JPH047913Y2 - - Google Patents
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- JPH047913Y2 JPH047913Y2 JP1986002670U JP267086U JPH047913Y2 JP H047913 Y2 JPH047913 Y2 JP H047913Y2 JP 1986002670 U JP1986002670 U JP 1986002670U JP 267086 U JP267086 U JP 267086U JP H047913 Y2 JPH047913 Y2 JP H047913Y2
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- Japan
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- workpiece
- electromagnetic coil
- permanent magnet
- magnetic field
- magnetic force
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はマニユピユレータ、更に詳しくは搬送
システム等に用いると好適なものであつて、磁力
によつてワークを固定するマニユピユレータの内
で、永久磁石によつてワークを固定させ、電磁コ
イルによつてこの永久磁石の磁力を制御すること
ができるマニユピユレータに関するものである。
システム等に用いると好適なものであつて、磁力
によつてワークを固定するマニユピユレータの内
で、永久磁石によつてワークを固定させ、電磁コ
イルによつてこの永久磁石の磁力を制御すること
ができるマニユピユレータに関するものである。
[従来の技術]
従来より、搬送システムのマニユピユレータに
は、その用途に応じて種々のものが提供されてい
た。
は、その用途に応じて種々のものが提供されてい
た。
それらのマニユピユレータの内で、特にワーク
が磁性体である場合には、ワークを磁力吸着させ
るマニユピユレータも存在していた。
が磁性体である場合には、ワークを磁力吸着させ
るマニユピユレータも存在していた。
ところがワークを磁力吸着させるマニユピユレ
ータは、ワークの吸着及び開放の必要から、従来
は電磁コイルを用いて、この電磁コイルの励磁に
よつてワークを吸着し、励磁状態のままワークの
移送を行ない、更に消磁によつてワーク開放を行
なつていた。
ータは、ワークの吸着及び開放の必要から、従来
は電磁コイルを用いて、この電磁コイルの励磁に
よつてワークを吸着し、励磁状態のままワークの
移送を行ない、更に消磁によつてワーク開放を行
なつていた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながらこのような従来からの電磁コイル
を用いたマニユピユレータは、ワークの吸着から
開放までの間、即ち搬送中は常に電磁コイルに通
電した状態となるので、電磁コイルが連続使用と
なり、電磁コイルの大型化及び使用電気量の増大
を招いていた。
を用いたマニユピユレータは、ワークの吸着から
開放までの間、即ち搬送中は常に電磁コイルに通
電した状態となるので、電磁コイルが連続使用と
なり、電磁コイルの大型化及び使用電気量の増大
を招いていた。
また搬送中に、停電あるいはシヨート等の原因
で通電が断たれると、電磁コイルが消磁するの
で、その瞬間にワークが落下することとなり、は
なはだ危険性が高いものであつた。
で通電が断たれると、電磁コイルが消磁するの
で、その瞬間にワークが落下することとなり、は
なはだ危険性が高いものであつた。
更に、ワークの搬送中にワークが励磁してしま
い、電磁コイルを消磁させても落下しない場合も
生じていたと共に、所定位置に落下させたワーク
が励磁したままなので、非励磁状態でなければ使
用できないワークの搬送には使用できないもので
あつた。
い、電磁コイルを消磁させても落下しない場合も
生じていたと共に、所定位置に落下させたワーク
が励磁したままなので、非励磁状態でなければ使
用できないワークの搬送には使用できないもので
あつた。
そこでは従来から、例えば特開昭58−186910号
公報記載の発明や、実公昭47−35489号公報記載
