジング11と出力軸16にベア
リングを介して回転可能に組付けられている。また、バ
ルブシャフト12の外周には、図1,図2及び図3(図
1の中央横断底面図)にて示したように、軸方向に延び
るそれぞれ二対8個の供給溝12a,12bと排出溝1
2c,12dが交互にかつ周方向にて等間隔に形成され
ていて、各排出溝12c,12dに対応してリターンポ
ート12e,12fが設けられている。各リターンポー
ト12e,12fは、径方向に穿設されていて、外端に
て各排出溝12c,12dの底部に開口し内端にてバル
ブシャフト12の内孔12gに開口しており、内孔12
gと連通孔12h(図1及び図2参照)を通してバルブ
ハウジング11のRポート11bに連通しリザーバ22
に接続されるようになっている。
【0008】バルブボディ13は、ピニオン及びラック
を介してステアリングリンケージ(共に図示省略)に連
結されるとともにトーションバー15を介して入力軸1
4に連結される出力軸16に連結ピン17を介して連結
されていて、出力軸16と一体的に回転するようになっ
ている。また、図1及び図3にて示したように、バルブ
ボディ13の外周には、Pポート11aに連通する環状
溝13aとAポート11cに連通する環状溝13bとB
ポート11dに連通する環状溝13cが形成され、また
内周には、バルブシャフト12の供給溝12aと排出溝
12cに連通する軸方向の溝13dと、供給溝12aと
排出溝12dに連通する軸方向の溝13eと、供給溝1
2bと排出溝12dに連通する軸方向の溝13fと、供
給溝12bと排出溝12cに連通する軸方向の溝13g
が形成されていて、Pポート11aに連通する環状溝1
3aとバルブシャフト12の各供給溝12a,12bは
それぞれプレッシャポート13h,13iを通して連通
し、Aポート11cに連通する環状溝13bと軸方向の
溝13dはターンポート13jを通して連通し、またB
ポート11dに連通する環状溝13c軸方向の溝13e
はターンポート13kを通して連通している。
を介してステアリングリンケージ(共に図示省略)に連
結されるとともにトーションバー15を介して入力軸1
4に連結される出力軸16に連結ピン17を介して連結
されていて、出力軸16と一体的に回転するようになっ
ている。また、図1及び図3にて示したように、バルブ
ボディ13の外周には、Pポート11aに連通する環状
溝13aとAポート11cに連通する環状溝13bとB
ポート11dに連通する環状溝13cが形成され、また
内周には、バルブシャフト12の供給溝12aと排出溝
12cに連通する軸方向の溝13dと、供給溝12aと
排出溝12dに連通する軸方向の溝13eと、供給溝1
2bと排出溝12dに連通する軸方向の溝13fと、供
給溝12bと排出溝12cに連通する軸方向の溝13g
が形成されていて、Pポート11aに連通する環状溝1
3aとバルブシャフト12の各供給溝12a,12bは
それぞれプレッシャポート13h,13iを通して連通
し、Aポート11cに連通する環状溝13bと軸方向の
溝13dはターンポート13jを通して連通し、またB
ポート11dに連通する環状溝13c軸方向の溝13e
はターンポート13kを通して連通している。
【0009】ところで、本実施例においては、図3にて
示したように、一方のリターンポート12eが一方のタ
ーンポート13jにのみ連通可能とされ、かつ他方のリ
ターンポート12fが他方のターンポート13kにのみ
連通可能とされている。また、図1にて示したように、
一方のリターンポート12eが一方のターンポート13
j側へ軸方向に変位して設けられるとともに、他方のリ
ターンポート12fが他方のターンポート13k側へ軸
方向に変位して設けられている。
示したように、一方のリターンポート12eが一方のタ
ーンポート13jにのみ連通可能とされ、かつ他方のリ
ターンポート12fが他方のターンポート13kにのみ
連通可能とされている。また、図1にて示したように、
一方のリターンポート12eが一方のターンポート13
j側へ軸方向に変位して設けられるとともに、他方のリ
ターンポート12fが他方のターンポート13k側へ軸
方向に変位して設けられている。
【0010】上記のように構成した本実施例において
は、車両の直進時、入力軸14と出力軸16が相対回転
していないため、バルブシャフト12に形成した各溝と
バルブボディ13に形成した各溝の連通関係が図3に示
したようになっていて、油圧ポンプ21から供給される
作動油はバルブハウジング11のPポート11aとバル
ブボディ13の環状溝13aと各プレッシャポート13
h,13iを通してバルブシャフト12の各供給溝12
a,12bに流れ、各供給溝12aからバルブボディ1
3の各溝13d,13eを通してバルブシャフト12の
各溝12c,12dに流れるとともに、各供給溝12b
からバルブボディ13の各溝13f,13gを通してバ
ルブシャフト12の各溝12d,12cに流れ、各溝1
2c,12dから各リターンポート12e,12fを通
して内孔12gに流れて、連通孔12hとバルブハウジ
ング11のRポート11bを通してリザーバ22に向け
て流れる。このため、パワーシリンダ23には作動油が
供給されず、パワーシリンダ23は作動しない。
は、車両の直進時、入力軸14と出力軸16が相対回転
