JPH05106168A - 詰綿用難燃ポリエステル繊維 - Google Patents

詰綿用難燃ポリエステル繊維

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JPH05106168A
JPH05106168A JP29385391A JP29385391A JPH05106168A JP H05106168 A JPH05106168 A JP H05106168A JP 29385391 A JP29385391 A JP 29385391A JP 29385391 A JP29385391 A JP 29385391A JP H05106168 A JPH05106168 A JP H05106168A
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JP
Japan
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weight
flame
polyester fiber
group
retardant polyester
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Application number
JP29385391A
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English (en)
Inventor
Yasunori Tatsuoka
康則 立岡
Makoto Tanaka
信 田中
Akira Kimura
章 木村
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は難燃性と優れた柔軟平滑性を
兼ね備えた詰綿用ポリエステル繊維を提供することにあ
る。 【構成】 主たる構成単位がエチレンテレフタレートで
あり特定のリン化合物をリン元素として0.3〜1.5
重量%共重合している難燃性ポリエステル繊維にアミノ
ポリシロキサン10〜85重量%、末端の珪素と結合し
たヒドロキシル基を有する末端ヒドロキシポリシロキサ
ン10〜85重量%及び特定のアルコキシシラン化合物
5〜25重量%からなる組成物を0.1〜3重量%付着
させてなる詰綿用難燃ポリエステル繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は詰綿用ポリエステル繊
維、詳しくはカルボキシホスフィン酸で変性された難燃
性ポリエステル繊維をシリコーン系柔軟平滑剤で処理し
た難燃性、平滑性、柔軟性に優れた詰綿用ポリエステル
繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より詰綿、特に布団等の詰綿として
木綿、ウール、羽毛等が使用され、特に羽毛は平滑性と
柔軟性とが特に優れているためこれを使用した布団は極
めて優れた風合を呈し高級布団として用いられる。
【0003】近年、ポリエステル繊維が取扱い性が容易
で軽く保温性にも優れていることから詰綿として使用さ
れているが、風合がやや粗硬で弾性、反撥性に若干乏し
いため、シリコーン系の柔軟平滑剤で処理して対応して
いる。
【0004】一方、近年人命尊重、火災予防の観点から
布団、詰綿についても難燃化の要求が高まってきてい
る。ポリエステル繊維自体は可燃性ではあるが木綿、ポ
リプロピレン繊維のように易燃性ではないので、詰綿の
防炎規格である45°メセナミン法では溶融し単に穴が
あくだけに留まり防炎規格に合格する。
【0005】しかし、上記のシリコーン系柔軟平滑剤で
処理した詰綿は接炎又は着炎すると、架橋し3次元化し
ているシリコーン化合物が不融化し蝋燭の芯の役目を果
たしポリエステル繊維の溶融性を妨げるのでポリエステ
ル繊維は非常に燃え易くなり、防炎規格に不合格とな
る。
【0006】ポリエステル繊維の難燃化技術としては成
形後、リン、ハロゲン系難燃剤を付与する後加工法、成
形時に添加するブレンド法、重合時に添加する共重合法
等が知られている。しかし後加工法、ブレンド法、共重
合法等で難燃剤を付与した難燃ポリエステル繊維でもシ
リコーン処理するといずれの場合も非常に燃え易くなり
防炎規格に不合格となる。
【0007】従って難燃性と柔軟平滑性とを兼ね備えた
ポリエステル繊維製詰綿はまだ開発されていないのが実
状である。
【0008】そこで本発明者等はかかる課題を解決する
ために鋭意検討した結果、理由は明かではないがカルボ
キシホスフィン酸で変性した難燃ポリエステル繊維はシ
リコーン系柔軟平滑剤で処理しても優れた難燃性を示す
ことを見い出し本発明に到達したものである。
【0009】
【発明の目的】即ち、本発明の目的は難燃性と優れた柔
軟平滑性とを兼ね備えた詰綿用ポリエステル繊維を提供
することにある。
【0010】
【発明の構成】即ち本発明は「主たる構成単位がエチレ
ンテレフタレートであり下記一般式I(化3)で表され
るリン化合物をリン元素として0.3〜1.5重量%共
重合している難燃性ポリエステル繊維にアミノポリシロ
キサン10〜85重量%、末端の珪素と結合したヒドロ
キシル基を有する末端ヒドロキシポリシロキサン10〜
85重量%及び下記一般式II(化4)で表されるアルコ
キシシラン化合物5〜25重量%からなる組成物を0.
