JPH0510521Y2 - - Google Patents

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JPH0510521Y2
JPH0510521Y2 JP1985132410U JP13241085U JPH0510521Y2 JP H0510521 Y2 JPH0510521 Y2 JP H0510521Y2 JP 1985132410 U JP1985132410 U JP 1985132410U JP 13241085 U JP13241085 U JP 13241085U JP H0510521 Y2 JPH0510521 Y2 JP H0510521Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、碍子、トランス等の各種配電機器に
使用され、雷による異常高電圧から該配電機器を
保護する限流素子ユニツトに関する。
(ロ) 従来技術 従来、この種限流素子ユニツトは、例えば特開
昭59−41803号に開示されているように、線路側
端子と接地側端子とに導通するように該両端子で
もつて挟持された限流素子を筒体に収納し、さら
に、該両端子のそれぞれ先端部を除いて埋設する
ように合成樹脂を被着して外部絶縁層が形成され
ている。この外部絶縁層は成形用型材に合成樹脂
を充填し、加熱工程を経ることで所定の形状に成
形される。
ところが、前記筒体の内周面と限流素子の外周
面との間には若干の間隙部が形成されており、該
間隙部に密閉された空気が前記加熱工程によつて
膨張し、その内圧により筒体が破壊するという欠
点があつた。
また、実開昭58−63844号に開示されているも
のは、限流素子と樹脂の接着力を強化するために
素子表面を荒して樹脂との接着力を高める必要が
有り、このため素子の特性を悪くする虞があると
共に、素子の取り扱い上直接手で触れることは沿
面内絡等の要因となるなどの欠点があつた。
(ハ) 目的 本考案はこのような欠点を解消し、堅牢且つ高
品質の限流素子ユニツトを提供することを目的と
する。
(ニ) 構成 そこで、本考案の配電機器に使用される限流素
子ユニツトは、ボルト状に形成した線路側端子
と、ボルト状に形成した接地側端子と、前記両端
子間に介装された限流素子と、限流素子が収納さ
れた筒体と、前記両端子の先端部を除いて両端子
を埋設する合成樹脂と、前記筒体の両端開口部に
冠着した押圧部材と、押圧部材に固着した孔明き
コイン状の固定部材とを具備しており、前記押圧
部材にはその中央部に凹所が形成されるとともに
周縁近傍の所定位置に孔部が数個穿設されてお
り、前記筒体に冠着した状態において凹所の底面
が前記限流素子に圧着されるとともに、前記凹所
には前記両端子のボルトの頭部が嵌め込まれてお
り、かつ固定部材の周縁近傍には前記押圧部材の
孔部に対応する位置に孔部が形成されていること
によつて前記押圧部材に固定部材を固着する際に
両孔部が対応して筒体の内部と外部を連通するよ
うにしてあり、かつ前記外部絶縁層を形成する際
に合成樹脂の一部が前記両孔部より限流素子と筒
体との間隙部に侵入して該間隙部が合成樹脂によ
つて充填されていることを特徴としている。
(ホ) 実施例 以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説す
る。
第1図に本考案に係る限流素子ユニツトの使用
例を示し、1は支持碍子であり、碍子本体2の下
端に突設された支持ボルト3を介して図外の電柱
の腕金4に固定されると共に、接地線を介して大
地に接地され、且つ、該碍子本体2の上端には高
圧配電線5が取り付けられている。
6は限流素子ユニツトであり、支持金具7を介
して前記支持碍子1に並設されている。具体的に
は、支持金具7は一端が前記支持碍子1の下端に
ボルトナツトにて固定されており、該支持金具7
の他端に前記限流素子ユニツト6がナツト9にて
固定されている。
10は閃絡リングであり、ボルト11によつて
前記限流素子ユニツト6の上端に取り付けられる
と共に、前記碍子本体2を挟み付けるようにして
設けられている。
しかして、前記限流素子ユニツト6は第2図に
示すように、電気的特性の安定化を図るための例
えば酸化亜鉛等からなる円柱状の限流素子12
と、該限流素子12を挟持するように両端に設け
られて導通可能とする線路側端子13及び接地側
端子14と、該限流素子12が収納された円筒体
15と、前記両端子13,14のそれぞれ先端部
を除いて埋設するように被着されたエポキシ樹脂
等の合成樹脂からなる蛇腹状の外部絶縁層16と
を備えている。なお、外部絶縁層16の外周面形
状は図例に限定されず、設計変更可能である。
具体的には、前記限流素子12を収納した筒体
15の両端開口部にはそれぞれ押圧部材17が冠
着されている。該押圧部材17は中央部に凹所1
8が形成されると共に、周縁近傍の所定位置に孔
部19が適数個穿設されており、前記筒体15に
冠着した状態にて凹所18の底面が前記限流素子
12に圧着されている。該凹所18には前記線路
側端子13又は接地側端子14の頭部13a又は
14aが嵌め込まれ、固定部材20をスポツト溶
接等にて前記押圧部材17に固着することで、前