の考案のように、永久磁石と電磁ソレノイドとを
組み合わせ、ワークの搬送中においては永久磁石
でワークの保持を行ない、ワークの解放時には電
磁ソレノイドで逆磁界を発生させるものも提供さ
れていた。
公報記載の発明や、実公昭47−35489号公報記載
の考案のように、永久磁石と電磁ソレノイドとを
組み合わせ、ワークの搬送中においては永久磁石
でワークの保持を行ない、ワークの解放時には電
磁ソレノイドで逆磁界を発生させるものも提供さ
れていた。
このように形成することによつて、搬送中は常
に電磁コイルに通電した状態とせず、搬送中に、
停電あるいはシヨート等の原因で通電が断たれて
もワークが落下することがなく、かつ所定位置で
解放させたワークを消磁させることができるもの
であつた。
に電磁コイルに通電した状態とせず、搬送中に、
停電あるいはシヨート等の原因で通電が断たれて
もワークが落下することがなく、かつ所定位置で
解放させたワークを消磁させることができるもの
であつた。
一方、この種のマニユピユレータにあつては、
例えば特開昭58−181592号公報記載の発明の様
に、付設した誘導コイルの磁束密度の変化によつ
て、ワークへの接近を検知するものも提供されて
いた。
例えば特開昭58−181592号公報記載の発明の様
に、付設した誘導コイルの磁束密度の変化によつ
て、ワークへの接近を検知するものも提供されて
いた。
ただこの発明であつても、ワーク接近を検知す
るための誘導コイルが単体として必要であり、全
体としての大型化が避けられないこととなつてい
た。
るための誘導コイルが単体として必要であり、全
体としての大型化が避けられないこととなつてい
た。
そこで本考案は、電磁コイルと永久磁石とを組
み合わせ、永久磁石の磁力によつてワークを固定
させ、電磁コイルの逆方向への磁界発生によつて
永久磁石の磁界を打ち消してワークの開放ができ
るように永久磁石の磁力を電磁コイルの磁力で制
御可能に形成して、電磁ソレノイドへの通電時間
を短縮し、小型の電磁コイルの使用を可能とする
と共に、搬送中に通電が断たれてもワークの脱落
がないようにして、安全性の向上を図り、更には
ワーク吸着していない状態である電磁コイルの消
磁時に、前記制御を行なう電磁コイルをインダク
タンスセンサとして用いることによつて、永久磁
石の磁力の動的な変化をインダクタンスの変化と
して検出することによつて、ワークへの接近ある
いは搬送中のワーク落下等を検出可能にしたマニ
ユピユレータを提供することを目的とする。
み合わせ、永久磁石の磁力によつてワークを固定
させ、電磁コイルの逆方向への磁界発生によつて
永久磁石の磁界を打ち消してワークの開放ができ
るように永久磁石の磁力を電磁コイルの磁力で制
御可能に形成して、電磁ソレノイドへの通電時間
を短縮し、小型の電磁コイルの使用を可能とする
と共に、搬送中に通電が断たれてもワークの脱落
がないようにして、安全性の向上を図り、更には
ワーク吸着していない状態である電磁コイルの消
磁時に、前記制御を行なう電磁コイルをインダク
タンスセンサとして用いることによつて、永久磁
石の磁力の動的な変化をインダクタンスの変化と
して検出することによつて、ワークへの接近ある
いは搬送中のワーク落下等を検出可能にしたマニ
ユピユレータを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
前述した問題点を解決するために、本考案は、
永久磁石と、極部における磁界の方向が永久磁石
の極部における磁界方向と正逆を問わず一致した
磁界方向となる電磁コイルとをカバーにて固定
し、この電磁コイルにワークの開放時に永久磁石
の磁界とは逆磁界が生じるように電磁コイルの磁
力を制御する制御装置を付設して全体の磁力を制
御可能に形成すると共に、電磁コイルを、ワーク
の解放時には解放用コイルとして使用すると共
に、ワークへの接近時にはワークへの接近に伴う
永久磁石の磁界変化を検出するインダクタンスセ
ンサとして用いたことを特徴とする。
永久磁石と、極部における磁界の方向が永久磁石
の極部における磁界方向と正逆を問わず一致した
磁界方向となる電磁コイルとをカバーにて固定
し、この電磁コイルにワークの開放時に永久磁石
の磁界とは逆磁界が生じるように電磁コイルの磁
力を制御する制御装置を付設して全体の磁力を制
御可能に形成すると共に、電磁コイルを、ワーク
