JPH05105396A - クレーンにおける作業領域設定装置 - Google Patents

クレーンにおける作業領域設定装置

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JPH05105396A
JPH05105396A JP27399991A JP27399991A JPH05105396A JP H05105396 A JPH05105396 A JP H05105396A JP 27399991 A JP27399991 A JP 27399991A JP 27399991 A JP27399991 A JP 27399991A JP H05105396 A JPH05105396 A JP H05105396A
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crane
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reset
setting device
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Isao Sawamura
勲 澤村
Takeshi Katada
剛 堅田
Norihiko Hayashi
憲彦 林
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレーンの移動時または移動の直前に作業領
域制限機能を自動的に解除する。 【構成】 作業領域を制限する作業領域制限手段1と、
外部からのリセット信号に基づいてこの作業領域制限手
段による作業領域制限を解除するリセット手段2とを具
備し、リセット信号発生手段3,4によりクレーンの移
動または移動に直結する動作を検出してこの検出信号を
リセット手段2にリセット信号として出力するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレーンにおいて作業領
域を制限し、またこの制限を解除する作業領域設定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーンには、通常、クレーン作業時の
負荷状態を監視して危険側へのクレーン動作を防止する
過負荷防止装置が装備され、その一部に作業領域を設定
する作業領域設定装置が組み込まれている。
【0003】この作業領域設定装置は、ビルの壁や建屋
の天井等の障害物とブームの衝突等を避けるために作業
領域を制限する作業領域制限手段と、この作業領域制限
手段による作業領域の制限を解除する(作業領域を制限
しない状態とする)リセット手段とからなっている。
【0004】従来、このリセット手段は、外部からのリ
セット信号に基づいて作業領域制限手段の記憶部に記憶
された制限値を消去するリセット回路を備え、リセット
スイッチの手動操作によってこのリセット回路にリセッ
ト信号(制限解除信号)を送るように構成されている。
【0005】また、別の構成として、作業領域設定装置
またはクレーン全体の電源が切られたときにこれをリセ
ット信号としてリセット回路に送るようにしたものも公
知となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のリセ
ットスイッチを用いるものでは、どうしても同スイッチ
を操作し忘れることがあるため、現場が変わったにもか
かわらず作業領域制限が生きたままとなってクレーン動
作が不必要に制限されてしまう事態が発生していた。
【0007】一方、後者の電源オフで制限解除するもの
では、休憩時等に一旦電源が切られると、作業再開時に
制限領域を再設定しなければならない。また、クレーン
を同じ現場に据え付けたまま何日も作業する場合にも毎
日、制限領域設定をし直さなければならないという面倒
があった。
【0008】そこで本発明は、作業領域制限機能の解除
がクレーンの移動時または移動の直前に自動的に行われ
るクレーンにおける作業領域設定装置を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ブー
ム角度、ブーム長さ等の各動作パラメータに限界値を定
めて作業領域を制限する作業領域制限手段と、外部から
のリセット信号に基づいてこの作業領域制限手段による
作業領域制限を解除するリセット手段と、クレーンの移
動または移動に直結する動作を検出しこの検出信号を上
記リセット手段にリセット信号として出力するリセット
信号発生手段とを具備してなるものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、リセット信号発生手段として、アウトリガ動作を検
出するセンサが用いられたものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、リセット信号発生手段として、走行用シフ
トレバーが走行位置にセットされたことを検出するセン
サが用いられたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1または2の構
成において、リセット信号発生手段として、クレーンの
走行速度を検出するセンサが用いられたものである。
【0013】
【作用】上記構成によると、クレーンの移動時または移
動の直前に自動的に作業領域の制限機能が解除される。
このため、リセットスイッチによるもののように解除し
