JPH05105385A - 吊り上げ搬送用磁気装置 - Google Patents
吊り上げ搬送用磁気装置Info
- Publication number
- JPH05105385A JPH05105385A JP26977991A JP26977991A JPH05105385A JP H05105385 A JPH05105385 A JP H05105385A JP 26977991 A JP26977991 A JP 26977991A JP 26977991 A JP26977991 A JP 26977991A JP H05105385 A JPH05105385 A JP H05105385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic flux
- iron core
- exciting
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電力損失を低減して省エネルギー化を図るこ
とができ、内部温度上昇の問題も解決することができる
吊り上げ搬送用磁気装置を提供することを目的とする。 【構成】 鉄心1、この鉄心に巻回された励磁コイル
2、鉄心1の磁極部の端面を覆って取着された電磁石の
磁気吸引力と1:1の磁気吸引力を持つ永久磁石5およ
び上記励磁コイルの励磁電流を正逆反転ができる制御装
置6を備える
とができ、内部温度上昇の問題も解決することができる
吊り上げ搬送用磁気装置を提供することを目的とする。 【構成】 鉄心1、この鉄心に巻回された励磁コイル
2、鉄心1の磁極部の端面を覆って取着された電磁石の
磁気吸引力と1:1の磁気吸引力を持つ永久磁石5およ
び上記励磁コイルの励磁電流を正逆反転ができる制御装
置6を備える
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吊り上げ搬送用磁気装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼材等の磁性を有する部材を吊り上げ搬
送する装置としは、電磁コイルを備えた吊り上げ電磁石
が一般的である。
送する装置としは、電磁コイルを備えた吊り上げ電磁石
が一般的である。
【0003】図3はこの種の電磁石を示したもので、1
は鉄心、2はこの鉄心に巻回された励磁コイル、3は保
護板であり、鋼材等の搬送物Wの吊り上げに際しては、
電磁石を搬送物4上に降ろして励磁電源4から励磁コイ
ル2へ励磁電流(直流電流)を流し、磁極部1N→搬送
物4→磁極部1Sへ流れる磁束を発生させて搬送物4を
吸着し、電磁石をクレーン等で吊り上げて所定の場所へ
搬送する。所定の場所まで搬送すると励磁電流の供給を
断って消磁し、電磁吸引力を消滅させる。
は鉄心、2はこの鉄心に巻回された励磁コイル、3は保
護板であり、鋼材等の搬送物Wの吊り上げに際しては、
電磁石を搬送物4上に降ろして励磁電源4から励磁コイ
ル2へ励磁電流(直流電流)を流し、磁極部1N→搬送
物4→磁極部1Sへ流れる磁束を発生させて搬送物4を
吸着し、電磁石をクレーン等で吊り上げて所定の場所へ
搬送する。所定の場所まで搬送すると励磁電流の供給を
断って消磁し、電磁吸引力を消滅させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、吊り上げ
電磁石は電源を入り切りするだけの簡便な操作で、搬送
物Wの保持、釈放が可能であるが、搬送物Wの搬送中は
励磁電流を供給し続けなければならないので、I2 R損
が大きく、省エネルギーの面からは問題があり、電磁石
内部の温度上昇も問題であった。
電磁石は電源を入り切りするだけの簡便な操作で、搬送
物Wの保持、釈放が可能であるが、搬送物Wの搬送中は
励磁電流を供給し続けなければならないので、I2 R損
が大きく、省エネルギーの面からは問題があり、電磁石
内部の温度上昇も問題であった。
【0005】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、電力損失を低減して省エネルギー化を図るこ
とができ、内部温度上昇の問題も解決することができる
吊り上げ搬送用磁気装置を提供することを目的とする。
たもので、電力損失を低減して省エネルギー化を図るこ
とができ、内部温度上昇の問題も解決することができる
吊り上げ搬送用磁気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、鉄心、この鉄心に巻回された
励磁コイル、鉄心の磁極部の端面を覆って取着された永
久磁石および上記励磁コイルの励磁電流を制御する制御
装置を備える構成とした。
するため、請求項1では、鉄心、この鉄心に巻回された
励磁コイル、鉄心の磁極部の端面を覆って取着された永