の解放時には解放用コイルとして使用すると共
に、ワークへの接近時にはワークへの接近に伴う
永久磁石の磁界変化を検出するインダクタンスセ
ンサとして用いたことを特徴とする。
[作用]
本考案に係るマニユピユレータは、図示しない
X−Yテーブルによつてワークの上部に位置させ
た後、ワークに向つて下降させる。
X−Yテーブルによつてワークの上部に位置させ
た後、ワークに向つて下降させる。
この時には電磁コイルは消磁されており、永久
磁石の磁力のみが作用している。
磁石の磁力のみが作用している。
したがつて、この電磁コイルをインダクタンス
センサとして用いると、ワークへの接近による永
久磁石の動的な磁力変化をインダクタンスとして
検知することができるので、ワークへの接近が検
出できるものである。
センサとして用いると、ワークへの接近による永
久磁石の動的な磁力変化をインダクタンスとして
検知することができるので、ワークへの接近が検
出できるものである。
このようにしてワークに接近した後は、永久磁
石の磁力によつてワークを吸着し、上昇、移動の
後、所定位置で下降してワークの開放を行なうも
のである。
石の磁力によつてワークを吸着し、上昇、移動の
後、所定位置で下降してワークの開放を行なうも
のである。
このワークの開放時には、電磁コイルを永久磁
石とは逆磁界となるように励磁させ、マニユピユ
レータ全体としての磁界を搬送時に対して逆磁界
となるように制御するものである。
石とは逆磁界となるように励磁させ、マニユピユ
レータ全体としての磁界を搬送時に対して逆磁界
となるように制御するものである。
このような磁界にすることによつて、既に一定
方向に磁化しているワークが瞬間的にマニユピユ
レータから離れ、ワーク開放が行なえると共に、
この逆磁界によつて搬送中に磁化したワークの消
磁をも行なえるものである。
方向に磁化しているワークが瞬間的にマニユピユ
レータから離れ、ワーク開放が行なえると共に、
この逆磁界によつて搬送中に磁化したワークの消
磁をも行なえるものである。
また更に、永久磁石の磁力は常に一定値である
が、本考案ではこの永久磁石に電磁コイルを組合
わせたので、電磁コイルによる磁力によつて、結
果的には永久磁石の磁力を制御することになる。
が、本考案ではこの永久磁石に電磁コイルを組合
わせたので、電磁コイルによる磁力によつて、結
果的には永久磁石の磁力を制御することになる。
従つて永久磁石に対して電磁コイルの磁力が
2.5倍である場合には、マニユピユレータ全体と
しての磁力は、+350%から−150%の範囲で制御
することができる。
2.5倍である場合には、マニユピユレータ全体と
しての磁力は、+350%から−150%の範囲で制御
することができる。
[実施例]
以下図示例と共に、本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図及び第2図は各々本考案に係るマニユピ
ユレータの異なつた実施例をを示す断面図であ
る。
ユレータの異なつた実施例をを示す断面図であ
る。
図において、本考案に係るマニユピユレータ
は、軟鉄ヨーク10の内部に永久磁石20と、極
部における磁界に方向が永久磁石20の極部にお
ける磁界方向と正逆を問わず一致した磁界方向と
なる電磁コイル30とを内装して形成してある。
は、軟鉄ヨーク10の内部に永久磁石20と、極
部における磁界に方向が永久磁石20の極部にお
ける磁界方向と正逆を問わず一致した磁界方向と
なる電磁コイル30とを内装して形成してある。
永久磁石20は、ドーナツ型に形成されている
と共に、割れ易いものであるために、直接外部に
露出しない位置に固定してある。また強い磁力で
かつ小型の永久磁石20とするためには、希土類
の材料から成るものが望ましい。
と共に、割れ易いものであるために、直接外部に
露出しない位置に固定してある。また強い磁力で
かつ小型の永久磁石20とするためには、希土類
の材料から成るものが望ましい。
電磁コイル30は、コイルホビン11に巻装さ
れて円筒状に形成してあると共に、このコイルホ
ビン11の下部にモールド12が施してある。ま
た永久磁石20がコイルホビン11の筒内に位置
させてあるので、永久磁石20と電磁コイル30
との磁界の方向が一致することとなる。このこと
は、例えば第1図において、仮りに永久磁石20
の上面がN極である場合、電磁コイル30の上面
