JPH0689838B2 - 車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置 - Google Patents
車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置Info
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- JPH0689838B2 JPH0689838B2 JP58214650A JP21465083A JPH0689838B2 JP H0689838 B2 JPH0689838 B2 JP H0689838B2 JP 58214650 A JP58214650 A JP 58214650A JP 21465083 A JP21465083 A JP 21465083A JP H0689838 B2 JPH0689838 B2 JP H0689838B2
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Description
本発明は、車輌用変速機の出力軸軸受に潤滑油を供給す
る装置に関する。
る装置に関する。
車輌用変速機ケースの出力軸がわ部分にエクステンシヨ
ンハウジングを構成し、該エクステンシヨンハウジング
の変速機より最も遠い端部において変速機の出力軸を支
承する軸受を設けることが行なわれているが、前記軸受
は変速機の主たる機構より遠い位置にあるため、潤滑油
の供給が不足勝ちとなる。
ンハウジングを構成し、該エクステンシヨンハウジング
の変速機より最も遠い端部において変速機の出力軸を支
承する軸受を設けることが行なわれているが、前記軸受
は変速機の主たる機構より遠い位置にあるため、潤滑油
の供給が不足勝ちとなる。
車輌用変速機の出力軸の軸心に潤滑油供給用の油路を形
成し、前記出力軸の半径方向に形成した小径の油孔の一
端を前記潤滑油供給用の油路に連通させるとともに、そ
の他端を変速機ケースのエクステンシヨンハウジング内
に開口させておくと、出力軸の回転により遠心力で前記
小径の油孔から潤滑油の油滴がエクステンシヨンハウジ
ング内に飛散するので、エクステンシヨンハウジング内
部に装着されている機器を潤滑することができる。しか
しながら、エクステンシヨンハウジングの変速機より最
も遠い端部の出力軸取出孔に装着される出力軸支持用の
軸受は、かかる飛散した潤滑油の油滴による潤滑のみで
は、潤滑油の供給不足を生じ、特に車輌が長時間停止し
た後に走行する際には、潤滑油不足により出力軸の円滑
な運転が妨げられるおそれがある。 また、出力軸の回転中にエクステンシヨンハウジング内
に飛散した潤滑油の油滴は、エクステンシヨンハウジン
グの内壁に付着するから、車輌の停止時に前記エクステ
ンシヨンハウジングの内壁を伝つて流下するが、かかる
流下した潤滑油は軸受の付近に滞溜することなく、エク
ステンシヨンハウジングの最も低い位置に流下してしま
い、軸受の潤滑には役立たない。 本発明は、車輌用変速機ケースの出力軸がわ部分を形成
するエクステンシヨンハウジングの、変速機より最も遠
い端部に形成された出力軸取出孔に位置せしめられて、
出力軸を支持する転動体を備えた軸受の外側レースの前
記変速機側の位置に油溜を形成することにより、前記出
力軸が回転することによつて遠心力でエクステンシヨン
ハウジング内に飛散した潤滑油の油滴を前記油溜に貯溜
させ、前記軸受の潤滑を良好に行なうことを目的とする
ものである。
成し、前記出力軸の半径方向に形成した小径の油孔の一
端を前記潤滑油供給用の油路に連通させるとともに、そ
の他端を変速機ケースのエクステンシヨンハウジング内
に開口させておくと、出力軸の回転により遠心力で前記
小径の油孔から潤滑油の油滴がエクステンシヨンハウジ
ング内に飛散するので、エクステンシヨンハウジング内
部に装着されている機器を潤滑することができる。しか
しながら、エクステンシヨンハウジングの変速機より最
も遠い端部の出力軸取出孔に装着される出力軸支持用の
軸受は、かかる飛散した潤滑油の油滴による潤滑のみで
は、潤滑油の供給不足を生じ、特に車輌が長時間停止し
た後に走行する際には、潤滑油不足により出力軸の円滑
な運転が妨げられるおそれがある。 また、出力軸の回転中にエクステンシヨンハウジング内
に飛散した潤滑油の油滴は、エクステンシヨンハウジン
グの内壁に付着するから、車輌の停止時に前記エクステ
ンシヨンハウジングの内壁を伝つて流下するが、かかる
流下した潤滑油は軸受の付近に滞溜することなく、エク
ステンシヨンハウジングの最も低い位置に流下してしま
い、軸受の潤滑には役立たない。 本発明は、車輌用変速機ケースの出力軸がわ部分を形成
するエクステンシヨンハウジングの、変速機より最も遠
い端部に形成された出力軸取出孔に位置せしめられて、
出力軸を支持する転動体を備えた軸受の外側レースの前
記変速機側の位置に油溜を形成することにより、前記出
力軸が回転することによつて遠心力でエクステンシヨン
ハウジング内に飛散した潤滑油の油滴を前記油溜に貯溜
させ、前記軸受の潤滑を良好に行なうことを目的とする
ものである。
本発明の車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置
は、図面に示したように、車輌用変速機ケースと、該ケ
ースに連設されて車輌用変速機の出力軸2を収容するエ
クステンシヨンハウジング1と、該エクステンシヨンハ
ウジング1の前記出力軸2の軸方向に関して前記車輌用
変速機より最も遠い端部1Aにおいて、前記出力軸2に関
し半径方向内方に向けて延びるボス部ICに形成され、前
記エクステンシヨンハウジング1の前記出力軸2に関し
軸方向内方に向けて開口する所定の半径を有する第1の
円筒状内壁1Mと、該第1の円筒状内壁1Mと段部1Eを介し
て同心的に接続され、前記エクステンシヨンハウジング
1の前記出力軸2に関し軸方向外方に向けて開口する、
前記第1の円筒状内壁1Mより小なる半径を有する第2の
円筒状内壁1Nとを備える出力軸取出孔1Bと、前記ボス部
1Cに形成された第1の円筒状内壁1Mと前記段部1Eとに、
外側レース3Aの外周面と軸方向一端とをそれぞれ当接さ
せ、転動体3Cを介して前記外側レース3Aに組付けられた
内側レース3Bにより前記出力軸2を支承するベアリング
3と、前記ボス部1Cに形成された第1の円筒状内壁1Mの
前記ベアリング3より前記エクステンシヨンハウジング
1の前記出力軸2に関し軸方向内方位置にその外周部を
固定され、前記第1の円筒状内壁1Mの半径方向に所定の
幅を有する環状の堤板4と、前記出力軸2の軸心部に形
成された潤滑油供給用油路2Aおよび前記ボス部3Cに近接
した位置において前記出力軸2の半径方向に形成されて
前記潤滑油供給用油路2Aに連通するとともに前記エクス
テンシヨンハウジング1内部に開口する小径油孔2Bと、
前記堤板4と前記ベアリング3の外側レース3Aとによ
り、前記出力軸2の回転に基く遠心力により前記小径油
孔2Bの開口より飛散する潤滑油を貯溜する油溜4Dを備え
たことを特徴とするものである。 また本発明において、前記小径油孔2Bより飛散してエク