久磁石および上記励磁コイルの励磁電流を制御する制御
装置を備える構成とした。
【0007】請求項2では、制御装置は、励磁電源と、
この励磁電源の出力極性を切り換える極性切換回路と、
鉄心に流れる磁束量を検出する磁束センサと、この磁束
量と磁束指令値との偏差に応じた励磁電流指令を上記励
磁電源に与える励磁電流制御回路とを備える構成とし
た。
この励磁電源の出力極性を切り換える極性切換回路と、
鉄心に流れる磁束量を検出する磁束センサと、この磁束
量と磁束指令値との偏差に応じた励磁電流指令を上記励
磁電源に与える励磁電流制御回路とを備える構成とし
た。
【0008】請求項3では、磁束指令は、永久磁石の磁
気吸引力成分と電磁石の磁気吸引力成分とを1:1にす
る大きさであり、搬送物吸着時と釈放時とで極性が反転
される構成とした。
気吸引力成分と電磁石の磁気吸引力成分とを1:1にす
る大きさであり、搬送物吸着時と釈放時とで極性が反転
される構成とした。
【0009】
【作用】本発明では、搬送物に対する吸着力は電磁石に
よる吸着力と永久磁石による吸着力を加算したものとな
る。また、磁束指令の極性を反転することにより、搬送
物に対する吸着力を0にして搬送物を釈放することがで
きる。
よる吸着力と永久磁石による吸着力を加算したものとな
る。また、磁束指令の極性を反転することにより、搬送
物に対する吸着力を0にして搬送物を釈放することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0011】図1において、12は装置の本体部を示
す。5は永久磁石であって、N極永久磁石、S極永久磁
石はそれぞれ電磁石11の継鉄1の磁極部1N、1Sの
端面を覆うかたちで固着されている。
す。5は永久磁石であって、N極永久磁石、S極永久磁
石はそれぞれ電磁石11の継鉄1の磁極部1N、1Sの
端面を覆うかたちで固着されている。
【0012】励磁電流IF を制御する制御装置6は、励
磁電流制御回路7、極性切換回路8、誤差増幅器9およ
び磁束センサ10を備えている。励磁電流制御回路7は
磁束センサ10が検出した磁束量(鉄心1を流れる)Φ
と磁束指令Φ* の値との偏差を入力して磁束指令Φ* の
値に対応した励磁電流指令IF * を励磁電源4に与える
とともに磁束指令Φ* の極性が反転すると、励磁方向切
換指令信号Sを極性切換回路8に与える。
磁電流制御回路7、極性切換回路8、誤差増幅器9およ
び磁束センサ10を備えている。励磁電流制御回路7は
磁束センサ10が検出した磁束量(鉄心1を流れる)Φ
と磁束指令Φ* の値との偏差を入力して磁束指令Φ* の
値に対応した励磁電流指令IF * を励磁電源4に与える
とともに磁束指令Φ* の極性が反転すると、励磁方向切
換指令信号Sを極性切換回路8に与える。
【0013】この構成において、搬送物Wの安全な吸着
保持に要する吸引力(発生磁束量)を1とすると、永久
磁石6がこの吸引力の0.5を分担し、電磁石11がこ
の吸引力の0.5を分担するように磁束指令Φ* の値が
設定されているものとする。鋼材等の搬送物Wの吊り上
げに際しては、装置12を搬送物W上に降ろして、磁束
指令Φ* を与える。磁束指令Φ*を与えると(正の磁束
指令)、励磁電流制御回路7が磁束指令Φ* に対応した
大きさの励磁電流指令IF * を励磁電源4に供給するの
で、電磁コイル3に励磁電流IF が流れ、磁極部1N→
搬送物4→磁極部1Sへ流れる磁束Φ1を発生する。一
方、永久磁石5の発生磁束Φ2(=Φ1)も同方向にな
がれるので、搬送物Wに対する吸引力は電磁石11によ
る吸引力と永久磁石5による吸引力を加算したものとな
る。
保持に要する吸引力(発生磁束量)を1とすると、永久
磁石6がこの吸引力の0.5を分担し、電磁石11がこ
の吸引力の0.5を分担するように磁束指令Φ* の値が
設定されているものとする。鋼材等の搬送物Wの吊り上
げに際しては、装置12を搬送物W上に降ろして、磁束
指令Φ* を与える。磁束指令Φ*を与えると(正の磁束
指令)、励磁電流制御回路7が磁束指令Φ* に対応した
大きさの励磁電流指令IF * を励磁電源4に供給するの
で、電磁コイル3に励磁電流IF が流れ、磁極部1N→
搬送物4→磁極部1Sへ流れる磁束Φ1を発生する。一
方、永久磁石5の発生磁束Φ2(=Φ1)も同方向にな
がれるので、搬送物Wに対する吸引力は電磁石11によ
る吸引力と永久磁石5による吸引力を加算したものとな
る。
【0014】このようにして搬送物Wを吸着し、装置1
2をクレーン等で吊り上げて所定の場所へ搬送し、搬送
が終了すると、磁束指令Φ* の極性を反転する。磁束指
令Φ * が反転されると、励磁電流制御回路7は励磁方向
切換指令Sを極性切換回路8へ与えるので、電磁コイル