忘れがない。また、電源オフで解除されるもののよう
に、同一現場でありながら何度も同じ制限設定をし直す
面倒がなくなる。
【0014】この場合、請求項2の構成によると、クレ
ーン移動の事前動作であるアウトリガの格納時に制限解
除されるほか、作業中にたとえばアウトリガが垂直方向
に上げ下げ操作された場合にも作業領域制限が解除され
る。
【0015】すなわち、一旦、領域制限が設定された後
に、アウトリガの動作によって、揚程の増減等の作業条
件の変化があったときにも制限解除機能が働いて再設定
を促すため、作業領域の制限機能を正確に働かせること
ができる。
【0016】一方、請求項3の構成によると、走行シフ
トレバーが走行位置にセットされたとき、すなわちクレ
ーンの移動開始時に作業領域制限機能が解除される。こ
のため、とくにアウトリガを張出さずに所謂オンタイヤ
でクレーン作業をした場合でも、移動に際して制限解除
機能を確実に働かせることができる。
【0017】また、請求項4の構成によると、クレーン
が実際に移動したときに制限解除機能が働くため、リセ
ット信号発生手段としてシフトレバー位置センサを用い
た場合のように移動時以外に走行シフトレバーが誤って
走行位置に操作された場合に制限解除される等の不都合
がなくなる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図によって説明する。
【0019】第1実施例(図1参照) この作業領域設定装置は、作業領域を制限する作業領域
制限手段1と、この作業領域制限手段1による作業領域
制限機能を解除するリセット手段としてのリセット回路
2と、このリセット回路2にリセット信号を送るリセッ
ト信号発生手段としてのリセットスイッチ3およびアウ
トリガセンサ4とによって構成される。
【0020】作業領域制限手段1は、作業現場に応じて
ブーム角度(上げ、下げ)、ブーム長さ、作業半径、吊
り揚程、ジブ角度(上げ、下げ)、旋回角度(左右)等
の各動作パラメータに限界値を定めて作業可能な領域を
設定する複数の設定スイッチからなる設定部5と、この
設定部5で設定された作業領域(各動作パラメータの限
界値)を記憶する記憶部6と、実際の各動作パラメータ
を検出するセンサ群からなる現在位置検出部7と、この
検出部7からの信号に基づいて作業半径、吊り揚程等を
求める演算部8とを備え、この演算部8からの出力信号
と、記憶部6の記憶値とが比較器(各動作パラメータご
とに設けられる)9に送られる。
【0021】比較器9はこれらを比較し、現在位置が記
憶値に等しくなったとき(またはその差が一定値になっ
たとき)に、この比較器9からの出力信号により、バル
ブコントローラ10から停止弁ソレノイド11に作動信
号が送られて該当するクレーン動作が自動停止する。
【0022】こうして、設定された作業領域でのみクレ
ーン作業が可能となり、ブームとビルの壁等の障害物と
の衝突といった危険事態の発生が防止される。
【0023】一方、アウトリガセンサ4は、アウトリガ
の各動作(水平および垂直両方向の張出し、格納動作)
を検出し、作業領域制限の設定後にアウトリガが操作さ
れた場合に、このアウトリガセンサ4からの検出信号が
リセット信号としてリセット回路2に送られる。
【0024】リセット回路2では、リセットスイッチ3
またはこのアウトリガセンサ4からのリセット信号に基
づき、記憶部6の記憶内容を消去して作業領域制限機能
を解除する。
【0025】従って、リセットスイッチ3を操作し忘れ
た場合でも、クレーンの移動に際してアウトリガが格納
動作されたときに作業領域の制限機能が自動的に解除さ
れる。すなわち、作業領域制限機能が、不要となったと
きに確実に解除され、前の現場での作業領域制限機能が
次の現場でも不必要に働いてしまうというトラブルの発
生を防止することができる。
【0026】また、リセットスイッチ3の操作またはア
ウトリガ操作をしない限り作業領域制限機能は解除され
ないため、電源オフで解除されるもののように、同一現
場でありながら何度も同じ制限設定をし直す面倒がなく
なる。
【0027】一方、領域制限設定した後の作業中に、地
盤のゆるみ等に応じてアウトリガを垂直方向に上げ下げ
し、この結果、車体が上下動して吊り揚程が変化する場
合がある。
【0028】この場合、アウトリガセンサ4によって上
記アウトリガ動作が検出され、このセンサ信号により領
域制限機能が解除されて再設定を促すため、作業領域の
制限機能を正確に働かせることができる。
【0029】なお、このような制限解除をオペレータに
明示するために、リセット信号がリセット回路2に入力
されたときにランプを点滅させたりブザーを作動させた
りするように構成してもよい。
【0030】第2実施例(図2参照) 第1実施例との相違点のみを説明すると、この実施例で
はリセット信号発生手段として、第1実施例のリセット
スイッチ3およびアウトリガセンサ4に加えて、走行シ
フトレバーが走行位置にセットされたことを検出するシ
フトレバー位置センサ12が用いられている。
【0031】なお、このセンサ12としては、リミット
スイッチや近接スイッチを用いてもよいし、シフトレバ
ーの操作が信号変換器により電気信号に置き換えられて
変速機に送られるように構成されたクレーンにあって
は、上記信号変換器をそのままシフトレバー位置センサ
として利用してもよい。
【0032】この第2実施例によると、とくにアウトリ
ガを張り出さずに所謂オンタイヤでクレーン作業をした