がN極またはS極となり、いずれの場合であつて
も正逆のいかんを問わなければ、磁界の方向が一
致することとなる。また更に、前記の例におい
て、電磁コイル30の上面を、永久磁石20と同
一の磁束密度を有するようなS極になるように励
磁すると、永久磁石20と電磁コイル30とで磁
力を打ち消しあつて、結果として磁力がない状態
と同一になり、永久磁石20の磁束密度よりも大
きい磁束密度のS極となるように励磁すると、結
果として全体では逆磁界となる。また逆に、上面
を永久磁石20と同一の磁束密度を有するような
N極となるように励磁すると、全体では、2倍の
磁力を有するようになる。
れて円筒状に形成してあると共に、このコイルホ
ビン11の下部にモールド12が施してある。ま
た永久磁石20がコイルホビン11の筒内に位置
させてあるので、永久磁石20と電磁コイル30
との磁界の方向が一致することとなる。このこと
は、例えば第1図において、仮りに永久磁石20
の上面がN極である場合、電磁コイル30の上面
がN極またはS極となり、いずれの場合であつて
も正逆のいかんを問わなければ、磁界の方向が一
致することとなる。また更に、前記の例におい
て、電磁コイル30の上面を、永久磁石20と同
一の磁束密度を有するようなS極になるように励
磁すると、永久磁石20と電磁コイル30とで磁
力を打ち消しあつて、結果として磁力がない状態
と同一になり、永久磁石20の磁束密度よりも大
きい磁束密度のS極となるように励磁すると、結
果として全体では逆磁界となる。また逆に、上面
を永久磁石20と同一の磁束密度を有するような
N極となるように励磁すると、全体では、2倍の
磁力を有するようになる。
なおヨーク10の上部には、図示しないX−Y
テーブルに固定するための固定材13が設けてあ
る。また電磁コイル30からは制御装置40に結
線するためのコード14が伸びている。
テーブルに固定するための固定材13が設けてあ
る。また電磁コイル30からは制御装置40に結
線するためのコード14が伸びている。
またこの電磁コイル30は、消磁時にインダク
タンスセンサとして用いることができるので、永
久磁石20の磁界が変化した場合には、その磁界
変化を動的な相互インダクタンスとして検知する
ことができる。従つて、ワーク50への接近及び
搬送中の外力によるワーク50落下等の検出がで
きるものである。
タンスセンサとして用いることができるので、永
久磁石20の磁界が変化した場合には、その磁界
変化を動的な相互インダクタンスとして検知する
ことができる。従つて、ワーク50への接近及び
搬送中の外力によるワーク50落下等の検出がで
きるものである。
また前記電磁コイル30は、スイープ電流によ
つて制御することができる。このスイープ電流
は、いわゆるスローアツプダウン回路からの電流
のことであり、電磁コイル30に電流を供給する
あるいは供給していた電流を停止する場合等に、
その電流の変化を曲線的に行なわせるものであ
る。なお詳細な説明は省略するが、スイープ電流
とせずに、スイープ電圧として使用することもで
きる。
つて制御することができる。このスイープ電流
は、いわゆるスローアツプダウン回路からの電流
のことであり、電磁コイル30に電流を供給する
あるいは供給していた電流を停止する場合等に、
その電流の変化を曲線的に行なわせるものであ
る。なお詳細な説明は省略するが、スイープ電流
とせずに、スイープ電圧として使用することもで
きる。
次に、この本考案に係るマニユピユレータが図
示しないX−Yテーブルに固定されており、かつ
ワーク50をA地点からB地点まで移動させる場
合を例として、本考案に係るマニユピユレータの
実際の使用及び作動について説明する。
示しないX−Yテーブルに固定されており、かつ
ワーク50をA地点からB地点まで移動させる場
合を例として、本考案に係るマニユピユレータの
実際の使用及び作動について説明する。
まず最初に、永久磁石20の磁力の2.5倍程度
の磁力を得ることができるように電磁コイル30
及び制御装置40を設ける。
の磁力を得ることができるように電磁コイル30
及び制御装置40を設ける。
次に、マニユピユレータをA地点上方から、ワ
ーク50に向つて降下させる。
ーク50に向つて降下させる。
この時には、電磁コイル30が消磁しているの
で、永久磁石20による磁界が発生している。
