JPH05106710A - 差動制限装置 - Google Patents
差動制限装置Info
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- JPH05106710A JPH05106710A JP3269623A JP26962391A JPH05106710A JP H05106710 A JPH05106710 A JP H05106710A JP 3269623 A JP3269623 A JP 3269623A JP 26962391 A JP26962391 A JP 26962391A JP H05106710 A JPH05106710 A JP H05106710A
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 62
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000007921 spray Substances 0.000 abstract 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0427—Guidance of lubricant on rotary parts, e.g. using baffles for collecting lubricant by centrifugal force
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0457—Splash lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/42—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
- F16H2048/423—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
- F16H2048/426—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement characterised by spigot bearing arrangement, e.g. bearing for supporting the free end of the drive shaft pinion
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多板クラッチへの潤滑油の供給を充分行える
ようにし、クラッチ板の摩耗を少なくする。 【構成】 減速歯車により駆動される差動歯車を介して
連結された左右のアクスル軸の間に多板クラッチが設け
られ、この多板クラッチおよび差動歯車を収容し減速歯
車とともに回転する内部ケースと非回転体である外部ケ
ースとの間にスラスト円錐ころ軸受が設けられた差動制
限装置において、外部ケース内側壁面に減速歯車により
かき上げられた油沫を回収するリブを形成し、このリブ
を伝い流れる潤滑油を下流側の円錐ころ軸受のローラに
導入する油通路を設け、ローラの回転に伴って生じるポ
ンプ作用により潤滑油を内部ケースの貫通孔を経て多板
クラッチに供給する。さらに、内部ケース内の潤滑油を
外部ケースに放出する油逃げ孔を所定レベル保持できる
位置に設ける。 【効果】 クラッチ板への油回りをよくし、始動時から
の潤滑油の供給を十分に行うことができる。
ようにし、クラッチ板の摩耗を少なくする。 【構成】 減速歯車により駆動される差動歯車を介して
連結された左右のアクスル軸の間に多板クラッチが設け
られ、この多板クラッチおよび差動歯車を収容し減速歯
車とともに回転する内部ケースと非回転体である外部ケ
ースとの間にスラスト円錐ころ軸受が設けられた差動制
限装置において、外部ケース内側壁面に減速歯車により
かき上げられた油沫を回収するリブを形成し、このリブ
を伝い流れる潤滑油を下流側の円錐ころ軸受のローラに
導入する油通路を設け、ローラの回転に伴って生じるポ
ンプ作用により潤滑油を内部ケースの貫通孔を経て多板
クラッチに供給する。さらに、内部ケース内の潤滑油を
外部ケースに放出する油逃げ孔を所定レベル保持できる
位置に設ける。 【効果】 クラッチ板への油回りをよくし、始動時から