ステンシヨンハウジング1の内壁に付着した潤滑油の油
滴を捕集して効率よく前記油滴4Dに貯溜させるために
は、前記ボス部1Cの鉛直方向上方位置に、前記エクステ
ンシヨンハウジング1の内壁と前記ボス部1Cの外周壁と
に連結されるリブ1Gを備え、前記ボス部1Cには前記リブ
1Gに隣接して、前記ボス部1Cに形成される第1の円筒状
内壁1Mの前記堤板4と前記ベアリング3の外側レース3A
との間の面に開口する油孔1Iが貫通形成されている構成
とすることができる。 また前記堤板4は、その外周縁に一体に形成した円筒状
係止部4Eを備え、該係止部4Eより前記ボス部1Cに形成さ
れる第1の円筒状内壁1Mに取付ける構成とすれば、その
取付けは容易となる。 なお上記本発明の構成に付記した符号は、本発明の理解
のために図面に示す実施例の符号を援用したものであつ
て、これにより本発明の構成を図示のとおりに限定する
ものではない。
は、図面に示したように、車輌用変速機ケースと、該ケ
ースに連設されて車輌用変速機の出力軸2を収容するエ
クステンシヨンハウジング1と、該エクステンシヨンハ
ウジング1の前記出力軸2の軸方向に関して前記車輌用
変速機より最も遠い端部1Aにおいて、前記出力軸2に関
し半径方向内方に向けて延びるボス部ICに形成され、前
記エクステンシヨンハウジング1の前記出力軸2に関し
軸方向内方に向けて開口する所定の半径を有する第1の
円筒状内壁1Mと、該第1の円筒状内壁1Mと段部1Eを介し
て同心的に接続され、前記エクステンシヨンハウジング
1の前記出力軸2に関し軸方向外方に向けて開口する、
前記第1の円筒状内壁1Mより小なる半径を有する第2の
円筒状内壁1Nとを備える出力軸取出孔1Bと、前記ボス部
1Cに形成された第1の円筒状内壁1Mと前記段部1Eとに、
外側レース3Aの外周面と軸方向一端とをそれぞれ当接さ
せ、転動体3Cを介して前記外側レース3Aに組付けられた
内側レース3Bにより前記出力軸2を支承するベアリング
3と、前記ボス部1Cに形成された第1の円筒状内壁1Mの
前記ベアリング3より前記エクステンシヨンハウジング
1の前記出力軸2に関し軸方向内方位置にその外周部を
固定され、前記第1の円筒状内壁1Mの半径方向に所定の
幅を有する環状の堤板4と、前記出力軸2の軸心部に形
成された潤滑油供給用油路2Aおよび前記ボス部3Cに近接
した位置において前記出力軸2の半径方向に形成されて
前記潤滑油供給用油路2Aに連通するとともに前記エクス
テンシヨンハウジング1内部に開口する小径油孔2Bと、
前記堤板4と前記ベアリング3の外側レース3Aとによ
り、前記出力軸2の回転に基く遠心力により前記小径油
孔2Bの開口より飛散する潤滑油を貯溜する油溜4Dを備え
たことを特徴とするものである。 また本発明において、前記小径油孔2Bより飛散してエク
ステンシヨンハウジング1の内壁に付着した潤滑油の油
滴を捕集して効率よく前記油滴4Dに貯溜させるために
は、前記ボス部1Cの鉛直方向上方位置に、前記エクステ
ンシヨンハウジング1の内壁と前記ボス部1Cの外周壁と
に連結されるリブ1Gを備え、前記ボス部1Cには前記リブ
1Gに隣接して、前記ボス部1Cに形成される第1の円筒状
内壁1Mの前記堤板4と前記ベアリング3の外側レース3A
との間の面に開口する油孔1Iが貫通形成されている構成
とすることができる。 また前記堤板4は、その外周縁に一体に形成した円筒状
係止部4Eを備え、該係止部4Eより前記ボス部1Cに形成さ
れる第1の円筒状内壁1Mに取付ける構成とすれば、その
取付けは容易となる。 なお上記本発明の構成に付記した符号は、本発明の理解
のために図面に示す実施例の符号を援用したものであつ
て、これにより本発明の構成を図示のとおりに限定する
ものではない。
本発明によれば、エクステンシヨンハウジングの変速機
より最も遠い端部において、該エクステンシヨンハウジ
ングに収容する車輌用変速機の出力軸に関して該エクス
テンシヨンハウジングの内方に向けて延びるボス部に形
成された出力軸取出孔には、ベアリングの外側レースの
外周面が当接されて支持される所定の半径を有する第1
の円筒状内壁と、該第1の円筒状内壁より小なる半径を
有してエクステンシヨンハウジングの前記出力軸に関し
軸方向外方に向けて開口する第2の円筒状内壁とが同心
的に形成され、両内壁は段部を介して接続されているか
ら、前記ベアリングは車輌用変速機ケースの組付時にエ
クステンシヨンハウジング内部から前記第1の円筒状内
壁と段部とを利用して出力軸取出孔内部に取付けること
ができ、出力軸をその内側レースにより支承する。 前記出力軸の軸心部に形成された潤滑油供給用油路に対
して出力軸の半径方向に連通する油路は、エクステンシ
ヨンハウジング内に開口しているので、出力軸が回転中
は潤滑油が小径油孔を介して潤滑油供給用油路から遠心
力により吸い出され、エクステンシヨンハウジング内に
油滴となつて飛散する。前記ベアリングの転動体はこの
飛散した油滴によつて潤滑される。 また前記ボス部に形成された前記第1の円筒状内壁の前
記ベアリングより前記出力軸の軸方向に関してエクステ
ンシヨンハウジングの内方位置に、環状の堤板をその外
周部で固定するとともに、該堤板には前記第1の円筒状
内壁の半径方向に所定の幅をもたせたから、該堤板と前
記ベアリングの外側レースとの間には、出力軸取出孔の
内部において、前記堤板とベアリングの外側レースの端
面とを前記出力軸の軸方向に関し軸方向の両端の端面と
し、底面を前記第1の円筒状内壁とする環状の凹状空所
が形成される。この凹状空所の存在により、前記遠心力
によつて飛散してベアリングの近傍に飛来した油滴は前
記凹状空所の両端の端面と底面により捕集され、前記凹
状空所の最低水準位置、即ち鉛直方向の最下部、に向け
て流下し、貯溜されることとなるので、ベアリングの外
側レースに接した油溜を形成する。そして該油溜に貯溜
される潤滑油の量は、前記堤板およびベアリングの外側
レースの半径方向の幅で定まるので、堤板の半径方向の
幅をベアリングの外側レースの半径方向の幅に等しいか
これよりやや大なる寸法の所定の幅としておくときに
は、車輌の停止時にベアリングの外側レースが油溜中の
潤滑油に浸漬される状態となる。従つて、車輌が発進し
て出力軸が回転を開始すれば、ベアリングの転動体は車
輌の振動等により外側レースの内部に流入する潤滑油を
かき上げ、遠心力によつてベアリング内に飛散させるか
ら、ベアリングの潤滑は効果的に行なわれる。 さらに前記ボス部の出力軸取出孔に形成された第2の円
筒状内壁は、出力軸または該出力軸を自在継手に連結す
る連結部材の外周面との間に挿入されるオイルシール等
の取付面を提供するから、エクステンシヨンハウジング
の変速機より最も遠い端部をコンパクトに形成して、か
つ軸受の潤滑を良好とすることができる。
より最も遠い端部において、該エクステンシヨンハウジ
ングに収容する車輌用変速機の出力軸に関して該エクス
テンシヨンハウジングの内方に向けて延びるボス部に形
成された出力軸取出孔には、ベアリングの外側レースの
外周面が当接されて支持される所定の半径を有する第1