で、永久磁石20による磁界が発生している。
このマニユピユレータがワーク50に接近する
と、永久磁石20の磁界の磁束密度が変化するの
で、その磁束密度の動的な変化をインダクタンス
センサとしての電磁コイル30のインダクタンス
の変化として検知するものである。
と、永久磁石20の磁界の磁束密度が変化するの
で、その磁束密度の動的な変化をインダクタンス
センサとしての電磁コイル30のインダクタンス
の変化として検知するものである。
従つて、マニユピユレータをワーク50に接近
するまではかなりの高速で降下させ、ワーク50
への接近を電磁コイル30のインダクタンスの変
化として検知した後は降下速度を低下させること
によつて、ワーク50接近のための時間を短縮さ
せ、かつワーク50接触時の衝撃力を緩和でき
る。
するまではかなりの高速で降下させ、ワーク50
への接近を電磁コイル30のインダクタンスの変
化として検知した後は降下速度を低下させること
によつて、ワーク50接近のための時間を短縮さ
せ、かつワーク50接触時の衝撃力を緩和でき
る。
このようにしてワーク50に接近したことによ
る永久磁石20の磁束密度の変化をインダクタン
スセンサとしての電磁コイル30にて検知した後
は、低下させた降下速度のままでマニユピユレー
タをワーク50に接触、吸着させることもでき
る。厳密にはこの場合、マニユピユレータがワー
ク50に接触する以前に、ワーク50がマニユピ
ユレータのヨーク10に吸着されることとなる。
る永久磁石20の磁束密度の変化をインダクタン
スセンサとしての電磁コイル30にて検知した後
は、低下させた降下速度のままでマニユピユレー
タをワーク50に接触、吸着させることもでき
る。厳密にはこの場合、マニユピユレータがワー
ク50に接触する以前に、ワーク50がマニユピ
ユレータのヨーク10に吸着されることとなる。
またこのマニユピユレータへのワーク50の吸
着による衝撃を避けるためには、インダクタンス
センサとしての電磁コイル30によるワーク50
接近を検知した後に、電磁コイル30を永久磁石
20とは逆磁界となるように励磁させ、マニユピ
ユレータ全体としては磁界がない状態としてワー
ク50に接触させ、ワーク50に接触した後に電
磁コイル30を消磁して吸着させることによつ
て、磁力吸着による衝撃の防止を図ることができ
る。
着による衝撃を避けるためには、インダクタンス
センサとしての電磁コイル30によるワーク50
接近を検知した後に、電磁コイル30を永久磁石
20とは逆磁界となるように励磁させ、マニユピ
ユレータ全体としては磁界がない状態としてワー
ク50に接触させ、ワーク50に接触した後に電
磁コイル30を消磁して吸着させることによつ
て、磁力吸着による衝撃の防止を図ることができ
る。
このように電磁コイル30を励磁または消磁さ
せる時にスイープ電流を用いると、高電流が必要
でなく、従つてノイズの防止、永久磁石20の消
磁効果の低減をも図れるものである。
せる時にスイープ電流を用いると、高電流が必要
でなく、従つてノイズの防止、永久磁石20の消
磁効果の低減をも図れるものである。
このようにしてワーク50を吸着した後は、移
動装置を作動させて、ワーク50を上昇させた
後、X−Yテーブルに従つてB地点に移動させる
ものである。
動装置を作動させて、ワーク50を上昇させた
後、X−Yテーブルに従つてB地点に移動させる
ものである。
またワーク50の搬送中は、電磁コイル30が
消磁され、永久磁石20の吸引力のみによつてワ
ーク50を吸着しているものである。従つて、例
え搬送中に電気が切れたとしても、ワーク50が
落下することはない。また外力等がワーク50に
作用して落下した場合は、インダクタンスセンサ
としての電磁コイル30がワーク50の落下を磁
束密度の変化として検出するので、ワーク50落
下が容易に認識できる。
消磁され、永久磁石20の吸引力のみによつてワ
ーク50を吸着しているものである。従つて、例
え搬送中に電気が切れたとしても、ワーク50が
落下することはない。また外力等がワーク50に
作用して落下した場合は、インダクタンスセンサ
としての電磁コイル30がワーク50の落下を磁
束密度の変化として検出するので、ワーク50落
下が容易に認識できる。
このようにしてB地点に達すると、移動装置に
よつて、ワーク50をB地点に降下させ、開放す
ることとなる。