の潤滑油の供給を十分に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の左右アクスル
軸の間に設けられる差動装置の作用を制御にしたがって
制限する差動制限装置として利用される。本発明は、差
動歯車を介して連結された左右のアクスル軸の間に多板
クラッチが設けられた構造の差動制限装置に利用する。
本発明は、特に、差動制限装置のクラッチおよびその制
御機構に対する潤滑油の供給に関する。
軸の間に設けられる差動装置の作用を制御にしたがって
制限する差動制限装置として利用される。本発明は、差
動歯車を介して連結された左右のアクスル軸の間に多板
クラッチが設けられた構造の差動制限装置に利用する。
本発明は、特に、差動制限装置のクラッチおよびその制
御機構に対する潤滑油の供給に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の左右アクスル軸の間に多板クラ
ッチを設け、このクラッチの接合および解離を制御して
左右のアクスル軸の間に設けられている差動装置の作用
を制限する技術が知られている。この技術は、はじめは
雪道やぬかるみに駆動輪がはまり込んだときに自動車を
そこから脱出させるために一時的に差動装置の作用を停
止または制限させるものであった。しかし、この差動装
置の作用をコンピュータ制御により自動的に行う技術が
開発されて、自動車が凍結路面や濡れた路面上で安定な
走行を得るとともに、高速走行時に横風を受ける場合の
安定走行にも利用されるようになった。
ッチを設け、このクラッチの接合および解離を制御して
左右のアクスル軸の間に設けられている差動装置の作用
を制限する技術が知られている。この技術は、はじめは
雪道やぬかるみに駆動輪がはまり込んだときに自動車を
そこから脱出させるために一時的に差動装置の作用を停
止または制限させるものであった。しかし、この差動装
置の作用をコンピュータ制御により自動的に行う技術が
開発されて、自動車が凍結路面や濡れた路面上で安定な
走行を得るとともに、高速走行時に横風を受ける場合の
安定走行にも利用されるようになった。
【0003】本願出願人は、特許出願(特願平3−22
0249号、本願出願時に未公開)により、このような
差動制限装置の多板クラッチの構造およびその制御変位
の伝達機構を開示した。この構造は差動歯車ケース内に
多板クラッチを設け、この多板クラッチの接合および解
離を制御する圧力シリンダをそのケース側に取付け、こ
のシリンダ内を摺動するピストンの機械的変位を一連の
伝達機構により差動歯車ケース内の多板クラッチに伝達
するものである。そしてこの構造は、この多板クラッチ
および差動歯車を収容し減速歯車とともに一体的に回転
する内部ケースとを備え、さらにこの内部ケースおよび
減速歯車が前記アクスル軸の回転に対して非回転体とな
る外部ケースに覆われ、その外部ケースと内部ケースと
の間に円錐ころ軸受が設けられ、その外部ケースの内部
に潤滑油が注入された構造である。
0249号、本願出願時に未公開)により、このような
差動制限装置の多板クラッチの構造およびその制御変位
の伝達機構を開示した。この構造は差動歯車ケース内に
多板クラッチを設け、この多板クラッチの接合および解
離を制御する圧力シリンダをそのケース側に取付け、こ
のシリンダ内を摺動するピストンの機械的変位を一連の
伝達機構により差動歯車ケース内の多板クラッチに伝達
するものである。そしてこの構造は、この多板クラッチ
および差動歯車を収容し減速歯車とともに一体的に回転
する内部ケースとを備え、さらにこの内部ケースおよび
減速歯車が前記アクスル軸の回転に対して非回転体とな
る外部ケースに覆われ、その外部ケースと内部ケースと
の間に円錐ころ軸受が設けられ、その外部ケースの内部
に潤滑油が注入された構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、上記差
動制限装置をさまざまな条件下において試験を行いこの
装置が優れていることを確認したが、自動車の高速走行
時などにきわめて長時間にわたり前記多板クラッチを半
クラッチの状態に制御すると、多板クラッチに対する潤
滑油の給油が十分でない場合が生じ、この場合にはクラ
ッチの摩耗が大きくなるのがわかった。
動制限装置をさまざまな条件下において試験を行いこの
装置が優れていることを確認したが、自動車の高速走行
時などにきわめて長時間にわたり前記多板クラッチを半