の円筒状内壁と、該第1の円筒状内壁より小なる半径を
有してエクステンシヨンハウジングの前記出力軸に関し
軸方向外方に向けて開口する第2の円筒状内壁とが同心
的に形成され、両内壁は段部を介して接続されているか
ら、前記ベアリングは車輌用変速機ケースの組付時にエ
クステンシヨンハウジング内部から前記第1の円筒状内
壁と段部とを利用して出力軸取出孔内部に取付けること
ができ、出力軸をその内側レースにより支承する。 前記出力軸の軸心部に形成された潤滑油供給用油路に対
して出力軸の半径方向に連通する油路は、エクステンシ
ヨンハウジング内に開口しているので、出力軸が回転中
は潤滑油が小径油孔を介して潤滑油供給用油路から遠心
力により吸い出され、エクステンシヨンハウジング内に
油滴となつて飛散する。前記ベアリングの転動体はこの
飛散した油滴によつて潤滑される。 また前記ボス部に形成された前記第1の円筒状内壁の前
記ベアリングより前記出力軸の軸方向に関してエクステ
ンシヨンハウジングの内方位置に、環状の堤板をその外
周部で固定するとともに、該堤板には前記第1の円筒状
内壁の半径方向に所定の幅をもたせたから、該堤板と前
記ベアリングの外側レースとの間には、出力軸取出孔の
内部において、前記堤板とベアリングの外側レースの端
面とを前記出力軸の軸方向に関し軸方向の両端の端面と
し、底面を前記第1の円筒状内壁とする環状の凹状空所
が形成される。この凹状空所の存在により、前記遠心力
によつて飛散してベアリングの近傍に飛来した油滴は前
記凹状空所の両端の端面と底面により捕集され、前記凹
状空所の最低水準位置、即ち鉛直方向の最下部、に向け
て流下し、貯溜されることとなるので、ベアリングの外
側レースに接した油溜を形成する。そして該油溜に貯溜
される潤滑油の量は、前記堤板およびベアリングの外側
レースの半径方向の幅で定まるので、堤板の半径方向の
幅をベアリングの外側レースの半径方向の幅に等しいか
これよりやや大なる寸法の所定の幅としておくときに
は、車輌の停止時にベアリングの外側レースが油溜中の
潤滑油に浸漬される状態となる。従つて、車輌が発進し
て出力軸が回転を開始すれば、ベアリングの転動体は車
輌の振動等により外側レースの内部に流入する潤滑油を
かき上げ、遠心力によつてベアリング内に飛散させるか
ら、ベアリングの潤滑は効果的に行なわれる。 さらに前記ボス部の出力軸取出孔に形成された第2の円
筒状内壁は、出力軸または該出力軸を自在継手に連結す
る連結部材の外周面との間に挿入されるオイルシール等
の取付面を提供するから、エクステンシヨンハウジング
の変速機より最も遠い端部をコンパクトに形成して、か
つ軸受の潤滑を良好とすることができる。
第1図に本発明の一実施例を示す。車輌用変速機ケース
の出力軸がわ部分を構成するエクステンシヨンハウジン
グ1は、その変速機より最も遠い端部1Aにおいて、該エ
クステンシヨンハウジング1の内方に向けて延びるボス
部1Cが形成され、該ボス部1Cより変速機ケースの内部に
向けて開口するとともに、前記端部1Aよりエクステンシ
ヨンハウジング1の外部に向けて開口する出力軸取出孔
1Bが形成される。 該出力軸取出孔1Bは、前記ボス部1Cに開口する第1の円
筒状内壁1Mと、この第1の円筒状内壁1Mと段部1Eを介し
て同心的に接続され、前記端部1Aに開口する、第1の円
筒状内壁1Mの半径より小なる半径を有する第2の円筒状
内壁1Nとにより形成される。前記第1の円筒状内壁1Mの
半径は、ベアリング3の外側レース3Aの外周面が当接し
て支持される所定の寸法に定められ、前記ベアリング3
は、エクステンシヨンハウジング1の内部より出力軸取
出孔1Bに嵌入され、その外側レース3Aの外周面を前記第
1の円筒状内壁1Mに当接させ、その軸方向一端面を前記
段部1Eに当接させ、前記外側レース3Aの軸方向の他端面
を前記第1の円筒状内壁1Mに係止させたサークリツプ1F
により固定される。前記ベアリング3は前記外側レース
3Aと内側レース3Bとの間に、転動体としてベアリングボ
ール3Cを複数個備えた転動体型軸受であり、前記内側レ
ース3Bにより変速機の出力軸2を支承する。エクステン
シヨンハウジング1は、その変速機がわの端部を、ボル
ト1Dにより、第1図には図示しない車輌用変速機ケース
の隣接部に固定される。 前記ベアリング3の内側レース3Bにより支承されている
出力軸2には、その軸心部に、変速機側から形成されて
前記内側レース3Bにより支承される部分付近まで達する
潤滑油供給用油路2Aがその軸心部に形成され、一方出力
軸2には半径方向に一端が前記潤滑油供給用油路2Aに連
通する小径の油孔2Bが形成される。該小径油孔2Bは、前
記出力軸2の外周にスピードメータドリブンギヤ6Aに噛
合するスピード検出ギヤ6がスプライン嵌合されている
場合は、スピード検出ギヤ6に形成する油孔6Cまで延長
されて、エクステンシヨンハウジング1内に開口する。
従つて車輌の走行時に出力軸2が回転すると、遠心力に
より潤滑油供給用油路2A内の潤滑油が出力軸2の半径方
向に形成され、スピード検出ギヤ6の油孔6Cによりエク
ステンシヨンハウジング1内に開口する小径油孔2Bの開
口部よりエクステンシヨンハウジング1内に油滴となつ
て飛散せしめられ、ベアリング3に達してこれを潤滑す
る。 前記出力軸取出孔1Bの前記ボス部1Cにおいて変速機ケー
スの内部に向けて開口する第1の円筒状内壁1Mには、外
周縁に円筒状係止部4Eを一体に備えて断面をL字状に形
成された堤板4が、前記円筒状係止部4Eの外周面を前記
第1の円筒状内壁1Mに密嵌させ、かつ前記円筒状係止部
4Eの自由端を前記サークリツプ1Fに当接せしめて固定さ
れる。前記堤板4は、その出力軸2の回転中心軸(第1
の円筒状内壁の中心軸)に垂直な面内における幅が、前
記ベアリング3の外側レース3Aにおける前記出力軸2の
回転中心軸に垂直な面内における幅と同一寸法もしくは
やや大なる幅とされる。 前記堤板4の出力軸取出孔1Bへの固定により、該出力軸
取出孔1Bのエクステンシヨンハウジング1の内部に面す
る第1の円筒状内壁1Mの開口部に、前記堤板4とベアリ
ング3の外側レース3Aの端面とを軸方向の両端面とし、
堤板の円筒状係止部の内面を底面とする環状の凹状空所
が形成される。この凹状空所の軸方向両端面と底面と
は、前記小径油孔2Bより遠心力で飛散せしめられる潤滑
油の油滴の捕集に広い捕集面積を提供し、前記両端面お
よび底面に付着した油滴は重力により前記凹状空所の最
低水準位置、即ち鉛直方向において前記凹状空所の最も
低い位置、に流下し、貯溜せしめられる。これにより前
記凹状空所の最低水準位置に油溜4Dが常時形成されるこ
とになる。そして前記堤板4の出力軸2の回転中心軸に
垂直な面内における軸が、前記ベアリング3の外側レー
ス3Aの出力軸の回転中心軸に垂直な面内における幅と同
寸法またはこれよりやや大としたときは、車輌の停止時
における油溜4D内に貯溜されている潤滑油の水準が、転
動体型軸受であるベアリング3のベアリングボール3Cの
最低水準位置に達する深さを保証することとなるので、
車輌が長時間停止して、該停止の間に潤滑油の飛散がな
かつた場合においても、車輌が発進して出力軸2が回転