よつて、ワーク50をB地点に降下させ、開放す
ることとなる。
このワーク50の開放時には、電磁コイル30
を励磁させ、マニユピユレータ全体としての磁界
を搬送中とは逆磁界となるように制御装置40に
よつて制御するものである。
を励磁させ、マニユピユレータ全体としての磁界
を搬送中とは逆磁界となるように制御装置40に
よつて制御するものである。
するとこの磁界は、搬送中に励磁したワーク5
0の磁界と逆磁界となり、ワーク50がマニユピ
ユレータに反発して、瞬間的に開放されることと
なる。
0の磁界と逆磁界となり、ワーク50がマニユピ
ユレータに反発して、瞬間的に開放されることと
なる。
またこのような逆磁界をワーク50に与えるこ
とによつて、搬送中に励磁したワーク50の磁力
が消滅し、非励磁状態のワーク50として開放さ
れることとなる。
とによつて、搬送中に励磁したワーク50の磁力
が消滅し、非励磁状態のワーク50として開放さ
れることとなる。
このようにしてワーク50の開放を行なつた
後、永久磁石20の磁力影響がなくなる位置まで
マニユピユレータを上昇させてから、電磁コイル
30を消磁することとなる。
後、永久磁石20の磁力影響がなくなる位置まで
マニユピユレータを上昇させてから、電磁コイル
30を消磁することとなる。
従つて本考案では、電磁コイル30の励磁して
いる時間がワーク50の開放時、あるいは開放時
及び吸着時のみで足りるので、励磁時間が極めて
短いこととなり、電磁コイル30の定格を小さい
ものとすることができる。それ故、電磁コイル3
0の長寿命化、あるいは消費電力の削減等を図る
ことができる。
いる時間がワーク50の開放時、あるいは開放時
及び吸着時のみで足りるので、励磁時間が極めて
短いこととなり、電磁コイル30の定格を小さい
ものとすることができる。それ故、電磁コイル3
0の長寿命化、あるいは消費電力の削減等を図る
ことができる。
またワーク50の搬送時は永久磁石20の吸着
力によつてワーク50の搬送を行なうので、例え
電気が切れたとしてもワーク50は吸着してお
り、搬送中にワーク50が落下する等の危険がな
い。
力によつてワーク50の搬送を行なうので、例え
電気が切れたとしてもワーク50は吸着してお
り、搬送中にワーク50が落下する等の危険がな
い。
更に本考案では、磁束密度の検知をインダクタ
ンスセンサとしての電磁コイル30によつて行な
うことができるので、電磁コイル30をインダク
タンスセンサとしても用いると、同一の電磁コイ
ル30を励磁することによる磁界発生の他に、ワ
ーク50への接近検知、外力による搬送中のワー
ク50落下の検知等が行なえるので、特別に他の
センサーを用いる必要がない。
ンスセンサとしての電磁コイル30によつて行な
うことができるので、電磁コイル30をインダク
タンスセンサとしても用いると、同一の電磁コイ
ル30を励磁することによる磁界発生の他に、ワ
ーク50への接近検知、外力による搬送中のワー
ク50落下の検知等が行なえるので、特別に他の
センサーを用いる必要がない。
またあらかじめ、ワーク50を永久磁石20の
磁力で吸着した後、電磁コイル30に徐々に逆磁
界をかけていき、ワーク50が落下する時の電流
値、即ち(永久磁石20の磁力)−(電磁コイル3
0の磁力)の値の内で、ワーク50が落下する電
磁コイル30の電流値を探し出しておくと、永久
磁石20の磁力によつてワーク50を吸着した直
後に、電磁コイル30に前記電流値の電流を流す
ことによつて、2枚取りしたワーク50について
は落下させることができるので、2枚取りを防止
することもできる。なたこのようにしてワーク5
0の適否を判別した後は、電磁コイル30の電流
を断つて、永久磁石20の強い磁力で搬送するこ
とによつて、ワーク50落下等の事故が防止でき
る。
磁力で吸着した後、電磁コイル30に徐々に逆磁
界をかけていき、ワーク50が落下する時の電流
値、即ち(永久磁石20の磁力)−(電磁コイル3
0の磁力)の値の内で、ワーク50が落下する電
磁コイル30の電流値を探し出しておくと、永久
磁石20の磁力によつてワーク50を吸着した直
後に、電磁コイル30に前記電流値の電流を流す
ことによつて、2枚取りしたワーク50について
は落下させることができるので、2枚取りを防止
することもできる。なたこのようにしてワーク5
0の適否を判別した後は、電磁コイル30の電流