クラッチの状態に制御すると、多板クラッチに対する潤
滑油の給油が十分でない場合が生じ、この場合にはクラ
ッチの摩耗が大きくなるのがわかった。
【0005】すなわち、上記差動制限装置における多板
クラッチへの潤滑油供給は、原則的に差動歯車ケース内
に注入されている潤滑油の飛沫によるものであった。差
動歯車ケース内の全体の容積の数分の1ほどの体積の潤
滑油をそのケース内に注入しておくと、アクスル軸の回
転とともに回転する各歯車によりこの潤滑油がかき上げ
られ、細かい油沫となってそのケース内に飛散する。こ
の油沫がケース内の各所に落下することによりケース内
の各所がまんべんなく給油される構造である。多板クラ
ッチにもこの油沫が落下することにより多板クラッチが
給油される。この構造は潤滑油給油のための特別な機構
を必要としない構造であり、旧くから知られたきわめて
優れた技術である。
クラッチへの潤滑油供給は、原則的に差動歯車ケース内
に注入されている潤滑油の飛沫によるものであった。差
動歯車ケース内の全体の容積の数分の1ほどの体積の潤
滑油をそのケース内に注入しておくと、アクスル軸の回
転とともに回転する各歯車によりこの潤滑油がかき上げ
られ、細かい油沫となってそのケース内に飛散する。こ
の油沫がケース内の各所に落下することによりケース内
の各所がまんべんなく給油される構造である。多板クラ
ッチにもこの油沫が落下することにより多板クラッチが
給油される。この構造は潤滑油給油のための特別な機構
を必要としない構造であり、旧くから知られたきわめて
優れた技術である。
【0006】一方、潤滑油が不足する場合に積極的に潤
滑油を循環させる技術は従来からさまざまに知られてい
る。しかし、本発明の対象である差動制限装置は走行時
に連続的に激しい震動を受ける部分であるから、管路の
接合部分などがある複雑な潤滑油循環機構をここに設け
ることは適当でない。また、上記試験の結果から潤滑油
の不足があったとしてもそれはほんの僅かであることが
わかっているから、複雑な潤滑油循環機構をあらためて
設けることはこの面からも適当でない。
滑油を循環させる技術は従来からさまざまに知られてい
る。しかし、本発明の対象である差動制限装置は走行時
に連続的に激しい震動を受ける部分であるから、管路の
接合部分などがある複雑な潤滑油循環機構をここに設け
ることは適当でない。また、上記試験の結果から潤滑油
の不足があったとしてもそれはほんの僅かであることが
わかっているから、複雑な潤滑油循環機構をあらためて
設けることはこの面からも適当でない。
【0007】本発明は上記のように僅かに不足する潤滑
油を簡単な機構により補うことができる装置を提供する
ことを目的とする。
油を簡単な機構により補うことができる装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、減速歯車と、
この減速歯車により駆動される差動歯車と、この差動歯
車を介して連結された左右のアクスル軸の間に設けられ
た多板クラッチと、この多板クラッチおよび前記差動歯
車を収容し前記減速歯車とともに回転する内部ケースと
を備え、この内部ケースおよび前記減速歯車が前記アク
スル軸の回転に対して非回転体となる外部ケースに覆わ
れ、その外部ケースと前記内部ケースとの間にスラスト
円錐ころ軸受が設けられ、その外部ケースの内部に潤滑
油が注入された差動制限装置において、前記外部ケース
の内側壁面に、前記減速歯車によりその外部ケース内に
かき上げられる油沫を回収するリブが形成され、このリ
ブを伝い流れる潤滑油の下流側にその潤滑油を前記円錐
ころ軸受の少なくとも一つのローラに供給する油通路が
形成され、この円錐ころ軸受の回転により飛散する潤滑
油を前記多板クラッチに導入するように前記内部ケース
に複数の貫通孔が設けられたことを特徴とする。
この減速歯車により駆動される差動歯車と、この差動歯
車を介して連結された左右のアクスル軸の間に設けられ
た多板クラッチと、この多板クラッチおよび前記差動歯
車を収容し前記減速歯車とともに回転する内部ケースと
を備え、この内部ケースおよび前記減速歯車が前記アク
スル軸の回転に対して非回転体となる外部ケースに覆わ
れ、その外部ケースと前記内部ケースとの間にスラスト
円錐ころ軸受が設けられ、その外部ケースの内部に潤滑
油が注入された差動制限装置において、前記外部ケース