しはじめれば、ベアリングボール3Cは直ちにその最低水
準位置にある潤滑油をかき上げ、出力軸2の回転とベア
リング3の回転とによつて潤滑油を飛散させ、該ベアリ
ング3自身を潤滑することとなるので、ベアリング3の
潤滑に潤滑油の供給不足を生ずるおそれをなくしたもの
である。 出力軸2の潤滑油供給用油路2Aに半径方向に連通する小
径油孔2Bのエクステンシヨンハウジング1内への開口部
である油孔6Cの位置は、出力軸2の軸方向に関して、エ
クステンシヨンハウジング1の端部1Aにおいてエクステ
ンシヨンハウジング1の内方に向けて延びるボス部1Cに
可及的に近い位置とすることが、前記小径油孔2Bより遠
心力で飛散する潤滑油の油滴によるベアリング3の潤滑
および堤板4とベアリング3の外側レース3Bとにより形
成される油溜4D内への貯溜に有利である。第1図に示す
実施例は、前記小径油孔2Bのエクステンシヨンハウジン
グ1内への開口部に相当する油孔6Cを、出力軸2の軸方
向に関して堤板4とベアリング3との間に位置させたも
ので、これにより遠心力により前記小径油孔2Bより噴出
された潤滑油は、堤板4とベアリング3の外側レース3A
との間に形成された環状の凹状空所内に直接噴出せしめ
られるから、ベアリング3の潤滑および油溜4Dの潤滑油
貯溜に極めて有利である。 エクステンシヨンハウジング1の端部1Aに形成した出力
軸取出孔1Bにベアリング3により支承されている出力軸
2の端部には、連結部材5がスプライン部5Aを内壁部に
形成した円筒状の出力軸連通部5Cによりスプライン結合
され、出力軸2の後端部に螺合したナツト5Fによりワツ
シヤ5Eを介して固定される。連結部材5の円筒状の出力
軸連結部5Cより後側は段部5Bを境界として半径方向外方
に拡大され、後端に円板状の自在継手連結部5Dが同心的
に形成され、該連結部5Dにより自在継手を介して推進軸
と連結される。 エクステンシヨンハウジング1の端部1Aに形成した出力
軸取出孔1Bの第2の円筒状内壁1Nには、リング状のオイ
ルシール5Gがその外周面で取り付けられ、該オイルシー
ル5Gの内周面は前記連結部材5の出力軸連結部5Cの円筒
状外周面に接し、ベアリング3を潤滑し該ベアリング3
のベアリングボール3Cの回転により飛散された潤滑油の
油滴を捕集してエクステンシヨンハウジング1の外部へ
の漏洩を阻止し、かつ捕集した潤滑油によつてオイルシ
ール5Gと連結部材5との摺動面を潤滑する。連結部材5
の段部5Bには環状のダストカバー5Hがその内周縁で固定
され、外周縁は端部1Aの外周縁上に延びて、外部雰囲気
中の雨水や粉塵等の出力軸取出孔1B内への侵入を阻止す
る。 なお出力軸2の小径油孔2Bからエクステンシヨンハウジ
ング1内に飛散される潤滑油は、スピード検出ギヤ6、
スピードメータドリブンギヤ6Aの潤滑にも用いられる。 第2図に本発明の他の実施例を示す。本実施例は、第1
図に示す実施例と比較すると、出力軸2の軸心に形成し
た潤滑油供給用油路2Aに半径方向に連通する小径油孔2C
がスピード検出ギヤ6より変速機側に位置する点におい
て異なつているほかは、ベアリング3、堤板4およびオ
イルシール5Gのエクステンシヨンハウジング1に対する
取付け、ならびに出力軸2への連結部材5の取付けは前
記実施例と同一であるので、同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。 第2図に示す実施例においては、前記小径油孔2Cのエク
ステンシヨンハウジング1内への開口部が、ボス部1Cの
近傍ではあるが、該ボス部1Cより出力軸2の軸方向に若
干距離隔たつた位置の出力軸2の外周面上にある。エク
ステンシヨンハウジング1内の空気は飛散した潤滑油の
油滴とともに、出力軸2の回転に伴つて出力軸2の周り
を回転し、かつ撹拌されているから、潤滑油の油滴によ
るベアリング3の潤滑は支承ないが、堤板4による油溜
内への潤滑油の貯溜は第1図に示す実施例と比較すると
少ない。そこで本実施例においては、エクステンシヨン
ハウジング1内において端部1Aより突出せしめられてい
る前記ボス部1Cの鉛直上方位置に、前記エクステンシヨ
ンハウジング1の内壁と上記ボス部1Cの外周壁とに連結
される板状のリブ1Gを複数個、エクステンシヨンハウジ
ング1と一体的に形成する。前記リブ1Gは変速機側の前
端縁部をエクステンシヨンハウジング1の内壁面から前
記ボス部1Cの外周壁に向かつて下方に傾斜する傾斜先端
部1Hに形成され、該傾斜先端部1Hがボス部1Cの外周壁と
接する部分のリブ1Gに接する位置であつて、かつ前記出
力軸取出孔1Bの第1の円筒状内壁1Mの軸方向に関して
は、前記堤板4とベアリング3の外側レース3Aの端面と
の間に相当する位置に、前記ボス部1Cの外周壁から前記
第1の円筒状内壁1Mに開口する油穴1Iが穿設形成され
る。該油穴1Iが堤板4の円筒状係止部4Eにより閉塞され
るときは、該円筒状係止部4Eの油穴1Iと対応する位置に
油孔4Aを形成する。前記油穴1I,4Aは、孔を穿孔するに
代えて、それぞれボス部1Cの端縁または堤板4の円筒状
係止部4Eの自由端縁を切り欠いた切欠部としても差支え
ない。 上記構成によるときは、出力軸2の回転に伴う遠心力に
より小径油孔2Cから噴出される潤滑油の油滴が、変速機
ケースおよびその出力軸側を構成するエクステンシヨン
ハウジング1の内壁にも付着するが、前記内壁に付着し
た油滴は前記リブ1Gの側面、特に前記傾斜先端部1Hの壁
面を伝わつてボス部1Cの外周壁に流下し、前記ボス部1C
に形成した油穴1Iおよび堤板4の円筒状係止部4Eに形成
した油孔4Aとからなる油路4B、ならびに堤板4の円筒状
係止部4Eまたは第1の円筒状内壁面1Mを伝わつて、堤板
4とベアリング3の外側レース3Aとの間に形成された環
状の凹状空所の下部の油溜4Dに貯溜される。また前記リ
ブGは、エクステンシヨンハウジング1の端部1Aにおけ
るボス部1Cの周りの強度を補強するためにも役立つ。 以上説明した各実施例においては、出力軸2の軸心に形
成した潤滑油供給用油路2Aの上流端は、変速機の機構中
の潤滑油が豊富に供給される位置に開口せしめる。潤滑
油は小径油孔2B,2Cより遠心力により噴出せしめられ、
これにより潤滑油供給用油路2Aには潤滑油が吸引され
る。また車輌用変速機が自動変速機である場合、潤滑油
供給用油路の上流端を自動変速機の油圧制御回路の油圧
源(ポンプの吐出側)に連通せしめると、油圧源の圧力
が潤滑油の小径油孔2B,2Cからの噴出に利用できる。ま
たベアリング3は図示のボールベアリングに限らず、転
動体を備えた任意の転動体型軸受とすることができる。 第3図は本発明の第1図に示した実施例を用いた4輪駆
動自動変速機のトランスフアであつて、2は前記実施例
の出力軸に相当する内部に油路2Aを設けたトランスフア
の第1出力軸、7は図示しない歯車変速装置の後部(第
3図左方)に連結されたトランスフア、8は歯車変速装
置の出力軸であると共にトランスフア7の入力軸で、内
部に油路8Aを設けている。9は入力軸8に固着されたス
ピードセンサロータ、10はプラネタリギアセツトであ
り、入力軸8の後部にスプライン嵌合されたサンギヤ1