1〜3重量%付着させてなる詰綿用難燃ポリエステル繊
維。
【0011】
【化3】
【0012】(但しRは飽和、開鎖状又は環状アルキレ
ン、アリーレン又はアルアルキレン残基を、R1 は6個
迄のC原子を有するアルキル基、アリール基又はアルア
ルキル基を意味する。また、残基R及び/又はR1 は1
個又は多数個のヘテロ原子殊にF,Cl,Br,O及び
Sを含有してもよい。R2 ,R3 は炭素数が1〜18の
アルキル基、アリール、又は水素原子を表す。)
【0013】
【化4】
【0014】(但し、R1 及びR2 はアルキル基、R3
はアルキル基、アルケニル基、アリール基、1個以上の
反応性基で置換されたアルキル基又は1個以上の反応性
基で置換されたアルケニル基、nは1〜3の整数であ
る。)」である。
【0015】一般式Iで示されるリン化合物の具体例と
しては例えば下記の2―カルボキシ―エチル―メチル―
ホスフィン酸及びその環状無水物など(化5)がある。
【0016】
【化5】
【0017】リン化合物はリン元素として0.3〜1.
5重量%共重合する必要がある。0.3重量%未満では
十分な防炎性が得られない。1.5重量%を越えるとポ
リマーが着色したり、強力、嵩性、反撥性等の物性が低
下する。
【0018】繊維の太さは、詰綿用としては嵩高性の点
より1.5〜20デニール、好ましくは2〜16デニー
ルである。異なるデニールのものを混用してもよい。
【0019】繊維の捲縮数(山/25mm)は取扱い性及
び平滑性の点から5〜14、好ましくは7〜11であ
る。
【0020】捲縮の付与方法は通常の押し込みクリンパ
ー、異方冷却による立体捲縮法等で行える。
【0021】繊維の断面形状は円形に限らず、中空、三
角、その他異型断面でもよい。
【0022】本発明で用いるアミノポリシロキサンのケ
イ素原子と結合する基はアミノ基を有するアミノアルキ
ル基以外は炭素数1〜3のアルキル基が好ましい。
【0023】また末端ヒドロキシポリシロキサンのケイ
素原子と結合する基は炭素数1〜3のアルキル基又は炭
素数6〜10のアリール基が好ましい。
【0024】アルコキシシランは前記の一般式IIで表さ
れる範囲のものでよいが一般式中のR1 及びR2 は炭素
数6〜10のアリール基が好ましい。
【0025】これらの3成分系の含有割合はアミノポリ
シロキサン10〜85重量%、末端ヒドロキシポリシロ
キサン10〜85重量%、アルコキシシラン化合物5〜
25重量%である。
【0026】アミノポリシロキサンの含有割合が10重
量%よりも少なく且つ末端ヒドロキシポリシロキサンの
含有割合が85重量%より多い場合は柔軟性及び反撥性
が不十分である。
【0027】アミノポリシロキサンの含有割合が85重
量%より多く且つ末端ヒドロキシアミンの含有割合が1
0重量%少ない場合は平滑性が不十分である。
【0028】アルコキシシランの含有割合が5重量%よ
り少ない場合は繊維上における架橋反応が不十分で初期
の効果が得られない。
【0029】アルコキシシランの含有割合が25重量%
よりも多い場合は、柔軟性や、平滑性が損なわれる。
【0030】シリコーン系処理剤は通常アニオン、カチ
オン、ノニオン系の活性剤を用いてエマルジョンとして
使用するのが望ましい。
【0031】繊維へのシリコン系処理剤の付与方法は繊
維の製造工程中、加工工程中どちらでもよくスプレー
法、浸漬法、ローラータッチ法等のいずれでもよい。
【0032】付与量は0.1〜3.0重量%、好ましく
は0.3〜0.8%である。
【0033】処理後の熱処理は、100〜170℃で1
0〜60分間、好ましくは120〜150℃で20〜4
0分間である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、防炎性、柔軟平滑性に
優れた詰綿用ポリエステル繊維が得られる。
【0035】次に実施例により、本発明を詳しく説明す
る。なお、実施例における部は全て重量部を示し、諸特
性の評価は以下の測定法によった。 (1)防炎性:消防法防炎製品の性能試験基準の中綿の