の内側壁面に、前記減速歯車によりその外部ケース内に
かき上げられる油沫を回収するリブが形成され、このリ
ブを伝い流れる潤滑油の下流側にその潤滑油を前記円錐
ころ軸受の少なくとも一つのローラに供給する油通路が
形成され、この円錐ころ軸受の回転により飛散する潤滑
油を前記多板クラッチに導入するように前記内部ケース
に複数の貫通孔が設けられたことを特徴とする。
【0009】前記内部ケースには、その内部ケース内の
潤滑油を前記外部ケースに放出するための油逃げ孔が、
この装置の停止状態時でもその内部ケース内に所定レベ
ルの潤滑油を保持できるように形成されることが望まし
い。
潤滑油を前記外部ケースに放出するための油逃げ孔が、
この装置の停止状態時でもその内部ケース内に所定レベ
ルの潤滑油を保持できるように形成されることが望まし
い。
【0010】
【作用】差動歯車ケースの内側壁面に油沫を回収するリ
ブが形成されることにより、このリブに油沫を多めに回
収することができる。このリブを伝い流れる潤滑油の下
流側にこの潤滑油を円錐ころ軸受に導入する油通路を設
ける。円錐ころ軸受のローラは円錐状に配列されている
ために、回転によりポンプ作用が生じ、その円錐ころ軸
受から潤滑油を飛散放出する。この飛散放出された潤滑
油は内部ケースに設けられた複数の孔から内部ケース内
にすなわち多板クラッチに導入される。
ブが形成されることにより、このリブに油沫を多めに回
収することができる。このリブを伝い流れる潤滑油の下
流側にこの潤滑油を円錐ころ軸受に導入する油通路を設
ける。円錐ころ軸受のローラは円錐状に配列されている
ために、回転によりポンプ作用が生じ、その円錐ころ軸
受から潤滑油を飛散放出する。この飛散放出された潤滑
油は内部ケースに設けられた複数の孔から内部ケース内
にすなわち多板クラッチに導入される。
【0011】本発明の装置では、潤滑油を供給するため
に複雑な潤滑油循環装置を追加することはせず、簡単か
つ堅牢な構造により必要な潤滑油が有効に供給される。
に複雑な潤滑油循環装置を追加することはせず、簡単か
つ堅牢な構造により必要な潤滑油が有効に供給される。
【0012】また、従来内部ケースに設けられていた潤
滑油を外部ケース内に放出する油逃げ孔をアクスル軸に
近い位置、すなわち回転停止状態で高めの位置になるよ
うに変更して、回転停止状態でもこの内部ケース内に潤
滑油が一部残留するように設定する構造がよい。この構
造により、長時間にわたり停止状態にあって、始動後に
ただちに多板クラッチが半クラッチの状態に制御される
ようなことがあっても、内部ケースの内側に残留する潤
滑油により多板クラッチに必要な潤滑油が供給されるこ
とになる。
滑油を外部ケース内に放出する油逃げ孔をアクスル軸に
近い位置、すなわち回転停止状態で高めの位置になるよ
うに変更して、回転停止状態でもこの内部ケース内に潤
滑油が一部残留するように設定する構造がよい。この構
造により、長時間にわたり停止状態にあって、始動後に
ただちに多板クラッチが半クラッチの状態に制御される
ようなことがあっても、内部ケースの内側に残留する潤
滑油により多板クラッチに必要な潤滑油が供給されるこ
とになる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示す断面図、図2は本
発明実施例における図1に示すA矢方向断面図、図3は
本発明実施例に係わるケースの外観を示す斜視図であ
る。
る。図1は本発明実施例の構成を示す断面図、図2は本
発明実施例における図1に示すA矢方向断面図、図3は
本発明実施例に係わるケースの外観を示す斜視図であ
る。
【0014】本発明実施例は、減速歯車1と、この減速
歯車1により駆動される差動歯車2と、この差動歯車2
を介して連結された左右のアクスル軸3の間に設けられ
た多板クラッチ4と、この多板クラッチ4および差動歯
車2を収容し減速歯車1とともに回転する内部ケース5
とを備え、この内部ケース5および減速歯車1がアクス
ル軸3の回転に対して非回転体となる外部ケース6に覆
われ、その外部ケース6と内部ケース5との間に円錐こ
ろ軸受7が設けられ、その外部ケース6の内部に潤滑油
8が注入され、さらに、本発明の特徴として、外部ケー
ス6の内側壁面に、減速歯車1によりその外部ケース6
内にかき上げられる油沫を回収するリブ9が形成され、
このリブ9を伝い流れる潤滑油8の下流側にその潤滑油
8を円錐ころ軸受7の少なくとも一つのローラ7aに供