1、該サンギヤ11と歯合するプラネタリピニオンギヤ1
2、該プラネタリピニオンギア12と噛合するリングギヤ1
3、および該プラネタリピニオンギヤ12を回転自在に保
持すると共に前記トランスフア7の第1出力軸2の先端
に連結されたキヤリア14からなる。15はリングギア13を
トランスフアケース16に係合するための摩擦ブレーキ、
17はトランスフアケース16内に形成されたサポート18と
該サポート18内に装着されたピストン19とで構成される
ブレーキ15の油圧サーボである。20はキャリア14に連結
されたシリンダ21と該シリンダ21内に装着されたピスト
ン22とで構成される油圧サーボ23により作動される摩擦
クラツチであり、プラネタリギアセツト10の歯車変速装
置側に配置され、サンギア11とキヤリア14との断続を行
なうものである。24はキヤリア14に連結した第1出力軸
2と後記するトランスフア7の他方の出力軸を駆動する
ためのリンク機構の一方のスプロケツト25に連結したス
リーブ26とを断続するための摩擦クラツチ、27は第1出
力軸2にスプライン嵌合されたシリンダ30と該シリンダ
30内に装着されたピストン31とで構成される油圧サーボ
である。32は前記第1出力軸2と平行的に配されたトラ
ンスフア7の第2出力軸、33はスリーブ26とスプライン
嵌合されたスプロケツト25、第2出力軸32に形成された
スプロケツト34およびこれらのスプロケツト間に張設さ
れたチエーン35からなるリンク機構である。エクステン
シヨンハウジング1はボルト1Dによりトランスフアケー
ス29に連結固定され、第1出力軸2は、エクステンシヨ
ンハウジング1の内部に延在せしめた円筒状のボス部1C
に形成した出力軸取出孔1Bにベアリング3を介して回転
自在に保持されている。 以上の構成において本発明の円筒状係止部4Eを備えて断
面をL字状とした環状の堤板4とベアリング3の外側レ
ース3Aとにより環状の凹所に形成されて潤滑油が貯溜さ
れる油溜4Dへの潤滑油の供給は次のようになされてい
る。図示しない前方車両用エンジンの出力によりエンジ
ン出力軸が回転し、エンジン出力軸の回転が前方の自動
変速機の歯車変速装置の出力軸を回転させ、歯車変速装
置の出力軸の回転がトランスフア7の入力軸8を回転さ
せ、プラネタリギアセツト10の介入によりトランフア7
の第1出力軸2が回転する。上記一連の回転は歯車変速
装置に並設したオイルポンプを回転させ、該歯車変速装
置下部に設けられたオイルパン内のオイルをオイルポン
プでオイルストレーナを介して吸引して油圧弁回路へ導
き、油圧弁回路より各部へオイルが供給され、その一部
のオイルが潤滑油路へ導通され、入力軸8の油路8Aおよ
び第1出力軸2の潤滑油供給用通路2Aへと導かれる。第
1出力軸2の潤滑油供給用油路2A内に導かれた潤滑油は
油圧と回転する軸の遠心力とにより潤滑油供給用油路2A
内の半径方向に設けられた小径油孔2Bから噴出し、前記
油溜4Dへ強制的に供給され、油溜4Dに供給された潤滑油
は連続して隣接のベアリング3を潤滑し、他の部材をも
潤滑する。 上記第3図では本発明の出力軸軸受の潤滑装置を4輪駆
動自動変速機のトランスフアに適用した具体例を示した
が、他の車両の発進時や変速時にエンジンから駆動系へ
動力の伝達を断続するクラツチと、クラツチからの入力
と車輪へ出力を伝える出力軸がパイロツトベアリングに
よつて同軸であつて相対回転できるように支持され、こ
の軸と平行に副軸が配置され、入力軸と副軸、副軸と出
力軸の間で歯車により数段階の回転比が得られる動力伝
達部品と、この動力伝達部品を運転者の操作で変速比を
切り換える変速制御部品と、これらを覆うケースとから
なる手動変速機のエクステンシヨンハウジングにおける
出力軸軸受の潤滑装置に本発明装置を適用しても良く、
またはエンジン出力軸に直接取付けられた3要素1段2
相トルクコンバータと、トルクコンバータのタービン羽
根車の回転を入力とする遊星歯車列、油圧式多板クラツ
チ、ブレーキからなる補助変速装置と、この補助変速装
置を制御する油圧制御装置と、これらを覆うケースから
なる自動変速機のエクステンシヨンハウジングにおける
出力軸軸受の潤滑装置に本発明装置を適用しても良く、
あるいは上記手動変速機または上記自動変速機を歯車変
速装置とする4輪駆動車のトランスフアのエクステンシ
ヨンハウジングにおける出力軸軸受の潤滑装置に本発明
装置を適用するなどの他の形式の異なる車両用変速機に
おける出力軸軸受の潤滑装置に用いられることはいうま
でもない。
の出力軸がわ部分を構成するエクステンシヨンハウジン
グ1は、その変速機より最も遠い端部1Aにおいて、該エ
クステンシヨンハウジング1の内方に向けて延びるボス
部1Cが形成され、該ボス部1Cより変速機ケースの内部に
向けて開口するとともに、前記端部1Aよりエクステンシ
ヨンハウジング1の外部に向けて開口する出力軸取出孔
1Bが形成される。 該出力軸取出孔1Bは、前記ボス部1Cに開口する第1の円
筒状内壁1Mと、この第1の円筒状内壁1Mと段部1Eを介し
て同心的に接続され、前記端部1Aに開口する、第1の円
筒状内壁1Mの半径より小なる半径を有する第2の円筒状
内壁1Nとにより形成される。前記第1の円筒状内壁1Mの
半径は、ベアリング3の外側レース3Aの外周面が当接し
て支持される所定の寸法に定められ、前記ベアリング3
は、エクステンシヨンハウジング1の内部より出力軸取
出孔1Bに嵌入され、その外側レース3Aの外周面を前記第
1の円筒状内壁1Mに当接させ、その軸方向一端面を前記
段部1Eに当接させ、前記外側レース3Aの軸方向の他端面
を前記第1の円筒状内壁1Mに係止させたサークリツプ1F
により固定される。前記ベアリング3は前記外側レース
3Aと内側レース3Bとの間に、転動体としてベアリングボ
ール3Cを複数個備えた転動体型軸受であり、前記内側レ
ース3Bにより変速機の出力軸2を支承する。エクステン
シヨンハウジング1は、その変速機がわの端部を、ボル
ト1Dにより、第1図には図示しない車輌用変速機ケース
の隣接部に固定される。 前記ベアリング3の内側レース3Bにより支承されている
出力軸2には、その軸心部に、変速機側から形成されて
前記内側レース3Bにより支承される部分付近まで達する
潤滑油供給用油路2Aがその軸心部に形成され、一方出力
軸2には半径方向に一端が前記潤滑油供給用油路2Aに連
通する小径の油孔2Bが形成される。該小径油孔2Bは、前
記出力軸2の外周にスピードメータドリブンギヤ6Aに噛
合するスピード検出ギヤ6がスプライン嵌合されている
場合は、スピード検出ギヤ6に形成する油孔6Cまで延長
されて、エクステンシヨンハウジング1内に開口する。
従つて車輌の走行時に出力軸2が回転すると、遠心力に
より潤滑油供給用油路2A内の潤滑油が出力軸2の半径方
向に形成され、スピード検出ギヤ6の油孔6Cによりエク
ステンシヨンハウジング1内に開口する小径油孔2Bの開
口部よりエクステンシヨンハウジング1内に油滴となつ
て飛散せしめられ、ベアリング3に達してこれを潤滑す
る。 前記出力軸取出孔1Bの前記ボス部1Cにおいて変速機ケー
スの内部に向けて開口する第1の円筒状内壁1Mには、外