3に流れる励磁電流IF の方向が反転し、電磁石11の
発生磁束は永久磁石5の発生磁束Φ2を相殺する磁束
(−Φ)となり、搬送物Wは釈放される。
2をクレーン等で吊り上げて所定の場所へ搬送し、搬送
が終了すると、磁束指令Φ* の極性を反転する。磁束指
令Φ * が反転されると、励磁電流制御回路7は励磁方向
切換指令Sを極性切換回路8へ与えるので、電磁コイル
3に流れる励磁電流IF の方向が反転し、電磁石11の
発生磁束は永久磁石5の発生磁束Φ2を相殺する磁束
(−Φ)となり、搬送物Wは釈放される。
【0015】本実施例では、所要の吸着力の1/2を永
久磁石5が分担するので、励磁電流IF は図3の構成の
場合に比して1/2で済み、I2 R損は1/4に低減す
ることになり、その分、従来に比し、温度上昇を抑える
ことができる。
久磁石5が分担するので、励磁電流IF は図3の構成の
場合に比して1/2で済み、I2 R損は1/4に低減す
ることになり、その分、従来に比し、温度上昇を抑える
ことができる。
【0016】また、搬送物Wを釈放するために流す励磁
電流IF は搬送終了時だけであるので、これによるI2
R損は極めて小さく、また、非搬送時(空搬送時)は、
搬送物から離れた状態にあるので、永久磁石5の吸引力
を打ち消す必要がなく(安全上は打ち消すことが好まし
いが)、電磁石11を励磁しなくても済むので、発生す
るI2 R損は、実質上、搬送物Wの搬送時となる。
電流IF は搬送終了時だけであるので、これによるI2
R損は極めて小さく、また、非搬送時(空搬送時)は、
搬送物から離れた状態にあるので、永久磁石5の吸引力
を打ち消す必要がなく(安全上は打ち消すことが好まし
いが)、電磁石11を励磁しなくても済むので、発生す
るI2 R損は、実質上、搬送物Wの搬送時となる。
【0017】上記実施例では、搬送物Wの安全な吸着保
持に要する吸引力(発生磁束量)の例えば0.8を永久
磁石5が分担し、残りの0.2を電磁石11が分担する
ようにしてもよいが、所要電源能力は、本実施例のよう
に、0.5を永久磁石5が分担し、残りの0.5を電磁
石11が分担する場合の方が低くて済む。
持に要する吸引力(発生磁束量)の例えば0.8を永久
磁石5が分担し、残りの0.2を電磁石11が分担する
ようにしてもよいが、所要電源能力は、本実施例のよう
に、0.5を永久磁石5が分担し、残りの0.5を電磁
石11が分担する場合の方が低くて済む。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、永久磁石と
電磁石とを組合わせたので、電力損失を低減して省エネ
ルギー化を図ることができ、内部温度上昇の問題も解決
することができる。
電磁石とを組合わせたので、電力損失を低減して省エネ
ルギー化を図ることができ、内部温度上昇の問題も解決
することができる。
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】上記実施例の制御装置のブロック図である。
【図3】従来の吊り上げ電磁石の断面図である。
1 鉄心 2 励磁コイル 4 励磁電源 5 永久磁石 6 制御装置 7 励磁電流制御回路 8 極性切換回路 9 誤差増幅器 10 磁束センサ 11 電磁石 W 搬送物
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄心、この鉄心に巻回された励磁コイ
ル、鉄心の磁極部の端面を覆って取着された永久磁石お
よび上記励磁コイルの励磁電流を制御する制御装置を備
える吊り上げ搬送用磁気装置。 - 【請求項2】 制御装置は、励磁電源と、この励磁電源
の出力極性を切り換える極性切換回路と、鉄心に流れる
磁束量を検出する磁束センサと、この磁束量と磁束指令
値との偏差に応じた励磁電流指令を上記励磁電源に与え
る励磁電流制御回路とを備えることを特徴とする請求項
1記載の吊り上げ搬送用磁気装置。 - 【請求項3】 磁束指令は、永久磁石の磁気吸引力成分
と電磁石の磁気吸引力成分とを1:1にする大きさであ
り、搬送物吸着時と釈放時とで極性が反転されることを
特徴とする請求項1または2記載の吊り上げ搬送用磁気