給する油通路10が形成され、この円錐ころ軸受7の回
転により飛散する潤滑油8を多板クラッチ4に導入する
ように内部ケース5に複数の貫通孔11が設けられ、内
部ケース5には、その内部ケース5内の潤滑油8を外部
ケース6に放出するための油逃げ孔12が、この装置の
停止状態時でもその内部ケース5内に所定レベルの潤滑
油8を保持できるように形成される。
歯車1により駆動される差動歯車2と、この差動歯車2
を介して連結された左右のアクスル軸3の間に設けられ
た多板クラッチ4と、この多板クラッチ4および差動歯
車2を収容し減速歯車1とともに回転する内部ケース5
とを備え、この内部ケース5および減速歯車1がアクス
ル軸3の回転に対して非回転体となる外部ケース6に覆
われ、その外部ケース6と内部ケース5との間に円錐こ
ろ軸受7が設けられ、その外部ケース6の内部に潤滑油
8が注入され、さらに、本発明の特徴として、外部ケー
ス6の内側壁面に、減速歯車1によりその外部ケース6
内にかき上げられる油沫を回収するリブ9が形成され、
このリブ9を伝い流れる潤滑油8の下流側にその潤滑油
8を円錐ころ軸受7の少なくとも一つのローラ7aに供
給する油通路10が形成され、この円錐ころ軸受7の回
転により飛散する潤滑油8を多板クラッチ4に導入する
ように内部ケース5に複数の貫通孔11が設けられ、内
部ケース5には、その内部ケース5内の潤滑油8を外部
ケース6に放出するための油逃げ孔12が、この装置の
停止状態時でもその内部ケース5内に所定レベルの潤滑
油8を保持できるように形成される。
【0015】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0016】差動歯車2を介して連結された左右のアク
スル軸3の間に設けられた多板クラッチ4、および差動
歯車2を収容し減速歯車1とともに回転する内部ケース
5と、減速歯車1とがアクスル軸3の回転に対して非回
転となる外部ケース6の内部に図1に示す所定量の潤滑
油8が注入される。
スル軸3の間に設けられた多板クラッチ4、および差動
歯車2を収容し減速歯車1とともに回転する内部ケース
5と、減速歯車1とがアクスル軸3の回転に対して非回
転となる外部ケース6の内部に図1に示す所定量の潤滑
油8が注入される。
【0017】この状態で図外の主軸からの動力が伝達さ
れると、アクスル軸3とともに差動歯車2および減速歯
車1を含む各歯車が回転し、外部ケース6の底部に溜ま
っている潤滑油8をかき上げ細い油沫として飛散させ
る。
れると、アクスル軸3とともに差動歯車2および減速歯
車1を含む各歯車が回転し、外部ケース6の底部に溜ま
っている潤滑油8をかき上げ細い油沫として飛散させ
る。
【0018】飛散した潤滑油8の一部は外部ケース6の
内側壁面に形成されたリブ9により回収される。このリ
ブ9は下方に向かって傾斜しているために、図1に示す
矢印方向に潤滑油8が流れ落ち、油通路10を経て円錐
ころ軸受7のローラ7aに供給される。
内側壁面に形成されたリブ9により回収される。このリ
ブ9は下方に向かって傾斜しているために、図1に示す
矢印方向に潤滑油8が流れ落ち、油通路10を経て円錐
ころ軸受7のローラ7aに供給される。
【0019】円錐ころ軸受7のローラ7aは、円錐状に
配列されているために回転に伴ってポンプ作用を生じ、
貫通孔11から内部ケース5内に潤滑油8を吸引して飛
散させ、多板クラッチ4に一様に供給する。
配列されているために回転に伴ってポンプ作用を生じ、
貫通孔11から内部ケース5内に潤滑油8を吸引して飛
散させ、多板クラッチ4に一様に供給する。
【0020】多板クラッチ4に供給された潤滑油8は、
内部ケース5の底部に溜まり、油逃げ孔12の位置を越
えた分がオーバフローして外部ケース6の底部に流れ落
ちる。油逃げ孔12の高さがやや高めに形成されている
ために、潤滑油8は回転停止状態になっても所定量が内
部ケース5の底部に保持される。
内部ケース5の底部に溜まり、油逃げ孔12の位置を越
えた分がオーバフローして外部ケース6の底部に流れ落
ちる。油逃げ孔12の高さがやや高めに形成されている
ために、潤滑油8は回転停止状態になっても所定量が内
部ケース5の底部に保持される。
【0021】したがって、長時間にわたり停止状態にあ
り始動後ただちに多板クラッチ4が半クラッチ状態に制
御される場合があっても、内部ケース5内に残留した潤