周縁に円筒状係止部4Eを一体に備えて断面をL字状に形
成された堤板4が、前記円筒状係止部4Eの外周面を前記
第1の円筒状内壁1Mに密嵌させ、かつ前記円筒状係止部
4Eの自由端を前記サークリツプ1Fに当接せしめて固定さ
れる。前記堤板4は、その出力軸2の回転中心軸(第1
の円筒状内壁の中心軸)に垂直な面内における幅が、前
記ベアリング3の外側レース3Aにおける前記出力軸2の
回転中心軸に垂直な面内における幅と同一寸法もしくは
やや大なる幅とされる。 前記堤板4の出力軸取出孔1Bへの固定により、該出力軸
取出孔1Bのエクステンシヨンハウジング1の内部に面す
る第1の円筒状内壁1Mの開口部に、前記堤板4とベアリ
ング3の外側レース3Aの端面とを軸方向の両端面とし、
堤板の円筒状係止部の内面を底面とする環状の凹状空所
が形成される。この凹状空所の軸方向両端面と底面と
は、前記小径油孔2Bより遠心力で飛散せしめられる潤滑
油の油滴の捕集に広い捕集面積を提供し、前記両端面お
よび底面に付着した油滴は重力により前記凹状空所の最
低水準位置、即ち鉛直方向において前記凹状空所の最も
低い位置、に流下し、貯溜せしめられる。これにより前
記凹状空所の最低水準位置に油溜4Dが常時形成されるこ
とになる。そして前記堤板4の出力軸2の回転中心軸に
垂直な面内における軸が、前記ベアリング3の外側レー
ス3Aの出力軸の回転中心軸に垂直な面内における幅と同
寸法またはこれよりやや大としたときは、車輌の停止時
における油溜4D内に貯溜されている潤滑油の水準が、転
動体型軸受であるベアリング3のベアリングボール3Cの
最低水準位置に達する深さを保証することとなるので、
車輌が長時間停止して、該停止の間に潤滑油の飛散がな
かつた場合においても、車輌が発進して出力軸2が回転
しはじめれば、ベアリングボール3Cは直ちにその最低水
準位置にある潤滑油をかき上げ、出力軸2の回転とベア
リング3の回転とによつて潤滑油を飛散させ、該ベアリ
ング3自身を潤滑することとなるので、ベアリング3の
潤滑に潤滑油の供給不足を生ずるおそれをなくしたもの
である。 出力軸2の潤滑油供給用油路2Aに半径方向に連通する小
径油孔2Bのエクステンシヨンハウジング1内への開口部
である油孔6Cの位置は、出力軸2の軸方向に関して、エ
クステンシヨンハウジング1の端部1Aにおいてエクステ
ンシヨンハウジング1の内方に向けて延びるボス部1Cに
可及的に近い位置とすることが、前記小径油孔2Bより遠
心力で飛散する潤滑油の油滴によるベアリング3の潤滑
および堤板4とベアリング3の外側レース3Bとにより形
成される油溜4D内への貯溜に有利である。第1図に示す
実施例は、前記小径油孔2Bのエクステンシヨンハウジン
グ1内への開口部に相当する油孔6Cを、出力軸2の軸方
向に関して堤板4とベアリング3との間に位置させたも
ので、これにより遠心力により前記小径油孔2Bより噴出
された潤滑油は、堤板4とベアリング3の外側レース3A
との間に形成された環状の凹状空所内に直接噴出せしめ
られるから、ベアリング3の潤滑および油溜4Dの潤滑油
貯溜に極めて有利である。 エクステンシヨンハウジング1の端部1Aに形成した出力
軸取出孔1Bにベアリング3により支承されている出力軸
2の端部には、連結部材5がスプライン部5Aを内壁部に
形成した円筒状の出力軸連通部5Cによりスプライン結合
され、出力軸2の後端部に螺合したナツト5Fによりワツ
シヤ5Eを介して固定される。連結部材5の円筒状の出力
軸連結部5Cより後側は段部5Bを境界として半径方向外方
に拡大され、後端に円板状の自在継手連結部5Dが同心的
に形成され、該連結部5Dにより自在継手を介して推進軸
と連結される。 エクステンシヨンハウジング1の端部1Aに形成した出力
軸取出孔1Bの第2の円筒状内壁1Nには、リング状のオイ
ルシール5Gがその外周面で取り付けられ、該オイルシー
ル5Gの内周面は前記連結部材5の出力軸連結部5Cの円筒
状外周面に接し、ベアリング3を潤滑し該ベアリング3
のベアリングボール3Cの回転により飛散された潤滑油の
油滴を捕集してエクステンシヨンハウジング1の外部へ
の漏洩を阻止し、かつ捕集した潤滑油によつてオイルシ
ール5Gと連結部材5との摺動面を潤滑する。連結部材5
の段部5Bには環状のダストカバー5Hがその内周縁で固定
され、外周縁は端部1Aの外周縁上に延びて、外部雰囲気
中の雨水や粉塵等の出力軸取出孔1B内への侵入を阻止す
る。 なお出力軸2の小径油孔2Bからエクステンシヨンハウジ
ング1内に飛散される潤滑油は、スピード検出ギヤ6、
スピードメータドリブンギヤ6Aの潤滑にも用いられる。 第2図に本発明の他の実施例を示す。本実施例は、第1
図に示す実施例と比較すると、出力軸2の軸心に形成し
た潤滑油供給用油路2Aに半径方向に連通する小径油孔2C
がスピード検出ギヤ6より変速機側に位置する点におい
て異なつているほかは、ベアリング3、堤板4およびオ
イルシール5Gのエクステンシヨンハウジング1に対する
取付け、ならびに出力軸2への連結部材5の取付けは前
記実施例と同一であるので、同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。 第2図に示す実施例においては、前記小径油孔2Cのエク
ステンシヨンハウジング1内への開口部が、ボス部1Cの
近傍ではあるが、該ボス部1Cより出力軸2の軸方向に若
干距離隔たつた位置の出力軸2の外周面上にある。エク
ステンシヨンハウジング1内の空気は飛散した潤滑油の
油滴とともに、出力軸2の回転に伴つて出力軸2の周り
を回転し、かつ撹拌されているから、潤滑油の油滴によ
るベアリング3の潤滑は支承ないが、堤板4による油溜
内への潤滑油の貯溜は第1図に示す実施例と比較すると
少ない。そこで本実施例においては、エクステンシヨン
ハウジング1内において端部1Aより突出せしめられてい
る前記ボス部1Cの鉛直上方位置に、前記エクステンシヨ
ンハウジング1の内壁と上記ボス部1Cの外周壁とに連結
される板状のリブ1Gを複数個、エクステンシヨンハウジ
ング1と一体的に形成する。前記リブ1Gは変速機側の前
端縁部をエクステンシヨンハウジング1の内壁面から前
記ボス部1Cの外周壁に向かつて下方に傾斜する傾斜先端
部1Hに形成され、該傾斜先端部1Hがボス部1Cの外周壁と
接する部分のリブ1Gに接する位置であつて、かつ前記出
力軸取出孔1Bの第1の円筒状内壁1Mの軸方向に関して
は、前記堤板4とベアリング3の外側レース3Aの端面と
の間に相当する位置に、前記ボス部1Cの外周壁から前記
第1の円筒状内壁1Mに開口する油穴1Iが穿設形成され
る。該油穴1Iが堤板4の円筒状係止部4Eにより閉塞され
るときは、該円筒状係止部4Eの油穴1Iと対応する位置に
油孔4Aを形成する。前記油穴1I,4Aは、孔を穿孔するに
代えて、それぞれボス部1Cの端縁または堤板4の円筒状
係止部4Eの自由端縁を切り欠いた切欠部としても差支え
ない。 上記構成によるときは、出力軸2の回転に伴う遠心力に
より小径油孔2Cから噴出される潤滑油の油滴が、変速機
ケースおよびその出力軸側を構成するエクステンシヨン