を断つて、永久磁石20の強い磁力で搬送するこ
とによつて、ワーク50落下等の事故が防止でき
る。
また以上の説明では、電磁コイル30をインダ
クタンスセンサとして用いて、ワーク50への接
近検出等を行なうとしたが、ワーク50への接近
等は、別に設けた外部制御によつて行なつても良
い。
クタンスセンサとして用いて、ワーク50への接
近検出等を行なうとしたが、ワーク50への接近
等は、別に設けた外部制御によつて行なつても良
い。
更に吸着時には、永久磁石20の磁力でワーク
50を吸着するとして説明したが、永久磁石20
の磁力方向と同一方向に磁力が発生するように電
磁コイル30を励磁すると、永久磁石20と電磁
コイル30との磁力が加わつた状態でワーク50
吸着が行なえることとなる。勿論この時に、電磁
コイル30の磁力を調整することによつて、永久
磁石20の磁力を基本として、この磁力に対して
電磁コイル30の磁力を正負の値として加減する
ことができるので、結果として、永久磁石20の
磁力を電磁コイル30の磁力で制御したこととな
る。
50を吸着するとして説明したが、永久磁石20
の磁力方向と同一方向に磁力が発生するように電
磁コイル30を励磁すると、永久磁石20と電磁
コイル30との磁力が加わつた状態でワーク50
吸着が行なえることとなる。勿論この時に、電磁
コイル30の磁力を調整することによつて、永久
磁石20の磁力を基本として、この磁力に対して
電磁コイル30の磁力を正負の値として加減する
ことができるので、結果として、永久磁石20の
磁力を電磁コイル30の磁力で制御したこととな
る。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案は、電磁コイルと
永久磁石とを組み合わせ、永久磁石の磁力によつ
てワークを固定させ、電磁コイルの逆方向への磁
界発生によつて永久磁石の磁界を打ち消してワー
クの開放ができるように永久磁石の磁力を電磁コ
イルの磁力で制御可能に形成して、電磁ソレノイ
ドへの通電時間を短縮し、小型の電磁コイルの使
用を可能とすると共に、搬送中に通電が断たれて
もワークの脱落がないようにして、安全性の向上
を図り、更にはワーク吸着していない状態である
電磁コイルの消磁時に、前記制御を行なう電磁コ
イルをインダクタンスセンサとして用いることに
よつて、永久磁石の磁力の動的な変化をインダク
タンスの変化として検出することによつて、ワー
クへの接近あるいは搬送中のワーク落下等を検出
可能にしたものである。
永久磁石とを組み合わせ、永久磁石の磁力によつ
てワークを固定させ、電磁コイルの逆方向への磁
界発生によつて永久磁石の磁界を打ち消してワー
クの開放ができるように永久磁石の磁力を電磁コ
イルの磁力で制御可能に形成して、電磁ソレノイ
ドへの通電時間を短縮し、小型の電磁コイルの使
用を可能とすると共に、搬送中に通電が断たれて
もワークの脱落がないようにして、安全性の向上
を図り、更にはワーク吸着していない状態である
電磁コイルの消磁時に、前記制御を行なう電磁コ
イルをインダクタンスセンサとして用いることに
よつて、永久磁石の磁力の動的な変化をインダク
タンスの変化として検出することによつて、ワー
クへの接近あるいは搬送中のワーク落下等を検出
可能にしたものである。
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は断面図、第2図は他の実施例を示す断面図であ
る。 10……ヨーク、11……コイルホビン、12
……モールド、13……固定材、14……コー
ド、20……永久磁石、30……電磁コイル、4
0……制御装置、50……ワーク。
は断面図、第2図は他の実施例を示す断面図であ
る。 10……ヨーク、11……コイルホビン、12
……モールド、13……固定材、14……コー
ド、20……永久磁石、30……電磁コイル、4
0……制御装置、50……ワーク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 永久磁石と、極部における磁界の方向が永久
磁石の極部における磁界方向と正逆を問わず一
致した磁界方向となる電磁コイルとをカバーに
て固定し、 この電磁コイルにワークの開放時に永久磁石
の磁界とは逆磁界が生じるように電磁コイルの
磁力を制御する制御装置を付設して全体の磁力