していないため、バルブシャフト12に形成した各溝と
バルブボディ13に形成した各溝の連通関係が図3に示
したようになっていて、油圧ポンプ21から供給される
作動油はバルブハウジング11のPポート11aとバル
ブボディ13の環状溝13aと各プレッシャポート13
h,13iを通してバルブシャフト12の各供給溝12
a,12bに流れ、各供給溝12aからバルブボディ1
3の各溝13d,13eを通してバルブシャフト12の
各溝12c,12dに流れるとともに、各供給溝12b
からバルブボディ13の各溝13f,13gを通してバ
ルブシャフト12の各溝12d,12cに流れ、各溝1
2c,12dから各リターンポート12e,12fを通
して内孔12gに流れて、連通孔12hとバルブハウジ
ング11のRポート11bを通してリザーバ22に向け
て流れる。このため、パワーシリンダ23には作動油が
供給されず、パワーシリンダ23は作動しない。
【0011】しかして、車両の一方への旋回時には、バ
ルブシャフト12とバルブボディ13間の相対回転(バ
ルブシャフト12がバルブボディ13に対して図3の時
計方向に回転する相対回転)により、バルブシャフト1
2の各供給溝12a,12bとバルブボディ13に設け
た各溝13e,13gとの連通が絞られた後に遮断され
ると共に、バルブシャフト12の各排出溝12c,12
dとバルブボディ13に設けた各溝13d,13fとの
連通が絞られた後に遮断されて、油圧ポンプ21から供
給される作動油はバルブボディ13の各プレッシャポー
ト13hからバルブシャフト12の各供給溝12aとバ
ルブボディ13の各溝13dと各ターンポート13jと
環状溝13bとバルブハウジング11のAポート11c
を通してパワーシリンダ23の油室23aに流れるとと
もに、パワーシリンダ23の油室23b内の作動油がバ
ルブハウジング11のBポート11dからバルブボディ
13の環状溝13cと各ターンポート13kと各溝13
eとバルブシャフト12の各排出溝12dと各リターン
ポート12fと内孔12gと連通孔12hとバルブハウ
ジング11のRポート11bを通してリザーバ22に向
けて流れる。このため、パワーシリンダ23は油室23
aが大きくなるように作動し、一方への旋回の操舵力が
助勢される。
ルブシャフト12とバルブボディ13間の相対回転(バ
ルブシャフト12がバルブボディ13に対して図3の時
計方向に回転する相対回転)により、バルブシャフト1
2の各供給溝12a,12bとバルブボディ13に設け
た各溝13e,13gとの連通が絞られた後に遮断され
ると共に、バルブシャフト12の各排出溝12c,12
dとバルブボディ13に設けた各溝13d,13fとの
連通が絞られた後に遮断されて、油圧ポンプ21から供
給される作動油はバルブボディ13の各プレッシャポー
ト13hからバルブシャフト12の各供給溝12aとバ
ルブボディ13の各溝13dと各ターンポート13jと
環状溝13bとバルブハウジング11のAポート11c
を通してパワーシリンダ23の油室23aに流れるとと
もに、パワーシリンダ23の油室23b内の作動油がバ
ルブハウジング11のBポート11dからバルブボディ
13の環状溝13cと各ターンポート13kと各溝13
eとバルブシャフト12の各排出溝12dと各リターン
ポート12fと内孔12gと連通孔12hとバルブハウ
ジング11のRポート11bを通してリザーバ22に向
けて流れる。このため、パワーシリンダ23は油室23
aが大きくなるように作動し、一方への旋回の操舵力が
助勢される。
【0012】また、車両の他方への旋回時には、バルブ
シャフト12とバルブボディ13間の相対回転(バルブ
シャフト12がバルブボディ13に対して図3の反時計
方向に回転する相対回転)により、バルブシャフト12
の各供給溝12a,12bとバルブボディ13に設けた
各溝13d,13fとの連通が絞られた後に遮断される
と共に、バルブシャフト12の各排出溝12c,12d
とバルブボディ13に設けた各溝13g,13eとの連
通が絞られた後に遮断されて、油圧ポンプ21から供給
される作動油はバルブボディ13の各プレッシャポート
13hからバルブシャフト12の各供給溝12aとバル
ブボディ13の各溝13eと各ターンポート13kと環
状溝13cとバルブハウジング11のBポート11dを
通してパワーシリンダ23の油室23bに流れるととも
に、パワーシリンダ23の油室23a内の作動油がバル
ブハウジング11のAポート11cからバルブボディ1
3の環状溝13bと各ターンポート13jと各溝13d
とバルブシャフト12の各排出溝12cと各リターンポ
ート12eと内孔12gと連通孔12hとバルブハウジ
ング11のRポート11bを通してリザーバ22に向け
て流れる。このため、パワーシリンダ23は油室23b
が大きくなるように作動し、他方への旋回の操舵力が助
勢される。
シャフト12とバルブボディ13間の相対回転(バルブ
シャフト12がバルブボディ13に対して図3の反時計
方向に回転する相対回転)により、バルブシャフト12
の各供給溝12a,12bとバルブボディ13に設けた
各溝13d,13fとの連通が絞られた後に遮断される
と共に、バルブシャフト12の各排出溝12c,12d
とバルブボディ13に設けた各溝13g,13eとの連