ハウジング1の内壁にも付着するが、前記内壁に付着し
た油滴は前記リブ1Gの側面、特に前記傾斜先端部1Hの壁
面を伝わつてボス部1Cの外周壁に流下し、前記ボス部1C
に形成した油穴1Iおよび堤板4の円筒状係止部4Eに形成
した油孔4Aとからなる油路4B、ならびに堤板4の円筒状
係止部4Eまたは第1の円筒状内壁面1Mを伝わつて、堤板
4とベアリング3の外側レース3Aとの間に形成された環
状の凹状空所の下部の油溜4Dに貯溜される。また前記リ
ブGは、エクステンシヨンハウジング1の端部1Aにおけ
るボス部1Cの周りの強度を補強するためにも役立つ。 以上説明した各実施例においては、出力軸2の軸心に形
成した潤滑油供給用油路2Aの上流端は、変速機の機構中
の潤滑油が豊富に供給される位置に開口せしめる。潤滑
油は小径油孔2B,2Cより遠心力により噴出せしめられ、
これにより潤滑油供給用油路2Aには潤滑油が吸引され
る。また車輌用変速機が自動変速機である場合、潤滑油
供給用油路の上流端を自動変速機の油圧制御回路の油圧
源(ポンプの吐出側)に連通せしめると、油圧源の圧力
が潤滑油の小径油孔2B,2Cからの噴出に利用できる。ま
たベアリング3は図示のボールベアリングに限らず、転
動体を備えた任意の転動体型軸受とすることができる。 第3図は本発明の第1図に示した実施例を用いた4輪駆
動自動変速機のトランスフアであつて、2は前記実施例
の出力軸に相当する内部に油路2Aを設けたトランスフア
の第1出力軸、7は図示しない歯車変速装置の後部(第
3図左方)に連結されたトランスフア、8は歯車変速装
置の出力軸であると共にトランスフア7の入力軸で、内
部に油路8Aを設けている。9は入力軸8に固着されたス
ピードセンサロータ、10はプラネタリギアセツトであ
り、入力軸8の後部にスプライン嵌合されたサンギヤ1
1、該サンギヤ11と歯合するプラネタリピニオンギヤ1
2、該プラネタリピニオンギア12と噛合するリングギヤ1
3、および該プラネタリピニオンギヤ12を回転自在に保
持すると共に前記トランスフア7の第1出力軸2の先端
に連結されたキヤリア14からなる。15はリングギア13を
トランスフアケース16に係合するための摩擦ブレーキ、
17はトランスフアケース16内に形成されたサポート18と
該サポート18内に装着されたピストン19とで構成される
ブレーキ15の油圧サーボである。20はキャリア14に連結
されたシリンダ21と該シリンダ21内に装着されたピスト
ン22とで構成される油圧サーボ23により作動される摩擦
クラツチであり、プラネタリギアセツト10の歯車変速装
置側に配置され、サンギア11とキヤリア14との断続を行
なうものである。24はキヤリア14に連結した第1出力軸
2と後記するトランスフア7の他方の出力軸を駆動する
ためのリンク機構の一方のスプロケツト25に連結したス
リーブ26とを断続するための摩擦クラツチ、27は第1出
力軸2にスプライン嵌合されたシリンダ30と該シリンダ
30内に装着されたピストン31とで構成される油圧サーボ
である。32は前記第1出力軸2と平行的に配されたトラ
ンスフア7の第2出力軸、33はスリーブ26とスプライン
嵌合されたスプロケツト25、第2出力軸32に形成された
スプロケツト34およびこれらのスプロケツト間に張設さ
れたチエーン35からなるリンク機構である。エクステン
シヨンハウジング1はボルト1Dによりトランスフアケー
ス29に連結固定され、第1出力軸2は、エクステンシヨ
ンハウジング1の内部に延在せしめた円筒状のボス部1C
に形成した出力軸取出孔1Bにベアリング3を介して回転
自在に保持されている。 以上の構成において本発明の円筒状係止部4Eを備えて断
面をL字状とした環状の堤板4とベアリング3の外側レ
ース3Aとにより環状の凹所に形成されて潤滑油が貯溜さ
れる油溜4Dへの潤滑油の供給は次のようになされてい
る。図示しない前方車両用エンジンの出力によりエンジ
ン出力軸が回転し、エンジン出力軸の回転が前方の自動
変速機の歯車変速装置の出力軸を回転させ、歯車変速装
置の出力軸の回転がトランスフア7の入力軸8を回転さ
せ、プラネタリギアセツト10の介入によりトランフア7
の第1出力軸2が回転する。上記一連の回転は歯車変速
装置に並設したオイルポンプを回転させ、該歯車変速装
置下部に設けられたオイルパン内のオイルをオイルポン
プでオイルストレーナを介して吸引して油圧弁回路へ導
き、油圧弁回路より各部へオイルが供給され、その一部
のオイルが潤滑油路へ導通され、入力軸8の油路8Aおよ
び第1出力軸2の潤滑油供給用通路2Aへと導かれる。第
1出力軸2の潤滑油供給用油路2A内に導かれた潤滑油は
油圧と回転する軸の遠心力とにより潤滑油供給用油路2A
内の半径方向に設けられた小径油孔2Bから噴出し、前記
油溜4Dへ強制的に供給され、油溜4Dに供給された潤滑油
は連続して隣接のベアリング3を潤滑し、他の部材をも
潤滑する。 上記第3図では本発明の出力軸軸受の潤滑装置を4輪駆
動自動変速機のトランスフアに適用した具体例を示した
が、他の車両の発進時や変速時にエンジンから駆動系へ
動力の伝達を断続するクラツチと、クラツチからの入力
と車輪へ出力を伝える出力軸がパイロツトベアリングに
よつて同軸であつて相対回転できるように支持され、こ
の軸と平行に副軸が配置され、入力軸と副軸、副軸と出
力軸の間で歯車により数段階の回転比が得られる動力伝
達部品と、この動力伝達部品を運転者の操作で変速比を
切り換える変速制御部品と、これらを覆うケースとから
なる手動変速機のエクステンシヨンハウジングにおける
出力軸軸受の潤滑装置に本発明装置を適用しても良く、
またはエンジン出力軸に直接取付けられた3要素1段2
相トルクコンバータと、トルクコンバータのタービン羽
根車の回転を入力とする遊星歯車列、油圧式多板クラツ
チ、ブレーキからなる補助変速装置と、この補助変速装
置を制御する油圧制御装置と、これらを覆うケースから
なる自動変速機のエクステンシヨンハウジングにおける
出力軸軸受の潤滑装置に本発明装置を適用しても良く、
あるいは上記手動変速機または上記自動変速機を歯車変
速装置とする4輪駆動車のトランスフアのエクステンシ
ヨンハウジングにおける出力軸軸受の潤滑装置に本発明
装置を適用するなどの他の形式の異なる車両用変速機に
おける出力軸軸受の潤滑装置に用いられることはいうま
でもない。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は本発明の
他の実施例の断面図、第3図は第1図に示す実施例を4
輪駆動自動変速機のトランスフアに用いた具体例を示す
断面図である。 図中 1……エクステンシヨンハウジング 1B……出力軸取出孔、1C……ボス部 1E……段部、1G……リブ、1I……油孔 1M……第1の円筒状内壁 1N……第2の円筒状内壁、2……出力軸 2A……潤滑油供給用油路 2B,2C……小径油孔 3……ベアリング 3A……外側レース、3B……内側レース 3C……転動体、4……堤板 4D……油溜、4E……円筒状係止部
他の実施例の断面図、第3図は第1図に示す実施例を4
輪駆動自動変速機のトランスフアに用いた具体例を示す