場合、すなわちアウトリガセンサ4による制限解除機能
が働かなかった場合でも、クレーンの移動に際して制限
解除機能を確実に働かせることができる。
【0033】その他の実施例 (1)第2実施例では、リセットスイッチ3以外のリセ
ット信号発生手段として、アウトリガセンサ4とシフト
レバー位置センサ12とを併用する構成としたが、シフ
トレバー位置センサ12のみを用いた場合でも、クレー
ンの移動時に制限機能を解除するという基本目的は十分
達成することができる。
【0034】(2)リセット信号発生手段として、シフ
トレバー位置センサ12に代えてクレーンの走行速度を
検出する速度センサを用い、実際にクレーンが走行し始
めたときに領域制限機能を解除するようにしてもよい。
【0035】こうすれば、シフトレバー位置センサ12
を用いた場合のように、移動時以外に走行シフトレバー
が誤って走行位置に操作された場合に制限解除される等
の不都合がなくなる。
【0036】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、リセ
ット信号発生手段によってクレーンの移動または移動に
直結する動作を検出し、この検出信号によって自動的に
作業領域制限機能を解除するように構成したから、従来
のリセットスイッチのみを用いた場合のような解除し忘
れがない。また、電源オフで解除されるもののように、
同一現場でありながら何度も同じ制限設定をし直す面倒
がなくなる。
【0037】また、アウトリガ動作を検出してリセット
信号を出す請求項2の発明によると、クレーン移動の事
前動作であるアウトリガの格納時に制限解除しうるだけ
でなく、作業中にたとえばアウトリガが垂直方向に上げ
下げ操作された場合、すなわちアウトリガの動作によっ
て揚程の増減等の作業条件の変化があったときにも制限
解除機能が働いて再設定を促すため、作業領域の制限機
能を正確に働かせることができる。
【0038】一方、請求項3の発明によると、走行シフ
トレバーが走行位置にセットされたとき、すなわちクレ
ーンの移動開始時に作業領域制限機能が解除されるた
め、とくにアウトリガを張出さずに所謂オンタイヤでク
レーン作業をした場合でも、移動に際して制限解除機能
を確実に働かせることができる。
【0039】また、請求項4の発明によると、クレーン
が実際に移動したときに制限解除機能が働くため、リセ
ット信号発生手段として上記のようにシフトレバー位置
センサを用いた場合のように移動時以外に走行シフトレ
バーが誤って走行位置に操作された場合に制限解除され
る等の不都合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 作業領域制限手段 5 作業領域制限手段を構成する設定部 6 同記憶部 7 同現在位置検出部 8 同演算部 9 同比較器 10 同バルブコントローラ 11 同停止弁ソレノイド 2 リセット手段としてのリセット回路 3 リセット信号発生手段としてのリセットスイッチ 4 同アウトリガセンサ 12 同シフトレバー位置センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム角度、ブーム長さ等の各動作パラ
    メータに限界値を定めて作業領域を制限する作業領域制
    限手段と、外部からのリセット信号に基づいてこの作業
    領域制限手段による作業領域制限を解除するリセット手
    段と、クレーンの移動または移動に直結する動作を検出
    しこの検出信号を上記リセット手段にリセット信号とし
    て出力するリセット信号発生手段とを具備してなること
    を特徴とするクレーンにおける作業領域設定装置。
  2. 【請求項2】 リセット信号発生手段として、アウトリ
    ガ動作を検出するセンサが用いられたことを特徴とする
    請求項1記載のクレーンにおける作業領域設定装置。
  3. 【請求項3】 リセット信号発生手段として、走行用シ
    フトレバーが走行位置にセットされたことを検出するセ
    ンサが用いられたことを特徴とする請求項1または2記
    載のクレーンにおける作業領域設定装置。
  4. 【請求項4】 リセット信号発生手段として、クレーン
    の走行速度を検出するセンサが用いられたことを特徴と
    する請求項1または2記載のクレーンにおける作業領域
    設定装置。
JP27399991A 1991-10-22 1991-10-22 クレーンにおける作業領域設定装置 Expired - Lifetime JPH08668B2 (ja)

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JPH08668B2 JPH08668B2 (ja) 1996-01-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030588A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社タダノ 作業機械の作動量制限装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015030588A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社タダノ 作業機械の作動量制限装置

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