滑油8が各歯車の回転により多板クラッチ4に供給さ
れ、始動時から潤滑状態を維持することができる。
り始動後ただちに多板クラッチ4が半クラッチ状態に制
御される場合があっても、内部ケース5内に残留した潤
滑油8が各歯車の回転により多板クラッチ4に供給さ
れ、始動時から潤滑状態を維持することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
板クラッチへの潤滑油の供給を充分に行うことができ、
潤滑効果を高め、クラッチ板の摩耗を減少させることが
できる。特に、長時間にわたって停止状態にあり始動後
ただちに多板クラッチが半クラッチ状態に制御されて
も、内部ケース内に残留した潤滑油が始動時から供給さ
れるために、潤滑状態を常に維持することができる効果
がある。
板クラッチへの潤滑油の供給を充分に行うことができ、
潤滑効果を高め、クラッチ板の摩耗を減少させることが
できる。特に、長時間にわたって停止状態にあり始動後
ただちに多板クラッチが半クラッチ状態に制御されて
も、内部ケース内に残留した潤滑油が始動時から供給さ
れるために、潤滑状態を常に維持することができる効果
がある。
【図1】本発明実施例の構成を示す断面図。
【図2】本発明実施例における図1に示すA矢方向断面
図。
図。
【図3】本発明実施例に係わるケースの外観を示す斜視
図。
図。
1 減速歯車 2 差動歯車 3 アクスル軸 4 多板クラッチ 5 内部ケース 6 外部ケース 7 円錐ころ軸受 7a ローラ 8 潤滑油 9 リブ 10 油通路 11 貫通孔 12 油逃げ孔
Claims (2)
- 【請求項1】 減速歯車と、この減速歯車により駆動さ
れる差動歯車と、この差動歯車を介して連結された左右
のアクスル軸の間に設けられた多板クラッチと、この多
板クラッチおよび前記差動歯車を収容し前記減速歯車と
ともに回転する内部ケースとを備え、この内部ケースお
よび前記減速歯車が前記アクスル軸の回転に対して非回
転体となる外部ケースに覆われ、その外部ケースと前記
内部ケースとの間に円錐ころ軸受が設けられ、その外部
ケースの内部に潤滑油が注入された差動制限装置におい
て、 前記外部ケースの内側壁面に、前記減速歯車によりその
外部ケース内にかき上げられる油沫を回収するリブが形
成され、 このリブを伝い流れる潤滑油の下流側にその潤滑油を前
記円錐ころ軸受の少なくとも一つのローラに供給する油
通路が形成され、 この円錐ころ軸受の回転により飛散する潤滑油を前記多
板クラッチに導入するように前記内部ケースに複数の貫
通孔が設けられたことを特徴とする差動制限装置。 - 【請求項2】 前記内部ケースには、その内部ケース内
の潤滑油を前記外部ケースに放出するための油逃げ孔
が、この装置の停止状態時でもその内部ケース内に所定
レベルの潤滑油を保持できるように形成された請求項1
記載の差動制限装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269623A JPH05106710A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 差動制限装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269623A JPH05106710A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 差動制限装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106710A true JPH05106710A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17474932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3269623A Pending JPH05106710A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 差動制限装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05106710A (ja) |
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