を制御可能に形成すると共に、 電磁コイルを、ワークの解放時には解放用コ
イルとして使用すると共に、ワークへの接近時
にはワークへの接近に伴う永久磁石の磁界変化
を検出するインダクタンスセンサとして用いた
ことを特徴とするマニユピユレータ。 2 電磁コイルを、スイープ電流にて制御させた
実用新案登録請求の範囲第1項記載のマニユピ
ユレータ。 3 電磁コイルを、スイープ電圧にて制御させた
実用新案登録請求の範囲第1項記載のマニユピ
ユレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986002670U JPH047913Y2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986002670U JPH047913Y2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62117091U JPS62117091U (ja) | 1987-07-25 |
| JPH047913Y2 true JPH047913Y2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=30781726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986002670U Expired JPH047913Y2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047913Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2008105033A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2010-06-03 | パスカルエンジニアリング株式会社 | 金型固定システム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6636153B1 (en) * | 2000-07-26 | 2003-10-21 | Simon C. Barton | Sensing system for magnetic clamping devices |
| JP5463071B2 (ja) * | 2009-05-12 | 2014-04-09 | 太陽誘電株式会社 | 踏力検出装置を備えた電動車 |
| JP2021012959A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 吸着装置、吸着装置を備える無人航空機またはロボット、及び吸着装置の吸着方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5042620Y2 (ja) * | 1971-05-15 | 1975-12-04 | ||
| DE3212464C2 (de) * | 1982-04-02 | 1987-01-08 | Emag Maschinenfabrik Gmbh, 7335 Salach | Transportvorrichtung, insbesondere Ladevorrichtung für Bearbeitungsmaschinen |
| JPS6038843B2 (ja) * | 1982-04-26 | 1985-09-03 | 三菱製鋼磁材株式会社 | 磁気的吸引装置 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP1986002670U patent/JPH047913Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2008105033A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2010-06-03 | パスカルエンジニアリング株式会社 | 金型固定システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62117091U (ja) | 1987-07-25 |
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