通が絞られた後に遮断されて、油圧ポンプ21から供給
される作動油はバルブボディ13の各プレッシャポート
13hからバルブシャフト12の各供給溝12aとバル
ブボディ13の各溝13eと各ターンポート13kと環
状溝13cとバルブハウジング11のBポート11dを
通してパワーシリンダ23の油室23bに流れるととも
に、パワーシリンダ23の油室23a内の作動油がバル
ブハウジング11のAポート11cからバルブボディ1
3の環状溝13bと各ターンポート13jと各溝13d
とバルブシャフト12の各排出溝12cと各リターンポ
ート12eと内孔12gと連通孔12hとバルブハウジ
ング11のRポート11bを通してリザーバ22に向け
て流れる。このため、パワーシリンダ23は油室23b
が大きくなるように作動し、他方への旋回の操舵力が助
勢される。
【0013】ところで、本実施例においては、各リター
ンポート12e,12fを連通可能な各ターンポート1
3j,13k側へ軸方向に変位させたため、プレッシャ
ポート13hと各ターンポート13j,13kと各リタ
ーンポート12e,12f間の連通が切り換えられて絞
りが形成されるとき、パワーシリンダ23から各ターン
ポート13jまたは13kに流れる作動油が同ターンポ
ート13jまたは13kに連通するリターンポート12
eまたは12fに向けて流れて同リターンポート12e
または12f近くでの圧力が上昇するとともに、同リタ
ーンポート12eまたは12fが開口する溝12cまた
は12dの同リターンポート12eまたは12fから離
れた箇所に向けて順次上昇する圧力勾配が形成されて、
上記絞りの前後に生じる圧力差が小さくなり、キャビテ
ーションによる気泡の発生が抑制される。
ンポート12e,12fを連通可能な各ターンポート1
3j,13k側へ軸方向に変位させたため、プレッシャ
ポート13hと各ターンポート13j,13kと各リタ
ーンポート12e,12f間の連通が切り換えられて絞
りが形成されるとき、パワーシリンダ23から各ターン
ポート13jまたは13kに流れる作動油が同ターンポ
ート13jまたは13kに連通するリターンポート12
eまたは12fに向けて流れて同リターンポート12e
または12f近くでの圧力が上昇するとともに、同リタ
ーンポート12eまたは12fが開口する溝12cまた
は12dの同リターンポート12eまたは12fから離
れた箇所に向けて順次上昇する圧力勾配が形成されて、
上記絞りの前後に生じる圧力差が小さくなり、キャビテ
ーションによる気泡の発生が抑制される。
【0014】また、リターンポート12eまたは12f
が開口する溝12cまたは12dに発生した気泡はリタ
ーンポート12eまたは12fに時間差をもって順次流
入して集中することはなく、リターンポート12eまた
は12fで消滅する気泡の量は少なくなる。したがっ
て、気泡の消滅により生じる音圧を図4にて例示(図の
実線は本実施例における実験結果を示し、図の破線は従
来のもの、すなわちリターンポート12e,12fが溝
12c,12dの中央に形成されているものにおける実
験結果を示している)したように低減できて、操舵フィ
ーリングを向上させることができる。また、本実施例
は、各リターンポート12e,12fと各ターンポート
13j,13kの連通関係を特定する(一方のリターン
ポート12eを一方のターンポート13jにのみ連通可
能とし、かつ他方のリターンポート12fを他方のター
ンポート13kにのみ連通可能とする)とともに、各リ
ターンポート12e,12fの配設位置を変えるといっ
た僅かな構成の変更によりなし得るものであり、容易か
つ安価に実施することができ、多大な経済的効果を得る
ことができる。
が開口する溝12cまたは12dに発生した気泡はリタ
ーンポート12eまたは12fに時間差をもって順次流
入して集中することはなく、リターンポート12eまた
は12fで消滅する気泡の量は少なくなる。したがっ
て、気泡の消滅により生じる音圧を図4にて例示(図の
実線は本実施例における実験結果を示し、図の破線は従
来のもの、すなわちリターンポート12e,12fが溝
12c,12dの中央に形成されているものにおける実
験結果を示している)したように低減できて、操舵フィ
ーリングを向上させることができる。また、本実施例
は、各リターンポート12e,12fと各ターンポート
13j,13kの連通関係を特定する(一方のリターン
ポート12eを一方のターンポート13jにのみ連通可
能とし、かつ他方のリターンポート12fを他方のター
ンポート13kにのみ連通可能とする)とともに、各リ
ターンポート12e,12fの配設位置を変えるといっ
た僅かな構成の変更によりなし得るものであり、容易か
つ安価に実施することができ、多大な経済的効果を得る
ことができる。
【0015】上記実施例においては、バルブシャフト1
2に軸方向の溝12bを設けるとともに、バルブボディ
13に軸方向の溝13f,13gとプレッシャポート1
3iを設けて、本発明を実施したが、これらを無くして
本発明を実施することも可能である。また、上記実施例
においては、バルブシャフト12を入力軸に一体的に設
けるとともに、バルブボディ13を出力軸に一体回転可
能に設けた例について説明したが、バルブシャフト12