防炎試験法(45°メセナミンバスケット法:合格基準
は平均炭化長が100mm以下で且つ最大値が120mm以
下。 (2)平滑性:次の評価基準により触感判定により評価
した。
【0036】1級:羽毛より良好、2級:羽毛より劣
る、3級:羽毛より著しく劣る。
【0037】
【実施例1〜3、比較例1〜2】2―カルボキシ―エチ
ル―メチルホスフィン酸の環状無水物2―メチル―2,
5―ジオキソ―1―オキソ―2―ホスホランをリンとし
て0.70%共重合したポリエステル繊維を常法により
紡糸延伸後押し込みクリンパーで捲縮数9個/25mmの
捲縮を付与後カットして得た6デニール×64mmの難燃
ポリエステル綿に下記の如くシリコーン処理を実施し
た。4000cst (センチストローク)のアミノポリシ
ロキサンの有効成分35%のエマルジョンと10000
0cst の末端ヒドロキシポリシロキサンの有効成分30
%のエマルジョン及びN―(β―アミノエチル)―γ―
アミノプロピルメチルジメトキシシランを表1の混合比
(有効成分換算)になるように混合した原液を調合し、
次いでこの原液を水で希釈して有効成分2%の処理用エ
マルジョン1000gを調整した。この処理用エマルジ
ョンを難燃ポリエステル綿にスプレーにより付与した後
150℃で30分間、乾燥、熱処理した。結果を表1、
表2に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【比較例3】実施例1で用いた難燃ポリエステル繊維の
代りに難燃剤を含まない普通のポリエステル繊維に防炎
剤としてヘキサブロムシクロドデカンの45%水分散体
を20%owf 使用し130℃で45分間処理した。後加
工難燃ポリエステル綿(防炎剤付着率は4.5%)を使
用した以外は実施例1と全く同様に処理した。結果を表
3、表4に示す。
【0041】
【比較例】実施例1で用いた難燃ポリエステル繊維の代
りにポリエステルの酸成分として下式(化6)で示され
るカルボン酸をリンとして0.7%共重合した難燃ポリ
エステル繊維を用いた以外は実施例1と全く同様に処理
した。結果を表3、表4に示す。
【0042】
【化6】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/62 302 A 7199−3B 6/84 306 A 7199−3B D04H 1/02 7199−3B D06M 15/647

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主たる構成単位がエチレンテレフタレー
    トであり下記一般式I(化1)で表されるリン化合物を
    リン元素として0.3〜1.5重量%共重合している難
    燃性ポリエステル繊維にアミノポリシロキサン10〜8
    5重量%、末端の珪素と結合したヒドロキシル基を有す
    る末端ヒドロキシポリシロキサン10〜85重量%及び
    下記一般式II(化2)で表されるアルコキシシラン化合
    物5〜25重量%からなる組成物を0.1〜3重量%付
    着させてなる詰綿用難燃ポリエステル繊維。 【化1】 (但しRは飽和、開鎖状又は環状アルキレン、アリーレ
    ン又はアルアルキレン残基を、R1 は6個迄のC原子を
    有するアルキル基、アリール基又はアルアルキル基を意
    味する。また、残基R及び/又はR1 は1個又は多数個
    のヘテロ原子殊にF,Cl,Br,O及びSを含有して
    もよい。R2 ,R3 は炭素数が1〜18のアルキル基、
    アリール、又は水素原子を表す。) 【化2】 (但し、R1 及びR2 はアルキル基、R3 はアルキル
    基、アルケニル基、アリール基、1個以上の反応性基で
    置換されたアルキル基又は1個以上の反応性基で置換さ
    れたアルケニル基、nは1〜3の整数である。)
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