断面図である。 図中 1……エクステンシヨンハウジング 1B……出力軸取出孔、1C……ボス部 1E……段部、1G……リブ、1I……油孔 1M……第1の円筒状内壁 1N……第2の円筒状内壁、2……出力軸 2A……潤滑油供給用油路 2B,2C……小径油孔 3……ベアリング 3A……外側レース、3B……内側レース 3C……転動体、4……堤板 4D……油溜、4E……円筒状係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多賀 豊 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中村 信也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−173745(JP,U) 実公 昭55−12592(JP,Y2)
Claims (4)
- 【請求項1】車輌用変速機ケースと、該ケースに連設し
て設けられて車輌用変速機の出力軸を収容するエクステ
ンシヨンハウジングと、 該エクステンシヨンハウジングの前記出力軸の軸方向に
関して前記車輌用変速機より最も遠い端部において、前
記出力軸に関して軸方向内方に向けて延びるボス部に形
成され、前記エクステンシヨンハウジングの前記出力軸
に関し軸方向内方に向けて開口する所定の半径を有する
第1の円筒状内壁と、該第1の円筒状内壁と段部を介し
て同心的に接続され、前記エクステンシヨンハウジング
の前記出力軸に関し軸方向外方に向けて開口する、前記
第1の円筒状内壁より小なる半径を有する第2の円筒状
内壁とを備える出力軸取出孔と、 前記ボス部に形成された第1の円筒状内壁と前記段部と
に、外側レースの外周面と軸方向一端面とをそれぞれ当
接させ、転動体を介して前記外側レースに組付けられた
内側レースにより前記出力軸を支承するベアリングと、 前記ボス部に形成された第1の円筒状内壁の前記ベアリ
ングより前記エクステンシヨンハウジングの前記出力軸
に関し軸方向内方位置にその外周部を固定され、前記第
1の円筒状内壁の半径方向に所定の幅を有する環状の堤
板と、 前記出力軸の軸心部に形成された潤滑油供給用油路およ
び前記ボス部に近接した位置において前記出力軸の半径
方向に形成されて前記潤滑油供給用油路に連通するとと
もに前記エクステンシヨンハウジング内に開口する小径
油孔と、 前記堤板と前記ベアリングの外側レースとにより、前記
出力軸の回転に基く遠心力により前記小径油孔の開口よ
り飛散する潤滑油を貯溜する油溜を備えたことを特徴と
する車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置。 - 【請求項2】前記小径油孔は、前記出力軸の軸方向にお
いて、前記堤板と前記ベアリングの内側レースとの間に
形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置。 - 【請求項3】前記ボス部の鉛直方向上方位置には、前記
エクステンシヨンハウジングの内壁と前記ボス部の外周
壁とに連結されるリブを備え、前記ボス部には前記リブ
に隣接して、前記ボス部に形成される第1の円筒状内壁
の前記堤板と前記ベアリングの外側レースとの間の面に
開口する油穴が貫通形成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の車輌用変速機における出力
軸軸受の潤滑装置。 - 【請求項4】前記堤板は、その外周縁に一体に形成した
円筒状係止部を備え、該係止部により前記ボス部に形成
される第1の円筒状内壁に取付けられることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第3項の何れかに記載の
車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58214650A JPH0689838B2 (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | 車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58214650A JPH0689838B2 (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | 車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109663A JPS60109663A (ja) | 1985-06-15 |
| JPH0689838B2 true JPH0689838B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16659274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58214650A Expired - Lifetime JPH0689838B2 (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | 車輌用変速機における出力軸軸受の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689838B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62153458U (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | ||
| JPS63160466U (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-20 | ||
| CN103307259B (zh) * | 2013-06-04 | 2016-01-20 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种新型轮边调整定位结构 |
| DE102016214592A1 (de) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | Zf Friedrichshafen Ag | Getriebe sowie Kraftfahrzeug |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512592U (ja) * | 1978-07-13 | 1980-01-26 | ||
| JPS6014038Y2 (ja) * | 1979-05-31 | 1985-05-04 | アイシン・ワ−ナ−株式会社 | 油路付回転軸 |
-
1983
- 1983-11-14 JP JP58214650A patent/JPH0689838B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109663A (ja) | 1985-06-15 |
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