記両端子13,14がぐらつかずに限流素子12
の両端に安定状態にて対向配設される。
また、固定部材20の周縁近傍には前記押圧部
材17の孔部19に対応する位置に孔部21が穿
設されており、前記押圧部材17に固定部材20
を固着する際に該孔部19,21を対応させて外
部と前記筒体15内とを連通連結するようにな
す。この状態において、前記外部絶縁層16が線
路側端子13及び接地側端子14の先端部を除い
て埋設するように被着される。なお、前記線路側
端子13には閃絡リング10を固定するためにボ
ルト11が螺合する雌ネジ部13bが形成される
と共に、前記接地側端子14には支持金具7に限
流素子ユニツト6を固定するためにナツト9が螺
合する雄ネジ部14bが形成されている。
しかして、23は、前記筒体15の内周面と限
流素子12の外周面との間に形成された間隙部で
あり、該間隙部23には前記外部絶縁層16と同
材質の合成樹脂が充填される。具体的には前記外
部絶縁層16は、成形用型材のキヤビテイ内に合
成樹脂を充填し、加熱工程を経ることで図例のよ
うに所定の形状に成形される。この前記外部絶縁
層16を形成する際、外部絶縁層16を形成する
合成樹脂の一部が前記固定部材20及び押圧部材
17の孔部21,19より該間隙部23内に浸入
し、該間隙部23が合成樹脂にて充填される。従
つて、前記外部絶縁層16の成形固化と同時に該
間隙部23内の合成樹脂も成形固化される。この
ようにして限流素子ユニツト6が形成される。な
お、本考案は図示の実施例に限定されず、その形
状構造は要旨を変更しない範囲で設計変更可能で
ある。
(ヘ) 効果 本考案は上述の如く、外部絶縁層を形成する
際、筒体の内周面と限流素子の外周面との間に形
成された間隙部に、前記外部絶縁層を形成する合
成樹脂の一部を充填したから、従来のように該間
隙部に密閉された空気が加熱工程によつて膨張す
る虞がなく、従つて該空気の内圧が筒体に作用せ
ず、堅牢且つ高品質の限流素子ユニツトを提供す
るが可能となる。また、従来のように限流素子の
表面を荒して樹脂との接着力を高める必要がなく
なるため、素子の特性を劣化させることなく長期
間安定な性能を維持できる。さらに従来、素子は
半導体同様素手で触つたり汚れを避ける必要があ
り、直接モールドする場合、作業時に汚し特性劣
化の原因を生じるが、筒体に入れることによりこ
れらを防止でき取り扱いが簡単になるのでコスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る限流素子ユニツトの使用
例を示す正面図、第2図は本考案の一実施例を示
す断面拡大正面図である。 12……限流素子、13……線路側端子、14
……接地側端子、15……筒体、16……外部絶
縁層、23……間隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボルト状に形成した線路側端子と、ボルト状に
    形成した接地側端子と、前記両端子間に介装され
    た限流素子と、限流素子が収納された筒体と、前
    記両端子の先端部を除いて両端子を埋設する合成
    樹脂と、前記筒体の両端開口部に冠着した押圧部
    材と、押圧部材に固着した孔明きコイン状の固定
    部材とを具備しており、前記押圧部材にはその中
    央部に凹所が形成されるとともに周縁近傍の所定
    位置に孔部が数個穿設されており、前記筒体に冠
    着した状態において凹所の底面が前記限流素子に
    圧着されるとともに、前記凹所には前記両端子の
    ボルトの頭部が嵌め込まれており、かつ固定部材
    の周縁近傍には前記押圧部材の孔部に対応する位
    置に孔部が形成されていることによつて前記押圧
    部材に固定部材を固着する際に両孔部が対応して
    筒体の内部と外部を連通するようにしてあり、か
    つ前記外部絶縁層を形成する際に合成樹脂の一部
    が前記両孔部より限流素子と筒体との間隙部に侵
    入して該間隙部が合成樹脂によつて充填されてい
    ることを特徴とする配電機器に使用される限流素
    子ユニツト。
JP1985132410U 1985-08-28 1985-08-28 Expired - Lifetime JPH0510521Y2 (ja)

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JPS6241340U JPS6241340U (ja) 1987-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849536U (ja) * 1981-09-28 1983-04-04 松下電器産業株式会社 サ−ジ吸収器
JPS5941803A (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 日本高圧電気株式会社 限流素子ユニツトの製造方法

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JPS6241340U (ja) 1987-03-12

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