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26977991A JPH05105385A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 吊り上げ搬送用磁気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26977991A JPH05105385A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 吊り上げ搬送用磁気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05105385A true JPH05105385A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17477045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26977991A Pending JPH05105385A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 吊り上げ搬送用磁気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05105385A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010010081A (ko) * | 1999-07-15 | 2001-02-05 | 이구택 | 영전자식 권상기의 안전장치 |
| KR100406432B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2003-11-19 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 영구자석을 이용한 코일 권상기 |
| WO2014033757A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Uttam Sarda | Electro permanent magnetic holding apparatus with magnetic flux sensor |
| CN104276506A (zh) * | 2014-09-11 | 2015-01-14 | 马鞍山起劲磁塑科技有限公司 | 耐高温电控起重电永磁铁 |
| JP2020131321A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 日東工器株式会社 | 可搬型工作機 |
| JP2022089281A (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-16 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 吸着状態判別装置、吸着状態判別装置を備える吸着装置、吸着装置を備える無人飛行体またはロボット、吸着状態判別方法、吸着装置の制御方法、および、吸着状態判別プログラム |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP26977991A patent/JPH05105385A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010010081A (ko) * | 1999-07-15 | 2001-02-05 | 이구택 | 영전자식 권상기의 안전장치 |
| KR100406432B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2003-11-19 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 영구자석을 이용한 코일 권상기 |
| WO2014033757A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Uttam Sarda | Electro permanent magnetic holding apparatus with magnetic flux sensor |
| CN104276506A (zh) * | 2014-09-11 | 2015-01-14 | 马鞍山起劲磁塑科技有限公司 | 耐高温电控起重电永磁铁 |
| JP2020131321A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 日東工器株式会社 | 可搬型工作機 |
| JP2022089281A (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-16 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 吸着状態判別装置、吸着状態判別装置を備える吸着装置、吸着装置を備える無人飛行体またはロボット、吸着状態判別方法、吸着装置の制御方法、および、吸着状態判別プログラム |
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