を出力軸に一体回転可能に設けるとともに、バルブボデ
ィ13を入力軸に一体回転可能に設けて本発明を実施す
ることも可能である。
2に軸方向の溝12bを設けるとともに、バルブボディ
13に軸方向の溝13f,13gとプレッシャポート1
3iを設けて、本発明を実施したが、これらを無くして
本発明を実施することも可能である。また、上記実施例
においては、バルブシャフト12を入力軸に一体的に設
けるとともに、バルブボディ13を出力軸に一体回転可
能に設けた例について説明したが、バルブシャフト12
を出力軸に一体回転可能に設けるとともに、バルブボデ
ィ13を入力軸に一体回転可能に設けて本発明を実施す
ることも可能である。
【図1】 本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】 図1に示したバルブシャフトの部分側面図で
ある。
ある。
【図3】 図1の中央横断底面図である。
【図4】 供給油圧と音圧との関係を示す図である。
12…バルブシャフト、12c,12d…軸方向の溝、
12e,12f…リターンポート、13…バルブボデ
ィ、13d,13e…軸方向の溝、13h…プレッシャ
ポート、13j,13k…ターンポート、14…入力
軸、16…出力軸、21…油圧ポンプ(油圧源)、22
…リザーバ、23…パワーシリンダ。
12e,12f…リターンポート、13…バルブボデ
ィ、13d,13e…軸方向の溝、13h…プレッシャ
ポート、13j,13k…ターンポート、14…入力
軸、16…出力軸、21…油圧ポンプ(油圧源)、22
…リザーバ、23…パワーシリンダ。
Claims (1)
- 【請求項1】 外周に形成した軸方向の溝に開口すると
ともにリザーバに接続される少なくとも一対のリターン
ポートを有して入力軸または出力軸と一体的に回転する
バルブシャフトと、軸方向中央に設けられて油圧源に接
続される少なくとも1個のプレッシャポートとこのプレ
ッシャポートに対して軸方向に変位して設けられて内周
に形成した軸方向の溝に開口するとともにパワーシリン
ダに接続される少なくとも一対のターンポートを有して
前記バルブシャフトの外周に同軸的に配設され出力軸ま
たは入力軸と一体的に回転するバルブボディとを備え
て、操舵時に生じる前記バルブシャフトと前記バルブボ
ディ間の相対回転により、前記プレッシャポートと前記
ターンポートと前記リターンポート間の連通が切り換え
られて、前記パワーシリンダが作動するようにしたパワ
ーステアリング用コントロールバルブにおいて、前記一
対のリターンポートの何れか一方を前記一対のターンポ
ートの何れか一方にのみ連通可能としかつ他方のリター
ンポートを他方のターンポートにのみ連通可能とし、ま
た前記各リターンポートを連通可能な前記各ターンポー
ト側へ軸方向に変位させたことを特徴とするパワーステ
アリング用コントロールバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26611091A JPH05105096A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | パワーステアリング用コントロールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26611091A JPH05105096A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | パワーステアリング用コントロールバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05105096A true JPH05105096A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17426460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26611091A Pending JPH05105096A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | パワーステアリング用コントロールバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05105096A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100646397B1 (ko) * | 2005-11-18 | 2006-11-14 | 주식회사 만도 | 입력축 및 그를 구비한 유압식 동력 보조 조향장치 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP26611091A patent/JPH05105096A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100646397B1 (ko) * | 2005-11-18 | 2006-11-14 | 주식회사 만도 | 입력축 및 그를 구비한 유압식 동력 보조 조향장치 |
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